JP2014188945A - 付箋紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさ、形状および色(透明を含む)の構成を自由に選択できる付箋紙を提供する。
【解決手段】本体1は、書き込み層部2、透光性部3、および別の書き込み層部2を1枚ずつ重ね、それを一定間隔に従って縦横に切断線4を設けたものである。最外層は色つきの紙または透光性フィルムで構成されいずれも書き込みが可能な書き込み層部2である。その内側に弱い接着剤からなる粘着層部3aを介して、中央部は透光性芯体層部3bとなっている。この断面を貫くように、切断線4が加工されており、この切断線4に沿って全体を切り離すこと、あるいは各層毎に切り剥がすことも可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、用途により、大きさ、形状および色の構成を自由に選択できる付箋紙に関する。
付箋紙は、使用頻度が高く、また様々な使用形態として用いられている特徴がある。例として、幅の狭い短冊型の付箋紙は、本のしおりやなんらかのチェックを表す目印などとして使用されている。また、幅の広い正方形型の付箋紙は、ブレインストーミングやメモ書きなどとして使われることが多い。そして、付箋紙の色を目的に応じて区別することにより、作業効率の向上を図る例もある。
このように、付箋紙の応用力の高さから、近年では販売されている付箋紙の種類も豊富になり、ある目的に特化した工夫が施されている付箋紙も数多く商品化されている。例えば、本に目印として貼付する付箋紙は、本に印刷されている文字が付箋紙によって隠れないようにするため、一部分が透明になっているものがある。また、他人へのメモ書きとして残すことを目的とした付箋紙では、キャラクターなどを模り、より目立つよう工夫したものがある。
また一方では、その使用頻度の高さから、大量の同形状の付箋紙を商品化しているものもある。しかし、使用者によって必要な付箋紙の適切な内容量は異なり、使いきれないなどの使用効率の問題もある。
使用者が付箋紙をはさみで切断するなどして最適な使用形態にカスタマイズする例もある。しかしながら、別途はさみが必要になることや、その作業効率の悪さなどの欠点がある。また、切断したことによる資源の無駄や同形状の付箋紙を別々の機会において作成しにくいといった点も指摘される。
結局のところ、多くの種類の異なる付箋紙を購入し保管しておくことで、様々な使用用途に対応することが簡単な対策ではある。しかし、その購入費用や保管場所などの問題があり、使用効率が悪いのが現状である。
このような状況において、複数の使用形態が得られる付箋紙が開発されている。特許文献1には、一部分を透過色にした短冊型の付箋テープにクサビ型切り込みを設けている付箋テープが開示される。この付箋テープは、本の印刷文字が付箋紙によって隠される問題を透過色にすることによって解決し、また付箋紙を貼付したまま複写機でコピーすると自動紙送り時に紙詰まりを起こす問題を、クサビ型切り込みを利用して付箋テープを切断することで解決するものである。しかしながら、この付箋テープは1つの付箋テープで2種類の効果を実現しているが、使用用途が限られてしまっている。
また、捺印箇所をわかりやすく示すための付箋紙や、しおりが本からはみ出している表示部を折曲可能に工夫し見やすくなるようにした付箋紙もあるが、いずれも使用用途を大きく増加させるような改良まで至っていない。
実開平7−27867号公報
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つの付箋紙にて様々な用途に対応することができるように、使用する部分の大きさ、形状および色の構成を自由に選択できる付箋紙を提供することにある。
本発明の請求項1に記載される付箋紙は、大きさ、形状および色の構成を自由に選択できる付箋紙である。本体1は、再剥離可能な粘着剤を両面に塗布した透光性部3と、筆記具で表裏面に書き込み可能な書き込み層部2を備えて、透光性部3の上下に書き込み層部2を一枚ずつ重ね、それに一定間隔に従って縦横に切断線4が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載される付箋紙は、請求項1に記載される特徴に加えて、切断線4としてミシン目4aを使用していることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3に記載される付箋紙は、請求項1に記載される特徴に加えて、切断線4としてクサビ型切り込み4aを使用していることを特徴とする
さらにまた、本発明の請求項4に記載される付箋紙は、請求項1から3のいずれかに記載される特徴に加えて、透光性部3が、透光性芯体層部3aの上下に粘着層部3bが被覆して構成されていることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項5に記載される付箋紙は、請求項1から4に記載される特徴に加えて、切断線4を利用し切り取り可能であることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項6に記載される付箋紙は、請求項1から5に記載される特徴に加えて、切断線4を利用して本体1から片面の書き込み層部2のみを切りはがすことができることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項7に記載される付箋紙は、請求項1から6に記載される特徴に加えて、切断線4を利用し、表面または裏面の書き込み層部2および透光性部3を切りはがし、表面または裏面の書き込み層部2のみを残すことが可能なことを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項8に記載される付箋紙は、請求項1から7に記載される特徴に加えて、切断線4を利用し、両面の書き込み層部2を切りはがし、透光性部3のみを残すことで、両面接着テープになることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項9に記載される付箋紙は、請求項1から8に記載される特徴に加えて、表面または裏面の書き込み層部2の表裏をそれぞれ異なる色にすることで、ある一部分の付箋紙の色を最大4色のいずれかから書き込み面の色を選択可能であることを特徴とする。
さらにまた、本発明の請求項10に記載される付箋紙は、請求項1から9に記載される特徴に加えて、切断線4を山折りあるいは谷折りすることで、立体的な付箋紙になることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の付箋紙は、切断線を利用して切り取ることで、自由な大きさおよび形状の付箋紙を作成することが可能である。また、書き込み層部の裏表を利用することにより、複数の色を選択することができる。
本発明の第一実施例に係る付箋紙の本体を示す斜視図である。 本発明の第一実施例に係る付箋紙の本体から1枚折り返した状態を示す斜視図である。 本発明の第一実施例に係る付箋紙を本体から2枚折り返した状態を示す斜視図である。 本発明の第二実施例に係る付箋紙の切断線をミシン目とした本体を示す斜視図である。 本発明の第三実施例に係る付箋紙の切断線をクサビ型切り込みとした本体を示す斜視図である。 本発明の第四実施例に係る付箋紙を本体から1枚切り取る様子を示す斜視図である。 本発明の第四実施例に係る付箋紙の本体から1枚切り取った状態を示す斜視図である。 本発明の第四実施例に係る付箋紙の本体から2枚切り取った状態を示す斜視図である。 本発明の第四実施例に係る付箋紙を本体の表裏からそれぞれ1枚ずつ切り取った状態を示す斜視図である。 本発明の第五実施例に係る付箋紙の貼付した状態を示す斜視図である。 本発明の第五実施例に係る付箋紙の貼付した状態を示す断面図である。 本発明の第六実施例に係る付箋紙の短冊形および正方形である基本的使用形態を示す斜視図である。 本発明の第七実施例に係る付箋紙の凸形である使用形態を示す斜視図である。 本発明の第七実施例に係る付箋紙の穴抜き形である使用形態を示す斜視図である。 本発明の第八実施例に係る付箋紙の第一例の立体形である使用形態を示す斜視図である。 本発明の第八実施例に係る付箋紙の第二例の立体形である使用形態を示す斜視図である。 本発明の第九実施例に係る付箋紙の多色式本体を示す斜視図である。 本発明の第十実施例に係る付箋紙のロール式本体を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための付箋紙を例示するものであって、本発明は付箋紙を以下のものに特定しない。特に本明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、及び「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記しているが、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
[第一実施例]
図1〜図3に、本発明の第一実施例に係る付箋紙を示す。図1は付箋紙の本体を示す斜視図、図2は本体から1枚折り返した状態を示す斜視図、図3は付箋紙を本体から2枚折り返した状態を示す斜視図である。
これらの図に示す付箋紙の本体1は、第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bを含む書き込み層部2と、透光性部3と、切断線4からなる。
書き込み層部2に含まれる第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bは、便宜上「第一」または「第二」と表現しているが、構造、材質など同一のものであり、例として付箋紙を裏返しても本体1に変化は生じない。
図1に示すように、真上から見た本体1は色つきの紙または透光性フィルムである書き込み層部2が全面にあり、透光性部3は隠れている。切断線4が縦横に加工されているが、完全に切断されてはおらず、それぞれの升目は接続されている。
それぞれの切断線同士の間隔は一定間隔に従って縦横ともに1cmが好ましく、本体1は縦方向に8升、横方向に8升である8cm×8cmの大きさが適当である。
図2に示すように、本体1は第一書き込み層部2aをはがすことができる。この第一書き込み層部2aを折り返すと透光性部3が現れる。この透光性部3の面を利用し、様々なものに本体1を貼付することができる。透光性部3の表面には、弱粘性の接着剤が塗布されている。これにより、透光性部3は再剥離可能であり、何度でも貼付をやり直すことができる。
また、第一書き込み層部2aまたは第二書き込み層部2bの透光性部3との接続面には粘着剤は付いておらず、これら書き込み層部2は表裏無関係のものであり、表裏どちらも筆記具で容易に書き込み可能である。
図2における透光性部3も第一書き込み層部2aと同様に剥がすことが可能であり、折り返した状態を図3に示す。このことで第二書き込み層部2bが現れる。上に記したようにこの第二書き込み層部の表裏にも同様に書き込み可能であり、粘着剤は付着していない。
[第二実施例]
図4に、本発明の第二実施例に係る付箋紙を示す。図4は本体1の断面図である。図4に示す本体1は、透光性部3が、透光性芯体層部3bの上下に粘着層部3aをそれぞれ被覆させることで構成されているものである。
また、切断線4としてミシン目4aを使用しており、断面を貫くように加工されている。このミシン目4aを利用することにより、容易に本体1をより小さい付箋紙に切り離すことや、書き込み層部2または書き込み層部2と透光性部3を切り剥がすことが可能である。
透光性芯体層部3bおよび粘着層部3aは、透光性部3として一つの層であり、それぞれを切り離すことはできない。
図4から図9は、便宜上十分に拡大した断面図であり、各層の厚さは0.1mm程度が望ましい。また、側面での粘着層部3aの粘着効果は、層の厚さが薄いため影響しないものとする。
[第三実施例]
図5に、本発明の第三実施例に係る付箋紙を示す。図5は本体1の断面図である。図5に示す本体1は、切断線4としてクサビ型切り込み4bを使用している。クサビ型切り込み4bは第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bの裏面と透光性部3の表裏に設けられており、これら計4個のクサビ型切り込みは本体と垂直に直角に位置している。また、クサビ型切り込み4bが加工されている上部には、切り離す際に容易にクサビ型切り込み4bの位置が分かるように、第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bの表面には薄い示線5が書き込まれている。
このクサビ型切り込み4bを利用することにより、容易に本体1をより小さい付箋紙に切り離すことや、書き込み層部2または書き込み層部2と透光性部3を切り剥がすことが可能である。
クサビ型切り込み4bは切り込まれている方向に紙などを折曲させることで切り離すことができる。しかし、図5では第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bは、本来とは反対方向にクサビ型切り込み4bが加工されている。これは、第一書き込み層部2aまたは第二書き込み層部2bの表面に筆記具で文字などを書き込む際に、クサビ型切り込み4bが邪魔になり、書き込みにくいといったことを防止するためである。
クサビ型切り込み4bを利用して、本体1をより小さい付箋紙に切り離す事は、まず始めに第一書き込み層部2aと透光性部3を折り返し、切り離し、そして、第二書き込み層部2bを切り離すことで実現できる。
[第四実施例]
図6〜図9に、本発明の第四実施例に係る付箋紙を示す。図6は付箋紙の本体から1枚切り取る様子を示す斜視図、図7は本体から1枚切り取った状態を示す斜視図、図8は付箋紙を本体から2枚切り取った状態を示す斜視図、図9は付箋紙の表裏からそれぞれ1枚ずつ切り取った状態を示す斜視図である。
本体1からより小さい付箋紙に切り離すことや、書き込み層部2または書き込み層部2と透光性部3を切り剥がすためには、まず始めに図6のように任意の場所の切断線4を利用して、適当な大きさの第二書き込み層部2bを本体1から剥離させる。そして、再び別の切断線4を利用して本体1から完全に第二書き込み層部2bを切り剥がした状態が図7である。
図7において、切り剥がした不要層6は必要がなければ処分する。これらの処理後、作成された図7の本体1は、真ん中部分のみ粘着層部3aが現れ、これを利用して任意の場所に貼付することができる付箋紙になる。
図7は便宜上、真ん中下部の第二書き込み層部2bを切り剥がしているが、切り剥がす層の場所は任意である。また、1升のみではなく任意の大きさの書き込み層部2を切り剥がすことが可能である。
図8は切断線4を利用して、本体1から第二書き込み層部2bおよび透光性部3の計2層を切り剥がした状態を示す。結果、図8の本体1は第二書き込み層部2b側から見れば、一部分に第一書き込み層部2aが現れている付箋紙になる。この状態は、粘着層部3aが現れていないため、付箋紙が貼付されてしまうことはない。
図8は便宜上、左側下部の第二書き込み層部2bおよび透光性部3の計2層を切り剥がしているが、切り剥がす層の場所は任意である。また、1升のみではなく任意の大きさの書き込み層部2および透光性部3の計2層を切り剥がすことが可能である。
図9は切断線4を利用して、本体1から第一書き込み層部2aおよびその下部にある第二書き込み層部2bの計2層を切り剥がした状態を示す。結果、図9の本体1は真ん中部分が両面に粘着層部3aが現れているため、両面に貼付可能な付箋紙になる。
図9は便宜上、真ん中の第一書き込み層部2aおよびその下部にある第二書き込み層部2bの計2層を切り剥がしているが、切り剥がす層の場所は任意である。また、1升のみではなく任意の大きさの第一書き込み層部2aおよびその下部にある第二書き込み層部2bの計2層を切り剥がすことが可能である。
また、図7、図8、および図9に示した任意の層を切り剥がした状態を組み合わせて、様々な形態の付箋紙を作成することも可能である。例として、図7および図9を組み合わせれば、一部は片面に粘着層部3aがあり、また別の場所は両面に粘着層部3aが現れている付箋紙を作成することができる。
そして、図6〜図9は便宜上、横に3升の大きさの本体1を使用しているが、切断線4を利用することにより、任意の大きさから様々な図7〜図9のような付箋紙を作成することが可能である。
[第五実施例]
図10および図11に、本発明の第五実施例に係る付箋紙を示す。図10は貼付された付箋紙を正面から見た図であり、図11は、図10の付箋紙をどちらの付箋紙もともに側面から見た図である。
図10の上部の本体1は、図11の上部の本体1と同一であり、一端の第二書き込み層部2bを切り剥がして作成した付箋紙である。また、図10の下部の本体1は、図11の下部の本体1と同一であり、第二書き込み層部2aを全て切り剥がし、両端の透光性部3を切り剥がして作成した付箋紙である。
これらの状態の付箋紙を図示する場合、図10では付箋紙を正面から見た図であるため、本来は第一書き込み層部2aのみが現れているが、便宜上、貼付された付箋紙を図示する場合は、以後、図10のように底部の状態を表すものとする。
図10のように、透光性部3が現れるように作成した付箋紙は、任意の場所に貼付することが可能である。反対に本発明の付箋紙は、任意の場所に貼付する際には図10のように、透光性部3が現れるように作成する必要がある。
従来の付箋紙と本発明の付箋紙を比較した表を以下に示す。表1のように本発明の付箋紙は、切断線を設けることにより付箋紙の長さ、形状、および書込部を任意に選択することが可能である。反対に、切り離していない本体1の大きさを8cm×8cmとすれば、従来品よりも大きくなり、保管場所などの問題が生じることや、また各層を切り離すなどの処理が必要になるために作業効率の問題がある。しかしながら、使用できる用途が格段に広がり、複数の付箋紙を購入する必要がないために使用効率も向上する。結果として、付箋紙を使用する機会が少ない場合や、様々な用途に使用する可能性がある場合において、従来の付箋紙に比べ優れていることがわかる。




表1 本発明品と類似発明品との比較

[第六実施例]
図12に、本発明の第六実施例に係る付箋紙を示す。図12は、短冊形および正方形として作成した付箋紙の使用形態を示す。それぞれの形状の付箋紙は図12に示すように本7などに貼付すれば、短冊形本体8は本7のしおり代わりとして使用することができ,書き込み層部2に書き込むことができる.また、正方形本体9のはメモ書きに使用できたり、ブレインストーミングのように情報収集法に利用できたりする。
これらの使用形態は、市販されている付箋紙の基本的な使用形態であるが、本発明の付箋紙は同じように使用でき、1つでそれぞれの使用形態に対応できることがわかる。また、大きさや幅なども自由に作成できることから、従来品よりさらに応用力が高い。
[第七実施例]
図13および図14に、本発明の第七実施例に係る付箋紙を示す。図13は、凸形として作成した付箋紙の使用形態を示す。図14は穴抜き形として作成した付箋紙の使用形態を示す。
図13に示す凸形本体12は、ファイル10を格納した整理棚11の区切り部分に貼付している。付箋紙の真ん中部分を、透光性部3を利用して貼付しているため、書き込み層部2が左右に分断されているように見える効果があることが特徴である。このため、図13に示すように調査済のファイルと調査前のファイルをわかりやすく表すことが可能となっている。
図14に示す穴抜き形本体16は、書類13に印鑑14の捺印場所が中心になるように貼付している。捺印場所を囲むように穴抜き形本体16を貼付しているために、捺印場所が非常にわかりやすくなっているにも関わらず、穴抜き形本体16を取り外すことなく捺印することが可能となっている。また図14に示すように、印鑑14を何度も利用し捺印を複数の書類13に繰り返し、重ねて保管する場合、穴抜き形本体16が、書類13の捺印場所が別の書類13に触れることを防いでいるために、印15のインクが乾いていない状態でもインクが他の書類に付着することなく作業を継続できる。
図13および図14に示したように、本発明の付箋紙は様々な形態の付箋紙に加工することができる。例として、L字型に切り取り本のしおり代わりとして使用すれば、保管する際に本の周囲にスペースが少ない場合などに効果を発揮する。
[第八実施例]
図15および図16に、本発明の第八実施例に係る付箋紙を示す。図15は、立体形の第一例として作成した付箋紙の使用形態を示す。図16は立体形の第二例として作成した付箋紙の使用形態を示す。
図15における第一例立体形本体18は、付箋紙を直方体の展開図のように切り取り、切断線4を山折りや谷折りにすることで、鉛筆17を入れることができるようにした立体的使用形態である。さらに、この第一例立体形本体18の書き込み層部に書き込まれた文字は様々な角度へ表示することが可能である。また、内部の書き込み層部2を一部切り剥がし、鉛筆17を固定するといった工夫も可能である。
図16における第二例立体形本体20は、図15と同様に直方体の展開図のように切り取った付箋紙を、切断線4に沿って任意の場所を山折りや谷折りすることで作成された立体的使用形態である。第二例立体形本体20は、立体的に作成された内部にネジ、ナットやホッチキスの芯、クリップなど細かく、小さいものをまとめて保管することができる。透光性部3によって固定されるために、内部の物を紛失する可能性も少ない。また、第二例立体形本体20は一部の書き込み層部2を両面とも切り剥がし、固定物19を固定するためにも利用している。このように、第二例立体形本体20は小さい物でも大きい物でも同様に固定させることができる付箋紙になる。また、第一例立体形本体18と同様にメモ書きなどを様々な角度へ見せることが可能である。
図15および図16に示したように、本発明の付箋紙は立体的な使用形態として用いることも容易であり、その効果も高い。従来の付箋紙では不可能な使用形態である。
[第九実施例]
図17に、本発明の第九実施例に係る多色から付箋紙の色を選択可能な使用形態の付箋紙を示す。図17は、多色式本体21の使用形態を示す斜視図である。
多色式本体21は、第一書き込み層部2aおよび第二書き込み層部2bのそれぞれ両面の色を異なる色にすることにより、計4色から構成され、またそれを中心から色を切り換えることで計8色から書き込み層部2の色を選択可能にしている。例として、色A付き書き込み層部22Aを赤色、色B付き書き込み層部22Bを青色、色C付き書き込み層部22Cを黄色、色D付き書き込み層部22Dを白、色E付き書き込み層部22Eを緑色、色F付き書き込み層部22Fを水色、色G付き書き込み層部22Gを紫色、色H付き書き込み層部22Hを黒色などで構成する。色A付き書き込み層部22Aに書き込む内容は、赤色のためより注意を払う内容、また色B付き書き込み層部22Bに書き込む内容は、スケジュール的な内容、あるいは色C付き書き込み層部22Cに書き込む内容は、黄色で目立ちやすいために優先度の高い内容などといった、目的に合わせて作業効率を高めるように付箋紙の色を選択することができる。
また、透明や半透明といった書き込み層部2にすると、しおりとして使用する際は付箋紙の下に印字されている文字が隠されることなく貼付することができる。透明と不透明など色を組み合わせることも可能である。
そして、表裏で色が異なるために、しおりとして利用する場合は、見る方向によって付箋紙の色が異なるという効果が得られる。
[第十実施例]
図18に、本発明の第十実施例に係るロール式の使用形態の付箋紙を示す。図18は、ロール式本体24とした使用形態を示す斜視図である。
芯部23に付箋紙を巻き、ロール式にすることで、ロールの長さ方向に大きいサイズの付箋紙を作成すること可能となる。また、断片的に付箋紙が残るといったことが減少し効率よく使用することができる.
本発明の付箋紙は、しおり、メモ書き、ブレインストーミング等に好適に利用できる。
1…本体
2…書き込み層部
2a…第一書き込み層部
2b…第二書き込み層部
3…透光性部
3a…粘着層部
3b…透光性芯体層部
4…切断線
4a…ミシン目
4b…クサビ型切り込み
5…示線
6…不要層
7…本
8…短冊形本体
9…正方形本体
10…整理棚
11…ファイル
12…凸形本体
13…書類
14…印鑑
15…印
16…穴抜き形
17…鉛筆
18…第一例立体形本体
19…固定物
20…第二例立体形本体
21…多色式本体
22A…色A付き書き込み層部
22B…色B付き書き込み層部
22C…色C付き書き込み層部
22D…色D付き書き込み層部
22E…色E付き書き込み層部
22F…色F付き書き込み層部
22G…色G付き書き込み層部
22H…色H付き書き込み層部
23…芯部
24…ロール式本体
さらにまた、本発明の請求項4に記載される付箋紙は、請求項1から3のいずれかに記載される特徴に加えて、透光性部3が、透光性芯体層部3の上下に粘着層部3が被覆して構成されていることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 再剥離可能である透光性部3と、
    筆記具で書き込み可能な書き込み層部2を備える付箋紙であって、
    断面方向に透光性部3の上下に書き込み層部2として、表面書き込み層部2aと裏面書き込み層部2bを重ね、
    平面視において一定間隔に従って縦横に切断線4が設けられていることを特徴とした付箋紙。
  2. 前記切断線4としてミシン目4aを使用していることを特徴とする請求項1記載の付箋紙。
  3. 前記切断線4としてクサビ型切り込み4aを使用していることを特徴とする請求項1記載の付箋紙。
  4. 前記透光性部3が、透光性芯体層部3aの上下に粘着層部3bが被覆されて構成されていることを特徴とした請求項1から3のいずれか記載の付箋紙。
  5. 前記付箋紙は、切断線4を利用し切り取って分割可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の付箋紙。
  6. 前記付箋紙は、切断線4を利用し、表面書き込み層部2aまたは裏面書き込み層部2bのみを切り剥がすことが可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の付箋紙。
  7. 前記付箋紙は、切断線4を利用し、表面または裏面の書き込み層部2および透光性部3を切り剥がし、表面または裏面の書き込み層部2のみを残すことが可能なことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の付箋紙。
  8. 前記付箋紙は、切断線4を利用し、両面の書き込み層部2を切り剥がし、透光性部3のみを残すことで、両面接着テープになることを特徴とする請求項1から7のいずれか記載の付箋紙。
  9. 前記付箋紙は、表面または裏面の書き込み層部2の表裏をそれぞれ異なる色にすることで、ある一部分の付箋紙の色を最大4色のいずれかから書き込み面の色を選択可能であることを特徴とする請求項1から8のいずれか記載の付箋紙。
  10. 前記付箋紙は、切断線4を山折りあるいは谷折りすることで、立体的な付箋紙になることを特徴とする請求項1から9のいずれか記載の付箋紙。
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