JP2014186781A - データ記録再生装置、アーカイブシステム、記録制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、データの記録を行なうメディアに対し、指定した特定領域部分に対してデータの記録を行なわないデータ記録制御方式を提供する。
【解決手段】
記録媒体の記録可能領域上に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生装置であって、前記記録再生装置の動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう制御する。
【選択図】図6
本発明は、データの記録を行なうメディアに対し、指定した特定領域部分に対してデータの記録を行なわないデータ記録制御方式を提供する。
【解決手段】
記録媒体の記録可能領域上に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生装置であって、前記記録再生装置の動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう制御する。
【選択図】図6
Description
本発明は光ディスクなどのデータ記録メディアに対するデータ記録再生装置、アーカイブシステム、記録制御方法に関するものである。データの記録可能領域であってもデータの記録をしないことで、メディアに記録されたデータの読み出し可能期間を延ばすことを可能にするデータ記録再生装置、アーカイブシステム、記録制御方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平10−283734号公報(特許文献)1がある。特許文献1には、「ドライバ、プレーヤへの装着時に、光ディスクの両面を指でつかむが、このつかむ部分の汚れ、傷、黴の発生、塩分の付着等は表面劣化の主要因となっている。これらによって、ディスク表面(情報領域側)に光透過異常が発生すると、多くの場合、記録再生に不具合が生じ、その部分は使用不可能な欠陥セクタとなる。使用者側で無意識に光ディスクのあちらこちらの不特定部分をつかんで使用すると、場合によっては、全面が使用不能な事態になる可能性もある。」と記載されている。
近年、情報のデジタル化により多くの情報がメディアに保存されている。デジタル化した情報の活用としては、高速アクセス可能で大容量であるHDD(Hard Disk Drive)が使われるが、故障などによりデータを消失する可能もあることから、数年あるいは数十年の単位で情報を保管する場合は、テープメディアやDVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)などの光ディスクへデータを保管することが多い。しかし、光ディスクの記録媒体に使用される材料も、空気などに接触する可能性のある外周部分などでは、記録されている情報が材料の劣化により消失する可能性がある。また、光ディスクなどのメディアは情報の読み取りに光(レーザー)を用いることから、読み出し面に傷や汚れがあれば、データの読み出しが出来なくなる。
光ディスクは、ケース内に記録媒体を入れているHDDなどとは異なり、人の手によって扱われるため、データの読み出し面に人の手が触れ、汚れや油などが付着する可能性が高い。またはアーカイブ装置として光ディスクを数百枚単位で扱う装置などでは、光ディスクの保管位置から読み出し装置への移動にメカ的な装置を用いるため、光ディスクの外周などが可搬や読み込み装置への挿入時などで傷が付く可能性もある。
しかし、汚れや傷、構成する材料が変化しにくい場所でのデータの消失はしにくいことから、特許文献1では、これらの部分を除いた領域へデータを保存することで、情報の記録保証期間を著しく伸ばすことが可能となる。人の手で持つことで汚れなどが付着する場所を予め決めておき、その場所を欠陥領域として扱うことでデータの書き込みを回避する方法について提案されている。
特許文献1で開示された方法は、ユーザなどが光ディスクをつかむべき領域を予め決めておき、その領域を光ディスクの製造工場出荷前に情報の記録、再生、消去または削除などに用いない欠陥セクタとして光ディスク自体に登録してから、工場から出荷するというものである。つまり、一般的な汎用光ディスクではなく、特定領域への書き込みが出来なくなった特別な光ディスクとして工場で加工し、製品として出荷するためユーザは特定領域へのデータ書き込みを回避した光ディスクを使用したい場合は、この特別な光ディスクを購入する必要がある。
そこで、本発明の目的は、汎用的な光ディスクを用いた場合においても、光ディスクへの書き込み時にデータを格納しない領域を任意に指定できるデータ記録再生装置、アーカイブシステム、記録制御方法を提供することである。
上記目的を達成するために、例えば、特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、光ディスクなどのメディアにデータを保存する場合に、データの記憶可能領域であっても、指定した特定領域にデータを保存しないようにできるので、傷や汚れによるデータ消失が予想される特定領域にデータを保存させないことで、メディアに保存されたデータの消失機会を減らすことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施例に係るアーカイブ装置を適用したアーカイブシステムのシステム構成の一例である。アーカイブシステムとは、データの長期保存や、大容量データを低コストで維持する事などを目的に、電子文書や映像データなどクライアントシステムが保有するデータを保存し、また、保存したデータを取り出してクライアントシステムに戻すことを可能としたシステムである。
本実施例ではクライアントシステム1とアーカイブ装置2、稼動状態管理装置3で構成するアーカイブシステムを例に説明する。アーカイブ装置2とクライアントシステム1、稼動状態管理装置3はネットワーク4を介して接続される。
クライアントシステム1は、電子文書や電子データ、映像コンテンツデータなどデジタルデータを運用、管理する情報システムであり、例えば、交通システムや医療システム、放送システム、ゲノム解析システムなどが挙げられる。これらのシステムは大量のデータを保有し、頻繁にアクセスされるデータ(ホットデータ)とあまりアクセスされないデータ(コールドデータ)が存在する。ホットデータはアクセスの高速性が重要であり、コールドデータはより低コストで保存できることを要求される。本実施例に係るアーカイブシステムでは、ホットデータをクライアントシステム1に格納し、コールドデータをアーカイブ装置2に移行する。これにより、クライアントシステム1の高速アクセス可能なデータ記録装置の容量を減らすことができる。高速アクセス可能なデータ記録装置はコストが高いが、これが削減されるため、結果としてアーカイブシステム全体のコストを下げることができる。更に、アーカイブ装置2に移したデータは取り出してクライアントシステムに復元ことが可能な状態で保存されるため、クライアントシステム1が必要とするデータ容量も確保できる。
クライアントシステム1からアーカイブ装置2へのデータの保存は、クライアントシステム1が、「アーカイブ要求」コマンドをアーカイブ装置2に送信することで行われる。アーカイブ装置2はクライアントシステム1から送信されたデータファイルを記録媒体に記録する。アーカイブ装置2からクライアントシステム1への復元は、クライアントシステム1が「リトリーブ要求」コマンドをアーカイブ装置2に送信することで行われる。アーカイブ装置2は復元対象のファイルが記録された記録媒体を再生し、ファイルデータをクライアントシステム1へ送信する。
以後の記述では、クライアントシステム1のデータをアーカイブ装置2に保存することを「アーカイブする」、アーカイブ装置2からクライアントシステム1にデータを復元することを「リトリーブする」と表現する場合もある。
アーカイブ装置2はアーカイブ管理装置101、記録再生装置102、ライブラリ装置103、104、105で構成する。
アーカイブ管理装置101はアーカイブ装置2全体の動作を管理し、制御する。ネットワーク4を介してクライアントシステム1、稼動状態管理装置3と接続される。また、アーカイブ装置2の中で構成するローカルネットワーク107を介してライブラリ装置103、104、105と接続される。クライアントシステム1からの「アーカイブ要求」や「リトリーブ要求」などの制御要求を受信し、記録再生装置102、ライブラリ装置103、104、105に「ライブラリ制御コマンド」を送信して制御し、クライアントシステム1に要求された処理を実行する。また、クライアントシステム1や稼動状態管理装置3の要求に応じて、アーカイブ装置2の稼働状態や、アーカイブ可能なデータ量などの情報などアーカイブ装置2の動作全般に関する情報を送信する。ここで、「ライブラリ制御コマンド」とはアーカイブ管理装置101がライブラリ装置に送信する各種制御コマンドのことである。
記録再生装置102はアーカイブ管理装置101の制御によって、アーカイブ装置2の制御に関わるデータや管理情報が蓄積される。ハードディスクや半導体メモリなどで構成する。
ライブラリ装置103、104、105はアーカイブ管理装置101から送信された「ライブラリ制御コマンド」に従い、データを記録媒体に記録したり、記録媒体を再生しデータを読み出す。クライアントシステム1がアーカイブしたファイルはライブラリ装置103、104、105が備える記録媒体に保存される。本実施例では3台のライブラリ装置を備えた構成としているが、ライブラリ装置の数は1台以上あれば何台でも構わない。ライブラリ装置の数が多いほどアーカイブ可能なデータのサイズが大きくなるができるが、アーカイブ装置2のコストや、設置に必要な容積も増える。本実施例では、ライブラリ装置とアーカイブ管理装置101をネットワーク接続する構成としているため、アーカイブシステム稼働後のライブラリ装置の増設や交換が容易である。
稼動状態管理装置3はアーカイブ装置2の稼働状態を監視する装置である。ネットワーク4を介して、遠隔からアーカイブ装置2の稼働状況を確認したり、ソフトウェアの更新などのメンテナンス操作を行う。
図2は本実施例に係るアーカイブ管理装置101の構成例を示すブロック図である。
アーカイブ管理装置101は通信インターフェース(I/F)201、第2通信インターフェース(I/F)202、制御部203、メモリ204、ストレージインターフェース(I/F)205、表示制御部206、表示インターフェース(I/F)207、ユーザインターフェース(I/F)208で構成する。
通信インターフェース(I/F)201はライブラリ装置103、104、105との間で「ライブラリ制御コマンド」やアーカイブ/リトリーブするデータの送受信を行うインターフェースであり、データ送受信に関する制御を行う。
第2通信インターフェース(I/F)202はクライアントシステム1との間で制御コマンドやアーカイブ/リトリーブするデータの送受信を行うインターフェースであり、データ送受信に関する制御を行う。稼動状態管理装置3とも第2通信インターフェース(I/F)202を介して通信する。
制御部203はBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)、アーカイブ管理装置101の機能を実現するプログラムの実行処理を行い、アーカイブ管理装置101を動作させる。
メモリ204は揮発性メモリおよび不揮発性メモリで構成する。不揮発性メモリにはBIOSなどアーカイブ管理装置101の起動に必要なソフトウェアを格納する。揮発性メモリにはソフトウェアの動作に必要なデータなどが一時的に記録される。
ハードディスクドライブ(HDD)205にはOSやアーカイブ管理装置101の機能を実現するソフトウェアや設定ファイルなどの情報を格納する。なお、これらはメモリ204に格納しても良い。
ストレージインターフェース(I/F)206は記録再生装置102とデータ通信を行うインターフェースである。SATA(Serial Advanced Technology Attachment)などの規格に準拠したデータ転送を行う。
表示インターフェース207はアーカイブ装置2の稼働状態など各種情を表示するユーザインターフェース(UI)画面を生成し、出力するインターフェースである。UI画面は図示していない液晶ディスプレイなどの表示装置に出力される。
ユーザインターフェース208はキーボードやマウスなどユーザ操作を入力するインターフェースである。例えば、ネットワーク4の通信不具合が発生した場合の様に、稼動状態管理装置3からアーカイブ装置2の稼働状態を確認できない場合は、表示インターフェース207とユーザインターフェース208に表示装置やキーボード、マウスを接続して直接稼働状況を確認し、操作することができる。
図3は本実施例に係るライブラリ装置103の構成例を示すブロック図である。
ライブラリ装置104、105もライブラリ装置103と同じ構成である。
ライブラリ装置103はライブラリ制御部301、データ記録再生部302、303、記録媒体搬送部304、記録媒体格納部305で構成する。311は記録媒体であり記録媒体格納部305に格納されている。例えばBD−R(Blu−ray Disc Recordable)や、ホログラムディスクである。
ライブラリ装置103はライブラリ制御部301、データ記録再生部302、303、記録媒体搬送部304、記録媒体格納部305で構成する。311は記録媒体であり記録媒体格納部305に格納されている。例えばBD−R(Blu−ray Disc Recordable)や、ホログラムディスクである。
ライブラリ制御部301はアーカイブ管理装置101からの「ライブラリ制御コマンド」を受信し、データ記録再生部302、303、記録媒体搬送部304に「デバイス制御コマンド」を送信して制御し、アーカイブ管理装置101に要求された処理を実行する。ここで、「デバイス制御コマンド」とはライブラリ制御部301がデータ記録再生部302、303、記録媒体搬送部304に送信する各種制御コマンドのことである。
ライブラリ制御部301は通信インターフェース311、制御部312、メモリ313、データインターフェース314、315、搬送I/F316、入出力インターフェース317、表示インターフェース318、ユーザインターフェース319で構成する。
通信インターフェース311はアーカイブ管理装置101との間で「ライブラリ制御コマンド」やアーカイブ/リトリーブするデータの送受信を行うインターフェースであり、データ送受信に関する制御を行う。
制御部301はライブラリ装置103の機能を実現するプログラムの実行処理を行い、ライブラリ装置103を動作させる。
メモリ313は揮発性メモリおよび不揮発性メモリで構成する。不揮発性メモリにはBIOSなどライブラリ装置103の起動に必要なソフトウェアやOS、ライブラリ装置103の機能を実現するソフトウェアや設定ファイルなどの情報を格納する。揮発性メモリにはソフトウェアの動作に必要なデータ、および、記録媒体に記録するデータや記録媒体から読み出したデータなどが一時的に記録される。
メモリ313は揮発性メモリおよび不揮発性メモリで構成する。不揮発性メモリにはBIOSなどライブラリ装置103の起動に必要なソフトウェアやOS、ライブラリ装置103の機能を実現するソフトウェアや設定ファイルなどの情報を格納する。揮発性メモリにはソフトウェアの動作に必要なデータ、および、記録媒体に記録するデータや記録媒体から読み出したデータなどが一時的に記録される。
データインターフェース314、315はデータ記録再生部302、303とデータ通信を行うインターフェースである。「デバイス制御コマンド」や記録媒体へ記録するデータ、記録媒体を再生して読み出したデータなどが送受信される。SATA(Serial Advanced Technology Attachment)などの規格に準拠したデータ転送を行う。
搬送インターフェース316は記録媒体搬送部304とデータ通信を行うインターフェースである。「デバイス制御コマンド」などが送受信される。RS−232(Recommended Standard 232)などの規格に準拠したデータ転送を行う。
表示インターフェース318はライブラリ装置103のログ出力などを表示装置に出力するインターフェースである。ユーザインターフェース319はキーボードやマウスなどユーザ操作を入力するインターフェースである。
表示インターフェース207とユーザインターフェース208に表示装置やキーボード、マウスを接続することでライブラリ装置103を直接操作することができる。
データ記録再生部302、303はライブラリ制御部301から送信された「デバイス制御コマンド」に従い記録媒体へデータを記録したり、記録媒体を再生して読み出したデータをライブラリ制御部301へ送信する。
記録媒体搬送部304は搬送インターフェース321、制御部322、メモリ323、搬送機324、レール325で構成する。
搬送インターフェース321はライブラリ制御部301とデータ通信を行うインターフェースである。「デバイス制御コマンド」などが送受信される。RS−232(Recommended Standard 232)などの規格に準拠したデータ転送を行う。
制御部322は記録媒体搬送部304を制御する。ライブラリ制御部301から送信された「デバイス制御コマンド」に従い搬送機324を駆動し、記録媒体格納部305の所定の位置から記録媒体を取り出して搬送し、記録媒体をデータ記録再生部へ装填したり、データ記録再生部から記録媒体を排出させ、記録媒体格納部305の所定の位置に記録媒体を戻したりする。また、各記録媒体の記録媒体格納部305への格納位置情報や、記録媒体の現在置の情報をメモリに記録323に記録して管理する。
メモリ323は揮発性メモリおよび不揮発性メモリで構成する。不揮発性メモリには記録媒体搬送部304の機能を実現するソフトウェアや記録媒体の格納位置情報などの情報を格納する。揮発性メモリにはソフトウェアの動作に必要なデータ、および、記録媒体に記録するデータや記録媒体から読み出したデータなどが一時的に記録される。
搬送機324は制御部322の制御に従いレール325上を走行し記録媒体を搬送する。
記録媒体格納部305は記録媒体を格納するカートリッジであり、500枚など沢山の記録媒体を格納できる。記録媒体格納部305は着脱することができる。すべての記録媒体へデータを記録し終えたら記録媒体格納部ごとライブラリ装置から取り出し、代わりに未記録の記録媒体を格納した別の記録媒体格納部をライブラリ装置へ装着することができる。
図4は本実施例に係るデータ記録再生部302の構成例を示すブロック図である。
データ記録再生部303もデータ記録再生部103と同じ構成である。
データ記録再生部302はデータインターフェース401、制御部402、メモリ403、信号処理回路404、光ピックアップ405、増幅回路406、サーボ回路407で構成する。
データインターフェース401はライブラリ制御部301とデータ通信を行うインターフェースである。「デバイス制御コマンド」や記録媒体へ記録するデータ、記録媒体を再生して読み出したデータなどが送受信される。SATA(Serial Advanced Technology Attachment)などの規格に準拠したデータ転送を行う。
制御部402はデータ記録再生部302の記録処理、再生処理の制御を行う。
メモリ403には、データ記録再生装置を制御するためのプログラムや各種設定情報、記録媒体から取得した媒体情報などを格納する。
信号処理回路404は増幅回路406から送信された入力信号を復調し、誤り訂正等を行ったデータをデータインターフェース401に出力する。また、データインターフェース401から送られたデータに誤り訂正符号を付加する等の信号処理を行い、変調して光ピックアップ405に出力する。
光ピックアップ405は記録媒体410から信号を読み出して増幅回路406に送る。また、信号処理回路404から送られた変調信号を記録媒体410に記録する。
増幅回路406は光ピックアップ405を介して記録媒体410から読み出した再生信号を増幅して信号処理回路404に送る。また、サーボ信号を生成してサーボ回路407に送る。増幅回路406は、例えば、AFE(Analog Front End)によって実装する。
サーボ回路407は増幅回路406にて生成されたサーボ信号と制御部402からの指示により光ピックアップ405を制御する。
次に、本実施例に係るアーカイブとリトリーブの処理の詳細を説明する。
アーカイブおよびリトリーブはアーカイブ装置2がクライアントシステム1から「アーカイブ要求」や「リトリーブ要求」などの制御要求を受信すること開始さる。これらの制御コマンドを受け付け処理するのは、アーカイブ管理装置101である。
図5にアーカイブ管理装置101のソフトウェア構成例を示す。図5のソフトウェアは制御部203で実行される。
制御コマンド受信部501は、クライアントシステム1からの制御コマンドを、第2通信インターフェース202を介して受信し、制御コマンド受信応答や、制御コマンド実行結果応答をクライアントシステム1へ送信する。受信した制御コマンドは、各コマンド処理部に送られ処理される。制御コマンド受信応答は、アーカイブ装置2が制御コマンドを受け取ったことを知らせる応答であり、制御コマンド受信部501が制御コマンドを受信したときに制御コマンド受信応答を生成して送信する。
制御コマンド実行結果はコマンドを実行した結果を知らせる応答である。制御コマンド受信部501は、各コマンド処理部からの実行結果を受け取ると制御コマンド実行結果応答を生成して送信する。「アーカイブ要求」はアーカイブ処理部502に送られ処理される。「リトリーブ要求」はリトリーブ処理部508に送られ処理される。その他の制御コマンドは他コマンド処理部511に送られ処理される。
アーカイブ処理部502は「アーカイブ要求」を受け、アーカイブ処理を実行する処理部である。クライアントシステム1からアーカイブ要求されたファイルを取得し、記録再生装置102に蓄積する。記録媒体の記録容量に合わせ、蓄積したファイルから記録媒体に記録するファイルを1つ以上選択して、データ記録制御部503にデータの記録実行を要求する。また、ファイルサイズが記録媒体の記録用より大きい場合は、複数に分割したファイルを記録させる。アーカイブ処理部502はアーカイブ処理のためのメモリ領域をとして入出力バッファ、誤り訂正符号バッファ、データ送信バッファ、ファイルシステム管理情報バッファを管理する。
データ記録制御部503はアーカイブ処理部502により指定されたファイルを記録媒体に記録する処理を行う。記録にあたって、(1)記録動作を実行させるライブラリ装置や記録再生部、そして記録媒体などハードウェア(H/W)リソースの選択や、(2)記録媒体に採用されているファイルシステム準拠の形式でファイルを記録するための管理情報の生成、(3)記録データの信頼性を高める誤り訂正符号の生成などを行って記録媒体に記録するデータブロックを生成し、ライブラリ制御コマンド送信部507を介してライブラリ装置に記録コマンドを送信する。データブロックとは、1回の記録コマンドで処理できるデータの塊である。(1)の処理はハードウェア(H/W)リソース管理部506、(2)の処理はファイルシステム管理情報生成部505、(3)の処理は誤り訂正符号生成部504により実行される。
誤り訂正符号生成部504は誤り訂正符号(パリティ:Prity)を生成する。誤り訂正符号生成部504に誤り訂正符号生成部504は入出力バッファからデータを読み出し、誤り訂正符号を生成し、生成結果を誤り訂正符号バッファへ記録する。入出力バッファに蓄積されるデータはデータ記録制御部503でコントロールされる。
ファイルシステム管理情報生成部505は記録媒体に採用されているファイル形式に準拠したファイルシステム管理情報を生成する。記録媒体に採用されているファイル形式とは、例えば、Blu−Rayに向けのUDF(Universal Disk Format)2.5規格である。生成したファイルシステム管理情報はファイルシステム管理情報に記録する。
ハードウェア(H/W)リソース管理部506はライブラリ装置のH/Wリソースの管理、及び、ライブラリ装置にライブラリ制御コマンドを送信して記録媒体の移動制御を行う。ライブラリ装置の稼働状態や、ライブラリ装置を構成する各要素(ライブラリ制御部、データ記録再生部、記録媒体搬送部、記録媒体格納部)の接続状態や、使用状況、および、記録媒体格納部に格納された記録媒体の格納位置や記録状態(記録済み、未使用、不良)など情報を収集し、ハードウェアリソース管理テーブルに記録する。ハードウェアリソース管理テーブルはHDD205、または、記録再生装置102に保存する。アーカイブ時には、データ記録制御部503の要求により、記録動作を実行させるライブラリ装置、記録媒に使用する記録再生部、データを記録する記録媒体を選択する。そして、選択したライブラリ装置に対して、ライブラリ制御コマンドを送信し、記録媒体を記録再生部に装填させる。リトリーブ時には、ハードウェアリソース管理テーブルを参照し、指定されたファイルが記録された記録媒体の情報(記録媒体の識別子、記録媒体が格納されているライブラリ装置の識別子、記録媒体格納部305での格納位置)を取得する。そして、記録媒体が格納されているライブラリ装置に対して、ライブラリ制御コマンドを送信し、記録媒体を記録再生部に装填させる。
ライブラリ制御コマンド送信部507は各処理部からの要求により、通信インターフェース201を用いて、ライブラリ制御コマンドをライブラリ装置に送信する。また、送信したライブラリ制御コマンドに対する応答を受信し、ライブラリ制御コマンドの送信を要求した各処理部に渡す。
リトリーブ処理部508は「リトリーブ要求」を受け、リトリーブ処理を実行する処理部である。クライアントシステム1からリトリーブ要求されたファイルの取得実行を、再生制御部509に要求する。
再生制御部509はリトリーブ処理部508により指定されたファイルを記録媒体から取得する処理を行う。再生制御部509はH/Wリソース管理部506から指定されたファイルが記録されている記録媒体、および、その記録媒体を格納しているライブラリ装置の情報を取得し、その記録媒体を再生させる。そして、ファイル共有処理部510にファイル共有の設定を要求し、クライアントシステム1からライブラリ装置の記録媒体に記録されたファイルを読み出せるようにする。
ファイル共有処理部510はネットワーク経由でのファイル共有を設定し、クライアントシステム1からライブラリ装置の記録媒体に記録されたファイルを利用できるようにする。ファイル共有処理部510は通信インターフェース201を介してライブラリ装置から「リトリーブ要求」されたファイルのデータを取得し、第2通信インターフェース202を介してクライアントシステムに送信する。
他コマンド処理部511は「アーカイブ要求」、「リトリーブ要求」以外の制御要求を受け付け処理する。例えば、「電源オフ」「再起動」「H/W診断」「ソフトウェア(S/W)アップデート」「状態情報取得」などの制御要求である。コマンド毎に、ライブラリ制御コマンド送信部507を介してライブラリ装置にライブラリ制御コマンドを送信するなどして、アーカイブ装置2を構成する装置(アーカイブ管理装置、ライブラリ装置、記録再生装置など)を適切に制御する。
Webサーバ512は、第2通信インターフェース202を介してアーカイブ装置2に関する情報などを提供する。Webブラウザなどクライアントシステム1のソフトウェアの要求に応じて、HTML(HyperText Markup Language)文書や画像ファイルなどの形式で情報を送信する。アーカイブ装置2に関する情報などを提供するHTML文書などは管理情報提供部513で生成される。
管理情報提供部513は、アーカイブ装置2全体の動作状態の情報を収集、管理し、Webブラウザで閲覧できる形式のアーカイブ装置管理GUI(Graphical User Interface)を提供する。アーカイブ装置管理GUIはHTML文書などの形式で生成する。ライブラリ装置に関する情報は、状態情報を取得するライブラリ制御コマンド送信して収集する。また、イベント受信部514を介してライブラリ装置からのイベントを受信し、状態変化や、異常状態発生などの情報を収集する。状態変化とは、例えば、記録媒体格納部の交換などである。異常状態発生は、例えば、記録媒体搬送部の故障、ライブラリ装置の温度異常などである。
イベント受信部514はライブラリ装置からのイベント通知を、通信インターフェース201を介して受信し、管理情報提供部513に渡す。
なお、これ以降、記録媒体として光ディスクを例に説明する。
図6は、本発明の実施例1により、光ディスクの外周部分をデータの記録領域に使用しない不使用領域として指定し、光ディスクにデータを記録する場合の処理フローについて示している。なお、図2の制御部203が本処理フローを実行する。
図7は、図6でデータを書き込む光ディスクの一データ構成例を示している。光ディスク700はデータを記録できる1層の記録層を持ち、2048バイト単位のセクタと呼ばれるブロック単位でデータ記録できるものとする。1層の記録層に記録できるデータ量は25Gバイトであり、管理するセクタで換算すると12500000個のセクタを有している。領域701は光ディスクの全セクタが配置される領域で、データは内周から外周に向けて書き込まれ、管理するセクタに割り当てているセクタ番号も内周から外周に向けて値が大きくなっている。また、領域702は本実施例1でデータの記録を行わない領域を示しており、セクタ数にすると500000で、容量に換算すると1GBに相当する。
図8は、領域702で示した領域部分をセクタ番号で指示する不使用領域情報である。領域個数800が示す「1」は1つの領域が不使用領域として記載されていることを示している。開始セクタ番号801はデータの書き込みに使用しないセクタの開始番号を示し、終了セクタ番号802は書き込みに使用しないセクタの終了番号を示している。図8の不使用領域情報が示す開始セクタ番号801から終了セクタ番号802までの間のセクタが、図7の領域702を示している。
図8の不使用領域情報を用いて、光ディスク700の領域702へのデータ書き込みを行わない記録制御手順を図6の処理フローを用いて説明する。
ステップ600は、不使用領域情報610として図8の不使用領域情報を読み込む。図8の不使用領域情報では、不使用領域とし1つの領域をセクタ番号で記載しており、セクタ番号12000000から12499999の間のセクタをデータの書き込みに使用しない領域であるという情報を示している。
ステップ601では、ステップ600で読み込んだ図8の不使用領域情報に示されたセクタを使用済みセクタとしてセクタ使用情報611に登録する。
図9にセクタ使用情報611の例を示す。セクタ使用情報611は、光ディスク700の全セクタあるいはファイルシステムがハンドリング可能な各セクタに対して、空き状況を管理する情報である。例えば光ディスク700が0〜12499999までのセクタ番号が振られたセクタを有する場合に、データの書き込みが無くデータが割り当てられていないセクタ番号0のセクタ900に対しては、未使用セクタとして「0(空き状態)」を設定する。また、任意のデータが割り当てられデータの書き込みに使用した場合には「1(使用状態)」に設定を変更する。
ステップ601では、図8の不使用領域情報が示す領域を使用済みセクタとして登録するため、セクタ番号12000000のセクタ901からセクタ番号12499999のセクタ902までを「1」に設定する。
ステップ602では、データ612からDATA_0やDATA_1などの名前の付いたデータを光ディスクに書くために、前記セクタ使用情報611を参照して未使用セクタ(すなわち「0(空き状態)」)を抽出し、DATA_0やDATA_1の格納に必要なセクタ数を割り当てる。そして、ステップ603では、前記割り当てたセクタ番号に使用済みの「1」を登録して、セクタ使用情報611を更新する。
ステップ604では、データ612のDATA_0やDATA_1に割り当てセクタの情報をDATA格納セクタ情報613に登録する。
図10にDATA格納セクタ情報613を示す。セクタ情報1001ではDATA_0にはセクタ番号2000から2055までのセクタが割り当てられ、DATA_1にはセクタ番号2056から2070までが割り当てられたことが記載されている。
ステップ605では、セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613とデータ612からDATA格納セクタ情報613でセクタを割り当てたデータを光ディスク614へ記録する処理を行う。セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613は光ディスクへ書き込むデータの管理情報の一部であり、セクタ使用情報611はセクタ情報602、DATA格納セクタ情報613はセクタ情報1003に示す領域に格納している。
上述の図6に示した処理フローの実行により、光ディスク614へデータ612のデータを記録するため未使用領域のセクタを割り当てる前に、不使用領域情報610の情報がセクタ使用情報611に使用済みセクタとして登録されていることから、不使用領域で示した領域に前記データ612を記録する領域として割り当てられることはなく、実施例1では、光メディアの外周である領域702へのデータ保存が回避される結果となる。これにより、光メディアの領域702部分に傷や汚れが付いたとしても、データの消失は発生せず、記録されたデータ612の保持性が高まることになる。
ここで、ステップ600における不使用領域情報610は、光ディスクの種別あるいはシステムで要求される信頼性によって予め決まった値を設定する方法やユーザによって任意に入力してもらう方法、他のソフトウェアや他のシステムから設定してもらう方法などが想定される。光ディスクの種別とは、例えば記録層が1層のBD−SL(Single Layer)、記録層が2層のBD−DL(Dual Layer)、記録層が3層のBD−TL(Triple Layer)などがある。
上述の説明では、1記録層に記録できるデータ量は25GBとしたが、データ量は25GBに限定されるものではない。
また、セクタのサイズは、使用する光ディスクに適用されるファイルシステムが扱うサイズによって可変とし、2048バイトに限定されるものではない。
上述の説明のように1層の記録層だけを持つ光ディスクでは、記録するデータを内周から外周に記録するため、光ディスクに記録できるデータ量に対して少ないデータを書き込めば外周に記録されないことになる。しかし近年、光ディスクは記録容量を増やすため、記録層を複数層有するようになってきており、例えば、BD−TLのように記録層を3層持つ構造の光ディスクでも、本発明の実施例1の方法は有効に活用できることを説明する。
以降の説明においても1記録層に記録できるデータ量は25GBとしたが、データ量は25GBに限定されるものではない。実際、1記録層あたりのデータ容量が約33GBであるBD−TLが開発されている。
図11には、データを書き込む光ディスクの一データ構成の一例を示している。光ディスク1100はデータを記録できる記録層を3枚重ねた3層構造を持っている。1層目のLayer−0の記録層にはセクタ単位で25Gバイトのデータを記録でき、2層目、3層目も同様の記録領域を持っている。データをセクタに書き込む方向は、Layer−0の1層目では内周から外周へ、Layer−1の2層目では外周から内周へ、Layer−2の3層目では内周から外周へとなっている。各層の領域1101がデータを記録できるセクタが配置されている領域であり、外周の領域1102をデータの記録を行わない領域とした場合、不使用領域情報は図12の構成となる。
図12の説明をする。領域個数1200の値が「3」になっているのは、データの記録を行わない領域1102は1領域であるが、光ディスク1100が3層構造を持っているため各記録層への設定として3つの領域設定を行っているからである。セクタ番号12000000の開始セクタ1201からセクタ番号12499999の終了セクタ1202はLayer−0の記録層への領域指定である。セクタ番号12500000の開始セクタ1203からセクタ番号12999999の終了セクタ番号1204はLayer−1の記録層への領域指定である。セクタ番号37000000の開始セクタ1205からセクタ番号37499999の終了セクタ1206はLayer−2の記録層への領域指定である。開始セクタ1201から終了セクタ1204までは続き番号のセクタとなっているため、1つの領域と記述しても特に問題はない。
図12の不使用領域情報を用いて、光ディスク1100へデータ書き込みを行う場合を、前記で説明した図6の処理フローを用いて簡単に説明をする。
ステップ600では、不使用領域情報610として図12のデータを読み込む。
ステップ601では、ステップ600で読み込んだ不使用領域情報610を元に、セクタ使用情報611に使用済みセクタとして「1」を登録する。
ステップ602では、1階層の光ディスクに比べ多くのデータを保存できる。ただし、Layer−0からLayer−1を跨ぐ外周付近の領域1102では、不使用領域情報に記載されて使用済みセクタとなっている部分があるため、1つのデータが不使用領域を跨いだセクタに配置される場合もある。
ステップ603では、データに割り当てたセクタ番号を使用済みの「1」を登録して、セクタ使用情報611を更新する。
ステップ604では、データ612内のデータに割り当てたセクタの情報をDATA格納セクタ情報613に登録するが、データが図12の不使用領域情報によって、分割してセクタに登録される例を、図13のDATA格納セクタ情報1300を用いて説明する。
ステップ602でデータ612のデータを光ディスクのセクタに割り当てる際、図12の不使用領域情報の開始セクタ1201で指示されたセクタ番号12000000に到達すると、その領域はセクタ使用領域611では使用済みセクタと登録されていることから、その領域を避けて、未使用領域に割り当てられることになる。
例えば、データ612のDATA_777がセクタ数15個を消費するデータであるとする。セクタ番号11999995から割り当てが開始された場合、まず、セクタ番号11999999まで5個のセクタが割り当てられる。開始セクタ1201のセクタ番号12000000から終了セクタ1204のセクタ番号12999999までは使用済みセクタとなっているので、セクタが割り当てられず、残りの10個のセクタは、セクタ番号13000000からセクタ番号13000009までが追加で割り当てられることになる。図13のDATA格納セクタ情報800に割り当てた結果の情報を登録する。
図13のDATA格納セクタ情報1300において、セクタ情報1301のDATA_777では、図12で示された不使用領域情報のセクタが回避されたセクタが登録されているのが分かる。
ステップ605では、セクタ使用情報611と図13のDATA格納セクタ情報1300とデータ612からDATA格納セクタ情報1300でセクタを割り当てたデータを光ディスク614へ記録する処理を行う。セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613は光ディスクへ書き込むデータの管理情報であり、セクタ使用情報611はセクタ情報1302、DATA格納セクタ情報1300はセクタ情報1303に示す領域に格納している。
以上の図6に示した処理フローを、図11の3層構造の光ディスク1100に対して、図12の不使用領域情報を用いて実行すると、データ612のデータは図13のDATA格納セクタ情報1300に示すデータの配置を行うため、異なる階層の記録層においても領域1102部分へのデータの記録が回避される制御が可能となっている。
以上説明した実施例1によれば、汎用的な記録用の光ディスクなどを用いても、不使用領域情報を使用して特定領域へのデータ記録を回避できることから、メディアへのデータ記録後の管理状況を考慮したデータ記録方法を取ることができ、記録したデータの長期保管管理に役立てることができる。
また、実施例1では光ディスクを用いた場合について説明したが、不使用領域を用いたデータ記録の制御方法は記録するメディアを特定する必要はない。例えば、ホログラフィックメモリなどの記録メディアでも、記録特性や記録後の運用管理で記録したくない領域があれば、その領域を不使用領域として指定し、本制御を行うことでデータの記録を回避することが可能である。
また、光ディスクにデータを記録する場合の処理フローは図2の制御部203が本処理フローを実行するとしたが、変形例として、アーカイブ装置のみの構成の場合は図3の制御部312が、データ記録再生部のみの構成の場合は図402の制御部が本処理フローを実施しても、同様の効果を奏する。
実施例1では、1回だけ書くことができる追記型や書き換え可能なリライタブル型の光ディスクの1回目のデータ書き込みを想定した例となっている。これに対し、実施例2では、書き換え可能なリライタブル型の2回目以降の書き込みでも1回目のデータ記録制御が有効に機能し、不使用領域へのデータ書き込みが回避されていること、および、後から不使用領域を設定可能な処理について説明する。
図14は、本発明の実施例2により、書き換え可能なリライタブル型光ディスクにデータを追加して記録していく場合の処理フローについて示している。実施例1で使用した図6の処理フローに対し、ステップ600とステップ601をステップ1400で代替し、リライタブル型光ディスク1401よりセクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613を読み出して処理する。図14の処理フローを用いて処理を説明する。
ステップ1400では、例えば実施例1で作成済みのリライタブル型光ディスク1401から、セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613を読み出す。
ステップ602以降の処理は実施例1で説明した処理と同様である。読み出したセクタ使用情報611には、すでに第1回目の光ディスク1401へのデータ書き込み時に不使用領域情報の内容がセクタ使用情報内ではセクタ使用済みの「1」として登録されているので、未使用セクタにデータを追記していく限り、不使用領域としていた領域にはデータの書き込みが発生しない。従って、1回目のデータ書き込み時に不使用領域情報610を使用した制御方法を用いていれば、以後のデータ追記においても、不使用領域へのデータ書き込みを回避することが可能である。
また、1回目のデータ書き出しに不使用領域情報610の処理が無かった光ディスクに対しても、2回目以降のデータ書き込み時に不使用領域情報610を用いて、不使用領域を作成することが可能である処理フローを図15に示し説明する。
ステップ1500では、不使用領域情報610として、図12の不使用領域情報のデータを読み込む。
ステップ1501では、実施例1で用いたような不使用領域情報610を用いて、不使用領域処理を行わないで作成した光ディスク1502より、セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613を読み出す。
ステップ1503では、ステップ1501で光ディスク1502より読み出したDATA格納セクタ情報613に記載されたデータ記録用に使用されているセクタが、ステップ1500で読み出した図12の不使用領域情報610に記載されているセクタを含んでいるか調べる。データ記録用に使用していなければステップ1504へ、使用していればステップ1506へ移行する。
ステップ1504では、読み込んだ図7の不使用領域情報610で指示されたセクタに対し、セクタ使用情報611で使用済みセクタを示す「1」の登録を行う。
ステップ1505では、セクタ使用情報611とDATA格納セクタ情報613を光ディスク1502に書き込む。
ステップ1506では、不使用領域情報610で指示されたセクタにデータが保存されていることから、不使用領域に記録されているセクタのデータを未使用領域のセクタに割り当て直し、データを移して光ディスク1502に書き込む。
ステップ1507では、ステップ1506で使用した未使用セクタに対し、セクタ使用情報611で使用済みを示す「1」を登録する。
ステップ1508では、ステップ1506、1507で行ったデータ移行の結果を反映させたDATA格納セクタ情報を作成し、ステップ1501で光ディスク1502より読み出したDATA格納セクタ情報を更新する。この時のDATA格納セクタ情報の更新内容の一例を図16を用いて説明する。
図16のDATA格納セクタ情報1600は、光ディスク1502より読み出した情報である。DATA格納セクタ情報1601(セクタ番号11999995〜12000009)とDATA格納セクタ情報1602(セクタ番号12000010〜12000019)は、ステップ1500で読み込んだ図7の不使用領域情報610が示す不使用領域の1つである開始セクタ1201〜終了セクタ1202(セクタ番号12000000〜セクタ番号12499999)とセクタ番号が重なる部分(セクタ番号12000000〜12000009、12000010〜12000019)がある。
ステップ1506において、不使用領域内においてデータの格納に使用されたセクタを別の未使用セクタに割り当てし、データを移行した結果が、DATA格納セクタ情報1603となる。セクタ情報1604では、不使用領域となる開始セクタ1201から終了セクタ1204の間でデータを格納するために使用していたセクタを、終了セクタ1204以後のセクタに移したため、データが分割されて登録されている。また、セクタ情報1605はセクタ情報1602のデータも不使用領域を使用していたため、セクタ情報1504で使用したセクタ以降のセクタにデータを移したものである。
ステップ1507とステップ1508でセクタ使用情報とDATA格納セクタ情報を更新した後、前記したステップ1504で読み込んだ図12の不使用領域情報で指示されたセクタに対し、セクタ使用情報で使用済みセクタを示す「1」を登録する処理を行い、ステップ1505でセクタ使用情報とDATA格納セクタ情報を光ディスク1502へ書き込む処理を行う。
ステップ1505によってセクタ使用情報、DATA格納セクタ情報を更新した光ディスク1502は、上述の図14の処理フローを用いてデータの追記を行った場合には、不使用領域へのデータの記録を回避することが可能な光ディスクとなっている。
以上説明した実施例2によれば、光ディスクへの1回目のデータ書き込みに不使用領域を設定する本発明の処理を行っていれば、以降のデータ追記時にも不使用領域へのデータ記録が回避されることを説明した。更に不使用領域の設定が行われないで書き込みが行なわれた光ディスクにおいても、図15の処理フローを用いることで不使用領域の設定が可能であることも説明した。また図15の処理フローにより、不使用領域を前回使用した不使用領域よりも拡大させて実行した場合には、不使用領域を広げた光ディスクに作成しなおすことが可能となる。これにより、例えば光ディスクに記録された情報を読み出す際に、光ディスクの品質劣化を検知した場合、今まで設定されていた不使用領域のサイズを大きくすることができ、情報の信頼性を高めることが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
なお、変形例1として、記録媒体の記録可能領域上に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生装置であって、前記記録再生装置の動作を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう制御するデータ記録再生装置がある。
変形例2として、変形例1に記載のデータ記録再生装置であって、前記不使用領域の指定と、前記記録単位にデータが既記録か未記録かの判断は、前記記録媒体がデータに記録される前に実行されることを特徴とするデータ記録再生装置がある。
変形例3として、請求項1に記載のデータ記録再生装置であって、前記記録媒体は書き換え可能な媒体であり、既に該記録媒体にデータが記録されており、該データが前記不使用領域として指定された記録単位に記録されていた場合、前記制御部は、該不使用領域として指定された記録単位に記録されていたデータを、前記データが未記録と判断された記録単位に移行して記録するよう制御するデータ記録再生装置がある。
変形例4として、変形例1から3のいずれか一例に記載のデータ記録再生装置であって、前記不使用領域は前記記録媒体の外周側に配置されることを特徴とするデータ記録再生装置がある。
変形例5として、アーカイブ管理装置と、一以上のライブラリ装置から構成されるアーカイブシステムであって、前記アーカイブ管理装置は、アーカイブシステム全体の動作を制御し、前記ライブラリ装置に動作処理命令を発行する全体制御部、を備え、前記ライブラリ装置は、一以上の記録媒体を格納する記録媒体格納部と記録媒体に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生部と、前記全体制御部から発行された動作処理命令に基づいて前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリ装置制御部と、を備え、前記全体制御部は、前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう前記データ記録再生部を制御する命令を前記ライブラリに発行する記録再生装置がある。
変形例6として、記録媒体に任意の記録単位で情報を記録する記録制御方法において、前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録する記録制御方法がある。
変形例7として、変形例6に記載の記録制御方法において、前記不使用領域の指定と、前記記録単位にデータが既記録か未記録かの判断は、前記記録媒体がデータに記録される前に実行されることを特徴とする記録制御方法がある。
変形例8として、請求項6に記載の記録制御方法であって、前記記録媒体は書き換え可能な媒体であり、既に該記録媒体にデータが記録されており、該データが前記不使用領域として指定された記録単位に記録されていた場合、該不使用領域として指定された記録単位に記録されていたデータを、前記データが未記録と判断された記録単位に移行して記録することを特徴とする記録制御方法がある。
変形例9として、変形例6から8のいずれか一例に記載の記録制御方法であって、前記不使用領域は前記記録媒体の外周側に配置されることを特徴とする記録制御方法がある。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 クライアントシステム、2 アーカイブ装置、3 稼動状態管理装置、4 ネットワーク
101 アーカイブ管理装置、102 記録再生装置、103、104、105 ライブラリ装置、107 ローカルネットワーク
201 通信インターフェース(I/F)、202 第2通信インターフェース
203、312、322、402 制御部
204、313、323、403 メモリ
205 ハードディスクドライブ(HDD)、206 ストレージインターフェース(I/F)
207、318 表示インターフェース(I/F)
208、319 ユーザインターフェース(I/F)
301 ライブラリ制御部、302、303 データ記録再生部、304 記録媒体搬送部、305 記録媒体格納部、311 通信インターフェース
314、315、401 データインターフェース(I/F)
316、321 搬送インターフェース(I/F)
324 搬送機、325 レール
331、410 記録媒体
404 信号処理回路、405 光ピックアップ、406 増幅回路、407 サーボ回路
501 制御コマンド受信部、502 アーカイブ処理部、503 データ記録制御部、504 誤り訂正符号生成部、505 ファイルシステム管理情報生成部、506 ハードウェア(H/W)リソース管理部、507 ライブラリ制御コマンド送信部、508 リトリーブ処理部、509 再生制御部、510 ファイル共有処理部、511 他コマンド処理部、512 Webサーバ、513 管理情報提供部、514 イベント受信部
600 不使用領域読み込み処理、601 セクタ使用情報作成処理、602 データの未使用領域割り当て処理、604 DATA格納セクタ情報作成処理
614、700、1401、1502 光ディスク
701、1101 光ディスクの全セクタが配置される領域
702、1102 データの記録を行わない領域
1100 3層構造光ディスク
101 アーカイブ管理装置、102 記録再生装置、103、104、105 ライブラリ装置、107 ローカルネットワーク
201 通信インターフェース(I/F)、202 第2通信インターフェース
203、312、322、402 制御部
204、313、323、403 メモリ
205 ハードディスクドライブ(HDD)、206 ストレージインターフェース(I/F)
207、318 表示インターフェース(I/F)
208、319 ユーザインターフェース(I/F)
301 ライブラリ制御部、302、303 データ記録再生部、304 記録媒体搬送部、305 記録媒体格納部、311 通信インターフェース
314、315、401 データインターフェース(I/F)
316、321 搬送インターフェース(I/F)
324 搬送機、325 レール
331、410 記録媒体
404 信号処理回路、405 光ピックアップ、406 増幅回路、407 サーボ回路
501 制御コマンド受信部、502 アーカイブ処理部、503 データ記録制御部、504 誤り訂正符号生成部、505 ファイルシステム管理情報生成部、506 ハードウェア(H/W)リソース管理部、507 ライブラリ制御コマンド送信部、508 リトリーブ処理部、509 再生制御部、510 ファイル共有処理部、511 他コマンド処理部、512 Webサーバ、513 管理情報提供部、514 イベント受信部
600 不使用領域読み込み処理、601 セクタ使用情報作成処理、602 データの未使用領域割り当て処理、604 DATA格納セクタ情報作成処理
614、700、1401、1502 光ディスク
701、1101 光ディスクの全セクタが配置される領域
702、1102 データの記録を行わない領域
1100 3層構造光ディスク
Claims (9)
- 記録媒体の記録可能領域上に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生装置であって、
前記記録再生装置の動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、
前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、
前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、
前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう制御するデータ記録再生装置。 - 請求項1に記載のデータ記録再生装置であって、
前記不使用領域の指定と、前記記録単位にデータが既記録か未記録かの判断は、前記記録媒体がデータに記録される前に実行されることを特徴とするデータ記録再生装置。 - 請求項1に記載のデータ記録再生装置であって、
前記記録媒体は書き換え可能な媒体であり、既に該記録媒体にデータが記録されており、該データが前記不使用領域として指定された記録単位に記録されていた場合、前記制御部は、該不使用領域として指定された記録単位に記録されていたデータを、前記データが未記録と判断された記録単位に移行して記録するよう制御するデータ記録再生装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ記録再生装置であって、
前記不使用領域は前記記録媒体の外周側に配置されることを特徴とするデータ記録再生装置。 - アーカイブ管理装置と、一以上のライブラリ装置から構成されるアーカイブシステムであって、
前記アーカイブ管理装置は、
アーカイブシステム全体の動作を制御し、前記ライブラリ装置に動作処理命令を発行する全体制御部、
を備え、
前記ライブラリ装置は、
一以上の記録媒体を格納する記録媒体格納部と
記録媒体に任意の記録単位でデータを記録するデータ記録再生部と、
前記全体制御部から発行された動作処理命令に基づいて前記ライブラリ装置の動作を制御するライブラリ装置制御部と、
を備え、
前記全体制御部は、
前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、
前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、
前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、
前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録するよう前記データ記録再生部を制御する命令を前記ライブラリに発行するアーカイブシステム。 - 記録媒体に任意の記録単位で情報を記録する記録制御方法において、
前記記録可能領域上のデータを記録しない記録単位を不使用領域として指定し、
前記記録可能領域上の記録単位においてデータが既記録か未記録かを判断し、
前記不使用領域として指定された記録単位は既記録として判断し、
前記記録媒体にデータを記録する場合、未記録と判断された記録単位にデータを記録する記録制御方法。 - 請求項6に記載の記録制御方法において、
前記不使用領域の指定と、前記記録単位にデータが既記録か未記録かの判断は、前記記録媒体がデータに記録される前に実行されることを特徴とする記録制御方法。 - 請求項6に記載の記録制御方法であって、
前記記録媒体は書き換え可能な媒体であり、既に該記録媒体にデータが記録されており、該データが前記不使用領域として指定された記録単位に記録されていた場合、該不使用領域として指定された記録単位に記録されていたデータを、前記データが未記録と判断された記録単位に移行して記録することを特徴とする記録制御方法。 - 請求項6から8のいずれか一項に記載の記録制御方法であって、
前記不使用領域は前記記録媒体の外周側に配置されることを特徴とする記録制御方法。
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