JP2015130078A - データアーカイブシステム及びデータアーカイブ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的に第一のストレージ装置の空き容量を確保するとともにデータ移動処理を高速化する。
【解決手段】外部から送られたデータを格納するデータアーカイブシステムであって、外部から送られたデータを格納する第一のストレージ装置と、前記第一のストレージ装置から移動したデータを格納する第二のストレージ装置と、前記第一のストレージ装置及び前記第二のストレージ装置を制御するコントローラとを有し、前記コントローラは前記第一のストレージ装置に格納されているデータの内、データサイズが所定以上のデータに対して、データサイズに応じて優先度を決定し、単位量のデータが前記第一のストレージ装置に蓄積されると、前記優先度の高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。
【選択図】図1
【解決手段】外部から送られたデータを格納するデータアーカイブシステムであって、外部から送られたデータを格納する第一のストレージ装置と、前記第一のストレージ装置から移動したデータを格納する第二のストレージ装置と、前記第一のストレージ装置及び前記第二のストレージ装置を制御するコントローラとを有し、前記コントローラは前記第一のストレージ装置に格納されているデータの内、データサイズが所定以上のデータに対して、データサイズに応じて優先度を決定し、単位量のデータが前記第一のストレージ装置に蓄積されると、前記優先度の高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。
【選択図】図1
Description
本発明は、データアーカイブシステム及びデータアーカイブ方法に関するものである。
本技術分野の背景技術として、特許文献1、及び特許文献2がある。特許文献1には課題として、「正副のディスクサブシステムを有する非同期コピーにおいて、ディスク制御装置間の伝送路やプロセッサ稼動状況など、ハードウェア性能に余裕がないときには、正副ディスク制御装置間のコピーに遅れが生じ、データ損失の危険が高くなる。このときに、ハードウェアの性能を向上させなくても、データ損失の危険をなくし、データの安全性を高めるようにする。」と記載されており、その解決手段として、「論理ボリュームグループにコピーの優先度を付け、優先度の高い論理ボリュームグループのコピーを優先させてコピーをし、優先度の高い論理ボリュームグループに属するデータが、優先度の低い論理ボリュームグループに属するデータよりも、データの発生時間を基準として、常に先行してコピーされた状態にする。このとき、ディスク制御装置の処理能力を測定して、余裕のないときにのみ、優先度を用いたコピーをする。」と記載されている。また、特許文献2には課題として、「コンテンツの属性情報に基づいて、コンテンツのマイグレーションの優先度を決定する階層記憶装置を提供すること。」と記載されており、その解決手段として、「データを一次記憶する第1の記憶装置と、前記第1の記憶装置と異なる特性を有し前記データを二次記憶する第2の記憶装置と、前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置間のデータ移行を制御する制御装置とを有する階層記憶装置であって、前記制御装置は、前記第1の記憶装置に記憶されるデータの属性情報を記憶する記憶部と、前記属性情報に基づいて前記第1の記憶装置から前記第2の記憶装置への前記データの移行優先度を決定する優先度決定部と、前記優先度に基づいて前記データを前記第1の記憶装置から前記第2の記憶装置に移行させるデータ移行部と、を備える。」と記載されている。
特許文献1では、論理ボリュームグループにコピーの優先度を付け、優先度の高い論理ボリュームグループのコピーを優先させてコピーをすることで、データの安全性を高める発明について記載されているが、ボリュームの空き容量を効率的に確保することについては考慮されていない。
特許文献2では、データの属性情報に基いて、二次記憶装置に移動するデータの優先度の設定する方法について記載されているが、移動する全てのデータに対して優先度を設定するため、優先度設定を行うことによる処理速度の低下については考慮されていない。
そこで、本発明は、第一と第二のストレージを備えるデータアーカイブシステムにおいて、第一から第二のストレージにデータをコピーする際に、ボリュームの空き容量を効率的に確保するとともにデータ移動の処理速度を高速化することを可能とするデータアーカイブシステム、データアーカイブ方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、効率的に第一のストレージ装置の空き容量を確保するとともにデータ移動処理を高速化することが可能なデータアーカイブシステムを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1はデータアーカイブシステムの構成を示すブロック図である。101はデータライブラリ装置であり、記録時には、サーバ115からデータ記録命令を受け、データを受け取り、受け取ったデータを光ディスク108に記録する。再生時には、光ディスク108からデータを再生し、サーバ115にデータを受け渡す。
102はデータライブラリ装置のCPU(Central Processing Unit)であり、サーバ115からの要求により、光ディスク運搬装置106を制御して、光ディスク格納装置107に格納された複数枚の光ディスク108の中から所望の光ディスクを選択し、データ記録再生装置109、110、111、112に送る。また、光ディスク運搬装置106を制御してデータ記録再生装置109、110、111、112から光ディスクを受け取り、光ディスク格納装置107内の所定の位置に光ディスクを格納する。また、記憶装置113への情報の読み書きを行なう。
103はユーザI/F部であり、各種スイッチなど、ユーザがデータライブラリ装置を操作するための手段を提供する。104はメモリであり、各種のプログラムや情報を記憶し、例えばデータライブラリ装置のCPU102を制御するためのプログラムや設定情報もメモリ104に記憶している。サーバI/F部105は、サーバ115とデータライブラリ装置101との間で、記録/再生するデータや各種制御コマンドや通知を送受信する。
106は光ディスク運搬装置であり、データライブラリ装置のCPU102に制御されて、光ディスク108を光ディスク格納装置107から取り出し、運搬し、データ記録再生装置109、110、111、112に装填する。あるいは、光ディスク108をデータ記録再生装置109、110、111、112から受け取り、運搬し、光ディスク格納装置107へと格納する。
107は光ディスク格納装置であり、光ディスク108を複数備える。また、光ディスク格納装置107は着脱することができ、例えば、すべての光ディスクへデータを記録し終えたら光ディスク格納装置ごとデータライブラリ装置外部へ取り出し、代わりに未記録ディスクを格納した別の光ディスク格納装置をデータライブラリ装置内部へ入れることなどができる。
なお、図1では光ディスク格納装置107は1つしか図示しないが、ライブラリ装置内に2つ以上備えても良い。また、例えば一方は未記録ディスク格納装置、他方は記録済ディスク格納装置など、用途に応じて使い分けたり、一方は片面記録可能なディスク、他方は両面記録可能なディスクなど、ディスク種別に応じて使い分けたりしても構わない。もちろん、光ディスク格納装置107の内部を未記録ディスク格納領域と記録済ディスク格納領域とに区切っても構わない。
108は光ディスクであり、それぞれ光ディスク格納装置107の内部に複数枚格納されている。光ディスクは、データ記録時、光ディスク運搬装置106によって光ディスク格納装置107から取り出され、データ記録再生装置109、110、111、112に装填され、データ記録が終了すると、光ディスク運搬装置106によって光ディスク格納装置107へと戻される。一方、データ再生時、光ディスク108は光ディスク運搬装置106によって光ディスク格納装置107から取り出され、データ記録再生装置109、110、111,112に装填され、データを再生し、データ再生が終了すると、光ディスク運搬装置106によって光ディスク格納装置107へと戻される。
109、110、111、112はデータ記録再生装置であり、データライブラリ装置のCPU102に制御されて、光ディスク108へのデータ記録または光ディスク108からのデータ再生を行う。また、データ記録再生装置は着脱することができ、例えば故障などが発生した際にはデータライブラリ装置から取り外し、代わりのデータ記録再生装置をデータライブラリ装置に設置することなどができる。なお、図1においてデータライブラリ装置は4つのデータ記録再生装置を搭載しているが、搭載台数は限定されず、例えばデータ記録再生装置を6つ搭載するなどしても構わない。
113は光ディスク格納装置の備える記憶装置であり、光ディスク格納装置に関する情報や光ディスク格納装置を制御する上で必要な情報を記憶しておく。
図2はデータアーカイブシステムにおけるサーバの構成を示すブロック図である。サーバ115には、1つ以上のデータライブラリ装置101と、ネットワーク116と、ディスク装置117と、表示装置118が接続されて構成される。
201はサーバ115のCPUであり、データ記録時には、ネットワーク116からネットワーク制御部205を介して受信したデータを、ディスク装置インタフェース部204を介してディスク装置117に記録する。または、データライブラリインタフェース部203を介してデータライブラリ装置を制御し、データライブラリ装置が内蔵する光ディスクに記録する。データ再生時には、ディスク装置インタフェース部204を介してディスク装置117からデータを読み出し、読み出したデータを、ネットワーク制御部205を介してネットワーク116に送信する。あるいは、データライブラリインタフェース部203を介してデータライブラリ装置を制御し、データライブラリ装置が内蔵する光ディスクからデータを再生し、再生したデータを受け取り、受け取ったデータをネットワーク制御部205を介してネットワーク116に送信する。また、ディスク装置117の空き容量の確認や、ディスク装置117に記録されるファイルの転送速度、及びディスク装置117からデータライブラリ装置にマイグレーション処理を行う際の各種処理速度の計測を行う。また、データライブラリ装置から受け取った各種の情報を適宜加工して記録、管理し、また、その情報を再生し、再生した情報に基づいて制御方針を決定するとともに、実際の制御を行う。さらには、外部表示制御部206を介して表示装置118に情報を表示する。
202はメモリであり、サーバ115のCPU201を制御するためのプログラム、各種の情報が記録されている。また、データライブラリ装置101から送られた、データライブラリ装置内の熱情報や振動情報、さらには、データライブラリ装置が内蔵する各データ記録再生装置の特性情報を記録する。
203はデータライブラリインタフェース部であり、データライブラリ装置101とサーバ115のCPU201との間でのデータ送受信に関する制御を行う。なお、図では1つのデータライブラリインタフェース部に複数のデータライブラリ装置が接続されているが、例えば、ネットワークを介して複数のデータライブラリ装置が接続されるような構成でもよい。
204はディスク装置インタフェース部であり、ディスク装置117とSATA(Serial Advanced Technology Attachment)などの規格に準拠したデータ転送を行う。205はネットワーク制御部であり、ネットワーク116とサーバ115のCPU201との間でのデータ送受信に関する制御を行う。
207はデータベース管理部であり、データアーカイブシステムを制御するために使用する各種情報を記録したデータベースへのアクセスをつかさどる。具体的には、データベースへの情報登録、登録した情報の読み出しや検索などの処理を行なう。なお、本実施例のデータベース管理部207では、システムを制御するためにデータベースの新規作成や更新が必要であるかといった判断や、どの情報をデータベースに登録するか、といった判断を行なうものであり、データベースの本質的な操作や管理はCPU301に委ねるものとする。しかし、それに限定されることはなく、データベース管理部207においてデータベースの本質的な操作や管理を行なうようにしても構わない。なお、データベースは、メモリ202、又はディスク装置117に格納されている。
208は、データベース管理部であり、データライブラリシステムを制御するために使用する各種情報を記録したデータベースへのアクセスをつかさどる。具体的には、データベースへの情報登録、登録した情報の読み出しや検索などの処理を行う。なお、本実施例のデータベース管理部307では、システムを制御するためにデータベースの新規作成や更新が必要であるかといった判断や、どの情報をデータベースに登録するか、といった判断を行うものであり、データベースの本質的な操作や管理はCPU301に委ねるものとする。しかし、それに限定されることはなく、データベース管理部307においてデータベースの本質的な操作や管理を行うようにしても構わない。なお、データベースは、メモリ202、又はディスク装置117に格納されている。
209はユーザI/F部であり、ユーザが表示装置118に表示されている各種情報に基づき、サーバを制御したり、サーバを介して各データライブラリ装置を制御したりするための手段を提供する。
図3はデータ記録再生装置の構成を示すブロック図である。
307はCPUであり、データ記録再生装置109の記録処理、再生処理の制御を行う。なお、CPUでなくとも、同様の制御が可能な任意の回路を用いてもよい。また、データ記録再生装置の記録処理または再生処理を開始する際に、自身の管理する各ブロックの負荷情報の収集を開始し、記録処理または再生処理を終了する際に、収集した情報をメモリに記録し、記録した情報をライブラリ装置のCPU102へ出力する。301はデータ記録媒体、例えばBD−R(Blu−ray Disc Recordable)である。なお、以下の説明においては、単に光ディスク301として説明する。また、データ記録媒体は、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよい。
307はCPUであり、データ記録再生装置109の記録処理、再生処理の制御を行う。なお、CPUでなくとも、同様の制御が可能な任意の回路を用いてもよい。また、データ記録再生装置の記録処理または再生処理を開始する際に、自身の管理する各ブロックの負荷情報の収集を開始し、記録処理または再生処理を終了する際に、収集した情報をメモリに記録し、記録した情報をライブラリ装置のCPU102へ出力する。301はデータ記録媒体、例えばBD−R(Blu−ray Disc Recordable)である。なお、以下の説明においては、単に光ディスク301として説明する。また、データ記録媒体は、必ずしも光ディスクに限定されるものではなく、光磁気ディスクやホログラム等の記録媒体であってもよい。
302は光ピックアップであり、光ディスク301から信号を読み出して増幅回路303に送る。また、信号処理回路304から送られた変調信号を光ディスク301に記録する。303は増幅回路であり、光ピックアップ302を介して光ディスク301から読み出した再生信号を増幅して信号処理回路304に送る。また、サーボ信号を生成してサーボ回路306に送る。
304は信号処理回路であり、入力信号を復調し、誤り訂正等を行ったデータをインタフェース回路305に送る。また、インタフェース回路305から送られたデータに誤り訂正符号を付加する等を行い、変調して光ピックアップ302に送る。305はインタフェース回路であり、例えばSATAその他の転送方式に準拠したデータ転送処理を行う。データ転送時には、信号処理回路304から送られたデータをホストであるライブラリ装置のCPUに送る。また、ホストであるライブラリ装置のCPUから送られたデータを信号処理回路304に送る。
306はサーボ回路であり、増幅回路303にて生成されたサーボ信号により光ピックアップ302を制御する。308はメモリであり、データ記録再生装置を制御するためのプログラムや各種設定情報、光ディスクから取得した媒体情報などを格納する。なお、メモリ308はデータ記録再生装置内でCPU307と接続する例を示したが、データ記録再生装置内外のどこに接続されていてもよい。また、情報を保持できればメモリでなくてもよく、例えばハードディスクでもよい。
図4は光ディスク運搬装置のブロック図、図5は光ディスク運搬装置の外観図である。
401はCPUであり、光ディスク運搬装置の制御を行う。402はメモリであり、光ディスク運搬装置を制御するためのプログラムや各種設定情報等を格納する。また、収集した熱情報や振動情報を記録するための領域としても使用する。なお、メモリ402は光ディスク運搬装置内でCPU401と接続する例を示したが、光ディスク運搬装置内外のどこに接続されていてもよい。また、情報を保持できればメモリでなくてもよく、例えばハードディスクでもよい。
403はモータ制御回路であり、CPU401からの指示に基づいて404、405、406のロボットアーム部を駆動する。また、ロボットハンド部407を駆動する。ロボットアーム部404、405、406は前進や後進といった直進運動や回転運動により、ロボットハンド部407の位置を調整する。ロボットハンド部407は光ディスク108を破損することなく保持可能な形状から成り、光ディスク格納装置107及びデータ記録再生装置109、110、111、112に対して光ディスクの出し入れや受け渡しを行う。
上記構成の光ディスク運搬装置によって、データライブラリ装置のCPUからの指示に従って、光ディスク格納装置とデータ記録再生装置との間で光ディスクを運搬する。
なお、ここでは光ディスク運搬装置がデータライブラリ装置内に1つ存在する例を示したが、複数の光ディスク運搬装置が存在しても構わない。また、光ディスク運搬装置の形状は図6の例に限らず、例えば、光ディスクの中心穴を利用して光ディスクを固定して運搬するようなものや、光ディスク格納装置から光ディスクを押し出して取り出し、取り出した光ディスクを運搬用のケースに格納し、ケースごと光ディスクを運搬するようなものであっても構わない。
本実施例では、記録媒体に光ディスクを用いたデータアーカイブシステムを例に説明する。光ディスクは他の媒体に比べて長期保存に適すること、災害時のデータ保護の点で優れていることが知られている。しかし、本発明の有効範囲はこれに限ったものではなく、例えば記録媒体として磁気テープ等を用いても構わない。
また、光ディスクは光ディスク格納装置に複数枚格納され、光ディスクの交換は光ディスク格納装置ごと実施するものとする。データアーカイブシステムでは、非常に大量のデータを扱い、記録する光ディスクの枚数も大量となるため、データアーカイブシステムから取り外された光ディスク(以降、オフラインディスクとする。)を1枚単位で管理すると、管理コストが非常に大きくなる。そのため、複数の光ディスクをまとめた光ディスク格納装置の単位でオフライン管理を行うことで、管理コストの削減が可能になる。
また、このように光ディスク格納装置ごとに交換を実施する場合、光ディスク格納装置の交換頻度を削減するために、光ディスク格納装置ごとにユーザや格納するデータの種類等を決め、一度に再生される可能性が高いデータを同じ光ディスク格納装置に記録することが有用である。オフラインディスクの再生において、一度に再生する可能性が高いデータを同じ光ディスク格納装置に記録しておくことで、交換作業の回数を削減し、所望のデータを再生するまでの時間短縮や、交換作業により発生するコストの削減が可能となる。本実施例では、光ディスク格納装置ごとに設定されるユーザやデータの種類をグループとし、グループIDで管理を行う。つまり、複数の光ディスク格納装置に対して、同一のユーザが使用する場合や同一の種類のデータが記録される場合、該複数の光ディスク格納装置には、同一のグループIDが設定される。また、このグループIDはデータライブラリ装置に格納される全データに対しても設定され、データ記録時の光ディスクの選択等に用いられる。
図6は、本実施例におけるアーカイブシステムへの記録処理を説明するフローチャートである。
ステップS601では、サーバ115がネットワーク116経由で転送されたファイルをネットワーク制御部205を介して受信する。ステップS602では、受信したファイルをディスク装置インタフェース部204を介してディスク装置117に記録する。ステップS603では、ディスク装置117に記録したファイルのファイルサイズや作成日時などの属性情報を取得する。
ステップS604では、取得した属性情報をマイグレーションファイルテーブルに登録する。
図7にマイグレーションファイルテーブルの一例を示す。マイグレーションファイルテーブルは、ファイル名701、ファイルサイズ702、アーカイブ日時703、優先度フラグ704、及びボリュームID705で構成されている。ファイル名701は、ディスク装置117に記録されたファイルのファイル名であり、ファイルサイズ702は、該ファイルのファイルサイズである。また、アーカイブ日時703は、該ファイルがディスク装置117に記録された時間であり、優先度フラグ704は、後述するマイグレーションファイルの選択処理で用いる。本実施例では、優先度の基準として、ファイルサイズとファイルがディスク装置117に格納されてからの経過時間を用いる。図7では、第0ビット(最下位ビット)をファイルサイズの優先ビット、第1ビットを経過時間の優先ビットとする。ボリュームID705は、該ファイルが登録されたボリュームのIDである。ボリュームに関する説明は、後述する。
尚、マイグレーションファイルテーブルを構成するレコードはあくまで一例に過ぎず、他のレコードを追加しても良い。例えば、ファイルの作成日時や更新日時、フルパスやグループIDなどを追加しても良い。また、ファイル名ではなく、アーカイブシステムが一意に設定したIDを用いても良い。また、優先度フラグは、ステップS604で登録される際は、両ビットとも0で登録される。また、ボリュームID705は、ステップS604では何も登録されない。
ステップS605では、取得した属性情報からファイルサイズを抽出し、設定した閾値THsize以上かどうか確認を行う。ファイルサイズがTHsize以上だった場合は、ステップS606の処理を行い、そうでない場合は、終了する。尚、THsizeの設定方法としては、例えば、クライアントPCからディスク装置117へのファイルの記録速度Pinとディスク装置117から光ディスク108へのマイグレーション速度Poutを測定し、二つの速度が等しくなるファイルサイズを設定する方法が考えられる。また、マイグレーション速度ではなく、マイグレーションの事前準備の速度を測定し、閾値を設定しても良い。マイグレーションの事前準備とは、例えば、ファイルをマイグレーションするデータライブラリ装置、記録媒体を選択する処理のことである。また、THsizeは予め設定しても良いし、アーカイブシステムを運用していく中で、更新していっても良い。
尚、以上に示したTHsizeの設定方法はあくまで一例に過ぎず、さらに別の方法でTHsizeを求めてもよい。またTHsizeは以上に示した設定方法の複数を組み合わせて設定するようにしてもよいし、以上に示した設定方法とさらに別の方法とを組み合わせて設定するようにしてもよい。
ステップS606は、優先度フラグのファイルサイズの優先ビットを1に変更して、終了する。
尚、マイグレーションテーブルは定期的に監視され、アーカイブ日時703から閾値以上の時間が経過したファイルに対して、優先度フラグ704の経過時間の優先ビットを1に更新する。
尚、マイグレーションテーブルは定期的に監視され、アーカイブ日時703から閾値以上の時間が経過したファイルに対して、優先度フラグ704の経過時間の優先ビットを1に更新する。
図8は、本実施例におけるボリュームへの登録処理を説明するためのフローチャートである。
ボリュームとは、記録媒体に対して1回の書込み処理で記録する単位であり、例えば1枚の光ディスクに格納するファイルの集合である。光ディスクを記録媒体として用いたアーカイブシステムでは、光ディスク1枚のデータをまとめて記録することで、記録データの信頼性を向上させることが出来る。そのため、ディスク装置117に記録されたファイルを逐次光ディスク108に記録するのではなく、光ディスク1枚分のファイルの集合であるボリュームを作成してから、まとめて光ディスク108へのマイグレーションを実行する。
まず、ステップS801で、マイグレーションファイルテーブルから、ボリュームに登録するファイル(以下、マイグレーションファイルと称する。)の選択を行う。マイグレーションファイルの選択処理については後述する。ステップS802では、ステップS801で選択されたマイグレーションファイルのファイルサイズを取得する。ステップS803では、ステップS802で取得したファイルをボリューム管理テーブルに登録されているボリュームに追加可能か確認する。
図9にボリューム管理テーブルの一例を示す。ボリューム管理テーブルは、ボリュームID901、空き容量902、使用容量903、ファイル数904、及び処理状態905で構成されている。ボリュームID901は、アーカイブシステムで設定する一意のIDであり、空き容量902は、該ボリュームの空き容量、使用容量903は、該ボリュームに登録されているファイルの総容量、ファイル数904は、該ボリュームに登録されているファイルの総数である。処理状態905は、該ボリュームの処理状態であり、本実施例では、PENDING、READY、INPROGRESSの3つの状態を示す。PENDINGは、ボリュームが新規に作成されてから、ボリュームの登録処理が終了するまでの状態である。READYは、ボリュームの登録処理が終了し、光ディスク108への記録処理が始まるまでの状態である。INPROGRESSは、光ディスク108への記録処理が開始されてから、スタブ化が終了するまでの状態である。ボリュームに登録されている全ファイルのスタブ化が終了すると、該ボリュームは、ボリューム管理テーブルから削除される。
ステップS803で、ボリューム管理テーブルに登録されているボリュームに追加可能な場合は、ステップS804を実行し、そうでない場合は、ステップS805を実行する。ステップS804では、ボリューム管理テーブルから、ファイルを追加するボリュームを選択する。選択するボリュームは、処理状態がPENDINGで且つ、ファイルサイズ以上の空き容量があるものとする。この時、ボリュームの選択方法としては、例えば、空き容量が大きいボリュームを選択する方法や、逆に空き容量が小さいボリュームを選択する方法、ファイル数が多いボリュームを選択する方法や、逆にファイル数が少ないボリュームを選択する方法などがある。また、順番にボリュームに追加していく方法や1ボリュームずつ追加していく方法でも良い。尚、以上に示したボリュームの選択方法はあくまで一例に過ぎず、さらに別の方法でボリュームを選択してもよい。またボリュームの選択方法は以上に示した方法の複数を組み合わせてもよいし、以上に示した選択方法とさらに別の方法とを組み合わせてもよい。ステップS804では、ファイルを追加したボリュームに対して、ボリューム管理テーブルの値の更新処理も行う。
ステップS805では、新規にボリュームを作成する。ステップS806では、ステップS805で作成したボリュームにファイルを追加し、ボリューム管理テーブルに登録する。 ステップS807では、ファイルを追加したボリュームのボリュームIDをマイグレーションファイルテーブルに登録する。
ステップS808では、追加したボリュームの使用容量903が閾値以上かどうか確認する。使用容量が閾値以上だった場合、ステップS810の処理を実行し、そうでない場合、ステップS809の処理を実行する。ステップS808では、ボリュームに登録されているファイル数904が閾値以上かどうか確認する。ファイル数が閾値以上であった場合、ステップS810の処理を実行し、そうでない場合は、終了する。ステップS810では、ボリューム管理テーブルの処理状態705をPENDINGからREADYに更新する。尚、ステップS808、及びステップS809の閾値は予めユーザが設定しても良いし、アーカイブシステムを運用していくなかで、更新しても良い。
尚、本実施例では、ボリュームに登録されているファイルの総容量とファイルの総数を用いて、マイグレーションの開始を判断しているが、他の基準を用いてもよい。例えば、最後にボリュームにファイルが追加されてから一定時間以上経過した場合に、処理状態をPENDINGからREADYに更新してもよい。
また、図8では、ステップS803でボリューム管理テーブルに登録されているボリュームに格納出来ない場合にのみ、ステップS805で新規ボリュームを作成したが、ステップS801で選択されたマイグレーションファイルのファイルサイズが閾値以上であった場合は、新規ボリュームを作成するとしてもよい。
従来のアーカイブシステムでは、アーカイブされた順番でファイルをマイグレーションするため、続けてアーカイブされたファイルは、同じ光ディスクに格納されることが多かった。同時期にアーカイブされたファイルは再生される際にも連続で再生される可能性が高いため、同じ光ディスクに格納されると余計な光ディスクの入れ替え処理が発生しないため、再生時のオーバヘッドが最小限で済む。しかし、本実施例では、ファイルサイズが大きいファイルを優先させることがあるため、光ディスクへの格納順序が崩れ、再生時に光ディスクの入れ替え処理などのオーバヘッドが多発する可能性がある。そこで、ファイルサイズが大きなファイルは、新規に別のボリュームを割り当てることで、このオーバヘッドを最小限にする。ファイルサイズが大きいファイルは、読み出す容量が大きいため、入れ替え処理によるオーバヘッドの影響が小さい。
尚、本実施例ではボリュームを1枚の光ディスクに格納するファイルの集合としたが、マイグレーションするストレージ装置の追記単位としても良い。例えば、マイグレーション先のストレージ装置が50GB単位でデータを追記する場合、ボリュームの上限サイズは50GBとなる。
すなわち、単位量として例えば50GBを上限としてデータをボリュームに登録し、マイグレーション先のストレージ装置に追記記録を行う。
さらに、上記の場合にボリューム登録の単位量である50GBの整数倍(例えば100GB、200GB等)を単位量とし、状況に応じてまとめてマイグレーション先のストレージ装置に追記記録を行っても良い。この場合には、ボリュームの上限サイズは50GBの整数倍(例えば100GB、200GB等)となる。例えばデータのサイズあるいは、ディスク装置117の空き容量等の状況に応じて、マイグレーション先のストレージ装置の追記単位を大きく設定することで、追記記録の回数を抑えて効率的な記録を行うことができる。 図10は、本実施例におけるマイグレーションファイル選択処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1001では、マイグレーションファイルテーブルの優先度フラグ704で、経過時間の優先ビットが1になっているファイルがあるかどうか確認する。経過時間の優先ビットが1のファイルがある場合は、ステップS1006の処理を実行し、そうでなければ、ステップS1002の処理を実行する。
ステップS1002では、ディスク装置の空き容量が閾値以上か確認し、閾値以上であればステップS1003の処理を実行し、そうでなければステップS1004の処理を実行する。尚、ステップS1002の閾値は予めユーザが設定しても良いし、アーカイブシステムを運用していくなかで、更新しても良い。ステップS1003では、ディスク装置117に記録される速度Pinと、マイグレーション速度Poutを比較し、PinがPout以上であれば、ステップS1004の処理を実行し、そうでなければステップS1005を実行する。ステップS1004では、マイグレーションファイルテーブルからファイルサイズの優先ビットが1のファイルがあるかどうか確認し、ファイルがある場合は、ステップS1005の処理を実行し、そうでない場合は、ステップS1006の処理を実行する。
ステップS1005では、ファイルサイズの優先ビットが1のファイルから最もファイルサイズが大きいファイルを選択する。ステップS1006では、ディスク装置117に格納されてから最も時間が経過しているファイルを選択する。
尚、マイグレーションファイルテーブルは、ディスク装置117に格納された順で登録されているので、ステップS1006の処理にはほとんど時間が掛からない。しかし、ステップS1005の処理は、対象となるファイルが多い場合は、ファイルサイズでソートするのに時間が掛かるため、本実施例では、ステップS1004でファイルサイズの優先ビットを確認し、対象となるファイルを削減している。
図10では、ステップS1005で最もファイルサイズが大きいファイルを選択することで、ボリューム作成速度、及びマイグレーション速度を向上させることで、効率的にディスク装置117の空き容量を確保しているが、必ずしも最も大きなファイルを選択することが効率的な空き容量確保になるわけではない。
例えば、ファイルサイズが大きく、複数枚の光ディスクに跨って記録されるファイルの場合を考える。この場合、分割される全ての光ディスクの記録処理が完了しないと、ディスク装置117からファイルを削除することは出来ない。そのため、使用可能なデータ記録再生装置が分割した光ディスクの枚数よりも少ない場合は、ディスク装置117の空き容量確保が遅れることになる。例えば、マイグレーションファイルテーブルに100GBのファイルAと200GBのファイルBが登録されていたとする。1枚の光ディスクには100GBのデータが格納可能であり、100GBを記録するのに2時間掛かる場合、データ記録再生装置が2台以上使用可能であれば、マイグレーションファイルとしてファイルBを選択することで、2時間後にはディスク装置117からファイルBを削除して、200GBの空き容量を確保することが可能であるが、データ記録再生装置が1台のみ使用可能で、他のデータ記録再生装置は使用中であった場合は、最大で4時間経過しないとディスク装置117からファイルBを削除することは出来ない。データ記録再生装置の使用可能台数が1台の場合は、先にファイルAをマイグレーションファイルとして選択することで、2時間後にはファイルAを削除し、100GBの空き容量を確保することが可能である。
また、図10では、ステップS1004でファイルサイズの優先ビットが1、つまりファイルサイズが閾値THsize以上のファイルがある場合に限り、ファイルサイズの大きさに基いて優先度を設定しているが、必ずしもファイルサイズが閾値以上のファイルのみに優先度を設定することが効率的な空き容量確保になるわけではない。
例えば、ボリュームを光ディスクに書き込むまでに必要な残容量をV1、ボリュームが光ディスクに書き込み可能な残容量をV2とする。ここで、THsizeがV2よりも大きい場合を考える。この場合は、THsize以上のファイルはボリュームに追加することは出来ないため、THsize以上のファイルを優先的に処理してもボリュームが書き込めないため、効率的に空き容量を確保することが出来ない。この場合は、ファイルサイズがV1よりも大きく、且つV2以下であるファイルを優先的に処理することが最も効率的に空き容量を確保することが出来る。これを実現する方法としては、例えば、V1及びV2の容量に応じて、ステップS1004の処理を無視する方法や、ステップS605で用いる閾値THsizeを変更する方法が考えられる。 また、図10では、マイグレーションファイルを1ファイルずつ選択しているが複数ファイルをまとめて選択してもよい。例えば、ステップS1005及びステップS1006で選択したマイグレーションファイルと同時期にアーカイブされたファイルをマイグレーションファイルとして選択してもよい。前述しているが、連続してアーカイブされたファイルは連続して再生される可能性が高いため、同一の光ディスクに記録された方が、再生時の効率が良い。そのため、ファイルサイズが大きいファイルとその前後のファイルをまとめてマイグレーションファイルに選択し、同じボリュームに割り当てることで、再生時の効率化を図る。また、ファイルサイズが大きいファイルとグループIDが同じファイルをまとめてマイグレーションファイルとして選択してもよい。または一定時間経過したファイルとその前後のファイルをまとめてマイグレーションファイルに選択する。一定時間経過したファイルとグループIDが同じファイルをまとめてマイグレーションファイルとして選択してもよい。 図11は、本実施例におけるマイグレーション処理を説明するためのフローチャートである。
例えば、ボリュームを光ディスクに書き込むまでに必要な残容量をV1、ボリュームが光ディスクに書き込み可能な残容量をV2とする。ここで、THsizeがV2よりも大きい場合を考える。この場合は、THsize以上のファイルはボリュームに追加することは出来ないため、THsize以上のファイルを優先的に処理してもボリュームが書き込めないため、効率的に空き容量を確保することが出来ない。この場合は、ファイルサイズがV1よりも大きく、且つV2以下であるファイルを優先的に処理することが最も効率的に空き容量を確保することが出来る。これを実現する方法としては、例えば、V1及びV2の容量に応じて、ステップS1004の処理を無視する方法や、ステップS605で用いる閾値THsizeを変更する方法が考えられる。 また、図10では、マイグレーションファイルを1ファイルずつ選択しているが複数ファイルをまとめて選択してもよい。例えば、ステップS1005及びステップS1006で選択したマイグレーションファイルと同時期にアーカイブされたファイルをマイグレーションファイルとして選択してもよい。前述しているが、連続してアーカイブされたファイルは連続して再生される可能性が高いため、同一の光ディスクに記録された方が、再生時の効率が良い。そのため、ファイルサイズが大きいファイルとその前後のファイルをまとめてマイグレーションファイルに選択し、同じボリュームに割り当てることで、再生時の効率化を図る。また、ファイルサイズが大きいファイルとグループIDが同じファイルをまとめてマイグレーションファイルとして選択してもよい。または一定時間経過したファイルとその前後のファイルをまとめてマイグレーションファイルに選択する。一定時間経過したファイルとグループIDが同じファイルをまとめてマイグレーションファイルとして選択してもよい。 図11は、本実施例におけるマイグレーション処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS1101では、ボリューム管理テーブルから処理状態905がREADYのボリュームがあるか確認し、ある場合はステップS1102の処理を実行し、そうでない場合はREADYのボリュームが出来るまで待つ。ステップS1102では、ボリューム管理テーブルにおいて処理状態705がREADYのボリュームの中から、マイグレーションを実行するボリューム(以下、マイグレーションボリュームと称する。)を選択する。マイグレーションの選択方法の詳細については、後述する。
ステップS1103では、ステップS1102で選択したマイグレーションボリュームを記録する光ディスク108を選択する。光ディスク108の選択方法としては、例えば、光ディスク格納装置107に格納されている順番で選択する方法がある。また、光ディスク格納装置107が複数搭載されている場合や、データライブラリ装置101が複数接続されている場合は、データライブラリ装置101に搭載されているデータ記録再生装置109、110、111、112の使用状態や、光ディスク格納装置107内の光ディスク108の使用可能枚数等を考慮して選択する必要がある。
ステップS1104では、光ディスク運搬装置106を用いて、ステップS1103で選択した光ディスク108を、光ディスク格納装置107からデータ記録再生装置109、110、111、112の内、使用可能なものへ搬送する。
ステップS1105では、マイグレーションボリュームに登録されているファイルをディスク装置117から読み取り、データライブラリインタフェース部203を解してデータライブラリ装置101に送信する。データライブラリ装置101は、サーバインタフェース部105を介してファイルを受信し、データ記録再生装置を用いて光ディスク108へ記録する。
ステップS1106では、記録が完了したファイルのスタブファイルをディスク装置上に作成する。スタブファイルは、ファイルデータの実体へのショートカットであり、ファイルの属性情報、及びファイルを記録したディスクの格納場所やディスク上の記録位置等の情報が記録されている。ステップS1107では、ディスク装置からファイルの実体を削除して、ディスク装置の空き容量を増加させる。ステップS1108では、マイグレーションファイルテーブルから該ファイルを削除する。
ステップS1109では、マイグレーションボリュームに登録されている全ファイルに対して、ステップS1105、ステップS1106、ステップ1107、ステップS1108の処理が終了したか確認し、全ファイルに対して終了している場合は、ステップS1110の処理を実行し、そうでない場合は、ステップS1105の処理を実行する。 ステップS1110では、ボリューム管理テーブルからマイグレーションボリュームを削除し、終了する。
なお、本実施例では、ステップS1105、ステップS1106、ステップ1107、ステップS1108の処理は、ファイル単位で実行したが、複数のファイルをまとめて実行してもよく、ボリューム単位で実行してもよい。
図12は、本実施例におけるマイグレーションボリューム選択処理を説明するフローチャートである。
ステップS1201では、ボリュームの中に、経過時間の優先ビットが1のファイルがあるか確認する。経過時間の優先ビットが1のファイルが含まれたボリュームがある場合は、ステップS1207の処理を実行する。そうでない場合は、ステップS1202の処理を実行する。ステップS1202では、ボリュームの使用量903が最も大きいボリュームを選択する。ステップS1203では、使用可能なデータ記録再生装置の数を取得する。ステップS1204では、ステップS1202で選択したボリュームに複数のボリュームに分割して登録しているファイルがあるか確認し、ある場合は、ステップS1205の処理を実行し、ない場合は終了する。
ステップS1205では、ファイルを分割して登録したボリューム数とステップS1202で確認した使用可能なデータ記録再生装置の数を比較し、分割したボリューム数の方が大きい場合は、ステップS1203へ戻り、次にボリュームの使用量が大きいボリュームを選択する。そうでない場合は、分割して登録している他のボリュームもマイグレーションボリュームとして選択する。
図13は本実施例におけるボリュームがマイグレーションするストレージ装置の追記単位である場合のボリュームの割当処理を説明するフローである。
ホログラムディスクなどの大容量記録媒体に対するマイグレーションでは、マイグレーションボリュームのサイズが追記単位となり、ディスク1枚分の容量より小さい場合がある。この時のディスク選択では、単純に追記可能なディスクに書き込むだけでなく、ボリューム内のファイル状況に応じてディスクを選択する方が良い。例えば、ディスクへの追記単位(ボリュームサイズ)が50GB、ディスクAの空き容量が100GB、マイグレーションファイルのサイズが200GBの場合を考える。この時、マイグレーションファイルは50GBずつ、4つのボリュームに分割されるが、それらのボリュームを書き込むディスクを選択する際に、ディスクAを選択すると、該マイグレーションファイルの再生時に2枚のディスクを読込む必要がある。一方、新規に未使用のディスクBを選択し、全てのボリュームをディスクBに記録すれば、再生時に必要なディスクは1枚で済むため、再生処理を効率的に行うことが出来る。
ホログラムディスクなどの大容量記録媒体に対するマイグレーションでは、マイグレーションボリュームのサイズが追記単位となり、ディスク1枚分の容量より小さい場合がある。この時のディスク選択では、単純に追記可能なディスクに書き込むだけでなく、ボリューム内のファイル状況に応じてディスクを選択する方が良い。例えば、ディスクへの追記単位(ボリュームサイズ)が50GB、ディスクAの空き容量が100GB、マイグレーションファイルのサイズが200GBの場合を考える。この時、マイグレーションファイルは50GBずつ、4つのボリュームに分割されるが、それらのボリュームを書き込むディスクを選択する際に、ディスクAを選択すると、該マイグレーションファイルの再生時に2枚のディスクを読込む必要がある。一方、新規に未使用のディスクBを選択し、全てのボリュームをディスクBに記録すれば、再生時に必要なディスクは1枚で済むため、再生処理を効率的に行うことが出来る。
ボリュームが一枚の光ディスクに格納するファイルの集合である時、光ディスク一枚分のファイルの集合であるボリュームを作成し、まとめて光ディスク108へマイグレーションを実行、記録を行う。
一方、ボリュームがマイグレーションするストレージ装置の追記単位である場合、S1301でマイグレーションファイルを選択、S1302でファイルを追加するボリュームを選択する。S1303ではファイルサイズがボリュームサイズ以下であるか判断する。ファイルサイズがボリュームサイズ以下である時、S1304でファイルをボリュームに追加する。S1305でボリュームがREADYの状態かどうか確認を行う。READYの状態であるならば前回記録したディスクを選択し記録を行う。READYの状態でなくPENDINGである場合はS1301に戻り、再びマイグレーションファイルの選択を行う。S1303でマイグレーションファイルのサイズがボリューム以下でない時、すなわちファイルサイズがボリュームより大きい時、更にS1307でファイルサイズが前回記録したディスクの残容量より小さいか判断する。ファイルサイズが前回記録したディスクの全容量より小さい場合はS1306に進み、前回記録したディスクを選択し記録する。S1307でファイルサイズが前回記録したディスクの残容量より大きい場合はS1308に進み、ファイルサイズ以上の残容量を持つディスクを選択し記録を行う。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、本実施例では、アーカイブシステム内に第一のストレージ装置がある場合を想定したが、クライアントPC内のストレージ装置を第一のストレージ装置とし、クライアントPCから直接第二のストレージ装置に格納しても良い。
また、本実施例では、第一のストレージ装置をファイルストレージである場合を想定したが、第一のストレージ装置が、ブロックストレージ又はオブジェクトストレージでも良い。その場合は、優先度を設定する単位がファイル単位ではなくブロック単位又はオブジェクト単位となる。
101…データライブラリ装置、102…CPU、103…ユーザI/F部、104…メモリ、105…サーバI/F部、106…光ディスク運搬装置、107…光ディスク格納装置、108…光ディスク、109、110、111、112…データ記録再生装置、113…記憶装置、115…サーバ、116…ネットワーク、117…ディスク装置、118…表示装置、
Claims (20)
- 外部から送られたデータを格納するデータアーカイブシステムであって、
外部から送られたデータを格納する第一のストレージ装置と、
前記第一のストレージ装置から移動したデータを格納する第二のストレージ装置と、
前記第一のストレージ装置及び前記第二のストレージ装置を制御するコントローラとを有し、
前記コントローラは前記第一のストレージ装置に格納されているデータの内、データサイズが所定以上のデータに対して、データサイズに応じて優先度を決定し、単位量のデータが前記第一のストレージ装置に蓄積されると、前記優先度の高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記第一のストレージ装置に格納されているデータの内、前記第一のストレージ装置に格納されてから所定時間経過したデータに対して、経過した時間に応じて優先度を決定し、前記優先度の高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、データが前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度を測定し、前記第一のストレージ装置に格納される速度が、前記第二のストレージ装置に移動する速度以上だった場合に、前記優先度が高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記第一のストレージ装置の空き容量を監視し、前記第一のストレージ装置の空き容量が、所定の閾値以下になった場合に、前記優先度が高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、データが前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度を測定し、前記優先度を設定するデータサイズの閾値を、前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度から求めることを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記第二のストレージ装置はデータの記録再生を行う記録再生装置を有し、
前記コントローラは、前記記録再生装置の使用可能台数に応じて、前記優先度を変更することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記優先度が高いデータと関連がある複数のデータをまとめて、前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記優先度が高いデータと連続して前記第一のストレージ装置に格納された複数のデータをまとめて、前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項2に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記第一のストレージ装置に格納されてから前記所定時間経過したデータと関連がある複数のデータをまとめて、前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項2に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記コントローラは、前記第一のストレージ装置に格納されてから前記所定時間経過したデータと連続して前記第一のストレージ装置に格納された複数のデータをまとめて、前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
前記第二のストレージ装置は複数の記録媒体を有し、
外部から送られ前記第一のストレージ装置に格納したデータが前記単位量より大きい場合に、
前記コントローラは、当該データのサイズが前回記録を行った記録媒体の残容量以下である場合は前回記録を行った前記記録媒体に当該データを記録するよう制御し、当該データのサイズが前回記録を行った前記記録媒体の残容量より大きい場合は前回記録を行った前記記録媒体と異なる記録媒体に当該データを記録するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 外部から送られたデータを格納するデータアーカイブシステムであって、
外部から送られたデータを格納する第一のストレージ装置と、
前記第一のストレージ装置から移動したデータを格納する第二のストレージ装置と、
前記第一のストレージ装置及び前記第二のストレージ装置を制御するコントローラとを有し、
前記第二のストレージ装置は複数の記録媒体を有し、
前記コントローラは、単位量のデータが前記第一のストレージ装置に蓄積されると、前記第二のストレージ装置にデータを移動するよう制御し、
外部から送られ前記第一のストレージ装置に格納したデータが前記単位量より大きい場合に、
前記コントローラは、当該データのサイズが前回記録を行った記録媒体の残容量以下である場合は前回記録を行った前記記録媒体に当該データを記録するよう制御し、当該データのサイズが前回記録を行った前記記録媒体の残容量より大きい場合は前回記録を行った前記記録媒体と異なる記録媒体に当該データを記録するよう制御することを特徴とするデータアーカイブシステム。 - 外部から送られたデータを格納するデータアーカイブ方法であって、
第一のストレージ装置に格納されているデータの内、データサイズが所定以上のデータに対して、データサイズに応じて優先度を決定し、単位量のデータが前記第一のストレージ装置に蓄積されると、前記優先度の高いデータから第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項1に記載のデータアーカイブシステムであって、
請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
前記第一のストレージ装置に格納されているデータの内、前記第一のストレージ装置に格納されてから所定時間経過したデータに対して、経過した時間に応じて優先度を決定し、前記優先度の高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
データが前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度を測定し、前記第一のストレージ装置に格納される速度が、前記第二のストレージ装置に移動する速度以上だった場合に、前記優先度が高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
前記第一のストレージ装置の空き容量を監視し、前記第一のストレージ装置の空き容量が、所定の閾値以下になった場合に、前記優先度が高いデータから前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
データが前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度を測定し、前記優先度を設定するデータサイズの指標を、前記第一のストレージ装置に格納される速度と、前記第二のストレージ装置に移動する速度から求めることを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
記録再生装置の使用可能台数に応じて、前記優先度を変更することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
前記優先度が高いデータと関連がある複数のデータをまとめて、前記第二のストレージ装置に移動するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。 - 請求項13に記載のデータアーカイブ方法であって、
外部から送られ前記第一のストレージ装置に格納したデータが前記単位量より大きい場合に、
当該データのサイズが前回記録を行った記録媒体の残容量以下である場合は前回記録を行った前記記録媒体に当該データを記録するよう制御し、当該データのサイズが前回記録を行った前記記録媒体の残容量より大きい場合は前回記録を行った前記記録媒体と異なる記録媒体に当該データを記録するよう制御することを特徴とするデータアーカイブ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014001338A JP2015130078A (ja) | 2014-01-08 | 2014-01-08 | データアーカイブシステム及びデータアーカイブ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014001338A JP2015130078A (ja) | 2014-01-08 | 2014-01-08 | データアーカイブシステム及びデータアーカイブ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015130078A true JP2015130078A (ja) | 2015-07-16 |
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ID=53760749
Family Applications (1)
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JP2014001338A Pending JP2015130078A (ja) | 2014-01-08 | 2014-01-08 | データアーカイブシステム及びデータアーカイブ方法 |
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JP (1) | JP2015130078A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020021396A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | 富士通株式会社 | ストレージ制御装置およびストレージ制御プログラム |
-
2014
- 2014-01-08 JP JP2014001338A patent/JP2015130078A/ja active Pending
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JP7100253B2 (ja) | 2018-08-03 | 2022-07-13 | 富士通株式会社 | ストレージ制御装置およびストレージ制御プログラム |
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