JP2014186108A - 画像形成装置および異物除去制御方法 - Google Patents

画像形成装置および異物除去制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニング不良の発生を防止することが可能な画像形成装置および異物除去制御方法を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト200と、中間転写ベルト200に当接し、中間転写ベルト200上に残留する異物(記録用紙の紙粉、トナーに含まれる外添剤や潤滑剤等)を除去するクリーニングブレード192と、画像形成条件(画像形成装置100に使用される記録用紙の種類、および、画像形成装置100の周囲の湿度環境)に応じて中間転写ベルト200を逆転させる回数を設定し、中間転写ベルト200の回転停止後(印刷ジョブ終了時)において当該設定した回数、中間転写ベルト200を逆転させるように制御する制御部101とを備える。この構成により、画像形成条件、つまりクリーニングブレード192の先端部と中間転写ベルト200との間に異物がどれだけ蓄積しやすいかを考慮して、中間転写ベルト200を回転させる回数が設定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置および異物除去制御方法に関する。
例えば、中間転写ベルト方式の画像形成装置では、感光体ドラムに形成されたトナー像は一旦中間転写ベルトに転写され、この中間転写ベルトに転写されたトナー像が記録用紙に転写される。この過程で、トナーは完全に記録用紙に転写されずに中間転写ベルトの表面に残留する。残留するトナーは新たな画像形成の妨げとなり、良好な転写画像を得られない原因となる。そのため、画像形成装置にはトナーを除去するためのクリーニング装置が備えられている。
上記クリーニング装置においては、中間転写ベルト上に残留したトナーを除去するため、クリーニングブレードを中間転写ベルトの表面に圧接させている。そして、プリント処理が継続されていくと、図5に示すように、クリーニングブレード10が中間転写ベルト20に圧接する部分(以下、「ブレードエッジ部12」と言う)に記録用紙の紙粉を含む異物30が溜まり、徐々に蓄積していく。これにより、クリーニングブレード10と中間転写ベルト20との間に異物30が挟まる状態、言い換えるとクリーニングブレード10のブレードエッジ部12が中間転写ベルト20の表面から浮いた状態となる。ブレードエッジ部12が中間転写ベルト20の表面から浮いた状態が続くと、中間転写ベルト20上に残留したトナー40の一部50は、クリーニングブレード10と中間転写ベルト20との間をすり抜けてしまう。
このように、クリーニングブレード10と中間転写ベルト20との間をトナー50がすり抜ける、すなわちクリーニング不良が発生すると、次の処理における画像上にその残留したトナー50が転写されて黒スジ状の画像ノイズとなったり、露光工程においてその残留したトナー50で光が遮られて潜像が形成されない部分が発生したりすることで画像ノイズとなったりする。
このようなクリーニング不良を未然に防止するため、従来、中間転写ベルトを1回逆転させ、クリーニングブレードの先端部に噛み込まれた異物を除去する技術が提案されている。
引用文献1には、像担持体(感光体)に潤滑剤を塗布する機能を有し、像担持体上に残留するトナーをクリーニングブレードでクリーニングする画像形成装置において、作像実行時以外の時間に、像担持体の逆転/正転の繰り返し実行と、像担持体の空回しとを行うように構成した技術が提案されている。
特開2007−101909号公報
しかしながら、上記クリーニング装置において、画像形成装置に使用される記録用紙の種類によっては当該記録用紙の紙粉がブレードエッジ部12に通常よりも多く蓄積する場合があった。また、静電気が発生しやすい環境(例えば、低温低湿環境など)では、記録用紙の紙粉の他に、中間転写ベルト20上に残留したトナー40に含まれる外添剤や潤滑剤等も異物としてブレードエッジ部12に蓄積する場合があった。このような場合、中間転写ベルト20を単に1回逆転させる従来技術では、ブレードエッジ部12に蓄積した異物30を十分に除去することができず、ひいてはクリーニング不良の発生を確実に防止することができないという問題があった。
なお、特許文献1に記載の技術は、像担持体上におけるフィルミング現象(トナーに含まれる添加剤等が像担持体上に付着し、薄膜状になる現象)の発生を防止することを目的としたものであって、上述したクリーニング不良の発生を防止することを目的としたものではなく、したがってそのための構成を有していない。
本発明は、クリーニング不良の発生を防止することが可能な画像形成装置および異物除去制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、
像担持体と、
前記像担持体に当接し、当該像担持体上に残留する異物を除去するクリーニングブレードと、
画像形成条件に応じて前記像担持体を逆転させる回数を設定し、前記像担持体の回転停止後において当該設定した回数、前記像担持体を逆転させるように制御する制御部と、
を備える。
本発明に係る画像形成装置における異物除去制御方法は、
像担持体と、
前記像担持体に当接し、当該像担持体上に残留する異物を除去するクリーニングブレードと、
を備える画像形成装置における異物除去制御方法であって、
画像形成条件に応じて前記像担持体を逆転させる回数を設定する第1のステップと、
前記像担持体の回転停止後において当該設定した回数、前記像担持体を逆転させるように制御する第2のステップと、
を有する。
本発明によれば、クリーニング不良の発生を防止することが可能な画像形成装置および異物除去制御方法を提供することができる。
本実施の形態における画像形成装置の制御ブロックを示す図である。 本実施の形態におけるクリーニング装置の構成を示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の異物除去制御動作を示すフローチャートである。 本実施の形態における画像形成装置の異物除去制御動作の様子を示す図である。 従来技術の問題点を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[画像形成装置100の構成]
図1に示す画像形成装置100は、電子写真プロセスにより記録用紙に画像を形成する。画像形成装置100は、制御部101、原稿読み取り部110、操作表示部120、画像処理部130、画像書き込み部140、画像形成部150、搬送部160、定着部170、通信部171、記憶部172および温湿度検知部180を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備えている。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置100の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、記憶部172に格納されている各種データが参照される。記憶部172は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部171を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で、各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて記録用紙に画像を形成させる。通信部171は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
原稿読み取り部110は、コンタクトガラス上に搬送された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサーの受光面上に結像させ、原稿を読み取る。なお、コンタクトガラス上への原稿の搬送は、自動原稿給紙装置(ADF)により行われるが、手作業で原稿をコンタクトガラス上に載置する場合もある。
操作表示部120は、タッチパネル式の画面を有する。ユーザーが行う各種の指示および設定のための入力操作は、タッチパネル式の画面を介して行うことができる。本実施の形態では、ユーザーは、操作表示部120を介して記録用紙の種類(例えば、塗工紙、上質紙、普通紙など)を設定することができる。操作表示部120は、ユーザーにより記録用紙の種類を設定する操作を受け付けた場合、当該種類を示す記録用紙情報を制御部101に出力する。
画像処理部130は、アナログディジタル(A/D)変換処理を行う回路およびディジタル画像処理を行う回路を含む。画像処理部130は、原稿読み取り部110のCCDセンサーにより取得されたアナログ画像信号から、A/D変換処理によりディジタル画像データを生成して画像書き込み部140に出力する。
画像書き込み部140は、画像処理部130により生成されたディジタル画像データに基づいてレーザー光を発光し、当該発光したレーザー光を、画像形成部150の感光体ドラムに照射することにより、感光体ドラム上に静電潜像を形成する(露光工程)。
画像形成部150は、上記の露光工程に加え、露光工程前に行われる帯電工程、露光工程後に行われる現像工程、現像工程後の転写工程および転写工程後のクリーニング工程をそれぞれ実行するための構成を備えている。帯電工程では、画像形成部150は、帯電装置からのコロナ放電により、感光体ドラム表面を一様に帯電させる。現像工程では、画像形成部150は、現像装置内の現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム上の静電潜像に付着させることにより、感光体ドラム上にトナー像を形成する。
転写工程では、画像形成部150は、感光体ドラム上のトナー像を、像担持体として機能する中間転写ベルトに1次転写させる。また、画像形成部150は、中間転写ベルト上のトナー像を、搬送部160により搬送された記録用紙に2次転写させる。
クリーニング工程では、画像形成部150は、ブラシ等を感光体ドラムに接触させることにより、転写工程後の感光体ドラムに残留しているトナーを除去する。また、後述するクリーニング装置190は、転写工程後の中間転写ベルトに残留しているトナーを除去する。
定着部170は、定着ローラーおよび加圧ローラーを備える。加圧ローラーは、定着ローラーと圧接した状態で配置されている。定着ローラーと加圧ローラーとの圧接部には定着ニップ部が形成されている。定着部170は、定着ニップ部に導入された記録用紙上のトナー像に熱および圧力を加えること(加熱定着)により、トナー像を記録用紙に定着させる(定着工程)。この結果、記録用紙上には定着トナー像が形成される。定着部170により加熱定着された記録用紙は、画像形成装置100の外部に排出される。
温湿度検知部180は、画像形成装置100の周囲の温度および湿度を検知する。温湿度検知部180は、画像形成装置100の周囲の温度および湿度を検知する毎に、当該温度および湿度を示す温湿度情報を制御部101に出力する。
[クリーニング装置190の構成]
本実施の形態では、図2に示すように、クリーニング装置190は、中間転写ベルト200を懸架する複数のローラーの1つである張架ローラー210付近に設けられている。中間転写ベルト200は、画像形成装置100の画像形成処理時(印刷ジョブの実行時)において、中間転写ベルト200を懸架する複数のローラーの回転に伴って、所定の回転速度(例えば、400[mm/s])で図中時計回り(矢印A方向)に回転される。
クリーニング装置190は、クリーニングブレード192、支持板金194、飛散防止シート196(飛散防止部材)およびケーシング(図示せず)を備えている。クリーニングブレード192、支持板金194および飛散防止シート196(シール)は、ケーシング内に設けられている。
クリーニングブレード192は、クリーニングブレード192を支持する支持板金194に取り付けられており、中間転写ベルト200の表面に当接して、中間転写ベルト200の表面に残留するトナー220を含む異物(記録用紙の紙粉、トナー220に含まれる外添剤や潤滑剤等)を掻き取って除去する。
クリーニングブレード192は、張架ローラー210に対向した位置で中間転写ベルト200の回転方向に対してカウンター方向に、クリーニングブレード192の先端部(ブレードエッジ部)を中間転写ベルト200の表面に当接させている。クリーニングブレード192の材質は、例えばウレタンゴム(硬度:74[度]、反発弾性率:23[%])であるが、その他、任意の弾性材料を用いても良い。クリーニングブレード192の厚さは2[mm]である。クリーニングブレード192の自由長は9[mm]である。
飛散防止シート196は、例えば可撓性を有する樹脂フィルムからなり、中間転写ベルト200の回転方向において中間転写ベルト200に当接するクリーニングブレード192の先端部より上流側に位置する。飛散防止シート196は、クリーニングブレード192により中間転写ベルト200の表面から除去された異物がケーシング内において飛散することを防止する。また、飛散防止シート196は、中間転写ベルト200の表面から除去された異物をケーシング内に保持し、ケーシング外へ異物がこぼれたり漏れたりしないように、一端部198が中間転写ベルト200の表面に密接している。中間転写ベルト200の回転方向において、中間転写ベルト200に当接するクリーニングブレードの先端部(図2中において地点L1)と、飛散防止シート196の一端部198(シール当接部、図2中において地点L2)との間の距離L(第3の距離)は、10[mm]である。
次に、図3のフローチャートを参照し、画像形成装置100の異物除去制御動作について説明する。異物除去制御動作は、プリント処理が継続されることによって、クリーニングブレード192の先端部と中間転写ベルト200の表面との間に挟まった異物を除去するため、中間転写ベルト200を逆転させる制御動作である。図3に示す各処理は、例えば印刷ジョブの実行終了後等、中間転写ベルト200の回転が停止した後に実行される。
[画像形成装置100の異物除去制御動作]
まず、制御部101は、中間転写ベルト200を逆転させる回数を求めるために使用する変数X,Yにそれぞれ0(ゼロ)を代入する(ステップS100)。次に、制御部101は、操作表示部120から出力された記録用紙情報を参照し、画像形成装置100に使用される記録用紙の種類を特定する(ステップS120)。
次に、制御部101は、特定した記録用紙の種類が「塗工紙」であるか否かについて判定する(ステップS140)。この判定の結果、記録用紙の種類が「塗工紙」である場合(ステップS140、YES)、処理はステップS220に遷移する。
一方、記録用紙の種類が「塗工紙」でない場合(ステップS140、NO)、制御部101は、特定した記録用紙の種類が「上質紙」であるか否かについて判定する(ステップS160)。この判定の結果、記録用紙の種類が「上質紙」である場合(ステップS160、YES)、制御部101は、変数Xに1を代入する(ステップS180)。その後、処理はステップS220に遷移する。
一方、記録用紙の種類が「上質紙」でない場合(ステップS160、NO)、制御部101は、制御部101は、変数Xに2を代入する(ステップS200)。その後、処理はステップS220に遷移する。ここで、記録用紙の種類が「上質紙」でない場合には、記録用紙の種類が「普通紙」であるときに加えて、操作表示部120を介して記録用紙の種類が設定されていないとき、記録用紙の種類が不明であるとき等が含まれる。変数Xに代入される値が大きいときほど、記録用紙の紙粉(異物)がクリーニングブレード192の先端部に通常よりも多く蓄積しやすい。
ステップS220では、制御部101は、温湿度検知部180から出力された温湿度情報を参照し、画像形成装置100の周囲の湿度を特定する。次に、制御部101は、特定した湿度が0〜30[%]の範囲に含まれるか否かについて判定する(ステップS240)。この判定の結果、湿度が0〜30[%]の範囲に含まれる場合(ステップS240、YES)、制御部101は、変数Yに変数Xの値を代入する(ステップS260)。その後、処理はステップS340に遷移する。
一方、湿度が0〜30[%]の範囲に含まれない場合(ステップS240、NO)、制御部101は、当該湿度が31〜60[%]の範囲に含まれるか否かについて判定する(ステップS280)。この判定の結果、湿度が31〜60[%]の範囲に含まれる場合(ステップS280、YES)、制御部101は、変数Yに、変数Xの値に1を加算した値を代入する(ステップS300)。その後、処理はステップS340に遷移する。
一方、湿度が31〜60[%]の範囲に含まれない場合、すなわち当該湿度が61〜100[%]の範囲に含まれる場合(ステップS280、NO)、制御部101は、変数Yに、変数Xの値に2を加算した値を代入する(ステップS320)。その後、処理はステップS340に遷移する。変数Yに変数Xの値が代入される際、加算される値が大きいときほど、静電気が発生しやすく、中間転写ベルト200上に残留したトナーに含まれる外添剤や潤滑剤等が異物としてクリーニングブレード192の先端部に蓄積しやすい。
ステップS340では、制御部101は、中間転写ベルト200を逆転させる回数を、変数Yの値[回]に設定する。最後に、制御部101は、ステップS340において設定した回数、中間転写ベルト200を逆転させるように制御する(ステップS360)。本実施の形態では、制御部101は、中間転写ベルト200を複数回逆転させる場合、中間転写ベルト200の逆転動作間において中間転写ベルト200を正転させるように制御する。つまり、異物除去制御動作は、逆転動作で始まり、逆転動作で終了する。
次に、図4を参照し、記録用紙の種類が「上質紙」であり、かつ、画像形成装置100の周囲の湿度が50[%]である場合について、画像形成装置100の異物除去制御動作の様子を説明する。この場合、図3のフローチャートに従うと、中間転写ベルト200を逆転させる回数は2回となる。記録用紙の種類が「上質紙」であり、かつ、画像形成装置100の周囲の湿度が50[%]である場合、ステップS180において変数Xに1が代入され、ステップS300において変数Yに変数Xの値が代入される際、1が加算されるからである。
図4(a)は、中間転写ベルト200について矢印B方向に1回目の逆転動作を実行した後の様子を示している。図示していないが、中間転写ベルト200の1回目の逆転動作を実行する前、クリーニングブレード192の先端部には、トナー232や紙粉230が異物として蓄積していたものとする。本実施の形態では、中間転写ベルト200を逆転させる距離(以下、「第1の距離」と言う)は、5[mm]である。また、中間転写ベルト200を逆転させる際、中間転写ベルト200の回転速度は100[mm/s]である。ここで、第1の距離は、中間転写ベルト200に当接するクリーニングブレード192の先端部と、飛散防止シート196の一端部198との間の距離L(10[mm])より短く設定される。これは、クリーニングブレード192の先端部に蓄積していた異物、すなわちトナー232や紙粉230が、飛散防止シート196の一端部198より図中下方向に出てしまい、ケーシング外へこぼれたり漏れたりすることを防止するためである。
図4(a)に示すように、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間には、紙粉230が挟まっている。中間転写ベルト200の1回目の逆転動作、すなわち逆転後に停止する動作によって、トナー232や紙粉230には中間転写ベルト200の逆転方向と逆方向に加速度が作用する。この加速度の作用により、トナー232や紙粉230は、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から図中下方向に引き抜かれる。トナー232は、中間転写ベルト200の1回目の逆転動作によって、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から完全に引き抜かれている。しかし、紙粉230は、中間転写ベルト200の1回目の逆転動作によって、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から完全に引き抜かれていない。紙粉230の一部が引き抜かれただけである。
図4(b)は、図4(a)の状態から、中間転写ベルト200を図中矢印C方向に正転させた後の様子を示している。本実施の形態では、中間転写ベルト200を正転させる距離(以下、「第2の距離」と言う)は、12[mm]である。また、中間転写ベルト200を正転させる際、中間転写ベルト200の回転速度は100[mm/s]である。ここで、第2の距離は、距離L(10[mm])、ひいては第1の距離(5[mm])より長く設定される。これは、中間転写ベルト200の1回目の逆転動作によって、トナー232や紙粉230が、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から完全に引き抜かれた(除去された)場合、クリーニングブレード192の掻き取りによりトナー232や紙粉230を確実に除去するためである。
図4(b)に示すように、中間転写ベルト200の正転動作、すなわち正転後に停止する動作によって、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から完全に引き抜かれたトナー232は、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間に挟まっている紙粉230の位置まで移動する。中間転写ベルト200を逆転させた後、中間転写ベルト200を正転させることによって、次に、中間転写ベルト200の逆転動作を実行しても、トナー232が、飛散防止シート196の一端部198より図中下方向に出てしまい、ケーシング外へこぼれたり漏れたりすることを防止することができる。つまり、中間転写ベルト200の正転動作は、距離Lが短く、中間転写ベルト200を逆転させるのに十分なスペースが確保出来ない場合に実行することが好ましい。距離Lがかなり長い場合(例えば、50[mm])には、トナー232が、飛散防止シート196の一端部198より図中下方向に出てしまうおそれがないため、中間転写ベルト200を逆転させた後、正転させないで次の逆転動作を行っても良い。
図4(c)は、図4(b)の状態から、中間転写ベルト200について図中矢印B方向に2回目の逆転動作を実行した後の様子を示している。中間転写ベルト200の2回目の逆転動作、すなわち逆転後に停止する動作によって、トナー232や紙粉230には、中間転写ベルト200の逆転方向と逆方向に加速度が作用する。この加速度の作用により、紙粉230は、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間から完全に引き抜かれる。図4(c)に示すように、紙粉230は、トナー232とともに、クリーニングブレード192の先端部が中間転写ベルト200に当接する位置から図中矢印B方向に移動している。これにより、クリーニングブレード192の先端部が中間転写ベルト200の表面から浮いた状態が解消され、当該先端部は中間転写ベルト200に当接する。図4(a)〜(c)で説明した動作が、画像形成装置100の異物除去制御動作である。
図4(d)は、次の印刷ジョブの実行が開始され、中間転写ベルト200の正転動作が画像形成装置100の画像形成処理時における回転速度(例えば、400[mm/s])で開始した様子を示している。図4(d)に示すように、クリーニングブレード192の先端部が中間転写ベルト200に当接しているため、中間転写ベルト200上に残留している紙粉230およびトナー232は、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間に挟まることなく、順にクリーニングブレード192により除去される。
なお、本実施の形態では、画像形成装置100の異物除去制御動作を行う場合、中間転写ベルト200を逆転させるときの回転速度(100[mm/s])を、印刷ジョブ実行時における中間転写ベルト200の回転速度(400[mm/s])より遅く設定している。これは、中間転写ベルト200を逆転させる第1の距離が5[mm]と短く、特に高速の画像形成装置100においては、中間転写ベルト200を逆転させる距離を精度良く制御する必要があるためである。
[本実施の形態の効果]
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、中間転写ベルト200と、中間転写ベルト200に当接し、中間転写ベルト200上に残留する異物を除去するクリーニングブレード192と、画像形成条件(画像形成装置100に使用される記録用紙の種類、および、画像形成装置100の周囲の湿度)に応じて中間転写ベルト200を逆転させる回数を設定し、中間転写ベルト200の回転停止後(印刷ジョブ終了時)において当該設定した回数、中間転写ベルト200を逆転させるように制御する制御部101とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、従来技術のように中間転写ベルト200を単に1回逆転させるのではなく、画像形成条件、つまりクリーニングブレード192の先端部と中間転写ベルト200との間に異物がどれだけ蓄積しやすいかを考慮して、中間転写ベルト200を回転させる回数が設定される。したがって、紙粉がクリーニングブレード192の先端部に蓄積しやすい記録用紙である場合や、トナーに含まれる外添剤や潤滑剤等もクリーニングブレード192の先端部に蓄積する場合等、異物がクリーニングブレード192の先端部に通常よりも多く蓄積する場合であっても、中間転写ベルト200を回転させる回数が多く設定され、異物を十分に除去することができ、ひいてはクリーニング不良の発生を確実に防止することができる。
[変形例]
なお、上記実施の形態では、中間転写体(中間転写ベルト200)が、本発明の像担持体として機能する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、感光体ドラムや感光体ベルト等の感光体、2次転写ローラー等の転写ローラー、または2次転写ベルト等の転写ベルトが、本発明の像担持体として機能しても良い。
また、上記実施の形態では、記録用紙の種類および画像形成装置100の周囲の環境に応じて中間転写ベルトを逆転させる回数を設定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、記録用紙の種類および画像形成装置100の周囲の環境の何れかに応じて中間転写ベルトを逆転させる回数を設定しても良い。また、画像形成条件として、中間転写ベルト200の使用履歴(使用時間、使用期間など)に応じて中間転写ベルト200を逆転させる回数を設定しても良い。また、画像形成条件として、記録用紙が通紙される転写ニップ部の転写圧に応じて中間転写ベルト200を逆転させる回数を設定しても良い。中間転写ベルト200の使用履歴が大きくなると、中間転写ベルト200の表面に発生する傷が多くなり、クリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間に異物(特に、記録用紙の紙粉)が挟まりやすい状態となるからである。また、転写ニップ部の転写圧が大きくなると、転写ニップ部を通過した記録用紙の紙粉が多く中間転写ベルト200の表面に付着し、その付着した紙粉がクリーニングブレード192と中間転写ベルト200との間に挟まりやすい状態となるからである。
また、上記実施の形態では、中間転写ベルト200を逆転させる第1の距離が、中間転写ベルト200を正転させる第2の距離より短い例について説明したが、本発明はこれに限定されない。中間転写ベルト200を逆転させる第1の距離が、中間転写ベルト200を正転させる第2の距離以上であっても良い。つまり、中間転写ベルト200を正転させる第2の距離をある程度長く確保できれば、第1の距離との大小に関係なく、クリーニングブレード192の先端部と中間転写ベルト200との間から除去された異物を、クリーニングブレード192の掻き取り力により十分に除去できるからである。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 画像形成装置
101 制御部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
110 原稿読み取り部
120 操作表示部
130 画像処理部
140 画像書き込み部
150 画像形成部
160 搬送部
170 定着部
171 通信部
172 記憶部
180 温湿度検知部
190 クリーニング装置
192 クリーニングブレード
194 支持板金
196 飛散防止シート
198 一端部
200 中間転写ベルト
210 張架ローラー
220,232 トナー
230 紙粉

Claims (13)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体に当接し、当該像担持体上に残留する異物を除去するクリーニングブレードと、
    画像形成条件に応じて前記像担持体を逆転させる回数を設定し、前記像担持体の回転停止後において当該設定した回数、前記像担持体を逆転させるように制御する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記画像形成条件には、前記画像形成装置に使用される記録用紙の種類が含まれる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成条件には、前記画像形成装置の周囲の湿度環境が含まれる請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成条件には、前記画像形成装置に使用される記録用紙が通紙される転写ニップ部の転写圧が含まれる請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成条件には、前記像担持体の使用履歴が含まれる請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記像担持体を逆転させた後、当該像担持体を正転させるように制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体を逆転させる第1の距離は、当該像担持体を正転させる第2の距離より短い請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニングブレードにより除去された前記異物の飛散を防止する飛散防止部材を備え、
    前記飛散防止部材は、前記像担持体の回転方向において前記像担持体に当接するクリーニングブレードの先端部より上流側に位置するとともに、一端部が前記像担持体に接触し、
    前記像担持体の回転方向において、前記クリーニングブレードの先端部と、前記像担持体に接触する前記飛散防止部材の前記一端部との間における第3の距離は、前記第1の距離より長く、かつ、前記第2の距離より短い請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記像担持体は、中間転写体である請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記像担持体は、感光体である請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記像担持体は、転写ローラーである請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記像担持体は、転写ベルトである請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 像担持体と、
    前記像担持体に当接し、当該像担持体上に残留する異物を除去するクリーニングブレードと、
    を備える画像形成装置における異物除去制御方法であって、
    画像形成条件に応じて前記像担持体を逆転させる回数を設定する第1のステップと、
    前記像担持体の回転停止後において当該設定した回数、前記像担持体を逆転させるように制御する第2のステップと、
    を有する異物除去制御方法。
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