JP2014185999A - 電流センサ及びこれを用いた電力センサ - Google Patents

電流センサ及びこれを用いた電力センサ Download PDF

Info

Publication number
JP2014185999A
JP2014185999A JP2013062619A JP2013062619A JP2014185999A JP 2014185999 A JP2014185999 A JP 2014185999A JP 2013062619 A JP2013062619 A JP 2013062619A JP 2013062619 A JP2013062619 A JP 2013062619A JP 2014185999 A JP2014185999 A JP 2014185999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current sensor
sensor
current
electric wire
insertion groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013062619A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Okamura
篤宏 岡村
Shinichiro Ueda
慎一郎 上田
Goro Kawakami
悟郎 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2013062619A priority Critical patent/JP2014185999A/ja
Priority to TW102144159A priority patent/TW201437643A/zh
Priority to KR1020130155246A priority patent/KR20140116780A/ko
Priority to CN201310734026.4A priority patent/CN104076183B/zh
Publication of JP2014185999A publication Critical patent/JP2014185999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/14Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
    • G01R15/20Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices
    • G01R15/202Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices using Hall-effect devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R19/00Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof
    • G01R19/0092Arrangements for measuring currents or voltages or for indicating presence or sign thereof measuring current only
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R21/00Arrangements for measuring electric power or power factor
    • G01R21/08Arrangements for measuring electric power or power factor by using galvanomagnetic-effect devices, e.g. Hall-effect devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】取り付け,取り外しが簡単かつ容易な電流センサを提供する。
【解決手段】被覆された電線80a,80b,80cに流れる電流を外部から計測する電流センサ1であり、電流センサ素子を内蔵し、かつ、少なくとも2本の電線をそれぞれ挿入可能な切り欠いた形状の挿入溝22a,22b,22cを並設したセンサ本体10と、挿入溝22a,22b,22cに挿入した電線80a,80b,80cを挿入溝22a,22b,22cの底面に保持できる保持手段である抜け止め用ベース70と、で構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は電流センサ、およびこれを用いて電力を計測する電力センサに関する。
従来、例えば、電流センサとしては、「高透磁率材料を用いた分割型の構造を持つ一対の鉄心と、これらの鉄心に施されるコイルと、これらを収容するとともに電線が貫通可能な貫通孔を持つ樹脂ケースとを備えたカレントトランスにおいて、前記樹脂ケースは、防水機能を備え、一次電流がAC1000Aまでの大電流に対しても飽和することが無く、計測精度の高いことを特徴とするカレントトランス」を用いた電流検出装置がある(引用文献1参照)。
特開2000−88889号公報
しかしながら、前述の電流検出装置は電線を囲う形状であるため、前記電流検出装置を設置する場合には、電線を電気機器から一旦、外した後、前記電流検出装置に電線を挿通して取り付ける必要があり、手間がかかる。また、前記電流検出装置では、それ自体を固定するための取り付け構造を必要とし、追加工事が必要になるという問題点がある。
本発明に係る電流センサは、前記問題点に鑑み、取り付け,取り外し作業が簡単かつ容易な電流センサを提供することを目的とする。
本発明に係る電流センサは、被覆された電線に流れる電流を外部から計測する電流センサであって、電流センサ素子を内蔵し、かつ、少なくとも2本の前記電線をそれぞれ挿入可能な切り欠いた形状の挿入溝を並設したセンサ本体と、前記挿入溝に挿入した前記電線を前記挿入溝の底面に保持できる保持手段と、からなる構成としてある。
本発明によれば、保持手段を介して電線の取り付け、取り外し作業が簡単かつ容易な電流センサが得られる。
本発明の実施形態としては、前記挿入溝の巾寸法が、切り欠いた開口部から底面に向かって狭くなる構成としてもよい。
本実施形態によれば、挿入溝に電線を挿入して押し込むことにより、電線を所定の位置に正確に位置決めでき、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記挿入溝の底面が、同一深さに位置していてもよい。
本実施形態によれば、電線の位置決めを一律的に行うことができ、便利である。
本発明の別の実施形態としては、前記挿入溝の底面が、円弧形状であってもよい。
本実施形態によれば、電線をガタツキなく位置決めでき、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記挿入溝の底面が、略V字形状であってもよい。
本実施形態によれば、電線をガタツキなく位置決めでき、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の新たな実施形態としては、前記保持手段が、前記挿入溝の対向する内側面の少なくともいずれか一方から突設するように前記センサ本体に一体成形した抜け止め用突起であってもよい。
本実施形態によれば、保持手段がセンサ本体に一体成形されているので、部品点数,組立工数が少ない電流センサが得られる。
本発明の実施形態としては、前記保持手段が、前記センサ本体と別体の別部材からなるものであってもよい。
本実施形態によれば、現場の要望に応じて電線の保持手段を多様化でき、汎用性の高い電流センサが得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記保持手段が、前記挿入溝の縁部から側方に突設した結束用突起と、前記結束用突起に結束可能な結束バンドと、で構成してもよい。
本実施形態によれば、入手容易な結束バンドを介して保持でき、使い勝手の良い電流センサが得られる。
本発明の別の実施形態としては、前記保持手段が、前記センサ本体に組み付けられ、かつ、前記挿入溝内に出し入れ可能に迫り出すとともに、挿入された前記電線を脱着可能に保持する弾性保持部材であってもよい。
本実施形態によれば、電線をワンタッチで脱着可能に保持できるので、より一層使い勝手の良い電流センサが得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記弾性保持部材が、並設した複数本の略J字形状の弾性腕部で形成されていてもよい。
本実施形態によれば、弾性保持部が略J字形状を有しているので、電線の脱着作業を円滑に行うことができ、より一層使い勝手の良い電流センサが得られる。
本発明の新たな実施形態としては、前記保持手段が、前記センサ本体の挿入溝毎に挿入可能な押圧用突部を並設し、かつ、前記センサ本体に固定可能な抜け止め用ベースであってもよい。
本実施形態によれば、抜け止め用ベースの押圧用突部で電線を挿入溝の底面に押し当てるので、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の実施形態としては、前記抜け止め用ベースが、前記押圧用突部の上端面に、前記電線に圧接可能な一対の弾性受け部を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、前記押圧用突部の弾性受け部で電線を挿入溝の底面に所定の圧力で押し当てるので、前記押圧用突部の弾性受け部で電線を挿入溝の底面に所定の圧力で押し当てるので、部品精度,組立精度のバラつきによる計測精度の低下を回避できる電流センサが得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記抜け止め用ベースが、前記押圧用突部の上端部に上下動可能に収納され、かつ、バネ部材を介して上方に付勢された押圧部材を有する構成としてもよい。
本実施形態によれば、前記押圧用突部に組み込んだ押圧部材を、バネ部材を介し、電線に押し当てて位置決めするので、部品精度,組立精度のバラつきによる計測精度の低下を回避できる電流センサが得られる。
本発明の別の実施形態としては、前記抜け止め用ベースは、前記押圧部材の上端面を円弧形状としておいてもよい。
本実施形態によれば、電線をガタツキなく位置決めでき、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記抜け止め用ベースが、前記押圧部材の上端面を略V形状としておいてもよい。
本実施形態によれば、電線をガタツキなく位置決めでき、計測精度の高い電流センサが得られる。
本発明の新たな実施形態としては、前記センサ本体の上面に、表示部を配置しておいてもよい。
本実施形態によれば、計測結果を目視できるので、現場において効率的な計測作業が可能になる。
本発明に係る電力センサは、前記課題を解決すべく、前述に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記電線の電圧を計測可能な電圧センサを配置するとともに、前記電流センサが計測した電流値と前記電圧センサが計測した電圧値とで電力値を計算する制御回路を設けた構成としてある。
本発明によれば、電流のみならず、電圧および電流をも計測できるとともに、保持手段を介して電線の取り付け、取り外し作業が簡単かつ容易な電力センサが得られる。
本発明の他の実施形態としては、前述に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記センサ素子に通信ポートを設けるとともに、前記通信ポートを介して受信した前記電線の電圧値と、前記電流センサが計測した前記電線の電流値とで電力値を計算する制御回路を設けてもよい。
本実施形態によれば、広範囲の消費電力を計測できる電力センサが得られる。
本発明の別の実施形態としては、前述に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記電線の電圧値を記憶する記憶素子を設けるとともに、前記電流センサで計測した前記電線の電流値と前記記憶素子で記憶されている電圧値とで電力値を計算する制御回路を設けてよい。
本実施形態によれば、より一層広範囲の消費電力を計測できる電力センサが得られるという効果がある。
本発明に係る電流センサの第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示した電流センサの分解斜視図である。 図1に示した電流センサの異なる角度から視た分解斜視図である。 図Aおよび図Bは図1に示した電流センサの組み付け前後を示す斜視図である。 図Aは電線を組み付けた状態を示す概略正面図、図Bは図Aの部分拡大図である。 図1に示した電流センサを背面側から視た縦断面図である。 本発明に係る電流センサの使用方法を説明するための説明図である。 本発明に係る電流センサの第2実施形態を示す斜視図である。 図8に示した電流センサの分解斜視図である。 図8に示した電流センサを異なる角度から視た分解斜視図である。 図Aおよび図Bは図8に示した電流センサの組み付け前後を示す斜視図である。 本発明に係る電流センサの第3実施形態を示す斜視図である。 図12に示した電流センサの分解斜視図である。 図12に示した電流センサを異なる角度から視た分解斜視図である。 図Aおよび図Bは図12に示した電流センサの組み付け前後を示す斜視図である。 図Aおよび図Bは図15Bに示した組み付け後の電流センサを示す部分拡大断面図である。 図Aおよび図Bは本発明に係る電流センサの第4実施形態を示す斜視図および使用状態を示す概略正面図である。 図17Aに示した電流センサの分解斜視図である。 図17Aに示した電流センサを異なる角度から視た分解斜視図である。 図Aおよび図Bは図17Aに示した電流センサの組み付け前後を示す斜視図である。 図Aおよび図Bは本発明に係る電流センサの第5実施形態を示す斜視図および使用状態を示す斜視図である。 図21Aに示した電流センサの分解斜視図である。 図21Aに示した電流センサを異なる角度から視た分解斜視図である。
本発明に係る電流センサの実施形態を、図1ないし図23の添付図面に従って説明する。
第1実施形態は、図1ないし図7に示すように、3本の電線の電流値を計測する電流センサ1に適用した場合であり、大略、センサ本体10と、抜け止め用ベース70と、で構成されている。
前記センサ本体10は、図2に示すように、ハウジング20と、前記ハウジング20の上面に貼着一体化する上面カバー30と、前記ハウジング20の正面を被覆する前面カバー40と、前記前面カバー40の背面にスライド可能に組み付けられるロック部材50と、前記ハウジング20内に配置される計測用門型プリント基板50,51とで構成されている。
前記ハウジング20は、図2に示すように、正面側に開口部を有する箱形状であり、その上面に接続用開口部21を有する一方、その下端面から背面にかけて切り欠くことにより、略U字形状の挿入溝22a,22b,22cを所定のピッチで形成してある。そして、前記挿入溝22a,22b,22cに沿って略U字形状の仕切り壁23a,23b,23cが一体に形成されている。特に、中央の挿入溝22bを仕切る略U字形状の仕切り壁23bは、その両端部を前記ハウジング20から切り離すことにより、その内周面の対向する下端縁部に弾性爪部24を形成してある。また、中央に位置する略U字形状の仕切り壁23bの上方には、図示しない2枚の制御用第1,第2プリント基板を前後に支持するための支持用リブ25a,25bを側方に突設してある。さらに、前記ハウジング20は、その開口縁部に沿って係合孔26を所定のピッチで形成してある。
前記上面カバー30は、前記ハウジング20の上面を被覆可能な平面形状を有するとともに、その中央部に液晶モニター31を埋設してある。前記液晶モニター31は、前記ハウジング20内に組み込またれ制御用第1,第2プリント基板(図示せず)に接続され、後述するシーソ型スイッチ46の切り替え操作に基づき、計測した電流値、電圧値、電力値を適宜、表示できる。
前面カバー40は、図2に示すように、前記ハウジング20の正面を被覆可能な正面形状を有するとともに、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに対応する位置に、略U字形状の切り欠き溝41a,41b,41cを設けてある。また、図3に示すように、3つの前記切り欠き溝41a,41b,41cのうち、中央に位置する切り欠き溝41bの対向する両側縁部に、位置規制用腕部42,42を側方にそれぞれ突設してある。また、両側に位置する切り欠き溝41a,41cの内側縁部に、ガイド溝43aを備えたガイド用突条43を上下方向にそれぞれ延在してある。さらに、前記前面カバー40は、その正面上部の中央に操作表示孔44を有するとともに、前記操作表示窓44の両側に接続孔45a,45bをそれぞれ設けてある。さらに、前記操作表示孔41と接続孔45aとの間には、シーソ型スイッチ46および上下に配置した一対の動作表示孔47,47を設けてある。そして、前記前面カバー40は、その内向面の外周縁部に沿って係合爪部48を突設してある。
前記計測用門型プリント基板50,51は、図2および図3に示すように、前記ハウジング20に設けた略U字形状の仕切り壁23a,23cに馬乗り状態となるように組み込まれる。前記計測用門型プリント基板50,51には、電線の電流を計測できる電流センサ素子、例えば、GMR素子をそれぞれ実装してあり、他にもホール素子などのように電線から発生する磁気を計測するセンサ素子を用いることができる。また、必要に応じ、電圧を計測できる電圧センサ素子を実装しておいてもよい。
本実施形態では、図2および図3において、2枚の計測用門型プリント基板50,51を図示している。ただし、説明の便宜上、一対の前記計測用門型プリント基板50,51と前記前面カバー40との間に、前記ハウジング20の支持用リブ25a,25bを介して図示しない2枚の制御用第1,第2プリント基板が配置されている。特に、奥側に位置する図示しない制御用第1プリント基板にはICチップが実装され、制御回路を構成している。また、手前側に位置する図示しない制御用第2プリント基板には、その外向面の両側に一対の接続ソケットを並設してあるとともに、一対の前記接続ソケットの間に、上下に配置した一対のスイッチ素子と、上下に配置した一対の発光素子とを配置してある。
なお、図示しない前記制御用第1プリント基板には、計測用プリント基板50,51に実装した電流センサ素子および電圧センサ素子で計測した電流値、電圧値および力率に基づいて電力値を計測できるICチップを、実装しておいてもよい。
さらに、前記制御用第1,第2プリント基板のいずれかに通信ポートを設けることにより、外部で計測した電線の電圧値を前記通信ポートで受信し、前記ICチップで電線の電力値を計測してもよい。
ロック部材60は、図2に示すように、その正面上部に「LOCK」,「FREE」を表示するとともに、その上端部に操作用リブ61を突設してある一方、その下方側に一対の略L字形状のロック用脚部62,62を平行に延在してある。また、ロック部材60は、図3に示すように、その両側縁部に設けた一対のガイド溝63,63を、前記前面カバー40の背面に設けたガイド突起40a,40aにそれぞれ嵌合し、前記前面カバー40にスライド可能に組み付けられる。
抜け止め用ベース70は、図2に示すように、前記ハウジング20の底面を被覆可能な平面形状を有し、その上面に前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに嵌合可能な押圧用突部を突設してある。前記押圧用突部71a,71b,71cの上端面には、一対の弾性受け部72,72を対向するように一体成形してある。また、中央に位置する前記押圧用突部71bの両側基部には蛇腹状の係止用受け部73をそれぞれ設けてある一方、両側に位置する押圧用突部71a,71cの内向面縁部にはガイド用受け部74をそれぞれ突設してある。
次に、本実施形態に係る電流センサ1の組立方法について説明する。
まず、図2に示すように、前記ハウジング20内の仕切り壁23a,23cを介して計測用プリント基板50,51を組み付けるとともに、一対の支持用リブ25a,25bを介して図示しない制御用第1,第2プリント基板を位置決めする。ついで、前記制御用第1,第2プリント基板に、ハウジング20の接続孔21を介し、上面カバー30の液晶表示板31を電気接続した後、前記ハウジング20の上面に前記上面カバー30を貼着一体化する。
一方、図6に示すように、前記前面カバー40の背面中央に、一対のガイド突起40a,40aを介してロック部材60のガイド溝63,63を嵌合し、上下方向にスライド可能に取付ける。このため、前記ロック部材60のロック用脚部62,62が前記前面カバー40の位置規制用腕部42,42にそれぞれ隣接するとともに、前記前面カバー40の表示窓44から「LOCK」,「FREE」の文字が目視可能となる。
そして、前記ハウジング20の係合孔26に前記前面カバー40の係合爪部48を係合する。これにより、図示しない制御用第2プリント基板の外向面に取付けた接続ソケット(図示せず)が接続孔45a,45bから突出する。また、図示しない制御用第2プリント基板の外向面に取付け一対の発光素子が、前記前面カバー40の動作表示孔47,47にそれぞれ嵌合する。また、前記前面カバー40に設けたシーソ型スイッチ46が、図示しない制御用第2プリント基板に設けたスイッチ素子を操作可能となり、センサ本体10が完成する。
ついで、図4Aに示すように、図示しない基台にネジ止めした抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cに、電線80a,80b,80cをそれぞれ位置決めする。ついで、前記抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cに、ロック部材60を引き上げた状態の前記センサ本体10の挿入溝22a,22b,22cを嵌合し、押し込む。これにより、ハウジング20の弾性爪部24,24が弾性変形し、前記抜け止め用ベース70の蛇腹状の係止用受け部73,73にそれぞれ係止する。そして、前記センサ本体10が前記電線80a,80b,80cを一対の弾性受け部72,72に押し付ける。そして、ロック部材60を押し下げ、ロック用脚部62を弾性爪部24と位置規制用腕部42との間に圧入することにより、センサ本体10が抜け止め用ベース70に対してロック状態となる(図4B)。
すなわち、図5および図6に示すように、前記ロック部材60のロック用脚部62が前記弾性爪部24を位置規制することにより、前記抜け止め用ベース70からセンサ本体10が脱落することを確実に防止できる。
本実施形態に係る前記電流センサ1の使用例としては、例えば、図7に示すように、工場内の製造装置2の電線3毎に取り付け、電流,電圧を計測することにより、消費電力を常時、計測するとともに、配電盤4内に取り付けて総消費電力をも計測できる。
また、本実施形態によれば、前記センサ本体10と抜け止め用ベース70とで電線80a,80b,80cを挟持すれば、電流等を計測できるので、所望の位置で電流等を計測でき、使い勝手の良い電流センサ1(または/および電力センサ)が得られる。
そして、抜け止め用ベース70を取り付けることにより、配線済みの電線に前記電流センサを後付けでき、便利であるという利点がある。
第2実施形態に係る電流センサは、図8ないし図11に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点はセンサ本体10と抜け止め用ベース70との接続構造である。
すなわち、図9および図10に示すように、前記第1実施形態と異なり、ハウジング20の仕切り壁23bは、その両端部を切り離すことなく、一体に成形されている。
また、前面カバー40の正面側の両側縁部には固定ネジ65を挿通するための貫通孔40aを設けてあるとともに、係合用スリット40bを設けてある。
さらに、ネジ66(図10参照)で固定される抜け止め用ベース70は、その上面両側端部に突設した固定台75にネジ孔75aを形成してあるととともに、前記固定台75,75と押圧用突部71a,71cとの間には係合用リブ75b,75bがそれぞれ一体成形されている。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部品,同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態に係る電流センサ1の組立方法について説明する。
図11に示すように、図示しない基台にネジ止めした抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cに、電線80a,80b,80cをそれぞれ位置決めする。ついで、前記抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cに、前記センサ本体10の挿入溝22a,22b,22cを嵌合し、押し込む。これにより、抜け止め用ベース70の係合用リブ75bにハウジング20に設けた係合用スリット40bを係合する。ついで、前面カバー40に設けた貫通孔40aに固定ネジ65を挿通するとともに、その雄ネジ部65aを抜け止め用ベース70のネジ孔75aに螺合することにより、前記電線80a,80b,80cを強固に固定できる。
したがって、本実施形態によれば、電線を所定の位置により一層正確に位置決めでき、計測精度の高い電流センサ1が得られるという利点がある。
第3実施形態に係る電流センサは、図12ないし図16に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は電線に対する抜け止め用ベース70の押圧構造、および、前記抜け止め用ベース70に対するセンサ本体10の取り付け構造である。
ハウジング20および前面カバー40とからなる前記センサ本体10は、前記ハウジング20の仕切り壁23a,23b,23cの間に設けた係合孔26に、前記前面カバー40の係合爪48を係合一体化したものである。そして、前記仕切り壁23a,23b,23cの間の下端部にスライダ67,67をスライド挿入可能としてある。
前記スライダ67は、仕切り壁23a,23b,23cの間の下端部に挿入可能な正面形状を有する枠形状であり、図16Aに示すように、両側側面に設けた係合用リブ67aを前記仕切り壁23a,23b,23cの間にスライドさせて係合可能としてある。また、前記スライダ67は、図16Bに図示するように、後述する抜け止め用ベース70に設けた一対の係合用門型受け部70a,70aに係合可能な係合用爪部67b,67bを側方に突設してあるとともに、その上面縁部に係止用突起67cを突設してある。
抜け止め用ベース70は、図13および図14に示すように、前記ハウジング20の底面を被覆可能な平面形状を有し、その上面に前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに嵌合可能な押圧用突部71a,71b,71cを突設してある。前記押圧用突部71a,71b,71c間の各上面には一対の係合用門型受け部70a,70aを突設してある。さらに、前記押圧用突部71a,71b,71cに設けた嵌合孔76には、付勢用コイルバネ77を介して押圧部材78が嵌合されている。なお、前記押圧部材78は、その上面が電線の外周面に沿う円弧面78aとなっているが、必ずしもこれに限らず、例えば、略V字形状の凹面であってもよい。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部品,同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
本実施形態に係る電流センサ1の組立方法について説明する。
まず、図15に示すように、図示しない基台にネジ止めした抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cの嵌合孔76に付属用コイルバネ77,押圧部材78を挿入する。そして、前記押圧部材78の円弧面78aに電線80a,80b,80cをそれぞれ位置決めする(図15)。
一方、センサ本体10の挿入溝22a,22b,22cの間に位置する下端部にスライダ67の係合用リブ67aを側方からスライド係合し、ハウジング20の底面に設けた抜け止め溝20aにスライダ67の係止用突起67cを係止して仮止めする(なお、図15には、説明の便宜上、抜け止め用ベース70の上面にスライダ67を取り付けた状態を図示してある。)。
そして、前記抜け止め用ベース70の押圧用突部71a,71b,71cに、前記センサ本体10の挿入溝22a,22b,22cを嵌合し、押し込む。これにより、電線80a,80b,80cおよび押圧部材78がコイルバネ77を押し下げ、前記スライダ67の底面が前記抜け止め用ベース70の上面に当接する。ついで、前記スライダ67をセンサ本体10内に押し込むことにより、係合用爪部67b,67bが前記抜け止め用ベース70の一対の係合用門型受け部70a,70aに係合するとともに、前記ハウジング20の底面に設けた抜け止め溝20bにスライダ67の係止用突起67cが係止して抜け止めされる(図16B)。
本実施形態によれば、電線80a,80b,80cを押圧部材78を介して付勢用コイルバネ77で付勢している。このため、外部から振動が加わっても、電線80a,80b,80cが挿入溝22a,22b,22cの底面に圧接し、常に所定の位置に位置決めされるので、計測精度の高い電流センサ1が得られるという利点がある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部品、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
第4実施形態に係る電流センサは、図17ないし図20に示すように、前述の第1実施形態と同様、3本の電線の電流値を計測する電流センサ1に適用した場合であり、大略、センサ本体10と、前記センサ本体10内に組み込まれた弾性保持部材100と、で構成されている。
前記センサ本体10は、図18および図19に示すように、ハウジング20と、前記ハウジング20の上面に貼着一体化する上面カバー30と、前記ハウジング20の正面を被覆する前面カバー40と、前記ハウジング20の背面を被覆する後面カバー90と、前記ハウジング20内に配置される計測用プリント基板50,51とで構成されている。
なお、本実施形態では、第1実施形態と同様、制御用第1,第2プリント基板は図示されていないが、接続方法を明確にすべく、前記制御用第2プリント基板に実装した一対の接続ソケット54a,54bを図17Aに図示してある。
前記ハウジング20は、図18に示すように、その内部を中仕切り壁20cで前後に仕切られ、正面側および背面側に開口部を有する箱形状である。また、前記ハウジング20は、その上面に接続用開口部21を有する一方、その下端面から背面にかけて切り欠くことにより、略U字形状の挿入溝22a,22b,22cを所定のピッチで形成してある。そして、前記中仕切り壁20cの正面側に前記挿入溝22a,22b,22cに沿って仕切り壁23a,23b,23cが一体に形成されている。特に、前記仕切り壁23a,23b,23cの対向する内周面の下端縁部には、軸受け凹部27がそれぞれ形成され、その突き当り面に軸受け突起27aを突設してある。また、前記軸受け突起27aの上方には上下に延在した軸受け溝部27bを設けてある。さらに、中央に位置する仕切り壁23bの上方には、図示しない2枚の制御用第1,第2プリント基板を前後に支持するための支持用リブ25a,25bを側方に突設してある。さらに、前記ハウジング20は、その開口縁部に沿って係合孔26を所定のピッチで形成してある。
前記上面カバー30は、前記ハウジング20の上面を被覆可能な平面形状を有するとともに、その中央部に液晶モニター31を埋設してある。前記液晶モニター31は、前記ハウジング20内に組み込またれ制御用第1,第2プリント基板(図示せず)に接続され、後述する前面カバー40に設けたシーソ型スイッチ46の切り替え操作に基づき、計測した電流値、電圧値、電力値を適宜、表示できる。
前記前面カバー40は、図18に示すように、前記ハウジング20の前面を被覆可能な正面形状を有するとともに、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに対応する位置に、略U字形状の切り欠き溝41a,41b,41cを設けてある。また、図19に示すように、3つの前記切り欠き溝41a,41b,41cの間に位置する下端縁部に軸受け突起49aを突設してあるとともに、前記軸受け突起49aの上方には上下に延在した軸受け溝部49bを設けてある。
前記計測用門型プリント基板50,51は、図19および図20に示すように、前記ハウジング20に設けた中仕切り壁20cの背面に組み込まれる。前記計測用門型プリント基板50,51には、前記第1実施形態と同様、電線の電流を計測できる電流センサ素子、例えば、GMR素子をそれぞれ実装してあり、必要に応じ、電圧を計測できる電圧センサ素子を実装しておいてもよい。
本実施形態では、図18および図19において、2枚の前記計測用門型プリント基板50,51を図示した。ただし、前記中仕切り壁20cの正面側に前記支持用リブ25a,25bを介して配置される2枚の制御用第1,第2プリント基板は図示していない。奥側に位置する図示しない制御用第1プリント基板にはICチップが実装され、制御回路を構成している。また、手前側に位置する図示しない制御用第2プリント基板には、その外向面の両側に一対の接続ソケット54a,54bを並設してあるとともに、一対の前記接続ソケット54a,54bの間に、上下に配置した一対のスイッチ素子と、上下に配置した一対の発光素子とを配置してある。
なお、図示しない前記制御用第1プリント基板には、計測用プリント基板50,51に実装した電流センサ素子および電圧センサ素子で計測した電流値、電圧値および力率で電力値を計算するICチップを実装しておいてもよい。
さらに、前記制御用第1,第2プリント基板のいずれかに通信ポートを設けることにより、外部で計測した電線の電圧値を前記通信ポートで受信し、前記ICチップで電線の電力値を計測してもよい。
前記後面カバー90は、図18および図19に示すように、前記ハウジング20の後面を被覆可能な背面形状を有するとともに、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに対応する位置に、略U字形状の切り欠き溝91a,91b,91cを設けてある。また、前記後面カバー90は、その外周縁部に沿って係合爪部92を設けてある。
弾性保持部材100は、回動軸101の両端縁部から一対の略J字形状の第1バネ部材102,102が平行に延在するとともに、その先端をスライド軸103で連結一体化してある。また、前記回動軸101の中央から略J字形状の第2バネ部材104が延在しているとともに、その先端にスライド軸105を一体成形してある。そして、前記第1バネ部材102は第2バネ部材104よりも曲率が小さく、太さの異なる電線に対応できるようになっている。特に、前記回動軸101の両端面には、軸受け凹部101aを設けてあるとともに、前記スライド軸103,105の両端面にはスライド突起103a,105aを設けてある。
次に、本実施形態に係る電流センサ1の組立方法について説明する。
まず、図19に示すように、前記ハウジング20の中仕切り壁20cの背面側に、計測用プリント基板50,51を組み付ける。また、一対の支持用リブ25a,25bを介して図示しない制御用第1,第2プリント基板を位置決めする。さらに、前記制御用第1,第2プリント基板に上面カバー30の液晶表示板31を接続孔21を介して電気接続した後、前記上面カバー30を前記ハウジング20の上面に貼着一体化する。ついで、前記ハウジング20の係合孔26に前記後面カバー90の係合爪部92を係合し、背面側の開口部を密閉する。
一方、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cの内周面に設けた軸受け凹部27に回動軸101を嵌合するとともに、前記回動軸101の軸受け凹部101aを軸受け突起27aに嵌合し、回動可能に支持する。また、前記スライド軸103,105のスライド突起103a,105aを中仕切り壁20cに設けた軸受け溝部27bに嵌合することにより、スライド可能に支持する。そして、前記ハウジング20の係合孔26に前記前面カバー40の係合爪部48を係合し、正面側の開口部を密閉する。これにより、前記回動軸101の軸受け凹部101aに前記前面カバー40の軸受け突起49aを係合するとともに、スライド軸103,105のスライド突起103a,105aを前記前面カバー40の軸受け溝部49bに係合することにより、電流センサ1の組み立てが完了する。
本実施形態に係る前記電流センサ1の使用方法としては、図20Aに示すように、平行に配置した電線80a,80b,80cの上方に前記電流センサ1を位置決めし、電線80a,80b,80cを前記電流センサ1の挿入溝22a,22b,22cに挿入し、押し込む。これにより、弾性保持部材100の第1バネ部102,102が弾性変形し、図20Bに示すように、前記電線80a,80b,80cを保持する。
なお、前記電線80a,80b,80cよりも太い電線に対しては第2バネ部104が弾性変形して保持する。
本実施形態によれば、前記電流センサ1を電線80a,80b,80cにワンタッチで着脱可能に保持できるので、任意の位置における電流および/または電力を簡単に計測できるという利点がある。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部分、同一部品には同一番号を附して説明を省略する。
第5実施形態に係る電流センサは、図21および図23に示すように、前述の第4実施形態とほぼ同様であり、異なる点は結束バンド110で電線を保持する点である。
すなわち、前面カバー40は、図22に示すように、前記ハウジング20の前面を被覆可能な正面形状を有するとともに、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに対応する位置に、略U字形状の切り欠き溝41a,41b,41cを設けてある。また、前記切り欠き溝41a,41b,41cの上方縁部に一対の結束用突起49を側方に突設してある。
一方、後面カバー90は、図23に示すように、前記ハウジング20の後面を被覆可能な背面形状を有するとともに、前記ハウジング20の挿入溝22a,22b,22cに対応する位置に、略U字形状の切り欠き溝91a,91b,91cを設けてある。また、前記切り欠き溝41a,41b,41cの上方縁部には一対の結束用突起93を側方に突設してある。
他は前述の第1実施形態とほぼ同様であるので、同一部分、同一部品には同一番号を附して説明を省略する。
そして、図21aに示すように、前記電流センサ1の挿入溝22a,22b,22cに電線80a,80b,80cを挿入して位置決めした後、前記前面カバー40の結束用突起49および前記後面カバー90の結束用突起93に、結束バンド110で結束することにより、電線80a,80b,80cを保持する。
本実施形態によれば、部品点数が少なく、構造が簡単であるだけでなく、市販の結束バンド110を使用することにより、製造コストの安価な電流センサ1が得られるという利点がある。
本発明に係る電流センサは前述の三相3線の電流センサに限らず、三相4線の電流センサに適用してもよく、あるいは、電圧センサ,電力センサに適用してもよい。
また、電線の電流,電圧を計測する挿入溝は必ずしも2本設ける必要はなく、1本または3本以上設けてもよい。
さらに、前記センサ本体10に設けた挿入溝22a,22b,22cの対向する内側面のうち、その少なくともいずれか一方に、電線を抜け止めできる抜け止め用突起を一体成形しておいてもよい。
1:電流センサ
2:製造装置
3:電線
4:配電盤
10:センサ本体
20:ハウジング
20a,20b:抜け止め溝
20c:中仕切り壁
21:接続用開口部
22a,22b,22c:挿入溝
23a,23b,23c:仕切り壁
24:弾性爪部
25a,26b:支持用リブ
26:係合孔
27:軸受け凹部
27a:軸受け突起
27b:軸受け溝部
30:上面カバー
31:液晶モニター
40:前面カバー
41a,41b,41c:切り欠き溝
42:位置規制用腕部
43:ガイド用突条
44:操作表示孔
45a,45b:接続孔
46:シーソ型スイッチ
47:動作表示孔
48:係合爪部
49:結束用突起
49a:軸受け突起
49b:軸受け溝部
50,51:計測用門型プリント基板
60:ロック部材
61:操作用リブ
62:ロック用脚部
63:ガイド溝
65:固定ネジ
65a:雄ネジ部
67:スライダ
67a:係合用リブ
67b:係合用爪部
67c:係止用突起
70:抜け止め用ベース
70a:係合用門型受け部
71a,71b,71c:押圧用突部
72:弾性受け部
73:係止用受け部
74:ガイド用受け部
75:固定台
75a:ネジ孔
75b:固定台
76:係合用リブ
77:付勢用コイルバネ
78:押圧部材
78a:円弧面
80a,80b,80c:電線
90:後面カバー
91a,91b,91c:切り欠き溝
92:係合爪部
93:結束用突起
100:弾性保持部材
101:回動軸
101a:軸受け凹部
102:第1バネ部材
103,105:スライド軸
103a,105a:スライド突起
104:第2バネ部材
110:結束バンド

Claims (19)

  1. 被覆された電線に流れる電流を外部から計測する電流センサであって、
    電流センサ素子を内蔵し、かつ、少なくとも2本の前記電線をそれぞれ挿入可能な切り欠いた形状の挿入溝を並設したセンサ本体と、前記挿入溝に挿入した前記電線を前記挿入溝の底面に保持できる保持手段と、からなることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記挿入溝の巾寸法が、切り欠いた開口部から底面に向かって狭くなることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記挿入溝の底面が、同一深さに位置していることを特徴とする請求項1または2に記載の電流センサ。
  4. 前記挿入溝の底面が、円弧形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電流センサ。
  5. 前記挿入溝の底面が、略V字形状であるであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電流センサ。
  6. 前記保持手段が、前記挿入溝の対向する内側面の少なくともいずれか一方から突設するように前記センサ本体に一体成形した抜け止め用突起であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電流センサ。
  7. 前記保持手段が、前記センサ本体と別体の別部材からなることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の電流センサ。
  8. 前記保持手段が、前記挿入溝の縁部から側方に突設した少なくとも1つの結束用突起と、前記結束用突起に結束可能な結束バンドと、からなることを特徴とする請求項7に記載の電流センサ。
  9. 前記保持手段が、前記センサ本体に組み付けられ、かつ、前記挿入溝内に出し入れ可能に迫り出すとともに、挿入された前記電線を脱着可能に保持する弾性保持部材であることを特徴とする請求項7に記載の電流センサ。
  10. 前記弾性保持部材が、並設した複数本の略J字形状の弾性腕部で形成されていること特徴とする請求項9に記載の電流センサ。
  11. 前記保持手段が、前記センサ本体の挿入溝毎に挿入可能な押圧用突部を並設し、かつ、前記センサ本体に固定可能な抜け止め用ベースであることを特徴とする請求項7に記載の電流センサ。
  12. 前記抜け止め用ベースが、前記押圧用突部の上端面に、前記電線に圧接可能な一対の弾性受け部を設けたことを特徴とする請求項11に記載の電流センサ。
  13. 前記抜け止め用ベースが、前記押圧用突部の上端部に上下動可能に収納され、かつ、バネ部材を介して上方に付勢された押圧部材を有することを特徴とする請求項11または12に記載の電流センサ。
  14. 前記抜け止め用ベースが、前記押圧部材の上端面を円弧形状としたことを特徴とすることを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項に記載の電流センサ。
  15. 前記抜け止め用ベースが、前記押圧部材の上端面を略V形状としたことを特徴とすることを特徴とする請求項11または13に記載の電流センサ。
  16. 前記センサ本体の上面に、表示部を配置したことを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の電流センサ。
  17. 請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記電線の電圧を計測可能な電圧センサを配置するとともに、前記電流センサが計測した電流値と前記電圧センサが計測した電圧値とで電力値を計算する制御回路を設けたことを特徴とする電力センサ。
  18. 請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記センサ素子に通信ポートを設けるとともに、前記通信ポートを介して受信した前記電線の電圧値と、前記電流センサが計測した前記電線の電流値とで電力値を計算する制御回路を設けたことを特徴とする電力センサ。
  19. 請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の電流センサのセンサ本体内に、前記電線の電圧値を記憶する記憶素子を設けるとともに、前記電流センサで計測した前記電線の電流値と前記記憶素子で記憶されている電圧値とで電力値を計算する制御回路を設けたことを特徴とする電力センサ。
JP2013062619A 2013-03-25 2013-03-25 電流センサ及びこれを用いた電力センサ Pending JP2014185999A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013062619A JP2014185999A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 電流センサ及びこれを用いた電力センサ
TW102144159A TW201437643A (zh) 2013-03-25 2013-12-03 電流感測器及使用此電流感測器之電力感測器
KR1020130155246A KR20140116780A (ko) 2013-03-25 2013-12-13 전류 센서 및 이것을 이용한 전력 센서
CN201310734026.4A CN104076183B (zh) 2013-03-25 2013-12-26 电流传感器及使用该电流传感器的电力传感器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013062619A JP2014185999A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 電流センサ及びこれを用いた電力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014185999A true JP2014185999A (ja) 2014-10-02

Family

ID=51597579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013062619A Pending JP2014185999A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 電流センサ及びこれを用いた電力センサ

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2014185999A (ja)
KR (1) KR20140116780A (ja)
CN (1) CN104076183B (ja)
TW (1) TW201437643A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101873867B1 (ko) * 2016-11-30 2018-07-03 홍준기 스마트 분전반에 사용되는 전류 측정 장치
JP7471994B2 (ja) 2020-10-13 2024-04-22 日置電機株式会社 センサ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101858080B1 (ko) * 2015-10-06 2018-06-29 한국에너지기술연구원 정션박스 조립체가 구비되는 태양전지 모듈
US10175269B2 (en) * 2016-05-31 2019-01-08 Fuji Electric Co., Ltd. Current detector
KR102213348B1 (ko) * 2020-08-03 2021-02-09 주식회사 티케이씨 고장감지 및 예방이 가능한 자가발전형 연속식 도금장치의 행거장치
KR102668784B1 (ko) * 2023-08-28 2024-05-23 (주)신덕엔지니어링 집합건물용 적산전력량계에서 복수의 인입케이블을 취부하는 방법

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008651A (en) * 1989-11-08 1991-04-16 Schweitzer Edmund O Jun Battery-powered fault indicator
JPH0662731U (ja) * 1993-02-03 1994-09-02 ファナック株式会社 シールドケーブルアース用クランプ
JP2001153895A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Makome Kenkyusho:Kk 電流センサ
JP2002156390A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Na:Kk 電流センサ
JP2003107108A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tempearl Ind Co Ltd 電流または電力センサ
JP2004108882A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Setto Engineering:Kk 電力センサ
JP2004117064A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Fuji Electric Systems Co Ltd 電流センサ
JP2006078316A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Yazaki Corp 電流センサ
JP2006518979A (ja) * 2003-02-25 2006-08-17 アー ライモント エ カンパニュイ ケーブルクランプ
JP2007078611A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Yazaki Corp 電流測定器
WO2008042483A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-10 General Electric Company System for power sub-metering
JP2009139272A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Yazaki Corp 電流センサ
JP2010002277A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Tdk Corp 電流センサ
JP2010533843A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 キネックツ ソリューションズ インコーポレイテッド 変圧器用メータおよびそれを使用するシステム
WO2011090167A1 (ja) * 2010-01-21 2011-07-28 パナソニック電工株式会社 通電情報計測装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000025846A (ja) * 1998-07-10 2000-01-25 Rengo Co Ltd 電子レンジ調理用包装体
JP2002311061A (ja) * 2001-04-13 2002-10-23 Nissin Electric Co Ltd 電力用処理装置
JP4698959B2 (ja) * 2004-03-05 2011-06-08 東北電力株式会社 電線の導体欠陥検知用センサ
KR20060002357A (ko) * 2004-07-02 2006-01-09 (주)나오디지탈 홀센서를 이용한 전력선의 전류측정장치
JP2006294311A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Smk Corp ハウジングへの端子類の取付構造
KR101030254B1 (ko) * 2008-07-17 2011-04-25 박성환 디지털 전류센서
JP5047919B2 (ja) * 2008-10-03 2012-10-10 矢崎総業株式会社 電流センサ
JP5698484B2 (ja) * 2010-09-27 2015-04-08 日置電機株式会社 電流測定装置
CN202133700U (zh) * 2011-05-28 2012-02-01 天津市松正电动汽车技术股份有限公司 电机控制器电流传感器
CN202676838U (zh) * 2012-05-10 2013-01-16 珠海市澳特尔测控仪表有限公司 新型直流漏电流传感器

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008651A (en) * 1989-11-08 1991-04-16 Schweitzer Edmund O Jun Battery-powered fault indicator
JPH0662731U (ja) * 1993-02-03 1994-09-02 ファナック株式会社 シールドケーブルアース用クランプ
JP2001153895A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Makome Kenkyusho:Kk 電流センサ
JP2002156390A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Na:Kk 電流センサ
JP2003107108A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tempearl Ind Co Ltd 電流または電力センサ
JP2004108882A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Setto Engineering:Kk 電力センサ
JP2004117064A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Fuji Electric Systems Co Ltd 電流センサ
JP2006518979A (ja) * 2003-02-25 2006-08-17 アー ライモント エ カンパニュイ ケーブルクランプ
JP2006078316A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Yazaki Corp 電流センサ
JP2007078611A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Yazaki Corp 電流測定器
WO2008042483A1 (en) * 2006-09-28 2008-04-10 General Electric Company System for power sub-metering
JP2010533843A (ja) * 2007-07-13 2010-10-28 キネックツ ソリューションズ インコーポレイテッド 変圧器用メータおよびそれを使用するシステム
JP2009139272A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Yazaki Corp 電流センサ
JP2010002277A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Tdk Corp 電流センサ
WO2011090167A1 (ja) * 2010-01-21 2011-07-28 パナソニック電工株式会社 通電情報計測装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101873867B1 (ko) * 2016-11-30 2018-07-03 홍준기 스마트 분전반에 사용되는 전류 측정 장치
JP7471994B2 (ja) 2020-10-13 2024-04-22 日置電機株式会社 センサ

Also Published As

Publication number Publication date
CN104076183B (zh) 2017-06-23
KR20140116780A (ko) 2014-10-06
CN104076183A (zh) 2014-10-01
TW201437643A (zh) 2014-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014185999A (ja) 電流センサ及びこれを用いた電力センサ
US9217760B2 (en) Current sensor
DK2213149T3 (en) Multifunctional housing for electrical and / or electronic devices
US8947083B2 (en) Current detecting apparatus
WO2019117169A1 (ja) 電流センサ
JP6477926B2 (ja) 封印構造および電力量計
JP2016145711A (ja) 電力量計
US4080570A (en) Panel mounting for electrical device
JP2016170127A (ja) 電流検出装置
JP4826607B2 (ja) シフトポジションセンサ
JP2019015624A (ja) 電力量計
JP2012114206A (ja) 制御機器
JP2013164288A (ja) 電流センサ
JP2015145839A (ja) 電流検出装置
KR100327896B1 (ko) 조인트박스
JP2009122323A (ja) 表示装置
WO2013006270A2 (en) Position sensor module
JP7437843B2 (ja) 電力量計の筐体構造
JP5687131B2 (ja) Led照明ユニット
JP7301014B2 (ja) 電力量計
JP3820996B2 (ja) 分電盤
JP5824565B2 (ja) 電子機器
JP2005123136A (ja) パック電池
JP2016086474A (ja) 増設ユニット
JP5624897B2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170306

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170905