JP2014184125A - 圧力式炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ご飯の表面のべたつきを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができる圧力式炊飯器を提供する。
【解決手段】鍋11内と蓋体11内とを連通する蒸気排出穴131を開閉する圧力弁13と、圧力弁13による蒸気排出穴131の開閉状態を切り換えることにより鍋10内の圧力を調整する圧力弁開閉機構19と、加熱装置H1〜H3と圧力弁開閉機構19とを制御して沸騰維持工程を含む炊飯工程を行う制御部30とを備え、制御部30は、沸騰維持工程の前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御し、且つ、蒸気排出穴131を開状態に切り換える直前の蒸気排出穴131が閉状態である時間が沸騰維持工程の前半よりも沸騰維持工程の後半の方が長くなるように圧力弁開閉機構19を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、鍋内を加圧状態にして炊飯を行う圧力式炊飯器に関する。
従来、この種の圧力式炊飯器として、例えば、特許文献1(特開2004−344568号公報)に開示された炊飯器が知られている。
従来の圧力式炊飯器は、蓋体に設けられた蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、当該圧力弁による蒸気排出穴の開閉状態を切り換えることにより鍋内の圧力を調整する圧力弁開閉機構と、圧力弁開閉機構を制御して炊飯工程を行う制御部とを備えている。図10は、従来の圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。
制御部は、図10に示すように、沸騰維持工程の前半において、鍋内の圧力が1.2気圧近傍から大気圧(1.0気圧)近傍まで一気に低下するように圧力弁開閉機構を制御する制御を複数回行う。これにより、鍋内に複数回の突沸現象が発生し、鍋内の被炊飯物が攪拌される。その結果、被炊飯物に熱が効率的に伝えられ、食味の良いご飯を炊飯することができる。
特開2004−344568号公報
しかしながら、前記従来の圧力式炊飯器においては、炊飯されたご飯の表面がべたつく(粘性を持つ)ことがあり、食味を向上させる観点において、未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記従来の課題を改善することにあって、ご飯の表面のべたつきを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができる圧力式炊飯器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る圧力式炊飯器は、
水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、
前記鍋を加熱する加熱装置と、
前記鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、
前記前記鍋内と前記蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、
前記圧力弁による蒸気排出穴の開閉状態を切り換えることにより、前記鍋内の圧力を調整する圧力弁開閉機構と、
前記加熱装置と前記圧力弁開閉機構とを制御して、吸水工程と昇温工程と沸騰維持工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、
を備える圧力式炊飯器であって、
前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換えるように前記圧力弁開閉機構を制御し、且つ、前記蒸気排出穴を前記開状態に切り換える直前の前記蒸気排出穴が閉状態である時間が前記沸騰維持工程の前半よりも前記沸騰維持工程の後半の方が長くなるように前記圧力弁開閉機構を制御するように構成されている。
本発明に係る圧力式炊飯器によれば、ご飯の表面のべたつきを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る圧力式炊飯器の正面図である。 図1の圧力式炊飯器の縦断面図である。 図1の圧力式炊飯器が備える圧力弁及び圧力弁開閉機構を示す拡大断面図である。 図1の圧力式炊飯器が備える制御部の構成を示すブロック図である。 図1の圧力式炊飯器の白米・普通炊飯コースの炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。 白米・普通炊飯コースの吸水工程及び昇温工程における制御部の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。 本発明の第4実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。 従来の圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者らは、従来の圧力式炊飯器において、ご飯の表面がべたつき、ご飯の食味が低下する原因を鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
前記従来の圧力式炊飯器においては、沸騰維持工程の前半において、鍋内の圧力を1.2気圧近傍から大気圧近傍まで一気に低下させるようにしている。沸騰維持工程の前半においては、水が米に全て吸収されず、鍋内には多くの水が残った状態にあるので、鍋内に突沸現象が発生し、鍋内の被炊飯物が攪拌される。このとき、鍋内には、約0.2気圧の圧力変動による攪拌力が発生する。
本発明者らは、このとき発生する攪拌力が強すぎるため、米粒同士が擦れ合って米粒の表面の組織が崩れ、その結果、炊飯されたご飯の表面にべたつきが生じることを見出した。また、本発明者らは、沸騰維持工程の後半において鍋内の圧力を一気に低下させることで、鍋底から勢い良く沸騰泡が発生し、当該沸騰泡が米粒間を通り抜けることにより各米粒に熱を効率良く伝えるとともに米粒を立たせ、その結果、食味的にも視覚的にも優れたご飯を炊飯できることを見出した。さらに、本発明者らは、沸騰維持工程の後半において鍋内の圧力を一気に低下させても、当該沸騰維持工程の後半では鍋内の水が大幅に減少しているため、鍋内の被炊飯物がほとんど攪拌されず、米粒同士の擦れ合いを抑えられることを見出した。本発明者らは、これらの新規な知見に基づき鋭意検討した結果、以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、
前記鍋を加熱する加熱装置と、
前記鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、
前記鍋内と前記蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、
前記圧力弁による蒸気排出穴の開閉状態を切り換えることにより、前記鍋内の圧力を調整する圧力弁開閉機構と、
前記加熱装置と前記圧力弁開閉機構とを制御して、吸水工程と昇温工程と沸騰維持工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、
を備える圧力式炊飯器であって、
前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換えるように前記圧力弁開閉機構を制御し、且つ、前記蒸気排出穴を前記開状態に切り換える直前の前記蒸気排出穴が閉状態である時間が前記沸騰維持工程の前半よりも前記沸騰維持工程の後半の方が長くなるように前記圧力弁開閉機構を制御する、圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記制御部は、前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換えることによる前記鍋内の圧力の低下量が、前記沸騰維持工程の前半よりも前記沸騰維持工程の後半の方が大きくなるように前記圧力弁開閉機構を制御する、第1態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半における前記鍋内の圧力の低下量が0.05気圧以上となるように前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項2に記載の圧力式炊飯器。
本発明の第4態様によれば、前記制御部は、前記沸騰維持工程の後半における前記鍋内の圧力の低下量と前記沸騰維持工程の前半における前記鍋内の圧力の低下量との差が0.02気圧以上となるように前記圧力弁開閉機構を制御する、第2又は3態様に記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半において、前記鍋内に突沸現象が発生するように前記鍋内の圧力が一気に低下するよう前記圧力弁開閉機構を制御するとともに、前記沸騰維持工程の後半において、前記鍋内に米粒間を通り抜ける沸騰泡が発生するように前記鍋内の圧力が一気に低下するよう前記圧力弁開閉機構を制御する、第1〜4態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記沸騰維持工程の前半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割したときの前半の期間であり、前記沸騰維持工程の後半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割したときの後半の期間である、第1〜5態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記沸騰維持工程の前半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割したときの前半の期間であり、前記沸騰維持工程の後半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割したときの後半の期間である、第1〜5態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記制御部は、前記昇温工程の間、前記蒸気排出穴を開状態とし、前記沸騰維持工程の開始時に前記蒸気排出穴を閉状態とするように前記圧力弁開閉機構を制御する、第1〜7態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記鍋内の圧力を検知する圧力センサを更に備え、
前記制御部は、前記圧力センサの検知圧力に基づいて、前記圧力弁開閉機構を制御する、第1〜8態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
本発明の第10態様によれば、標準炊飯メニューを含む複数の炊飯メニューの中から1つの炊飯メニューを選択可能な操作部を更に備え、
前記制御部は、前記操作部にて選択された炊飯メニューに対応する前記吸水工程の時間が、前記標準炊飯メニューに対応する前記吸水工程の時間よりも長いとき、前記沸騰維持工程中に前記圧力弁開閉機構を制御して前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換える回数を、前記標準炊飯メニューよりも多くする、第1〜9態様のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器を提供する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための圧力式炊飯器を例示するものであって、本発明をこの圧力式炊飯器に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
(第1実施形態)
図1及び図2を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る圧力式炊飯器について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力式炊飯器の正面図である。図2は、図1の圧力式炊飯器の縦断面図である。本第1実施形態に係る圧力式炊飯器1は、炊飯時に鍋内の圧力を大気圧以上(例えば、1.2気圧程度)に昇圧して炊飯する圧力式炊飯器である。
圧力式炊飯器1は、図2に示すように、水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋10と、鍋10を収容する略有底筒状の炊飯器本体2と、鍋10の開口部を塞ぐように炊飯器本体2の上部に取り付けられた蓋体11とを備えている。
鍋10は、図2に示すように、上部開口部10aの周囲にフランジ部10bを有している。鍋10は、例えば、3カップ程度の米を入れて炊飯可能な大きさに形成されている。また、鍋10は、熱伝導性の高い材料(例えば、銅、アルミニウムなど)で形成される内層と、磁性材料(例えば、ステンレス鋼)で形成される外層とを備えている。鍋10の内層の表面は、例えば、フッ素樹脂で被覆されている。
炊飯器本体2は、略有底筒状の外装ケース3と、外装ケース3内に収容される略有底筒状の内ケース4とを備えている。内ケース4は、耐熱性を有する樹脂成形体で構成されている。内ケース4の上部には、鍋10を挿入可能な略円形の開口部41が形成されている。内ケース4は、開口部41を通じて鍋10を着脱自在に収容するように形成されている。外装ケース3は、内ケース4より大きな外形を有する化粧ボックスで構成されている。外装ケース3の上部には、開口部31が設けられている。外装ケース3の開口部31は、内ケース4の開口部41よりも大きく、略楕円形に形成されている。
内ケース4は、所定の直径を有する略椀状の底部4aと、当該底部4aの周囲から立設された筒状の側壁部4bとを備えている。底部4aには、鍋底ヒータH1が取り付けられている。鍋底ヒータH1は、例えば、支持具(図示せず)を用いて底部4aに固定されている。鍋底ヒータH1は、例えば、消費電力が1200ワットのヒータであり、鍋10の底部を誘導加熱する電磁誘導コイルで構成されている。この鍋底ヒータH1は、鍋10の底部にうず電流を発生させて鍋10自体を自己発熱させるものである。また、内ケース4の底部4aには、鍋10の底部の温度を検知する底センサ(鍋温度検知部)Sen1が設けられている。底センサSen1は、鍋10内の炊飯量を検知する炊飯量検知部としても機能する。なお、底センサSen1の出力により鍋10内の炊飯量を検知することは、既に公知であるので詳細な説明は省略する。底センサSen1としては、例えば、サーミスタを用いることができる。
また、内ケース4の側壁部4bの内周面には、取付け部42が形成されている。取付け部42は、開口部41と底部4aとの間に位置し、内周面側から外周面側に向かって所定の深さ凹むように形成されている。取付け部42には、側面ヒータH2が装着されている。側面ヒータH2は、例えば、鍋10の側面を誘導加熱する電磁誘導コイルで構成されている。
外装ケース3の上端部と内ケース4の上端部には、図2に示すように、フレームカバー6が取り付けられている。フレームカバー6は、外装ケース3の上端部と内ケース4の上端部との間の開口部を覆うように、外形が略楕円形である環状の板体で構成されている。フレームカバー6は、例えば、樹脂で構成されている。フレームカバー6には、フレームカバー補強部材7が取り付けられている。
フレームカバー6の開口周辺部は、鍋10のフランジ部10bが載置される載置部として機能する。炊飯器本体2の前方側(図2では左側)に位置するフレームカバー6の開口周辺部には、蓋体11に設けられたロック機構16の一端部を係止する係止部材8が設けられている。係止部材8は、ロック機構16の一端部に設けられた係止爪17aと係止する係止片8bと、当該係止片8bの上方に位置して係止片8bを固定する台座8aとを備えている。台座8aの上面に、鍋10のフランジ部10bが載置される。台座8aは、例えば、耐熱性の樹脂部材で構成されている。係止片8bは、例えば、金属板により構成されている。台座8aと係止片8bとフレームカバー6とフレームカバー補強部材7とは、積層され、ネジ止めされている。
また、炊飯器本体2の後方側(図2では右側)に位置するフレームカバー6の開口周辺部には、鍋10のフランジ部10bが載置される台座8a’と、蓋体11の後端部を枢動可能に軸支するヒンジ部9とが設けられている。台座8a’の上面は、台座8aの上面と同じ水平面上に位置するように形成されている。ヒンジ部9は、フレームカバー6に固定される第1の取付け部9aと、蓋体11の後端部を枢動可能に軸支する第2の取付け部9bとを備えている。ヒンジ部9は、側面視において略L字状の板状部材で構成されている。ヒンジ部9は、蓋体11の重量や鍋10内の圧力上昇による負荷がかかっても変形しないような強度を有するように構成されている。例えば、ヒンジ部9は、2〜5mm程度の肉厚を有するステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属部材からなるダイキャスト成型体で構成されている。台座8a’とフレームカバー6とヒンジ部材9と第1の取付け部9aとは、積層され、ネジ止めされている。
外装ケース3と内ケース4との間には、所定の隙間が形成されている。この隙間には、図4に示す制御部30と、炊飯器本体2の内部を強制冷却する冷却ファン(図示せず)と、当該冷却ファンを駆動するモータ(図示せず)とが配置されている。
外装ケース3の前面には、図1に示すように、表示操作部5が設けられている。表示操作部5は、操作パネル(操作部)5aと、表示パネル5bとを備えている。操作パネル5aには、スタートキー、メニューキー、予約キー、保温キーなどの各種操作キーが設けられている。表示パネル5bには、操作パネル5aの各種操作キーを用いて設定された炊飯コース(例えば、白米・ふつう炊飯コース、玄米炊飯コース)などの情報が表示される。
蓋体11は、図2に示すように、ヒンジ部9のヒンジピン91を中心として回動するように構成されている。蓋体11は、鍋10の上部開口部10aを塞ぐ内蓋12と、内蓋12の上方に位置して炊飯器本体2の上部開口部を塞ぐ外蓋15とを備えている。
内蓋12の上面には、図2に示すように、安全弁V1と、圧力弁13とが設けられている。安全弁V1は、鍋10内の圧力が異常上昇したときに鍋10内の蒸気を外部に逃がすための弁である。内蓋12の外周部には、鍋10の上部開口部10aに当接される環状のシール部材12aが装着されている。また、内蓋12の外周部には、外蓋15に着脱自在に係止される係止部(図示せず)が設けられている。圧力弁13は、図3に示すように、鍋10内と蓋体11内とを連通する蒸気排出穴131が形成された弁座13aと、蒸気排出穴131を塞ぐように弁座13a上に載置される金属製のボール14と、ボール14の移動を規制して弁座13a上に保持するカバー13bとを備えている。ボール14は、所定の重さを有し、その自重により蒸気排出穴131を閉塞する。カバー13bには、図3に示すように、蒸気温度を検知する蒸気センサSen2が取付けられている。
外蓋15は、蓋ヒータH3と、ロック機構16と、圧力弁開閉機構19とを備えている。蓋ヒータH3は、鍋10の上部開口部10a側から鍋10内を加熱するヒータである。本第1実施形態においては、鍋底ヒータH1と側面ヒータH2と蓋ヒータH3とにより、鍋10を加熱する加熱装置が構成されている。
ロック機構16は、図2に示すように、外蓋15のフレームに揺動自在に固定された揺動棹17を備えている。揺動棹17の一端部には、前述した係止部材8に係止される係止爪17aが設けられている。揺動棹17の他端部には、係止部材8と係止爪17aとの係止を解除するための解除ボタン17bが設けられている。係止爪17aが係止部材8に係止されることにより、蓋体11が鍋10の上部開口部10aを塞ぐ位置で保持される。一方、解除ボタン17bが押圧されて係止爪17aと係止部材8との係止が解除されることにより、蓋体11が開位置(鍋10の上部開口部10aを開放する位置)に移動可能になる。なお、外蓋15には、蓋体11がヒンジ部材9のヒンジピン91を中心として開方向に回転するのを支援するとともに、蓋体11を開位置で保持するバネ枢支機構(図示せず)が設けられている。
圧力弁開閉機構19は、圧力弁13による蒸気排出穴131の開閉状態を切り換えることにより鍋10内の圧力を調整するものである。圧力弁開閉機構19は、図3に示すように、シリンダ20と、シリンダ20内を進退移動するプランジャ21と、プランジャ21の先端部に装着された作動棹22と、シリンダ20の一端部と作動棹22との間に設けられたバネ体25とを備えている。
シリンダ20には、円筒状に巻回された電磁コイル(図示せず)が組み込まれている。プランジャ21は、電磁コイルの励磁の有無によりシリンダ20内を進退移動する。バネ体25は、例えば、伸張コイルバネで構成されている。作動棹22は、弾力性を有するシール部材23を介して圧力弁13のカバー13bに支持されている。
プランジャ21は、シリンダ20の電磁コイルが励磁されていないとき、図2に示すように、バネ体25の弾性力によりシリンダ23aから離れる方向に付勢される。このとき、ボール14は作動棹22を介して蒸気排出穴131から離れるように押され、蒸気排出穴131が開状態となる。一方、プランジャ21は、シリンダ20の電磁コイルが励磁されているとき、バネ体25の弾性力に抗してシリンダ20内へ引き込まれる。このとき、ボール14は自重により弁座13aに設けられた傾斜面に沿って移動して蒸気排出穴131上に戻り、蒸気排出穴131が閉状態となる。
また、外蓋15には、炊飯工程で発生したおねば(粘性のある米の煮汁)を一時貯留する貯留タンク24を着脱自在に装着するための窪み部24’が形成されている。窪み部24’には、装着孔15aが設けられている。貯留タンク24は、装着孔15aに圧入固定される。貯留タンク24は、図2に示すように、圧力弁13の蒸気排出穴131から放出される蒸気などを吐出させる吐出筒24aと、おねばを一時貯留する空室24bと、蒸気を外部へ放出する蒸気放出口24cとを備えている。空室24bの底部には、貯留されたおねばを鍋10内に戻す戻し弁V2が設けられている。なお、おねばは、圧力弁13の蒸気排出穴131から蒸気が放出される際に、蒸気と一緒に蒸気排出穴131から放出され、貯留タンク24の空室24bに一時貯留される。空室24bに貯留されたおねばは、所定量になると戻し弁V2が開き、鍋10内へ戻される。なお、外蓋15の外表面は、化粧カバー18で覆われている。
次に、図4を参照して、制御部30の構成及び制御動作についてより詳しく説明する。図4は、制御部30の構成を示すブロック図である。
制御部30は、図4に示すように、種々の演算処理を行うCPU30aと、各種データの記憶を行うROM30b及びRAM30cと、操作パネル5aにて選択された炊飯メニューを検出する炊飯メニュー検出回路30dとを備えている。また、制御部30は、圧力弁13の開閉時間を設定する弁開閉タイマー30eと、圧力弁13の開閉回数をカウントするカウンタ30fと、各ヒータH1,H2,H3による鍋10の加熱温度及び加熱時間を制御する加熱制御回路30gとを備えている。さらに、制御部30は、表示パネル5bに表示される表示画面を制御する表示パネル制御回路30hと、圧力弁開閉機構19を駆動させて圧力弁13の開閉タイミングを制御する圧力弁開閉機構駆動回路30iを備えている。制御部30の各部品及び回路30a〜30iは、制御回路基板に実装されている。ROM30b及びRAM30cには、各種の炊飯メニューに対応した炊飯プログラムが記憶される。ここで、炊飯プログラムとは、吸水、昇温、沸騰維持、蒸らしの主として4つの工程を順に行うにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順をいう。制御部30は、操作パネル5aにて選択された炊飯メニューと各センサSen1,Sen2の検知温度に基づいて、各部及び各装置の駆動を制御し、炊飯工程を実行する。
また、制御部30は、沸騰維持工程の前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。ここで、「沸騰維持工程の前半」とは、鍋10内に突沸現象を発生させるのに十分な量の水が存在する期間をいい、例えば、沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割(前半、後半)したときの前半の期間をいう。また、「沸騰維持工程の前半」は、沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割(前半、中盤、後半)したときの前半の期間であってもよい。本第1実施形態において、「沸騰維持工程の前半」は、例えば、沸騰維持工程の開始から64秒間である。また、「沸騰維持工程の後半」とは、鍋10内の水がほとんど無くなっているが、鍋10の壁面に沿っておねばの膜が発生し、当該おねばの膜と鍋10の壁面との間を通るように沸騰泡が発生している期間をいい、例えば、沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割(前半、後半)したときの後半の期間をいう。また、「沸騰維持工程の後半」は、沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割(前半、中盤、後半)したときの後半の期間であってもよい。本第1実施形態において、「沸騰維持工程の後半」は、例えば、沸騰維持工程の終了前の約2分間である。
沸騰維持工程の前半において蒸気排出穴131が閉状態から開状態に切り換えられることにより、鍋10内の圧力が一気に低下する。これにより、鍋10内には突沸現象が発生し、鍋10内の被炊飯物が攪拌される。その結果、被炊飯物に熱が効率的に伝えられ、食味の良いご飯を炊飯することができる。なお、鍋10内に突沸現象を発生させるには、例えば、鍋10内の圧力を0.05気圧以上低減させればよい。
また、沸騰維持工程の後半において蒸気排出穴131が閉状態から開状態に切り換えられることにより、鍋10内の圧力が一気に低下する。これにより、鍋10の壁面に沿って発生したおねばの膜が崩れ、沸騰泡が米粒間を通り抜けるように鍋10内全体から発生する。すなわち、一般に「カニ穴」と言われる沸騰泡が通った跡を、ご飯の表面全体に形成することができる。その結果、各米粒に熱を効率良く伝えるとともに米粒を立たせ、食味的にも視覚的にも優れたご飯を炊飯することができる。なお、鍋10の壁面に沿って発生したおねばの膜を崩すには、例えば、鍋10内の圧力を0.05気圧以上低減させればよい。
また、本第1実施形態において、制御部30は、蒸気排出穴131を開状態に切り換える直前の蒸気排出穴131が閉状態である時間を、沸騰維持工程の前半よりも沸騰維持工程の後半の方が長くなるように圧力弁開閉機構19を制御する。これにより、蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えることによる鍋10内の圧力の低下量は、沸騰維持工程の前半よりも沸騰維持工程の後半の方が大きくなる。すなわち、沸騰維持工程の前半においては、突沸現象による被炊飯物の攪拌力が強すぎることを抑えて、米粒同士の擦れ合いを抑えることができる。従って、炊飯されたご飯の表面にべたつきが生じることを抑えることができる。一方、沸騰維持工程の後半においては、米粒間を通り抜ける沸騰泡の量を多くすることができるので、各米粒に熱を一層効率良く伝えるとともに米粒を立たせることができる。
なお、制御部30は、沸騰維持工程の後半における鍋10内の圧力の低下量と沸騰維持工程の前半における鍋10内の圧力の低下量との差が0.02気圧以上(より好ましくは、0.03気圧以上)となるように圧力弁開閉機構19を制御することが好ましい。すなわち、沸騰維持工程の前半における鍋10内の圧力変動を小さくする(被炊飯物の攪拌力を小さくする)一方、沸騰維持工程の後半における鍋10内の圧力変動を大きくする(沸騰泡の生成を多くする)ことが好ましい。これにより、突沸現象による被炊飯物の攪拌力が強すぎることを抑えるとともに、鍋10の壁面に沿って発生したおねばの膜をより確実に崩して、米粒間を通り抜ける沸騰泡の量を多くすることができる。
次に、図5及び図6を参照して、操作パネル5aにて炊飯メニューとして白米・普通炊飯コースが選択された場合における、炊飯工程について説明する。図5は、白米・普通炊飯コースの炊飯工程における鍋10内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。図6は、白米・普通炊飯コースの吸水工程及び昇温工程における制御部30の制御動作を示すフローチャートである。
(a)吸水工程I
操作パネル5aにて白米・普通炊飯コースが選択された後、スタートキーが押圧されると、まず、吸水工程Iが実行される。吸水工程Iは、以降の工程において、米の中心部まで十分に糊化できるように、糊化温度よりも低温の水に米を浸して、予め米に吸水させる工程である。この吸水工程Iにおいて、制御部30は、鍋10内の水の温度を吸水温度θ2(例えば、55.2℃)まで昇温させた後、当該昇温後の温度を維持するように、底センサSen1の検知温度に基づいて鍋底ヒータH1を制御する。
また、吸水工程Iが開始されると、圧力弁13が閉状態(ボール14により蒸気排出穴131を閉塞した状態)にされる(ステップS101)。このとき同時に又はその後、鍋底ヒータH1への給電が開始される(ステップS102)。また、このとき、制御部30に設けられた吸水タイマー(図示せず)が計時を開始する(ステップS103)。ここでは、吸水タイマーが計時する時間を吸水時間Tkという。吸水時間Tkが炊飯メニューに応じて予め設定された時間t1(例えば、15分)になると、昇温工程IIに移行する(ステップS104)。なお、このとき、圧力弁13は閉状態のままである。
(b)昇温工程II
昇温工程IIは、鍋10を強火で一気に加熱して、鍋10内の水を沸騰維持状態(約100℃)にする工程である。この昇温工程において、制御部30は、鍋底ヒータH1、側面ヒータH2、及び蓋ヒータH3の全てに対して給電し続ける。これにより、鍋10の鍋底温度K1は、図5に示すように、急勾配で上昇する。この鍋底温度K1の上昇により、鍋10内に蒸気が発生する。この蒸気の蒸気温度K2を蒸気センサSen2が検出する(ステップS105)。蒸気温度K2は、鍋底温度K1よりも若干遅れて上昇する。なお、蒸気が発生した当初は、鍋10の上部開口部10aとシール部材12aとの間に若干の隙間がある。このため、蒸気が当該隙間から漏出し、鍋10内の圧力は上昇しない。すなわち、昇温工程IIに移行してから所定時間は、圧力弁13が閉状態で維持されるが、鍋10内の圧力は上昇しない。一方、昇温工程IIに移行してから所定時間経過後、鍋10内の圧力は上昇し、昇温工程IIの終了時には、鍋10内の圧力は大気圧以上(例えば、1.15気圧)となる。鍋底ヒータH1、側面ヒータH2、及び蓋ヒータH3への給電が継続され、蒸気温度K2が所定の沸騰温度θ3(例えば、75℃)に達すると、沸騰維持工程IIIに移行する(ステップS106)。
なお、炊飯量が少ないときは、蒸気温度K2の上昇速度が速くなるため、蒸気温度K2が沸騰温度θ3に到達するまでの時間は短い。一方、炊飯量が多いときは、蒸気温度K2の上昇速度が遅くなるため、蒸気温度Kが沸騰温度θ3に到達するまでの時間が長い。すなわち、昇温工程IIの時間t2は、炊飯量に応じて変化する。昇温工程IIの時間t2は、例えば、3分〜10分である。
(c)沸騰維持工程III
沸騰維持工程IIIは、鍋10内の水の沸騰状態を維持して、米の澱粉を糊化させ、糊化度を50%〜80%程度まで引き上げる工程である。この沸騰維持工程IIIにおいて、制御部30は、鍋10内の水の沸騰状態を維持するように、鍋底ヒータH1、側面ヒータH2、及び蓋ヒータH3に対して間欠的に給電する。なお、沸騰維持工程IIIへの移行直後において、鍋10内は、沸騰蒸気と圧縮された空気との混合状態になっており、完全な沸騰状態には達していない。沸騰維持工程IIIの中盤になってようやく、鍋10内が沸騰蒸気のみで充満され、完全な沸騰状態となる。
また、制御部30は、沸騰維持工程IIIの前半において、複数回(例えば、3回)、蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。これにより、鍋10内の圧力が約1.15気圧から大気圧近傍まで一気に低下し、鍋10内に突沸現象が発生し、鍋10内の被炊飯物が攪拌される。なお、鍋10内の圧力を約1.15気圧から大気圧近傍まで低下させるために、蒸気排出穴131を開状態で維持する時間は、例えば、4秒である。
制御部30は、蒸気排出穴131を開状態で所定時間(例えば、4秒)維持した後、蒸気排出穴131を開状態から閉状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。その後、所定時間(例えば、16秒)、鍋10の加熱が継続されることで、鍋10内の圧力が約1.15気圧に戻る。なお、この鍋10内の圧力が大気圧近傍から約1.15気圧に戻るまでの所定時間は、予め実験的に求められる。なお、蒸気排出穴131が開状態にされると、鍋10内で発生したおねばが蒸気排出穴131を通じて貯留タンク24に放出されて一時貯留される。その後、蒸気排出穴131が閉状態にされると、貯留タンク24内に一時貯留されたおねばは、鍋10内に戻る。
沸騰維持工程IIIの前半において蒸気排出穴131の最後の閉状態から開状態への切り換えが行われ、鍋10内の圧力が大気圧近傍まで低下すると、制御部30は、蒸気排出穴131を開状態から閉状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。その後、所定時間(例えば、16秒よりも長い時間)、鍋10の加熱が継続されることで、鍋10内の圧力が約1.20気圧まで上昇する。
また、制御部30は、沸騰維持工程IIIの後半において、少なくとも1回、蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。これにより、鍋10内の圧力が約1.20気圧から大気圧近傍まで一気に低下し、鍋10の壁面に沿って発生したおねばの膜が崩れ、沸騰泡が米粒間を通り抜けるように鍋10内全体から発生する。
制御部30は、蒸気排出穴131を開状態で所定時間(例えば、4秒)維持した後、蒸気排出穴131を開状態から閉状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。その後、所定時間(例えば、16秒より長い時間)、鍋10の加熱が継続されることで、鍋10内の圧力が約1.20気圧に戻る。
沸騰維持工程IIIにおいては、連続的に水を沸騰させるため、約100℃の蒸気が大量に発生する。この蒸気は、蒸気排出穴131などを通じて炊飯器の外部に放出される。これにより、鍋10内のほとんどの水がなくなると、鍋10内の底部の温度が水の沸点以上に上昇する。鍋10の底部の温度が沸点以上(例えば、130℃)に到達したことを底センサSen1が検知すると、蒸らし工程に移行する。
(d)蒸らし工程
蒸らし工程は、予熱を利用して余分な水分を蒸発させ、米の糊化温度を100%近くまで引き上げる工程である。この蒸らし工程において、制御部30は、鍋10の加熱を停止するように各ヒータH1〜H3を制御するとともに、蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるように圧力弁開閉機構19を制御する。その後、蒸らし工程の開始から所定時間(例えば、4分)経過すると、制御部30は、鍋10を加熱するように各ヒータH1〜H3を制御する。これにより、ご飯の表面に付着した余分な水分が蒸発される(追い炊き)。その後、所定時間(例えば、3分)経過すると、制御部30は、鍋10の加熱を停止するように各ヒータH1〜H3を制御する。その後、蒸らし工程の開始から所定時間(例えば、6分)経過すると、蒸らし工程を終了する。すなわち、炊飯工程を終了する。なお、炊飯工程終了後、保温工程が行われてもよい。
本第1実施形態に係る圧力式炊飯器によれば、沸騰維持工程IIIの前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換えるようにしている。また、本第1実施形態に係る圧力式炊飯器によれば、蒸気排出穴131を開状態に切り換える直前の蒸気排出穴131が閉状態である時間が沸騰維持工程IIIの前半よりも沸騰維持工程IIIの後半の方が長くなるようにしている。これにより、前述したように、ご飯の表面のべたつきを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る圧力式炊飯器について説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。本第2実施形態に係る圧力式炊飯器が前記第1実施形態に係る圧力式炊飯器と異なる点は、制御部30が、昇温工程IIの間、蒸気排出穴131を開状態とし、沸騰維持工程IIIの開始時に蒸気排出穴131を閉状態とし、沸騰維持工程IIIの後半における蒸気排出穴131の開状態の時間が長くなるように圧力弁開閉機構19を制御する点である。
本第2実施形態においては、昇温工程IIの間、蒸気排出穴131を開状態とするようにしているので、昇温工程IIにおいて被炊飯物に圧力がかからないようにすることができる。これにより、粘りの少ないあっさりとしたご飯を炊飯することができる。
また、本第2実施形態においては、沸騰維持工程IIIの開始時に蒸気排出穴131を閉状態とし、沸騰維持工程IIIの後半における蒸気排出穴131の開状態の時間が長くなるようにしている。より具体的には、沸騰維持工程IIIの開始時に蒸気排出穴131を閉状態とし、所定時間(例えば、16秒)、鍋10の加熱を継続することで、鍋10内の圧力を約1.15気圧まで上昇させるようにしている。その後、前記第1実施形態と同様に、蒸気排出穴131の開閉状態を切り換えて、鍋10内に突沸現象を発生させるようにしている。また、沸騰維持工程IIIの後半において、蒸気排出穴131を開状態から閉状態にして鍋10内の気圧を約1.20気圧に上昇させ、その後、蒸気排出穴131を開状態にして、当該開状態を維持するようにしている。これにより、沸騰維持工程IIIにおいて被炊飯物に圧力がかかる時間を短くして、粘りの少ないあっさりとしたご飯を炊飯することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る圧力式炊飯器について説明する。図8は、本発明の第3実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。本第3実施形態に係る圧力式炊飯器が前記第1実施形態に係る圧力式炊飯器と異なる点は、鍋10内の圧力を検知する圧力センサ(図示せず)を更に備え、制御部30が当該圧力センサの検知圧力に基づいて圧力弁開閉機構19を制御する点である。
本第3実施形態に係る圧力式炊飯器によれば、蒸気排出穴131の開閉状態の切り換えを最適なタイミングで行うことができ、炊飯されたご飯の品質のバラツキを抑えることができる。なお、圧力センサは、例えば、蓋体11に取り付けられるものである。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る圧力式炊飯器について説明する。図9は、本発明の第4実施形態に係る圧力式炊飯器の炊飯工程における鍋内の温度及び圧力の変化を示すグラフである。本第4実施形態に係る圧力式炊飯器が前記第1実施形態に係る圧力式炊飯器と異なる点は、操作パネル5aにて選択された炊飯メニューに対応する吸水工程の時間が、標準炊飯メニューに対応する吸水工程の時間よりも長いとき、制御部30が圧力弁開閉機構19を制御して蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換える回数を、標準炊飯メニューよりも多くするようにしている点である。
ここで、「標準炊飯メニュー」とは、例えば、前述した白米・普通炊飯コースである。標準よりもご飯を柔らかく炊飯したい場合には、吸水工程において米粒の中心まで水分を十分に浸水させることが有効である。このため、ご飯を柔らかく炊くための炊飯メニューである白米・やわらか炊飯コースに対応する吸水工程の時間は、白米・普通炊飯コースに対応する吸水工程の時間よりも長く(例えば、25分)設定されている。しかしながら、吸水工程の時間を長くした場合には、昇温工程において鍋10の壁面に沿って米の張り付きが生じ、当該張り付きが原因で沸騰維持工程において沸騰泡が米粒間を勢いよく通り抜けることができないおそれがある。この場合、米に熱を効率的に伝えることができなくなる。
そこで、本第4実施形態に係る圧力式炊飯器においては、操作パネル5aにて選択された炊飯メニューが白米・やわらか炊飯コースであるとき、沸騰維持工程中に蒸気排出穴131を閉状態から開状態に切り換える回数を、白米・普通炊飯コースに比べて多く(例えば、5回)している。これにより、米の張り付きを崩して、沸騰維持工程において沸騰泡が米粒間を勢いよく通り抜けられるようにすることができる。
本発明に係る圧力式炊飯器は、ご飯の表面のべたつきを抑えて、ご飯の食味を一層向上させることができるので、家庭用及び業務用の圧力式炊飯器として有用である。
1 圧力式炊飯器
2 炊飯器本体
3 外装ケース
4 内ケース
5 表示操作部
6 フレームカバー
7 フレームカバー補強部材
8 係止部材
9 ヒンジ部
10 鍋
11 蓋体
12 内蓋
13 圧力弁
14 ボール
15 外蓋
16 ロック機構
17 揺動棹
18 化粧カバー
19 圧力弁開閉機構
20 シリンダ
21 プランジャ
22 作動棹
23 シール部材
24 貯留タンク
25 バネ体
30 制御部
131 蒸気排出穴
I 吸水工程
II 昇温工程
III 沸騰維持工程
H1 鍋底ヒータ
H2 側面ヒータ
H3 蓋ヒータ
Sen1 底センサ(鍋温度検知部)
Sen2 蒸気センサ

Claims (10)

  1. 水と米とを含む被炊飯物を収容する鍋と、
    前記鍋を加熱する加熱装置と、
    前記鍋の開口部を塞ぐ蓋体と、
    前記前記鍋内と前記蓋体内とを連通する蒸気排出穴を開閉する圧力弁と、
    前記圧力弁による蒸気排出穴の開閉状態を切り換えることにより、前記鍋内の圧力を調整する圧力弁開閉機構と、
    前記加熱装置と前記圧力弁開閉機構とを制御して、吸水工程と昇温工程と沸騰維持工程とを含む炊飯工程を行う制御部と、
    を備える圧力式炊飯器であって、
    前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半と後半において、それぞれ少なくとも1回は前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換えるように前記圧力弁開閉機構を制御し、且つ、前記蒸気排出穴を前記開状態に切り換える直前の前記蒸気排出穴が閉状態である時間が前記沸騰維持工程の前半よりも前記沸騰維持工程の後半の方が長くなるように前記圧力弁開閉機構を制御する、圧力式炊飯器。
  2. 前記制御部は、前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換えることによる前記鍋内の圧力の低下量が、前記沸騰維持工程の前半よりも前記沸騰維持工程の後半の方が大きくなるように前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項1に記載の圧力式炊飯器。
  3. 前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半における前記鍋内の圧力の低下量が0.05気圧以上となるように前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項2に記載の圧力式炊飯器。
  4. 前記制御部は、前記沸騰維持工程の後半における前記鍋内の圧力の低下量と前記沸騰維持工程の前半における前記鍋内の圧力の低下量との差が0.02気圧以上となるように前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項2又は3に記載の圧力式炊飯器。
  5. 前記制御部は、前記沸騰維持工程の前半において、前記鍋内に突沸現象が発生するように前記鍋内の圧力が一気に低下するよう前記圧力弁開閉機構を制御するとともに、前記沸騰維持工程の後半において、前記鍋内に米粒間を通り抜ける沸騰泡が発生するように前記鍋内の圧力が一気に低下するよう前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項1〜4のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  6. 前記沸騰維持工程の前半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割したときの前半の期間であり、前記沸騰維持工程の後半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に2分割したときの後半の期間である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  7. 前記沸騰維持工程の前半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割したときの前半の期間であり、前記沸騰維持工程の後半は、前記沸騰維持工程に要する期間を均等に3分割したときの後半の期間である、請求項1〜5のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  8. 前記制御部は、前記昇温工程の間、前記蒸気排出穴を開状態とし、前記沸騰維持工程の開始時に前記蒸気排出穴を閉状態とするように前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項1〜7のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  9. 前記鍋内の圧力を検知する圧力センサを更に備え、
    前記制御部は、前記圧力センサの検知圧力に基づいて、前記圧力弁開閉機構を制御する、請求項1〜8のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
  10. 標準炊飯メニューを含む複数の炊飯メニューの中から1つの炊飯メニューを選択可能な操作部を更に備え、
    前記制御部は、前記操作部にて選択された炊飯メニューに対応する前記吸水工程の時間が、前記標準炊飯メニューに対応する前記吸水工程の時間よりも長いとき、前記沸騰維持工程中に前記圧力弁開閉機構を制御して前記蒸気排出穴を閉状態から開状態に切り換える回数を、前記標準炊飯メニューよりも多くする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の圧力式炊飯器。
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