JP2014181391A - 銀めっき材 - Google Patents

銀めっき材 Download PDF

Info

Publication number
JP2014181391A
JP2014181391A JP2013057510A JP2013057510A JP2014181391A JP 2014181391 A JP2014181391 A JP 2014181391A JP 2013057510 A JP2013057510 A JP 2013057510A JP 2013057510 A JP2013057510 A JP 2013057510A JP 2014181391 A JP2014181391 A JP 2014181391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver plating
silver
plane
resistance
plating material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013057510A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6086532B2 (ja
Inventor
Keisuke Shinohara
圭介 篠原
Masafumi Ogata
雅史 尾形
Hiroshi Miyazawa
寛 宮澤
Akira Sugawara
章 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dowa Metaltech Co Ltd
Original Assignee
Dowa Metaltech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dowa Metaltech Co Ltd filed Critical Dowa Metaltech Co Ltd
Priority to JP2013057510A priority Critical patent/JP6086532B2/ja
Priority to EP14768027.6A priority patent/EP2977489B1/en
Priority to US14/778,159 priority patent/US10077502B2/en
Priority to CN201480016788.3A priority patent/CN105051260B/zh
Priority to PCT/JP2014/054252 priority patent/WO2014148200A1/ja
Publication of JP2014181391A publication Critical patent/JP2014181391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6086532B2 publication Critical patent/JP6086532B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/46Electroplating: Baths therefor from solutions of silver
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/60Electroplating characterised by the structure or texture of the layers
    • C25D5/615Microstructure of the layers, e.g. mixed structure
    • C25D5/617Crystalline layers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/02Contacts characterised by the material thereof
    • H01H1/021Composite material
    • H01H1/025Composite material having copper as the basic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/04Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts
    • H01H11/041Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D5/00Electroplating characterised by the process; Pretreatment or after-treatment of workpieces
    • C25D5/34Pretreatment of metallic surfaces to be electroplated
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/04Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts
    • H01H11/041Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion
    • H01H2011/046Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion by plating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/03Contact members characterised by the material, e.g. plating, or coating materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Contacts (AREA)

Abstract

【課題】耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性が良好な銀めっき材を提供する。
【解決手段】銅または銅合金からなる素材上に銀からなる厚さ10μm以下の表層が形成された銀めっき材において、表層の優先配向面(好ましくは、{200}面または{111}面)のロッキングカーブの半価幅を2〜8°、好ましくは3〜7°にすることにより、表層の面外配向性を向上させて、銀めっき材の耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、銀めっき材に関し、特に、車載用や民生用の電気配線に使用されるコネクタ、スイッチ、リレーなどの接点や端子部品の材料として使用される銀めっき材に関する。
従来、コネクタやスイッチなどの接点や端子部品などの材料として、ステンレス鋼や銅または銅合金などの比較的安価で耐食性や機械的特性などに優れた素材に、電気特性や半田付け性などの必要な特性に応じて、錫、銀、金などのめっきを施しためっき材が使用されている。
ステンレス鋼や銅または銅合金などの素材に錫めっきを施した錫めっき材は、安価であるが、高温環境下における耐食性に劣っている。また、これらの素材に金めっきを施した金めっき材は、耐食性に優れ、信頼性が高いが、コストが高くなる。一方、これらの素材に銀めっきを施した銀めっき材は、金めっき材と比べて安価であり、錫めっき材と比べて耐食性に優れている。
このような銀めっき材として、ステンレス鋼からなる薄板状基板の表面に厚さ0.1〜0.3μmのニッケルメッキ層が形成され、その上に厚さ0.1〜0.5μmの銅メッキ層が形成され、その上に厚さ1μmの銀メッキ層が形成された電気接点用金属板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ステンレス鋼基材の表面に活性化処理された厚さ0.01〜0.1μmのニッケル下地層が形成され、その上にニッケル、ニッケル合金、銅、銅合金のうちの少なくとも一種からなる厚さ0.05〜0.2μmの中間層が形成され、その上に銀または銀合金の厚さ0.5〜2.0μmの表層が形成された可動接点用銀被覆ステンレス条も提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、銅、銅合金、鉄または鉄合金からなる金属基体上に、ニッケル、ニッケル合金、コバルトまたはコバルト合金のいずれかからなる厚さ0.005〜0.1μmの下地層が形成され、その上に銅または銅合金からなる厚さ0.01〜0.2μmの中間層が形成され、その上に銀または銀合金からなる厚さ0.2〜1.5μmの表層が形成され、金属基体の算術平均粗さRaが0.001〜0.2μmであり、中間層形成後の算術平均粗さRaが0.001〜0.1μmである、可動接点部品用銀被覆材も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3889718号公報(段落番号0022) 特許第4279285号公報(段落番号0008) 特開2010−146926号公報(段落番号0009)
しかし、従来の銀めっき材では、銅または銅合金からなる素材の表面や素材上に形成された銅または銅合金からなる下地層の表面に銀めっきを施すと、高温環境下で使用した場合に、銅が拡散して銀めっきの表面にCuOが形成され、接触抵抗が上昇するという問題がある。また、銀めっき材を複雑な形状や小型のコネクタやスイッチなどの接点や端子部品に曲げ加工すると、銀めっき材に割れが生じて、素材が露出してしまうという問題がある。さらに、銀めっきが摩耗し易いという問題もある。
したがって、本発明は、このような従来の問題点に鑑み、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性が良好な銀めっき材を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、素材上に銀からなる表層が形成された銀めっき材において、表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅を2〜8°にすることにより、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性が良好な銀めっき材を提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明による銀めっき材は、素材上に銀からなる表層が形成された銀めっき材において、表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が2〜8°であることを特徴とする。この銀めっき材において、表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が3〜7°であるのが好ましく、表層の優先配向面が{200}面または{111}面であるのが好ましい。また、素材が銅または銅合金からなるのが好ましい。さらに、表層の厚さが10μm以下であるのが好ましい。
また、本発明による接点または端子部品は、上記の銀めっき材を材料として用いたことを特徴とする。
本発明によれば、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性が良好な銀めっき材を提供することができる。
実施例3および比較例3の銀めっき材の銀めっき皮膜の優先配向面のロッキングカーブとその半価幅を示す図である。
本発明による銀めっき材の実施の形態では、素材上に銀からなる表層が形成された銀めっき材において、表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が2〜8°、好ましくは3〜7°である。
このように銀からなる表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅を2〜8°、好ましくは3〜7°にすることにより、表層の面外配向性が向上し、銀めっき材の耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を向上させることができる。
この銀めっき材において、表層の優先配向面が{200}面または{111}面であるのが好ましい。また、素材が銅または銅合金からなるのが好ましく、表層の厚さが10μm以下であるのが好ましい。
この銀めっき材の銀からなる表層は、シアン化銀カリウム(KAg(CN))と、シアン化カリウム(KCN)と、3〜30mg/Lのセレノシアン酸カリウム(KSeCN)とからなり、セレン濃度が5〜15mg/Lであり且つフリーシアンに対するAgの質量比が0.9〜1.8である銀めっき液中において、液温10〜40℃(好ましくは15〜30℃)、電流密度3〜10A/dmで電気めっきを行うことによって形成することができる。
以下、本発明による銀めっき材の実施例について詳細に説明する。
[実施例1]
まず、素材(被めっき材)として67mm×50mm ×0.3mmの純銅板を用意し、この被めっき材とSUS板をアルカリ脱脂液に入れ、被めっき材を陰極とし、SUS板を陽極として、電圧5Vで30秒間電解脱脂を行い、水洗した後、3%硫酸中で15秒間酸洗を行った。
次に、3g/Lのシアン化銀カリウムと90g/Lのシアン化カリウムからなる銀ストライクめっき浴中において、被めっき材を陰極とし、白金で被覆したチタン電極板を陽極として、スターラにより400rpmで撹拌しながら電流密度2.5A/dmで10秒間電気めっき(銀ストライクめっき)を行った。
次に、148g/Lのシアン化銀カリウム(KAg(CN))と、140g/Lのシアン化カリウム(KCN)と、18mg/Lのセレノシアン酸カリウム(KSeCN)からなる銀めっき浴中において、被めっき材を陰極とし、銀電極板を陽極として、スターラにより400rpmで撹拌しながら液温18℃において電流密度5A/dmで銀めっき皮膜の厚さが3μmになるまで電気めっき(銀めっき)を行った。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は10mg/L、Ag濃度は80g/L、フリーCN濃度は56g/L、Ag/フリーCN質量比は1.44である。
このようにして得られた銀めっき材について、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
銀めっき材の銀めっき皮膜の結晶の配向を評価するために、X線回折(XRD)分析装置(理学電気株式会社製の全自動多目的水平型X線回折装置Smart Lab)により、Cu管球、Kβフィルタ法を用いて、走査範囲2θ/θを走査して、得られたX線回折パターンから、銀めっき皮膜の{111}面、{200}面、{220}面および{311}面の各々のX線回折ピーク強度(X線回折ピークの強度)をJCPDSカードNo.40783に記載された相対強度比(粉末測定時の相対強度比)により補正して得られた値(補正強度)が最も強いX線回折ピークの面方位を銀めっき皮膜の結晶の配向の方向(優先配向面)として評価し、走査範囲2θ/θにおいて優先配向面のX線回折ピークの回折角2θを求め、回折角2θを固定したまま入射角ωを走査したロッキングカーブ(強度曲線)を得た後、このロッキングカーブの半価幅を求めた。なお、このロッキングカーブの半価幅により面外配向性の強弱を判定することができ、ロッキングカーブの半価幅がシャープなほど(すなわち、半価幅が小さいほど)面外配向性が強い。その結果、本実施例の銀めっき材では、銀めっき皮膜の結晶が{200}面に配向({200}面を銀めっき材の表面(板面)の方向に向けるように配向)し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{200}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は3.8°と小さく、面外配向性が強かった。
銀めっき材の耐熱性は、銀めっき材を乾燥機(アズワン社製のOF450)により200℃で144時間加熱する耐熱試験の前後に、電気接点シミュレータ(山崎精機研究所製のCRS−1)により荷重50gfで接触抵抗を測定することによって評価した。その結果、銀めっき材の接触抵抗は、耐熱試験前では0.9mΩ、耐熱試験後では2.4mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗も5mΩ以下と良好であり、耐熱試験後の接触抵抗の上昇が抑制されていた。
銀めっき材の曲げ加工性は、JIS Z2248のVブロック法に準じて、銀めっき材を素材の圧延方向に対して垂直方向にR=0.1で90度に折り曲げた後、その折り曲げた箇所を顕微鏡(キーエンス社製のデジタルマイクロスコープVHX−1000)により1000倍に拡大して観察し、その割れの有無によって評価した。その結果、割れは観察されず、曲げ加工性が良好であった。
銀めっき材の銀めっき皮膜の耐摩耗性は、銀めっき材の板面8cm当たり約30mgのグリス(協同油脂株式会社製のマルテンプ D No.2)を板面に塗布して均一に延ばし、摺動試験機を用いて、89.7質量%のAgと0.3質量%のMgを含む曲率半径8mmのAgリベットを、500mAを通電した銀めっき材の板面に荷重100gfで押し当てながら、銀めっき材の板面上で往復摺動動作(摺動距離5mm、摺動速度12mm/秒)を30万回続けた後の銀めっき皮膜の摩耗量を測定することによって行った。その結果、銀めっき皮膜の摩耗量は0.6μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好であった。
[実施例2]
148g/Lのシアン化銀カリウムと140g/Lのシアン化カリウムと11mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は6mg/L、Ag濃度は80g/L、フリーCN濃度は56g/L、Ag/フリーCN質量比は1.44である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{200}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{200}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は5.2°と小さく、面外配向性が強かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では1.0mΩ、耐熱試験後では2.4mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗も5mΩ以下と良好であり、耐熱試験後の接触抵抗の上昇が抑制されていた。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れは観察されず、曲げ加工性が良好であった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は0.6μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好であった。
[実施例3]
148g/Lのシアン化銀カリウムと140g/Lのシアン化カリウムと6mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は3mg/L、Ag濃度は80g/L、フリーCN濃度は56g/L、Ag/フリーCN質量比は1.44である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{200}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{200}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は6.0°と小さく、面外配向性が強かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では1.0mΩ、耐熱試験後では1.9mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗も5mΩ以下と良好であり、耐熱試験後の接触抵抗の上昇が抑制されていた。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れは観察されず、曲げ加工性が良好であった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は0.4μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好であった。
[実施例4]
111g/Lのシアン化銀カリウムと120g/Lのシアン化カリウムと18mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において液温25℃で電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は10mg/L、Ag濃度は60g/L、フリーCN濃度は48g/L、Ag/フリーCN質量比は1.26である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{111}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{111}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は6.3°と小さく、面外配向性が強かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では0.8mΩ、耐熱試験後では1.7mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗も5mΩ以下と良好であり、耐熱試験後の接触抵抗の上昇が抑制されていた。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れは観察されず、曲げ加工性が良好であった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は0.4μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好であった。
[比較例1]
148g/Lのシアン化銀カリウムと140g/Lのシアン化カリウムと73mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は40mg/L、Ag濃度は80g/L、フリーCN濃度は56g/L、Ag/フリーCN質量比は1.44である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{111}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{111}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は13.3°と大きく、面外配向性が弱かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では0.7mΩ、耐熱試験後では574.5mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗が極めて高く、耐熱試験後の接触抵抗の上昇を抑制することができなかった。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れが観察され、曲げ加工性が良好でなかった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は1.5μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好でなかった。
[比較例2]
148g/Lのシアン化銀カリウムと140g/Lのシアン化カリウムと2mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は1mg/L、Ag濃度は80g/L、フリーCN濃度は56g/L、Ag/フリーCN質量比は1.44である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{111}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{111}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は8.1°と大きく、面外配向性が弱かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では1.0mΩ、耐熱試験後では6.5mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗が5mΩより高く、耐熱試験後の接触抵抗の上昇を抑制することができなかった。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れが観察され、曲げ加工性が良好でなかった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は1.5μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好でなかった。
[比較例3]
150g/Lのシアン化銀カリウムと90g/Lのシアン化カリウムからなる銀めっき浴中において液温47℃、電流密度1.2A/dmで電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は0mg/L、Ag濃度は81g/L、フリーCN濃度は36g/L、Ag/フリーCN質量比は2.25である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{111}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{111}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は10.8°と大きく、面外配向性が弱かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では0.9mΩ、耐熱試験後では2.0mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗も5mΩ以下と良好であり、耐熱試験後の接触抵抗の上昇が抑制されていた。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れが観察され、曲げ加工性が良好でなかった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は2.0μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好でなかった。
[比較例4]
111g/Lのシアン化銀カリウムと120g/Lのシアン化カリウムと18mg/Lのセレノシアン酸カリウムからなる銀めっき浴中において液温25℃、電流密度2A/dmで電気めっき(銀めっき)を行った以外は、実施例1と同様の方法により、銀めっき材を作製した。なお、使用した銀めっき浴中のSe濃度は10mg/L、Ag濃度は60g/L、フリーCN濃度は48g/L、Ag/フリーCN質量比は1.26である。
このようにして得られた銀めっき材について、実施例1と同様の方法により、銀めっき皮膜の結晶の配向、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性を評価した。
その結果、銀めっき皮膜の結晶の配向の評価では、銀めっき皮膜の結晶が{220}面に配向し、すなわち、銀めっき皮膜の優先配向面は{220}面であり、また、ロッキングカーブの半価幅は13.0°と大きく、面外配向性が弱かった。また、銀めっき材の耐熱性の評価では、銀めっき材の接触抵抗が耐熱試験前では1.0mΩ、耐熱試験後では11.1mΩであり、耐熱試験後の接触抵抗が5mΩより高く、耐熱試験後の接触抵抗の上昇を抑制することができなかった。また、銀めっき材の曲げ加工性の評価では、割れが観察され、曲げ加工性が良好でなかった。さらに、銀めっき材の耐摩耗性の評価では、銀めっき皮膜の摩耗量は1.9μmであり、銀めっき材の耐摩耗性は良好でなかった。
これらの実施例および比較例の銀めっき材の製造条件および特性を表1〜表2に示す。また、ロッキングカーブとその半価幅を説明するために、実施例3および比較例3の銀めっき材の銀めっき皮膜の優先配向面のロッキングカーブとその半価幅を図1に示す。
Figure 2014181391
Figure 2014181391
表1および表2からわかるように、銀めっき皮膜の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が3〜7°である実施例1〜4の銀めっき材は、耐熱性、曲げ加工性および耐摩耗性に優れている。

Claims (6)

  1. 素材上に銀からなる表層が形成された銀めっき材において、表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が2〜8°であることを特徴とする、銀めっき材。
  2. 前記表層の優先配向面のロッキングカーブの半価幅が3〜7°であることを特徴とする、請求項1に記載の銀めっき材。
  3. 前記表層の優先配向面が{200}面または{111}面であることを特徴とする、請求項1または2に記載の銀めっき材。
  4. 前記素材が銅または銅合金からなることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の銀めっき材。
  5. 前記表層の厚さが10μm以下であることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の銀めっき材。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の銀めっき材を材料として用いたことを特徴とする、接点または端子部品。
JP2013057510A 2013-03-21 2013-03-21 銀めっき材 Active JP6086532B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013057510A JP6086532B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 銀めっき材
EP14768027.6A EP2977489B1 (en) 2013-03-21 2014-02-18 Silver-plated material
US14/778,159 US10077502B2 (en) 2013-03-21 2014-02-18 Silver-plated product
CN201480016788.3A CN105051260B (zh) 2013-03-21 2014-02-18 银镀覆材料
PCT/JP2014/054252 WO2014148200A1 (ja) 2013-03-21 2014-02-18 銀めっき材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013057510A JP6086532B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 銀めっき材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014181391A true JP2014181391A (ja) 2014-09-29
JP6086532B2 JP6086532B2 (ja) 2017-03-01

Family

ID=51579892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013057510A Active JP6086532B2 (ja) 2013-03-21 2013-03-21 銀めっき材

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10077502B2 (ja)
EP (1) EP2977489B1 (ja)
JP (1) JP6086532B2 (ja)
CN (1) CN105051260B (ja)
WO (1) WO2014148200A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145413A (ja) * 2015-01-30 2016-08-12 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法
WO2021199526A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法、並びに、端子部品
WO2022123818A1 (ja) * 2020-12-10 2022-06-16 Dowaメタルテック株式会社 Ag被覆素材、Ag被覆素材の製造方法及び端子部品

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6395560B2 (ja) 2013-11-08 2018-09-26 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法
JP6811080B2 (ja) * 2016-02-03 2021-01-13 Dowaエレクトロニクス株式会社 銀被覆銅粉およびその製造方法
US10832997B2 (en) * 2016-03-11 2020-11-10 Atotech Deutschland Gmbh Lead-frame structure, lead-frame, surface mount electronic device and methods of producing same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162775A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Dowa Metaltech Kk 銀めっき材およびその製造方法
WO2013047628A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2823196B2 (ja) * 1987-10-28 1998-11-11 新光電気工業株式会社 防錆処理被膜層を有する接触部品及びその製造方法
JP3889718B2 (ja) 2003-03-04 2007-03-07 Smk株式会社 電気接点に用いる金属板及び同金属板の製造方法
KR100516126B1 (ko) * 2003-04-03 2005-09-23 한국기계연구원 이축집합조직을 갖는 금속 도금층의 제조방법
JP4279285B2 (ja) 2005-11-17 2009-06-17 古河電気工業株式会社 可動接点用銀被覆ステンレス条およびその製造方法
JP5324763B2 (ja) * 2007-08-21 2013-10-23 中部電力株式会社 エピタキシャル膜形成用配向基板及びエピタキシャル膜形成用配向基板の表面改質方法
JP5184328B2 (ja) * 2008-12-19 2013-04-17 古河電気工業株式会社 可動接点部品用銀被覆材およびその製造方法
JP2010146925A (ja) 2008-12-19 2010-07-01 Furukawa Electric Co Ltd:The モータ用接触子材料およびその製造方法
JP5612355B2 (ja) * 2009-07-15 2014-10-22 株式会社Kanzacc メッキ構造及び電気材料の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162775A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Dowa Metaltech Kk 銀めっき材およびその製造方法
WO2013047628A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145413A (ja) * 2015-01-30 2016-08-12 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法
JP2020012202A (ja) * 2015-01-30 2020-01-23 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法
WO2021199526A1 (ja) 2020-03-31 2021-10-07 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法、並びに、端子部品
JP2021161463A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法、並びに、端子部品
JP7455634B2 (ja) 2020-03-31 2024-03-26 Dowaメタルテック株式会社 銀めっき材およびその製造方法、並びに、端子部品
WO2022123818A1 (ja) * 2020-12-10 2022-06-16 Dowaメタルテック株式会社 Ag被覆素材、Ag被覆素材の製造方法及び端子部品

Also Published As

Publication number Publication date
CN105051260A (zh) 2015-11-11
US10077502B2 (en) 2018-09-18
JP6086532B2 (ja) 2017-03-01
US20160281253A1 (en) 2016-09-29
WO2014148200A1 (ja) 2014-09-25
EP2977489B1 (en) 2018-07-18
CN105051260B (zh) 2018-04-03
EP2977489A1 (en) 2016-01-27
EP2977489A4 (en) 2016-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6810229B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP5848169B2 (ja) 銀めっき材
JP6395560B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP5667543B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP5848168B2 (ja) 銀めっき材
JP6086532B2 (ja) 銀めっき材
JP6450639B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP2012119308A (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP6694941B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
WO2016121312A1 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP6086531B2 (ja) 銀めっき材
JP6193687B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP7455634B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法、並びに、端子部品
JP2023005513A (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP7083662B2 (ja) めっき材
JP6543138B2 (ja) Snめっき材およびその製造方法
JP7395389B2 (ja) 銀めっき材およびその製造方法
JP2018053315A (ja) 銀めっき材およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6086532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250