JP2014178869A - プログラマブル表示器、その製造方法、設置方法 - Google Patents

プログラマブル表示器、その製造方法、設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プログラマブル表示器製造に関して、樹脂筐体の体積等を減らして低コスト化を図る。
【解決手段】樹脂筐体30は、図上上側に開口部を有する。例えば金属フレーム(板金)11、回路基板と各種回路部品12、ディスプレイ(LCD)13等から成る本体10を、樹脂筐体30内に収容する形で樹脂筐体30に接続する。最後に、カバーシート2等を、上記開口部を塞ぐ形で樹脂筐体30に接着する。これによって、樹脂筐体30とカバーシート2とによって形成される空間内に、本体10が収容される形のプログラマブル表示器1が製造される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラマブル表示器に係わり、特にその構造/筐体や製造方法、設置方法等に関する。
図6は、従来のプログラマブル表示器100の概略的な分解構造図である。
同図において、本体110は、プログラマブル表示器100の本体部分であり、この本体部分を図示の2つの筐体によって形成される空間内に収納する形で組み立てることで、プログラマブル表示器100が製造される。
上記2つの筐体は、図示の前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130である。尚、これらは、1つの筐体を2つに分割したものと見做すこともできる。
本体110は、例えば金属フレーム(板金)111、「回路基板と各種回路部品」112、ディスプレイ(LCD)113等から成る。尚、金属フレームの材質(金属)は、特に限定しない。
この本体110を、最終的には前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130とによって形成される1つの樹脂筐体内に収容する形で、プログラマブル表示器100が作成される。この製造プロセスは、様々であってよいが、例えば後述する特許文献1と略同様の製造プロセスとする場合には、例えば下記のようになる。
すなわち、まず、前側樹脂筐体120の裏側/後側(図上では下側;図示の本体110がある方)から、本体110を前側樹脂筐体120に接続する。これは、図示のように本体110を完成させてから前側樹脂筐体120に接続してもよいし、本体110の構成部品を、順次、前側樹脂筐体120に接続するようにしてもよい。尚、接続方法は、例えばネジ等を用いる一般的な方法(例えば金属フレーム111等に設けられた不図示のネジ穴(雌ネジ)と不図示の雄ネジ等によるもの)であるが、この例に限らない。
尚、図では、前側樹脂筐体120に対して、タッチパネル121及びカバーシート122を、前側樹脂筐体120の前側(図上では上側)から固着(接着等)済みの状態を示している。但し、この例に限るものではなく、例えば、前側樹脂筐体120に対して、まず本体110を接続してから、タッチパネル121及びカバーシート122を固着するものであっても構わない。
そして、上記のように本体110を前側樹脂筐体120に接続した後、前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130とを接続する。これによって、前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130とによって形成される1つの樹脂筐体内に、本体110が収容される形となる。
前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130の材質は、例えば樹脂性のもの等、電気的に絶縁される材質であることが望まれる(よって、例えば金属フレーム(板金)111等と同様の材質は、望ましくない)。
また、前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130との接続方法は、任意であってよいが、上記ネジ等を用いる接続方法等のように、後で前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130とを分離可能とするものが望ましい(よって、接着剤等は基本的にはNG)。これは、後にメンテナンス(本体110の修理等)を行う為に必要だからである。一方、カバーシート122は、前側樹脂筐体120に接着等してよい。
図7に、上記プログラマブル表示器100の分解構造図を示す。
図示のように、前側樹脂筐体120の前側にタッチパネル121及びカバーシート122を示しているのは、上述したように前側樹脂筐体120に対してその前側からタッチパネル121及びカバーシート122を接着等することを表現しているものである。
また、上記本体110を分解すると、図示のように、金属フレーム(板金)111、「回路基板と各種回路部品」112、ディスプレイ(LCD)113等となる。これらを例えば図示の配置順に前側樹脂筐体120に接続するものであってもよい。すなわち、前側樹脂筐体120に対して、まずディスプレイ(LCD)113を接続し、続いて金属フレーム(板金)111を接続し、最後に「回路基板と各種回路部品」112を接続するものであってもよい。勿論、この例に限るものではなく、上記のように本体110を組み立ててから当該本体110を前側樹脂筐体120に接続してもよい。
何れにしても、前側樹脂筐体120に対して上記本体110を接続した後に、前側樹脂筐体120と後側樹脂筐体130とを相互に接続することになる。
また、例えば、特許文献1に記載の従来技術が知られている。
特許文献1には、例えばその図2、図4に示すように、プログラマブル表示器の筐体(フロントケース10とリアケース40)によって形成される空間内に、表示パネルアッシー20、メインフレーム30、回路基板5(回路部品51)等が収容される構成が開示されている。
特開2011−238027号公報
上記のように、従来では、2つの樹脂筐体120、130を用いる必要がある。これは、特に、後のメンテナンス(本体110の保守や修理等)を考慮して樹脂筐体が2分割される構造としているものである。これによって、例えば、本体110に何らかの不具合があった場合、本体110を樹脂筐体内から容易に取り出せる(そして、修理等が行える)ようにしている。
しかし、樹脂性の部品は、一般的に、コスト高であり(樹脂のコストは原材料費と体積およびチャージ料に大きく影響される。また、歩留まりが多いこと等も原因となり得る)、上記のように2つの樹脂筐体を用いることは、望ましくない。しかしながら、上記の通り、保守や内部部品の交換等を考慮すると、2つの樹脂筐体120、130を用いる必要がある。
また、プログラマブル表示器を現場に設置する際、不図示のパネルにプログラマブル表示器を取り付けることが行われる場合が少なくない。従来では、上記樹脂筐体を複数のネジ等によってパネル(盤)に接続・固定することで、パネルにプログラマブル表示器を取り付けていた。プログラマブル表示器をパネル(盤)に取り付ける際、例えば不図示の四隅の取り付け部をネジ締めするが、四隅が均一に締め付けられず、樹脂筐体が歪む場合があった。
このように、複数のネジの締め方(力加減など)によっては、樹脂筐体が歪み、変形する場合が少なくない。また、歪み/変形によって2つの樹脂筐体120−130間に隙間が生じて、ゴミ、埃などが侵入する場合があった。そして、これら埃等が蓄積することで例えば放熱の妨げになる等の不具合が生じる場合があった。
本発明の課題は、樹脂筐体の体積を削減でき更にネジ数やネジ締め工数を削減でき、以って低コスト化や作業負担軽減を図ることができ、更にパネル等への取り付けに伴う歪み/変形等が生じないプログラマブル表示器等を提供することである。
本発明のプログラマブル表示器は、金属フレームと表示パネルと回路ユニットを有する本体部と、前記本体部を収容する空間を形成すると共に開口部が形成された樹脂筐体と、前記樹脂筐体内の前記空間内に収容された前記本体部と当該樹脂筐体とを接続する接続手段と、前記樹脂筐体の開口部を塞ぐ形で該樹脂筐体に固着されるカバーシートとを有する。
本発明のプログラマブル表示器、その製造方法、設置方法等によれば、樹脂筐体の体積を削減でき更にネジ数やネジ締め工数を削減でき、以って低コスト化や作業負担軽減を図ることができ、更にパネル等への取り付けに伴う歪み/変形等が生じない。
本例のプログラマブル表示器の概略的な分解構造図である。 図1に示す構成の組み立て途中の様子を示すものである。 プログラマブル表示器の分解構造図である。 (a)、(b)は、パネルに対してプログラマブル表示器を取り付ける様子を示す。 (a)〜(e)は、パネルにプログラマブル表示器を取り付けた後の状態を示す図である。 従来のプログラマブル表示器の概略的な分解構造図である。 従来のプログラマブル表示器の分解構造図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本例のプログラマブル表示器1の概略的な分解構造図である。
また、図2は、図1に示す構成の組み立て途中の様子を示すものである。
ここで、上記の通り、従来では、特に、保守(修理等)を考慮して筐体が2分割される構造としていた。しかし、現在では、故障した場合、修理ではなく、買い替えを行ったほうがコスト安となるケースが少なくない。
本手法では、この点に着目して、保守(修理等)は基本的には行わないという発想に基づいて、樹脂筐体が1つで済む(換言すれば、全体としての樹脂筐体の体積を削減できる)構造を提案している。その一例を図1等に示している。
図1に示す例では、プログラマブル表示器1は、概略的には、カバーシート2等と、本体10と、樹脂筐体30等から成る。
カバーシート2等は、上記タッチパネル121及びカバーシート122と略同様であってよい。但し、カバーシート2等を固着(接着等)する対象は、樹脂筐体30である。また、カバーシート2の材質は、従来と同様、例えばポリエチレンテレフタラート(PET;Polyethylene terephthalate)等であってよいが、この例に限らない。
本体10は、例えば金属フレーム(板金)11、「回路基板と各種回路部品」12、ディスプレイ(LCD)13等から成る。この構成自体は、従来と略同様であっても構わないが、金属フレーム(板金)11の形状等が従来とは異なる。すなわち、本例では金属フレーム(板金)11の形状は、例えば図2に示すように樹脂筐体30に接続する為に樹脂筐体30の形状(溝やネジ孔等の位置など)に合わせたものとなっている。
尚、上記「回路基板と各種回路部品」12を、例えば“回路ユニット”12等と呼ぶ場合もあるものとする。
例えば、図1、図2に示すように、樹脂筐体30には複数の“めねじ(雌ネジ)”(ねじ穴)31が設けられている。これらの“雌ネジ”(ねじ穴)31の形状・大きさは、“おねじ(雄ネジ)”(ボルト等)3の形状・大きさに応じたものとなっている。また、本体10の金属フレーム(板金)11には、複数の貫通穴11aが設けられている。この貫通穴11aの大きさは、“雄ネジ”3のネジ溝部分(軸)は通すが、頭(ヘッド)部分は通さないものとなっている。
上記構成により、例えば図2に示すように、各“雄ネジ”3の軸部分を各貫通穴11aに通しつつ、“雄ネジ”3を“雌ネジ”31に回転・挿入(螺入)させていくことで、本体10(その金属フレーム11)を樹脂筐体30に接続・固定する。
また、金属フレーム11には複数の(図示の例では4つの)突起部11bが設けられており、樹脂筐体30にはこの突起部11bに応じた複数の(図示の例では4隅に1つずつで計4つの)貫通穴32が設けられている。
ここで、樹脂筐体30の形状を、大別して、図上上側の開口部を形成する枠部分1aと、それ以外の部分(主に本体10を収容する部分;底部分1bと呼ぶものとする)とから成るものとする。枠部分1aは底部分1bの上部から外側に広がるようにして形成される(ここでは、これは、枠部分1aの面積が底部分1bの面積よりも広いと表現できるものとする)。上記貫通穴32は枠部分1aに形成されると共に、底部分1bの外側に位置する。
これより、上記のように本体10を樹脂筐体30に接続する際に、各突起部11bが各貫通穴32を貫通すると共に、樹脂筐体30の(その底部分1bの)外側に出る(露出している)形となる。つまり、プログラマブル表示器1が完成したときには、本体10(その金属フレーム11)の一部である上記突起部11bが、樹脂筐体30の外側に出ている(露出している)状態となっている。そして、後に現場でパネル等にプログラマブル表示器1を固定・設置する際には、上記各突起部11bを用いることになる。詳しくは後述する。
図3に、上記プログラマブル表示器1の分解構造図を示す。
尚、図3は、従来の図7に相当する図面と見做してよい。
図3には、上記本体10を分解して成る、上記金属フレーム(板金)11、回路基板と各種回路部品12、ディスプレイ(LCD)13(表示パネル)等を示す。尚、図示の例では、上記金属フレーム(板金)11は、図示の金属フレーム11−1と金属フレーム11−2の2つの金属フレームから成る。そして、これら2つの金属フレーム11−1,11−2の間にLCD13を挟む形で、本体10が形成される。但し、この例に限らない。尚、従来より、LCDの構造などに応じて、金属フレームが1個の場合と2個の場合があった(図7には、1個である例を示したに過ぎない)。
また、上記カバーシート2等とは、例えば、図示のカバーシート2とタッチパネル4とから成るものである。但し、この例に限らない。組み立ての際には、タッチパネル4は、金属フレーム11に取り付ける(接着等する)ことになるので、最初からタッチパネル4も上記本体10に含まれるようにして、本体10を作成するようにしてもよい。よって、この例では、上記カバーシート2等とは、図示のカバーシート2のみを意味することになるし、上記本体10は金属フレーム(板金)11、回路基板と各種回路部品12、ディスプレイ(LCD)13、タッチパネル4によって構成されることになる。尚、タッチパネル4は、ディスプレイ(LCD)13に重ねるようにして(前側;図1では図上上側)金属フレーム11に取り付ける。
上述したようにして本体10を樹脂筐体30に接続・固定した後、カバーシート2を樹脂筐体30に固着(接着等)する。これは、樹脂筐体30の開口部を塞ぐ形でカバーシート2を樹脂筐体30に固着(接着等)する。これは、例えば両面テープ等で接着する。例えば、カバーシート2の裏面の外周部分が、樹脂筐体30の上記枠部分1aに形成される図示の周縁部33に接着される。これによって、本例のプログラマブル表示器1が完成する。本例のプログラマブル表示器1は、カバーシート2と樹脂筐体30とによって形成される空間内に、本体10が収容されて成るものと見做してもよい。
上述したように、本例のプログラマブル表示器1は、樹脂筐体は1つのみで済むので(換言すれば、全体としての樹脂筐体の体積が削減されるので)、コスト削減効果が得られる。また、従来では、パネルへの設置に伴う歪み/変形によって、2つの樹脂筐体間に隙間が生じて、ゴミ、埃などが侵入する場合があったが、本例では樹脂筐体は1つであるので、この様な問題は生じ得ない。また、後述するように、そもそも歪み/変形そのものが非常に少なくて済む。
但し、上記の通り、基本的にはメンテナンス(修理等)を行わないことを前提としている。
上述したプログラマブル表示器1によれば、上記効果に加えて更に下記の効果も得られる。
・部品点数が減るので、部品の管理時に発生する費用が削減できる。
・2つの樹脂筐体同士を接続する為のネジが必要なくなるので、ネジの費用と製造時の工数が削減できる。
・樹脂部品は、成形性による歩留まりが多いが、樹脂部品が減るので歩留まりを減らせる。
以下、図4、図5を参照して、例えばメーカー側等で製造された上記プログラマブル表示器1を、各ユーザ側のPLCシステム等における設置場所でのパネル等への設置方法について説明する。
図4(a)、(b)は、パネルに対してプログラマブル表示器1を取り付ける様子を示す。
図5(a)〜(e)は、パネルにプログラマブル表示器1を取り付けた後の状態を示す。
尚、図4(a)は前面側、図4(b)は背面側から見た様子を示すという違いだけであるので、以下の説明では特に区別せずにまとめて図4として説明する。
尚、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図、図5(c)は背面図、図5(d)は上面図である。また、図5(e)は図5(c)に示すA−A’間の断面図である。
まず、上述したように、上記プログラマブル表示器1は、外観上、上記枠部分1aと底部分1bとから成るものとする。また、既に述べたように、「枠部分1aの面積>底部分1bの面積」の関係にあるものとする。
一方、プログラマブル表示器1の設置先であるパネル5には、穴5aが設けられている。当該穴5aの大きさ(面積)は、枠部分1aより小さく底部分1bよりは多少大きい程度とする。つまり、「「枠部分1aの面積>穴5aの面積>底部分1bの面積」の関係にあることになる。よって、底部分1bは穴5aを通せるが、枠部分1aは穴5aを通せない。よって、プログラマブル表示器1を、底部分1b側から穴5aに通そうとすると、枠部分1aの裏側がパネル5に当接した状態でストップすることになる。
このように、プログラマブル表示器1の底部分1bを穴5aに通して枠部分1aの裏側がパネル5に当接した状態で、取付金具6と取付ナット7とを用いて、プログラマブル表示器1をパネル5に固定する。
ここで、本例では上記各突起部11bに対して各“取付金具6と取付ナット7のペア”を接続等することで、プログラマブル表示器1をパネル5に固定する。つまり、従来のように樹脂筐体ではなく、金属フレームの一部分を用いて、パネル5への取り付けを実現する。当然、金属フレームは樹脂筐体よりも歪みが少なくて済むので(ネジ締め程度では殆ど歪まない)、上記従来の問題を解消できる。
尚、上記のことから、取付金具6と取付ナット7の形状/構造などは、特に重要なものではなく、図4、図5には一例を示しているだけであり、この例に限らない。よって、これらについては簡単に説明するものとする。
まず、プログラマブル表示器1の底部分1bを穴5aに通した状態では、上記4つの突起部11bは、穴5aの4つの角に位置することになる。これより、図4や図5(c)に示すように、4つの上記“取付金具6と取付ナット7のペア”を、上記穴5aの4つの角において各々、上記4つの突起部11bと接続する。この接続方法は、様々であってよいが、ここでは図5(e)に示す一例について説明する。
図5(e)に示す一例では、まず、取付金具6には、突起部11bを貫通し得る孔6aが設けられている。例えば、正方形に近い形状である取付金具6を、田の字型に4分割したと考えた場合の、当該4つの分割領域のうちの1つに、孔6aが設けられるものとしてもよいが、この例に限らない。
そして、例えば図5(c)に示すように、上記孔6aに上記突起部11bを貫通させると共に、他の3つの分割領域がパネル5本体(穴5a以外の部分)に当接するように、取付金具6を配置する。そして、この状態で例えば図5(e)に示すように突起部11bに取付ナット7を接続する。これは、例えば図5(c)に示すように、取付ナット7の図示の孔7aに突起部11bが挿入されると共に、取付ナット7の先端が取付金具6に当接する形で、取付ナット7が接続される。
これは、特に、取付ナット7によって取付金具6(上記他の3つの分割領域)をパネル5本体に押し付ける(押圧する)形で、取付ナット7が突起部11bに接続される。これによって、金属フレーム11が図示の背面側へと引っ張られる形で(それによって樹脂筐体30の枠部分1aをパネル5(その前面側)に押圧する形で)、プログラマブル表示器1がパネル5に取り付けられることになる。
尚、図には特に示していないが、例えば一例としては、取付ナット7の上記孔7aには不図示の“雌ねじ”が切ってあると共に、これに応じた不図示の“雄ねじ”が突起部11bに切ってある構成であってもよい(つまり、ネジ締めする構成であってよい。勿論、この例に限らない。尚、この例では、取付ナット7は例えば「六角ナット」等であっても構わない)。
何れにしても、結果的に、プログラマブル表示器1の樹脂筐体30がパネル5(その前面側)に圧接する形で、プログラマブル表示器1がパネル5に固定される形になるが、取付ナット7等との接続対象は、金属フレームの一部分である突起部11bとなる。従って、例えば各取付ナット7を各突起部11bに接続する(ネジ締め等する)際の力加減に多少のムラがあっても、樹脂筐体30が歪むことはない(金属フレームの歪みは非常に少ないはずである)。
また、上記の通り、上記“取付金具6と取付ナット7のペア”によって、金属フレーム11がパネル5の背面側へと引っ張られる形で取り付けられるものとなり、これにより金属フレーム11が樹脂筐体30(その枠部分1a)をパネル5(その前面側)に押し当てる(押圧する)形となる。つまり、樹脂筐体30の一部(枠部分1a)がパネル5に圧接される形で、プログラマブル表示器1がパネル5に固定されることになる。これは、プログラマブル表示器1をパネル5に取り付け後は、本体10と樹脂筐体30とが上記“雄ネジ”3によって接続されていなくても、特に問題ないものと考えることもできることになる。つまり、上記押圧力によって実質的に本体10と樹脂筐体30とが接続されたも同然の状態となり得る。
これより、変形例として、本体10と樹脂筐体30とを上記“雄ネジ”3によって接続しない構成とすることも考えられる。但し、この変形例の場合、プログラマブル表示器1をパネル5に取付後は問題ないが、それ以前の段階で多少の問題が生じる可能性はある。
すなわち、メーカー側から各ユーザー側(設置場所)に輸送中等に、樹脂筐体30とカバーシート2とによって囲まれた空間内で、本体10が動き回ることが起こり得る。そして、これによって、何らかの問題(本体10に衝撃が加わり故障を招く、あるいは本体10がカバーシート2を破って樹脂筐体30の外に出るなど)が生じる可能性がある。
この問題に対応する為に、(説明していなかったが)例えば図1、図2に示すように、樹脂筐体30の内面に複数のフック34を形成するようにしてもよい。尚、樹脂筐体30を、2つの長辺と2つの短辺とから成る矩形と見做した場合、図示の例では、長辺側には2つのフック34が設けられ、短辺側には1つのフック34が設けられている。尚、図1、図2は斜視図の為、長辺、短辺とも、それぞれ、2つのうちの一方だけしかフック34が示されていないが、当然、他方にもフック34が形成されている。
また、図1等において、フック34は、本体10を図上上側から樹脂筐体30内に挿入する際には、多少の抵抗はあるがフック34自体が多少変形する形で、本体10の挿入を許すものである。しかし、一旦、本体10が樹脂筐体30内に挿入されたら、本体10の何処かに(特に示さない)フック34のツメが引っ掛るように構成されている。これは、本体10が樹脂筐体30に緩やかに接続された(仮止めされた)ものと言える。従って、この状態になったら、ユーザ等が単純に本体10を図上上方向に持ち上げても、本体10を樹脂筐体30から取り出すことは出来ないことになる。よって、輸送時などに上記問題が発生することを防止/抑止できる。
そして、プログラマブル表示器1を上記構成によりパネル5に取り付けた状態では、上述したように、本体10の金属フレーム11が樹脂筐体30(その枠部分1a)をパネル5に押圧する形で、しっかりと固定されることになる。
この様に、本体10の各部が各フック34に引っ掛る形で、本体10を樹脂筐体30に仮止めするようにしてもよい。尚、この様な構成は既存の一般的な構成の流用であってよいので、ここでは以上詳細な図示・説明は、行わないものとする。但し、この例の場合、“雄ネジ”3等やその取り付け作業は、特に必要なくなるので(行ってもよいが)、コスト削減効果や作業負担軽減効果が得られる(ネジ数やネジ締め工数を削減できる)。
以上説明したことから、本例のプログラマブル表示器1は、例えば下記の各構成を有するものと見做してもよい。
・金属フレーム(11)と表示パネル(13)と回路ユニット(12)を有する本体部(10);
・本体部(10)を収容する空間を形成すると共に開口部が形成された樹脂筐体(30);
・樹脂筐体(30)内の空間内に収容された本体部(10)と当該樹脂筐体(30)とを接続する接続手段(例えば上記“雄ネジ”3と“雌ネジ”31等、あるいは上記複数のフック34等);
・樹脂筐体(30)の開口部を塞ぐ形で該樹脂筐体(30)に接着されるカバーシート(上記カバーシート2等);
そして、例えば、上記金属フレーム(11)は複数の突起部(11b)を有している。
また、樹脂筐体(30)は該複数の突起部(11b)に対応する複数の孔(32)を有している。そして、各突起部(11b)は各孔(32)を貫通して樹脂筐体(30)の外側に露出している。
これより、上記プログラマブル表示器1を任意のパネル(5)に取り付ける際には、上記各突起部(11b)を利用する。すなわち、上記のように樹脂筐体(30)の外側に露出している各突起部(11b)と接続する各第2接続手段(例えば“取付金具6と取付ナット7のペア”)によって、上記プログラマブル表示器1はパネル(5)に固定される。
そして、例えば、上記各第2接続手段は、パネル(5)の背面側において各突起部(11b)と接続することによって、パネル(5)の前面側において金属フレーム(11)を介して樹脂筐体(30)を該パネル(5)に圧接させることで、当該プログラマブル表示器1をパネル(5)に固定させる。
上記プログラマブル表示器1や、その製造方法、設置方法等によれば、樹脂筐体の体積を削減でき更にネジ数やネジ締め工数を削減でき、以って低コスト化や作業負担軽減を図ることができ、更にパネル等への取り付けに伴う歪み/変形等が生じない。
1 プログラマブル表示器
1a 前面部
1b 後背部
2 カバーシート
3 おねじ(雄ネジ)
4 タッチパネル
5 パネル
5a 穴
6 取付金具
6a 穴
7 取付ナット
10 本体
11 金属フレーム(板金)
11a 貫通穴
11b 突起部
11−1 金属フレーム(板金)
11−2 金属フレーム(板金)
12 回路基板と各種回路部品
13 ディスプレイ(LCD)
30 樹脂筐体
31 めねじ(雌ネジ)
32 貫通穴

Claims (8)

  1. 金属フレームと表示パネルと回路ユニットを有する本体部と、
    前記本体部を収容する空間を形成すると共に開口部が形成された樹脂筐体と、
    前記樹脂筐体内の前記空間内に収容された前記本体部と当該樹脂筐体とを接続する接続手段と、
    前記樹脂筐体の開口部を塞ぐ形で該樹脂筐体に固着されるカバーシートと、
    を有することを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 前記金属フレームは複数の突起部を有しており、
    前記樹脂筐体は該複数の突起部に対応する複数の孔を有しており、
    前記各突起部は前記各孔を貫通して前記樹脂筐体の外側に露出していることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  3. 前記樹脂筐体の外側に露出している各突起部と接続する各第2接続手段によって、任意のパネルに固定されることを特徴とする請求項2記載のプログラマブル表示器。
  4. 前記各第2接続手段を前記パネルの背面側において前記各突起部と接続することによって、前記パネルの前面側において前記金属フレームを介して前記樹脂筐体を該パネルに圧接させることで、当該プログラマブル表示器を前記パネルに固定させることを特徴とする請求項3記載のプログラマブル表示器。
  5. 前記接続手段は、前記樹脂筐体に設けられた複数のネジ穴と、前記金属フレームに設けられた複数の貫通穴と、前記ネジ穴に対応する複数の雄ネジとを有することを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  6. 前記接続手段は、前記樹脂筐体に設けられた複数のフックに前記本体部の各所を引っ掛けることで、仮止めするものであることを特徴とする請求項1記載のプログラマブル表示器。
  7. 金属フレームと表示パネルと回路ユニットを有する本体部を生成し、
    前記本体部を収容する空間を形成すると共に開口部が形成された樹脂筐体に対して、前記本体部を収容すると共に該本体部と樹脂筐体とを接続し、
    カバーシートを、前記樹脂筐体の開口部を塞ぐ形で該樹脂筐体に固着することを特徴とするプログラマブル表示器の製造方法。
  8. 複数の突起部を有する金属フレームを含む本体部が、樹脂筐体とカバーシートとによって形成される空間内に収容されると共に前記突起部が前記樹脂筐体の外側に露出したプログラマブル表示器を、前記各突起部と接続する各第2接続手段によって、任意のパネルに前記金属フレームを介して前記樹脂筐体を圧接させる形で固定することを特徴とするプログラマブル表示器の設置方法。
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