JP2014174960A - 検索支援システム、情報共有システム、方法およびプログラム - Google Patents

検索支援システム、情報共有システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 目的の情報を早く検索し、その情報を早く提供することを可能にするシステム、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 このシステムは、情報の検索を支援するための検索支援システムである。このシステムは、検索要求に基づき、ユーザ情報管理手段から該ユーザに関するユーザ情報を取得する取得手段と、取得したユーザ情報に基づき、複数の情報を記憶し管理する複数の情報管理装置12〜14から検索要求に基づいて検索を実行させる情報管理装置を選定する選定手段と、選定された情報管理装置へ検索要求を送信する送信手段とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報の検索を支援するための検索支援システム、情報共有システム、方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等の可搬性の高い通信端末が普及したことに伴い、会議やプレゼンテーションの場において、紙に代えて、これらの通信端末を利用して情報を共有する情報共有システムが開発されている。
この情報共有システムで使用される情報は、電子化され、データベース等に蓄積されており、通信端末によりどこからでも検索可能にされている。しかしながら、蓄積される情報の増加に伴い、会議やプレゼンテーションで使用したい場合に、検索時間がかかり、希望する検索結果が得られないという問題が発生している。
従来、ユーザ情報およびキーワードを用い、より関連性の高い情報の検索を可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、希望する検索結果を得ることが可能である。
情報共有システムには、多様化し、増加していく情報を管理するために、複数の情報管理装置が設けられる。各情報管理装置は、検索機能を使用して、自身が管理する情報の検索を行うことができるように構成されている。従来の技術では、複数の情報管理装置を予め決められた順に検索するので、目的の情報を、最後に検索を行う情報管理装置が保有する場合、早く提供することができないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、情報の検索を支援するための検索支援システムであって、検索要求に基づき、ユーザ情報管理手段から該ユーザに関するユーザ情報を取得する取得手段と、取得したユーザ情報に基づき、複数の情報を記憶し管理する複数の情報管理装置から検索を実行させる情報管理装置を選定する選定手段と、選定された情報管理装置へ検索要求を送信する送信手段とを含む、検索支援システムが提供される。
本発明によれば、目的の情報を早く提供することが可能となり、ユーザの利便性を高めることができる。
本実施形態の情報共有システムの構成例を示した図。 図1に示す情報共有システムが備える会議支援システムの一例を示した機能ブロック図。 会議支援システムにより実行される処理の第1実施形態を示した図。 図1に示す情報共有システムが備えるユーザ情報管理装置で管理されるユーザ情報を例示した図。 会議支援システムにより実行される処理の第2実施形態を示した図。 図2に示す会議支援システムが備える会議情報格納部に格納される会議情報を例示した図。 会議支援システムにより実行される処理の第3実施形態を示した図。
図1は、複数の通信端末において情報を共有するための情報共有システムの構成例を示した図である。情報共有システムとしては、例えば、複数の通信端末において電子化された会議資料を共有することができるWeb会議システム等の会議システムを挙げることができる。以下、情報共有システムを会議に使用する会議システムとして説明する。
会議システムは、複数の通信端末10、11と、複数の情報管理装置12〜14と、会議支援システム15と、ユーザ情報を記憶し管理するユーザ情報管理手段としてのユーザ情報管理装置16とが互いにネットワーク17により接続された構成とされている。複数の通信端末10、11は、無線通信によりアクセスポイント18、19を介してネットワーク17に接続されている。
ネットワーク17は、インターネットであってもよいし、LANやWANであってもよい。また、ネットワーク17は、1つのネットワークに限定されるものではなく、2以上のネットワークがルータ等の中継装置により接続されたものであってもよい。ネットワーク17を介した通信は、例えば、インターネットであれば、TCP/IPやUDP/IP等の通信プロトコルを使用して行うことができる。なお、ネットワーク17は、有線通信によるネットワークであってもよいし、無線通信によるネットワークであってもよい。
通信端末10、11は、会議に参加する参加者としての各ユーザが使用する端末で、同じ会議に参加する各ユーザが共有する情報を画面に表示し、情報を検索するための検索要求を送信する。通信端末10、11は、ハードウェアとして、この処理を実現するためのプログラムを記憶する記憶装置と、記憶装置からそのプログラムを読み出し実行するCPUと、ネットワーク17に接続するためのネットワークインタフェースとを備えることができる。また、通信端末10、11は、情報を画面に表示するために表示装置と、検索要求を作成するためにデータ入力を行う入力装置とを備えることができる。
通信端末10、11としては、記憶装置、CPU、ネットワークインタフェース等のハードウェアを備える機器であれば、いかなる機器であってもよく、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、PDA等を用いることができる。図1では、通信端末10、11は、2台とされているが、3台以上であってもよい。また、通信端末10、11は、無線通信によりアクセスポイント18、19を介してネットワーク17に接続された構成に限られるものではなく、ケーブル等によりネットワーク17に有線接続された構成であってもよい。
アクセスポイント18、19は、送受信機を備え、情報を搬送波にのせて送信し、情報がのせられた搬送波を受信する。アクセスポイント18,19としては、無線LANアクセスポイントや、無線LANアクセスポイント機能を有するブロードバンドルータを用いることができる。
情報管理装置12〜14は、情報として、会議の資料を記憶、管理し、また、検索要求を受け付けて資料の検索を行う。資料としては、PDF文書、htmlコンテンツ、書籍等、様々な蓄積、検索可能な形で電子化されたデータを挙げることができる。資料の内容は、いかなる内容であってもよく、画像や表等を含んでいてもよい。情報管理装置12〜14は、ハードウェアとして、この処理を実現するためのプログラムを記憶する記憶装置と、記憶装置からそのプログラムを読み出し実行するCPUと、ネットワーク17に接続するためのネットワークインタフェースとを備えることができる。
情報管理装置12〜14は、記憶装置、CPU、ネットワークインタフェースを備える機器であれば、いかなる機器であってもよい。例えば、NAS(Network Attached Storage)等のファイルサーバ、ドキュメントサーバ、書籍のデータベース等を挙げることができる。また、グループウェアが実装されるPCやサーバ等を用いることも可能である。情報管理装置12〜14は、図1に示す3台に限られるものではなく、2台であってもよいし、4台以上であってもよい。
ここで、ファイルサーバは、自身が管理している記憶装置を他の機器と共有し、外部から利用できるようにするコンピュータであり、ドキュメントサーバは、文書を管理し、検索や閲覧をできるようにしたコンピュータである。グループウェアは、情報共有のためのソフトウェアで、ドキュメント共有機能やファイル共有機能、電子掲示板機能等を有するものである。
図1では、情報管理装置12〜14は、それぞれが資料を検索する検索機能を有しているが、それぞれが検索機能を備えていなくてもよく、例えば、複数の情報管理装置が、1つの検索手段と複数の記憶装置とから構成されたものとされていてもよい。
会議支援システム15は、複数の通信端末10、11間での会議を開始、終了、会議への参加、資料の共有等の制御を行う。このため、会議支援システム15も、その処理を実現するためのプログラムを記憶する記憶装置と、記憶装置からそのプログラムを読み出し実行するCPUと、ネットワーク17に接続するためのネットワークインタフェースとを備えることができる。
ユーザ情報管理装置16は、各ユーザのユーザ情報を記憶し、管理する。ユーザ情報は、例えば、後述する会議制御部21へのアクセス制御に使用されるアカウント情報、各情報管理装置12〜14へのアクセス制御に使用されるアカウント情報、各ユーザの属性情報等である。アカウント情報は、ユーザIDやパスワードといったログインするために必要な情報である。なお、ユーザ情報の詳細については後述する。
ユーザ情報管理装置16は、会議支援システム15から要求されるユーザ情報を、その会議支援システム15へ提供する。ユーザ情報管理装置16は、ユーザ情報を記憶するための記憶装置と、ネットワーク17に接続するためのネットワークインタフェースとを備えることができる。また、ユーザ情報管理装置16は、ユーザ情報の取得要求を受けて、対応するユーザ情報を読み出し、送信する処理を実行するために、CPUおよびCPUにその処理を実行させるためのプログラムを実装していてもよい。
図1に示す会議システムでは、会議支援システム15とユーザ情報管理装置16とが別個の機器として示されているが、これらは1つの機器として構成されていてもよい。また、会議支援システム15は、図1に1つの機器として示されているが、2つ以上の機器から構成されていてもよい。
図2は、会議システムが備える会議支援システム15の機能構成の一例を示した図である。説明を分かりやすくするために、通信端末10、情報管理装置12〜14、ユーザ情報管理装置16、ネットワーク17も示している。
会議支援システム15は、通信制御部20と、会議制御部21と、装置選定部22と、装置情報格納部23と、会議情報格納部24とを含んで構成される。会議制御部21は、実行制御部30と、共有制御部31と、会議状態制御部32とを含んで構成される。
通信制御部20は、通信端末10、11間の通信を制御する。通信制御部20は、情報管理装置12〜14との間で通信を行い、例えば、通信端末10から受信した情報の検索要求を送信し、検索結果を受信する。また、通信制御部20は、ユーザ情報管理装置16との間で通信を行い、ユーザ情報管理装置16からユーザ情報を取得する。
会議制御部21に含まれる実行制御部30は、会議の開催、参加、終了を制御する。実行制御部30は、会議へ参加するユーザが使用する通信端末10に対し、ログイン画面を提供し、通信端末10から送信されたユーザを識別するためのユーザ識別情報(例えば、ユーザID)およびパスワードを受け付け、ユーザ認証を行う。実行制御部30は、受け付けたユーザIDおよびパスワードが、登録されているユーザIDおよびパスワードと一致する場合、そのユーザをログインさせる。これにより、そのユーザは、会議へ参加することができる。また、実行制御部30は、通信端末10から会議を終了する旨の通知を受け付け、そのユーザをログオフさせる。
共有制御部31は、資料を通信端末10、11に送信して表示させ、その資料を共有させるための制御を行う。また、共有制御部31は、例えば通信端末10からの資料の検索要求を受け付け、検索要求に基づいて検索を実行させる情報管理装置の選定を装置選定部22に依頼する。
会議状態制御部32は、通信制御部20および実行制御部30を介して、会議状態を制御する。会議状態制御部32は、実行制御部30により会議が開催されると、会議を識別するための会議ID、会議名、参加者、会議に使用している資料の資料名等を会議情報として会議情報格納手段としての会議情報格納部24に格納し、管理する。会議状態制御部32は、ユーザである参加者が、資料を変更すると、その資料名の変更を行い、また、参加者がログオフすると、その参加者を削除する等の処理を行う。なお、会議情報の詳細については後述する。
また、会議状態制御部32は、共有制御部31からの要求を受け付け、会議情報を会議情報格納部24から読み出し、提供する処理を行う。これにより、表示画面を同じ表示にさせる等、同じ会議に参加するユーザの会議状態を共有させる。
装置選定部22は、共有制御部31からの依頼を受け付け、検索を実行させる情報管理装置を選定する。装置選定部22は、通信制御部20に指示し、資料の検索要求を送信した通信端末10を使用するユーザに関するユーザ情報を、ユーザ情報管理装置16から取得させる。このため、通信制御部20は、ユーザ情報を取得するための取得手段として機能する。そして、装置選定部22は、選定手段として機能し、通信制御部20から取得したユーザ情報に基づき選定する。選定方法の詳細については後述する。
装置選定部22は、各情報管理装置12〜14が管理している資料の内容に関するインデックス情報を格納する装置情報格納手段としての装置情報格納部23からインデックス情報を取得し、そのインデックス情報も使用して選定を行う。装置選定部22は、定期的に各情報管理装置12〜14の更新を監視する巡回プログラムを用いて、各情報管理装置12〜14に格納されている内容のインデックスを生成し、インデックス情報を更新する。インデックス情報については後述するが、例えば、作成者、内容の概要等を含む。
装置選定部22は、選定した情報管理装置の装置情報を共有制御部31に通知し、共有制御部31がその選定した情報管理装置へ検索要求を送信する。このため、共有制御部31は、検索要求を送信する送信手段として機能する。検索要求を受け取った情報管理装置は、自身が備える検索機能を使用し、管理する資料の中から、関連する資料を検索し、検索結果を共有制御部31へ返す。共有制御部31は、その検索結果を一覧(リスト)にして通信端末10へ送り、通信端末10に表示させる。
ユーザは、表示された検索結果を見ることにより、関連する資料としてどのような資料があるかを知ることができ、その1つを選択して表示させることができる。そして、ユーザは、表示させた資料を共有したい場合、その資料を共有したい旨の通知を、共有制御部31へ送り、共有制御部31が同じ会議に参加する他のユーザが使用する通信端末に通知し、その資料のデータをダウンロードさせる処理を実行する。共有制御部31がその資料データをダウンロードして取得し、当該他のユーザが使用する通信端末に送信し、表示させることも可能である。また、共有制御部31は、会議状態制御部32へ通知し、会議状態制御部32が会議情報格納部24に格納されている会議情報の内容を更新する。
これらの各機能部は、会議支援システム15が備える、ネットワークインタフェースや、CPUがプログラムを実行することによって実現される。
図3に示すフローチャートを参照して、会議支援システム15が実行する処理の第1実施形態について説明する。会議支援システム15が通信端末10、11との間で会議を開始させ、その会議の途中、例えば通信端末10から資料の検索要求を受け付けたときに、ステップ300から処理を開始する。
ステップ310では、共有制御部31が、通信端末10を使用するユーザがログインし、ログオフするまでの通信に関する情報(セッション情報)から、そのユーザのユーザIDを取得する。そして、共有制御部31は、装置選定部22にユーザIDを渡し、検索を実行させる情報管理装置の選定を依頼する。ステップ320では、装置選定部22が、通信制御部20にユーザ情報管理装置16から、そのユーザIDに対応するユーザ情報を取得させ、通信制御部20からそのユーザ情報を取得する。
ここで、図4を参照して、ユーザ情報について説明する。ユーザ情報は、ユーザID、パスワードのほか、所属や氏名といったユーザの属性情報を含む。ユーザIDおよびパスワードは、会議に参加する際にユーザが入力するためのログイン情報である。所属は、ユーザが所属している部署、事業所、支店等の名称である。図4では、各ユーザについて4つの情報のみをユーザ情報としているが、そのほか、役職、ユーザが参加しているプロジェクトのプロジェクト名、ユーザの専門技術等の情報を含めることができる。
再び図3を参照して、ステップ330において、装置選定部22が、装置情報格納部23から、そのユーザ情報に含まれる属性情報に関連する資料を多く保有する情報管理装置を、検索を実行させる情報管理装置として選定する。このとき、装置選定部22は、各情報管理装置12〜14につき、装置情報格納部23からインデックス情報を読み出し、インデックス情報を参照して、ユーザの属性情報に関連する資料の数を調べ、その数に基づき選定を行う。具体的には、装置選定部22は、その数に応じて、各情報管理装置12〜14に対して優先順位を付け、最も優先順位が高い情報管理装置を選定する。
各情報管理装置12〜14で管理されるファイルには、文書毎に、作成者、アクセス権、内容の概要等の属性情報が付加されている。また、各情報管理装置12〜14は、自身の設置場所の情報や利用者アカウント等の情報も保持している。装置情報格納部23は、これらの情報をインデックス情報として保持している。このため、装置選定部22は、ユーザの所属がファイルの内容に関連するかどうか、ユーザがファイルの作成者かどうか、ユーザがファイルへのアクセス権限を有しているかどうか等により、ユーザの属性情報に関連する資料の数を調べることができる。
装置選定部22は、例えば、ユーザがA事業所の所属で、そのファイルの内容がA事業所の定例会議であれば、関連する情報と判断し、B事業所の定例会議であれば、関連しない情報と判断することができる。
装置選定部22は、最も多く資料を保有する情報管理装置を選定し、選定した情報管理装置の装置名等の装置情報を共有制御部31へ通知する。ユーザは、目的の資料が見つからない場合に、見つからない旨を通知することができる。このため、装置選定部22は、この通知を受けて、次に多くの資料を保有する情報管理装置の装置情報を通知することができる。このようにして、優先順位の順に装置情報を通知することができる。これは一例であり、装置選定部22は、関連する資料の保有数に応じて、各情報管理装置12〜14に対して付けた優先順位を装置情報とともに共有制御部31へ通知してもよい。このようにすることで、何度も通知する必要がなくなる。
ステップ340では、共有制御部31は、選定された情報管理装置に対し、検索要求を送り、資料の検索実行を依頼する。ステップ350では、その選定された情報管理装置が検索を実行し、検索結果としてヒットした資料の一覧を通信端末10へ送信する。資料の一覧に含まれる情報としては、資料のファイル名、URL等のアドレスを挙げることができる。
ステップ360では、通信端末10が、その一覧を表示し、ユーザが一覧の中の1つの資料を選択することにより、選択された目的の資料を、その情報管理装置よりダウンロードし、ステップ370でこの処理を終了する。通信端末10が選択した資料には、ファイル名やアドレスが含まれることから、そのアドレスへ直接アクセスし、そのファイル名の資料をダウンロードすることができる。
複数の情報管理装置12〜14を、予め決められた順に検索するのでは検索時間がかかる場合があるが、この会議支援システム15では、関連性の高い資料を多く保有する情報管理装置を優先的に選定し、検索を行うため、目的の資料を早く提供できる。
図5に示すフローチャートを参照して、会議支援システム15が実行する処理の第2実施形態について説明する。会議支援システム15が通信端末10、11との間で会議を開始させ、その会議の途中、例えば通信端末10から資料の検索要求を受け付けたときに、ステップ500から処理を開始する。
ステップ510では、共有制御部31が、検索要求元である通信端末10のセッション情報からユーザのユーザIDを取得する。ステップ520では、共有制御部31が、会議状態制御部32から会議中の議題のキーワードを取得し、装置選定部22にユーザIDおよびそのキーワードを渡し、検索を実行させる情報管理装置の選定を依頼する。
共有制御部31が会議状態制御部32から取得する議題のキーワードは、会議情報格納部24に格納される会議情報から取得することができる。図6は、会議情報の一例を示した図である。会議情報は、会議を識別するための会議IDと、会議IDに関連付けられた会議名とを含む。また、会議情報は、その会議に参加している参加者の参加者名、その会議の開催場所、その会議で使用している資料の資料名を含むことができる。さらに、会議情報は、備考として、議題のキーワードを含むことができる。
会議IDは、ユーザIDと同様、いかなる数字、文字、記号、これらの組み合わせであってもよく、いかなる桁数であってもよい。会議名は、予め会議を登録する際に付される名前で、図6に示すように「定例会議」、「検討会」等、会議を主催するユーザが決定し、登録しておくことができる。参加者名、開催場所、資料名、議題のキーワードも、会議を主催するユーザによって決定し、予め登録しておくことができる。このため、会議情報には、このように登録された情報を用いて、実際に参加している参加者の参加者名、実際に使用している資料の資料名が入力され、会議情報格納部24に格納される。
ステップ530では、装置選定部22が、通信制御部20にユーザ情報管理装置16から、そのユーザIDに対応するユーザ情報を取得させ、通信制御部20からそのユーザ情報を取得する。ステップ540では、装置選定部22が、装置情報格納部23から、そのユーザの属性情報とその議題のキーワードに関連する資料を多く保有する情報管理装置を、検索を実行させる情報管理装置として選定する。そして、装置選定部22は、選定した情報管理装置の装置情報を共有制御部31へ通知する。
会議に参加するユーザのユーザ情報に加えて、その会議の議題のキーワードを用いることにより、より関連性が高い資料を多く保有する情報管理装置を選定することが可能となる。
ステップ550では、共有制御部31は、選定された情報管理装置に対し、検索要求を送り、資料の検索実行を依頼する。ステップ560では、その選定された情報管理装置が検索を実行し、検索結果としてヒットした資料の一覧を通信端末10へ送信する。資料の一覧に含まれる情報としては、資料のファイル名、URL等のアドレスを挙げることができる。
ステップ570では、通信端末10が、その一覧を表示し、ユーザが一覧の中の1つの資料を選択することにより、選択された目的の資料を、その情報管理装置よりダウンロードし、ステップ580でこの処理を終了する。通信端末10が選択した資料には、ファイル名やアドレスが含まれることから、そのアドレスへ直接アクセスし、そのファイル名の資料をダウンロードすることができる。
このように、より関連性の高い資料を多く保有する情報管理装置を優先的に選定し、検索を行うため、目的の資料をより早く検索することができる。
図7に示すフローチャートを参照して、会議支援システム15が実行する処理の第3実施形態について説明する。会議支援システム15が通信端末10、11との間で会議を開始させ、その会議の途中、例えば通信端末10から資料の検索要求を受け付けたときに、ステップ700から処理を開始する。
ステップ710では、共有制御部31が、検索要求元である通信端末10のセッション情報からユーザのユーザIDを取得する。ステップ720では、共有制御部31が、会議状態制御部32から会議の開催場所の情報を取得し、装置選定部22にユーザIDおよびその開催場所の情報を渡し、検索を実行させる情報管理装置の選定を依頼する。
ステップ730では、装置選定部22が、通信制御部20にユーザ情報管理装置16から、そのユーザIDに対応するユーザ情報を取得させ、通信制御部20からそのユーザ情報を取得する。ステップ740では、装置選定部22が、装置情報格納部23から、そのユーザの属性情報に関連する資料を多く保有し、開催場所に近い情報管理装置を、検索を実行させる情報管理装置として選定する。そして、装置選定部22は、選定した情報管理装置の装置名等の装置情報を共有制御部31へ通知する。
ステップ750では、共有制御部31は、選定された情報管理装置に対し、検索要求を送り、資料の検索実行を依頼する。ステップ760では、その選定された情報管理装置が検索を実行し、検索結果としてヒットした資料の一覧を通信端末10へ送信する。資料の一覧に含まれる情報としては、資料のファイル名、URL等のアドレスを挙げることができる。
ステップ770では、通信端末10が、その一覧を表示し、ユーザが一覧の中の1つの資料を選択することにより、選択された目的の資料を、その情報管理装置よりダウンロードし、ステップ780でこの処理を終了する。通信端末10が選択した資料には、ファイル名やアドレスが含まれることから、そのアドレスへ直接アクセスし、そのファイル名の資料をダウンロードすることができる。
同等の資料が複数の情報管理装置に存在する場合であっても、開催場所に近い装置から取得することで、ダウンロード時間を短縮することができる。特に、書籍等の物理媒体がヒットした場合、開催場所に近い装置からダウンロードすることで、大幅にダウンロード時間を短縮することができる。
図7に示した実施形態では、ユーザ情報と開催場所によって優先順位を付け、その優先順位に従って検索を実行することができるが、ユーザ情報と開催場所に加え、上記の議題のキーワードを含めて優先順位を決定してもよい。
これまで会議支援システム15として説明してきたが、この会議支援システム15のうち、資料の検索を支援するための通信制御部20、共有制御部31、装置選定部22、装置情報格納部23、会議情報格納部24を、検索支援システムとして構成することができる。これらの各機能部は、図2に示すように同じ機器内に設けられていてもよいし、異なる機器内に設けられていてもよい。
これまで本発明の検索支援システム、情報共有システム、方法およびプログラムについて図面に示した実施形態を参照しながら詳細に説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、他の実施形態や、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。したがって、検索支援システムを備える会議支援システムや、会議支援システムを実装した情報処理装置や、上記のプログラムが記録された記録媒体等も提供することができるものである。
10、11…通信端末、12〜14…情報管理装置、15…会議支援システム、16…ユーザ情報管理装置、17…ネットワーク、18、19…アクセスポイント、20…通信制御部、21…会議制御部、22…装置選定部、23…装置情報格納部、24…会議情報格納部、30…実行制御部、31…共有制御部、32…会議状態制御部
特開2011−244319号公報

Claims (10)

  1. 情報の検索を支援するための検索支援システムであって、
    検索要求に基づき、ユーザ情報管理手段から該ユーザに関するユーザ情報を取得する取得手段と、
    取得したユーザ情報に基づき、複数の情報を記憶し管理する複数の情報管理装置から前記検索要求に基づいて検索を実行させる情報管理装置を選定する選定手段と、
    選定された情報管理装置へ検索要求を送信する送信手段とを含む、検索支援システム。
  2. 前記複数の情報管理装置の各々が管理している情報の内容に関するインデックス情報を格納する装置情報格納手段を含み、
    前記選定手段は、前記取得したユーザ情報と前記インデックス情報とに基づき、前記検索を実行させる情報管理装置を選定する、請求項1に記載の検索支援システム。
  3. 前記選定手段は、前記インデックス情報を参照し、前記取得したユーザ情報に関連する情報を最も多く管理している情報管理装置を、前記検索を実行させる情報管理装置として選定する、請求項2に記載の検索支援システム。
  4. 前記選定手段は、前記複数の情報管理装置の各々が管理している情報の更新を監視し、前記情報の更新に応じて前記インデックス情報を生成し、前記装置情報格納手段に格納されるインデックス情報を更新する、請求項2または3に記載の検索支援システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の検索支援システムと、各ユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報管理手段と、各ユーザが使用する複数の通信端末と、複数の情報を記憶し管理する複数の情報管理装置とを含み、
    前記検索支援システムにより選定された情報管理装置により検索された情報を、前記複数の通信端末へ送信し、該複数の通信端末で共有させる、情報共有システム。
  6. 前記情報共有システムは、会議に使用され、該情報共有システムは、さらに、会議の議題と、各情報管理装置の設置場所とを含む会議情報を格納する会議情報格納手段を含み、
    前記検索支援システムが備える選定手段は、前記ユーザ情報と、前記議題および前記設置場所の少なくとも1つとに基づき、検索を実行させる情報管理装置を選定する、請求項5に記載の情報共有システム。
  7. 情報の検索を支援するための検索支援システムにより実行される方法であって、
    検索要求に基づき、ユーザ情報管理手段から該ユーザに関するユーザ情報を取得するステップと、
    取得したユーザ情報に基づき、複数の情報を記憶し管理する複数の情報管理装置から前記検索要求に基づいて検索を実行させる情報管理装置を選定するステップと、
    選定された情報管理装置へ検索要求を送信するステップとを含む、方法。
  8. 前記検索支援システムは、前記複数の情報管理装置の各々が管理している情報の内容に関するインデックス情報を格納する装置情報格納手段を含み、
    前記選定するステップでは、前記取得したユーザ情報と前記インデックス情報とに基づき、前記検索を実行させる情報管理装置を選定する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記選定するステップでは、前記インデックス情報を参照し、前記取得したユーザ情報に関連する情報を最も多く管理している情報管理装置を、前記検索を実行させる情報管理装置として選定する、請求項8に記載の方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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