JP2015184827A - ブラウジング共有サーバ、ブラウジング共有システム、ブラウジング共有方法、ブラウジング共有プログラム - Google Patents

ブラウジング共有サーバ、ブラウジング共有システム、ブラウジング共有方法、ブラウジング共有プログラム Download PDF

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郷史 松本
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佐斗志 松永
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和也 室谷
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剛 齋藤
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Abstract

【課題】ブラウジングを共有させる。【解決手段】複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバが、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ブラウジング共有サーバ、ブラウジング共有システム、ブラウジング共有方法、ブラウジング共有プログラムに関する。
近年、PC(Personal Computer)やタブレットPC、スマートフォン等の情報端末が普及し、インターネット等のネットワークを介して様々な情報通信が行われている。このような情報端末には、ネットワークを介して公開されるウェブサイトを閲覧するためのウェブブラウザがインストールされており、例えばショッピングサイトを提供するウェブサーバにアクセスしてブラウジングし、インターネットショッピングを行うことなどが可能である。
ところで、非特許文献1には、リモートデスクトップのクライアントプログラムを予めインストールした情報端末が、リモートデスクトップのサーバプログラムを予めインストールした情報端末にネットワークを介してアクセスし、情報端末を遠隔操作することが記載されている。
"RealVNC"、[online]、[平成26年1月10日検索]、インターネットURL:http://www.realvnc.com/
しかしながら、ウェブブラウジングは、例えば高齢者のようなコンピュータに不慣れなユーザにとっては操作し難い場合がある。また、ウェブサイトの閲覧やインターネットショッピングなどは、氏名や住所、クレジットカード番号等の個人情報が漏えいする不安から、操作に不慣れなユーザは利用しないこともある。こういったユーザに対し、サポートする有効な手段のひとつとして、画面の表示・操作を共有するものが挙げられる。このような場合、上述のようなリモートデスクトップによって、例えば操作に不慣れなユーザのユーザ端末にサーバプログラムをインストールしておき、操作に慣れたユーザのユーザ端末にクライアントプログラムをインストールしておけば(すなわち、操作に不慣れなユーザのユーザ端末をサーバ化プログラムによってサーバ化しておき、操作に慣れたユーザのユーザ端末をサーバに対するクライアント化プログラムによってクライアント化しておけば)、操作に慣れたユーザが、操作に不慣れなユーザのユーザ端末を遠隔操作し、操作の手順をサポートすることができる。ただしこの場合、双方のユーザ端末に予めリモートデスクトッププログラムをインストールしておく手間などが必要である。また、ユーザ端末がリモートデスクトップのサーバプログラムを起動していると、ネットワークに対して端末リソースを公開した状態になるため、第三者に侵入され、乗っ取りや改ざん等が行われるリスクが発生することになる。そこで、より簡単、安全に、ブラウジングを共有することが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、ブラウジングを共有させるブラウジング共有サーバ、ブラウジング共有システム、ブラウジング共有方法、ブラウジング共有プログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバであって、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数のユーザを対応付けたグループが記憶されるグループ情報記憶部を備え、画面共有部は、グループに対応付けられた複数のユーザのユーザ端末にマスタブラウザ画面を送信することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数のユーザ端末の各々の操作に応じたポインタを、マスタブラウザ画面に付加する操作制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、画面共有部が、マスタブラウザ画面の所定の部分を隠蔽した画面を、複数のユーザ端末のうち所定のユーザ端末に送信することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数のユーザ端末と、複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバとを備えたブラウジング共有システムであって、ブラウジング共有サーバは、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、を備え、ユーザ端末は、ブラウジング共有サーバに制御指示を送信し、ブラウジング共有サーバから送信されるマスタブラウザ画面を表示するウェブブラウザ部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバのブラウジング共有方法であって、マスタブラウザ部が、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するステップと、画面共有部が、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバのコンピュータを、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信する画面共有部、として機能させるためのブラウジング共有プログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバが、ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、マスタブラウザ部によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、を備えるようにしたので、各ユーザに応じた画面を送信することができ、安全にブラウジングを共有させることが可能となる。これにより、例えば、第1のユーザと第2のユーザとが離れた場所に暮らしているような場合でも、ネットワークを介してブラウジングを共有することができ、まるで横にいるようにサポートすることができる。
本発明の一実施形態によるブラウジング共有システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるユーザ端末が表示するウェブブラウザ画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態によるサービス用データのデータ項目の例を示す図である。 本発明の一実施形態による環境用データのデータ項目の例を示す図である。 本発明の一実施形態によるグループ型のブラウジング共有処理の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態によるグループ型のブラウジング共有処理の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態によるオペレータ型のブラウジング共有処理の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態によるブラウジング共有処理の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態によるブラウジング共有システムの実装例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態によるブラウジング共有システム1の構成を示すブロック図である。ブラウジング共有システム1は、複数のユーザ端末200(ユーザ端末200−1、ユーザ端末200−2、ユーザ端末200−3、ユーザ端末200−4)と、ウェブサーバ100と、ブラウジング共有サーバ300とのコンピュータ装置を備えており、これらのコンピュータ装置はネットワーク5を介して接続されている。ネットワーク5は、電話通信網、移動通信システム、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用回線、またはこれらの組み合わせ等によって構成される情報通信ネットワークである。
ウェブサーバ100は、ネットワーク5を介して送信される要求に応じてウェブページ等の情報リソースを送信するウェブサービスを提供するコンピュータ装置である。例えば、ウェブサーバ100は、ショッピングサイト等のウェブサービスを提供する。ここでは1台のウェブサーバ100を図示して説明するが、ネットワーク5には複数台のウェブサーバ100が接続されていてよく、複数台のウェブサーバ100のそれぞれは様々なウェブサービスを提供することができる。
複数のユーザ端末200は同様の構成であるので、特に区別しない場合には「−1」、「−2」等を省略してユーザ端末200として説明する。ここでは4台のユーザ端末200を図示して説明するが、ネットワーク5には任意の台数のユーザ端末200が接続されていてよい。ユーザ端末200は、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力部、ディスプレイやスピーカなどの出力部、制御部、演算部、記憶部等を備えるコンピュータ端末であり、例えば、PC、タブレットPC、スマートフォン等のコンピュータ装置が適用できる。本実施形態では、ユーザ端末200−1は、ウェブサーバ100が提供するウェブサービスのオペレータによって利用され、ユーザ端末200−2は、ユーザAによって利用され、ユーザ端末200−3は、ユーザBによって利用され、ユーザ端末200−4は、ユーザCによって利用されるものとして説明する。
ユーザ端末200は、ウェブブラウザ部210を備えている。ウェブブラウザ部210は、予めインストールされたウェブブラウザアプリケーションのプログラムによって構成される。ウェブブラウザアプリケーションは、一般的に利用されているものであってよい。ウェブブラウザ部210は、ユーザからの操作に応じてネットワーク5を介して取得したウェブページ等の情報リソースにより、自身のディスプレイにウェブブラウザ画面を表示させる。本実施形態のウェブブラウザ部210は、例えばウェブサーバ100にアクセスしてウェブページ取得要求を送信し、ウェブサーバ100から送信されるウェブページをウェブブラウザ画面に表示することができる。また、ウェブブラウザ部210は、ブラウジング共有サーバ300にアクセスし、ブラウジング共有サーバ300によって取得されたマスタブラウザ画面をウェブブラウザ画面に表示することで、他のウェブサーバ100とブラウジングを共有することができる。
ここで、本実施形態によるウェブブラウザ画面とマスタブラウザ画面について説明する。図2は、ユーザ端末200のウェブブラウザ部210が表示するウェブブラウザ画面の例を示す図である。ここでは、他のウェブサーバ100とブラウジングを共有する場合のウェブブラウザ画面の例を示している。ウェブブラウザ画面とは、ウェブブラウザアプリケーションによって表示される画面領域をいい、例えばウィンドウシステムにおけるウェブブラウザのウィンドウをいう。
ウェブブラウザ部210が表示するウェブブラウザ画面には、ウェブブラウザを制御するための操作子を表示する上部のウェブブラウザコントロール部と、ブラウジング領域である下部のウェブブラウジング部とが含まれる。ウェブブラウザコントロール部の符号u1に示す領域には、ユーザ端末200自身のアクセス先のURIを表示している。このURIは、ブラウジング共有サーバ300のURIである。ウェブブラウジング部には、ブラウジング共有サーバ300から送信されたマスタブラウザ画面を表示する。マスタブラウザ画面には、マスタブラウザを制御するための操作子を表示する上部のマスタブラウザコントロール部と、ブラウジング領域である下部のマスタブラウジング部とが含まれる。マスタブラウザコントロール部の符号u2に示す領域には、マスタブラウジング部に表示するウェブページのURIを表示している。マスタブラウジング部に表示するウェブページは、ブラウジング共有サーバ300によって取得されたものである。このようなマスタブラウザ画面は、ブラウジングを共有する複数のユーザ端末200に対して同様に送信される。
すなわち、本実施形態では、ブラウジング共有サーバ300が、ブラウジングを共有する複数のユーザ端末200からのアクセスを受け付け、ユーザ端末200から送信される制御指示に応じて自身のウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成して複数のユーザ端末200に送信する。このように、ブラウジング共有サーバ300が、ブラウジングのための画面操作や描画処理を集約して処理し、複数のユーザ端末200間でブラウジングを共有させる。これにより、ユーザ端末200は、リモートデスクトップのような専用のプログラムをインストールすることなく、一般的なウェブブラウザのみで、簡単に、他のユーザ端末200とブラウジングを共有することができる。これにより、例えば、ブラウジングの操作に不慣れな第1のユーザと、操作に慣れた第2のユーザとがブラウジングを共有することができ、操作をサポートすることができる。例えば、高齢者である第1のユーザが、異なる場所に住んでいる自身の親族等である第2のユーザと電話等によって会話しながらブラウジングを共有することができる。さらに、ユーザ端末200がリモートデスクトップのサーバプログラムをインストールして動作させる必要がないため、ユーザ端末200に乗っ取り等の脅威が発生することもない。
マスタブラウザ画面のマスタブラウジング部の上部には、戻るボタンc1と、進むボタンc2と、更新ボタンc3と、中止ボタンc4と、画面サイズ変更ボタンc5と、UserAgent変更ボタンc6と、文字コード変更ボタンc7と、文字サイズ変更ボタンc8と、ブラウザ内検索ボタンc9と、コピーボタンc10と、ペーストボタンc11と、検索ツールテキストボックスc12とを表示し、マスタコントロール部には、マスキングボタンc13と、退出ボタンc14と、終了ボタンc15と、描画ボタンc16とを表示する。
戻るボタンc1と、進むボタンc2とは、マスタブラウザ画面によるウェブページの閲覧履歴における前後のウェブページに移動するための操作子である。更新ボタンc3は、マスタブラウジング部に表示しているウェブページを再取得して更新するための操作子である。中止ボタンc4は、更新処理を中止するための操作子である。
画面サイズ変更ボタンc5は、ウェブブラウザ画面のサイズ(大きさ)を変更するための操作子である。
UserAgent変更ボタンc6は、UserAgentであるウェブブラウザの種別を変更するための操作子である。例えば、PCで動作するウェブブラウザと、スマートフォンで動作するウェブブラウザとでは、同じウェブページをみていても表示が異なる場合がある。また、PCであっても複数の種別のブラウザプログラムが存在し、種別によって表示が異なる場合もある。そこで、UserAgent変更ボタンc6を押下することにより、ブラウジング共有サーバ300によってマスタブラウザ画面を表示するウェブブラウザの種別を変更することができる。
文字コード変更ボタンc7は、マスタブラウザ画面に表示するテキストの文字コードを変更するための操作子である。文字サイズ変更ボタンc8は、マスタブラウザ画面に表示するテキストの文字サイズ(大きさ)を変更するための操作子である。ブラウザ内検索ボタンc9は、マスタブラウジング部に表示しているテキストデータから、任意のテキストを検索するための操作子である。
コピーボタンc10は、マスタブラウジング部においてユーザに選択された任意の箇所をコピーするための操作子である。ペーストボタンc11は、コピーボタンc10を用いてコピーされたデータをペースト(貼り付け)するための操作子である。検索ツールテキストボックスc12は、各種検索サイトにおいてテキスト検索をするための操作子である。
マスキングボタンc13は、マスキング機能を利用するための操作子である。退出ボタンc14は、マスタブラウザ画面によるブラウジング環境から退出するための操作子である。終了ボタンc15は、マスタブラウザ画面によるブラウジングを終了するための操作子である。
描画ボタンc16は、マスタブラウザ画面に対してユーザが任意の描画を行うための操作子である。このような描画によりマスタブラウザ画面上に書き込まれた書込みデータは、ブラウジング共有サーバ300に送信され、ブラウジング共有サーバ300によって他のユーザ端末200に送信されて共有される。これにより、例えば、操作に不慣れな第1のユーザがショッピングサイトを閲覧しながらどのような手順で操作すれば良いかわからないときに、操作に慣れた第2のユーザが、マスタブラウザ画面上において操作すべき箇所を丸で囲む描画を行うことなどにより、操作をサポートすることができる。
マスタブラウジング部には、ブラウジングを共有するユーザごとのポインタを表示する。ここでは、ユーザAに対応するポインタp1と、ユーザBに対応するポインタp2と、ユーザCに対応するポインタp3とを表示している。このようなポインタは、クリック等による制御指示を行う通常のいわゆるマウスポインタでもよいが、通常のマウスポインタとは異なる、制御指示を行わない単なる表示上のポインタとすることができる。すなわち、ウェブページ上において、制御指示を行うマウスポインタが動作すると、そのマウスポインタの動きや座標に応じて、ウェブブラウザにおいて動作するクライアントスクリプトによるイベントが発生する場合がある。このような場合、複数のユーザに対応するマウスポインタがそれぞれ動作すると、イベントが競合してしまう可能性がある。
そこで、ブラウジングを共有するユーザ間で、例えば画面上の特定の位置を他のユーザに知らせるために、いわゆるマウスポインタとは異なる、単なるポインタをマスタブラウザ画面に付加し、それぞれのユーザからの操作に応じて動作させるようにすることができる。このような複数のユーザに対応するポインタのうち、いずれかのユーザのポインタについては、いわゆる通常の制御指示を行うマウスポインタと同様の制御を行うような権限を設定することもできる。またこのようなユーザごとのポインタは、ユーザによって異なる色のポインタを表示したり、ポインタの横にユーザ名を表示したりすることができる。これにより、どのポインタがどのユーザに対応するものであるかをわかりやすく表示することができる。
このように、ウェブブラウザ部210は、ブラウジング共有サーバ300に制御指示を送信し、ブラウジング共有サーバ300から送信されるマスタブラウザ画面を表示する。
図1に戻り、ブラウジング共有サーバ300は、複数のユーザ端末200にネットワーク5を介して接続されたコンピュータ装置であり、複数のユーザ端末200間でブラウジングを共有させるブラウジング共有サービスを提供する。ブラウジング共有サーバ300は、ユーザ端末200からブラウジング共有要求を受信すると、そのユーザ端末200と他のユーザ端末200とがブラウジングを共有するための領域であるルームを確保し、そのルームにおいてウェブブラウザを起動させる。このように、ブラウジング共有サーバ300がルームを確保してウェブブラウザを起動させることを、ルームを起動するという。ブラウジング共有サーバ300は、起動したウェブブラウザのウェブブラウザ画面をマスタブラウザ画面として、ブラウジングを共有する複数のユーザ端末200に送信する。
さらに、ブラウジング共有サーバ300は、ユーザごとに定められた権限に応じて、マウスポインタ等の操作制御を行う操作制御機能やポインタ共有機能、情報のマスキングを行うマスキング機能を備えることができる。例えば、第1のユーザと第2のユーザとがショッピングサイトのブラウジングを共有する場合、そのショッピングサイトにおいて第1のユーザがクレジットカード番号を入力する際に、そのクレジットカード番号については第2のユーザにみられたくないことがある。そこで、このような場合には、第2のユーザのユーザ端末200に対して送信される情報をマスキングすることができる。
また、ブラウジング共有サーバ300は、このようにブラウジングを共有する第1のユーザと第2のユーザとを予めグループとして対応付けておき、同じグループに属するユーザ間でブラウジングを共有させることもできるし、予めグループに対応付けられていないユーザ同士に一時的にブラウジングを共有させることもできる。例えば、ユーザがショッピングサイトを閲覧している際に、操作の手順がわからなくなった場合、そのショッピングサイトのオペレータとブラウジングを共有し、サポートを受けるようにすることができる。
このようなブラウジング共有サービスを提供するために、ブラウジング共有サーバ300は、通信部310と、記憶部320と、制御部330とを備えている。
通信部310は、ネットワーク5を介して他のコンピュータ装置と通信する。
記憶部320は、ブラウジング共有サーバ300が動作する際に参照する各種データを記憶する。記憶部320は、サービス用データ記憶部321と、環境用データ記憶部323とを備えている。
サービス用データ記憶部321には、ブラウジング共有サービスを提供するための情報であるサービス用データが記憶され、複数のユーザを対応付けたグループが記憶されるグループ情報記憶部322を備えている。図3は、サービス用データ記憶部321に記憶されるサービス用データのデータ項目の例を示す図である。
図では、データ項目をER(Entity-Relationship)図として示しており、テーブル間の関係を「1:n」、「n:1」、「1:1」として示している。サービス用データには、サービステーブルT1と、グループテーブルT2と、グループ・サービス管理テーブルT3と、メンバテーブルT4と、統合ID認証テーブルT5と、メンバ・グループ管理テーブルT6と、権限管理テーブルT7と、権限マスタテーブルT8と、セッション管理テーブルT9とが含まれる。
サービステーブルT1には、サービスIDと、サービス名と、情報と、カテゴリーとが含まれる。サービスIDは、サービスを識別する情報である。サービス名は、サービスIDによって識別されるサービスの名称であり、例えば「ブラウジング共有サービス」である。情報は、サービスに関する情報であり、例えばサービスの内容等が記述される。カテゴリーは、サービスのカテゴリーである。
グループテーブルT2には、グループIDと、グループ名とが含まれる。グループIDは、ブラウジング共有サービスによりブラウジングを共有する複数のユーザが属するグループを識別する情報である。グループ名は、グループIDによって識別されるグループの名称である。
グループ・サービス管理テーブルT3には、サービスIDと、グループIDと、サービス情報とが含まれる。サービスIDは、サービステーブルT1に記憶されるサービスIDであり、グループIDは、グループテーブルT2に記憶されるグループIDである。
メンバテーブルT4には、メンバIDと、メンバ名と、ユーザ名と、ユーザIDとが含まれる。メンバIDは、グループに属するユーザを識別する情報である。メンバ名は、グループにおけるユーザの名称であり、画面上に表示するニックネームである。ユーザIDは、システムにおいてユーザを識別する情報であり、統合ID認証テーブルT5に記憶されるユーザIDである。ユーザ名は、ユーザIDによって識別されるユーザの名称である。
統合ID認証テーブルT5には、ユーザIDと、ユーザパスワードと、ユーザ名と、メンバIDと、PREFIXとが含まれる。ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。ユーザパスワードは、ユーザに対応するパスワードである。このようなユーザIDとユーザパスワードを予め設定してユーザに通知しておくことで、ユーザの認証を行うことができる。ユーザ名は、ユーザIDによって識別されるユーザの名称である。メンバIDは、メンバテーブルT4に記憶されたメンバIDである。PREFIXは、ユーザを識別するための情報であり、例えば、回線サービスによってユーザを認証する場合、その回線を識別する回線番号である。
メンバ・グループ管理テーブルT6には、メンバIDと、グループIDと、管理フラグと、管理者承認とが含まれる。メンバIDは、メンバテーブルT4に記憶されたメンバIDである。グループIDは、グループテーブルT2に記憶されたグループIDである。管理フラグは、対応するメンバがそのグループの管理者であるか否かを示す情報である。管理者承認は、管理者によって承認されたか否かを示す情報である。メンバ・グループ管理テーブルT6は、グループ情報記憶部322の一例である。
権限管理テーブルT7には、メンバIDと、グループIDと、権限IDと、権限フラグとが含まれる。メンバIDとグループIDとは、メンバ・グループ管理テーブルT6に記憶されるメンバIDとグループIDとである。権限IDは、権限マスタテーブルT8に記憶される権限IDであり、権限を識別する情報である。権限フラグは、その権限を持っているか否かを示す情報である。
権限マスタテーブルT8には、権限IDと、権限名とが含まれる。権限IDは、権限を識別する情報であり、例えば、マウス操作やマスキングの権限を識別する。権限名は、権限IDによって識別される権限の名称である。
セッション管理テーブルT9には、メンバIDと、オペレータ鍵と、事業者IDと、事業者名とが含まれる。メンバIDは、メンバテーブルT4に記憶されたメンバIDである。オペレータ鍵は、オペレータと他のユーザとがブラウジング共有を行うための鍵情報である。事業者IDは、オペレータが属する事業者を識別する情報である。事業者名は、事業者IDによって識別される事業者の名称である。
環境用データ記憶部323には、ブラウジング共有サービスを提供する環境に関する情報である環境用データが記憶される。図4は、環境用データ記憶部323に記憶される環境用データのデータ項目の例を示す図である。図では、データ項目をER図として示している。
環境用データには、ルーム管理テーブルT10と、ユーザ入退室管理テーブルT11と、ルームサーバ管理テーブルT12と、サーバ設定マスタテーブルT13とが含まれる。
ルーム管理テーブルT10には、ルームIDと、グループIDと、ルーム作成者IDと、VM_IDと、開始時刻と、終了時刻と、状態とが含まれる。ルームIDは、起動されたルームを識別する情報である。グループIDは、ルームに対応するグループIDである。ルーム作成者IDは、ルーム作成者のメンバIDである。VM_IDは、ルームをルームサーバごとに管理し、ルームサーバに仮想マシンを起動させて仮想マシン上にルームを起動する場合に、その仮想マシンを識別する情報である。ひとつのルームサーバには、複数のルームを生成することができる。開始時刻は、ルームの使用開始時刻である。終了時刻は、ルームの使用終了時刻である。状態は、ルームの状態を示し、例えば、ルームが起動状態であるか停止状態であるかを示す情報である。
ユーザ入退室管理テーブルT11には、ログIDと、ルームIDと、入退室メンバIDと、入室時刻と、退室時刻とが含まれる。IDは、ユーザ入退室管理テーブルT11に記憶されるデータを識別する情報である。ログIDは、ユーザ入退室管理テーブルT11に記憶されるデータ(ログ)を識別する情報である。ルームIDは、対応するユーザに入退室されたルームを識別する情報である。入退室メンバIDは、ルームに入退室したユーザのメンバIDである。入室時刻は、ルームに対するユーザの入室時刻である。退室時刻は、ルームからのユーザの退室時刻である。
ルームサーバ管理テーブルT12には、VM_IDと、IPアドレスと、開始時刻と、終了時刻とが含まれる。VM_IDは、ルーム管理テーブルT10に記憶されるVM_IDに対応する情報である。IPアドレスは、VM_IDによって識別される仮想マシンのIPアドレスを示す情報である。開始時刻は、対応する仮想マシンの開始時刻である。終了時刻は、対応する仮想マシンの終了時刻である。
サーバ設定マスタテーブルT13には、IDと、最大ルーム数と、最大入室人数と、初期表示URLとが含まれる。IDは、サーバ設定マスタテーブルT13に記憶されるデータを識別する情報である。最大ルーム数は、ひとつのルームサーバ内に生成するルームの最大数である。最大入室人数は、ひとつのルームに入室するユーザの最大数である。初期表示URLは、入室時に最初に表示する画面のURLである。
図1に戻り、制御部330は、ブラウジング共有サーバ300が備える各部を制御する。制御部330は、アクセス制御部331と、マスタブラウザ部332と、画面共有部333と、操作制御部334とを備えている。
アクセス制御部331は、ユーザ端末200からのアクセスを制御する。
マスタブラウザ部332は、ユーザ端末200のウェブブラウザ部210と同様のウェブブラウザの機能を備えており、ユーザ端末200から送信される制御指示に応じて自身のウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成する。
画面共有部333は、マスタブラウザ部332によって生成されたマスタブラウザ画面を複数のユーザ端末200に送信する。ここで、画面共有部333は、グループに対応付けられた複数のユーザのユーザ端末200間でブラウジングを共有させるように、サービス用データ記憶部321に記憶されたデータを参照し、グループに対応付けられた複数のユーザのユーザ端末200にマスタブラウザ画面を送信することができる。
また、画面共有部333は、マスキングを行う場合には、マスタブラウザ画面の所定の部分を、複数のユーザ端末200のうち所定のユーザ端末200に表示させないようにすることができる。例えば、画面共有部333は、マスタブラウザ画面の所定の部分を隠蔽した画面を、複数のユーザ端末200のうち所定のユーザ端末200に送信する。
操作制御部334は、ブラウジングを共有する複数のユーザ端末200の各々の操作に応じたポインタを、マスタブラウザ部332が生成したマスタブラウザ画面に付加する。
また、操作制御部334は、ユーザごとの権限に応じて、ユーザ端末200から送信される制御指示に応じてマスタブラウザ部332が生成したマスタブラウザ画面における操作制御を行う。例えば、操作権限を有するユーザのユーザ端末200からの制御指示に応じて、テキストボックスへの入力、ラジオボタンやチェックボックスの選択、リストの選択や画面スクロール等の動作を、マスタブラウザ部332に行わせる。
また、操作制御部334は、マスタブラウザ部332が生成したマスタブラウザ画面に対するマスキング処理を行う。例えば、操作制御部334は、マスキング権限を有するユーザに対しては、マスタブラウザ画面にマスキングを開始することを示すマスキングボタンを表示させておく。そして、マスキングボタンが押下されると、ユーザ端末200が、マスキング開始指示をブラウジング共有サーバ300に送信する。操作制御部334は、マスキング開始指示を受信すると、マスキング権限を有するユーザのユーザ端末200に対しては通常のマスタブラウザ画面を送信させる一方、マスキング権限を有しないユーザのユーザ端末200に対しては、マスタブラウザ画面の全体または一部を例えば黒塗り(ブラックアウト)した状態で送信させ、マスタブラウザ画面の内容を表示させない。
この状態で、マスキング権限を有するユーザが再びマスキングボタンを押下すると、ユーザ端末200が、マスキング終了指示をブラウジング共有サーバ300に送信する。操作制御部334は、マスキング終了指示が送信されると、マスキング権限を有しないユーザのユーザ端末200に対しても、通常のマスタブラウザ画面の送信を再開する。このように、マスキング開始指示やマスキング終了指示等のマスキング指示に応じたマスキング処理によれば、例えば、ショッピングサイトにおけるブラウジングを共有している場合、マスキング権限を有するユーザがクレジットカードを入力する際に一時的にマスキングを開始させて、クレジットカードの表示が終わった際にマスキングを終了させることで、特定の情報が共有相手にみられることを防ぐことができる。ここでは、全体をブラックアウトさせる例を示したが、例えばマスタブラウザ画面におけるユーザ任意の箇所を指定して、指定箇所のみを他のユーザにみせないようにすることもできる。
次に、図面を参照して、本実施形態によるブラウジング共有システム1の動作例を説明する。
まず、グループ型によるブラウジング共有処理の動作例を説明する。図5、6は、本実施形態のブラウジング共有システム1によるグループ型のブラウジング共有処理の動作例を示す図である。ここでは、ユーザAとユーザBとのメンバIDが同一のグループIDに対応付けられたデータが、メンバ・グループ管理テーブルT6に予め記憶されているものとする。
まず、図5において、ユーザ端末200−3とブラウジング共有サーバ300とが、ユーザBの認証チェックを行う。例えば、ユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3が、ユーザBからの操作に応じて、ブラウジング共有サーバ300のURIを宛先としてブラウジング共有サーバ300にアクセスすると、ブラウジング共有サーバ300は、ユーザ端末200−3に、ユーザIDとユーザパスワードとを入力するためのログインページを送信する。
ユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたログインページを受信すると、ウェブブラウジング部にログインページを表示したウェブブラウザ画面をディスプレイに表示する。ユーザBによってユーザIDとユーザパスワードとが入力されると、ウェブブラウザ部210−3は、入力されたユーザIDとユーザパスワードとを送信する(ステップS1)。ブラウジング共有サーバ300のアクセス制御部331は、ユーザ端末200−3から送信されたユーザIDとユーザパスワードとの組み合わせに一致するデータが統合ID認証テーブルT5に記憶されているか否かを判定する認証チェックを行う(ステップS2)。アクセス制御部331は、ユーザ端末200−3から送信されたユーザIDとユーザパスワードとの組み合わせに一致するデータが統合ID認証テーブルT5に記憶されていれば認証成功と判定し、記憶されていなければ認証失敗と判定し、判定結果を出力する(ステップS3)。ここではユーザIDとユーザパスワードとに基づいてユーザの認証処理を行う例を説明するが、例えば上述したPREFIXに基づいて認証を行なったり、他の方法により認証を行ったりしてもよく、またはこれらの方法を組み合わせることもできる。
アクセス制御部331は、ステップS3において出力した判定結果が、認証失敗である場合、エラー処理を行う。エラー処理においては、例えば、ブラウジング共有サーバ300は、そのまま処理を終了してもよいし、ユーザ端末200−3にユーザIDとユーザパスワードとの再度の入力を要求してもよい。一方、ステップS3において出力した判定結果が、認証成功である場合、アクセス制御部331は、ユーザBのメンバIDに対応付けられてメンバ・グループ管理テーブルT6に記憶されている1または複数のグループIDを読み出すグループ情報チェックを行う(ステップS4)。
アクセス制御部331は、メンバ・グループ管理テーブルT6から読み出したグループIDの各々に対応するグループ名をグループテーブルT2から読み出し、ユーザBが属するグループのリストを判定結果として出力する(ステップS5)。アクセス制御部331は、ユーザBが属するグループのリストをユーザ端末200−3に送信する(ステップS6)。ユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたグループのリストを表示する。ウェブブラウザ部210−3は、表示したグループのリストのうち、いずれかのグループがユーザBからの操作によって選択されると、選択されたグループを識別するグループIDをブラウジング共有サーバ300に送信する(ステップS7)。ここでは、ユーザBは、ユーザAとのグループを選択したものとする。
ブラウジング共有サーバ300のアクセス制御部331は、ユーザ端末200−3から送信されたグループIDを受信すると、受信したグループIDが対応付けられてルーム管理テーブルT10に記憶されているルームIDと、そのルームIDに対応付けられて記憶されている状態とを読み出し、読み出した状態が起動状態であるか停止状態であるかを判定する(ステップS8)。アクセス制御部331は、判定結果を出力する(ステップS9)。
また、アクセス制御部331は、そのグループにおけるユーザBの権限IDを権限管理テーブルT7から読み出し、そのグループにおけるユーザBの権限を判定する(ステップS10)。アクセス制御部331は、判定結果を出力する(ステップS11)。ステップS9において、アクセス制御部331が、ルーム管理テーブルT10から読み出した状態が停止状態である(起動状態でない)と判定すると、画面共有部333は、グループに対応するルームを起動する(ステップS12)。アクセス制御部331は、ステップS7において選択されたグループのルームにアクセスするためのURIであるルームURIを、ユーザ端末200−3に送信する(ステップS13)。ユーザ端末200−3は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたルームURIを宛先として、ブラウジング共有サーバ300にアクセスする(ステップS14)。画面共有部333は、ルームに起動させたウェブブラウザのウェブブラウザ画面をマスタブラウザ画面としてユーザ端末200−3に送信する(ステップS15)。ここで、初期状態において表示する所定のウェブページは、例えばユーザごとに予め設定されたユーザ任意のウェブページでもよいし、全ユーザに対して同様に表示する所定のポータルサイトにおけるトップページでもよい。ユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたマスタブラウザ画面をウェブブラウジング部に表示したウェブブラウザ画面を、ディスプレイに表示する。
図6に進み、ユーザ端末200−2とブラウジング共有サーバ300とが、ステップS1からステップS13までと同様の認証チェックを行う(ステップS21)。すなわち、ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2が、ユーザAからの操作に応じて、ブラウジング共有サーバ300のURIを宛先としてブラウジング共有サーバ300にアクセスすると、ブラウジング共有サーバ300は、ユーザ端末200−2に、ユーザIDとユーザパスワードとを入力するためのログインページを送信する。
ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたログインページを受信すると、ウェブブラウジング部にログインページを表示したウェブブラウザ画面をディスプレイに表示する。ユーザAによってユーザIDとユーザパスワードとが入力されると、ウェブブラウザ部210−2は、入力されたユーザIDとユーザパスワードとをブラウジング共有サーバ300に送信する。ブラウジング共有サーバ300のアクセス制御部331は、ユーザ端末200−2から送信されたユーザIDとユーザパスワードとの組み合わせに一致するデータが統合ID認証テーブルT5に記憶されているか否かを判定する認証チェックを行う。アクセス制御部331は、認証成功と判定すると、ユーザAのメンバIDに対応付けられてメンバ・グループ管理テーブルT6に記憶されている1または複数のグループIDを読み出すグループ情報チェックを行う。
アクセス制御部331は、メンバ・グループ管理テーブルT6から読み出したグループIDの各々に対応するグループ名をグループテーブルT2から読み出し、ユーザAが属するグループのリストを判定結果として出力する。アクセス制御部331は、ユーザAが属するグループのリストをユーザ端末200−2に送信する。ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたグループのリストを表示する。ウェブブラウザ部210−2は、表示したグループのリストのうち、いずれかのグループがユーザAからの操作によって選択されると、選択されたグループを識別するグループIDをブラウジング共有サーバ300に送信する。
アクセス制御部331は、そのグループにおけるユーザAの権限チェックを行い、判定結果に応じて、ルームURIをユーザ端末200−2に送信する。ユーザ端末200−2は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたルームURIを宛先として、ブラウジング共有サーバ300にアクセスする(ステップS22)。ここでは、ユーザAは、ユーザBとのグループを選択したものとする。画面共有部333は、ユーザ端末200−2から送信されたルームURIに応じたルームのマスタブラウザ画面を、ユーザ端末200−2に送信する(ステップS23)。
このようにすれば、ユーザAとユーザBとが、ブラウジング共有サーバ300を介して簡単、安全にブラウジングを共有することができる。これにより、例えば、ウェブブラウザの操作に不慣れな第1のユーザを、操作に慣れた第2のユーザがサポートすることができ、ウェブサービスの利用を促進することができる。また、第1のユーザと第2のユーザとが離れた場所に暮らしているような場合でも、ネットワーク5を介してブラウジングを共有することができるため、まるで横にいるようにサポートすることができる。
また、ユーザ端末200は、一般的なウェブブラウザを利用して他のユーザ端末200とブラウジングを共有できるため、ブラウジング共有のために専用のプログラムをインストールする必要がない。また、例えば、リモートデスクトップによりデスクトップ画面を共有する場合には、ユーザ端末200に専用のプログラムをインストールする必要があるため、OS(Operating System)の種類やバージョン等の違いに対応する必要があり、実装にコストがかかる。これに対し、本実施形態によれば、ウェブブラウザのみで提供可能なため、OSの種類やバージョンに依存せずにブラウジング共有サービスを提供することができる。また、例えばウェブブラウザが動作するコンピュータ端末であれば、例えばタブレットPCやスマートフォン、TV機器等であっても、同様にブラウジングを共有することができる。また、ブラウジング共有の機能を拡張するような場合にも、ブラウジング共有サーバ300のプログラムを変更することで拡張することができ、ユーザ端末200におけるウェブブラウザのプログラムを変更する必要がない。
このように、本実施形態によれば、ユーザにとって簡単であるだけでなく、ブラウジング共有サービスを提供する事業者にとっても、開発のためのコストや維持コストを低減することが可能となる。
また、予め定められたグループに属するユーザ間でのみ、ブラウジングを共有させることができるため、第三者にブラウザ画面にみられることがなく、閉域なグループを形成することが可能である。
次に、オペレータ型によるブラウジング共有処理の動作例を説明する。図7は、本実施形態のブラウジング共有システム1によるオペレータ型のブラウジング共有処理の動作例を示す図である。
ここでは、オペレータがユーザ端末200−1を利用して予めブラウジング共有サーバ300にログインしておき、ユーザAがユーザ端末200−2を利用してオペレータに対するオペレーション要求を行って、オペレータとユーザAとがブラウジングを共有する例を説明する。
まず、ユーザ端末200−1とブラウジング共有サーバ300とが、オペレータの認証処理を行う。すなわち、ユーザ端末200−1のウェブブラウザ部210−1が、オペレータからの操作に応じて、ブラウジング共有サーバ300のURIを宛先としてブラウジング共有サーバ300にアクセスすると、ブラウジング共有サーバ300は、ユーザ端末200−1に、ユーザIDとユーザパスワードとを入力するためのログインページを送信する。
ユーザ端末200−1のウェブブラウザ部210−1は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたログインページを受信すると、ウェブブラウジング部にログインページを表示したウェブブラウザ画面をディスプレイに表示する。オペレータによってユーザIDとユーザパスワードとが入力されると、ウェブブラウザ部210−1は、入力されたユーザIDとユーザパスワードとをブラウジング共有サーバ300に送信する(ステップS31)。ブラウジング共有サーバ300のアクセス制御部331は、ユーザ端末200−1から送信されたユーザIDとユーザパスワードとの組み合わせに一致するデータが統合ID認証テーブルT5に記憶されているか否かを判定する認証チェックを行い(ステップS32)、判定結果を出力する(ステップS33)。アクセス制御部331は、認証成功と判定すると、オペレータのメンバIDに対応付けられてセッション管理テーブルT9に記憶されているデータを読み出して事業者チェックの処理を行い(ステップS34)、判定結果を出力する(ステップS35)。
また、アクセス制御部331は、そのグループにおけるオペレータの権限IDを権限管理テーブルT7から読み出し、そのグループにおけるオペレータの権限を判定する(ステップS36)。アクセス制御部331は、判定結果を出力する(ステップS37)。アクセス制御部331は、画面共有部333にオペレーションのためのルームを起動させ(ステップS38)、そのルームにアクセスするためのオペレータ鍵を生成してセッション管理テーブルT9に記憶させ(ステップS39)、そのルームにアクセスするためのルームURIをユーザ端末200−1に送信する(ステップS40)。ユーザ端末200−1は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたルームURIを宛先として、ブラウジング共有サーバ300にアクセスする(ステップS41)。ブラウジング共有サーバ300の画面共有部333は、ルームに起動させたウェブブラウザのウェブブラウザ画面をマスタブラウザ画面としてユーザ端末200−1に送信する(ステップS42)。
一方、ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2は、ユーザAからの操作に応じて、ウェブサーバ100が提供する事業者サイト(例えば、ショッピングサイト)にアクセスし、ウェブサーバ100から送信されるウェブページを表示する(ステップS43)。このウェブページには、オペレーション要求を行うためのボタンが表示されているものとする。ユーザAは、参照しているウェブページについてオペレーションを受けたい場合、ウェブページに表示されているオペレーション要求ボタンを押下する。ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2は、オペレーション要求ボタンが押下されると、オペレーション要求をウェブサーバ100に送信する(ステップS44)。
ウェブサーバ100は、ユーザ端末200−2から送信されたオペレーション要求を受信すると、ブラウジング共有サーバ300にオペレーション要求を送信する転送処理を行う(ステップS45)。この転送処理は、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)通信により行うことができる。ここで、ウェブサーバ100がブラウジング共有サーバ300に送信するオペレーション要求には、例えば、ウェブサーバ100のショッピングサイトを運営する事業者の事業者ID等が含まれるようにすることができる。
ブラウジング共有サーバ300のアクセス制御部331は、ウェブサーバ100から送信されたオペレーション要求を受信すると、オペレーション要求に含まれる事業者IDに対応付けられてセッション管理テーブルT9に記憶されているメンバIDから、空きオペレータを検出するオペレータチェック処理を行う(ステップS46)。空きオペレータとは、ルームに入室しているオペレータであって、他のユーザとルームを共有していない(そのルームにオペレータ以外のユーザが入室していない)オペレータである。アクセス制御部331は、判定結果を出力する(ステップS47)。ここで、アクセス制御部331は、空きオペレータが存在しないと判定した場合、例えば、「現在、混雑しています。」等のメッセージを表示するウェブページをユーザ端末200−2に送信し、処理を終了するようにしてもよい。
一方、空きオペレータを検出すると、アクセス制御部331は、空きオペレータのオペレータ鍵と、そのオペレータが入室しているルームにアクセスするためのルームURIとをユーザ端末200−2に送信する(ステップS48)。ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたルームURIを宛先として、ブラウジング共有サーバ300から受信したオペレータ鍵を含むアクセス要求を、ブラウジング共有サーバ300に送信する(ステップS49)。アクセス制御部331は、ユーザ端末200−2から送信されたオペレータ鍵を受信すると、受信したオペレータ鍵の検証を行い、そのオペレータに対応するルームにおいて、オペレータのユーザ端末200−1とユーザAのユーザ端末200−2とのブラウジングを共有させるブラウジング共有処理を行う(ステップS50)。
図8は、本実施形態のブラウジング共有システム1によるブラウジング共有処理の動作例を示す図である。
ここでは、上述したグループ型によるブラウジング共有処理、あるいはオペレータ型によるブラウジング共有処理によって、複数のユーザ(例えば、ユーザAとユーザB、オペレータとユーザA)が予めブラウジング共有を開始しているものとする。ここでは、ユーザAのユーザ端末200−2と、ユーザBのユーザ端末200−3とがブラウジングを共有しているものとする。
ユーザAのユーザ端末200−2に対して、キー入力やマウス操作等のブラウザ操作が行われると(ステップS61)、ウェブブラウザ部210−2は、ユーザAからの操作に応じて入力されるキー入力情報やマウス操作情報とのデータをブラウジング共有サーバ300に送信する(ステップS62)。ブラウジング共有サーバ300の画面共有部333は、ウェブブラウザ部210−2から送信されるデータを受信すると、受信したデータに応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面をユーザ端末200−2に送信する(ステップS63)。また、画面共有部333は、ユーザ端末200−2とブラウジングを共有するユーザ端末200−3に、ステップS63においてユーザ端末200−2に送信したマスタブラウザ画面と同様の画面を送信する(ステップS64)。ユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3は、ブラウジング共有サーバ300から送信されたマスタブラウザ画面をウェブブラウジング部に表示したウェブブラウザ画面を、ディスプレイに表示する。
ユーザAのユーザ端末200−2に対して、ユーザAからの操作に応じてマスキング指示とポインタ操作とのいずれかまたは双方が入力されると(ステップS65)、ウェブブラウザ部210−2は、入力されたマスキング指示と、ウェブブラウザ部210−2が表示したウェブブラウザ画面におけるユーザAに対応するポインタの座標を示すマウスポインタ座標とのデータをブラウジング共有サーバ300に送信する(ステップS66)。操作制御部334は、ユーザ端末200−2から送信されたデータを受信すると、マスタブラウザ部332が生成したマスタブラウザ画面内における、受信したマウスポインタ座標に対応する位置に、ポインタを付加する。また、操作制御部334は、マスキング指示に応じたマスキング処理を行う。
画面共有部333は、操作制御部334によってポインタが付加され、マスキング処理が行われたマスタブラウザ画面を、ユーザ端末200−2に送信する(ステップS67)。また、画面共有部333は、ユーザ端末200−3に、マスキング処理が行われたマスタブラウザ画面を送信する(ステップS68)。例えば、マスキング開始指示が送信された場合には、ユーザ端末200−2に対しては通常のマスタブラウザ画面を送信する一方、ユーザ端末200−3に対してはマスタブラウザ画面の所定の部分(全部でもよい)をマスキングした画面を被せて送信する。ユーザ端末200−2のウェブブラウザ部210−2とユーザ端末200−3のウェブブラウザ部210−3は、送信されたマスタブラウザ画面を表示する。
このようにすれば、オペレータとユーザAとが予め定められた同一のグループに属していないような場合でも、一時的にブラウジングを共有することが可能になる。これにより、ウェブサーバ100によるウェブサービスを提供する事業者は、ウェブブラウザの操作に不慣れなユーザに対して、自社のウェブサイトの利用をサポートすることができる。また、例えばオペレータとユーザAとがブラウジングを共有する場合、オペレータに対してはポインタ表示の権限のみを与えておき、入力等のブラウザ操作やマスキング操作等の権限を与えないようにしておけば、オペレータに悪意を持って操作されることがない。これにより、ウェブブラウザの操作に不慣れなユーザは、安心してウェブサイトを利用することができるとともに、事業者にとっても、自サイトの利用支援、誘引を行うことができる。
図9は、本実施形態によるブラウジング共有システム1の実装例を示す図である。ここで、ブラウジング共有サーバ300が備える各機能部は、ひとつのコンピュータ装置が備えることもできるが、複数のコンピュータ装置が分散して備えるように構成することもできる。ここでは、主にユーザ端末200に対するアクセス制御や環境等の管理を行う管理サーバ群と、ルームを起動して制御するルームサーバ群とによってブラウジング共有サーバ300を構成している。ここでは、ルームが増えてきた場合にはルームサーバ群を構成するコンピュータ装置を増やしたり(スケールアウト)、ルームが減ってきた場合にはコンピュータ装置を減らしたりすることもできる。また、例えばクラウド環境等を利用して、時間帯やルーム数等に応じて動的にコンピュータ装置の数を変動させることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数のユーザ端末200間におけるマスタブラウザの共有、操作制御、マスキング等を、権限に応じた異なるレイヤで制御するようにしたので、柔軟に、効率良く、安全にブラウジングを共有させることが可能となる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりブラウジングの共有を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 ブラウジング共有システム
5 ネットワーク
100 ウェブサーバ
200 ユーザ端末
210 ウェブブラウザ部
300 ブラウジング共有サーバ
310 通信部
320 記憶部
321 サービス用データ記憶部
322 グループ情報記憶部
323 環境用データ記憶部
330 制御部
331 アクセス制御部
332 マスタブラウザ部
333 画面共有部
334 操作制御部

Claims (7)

  1. 複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバであって、
    前記ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、
    前記マスタブラウザ部によって生成された前記マスタブラウザ画面を前記複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、
    を備えることを特徴とするブラウジング共有サーバ。
  2. 複数のユーザを対応付けたグループが記憶されるグループ情報記憶部を備え、
    前記画面共有部は、前記グループに対応付けられた複数のユーザのユーザ端末に前記マスタブラウザ画面を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラウジング共有サーバ。
  3. 前記複数のユーザ端末の各々の操作に応じたポインタを、前記マスタブラウザ画面に付加する操作制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラウジング共有サーバ。
  4. 前記画面共有部は、前記マスタブラウザ画面の所定の部分を隠蔽した画面を、前記複数のユーザ端末のうち所定のユーザ端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラウジング共有サーバ。
  5. 複数のユーザ端末と、当該複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバとを備えたブラウジング共有システムであって、
    前記ブラウジング共有サーバは、
    前記ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部と、
    前記マスタブラウザ部によって生成された前記マスタブラウザ画面を前記複数のユーザ端末に送信する画面共有部と、を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記ブラウジング共有サーバに前記制御指示を送信し、前記ブラウジング共有サーバから送信される前記マスタブラウザ画面を表示するウェブブラウザ部
    を備えることを特徴とするブラウジング共有システム。
  6. 複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバのブラウジング共有方法であって、
    マスタブラウザ部が、前記ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するステップと、
    画面共有部が、前記マスタブラウザ部によって生成された前記マスタブラウザ画面を前記複数のユーザ端末に送信するステップと、
    を備えることを特徴とするブラウジング共有方法。
  7. 複数のユーザ端末にネットワークを介して接続されたブラウジング共有サーバのコンピュータを、
    前記ユーザ端末から送信される制御指示に応じてウェブブラウザを動作させ、動作に応じたウェブブラウザ画面であるマスタブラウザ画面を生成するマスタブラウザ部、
    前記マスタブラウザ部によって生成された前記マスタブラウザ画面を前記複数のユーザ端末に送信する画面共有部、
    として機能させるためのブラウジング共有プログラム。
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