JP2014174838A - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機器に生じてしまった現象を原因とする停止時間を抑えることを可能とする。
【解決手段】保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部251と、保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得して指標値を算出するとともに、1以上の機器の機器状態に関する機器情報を取得して指標値を算出する指標値算出部253と、保守対象機器の指標値と1以上の機器の指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部255と、保守対象機器及び1以上の機器の利用環境に関する環境情報を取得し、保守対象機器の環境情報と1以上の機器の環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部257と、第1類似度及び第2類似度に基づいて、1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が現象の解消に使用した交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定する推定部259と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来から、顧客の業務を停滞させないため、画像形成装置や画像投影装置など顧客環境に導入されている機器の停止時間(ダウンタイム)を短くすることが求められている。
例えば特許文献1には、画像形成装置の故障の発生を予測し、事前に保守作業を行うことで、ダウンタイムを低減する技術が開示されている。
上述したような従来技術は、故障の発生を回避することで、機器の停止時間を低減するものであるが、故障が発生してしまった場合など当該故障を原因とする停止時間の低減には寄与できない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、機器に生じてしまった現象を原因とする停止時間を抑えることが可能な情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理システムは、複数の管理対象機器の中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部と、前記保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得し、前記保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出するとともに、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する機器情報を取得し、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する指標値算出部と、前記保守対象機器の指標値と前記1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部と、前記保守対象機器の利用環境に関する環境情報を取得するとともに、前記1以上の機器それぞれの利用環境に関する環境情報を取得し、前記保守対象機器の環境情報と前記1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部と、前記第1類似度及び前記第2類似度に基づいて、前記1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する推定部と、を備える。
本発明によれば、機器に生じてしまった現象を原因とする停止時間を抑えることが可能という効果を奏する。
図1は、第1実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態の機器管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、第1実施形態の機器情報の一例を示す図である。 図4は、第1実施形態の保守管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第1実施形態の保守情報の一例を示す図である。 図6は、第1実施形態の環境情報の一例を示す図である。 図7は、第1実施形態の推定された交換部品の表示例を示す図である。 図8は、第1実施形態の情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図9は、第2実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図10は、第2実施形態の在庫管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図11は、第2実施形態の在庫情報の一例を示す図である。 図12は、第2実施形態の保守管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図13は、第2実施形態の推定された交換部品の在庫の表示例を示す図である。 図14は、第3実施形態の保守管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図15は、変形例2の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図16は、変形例2の保守管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図17は、上記各実施形態及び各変形例の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態の情報処理システムの構成について説明する。
図1は、第1実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、機器10−1〜10−N(N≧2)と、機器管理装置100と、保守管理装置200とを、備える。機器10−1〜10−N、機器管理装置100、及び保守管理装置200は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
第1実施形態では、機器管理装置100及び保守管理装置200は、機器管理サービスを提供するサービス提供会社のサービスセンタに設けられており、機器10−1〜10−Nは、サービス拠点に設けられているものとする。サービス拠点は、管理対象の機器が設置されているエリアであり、例えば、機器管理サービスを受ける会社の事業所やオフィスなどが該当する。
但し、機器管理装置100の設置場所は、サービスセンタに限定されず、サービス拠点などであってもよい。また、機器管理装置100と保守管理装置200とは、異なるサービスセンタに設けられていてもよい。また、機器10−1〜10−Nは、全てが同一のサービス拠点に設けられている必要はなく、異なるサービス拠点に設けられていてもよい。
機器10−1〜10−Nは、ネットワーク2に接続可能な機器であればよく、例えば、印刷装置、複写機、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPCやタブレットなどが挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。第1実施形態では、機器10−1〜10−Nは、複合機であるものとするが、これに限定されるものではない。
機器管理装置100は、管理対象の機器である機器10−1〜10−Nの機器情報を管理するものであり、機器管理プログラムがインストールされたコンピュータなどにより実現できる。
図2は、第1実施形態の機器管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、機器管理装置100は、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して、機器10−1〜10−Nや保守管理装置200などの外部装置と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部140は、機器管理装置100で実行される機器管理プログラムなど各種プログラム、及び機器管理装置100で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部140は、機器情報記憶部141を含む。
機器情報記憶部141は、機器10−1〜10−Nの機器情報を記憶する。機器情報は、機器の機器状態に関する情報であればどのようなものであってもよいが、印刷枚数及び稼動日数を少なくとも含んでいることが好ましい。
図3は、第1実施形態の機器情報の一例を示す図である。図3に示す例では、機器情報は、製品名、シリアルナンバー、印刷枚数、及び稼動日数などを対応付けたレコード(カラム)の集合となっている。製品名は、機器の名称である。シリアルナンバーは、機器を識別する識別子である。印刷枚数は、機器での印刷の枚数である。稼動日数は、機器の設置後の稼動した日数である。
制御部150は、機器管理装置100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部150は、機器情報記憶部141を用いて、機器10−1〜10−Nの機器情報を管理する。
制御部150は、例えば、機器10−1〜10−Nから通信部110を介して機器情報を取得し、新規の機器の機器情報であれば機器情報記憶部141に記憶し、既存の機器の機器情報であれば機器情報記憶部141に記憶されている機器情報を更新する。
具体的には、制御部150は、SNMP(Simple Network Management Protocol)など機器管理で一般的に用いられる汎用プロトコルを用いた通信を機器10−1〜10−Nとの間で行い、機器情報を取得する。なお、機器情報の取得手法は、制御部150が機器10−1〜10−Nから主体的に取得する手法であってもよいし、機器10−1〜10−Nが機器情報を主体的に機器管理装置100(制御部150)に通知する手法であってもよい。
また制御部150は、保守管理装置200から機器10−1〜10−Nのいずれかの機器情報が要求されると、要求された機器情報を機器情報記憶部141から取得し、保守管理装置200に返却する。例えば、制御部150は、保守管理装置200から通信部110を介してシリアルナンバーが入力されると、機器情報記憶部141に記憶されている機器情報から当該シリアルナンバーを含む機器情報のレコードを取得し、保守管理装置200に返却する。
保守管理装置200は、機器10−1〜10−Nに対して行われた保守の保守情報を管理するものであり、保守管理プログラムがインストールされたPCなどにより実現できる。
図4は、第1実施形態の保守管理装置200の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、保守管理装置200は、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク2を介して、機器管理装置100などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、保守管理装置200で実行される保守管理プログラムなど各種プログラム、及び保守管理装置200で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部240は、保守情報記憶部241と、環境情報記憶部243と、を含む。
保守情報記憶部241は、機器10−1〜10−Nに対して行われた保守の保守情報(チケット)を記憶する。保守情報は、機器の保守に関する情報であればどのようなものであってもよいが、機器を識別する機器識別情報と、当該機器に生じた現象を示す現象情報と、当該現象の解消に使用した交換部品を識別する交換部品識別情報とを少なくとも含んでいることが好ましい。
図5は、第1実施形態の保守情報の一例を示す図である。図5に示す例では、保守情報は、製品名、シリアルナンバー、確認日、作業日、分類、現象、原因、箇所、及び交換部品IDなどを対応付けたレコード(カラム)の集合となっている。製品名は、保守が行われた機器の名称である。シリアルナンバー(機器識別情報の一例)は、保守が行われた機器を識別する識別子である。確認日は、保守により後述の現象が確認された日である。作業日は、保守により確認された現象を解消するための作業が行われた日である。分類は、保守の分類であり、故障や定期点検などが挙げられる。現象(現象情報の一例)は、保守により確認された現象の内容である。原因は、保守により確認された現象の発生原因である。箇所は、保守により確認された現象が発生した機器の箇所である。交換部品ID(交換部品識別情報の一例)は、保守により確認された現象を解消するために部品交換を行った場合の交換部品のIDである。
環境情報記憶部243は、機器10−1〜10−Nの利用環境の環境情報を記憶する。環境情報は、機器の利用環境に関する情報であればどのようなものであってもよいが、利用環境の温度及び湿度の少なくとも一方を少なくとも含んでいることが好ましい。
図6は、第1実施形態の環境情報の一例を示す図である。図6に示す例では、環境情報は、製品名、シリアルナンバー、場所、温度(℃)、湿度(%)、及び業種などを対応付けたレコード(カラム)の集合となっている。製品名は、機器の名称である。シリアルナンバーは、機器を識別する識別子である。場所は、機器の設置場所である。温度(℃)は、機器の設置場所の温度である。湿度(%)は、機器の設置場所の湿度である。業種は、機器を所有する顧客の業種である。
制御部250は、保守管理装置200の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。
制御部250は、保守情報記憶部241を用いて機器10−1〜10−Nの保守情報を管理する。例えば、制御部250は、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して、新規の保守情報が入力され、チケットが起票されたり、既存の保守情報の更新情報が入力され、チケットがクローズされたりすると、保守情報記憶部241に記憶されている保守情報を更新する。
また制御部250は、環境情報記憶部243を用いて機器10−1〜10−Nの環境情報を管理する。例えば、制御部250は、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して、新規の環境情報が入力されたり、既存の環境情報の更新情報が入力されたりすると、環境情報記憶部243に記憶されている環境情報を更新する。
そして制御部250は、保守情報記憶部241に記憶されている保守情報、環境情報記憶部243に記憶されている環境情報、機器管理装置100で管理されている機器情報を用いて、保守対象機器に発生した故障を解消するための交換部品を推定する。なお保守対象機器は、管理対象の機器である機器10−1〜10−Nのいずれかである。制御部250は、抽出部251と、指標値算出部253と、第1類似度算出部255と、第2類似度算出部257と、推定部259と、表示制御部261とを、含む。制御部250は、記憶部240に記憶されている保守管理プログラムを起動(実行)することにより、抽出部251、指標値算出部253、第1類似度算出部255、第2類似度算出部257、推定部259、及び表示制御部261をソフトウェアとして実現する。
抽出部251は、管理対象の機器である機器10−1〜10−Nの中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する。具体的には、抽出部251は、保守情報記憶部241に記憶されている保守情報を参照して、保守対象機器に生じた現象と同一の現象を示す現象情報が対応付けられた機器識別情報が示す機器を1以上の機器として抽出する。
例えば、抽出部251は、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して保守対象機器に生じた現象が入力されると、保守情報を参照して、入力された現象と同一の現象を含むレコードを取得し、取得したレコードに含まれるシリアルナンバーを抽出する。これにより、抽出部251は、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する。
指標値算出部253は、保守対象機器の機器情報を取得し、保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出する。同様に指標値算出部253は、抽出部251により抽出された1以上の機器それぞれの機器情報を取得し、当該1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する。
具体的には、指標値算出部253は、機器管理装置100の機器情報記憶部141から、保守対象機器の機器情報及び1以上の機器それぞれの機器情報を取得する。例えば、指標値算出部253は、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して入力された保守対象機器のシリアルナンバー及び抽出部251により抽出された1以上の機器のシリアルナンバーを、通信部210を介して機器管理装置100に送信し、機器管理装置100から当該シリアルナンバーを含む機器情報のレコードを取得する。
指標値の算出には、例えば、特許文献1に開示された手法など公知の手法を適用できる。例えば、指標値算出部253は、機器情報に含まれる各要素(特に、印刷枚数及び稼動日数)に対して互いに異なる座標軸を設定した多次元空間を定義し、当該多次元空間での距離を指標値として算出すればよい。
第1類似度算出部255は、指標値算出部253により算出された保守対象機器の指標値と1以上の機器それぞれの指標値との類似度である第1類似度を算出する。第1類似度は、保守対象機器と1以上の機器それぞれとの機器状態の類似度を示す。第1類似度の算出手法としては、ユークリッド距離を用いた手法など公知の類似度算出手法が挙げられる。
第2類似度算出部257は、保守対象機器の環境情報を取得するとともに、1以上の機器それぞれの環境情報を取得し、保守対象機器の環境情報と1以上の機器それぞれの環境情報との類似度である第2類似度を算出する。
具体的には、第2類似度算出部257は、環境情報記憶部243から、保守対象機器の環境情報及び1以上の機器それぞれの環境情報を取得する。例えば、第2類似度算出部257は、環境情報記憶部243から、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して入力された保守対象機器のシリアルナンバーを含む環境情報のレコード、及び抽出部251により抽出された1以上の機器それぞれのシリアルナンバーを含む環境情報のレコードを取得する。
第2類似度は、保守対象機器と1以上の機器それぞれとの利用環境の類似度を示す。第2類似度の算出手法としては、ユークリッド距離を用いた手法など公知の類似度算出手法が挙げられる。なお、第2類似度算出部257は、環境情報に含まれる温度や湿度などに特化して第2類似度を算出するようにしてもよいし、上述したような手法で環境情報から指標値を算出し、指標値の類似度として第2類似度を算出するようにしてもよい。
推定部259は、第1類似度算出部255により算出された第1類似度及び第2類似度算出部257により算出された第2類似度に基づいて、1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定する。そして推定部259は、決定した1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定する。具体的には、推定部259は、保守情報を参照して、1以上の参照機器それぞれを示す機器識別情報に対応付けられた交換部品識別情報が示す交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定する。
本実施形態では、推定部259は、第1類似度と第2類似度との重み付け平均値に基づいて、1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定する。具体的には、推定部259は、1以上の機器のうち重み付け平均値が高い順に予め定められた数の機器を1以上の参照機器に決定する。
なお第1類似度の重みは、第2類似度の重みよりも大きいものとする。これは、機器状態と機器の利用環境とを比べた場合、機器に生じる現象への影響度は、機器状態の方が大きいためである。このため本実施形態では、機器状態の類似度(第1類似度)の重みを、機器の利用環境の類似度(第2類似度)の重みよりも大きくしている。例えば、第1類似度の重みが0.7、第2類似度の重みが0.3であれば、第1類似度と第2類似度との重み付け平均値は、第1類似度×0.7+第2類似度×0.3となる。
但し、1以上の参照機器の決定に用いる情報は、第1類似度と第2類似度との重み付け平均値に限定されるものではなく、第1類似度と第2類似度との平均値や合計値など第1類似度及び第2類似度に基づく種々の値を用いることができる。
なお本実施形態では、第1類似度の重み及び第2類似度の重みは、保守管理プログラムで定義されていたり、記憶部240に記憶されていたりするなど予め定義されていることを想定しているが、操作部220からの入力などに基づいて、変更できるようにしてもよい。
そして推定部259は、決定した1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品のうち登場回数が多い順に予め定められた数の交換部品を、保守対象機器の交換部品に推定する。
例えば、推定部259は、保守情報を参照して、1以上の参照機器のシリアルナンバーを含むレコードを取得し、取得したレコードに含まれる交換部品IDの値毎に、値が一致するレコードの数をカウントし、カウント値の大きい順に交換部品IDをランキングする(並べる)。なお、1以上の参照機器のシリアルナンバーは、抽出部251により抽出された1以上の機器のシリアルナンバーから特定できる。
これにより、1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品の交換部品IDが、登場回数の多い順に並べられるので、推定部259は、交換部品IDの登場回数の多い順に予め定められた数の交換部品IDが示す交換部品を、保守対象機器の交換部品に推定する。
表示制御部261は、推定部259により推定された交換部品に関する情報を表示部230に表示させる。これにより、推定された保守対象機器の交換部品を、保守管理装置200の管理者などに知らせることができる。
なお、交換部品に関する情報は、交換部品IDや交換部品の部品名など交換部品を特定可能な情報であることが好ましい。更に、1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品全体に占める推定された交換部品の割合などを交換部品に関する情報に含めてもよい。
図7は、第1実施形態の推定された交換部品の表示例を示す図である。図7に示す例では、表示制御部261は、交換部品IDの登場回数の順位、交換部品ID、交換部品の部品名、及び交換部品全体に占める推定された交換部品の割合などを、推定部259により推定された交換部品に関する情報として表示部230に表示させている。
次に、第1実施形態の情報処理システムの動作について説明する。
図8は、第1実施形態の情報処理システム1で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、抽出部251は、保守管理装置200の管理者などから操作部220を介して入力された保守対象機器に生じた現象及びシリアルナンバーなどを受け付ける(ステップS101)。
続いて、抽出部251は、保守情報記憶部241に記憶されている保守情報を参照して、入力された現象と同現象を含むレコードを取得し、取得したレコードに含まれるシリアルナンバーを抽出する。これにより、抽出部251は、保守対象機器に生じた現象と同現象が発生した1以上の機器を抽出する(ステップS103)。
続いて、指標値算出部253は、機器管理装置100から、保守対象機器及び抽出部251により抽出された1以上の機器それぞれの機器情報を取得し、保守対象機器及び抽出された1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する(ステップS105)。
続いて、第1類似度算出部255は、指標値算出部253により算出された保守対象機器の指標値と抽出された1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する(ステップS107)。
続いて、第2類似度算出部257は、環境情報記憶部243から、保守対象機器及び1以上の機器それぞれの環境情報を取得し、取得した保守対象機器の環境情報と抽出された1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する(ステップS109)。
続いて、推定部259は、第1類似度算出部255により算出された第1類似度と第2類似度算出部257により算出された第2類似度との重み付け平均値に基づいて、抽出された1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定する(ステップS111)。
続いて、推定部259は、決定した1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定する(ステップS113)。
続いて、表示制御部261は、推定部259により推定された交換部品に関する情報を表示部230に表示させる(ステップS115)。
以上のように第1実施形態では、保守対象機器との機器状態の類似度(第1類似度)及び保守対象機器との機器の利用環境の類似度(第2類似度)に基づいて、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、決定した1以上の参照機器が当該現象の解消に使用した交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定する。
このように第1実施形態では、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器の中から、保守対象機器との機器状態及び利用環境が類似する1以上の参照機器を決定し、決定した1以上の参照機器が当該現象の解消に使用した交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品を推定するので、保守対象機器に生じた現象を解消するための交換部品を高精度で推定することが可能となる。
このため第1実施形態によれば、保守対象機器に生じた現象のサービスマンによる詳細な解析を行わなくても保守対象機器に生じた現象を解消するための交換部品を高精度で推定でき、保守対象機器の早期復旧が可能となるため、保守対象機器に生じてしまった現象を原因とする停止時間(ダウンタイム)を抑えることができる。
一般的には、機器に故障等が発生した場合、サービスマンがサービス拠点に出向き、故障等が発生した機器の現象確認、原因の特定、及び処置の決定を行い、部品交換が必要な場合は、再度サービス拠点に出向き、部品交換を行うことになる。特に、複合機などの画像形成装置の場合、交換部品は、感光体、現像ユニット、及び定着ローラなど大きくてかさばるものが多いため、考えられる全ての交換部品をサービスマンが携行してサービス拠点に出向くことは現実的ではない。
これに対し、第1実施形態では、サービスマンによる詳細な解析を行わなくても機器に生じた故障を解消するための交換部品を高精度で推定できるので、推定された交換部品をサービスマンが当初から携行してサービス拠点に出向けば、サービスマンがサービス拠点に出向く回数を削減できる。この結果、機器の早期復旧が可能となるため、機器に生じてしまった現象を原因とする停止時間(ダウンタイム)を抑えることができるとともに、サービスマンの作業負荷を削減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、更に在庫情報を用いて交換部品を推定する例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図9は、第2実施形態の情報処理システム1001の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、情報処理システム1001は、在庫管理装置1300を更に備えている点、及び保守管理装置1200が第1実施形態と相違する。
在庫管理装置1300は、交換部品の在庫を管理するものであり、在庫管理プログラムがインストールされたコンピュータなどにより実現できる。在庫管理装置1300は、ネットワーク2を介して保守管理装置1200と接続されている。
図10は、第2実施形態の在庫管理装置1300の構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、在庫管理装置1300は、通信部1310と、操作部1320と、表示部1330と、記憶部1340と、制御部1350とを、備える。
通信部1310は、ネットワーク2を介して、保守管理装置1200などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部1320は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部1330は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部1340は、在庫管理装置1300で実行される在庫管理プログラムなど各種プログラム、及び在庫管理装置1300で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部1340は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部1340は、在庫情報記憶部1341を含む。
在庫情報記憶部1341は、交換部品の在庫情報を記憶する。図11は、第2実施形態の在庫情報の一例を示す図である。図11に示す例では、在庫情報は、部品名、部品ID、及び在庫数などを対応付けたレコード(カラム)の集合となっている。部品名は、交換部品の名称である。部品IDは、交換部品のIDである。在庫数は、交換部品の在庫数であり、営業所毎の在庫数及び全営業所の合計在庫数を表す。
制御部1350は、在庫管理装置1300の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。
制御部1350は、在庫情報記憶部1341を用いて、交換部品の在庫情報を管理する。例えば、制御部1350は、在庫管理装置1300の管理者などから操作部1320を介して、新規の在庫情報が入力されたり、既存の在庫情報の更新情報が入力されたりすると、在庫情報記憶部1341に記憶されている在庫情報を更新する。
また制御部1350は、保守管理装置1200から交換部品の在庫情報が要求されると、要求された在庫情報を在庫情報記憶部1341から取得し、保守管理装置1200に返却する。例えば、制御部1350は、保守管理装置1200から通信部1310を介して在庫IDが入力されると、在庫情報記憶部1341に記憶されている在庫情報から当該在庫IDを含む在庫情報のレコードを取得し、保守管理装置1200に返却する。
図12は、第2実施形態の保守管理装置1200の構成の一例を示すブロック図である。図12に示すように、保守管理装置1200は、制御部1250の推定部1259が第1実施形態と相違する。
推定部1259は、部品の在庫を示す在庫情報を参照し、1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品かつ在庫がある交換部品に基づいて、保守対象機器の交換部品のうち、登場回数が多い順に予め定められた数の交換部品を、保守対象機器の交換部品に推定する。
例えば、推定部1259は、保守情報を参照して、1以上の参照機器のシリアルナンバーを含むレコードを取得し、取得したレコードに含まれる交換部品IDの値毎に、値が一致するレコードの数をカウントし、カウント値の大きい順に交換部品IDをランキングする(並べる)。更に、推定部1259は、取得したレコードに含まれる交換部品IDを、通信部210を介して在庫管理装置1300に送信し、在庫管理装置1300から当該交換部品IDを含む在庫情報のレコードを取得することで、全営業所の合計在庫数を取得する。そして、推定部1259は、ランキングした(並べた)交換部品IDから、合計在庫数が0の交換部品IDを削除する。
これにより、1以上の参照機器が保守対象機器に生じた現象と同一の現象の解消に使用した交換部品かつ在庫がある交換部品の交換部品IDが登場回数の多い順に並べられるので、推定部1259は、交換部品IDの登場回数の多い順に予め定められた数の交換部品IDが示す交換部品を、保守対象機器の交換部品に推定する。
なお表示制御部261は、推定部1259により推定された交換部品に関する情報に加え、推定された交換部品の在庫情報を表示部230に表示させるようにしてもよい。図13は、第2実施形態の推定された交換部品の在庫の表示例を示す図である。図13に示す例では、表示制御部261は、交換部品ID、交換部品の部品名、在庫数、及び在庫数の詳細などを、推定部1259により推定された交換部品の在庫情報として表示部230に表示させている。在庫数の詳細では、営業所毎の在庫数を表示しているが、保守対象機器が配置されたサービス拠点に近い営業所から順に在庫数を表示することが好ましい。なお、図13に示す画面は、例えば、図7に示す画面において、交換部品IDや交換部品の部品名が選択されると表示される。
以上のように第2実施形態では、在庫がある交換部品の中から、保守対象機器に生じた現象を解消するための交換部品を推定するため、サービスマンは、推定された交換部品の在庫を確認する必要がなく、サービスマンの作業負荷を削減することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、環境情報に重み付けを行う例について説明する。以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
図14は、第3実施形態の情報処理システム2001の保守管理装置2200の構成の一例を示すブロック図である。図14に示すように、保守管理装置2200は、制御部2250が重付部2258を更に備える点で第1実施形態と相違する。
重付部2258は、保守対象機器及び抽出部251により抽出された1以上の機器それぞれの環境情報に重み付けを行う。具体的には、重付部2258は、保守管理装置2200の管理者などから操作部220を介して入力された環境情報に含まれるそれぞれの要素(温度や湿度など)に対する重みに基づいて、第2類似度算出部257により取得された保守対象機器及び1以上の機器それぞれの環境情報に含まれるそれぞれの要素に重み付けを行う。
なお、環境情報に含まれるそれぞれの要素に対する重みとしては、例えば、要素が標準よりも高い、低いなど特異な値を取るようであれば重みを大きくするなどが挙げられる。このようにすれば、特異な環境状態をより強調することができる。
そして第2類似度算出部257は、保守対象機器の環境情報と重み付けされた1以上の機器それぞれの環境情報との類似度である第2類似度を算出する。
以上のように第3実施形態では、環境情報に含まれる各要素に重み付けができるため、例えば、高温、低温、多湿、及び低湿など特異な環境の環境情報であることをより強調でき、第2類似度の算出精度をより高めることができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
例えば、上記各実施形態において、抽出部251が抽出する機器を、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が現時点から予め定められた期間(例えば、現時点から1ヶ月以内)内に発生した機器などとしてもよい。
また例えば、上記各実施形態において、機器情報は、一定期間(例えば、1ヶ月)毎の印刷枚数及び稼動日数を含み、指標値算出部253は、1以上の機器それぞれの指標値を算出する際に、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した時点での印刷枚数及び稼動日数を用いるようにしてもよい。
このようにすれば、現象発生時の機器情報と現時点の機器情報とのタイムラグの影響を排除することができる。
(変形例2)
上記第1実施形態及び第3実施形態では、機器、機器管理装置、及び保守管理装置で情報処理システムを構成し、上記第2実施形態では、機器、機器管理装置、保守管理装置、及び在庫管理装置で情報処理システムを構成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、いずれかの装置の機能を他の装置で代替して情報処理システムを構成するようにすることもできる。
例えば、図15に示す情報処理システム3001のように、機器管理装置の機能を保守管理装置3200が代替し、図16に示すように保守管理装置3200の記憶部3240が機器情報記憶部3242を含み、制御部3250が、機器10−1〜10−Nから機器情報を取得して機器情報記憶部3242に記憶し、指標値算出部3253が、機器情報記憶部3242から保守対象機器及び抽出部251により抽出された1以上の機器の機器情報を取得するようにしてもよい。
また上記各実施形態では、機器管理装置が機器情報を記憶し、保守管理装置が保守情報及び環境情報を記憶し、在庫管理装置が在庫情報を記憶する例について説明したが、これらの情報の少なくともいずれかを外部(例えば、クラウド上)に記憶するようにしてもよい。
(ハードウェア構成)
図17は、上記各実施形態及び各変形例の機器管理装置、保守管理装置、及び在庫管理装置(以下、上記各実施形態及び各変形例の各装置と称する)のハードウェア構成の一例を示す図である。
上記各実施形態及び各変形例の各装置は、CPUなどの制御装置3801と、ROMやRAMなどの記憶装置3802と、HDDなどの外部記憶装置3803と、ディスプレイなどの表示装置3804と、キーボードやマウスなどの入力装置3805と、通信I/F(インタフェース)などの通信装置3806と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記各実施形態及び各変形例の各装置を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記各実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1、1001、2001、3001 情報処理システム
2 ネットワーク
10−1〜10−N 機器
100 機器管理装置
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
141、3242 機器情報記憶部
150 制御部
200、1200、2200、3200 保守管理装置
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240、3240 記憶部
241 保守情報記憶部
243 環境情報記憶部
250、1250、2250、3250 制御部
251 抽出部
253、3253 指標値算出部
255 第1類似度算出部
257 第2類似度算出部
259、1259 推定部
261 表示制御部
1300 在庫管理装置
1310 通信部
1320 操作部
1330 表示部
1340 記憶部
1341 在庫情報記憶部
1350 制御部
2258 重付部
3801 制御装置
3802 記憶装置
3803 外部記憶装置
3804 表示装置
3805 入力装置
3806 通信装置
特開2005−017874号公報

Claims (15)

  1. 複数の管理対象機器の中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部と、
    前記保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得し、前記保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出するとともに、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する機器情報を取得し、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する指標値算出部と、
    前記保守対象機器の指標値と前記1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部と、
    前記保守対象機器の利用環境に関する環境情報を取得するとともに、前記1以上の機器それぞれの利用環境に関する環境情報を取得し、前記保守対象機器の環境情報と前記1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部と、
    前記第1類似度及び前記第2類似度に基づいて、前記1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する推定部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記推定部は、前記第1類似度と前記第2類似度との重み付け平均値に基づいて、前記1以上の機器の中から前記1以上の参照機器を決定する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1類似度の重みは、前記第2類似度の重みよりも大きい請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記推定部は、前記1以上の機器のうち前記重み付け平均値が高い順に予め定められた数の機器を前記1以上の参照機器に決定する請求項2又は3に記載の情報処理システム。
  5. 前記推定部は、前記1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品のうち登場回数が多い順に予め定められた数の交換部品を、前記保守対象機器の交換部品に推定する請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  6. 前記推定部は、部品の在庫を示す在庫情報を参照し、前記1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品かつ在庫がある交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  7. 前記推定部は、前記1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品かつ在庫がある交換部品のうち、登場回数が多い順に予め定められた数の交換部品を、前記保守対象機器の交換部品に推定する請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記保守対象機器及び前記1以上の機器それぞれの環境情報に重み付けを行う重付部を更に備える請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  9. 機器を識別する機器識別情報と、当該機器に生じた現象を示す現象情報と、当該現象の解消に使用した交換部品を識別する交換部品識別情報と、を対応付けた保守情報を記憶する保守情報記憶部を更に備え、
    前記抽出部は、前記保守情報を参照して、前記保守対象機器に生じた現象と同一の現象を示す現象情報が対応付けられた機器識別情報が示す機器を前記1以上の機器として抽出し、
    前記推定部は、前記保守情報を参照して、前記1以上の参照機器それぞれを示す機器識別情報に対応付けられた交換部品識別情報が示す交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  10. 前記保守対象機器及び前記1以上の機器の機器情報を記憶する機器情報記憶部を更に備え、
    前記指標値算出部は、前記機器情報記憶部から、前記保守対象機器の機器情報及び前記1以上の機器それぞれの機器情報を取得する請求項1〜9のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  11. 前記保守対象機器及び前記1以上の機器の環境情報を記憶する環境情報記憶部を更に備え、
    前記第2類似度算出部は、前記環境情報記憶部から、前記保守対象機器の環境情報及び前記1以上の機器それぞれの環境情報を取得する請求項1〜10のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  12. 前記保守対象機器及び前記1以上の機器は、画像形成装置であり、
    前記機器情報は、印刷枚数及び稼動日数を少なくとも示す請求項1〜11のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  13. 前記環境情報は、利用環境の温度及び湿度の少なくとも一方を示す請求項1〜12のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  14. 複数の管理対象機器の中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部と、
    前記保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得し、前記保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出するとともに、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する機器情報を取得し、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する指標値算出部と、
    前記保守対象機器の指標値と前記1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部と、
    前記保守対象機器の利用環境に関する環境情報を取得するとともに、前記1以上の機器それぞれの利用環境に関する環境情報を取得し、前記保守対象機器の環境情報と前記1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部と、
    前記第1類似度及び前記第2類似度に基づいて、前記1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する推定部と、
    を備える情報処理装置。
  15. 複数の管理対象機器の中から、保守対象機器に生じた現象と同一の現象が発生した1以上の機器を抽出する抽出部と、
    前記保守対象機器の機器状態に関する機器情報を取得し、前記保守対象機器の機器状態に関する指標値を算出するとともに、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する機器情報を取得し、前記1以上の機器それぞれの機器状態に関する指標値を算出する指標値算出部と、
    前記保守対象機器の指標値と前記1以上の機器それぞれの指標値との第1類似度を算出する第1類似度算出部と、
    前記保守対象機器の利用環境に関する環境情報を取得するとともに、前記1以上の機器それぞれの利用環境に関する環境情報を取得し、前記保守対象機器の環境情報と前記1以上の機器それぞれの環境情報との第2類似度を算出する第2類似度算出部と、
    前記第1類似度及び前記第2類似度に基づいて、前記1以上の機器の中から1以上の参照機器を決定し、当該1以上の参照機器が前記現象の解消に使用した交換部品に基づいて、前記保守対象機器の交換部品を推定する推定部と、
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
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