JP2015162126A - 機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法 - Google Patents

機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを抑えつつ、機器の故障予測の精度を高めることが可能な機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法を提供する。【解決手段】機器管理装置20は、複数の機器それぞれから、当該機器の機内温度に基づいて推測された当該機器が配置されている環境の環境温度を含む機器情報を取得し、機器情報記憶部241に記憶する取得部251と、複数の機器から、複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定部253と、第1機器の機器情報に含まれる環境温度と1以上の第2機器の機器情報に含まれる環境温度とに基づいて、第1機器の故障の可能性を判定する判定部255と、判定結果を出力する出力部257と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法に関する。
電子機器を構成する部品には、熱によって劣化が加速する部品(例えば、LED(Light Emitting Diode))や、故障や寿命によって放熱が大きくなる部品(例えば、モータ)がある。このため、電子機器の機内温度を監視し、これらの部品を原因とする電子機器の故障を予測する技術が知られている。また、このような技術において、機内温度だけでなく、電子機器が配置された環境の環境温度も用いて、電子機器の故障予測の精度を高める技術も知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、上述したような従来技術では、環境温度を用いるために、環境温度を測定するための温度計を機器に設置したり、ユーザに環境温度を入力させたりする必要がある。
このため上述したような従来技術では、機器の故障予測の精度を高めるために、金銭的コストや人的コストが別途発生してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コストを抑えつつ、機器の故障予測の精度を高めることが可能な機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる機器管理装置は、複数の機器を管理する機器管理装置であって、前記複数の機器それぞれから、当該機器の機内温度に基づいて推測された当該機器が配置されている環境の環境温度を含む機器情報を取得し、機器情報記憶部に記憶する取得部と、前記複数の機器から、前記複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定部と、前記第1機器の機器情報に含まれる前記環境温度と前記1以上の第2機器の機器情報に含まれる前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する判定部と、判定結果を出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、コストを抑えつつ、機器の故障予測の精度を高めることが可能という効果を奏する。
図1は、本実施形態の機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の機器の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の故障予測情報の一例を示す図である。 図4は、本実施形態の故障予測情報の他の例を示す図である。 図5は、本実施形態の環境温度推測式の他の例を示す図である。 図6は、本実施形態の機器管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図7は、本実施形態の配置情報の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の機器情報の一例を示す図である。 図9は、本実施形態の機器で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図10は、本実施形態の機器管理装置で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図11は、本実施形態及び各変形例の機器及び機器管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる機器管理装置、機器、プログラム、機器管理システム及び故障判定方法の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の機器管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、機器管理システム1は、機器10−1〜10−N(Nは2以上の自然数、本実施形態では、N>5を想定)と、機器管理装置20とを、備える。なお、以下の説明では、機器10−1〜10−Nを各々区別する必要がない場合は、単に機器10と称する場合がある。
機器10−1〜10−N及び機器管理装置20は、ネットワーク2を介して接続されており、機器10−1〜10−Nそれぞれと機器管理装置20とは、ネットワーク2を介して通信可能に構成されている。但し、機器10−1〜10−Nそれぞれは、機器管理装置20と直接通信する必要はなく、図示せぬ仲介装置を介して機器管理装置20と通信するようにしてもよい。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
本実施形態では、機器10−1〜10−Nのうち、機器10−1〜10−5は、同一環境に配置されており、機器10−6〜10−Nは、機器10−1〜10−5と異なる環境に配置されているものとするが、これに限定されるものではない。機器管理装置20は、環境単位で機器10を管理する。従って本実施形態では、機器管理装置20は、機器10−1〜10−5については、同一環境に配置された機器として管理する。環境は、機器10を運用する運用環境であり、例えば、室内や事務所などの区画などが挙げられる。なお、同一区画内では、温度(気温)が同一である(一定の誤差の範囲内に収まる)ことを前提とする。
機器10は、例えば、印刷装置、複写機、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPC(Personal Computer)やタブレットなどが挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。
図2は、本実施形態の機器10の構成の一例を示すブロック図である。機器10は、図2に示すように、通信部110と、操作部120と、表示部130と、計測部140と、記憶部150と、制御部160とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して、機器管理装置20などの外部装置と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、タッチパネル及びキースイッチなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
計測部140は、機器10の機内の温度である機内温度を計測するものであり、例えば、サーミスタなどの温度計測装置により実現できる。
記憶部150は、機器10で実行される各種プログラム、及び機器10で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部150は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
制御部160は、機器10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部160は、特定部161と、予測部163と、推定部165と、出力部167とを、含む。なお制御部160は、記憶部150に記憶されているプログラムを起動(実行)することにより、特定部161、予測部163、推定部165、及び出力部167をソフトウェアとして実現する。但し、制御部160は、上述の各部を全て含んでいる必要はなく、例えば、特定部161を省略してもよい。
特定部161は、機器10の連続稼動時間を特定する。例えば、特定部161は、機器10が電源オンされたり、スリープ状態から復帰したりすると、機器10が電源オフされたり、スリープ状態に移行するまで稼動時間を計測し、連続稼動時間を特定する。
予測部163は、計測部140により計測された機内温度に基づいて、故障予測を行って故障予測の内容を示す故障予測情報を生成する。故障予測の内容は、例えば、「異常なし」、「故障の予兆あり」、及び「故障」などが挙げられる。なお、「故障の予兆あり」及び「故障」の場合には、故障の内容や故障部位などを更に含めてもよい。
例えば、予測部163は、計測部140により計測された機内温度を、記憶部150に記憶されている故障予測情報と比較して、故障予測を行う。
図3は、本実施形態の故障予測情報の一例を示す図である。図3に示す故障予測情報は、機内温度と故障予測の内容とを対応付けたテーブルである。予測部163は、図3に示す故障予測情報を用いて故障予測を行った場合、計測部140により計測された機内温度が40度未満であれば「異常なし」、40度以上50度未満であれば「故障の予兆あり」、50度以上であれば「故障」を示す故障予測情報を生成する。
また例えば、予測部163は、計測部140により計測された機内温度及び特定部161により特定された連続稼動時間を、記憶部150に記憶されている故障予測情報と比較して、故障予測を行う。
図4は、本実施形態の故障予測情報の他の例を示す図である。図4に示す故障予測情報は、機内温度及び連続稼働時間のマトリックスと故障予測の内容とを対応付けたテーブルである。予測部163は、図4に示す故障予測情報を用いて故障予測を行った場合、特定部161により特定された連続稼動時間が10分未満で、計測部140により計測された機内温度が40度未満であれば「異常なし」、40度以上45度未満であれば「故障の予兆あり」、45度以上であれば「故障」を示す故障予測情報を生成する。また予測部163は、特定部161により特定された連続稼動時間が10分以上20分未満で、計測部140により計測された機内温度が45度未満であれば「異常なし」、45度以上50度未満であれば「故障の予兆あり」、50度以上であれば「故障」を示す故障予測情報を生成する。また予測部163は、特定部161により特定された連続稼動時間が20分以上で、計測部140により計測された機内温度が50度未満であれば「異常なし」、50度以上55度未満であれば「故障の予兆あり」、55度以上であれば「故障」を示す故障予測情報を生成する。
但し、予測部163の故障予測手法は、これらに限定されるものではなく、公知の手法を用いてもよい。
推定部165は、計測部140により計測された機内温度に基づいて、機器10が配置されている環境の温度である環境温度を推定する。具体的には、推定部165は、機器10の機内と機器10が配置された環境との予め定められた差分温度に基づいて、環境温度を推定する。
例えば、推定部165は、計測部140により計測された機内温度を、数式(1)に代入して、環境温度を推定する。
環境温度=機内温度−10度 …(1)
数式(1)の場合、差分温度は10度である。なお、数式(1)は、推定部165が保持して(推定部165を実現するためのプログラムで定義されて)いてもよいし、記憶部150に記憶されていてもよい。
この環境温度推定手法は、図3に示すような故障予測情報を用いた故障予測手法を使用する場合に使用することが好ましいが、これに限定されるものではない。
また推定部165は、複数の差分温度のうち特定部161により特定された連続稼動時間に応じた差分温度に基づいて、環境温度を推定してもよい。
図5は、本実施形態の環境温度推測式の他の例を示す図である。図5に示す情報は、機内温度及び連続稼働時間のマトリックスと環境温度推測式とを対応付けたテーブルである。なお、図5に示す情報は、推定部165が保持して(推定部165を実現するためのプログラムで定義されて)いてもよいし、記憶部150に記憶されていてもよい。
推定部165は、図5に示す情報を用いて環境温度を推測する場合、特定部161により特定された連続稼動時間が10分未満であれば、計測部140により計測された機内温度を、数式(1)に代入して環境温度を推定し、特定部161により特定された連続稼動時間が10分以上20分未満であれば、計測部140により計測された機内温度を、数式(2)に代入して、環境温度を推定し、特定部161により特定された連続稼動時間が20分以上であれば、計測部140により計測された機内温度を、数式(3)に代入して、環境温度を推定する。
環境温度=機内温度−18度 …(2)
環境温度=機内温度−20度 …(3)
数式(2)の場合、差分温度は18度であり、数式(3)の場合、差分温度は20度である。
この環境温度推定手法は、図4に示すような故障予測情報を用いた故障予測手法を使用する場合に使用することが好ましいが、これに限定されるものではない。
なお、推定部165が行う環境温度推定手法と予測部163が行う故障予測手法とは、機器10の機内温度に基づいて関連するように設計されているものとする。
出力部167は、機器10の機器情報を機器管理装置20に出力する。本実施形態では、機器情報は、計測部140により計測された機内温度、予測部163により生成された故障予測情報、推定部165により推定された環境温度、環境温度の推測時刻、及び機器10を識別する機器識別情報を含むものとするが、これらの全てを必須とするものではない。
なお本実施形態では、計測部140による機内温度の計測、予測部163による故障予測情報の生成、及び推定部165による環境温度の推定が、一連の連続した処理として行われるため、機内温度の計測時刻、故障予測情報の生成時刻、及び環境温度の推測時刻を同一時刻とすることができる。このため、環境温度の推測時刻は、実際に環境温度を推測した時刻であってもよいし、機内温度の計測時刻であってもよいし、故障予測情報の生成時刻であってもよい。なお、各時刻は、制御部160が、内部的に計測してもよいし、図示せぬNTP(Network Time Protocol)サーバから取得してもよい。
また機器識別情報は、機器10を識別可能な情報であればよく、例えば、機器10のシリアルナンバーなどが挙げられる。機器識別情報は、記憶部150に記憶されているものとする。
図6は、本実施形態の機器管理装置20の構成の一例を示すブロック図である。機器管理装置20は、図6に示すように、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク2を介して、機器10などの外部装置と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、機器管理装置20で実行される各種プログラム、及び機器管理装置20で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、RAM、及びROMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部240は、機器情報記憶部241と、配置情報記憶部243とを、含む。なお、機器情報記憶部241及び配置情報記憶部243については、後述する。
制御部250は、機器管理装置20の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部250は、取得部251と、特定部253と、判定部255と、出力部257を、含む。なお制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを起動(実行)することにより、取得部251、特定部253、判定部255、及び出力部257をソフトウェアとして実現する。
取得部251は、機器10−1〜10−Nそれぞれから機器情報を取得し、機器情報記憶部241に記憶する。
ここで、配置情報記憶部243について説明する。配置情報記憶部243は、機器10−1〜10−Nそれぞれの機器識別情報と当該機器識別情報が示す機器が配置されている環境を識別する環境識別情報とを対応付けた配置情報を記憶する。配置情報は、機器管理装置20の管理者が操作部220からの操作入力により作成したものであってもよいし、制御部250が、機器10−1〜10−Nそれぞれから機器識別情報及び環境識別情報を収集して作成したものであってもよい。
図7は、本実施形態の配置情報の一例を示す図である。図7に示す例では、配置情報は、シリアルナンバーと、契約者と、設置場所住所と、設置場所詳細とを、対応付けたテーブルとなっている。シリアルナンバーは、機器識別情報の一例であり、設置場所住所及び設置場所詳細は、環境識別情報の一例である。なお、機器10−1〜10−5のシリアルナンバーは、それぞれ、X1000121〜X1000125であるものとする。
特定部253は、機器10−1〜10−Nから、機器10−1〜10−Nのいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する。
具体的には、特定部253は、機器情報記憶部241に記憶されている第1機器の機器情報に含まれる機器識別情報を用いて、配置情報記憶部243に記憶されている配置情報から、1以上の第2機器それぞれの機器識別情報を抽出し、1以上の第2機器を特定する。詳細には、特定部253は、配置情報から、第1機器の機器識別情報に対応付けられた環境識別情報と一致する環境識別情報に対応付けられた1以上の機器識別情報を、1以上の第2機器それぞれの機器識別情報として抽出する。
なお本実施形態では、第1機器は、機器情報に含まれる故障予測情報が故障又は故障の予兆を示す機器であるものとするが、これに限定されるものではない。
例えば、取得部251は、機器10−2から取得した機器情報を確認した結果、故障予測情報が故障の予兆を示すため、機器10−2が第1機器である旨を特定部253に通知する。特定部253は、この通知を受け、図7に示す配置情報から、機器10−2のシリアルナンバー(X1000122)に対応付けられた設置場所住所及び設置場所詳細(T都K区1−1−1 1F事務所)と一致する設置場所住所及び設置場所詳細に対応付けられた1以上のシリアルナンバー(X1000121、X1000123、X1000124、X1000125)を抽出し、機器10−1、機器10−3、機器10−4及び機器10−5を1以上の第2機器に特定する。
判定部255は、第1機器の機器情報に含まれる環境温度と1以上の第2機器の機器情報に含まれる環境温度とに基づいて、第1機器の故障の可能性を判定する。具体的には、判定部255は、第1機器の環境温度と1以上の第2機器の環境温度とに基づいて、第1機器の機器情報に含まれる故障予測情報が示す故障予測の内容の妥当性を判定する。詳細には、判定部255は、第1機器の環境温度と、当該環境温度の推測時刻と同一の推測時刻に対応付けられた1以上の第2機器の環境温度とに基づいて、第1機器の故障の可能性(第1機器の機器情報に含まれる故障予測情報が示す故障予測の内容の妥当性)を判定する。
例えば、判定部255は、第1機器の環境温度が、1以上の第2機器の環境温度のいずれに対しても所定温度以上の差がある場合、第1機器の前記故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当であると判定する。一方、判定部255は、第1機器の環境温度が、1以上の第2機器の環境温度の少なくともいずれかに対して所定温度未満の差である場合、第1機器の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でないと判定する。
以下、図8を参照しながら、具体例として、所定温度が5度である場合について説明する。図8は、本実施形態の機器情報の一例を示す図であり、機器10−1〜10−5の機器情報を示す。なお、図8に示す例では、機器10−1〜10−4については、故障予測は図3に示す故障予測情報を用いた故障予測手法で行われ、環境温度推測は数式(1)を用いた環境温度推測手法で行われ、機器10−5については、故障予測は図4に示す故障予測情報を用いた故障予測手法で行われ、環境温度推測は図5に示す情報を用いた環境温度推測手法で行われているものとする。また、図8において、「NA」は値が存在しないことを表す。
図8に示す例では、機器10−2、機器10−4、及び機器10−5の故障予測情報が故障の予兆を示すため、機器10−2が第1機器の場合、機器10−4が第1機器の場合、機器10−5が第1機器の場合に分けて説明する。
機器10−2が第1機器の場合、機器10−2の環境温度は、1以上の第2機器である機器10−1、機器10−3、機器10−4、及び機器10−5のいずれの環境温度に対しても5度以上の差があるため、判定部255は、機器10−2の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当である、即ち、故障の予兆ありと判定する。
これは、第1機器の環境温度が1以上の第2機器のいずれの環境温度に対しても所定温度以上の差があれば、機内温度が通常よりも上昇しているのは、環境温度の誤差ではなく、故障のためと判断できるためである。
機器10−4が第1機器の場合、機器10−4の環境温度は、1以上の第2機器である機器10−1、機器10−2、機器10−3、及び機器10−5のうち、機器10−1、機器10−3、及び機器10−5の環境温度に対して5度未満の差であるため、判定部255は、機器10−2の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でない、即ち、異常なしと判定する。
機器10−5が第1機器の場合、機器10−5の環境温度は、1以上の第2機器である機器10−1、機器10−2、機器10−3、及び機器10−4のうち、機器10−1、機器10−3、及び機器10−4の環境温度に対して5度未満の差であるため、判定部255は、機器10−5の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でない、即ち、異常なしと判定する。
これは、第1機器の環境温度が1以上の第2機器のいずれかの環境温度に対して所定温度未満の差であれば、機内温度が通常よりも上昇しているのは、故障のためではなく、環境温度の誤差のためと判断できるためである。
また例えば、判定部255は、第1機器の環境温度が、第1機器の環境温度及び1以上の第2機器の環境温度との平均である平均環境温度又は標準偏差である標準偏差環境温度に対して所定温度以上の差がある場合、第1機器の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当であると判定してもよい。一方、判定部255は、第1機器の環境温度が、第1機器の環境温度及び1以上の第2機器の環境温度との平均である平均環境温度又は標準偏差である標準偏差環境温度に対して所定温度未満の差である場合、第1機器の故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でないと判定してもよい。
この手法は、同一環境内に多数の機器10が配置されているような状況に向いている。
出力部257は、判定結果を出力する。例えば、出力部257は、判定部255の判定結果を、表示部230に表示させてもよいし、通信部210から外部装置に送信させてもよいし、図示せぬ印刷装置に印刷させてもよい。
図9は、本実施形態の機器10で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、計測部140は、機器10の機内温度を計測する(ステップS101)。
続いて、予測部163は、計測部140により計測された機内温度に基づいて、故障予測を行って故障予測の内容を示す故障予測情報を生成する(ステップS103)。
続いて、推定部165は、計測部140により計測された機内温度に基づいて、機器10が配置されている環境の環境温度を推定する(ステップS105)。
続いて、出力部167は、計測部140により計測された機内温度、予測部163により生成された故障予測情報、推定部165により推定された環境温度、環境温度の推測時刻、及び機器10を識別する機器識別情報を含む機器10の機器情報を機器管理装置20に出力する(ステップS107)。
なお、図9に示す処理を実行するタイミングは、機器10の特性等に応じて自由に決定すればよく、リアルタイムに常時実施してもよいし、一定期間毎に実施してもよい。例えば、機器10が印刷装置であれば、印刷動作中に実施してもよいし、印刷1枚毎に実施してもよい。また、ステップS107を実行するタイミングは、ステップS101〜105を実行するタイミングと連動(同期)している必要はなく、機器管理装置20の特性等に応じて自由に決定すればよく、リアルタイムに常時実施してもよいし、一定期間毎に実施してもよい。
図10は、本実施形態の機器管理装置20で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、取得部251は、機器10−1〜10−Nそれぞれから機器情報を取得し、機器情報記憶部241に記憶する(ステップS201)。
続いて、特定部253は、機器10−1〜10−Nから、機器10−1〜10−Nのいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する(ステップS203)。
続いて、判定部255は、第1機器の機器情報に含まれる環境温度と1以上の第2機器の機器情報に含まれる環境温度とに基づいて、第1機器の機器情報に含まれる故障予測情報が示す故障予測の内容の妥当性を判定する(ステップS205)。
続いて、出力部257は、判定結果を出力する(ステップS207)。
以上のように本実施形態によれば、各機器が機内温度から環境温度を推測し、各機器の環境温度を比較し、比較結果を故障予測に用いるため、金銭的コストや人的コストなどのコストを抑えつつ、機器の故障予測の精度を高めることが可能である。
特に本実施形態によれば、環境温度の誤差(環境温度が想定よりも高い場合の誤差)により、故障又は故障の予兆ありと判断されてしまったのか、故障又は故障の予兆により、故障又は故障の予兆ありと判断されてしまったのかを判別できるため、機器の故障予測の精度を高めることが可能である。
一般的に、機器を開発する際の温度設計で、機器が配置される環境の環境温度に応じて機内温度がどの程度の温度になるかは想定されている。このため、機内温度がどの程度の高温になれば、故障又は故障の予兆ありかを判断(予測)できる。例えば、従来技術では、環境温度に基づいて想定機内温度を算出し、計測した機内温度が想定機内温度を超えれば故障と判断している。しかし、このような手法では、環境温度が想定温度を少しでも超えてしまえば、実際には機器が故障していないにも関わらず、故障と判断されてしまうケースがでてしまう。
これに対し、本実施形態では、上述したように、環境温度の比較結果を故障予測に用いるため、環境温度の誤差(環境温度が想定よりも高い場合の誤差)により、故障又は故障の予兆ありと判断されてしまったのか、故障又は故障の予兆により、故障又は故障の予兆ありと判断されてしまったのかを判別でき、実際には機器が故障していないにも関わらず、故障と判断されてしまうケースを防止できる。
また本実施形態によれば、各機器の環境温度の比較結果という相対的な情報を故障予測に用いるため、正確な環境温度を必要としない。
また本実施形態によれば、各機器10の温度特性(機内温度の特性)を考慮して環境温度を推測しているため、温度特性(機内温度の特性)が異なる機器10であっても比較対象とすることができ(図8参照、特に、機器10−1〜10−4の機内温度と機器10−5の機内温度)、同一種別の機器ではなく異なる種別の機器が配置されるような環境下においても、本実施形態を適用できる。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
上記実施形態において、特定部253は、配置情報を用いずに1以上の第2機器を特定してもよい。この場合、機器管理装置20の記憶部240は、配置情報記憶部243を含む必要はない。
この場合、機器10が機器管理装置20に出力する機器情報は、機器10の位置を識別する位置識別情報を更に含む。例えば、機器10がGPS(Global Positioning System)などの測位装置を備えていれば、位置識別情報を取得できる。
そして特定部253は、第1機器の機器情報に含まれる機器識別情報及び位置識別情報を用いて、機器情報記憶部241に記憶されている機器10−1〜10−Nの機器情報から、1以上の第2機器それぞれの機器識別情報を抽出し、1以上の第2機器を特定すればよい。具体的には、特定部253は、機器10−1〜10−Nの機器情報から、第1機器の機器識別情報に対応付けられた位置識別情報が示す位置と一定範囲内の位置を示す位置識別情報に対応付けられた1以上の機器識別情報を、1以上の第2機器それぞれの機器識別情報として抽出する。
(変形例2)
上記実施形態において、機器管理装置20は、故障判定の実施タイミングをリアルタイムに常時実施するのではなく、一定期間(例えば、1時間)毎に実施してもよい。この場合、取得部251は、故障予測情報が故障又は故障の予兆を示す機器10が存在しても、即座に特定部253に通知せず、実行タイミングになってから特定部253に通知する。取得部251は、複数の機器10が第1機器である旨を特定部253に通知する場合であって、同一環境内に第1機器が複数存在する場合、いずれか1つの第1機器を特定部253に通知すればよい。この場合、判定部255は、1以上の第2機器のうち故障予測情報が故障又は故障の予兆を示す機器10についても第1機器として、処理を行えばよい。
変形例2によれば、故障判定をリアルタイムではなく一定期間毎に行うため、機器管理装置20の負荷を低減でき、例えば、比較的故障の発生しにくい機器10を大量に管理するようなケースに好適である。
(ハードウェア構成)
図11は、上記実施形態及び各変形例の機器10及び機器管理装置20(以下、上記実施形態及び各変形例の各装置と称する)のハードウェア構成の一例を示す図である。
上記実施形態及び各変形例の各装置は、CPUなどの制御装置801と、ROMやRAMなどの記憶装置802と、HDDなどの外部記憶装置803と、ディスプレイなどの表示装置804と、キーボードやマウスなどの入力装置805と、通信I/F(インタフェース)などの通信装置806と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態及び各変形例の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 機器管理システム
2 ネットワーク
10−1〜10−N(10) 機器
20 機器管理装置
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 計測部
150 記憶部
160 制御部
161 特定部
163 予測部
165 推定部
167 出力部
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240 記憶部
241 機器情報記憶部
243 配置情報記憶部
250 制御部
251 取得部
253 特定部
255 判定部
257 出力部
特開2009−215010号公報 特開2006−149873号公報

Claims (20)

  1. 複数の機器を管理する機器管理装置であって、
    前記複数の機器それぞれから、当該機器の機内温度に基づいて推測された当該機器が配置されている環境の環境温度を含む機器情報を取得し、機器情報記憶部に記憶する取得部と、
    前記複数の機器から、前記複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定部と、
    前記第1機器の機器情報に含まれる前記環境温度と前記1以上の第2機器の機器情報に含まれる前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する判定部と、
    判定結果を出力する出力部と、
    を備える機器管理装置。
  2. 前記機器情報は、前記機器の機内温度に基づいて当該機器に対して行われた故障予測の内容を示す故障予測情報を更に含み、
    前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度と前記1以上の第2機器の前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の機器情報に含まれる前記故障予測情報が示す故障予測の内容の妥当性を判定する請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記第1機器は、前記故障予測情報が故障又は故障の予兆を示す機器である請求項2に記載の機器管理装置。
  4. 前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度が、前記1以上の第2機器の前記環境温度のいずれに対しても所定温度以上の差がある場合、前記第1機器の前記故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当であると判定する請求項3に記載の機器管理装置。
  5. 前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度が、前記1以上の第2機器の前記環境温度の少なくともいずれかに対して所定温度未満の差である場合、前記第1機器の前記故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でないと判定する請求項3又は4に記載の機器管理装置。
  6. 前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度が、前記第1機器の前記環境温度及び前記1以上の第2機器の前記環境温度との平均である平均環境温度又は標準偏差である標準偏差環境温度に対して所定温度以上の差がある場合、前記第1機器の前記故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当であると判定する請求項3に記載の機器管理装置。
  7. 前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度が、前記第1機器の前記環境温度及び前記1以上の第2機器の前記環境温度との平均である平均環境温度又は標準偏差である標準偏差環境温度に対して所定温度未満の差である場合、前記第1機器の前記故障予測情報が示す故障予測の内容が妥当でないと判定する請求項3又は6に記載の機器管理装置。
  8. 前記機器情報は、前記環境温度の推測時刻を更に含み、
    前記判定部は、前記第1機器の前記環境温度と、当該環境温度の前記推測時刻と同一の推測時刻に対応付けられた前記1以上の第2機器の環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する請求項1〜7のいずれか1つに記載の機器管理装置。
  9. 前記機器情報は、前記機器を識別する機器識別情報を更に含み、
    前記特定部は、前記第1機器の機器情報に含まれる前記機器識別情報を用いて、配置情報記憶部に記憶されている前記複数の機器それぞれの機器識別情報と当該機器識別情報が示す機器が配置されている環境を識別する環境識別情報とを対応付けた配置情報から、前記1以上の第2機器それぞれの前記機器識別情報を抽出し、前記1以上の第2機器を特定する請求項1〜8のいずれか1つに記載の機器管理装置。
  10. 前記特定部は、前記配置情報から、前記第1機器の前記機器識別情報に対応付けられた前記環境識別情報と一致する環境識別情報に対応付けられた1以上の機器識別情報を、前記1以上の第2機器それぞれの前記機器識別情報として抽出する請求項9に記載の機器管理装置。
  11. 前記機器情報は、前記機器を識別する機器識別情報及び前記機器の位置を識別する位置識別情報を更に含み、
    前記特定部は、前記第1機器の機器情報に含まれる前記機器識別情報及び前記位置識別情報を用いて、前記機器情報記憶部に記憶されている前記複数の機器の機器情報から、前記1以上の第2機器それぞれの前記機器識別情報を抽出し、前記1以上の第2機器を特定する請求項1〜8のいずれか1つに記載の機器管理装置。
  12. 前記特定部は、前記複数の機器の機器情報から、前記第1機器の前記機器識別情報に対応付けられた前記位置識別情報が示す位置と一定範囲内の位置を示す位置識別情報に対応付けられた1以上の機器識別情報を、前記1以上の第2機器それぞれの前記機器識別情報として抽出する請求項11に記載の機器管理装置。
  13. 機器であって、
    機内温度を計測する計測部と、
    前記機内温度に基づいて、前記機器が配置されている環境の環境温度を推定する推定部と、
    前記環境温度を機器情報として出力する出力部と、
    を備える機器。
  14. 前記推定部は、前記機器の機内と前記環境との予め定められた差分温度に基づいて、前記環境温度を推定する請求項13に記載の機器。
  15. 前記機器の連続稼動時間を特定する特定部を更に備え、
    前記推定部は、複数の差分温度のうち特定された前記連続稼動時間に応じた差分温度に基づいて、前記環境温度を推定する請求項14に記載の機器。
  16. 前記機内温度に基づいて、故障予測を行って故障予測の内容を示す故障予測情報を生成する予測部を更に備え、
    前記機器情報は、前記故障予測情報を更に含む請求項13〜15のいずれか1つに記載の機器。
  17. 複数の機器それぞれから、当該機器の機内温度に基づいて推測された当該機器が配置されている環境の環境温度を含む機器情報を取得し、機器情報記憶部に記憶する取得部と、
    前記複数の機器から、前記複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定部と、
    前記第1機器の機器情報に含まれる前記環境温度と前記1以上の第2機器の機器情報に含まれる前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する判定部と、
    判定結果を出力する出力部と、
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータであって、
    機内温度を計測する計測部と、
    前記機内温度に基づいて、前記コンピュータが配置されている環境の環境温度を推定する推定部と、
    前記環境温度を機器情報として出力する出力部と、
    して前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
  19. 複数の機器と、当該複数の機器を管理する機器管理装置と、を備える機器管理システムであって、
    前記複数の機器それぞれは、
    機内温度を計測する計測部と、
    前記機内温度に基づいて、自身が配置されている環境の環境温度を推定する推定部と、
    前記環境温度を機器情報として出力する出力部と、を備え、
    前記機器管理装置は、
    前記複数の機器それぞれから前記機器情報を取得し、機器情報記憶部に記憶する取得部と、
    前記複数の機器から、前記複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定部と、
    前記第1機器の機器情報に含まれる前記環境温度と前記1以上の第2機器の機器情報に含まれる前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する判定部と、
    判定結果を出力する出力部と、
    を備える機器管理システム。
  20. 機器の機内温度を計測する計測ステップと、
    前記機内温度に基づいて、前記機器が配置されている環境の環境温度を推定する推定ステップと、
    前記環境温度を機器情報として出力する第1出力ステップと、
    複数の機器それぞれから前記機器情報を取得し、機器情報記憶部に記憶する取得ステップと、
    前記複数の機器から、前記複数の機器のいずれかである第1機器と同一環境に配置されている1以上の第2機器を特定する特定ステップと、
    前記第1機器の機器情報に含まれる前記環境温度と前記1以上の第2機器の機器情報に含まれる前記環境温度とに基づいて、前記第1機器の故障の可能性を判定する判定ステップと、
    判定結果を出力する第2出力ステップと、
    を含む故障判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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