JP6119151B2 - 機器管理装置、機器管理システム及びプログラム - Google Patents

機器管理装置、機器管理システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器管理装置、機器管理システム及びプログラムに関する。
従来から、ネットワークを介して接続された機器を管理する機器管理装置が知られている。例えば特許文献1には、TCO(Total Cost of Ownership)を削減するという観点で、ネットワーク上での機器の最適配置を行う技術が開示されている。
しかしながら、上述したような従来技術では、機器の利用状況が均一化されず、一部の機器に偏ってしまう可能性がある。このため、一部の機器に故障が発生しやすくなってしまい、可用性が低下してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、可用性を向上させることができる機器管理装置、機器管理システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる機器管理装置は、複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置であって、前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する。
また、本発明の別の態様にかかる機器管理システムは、複数の画像形成装置と、当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置と、前記複数の画像形成装置及び前記複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置とを備える機器管理システムであって、前記機器管理装置は、前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する。
また、本発明の別の態様にかかるプログラムは、複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定ステップと、前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得ステップと、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出ステップと、指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析ステップと、解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定ステップと、変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更ステップと、を実行させ、前記解析ステップでは、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、前記判定ステップでは、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、前記変更ステップでは、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する。
本発明によれば、可用性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の機器管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の機器管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の契約単位利用量の一例を示す図である。 図4は、本実施形態の性能値の一例を示す図である。 図5は、本実施形態の割当テーブルの一例を示す図である。 図6は、本実施形態の割当テーブルの一例を示す図である。 図7は、本実施形態の機器管理システムで実行される解析手法の決定処理の一例を示すフローチャート図である。 図8は、本実施形態の機器管理システムで実行される第1解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。 図9は、本実施形態の機器管理システムで実行される第2解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。 図10は、本実施形態の機器管理システムで実行される第3解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。 図11は、本実施形態の機器管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる機器管理装置、機器管理システム及びプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態の機器管理システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態の機器管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、機器管理システム1は、機器管理装置10と、画像形成装置20−1〜20−m(mは自然数)と、端末装置30−1〜30−n(nは自然数)と、印刷サーバ40とを、備える。機器管理装置10、画像形成装置20−1〜20−m、端末装置30−1〜30−n、及び印刷サーバ40は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)やインターネットなどにより実現できる。
機器管理装置10は、画像形成装置20−1〜20−m、端末装置30−1〜30−n、及び印刷サーバ40などの管理対象の機器を管理するものであり、機器管理プログラムがインストールされたPC(Personal Computer)などにより実現できる。
画像形成装置20−1〜20−m(複数の機器の一例)は、印刷装置、複写機、複合機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等が該当する。複合機(MFP:Multifunction Peripheral)は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。
端末装置30−1〜30−n(複数の情報処理装置の一例)は、画像形成装置20−1〜20−mを利用するものであり、具体的には、印刷サーバ40を介して、画像形成装置20−1〜20−mに印刷を行わせる。端末装置30−1〜30−nは、PC(Personal Computer)やタブレットなどにより実現できる。
印刷サーバ40は、印刷を仲介するものであり、プリンタドライバがインストールされたPCなどにより実現できる。印刷サーバ40は、端末装置30−1〜30−nから印刷ジョブを受信し、受信した印刷ジョブに基づく印刷を画像形成装置20−1〜20−mに実行させる。
なお、印刷サーバ40は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれと端末装置30−1〜30−nそれぞれとの割当テーブルを有しており、当該割当テーブルに従って、端末装置30−1〜30−nから受信した印刷ジョブに基づく印刷を画像形成装置20−1〜20−mに実行させる。
なお、以下の説明では、画像形成装置20−1〜20−mを各々区別する必要がない場合は、単に画像形成装置20と称し、端末装置30−1〜30−nを各々区別する必要がない場合は、単に端末装置30と称する場合がある。
図2は、本実施形態の機器管理装置10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、機器管理装置10は、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して、画像形成装置20、端末装置30、及び印刷サーバ40などの外部機器と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部140は、機器管理装置10で実行される機器管理プログラムなどの各種プログラムや機器管理装置10で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
記憶部140は、解析フラグ記憶部141と、利用量記憶部143と、契約単位利用量記憶部145と、性能値記憶部147と、割当テーブル記憶部149とを、含む。なお、解析フラグ記憶部141、利用量記憶部143、契約単位利用量記憶部145、性能値記憶部147、及び割当テーブル記憶部149の詳細については、後述する。
制御部150は、機器管理装置10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部150は、指定部151と、取得部153と、算出部155と、解析部157と、判定部159と、変更部161とを、含む。ここで、制御部150は、記憶部140に記憶されている機器管理プログラムを起動(実行)することにより、指定部151、取得部153、算出部155、解析部157、判定部159、及び変更部161をソフトウェアとして実現する。
ここで、解析フラグ記憶部141について説明する。解析フラグ記憶部141は、後述の解析部157で用いられる画像形成装置20の利用状況を解析する解析手法を示す解析フラグを記憶する。
指定部151は、画像形成装置20の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する。具体的には、指定部151は、操作部120からの入力に基づいて、第1解析手法〜第3解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定し、解析フラグ記憶部141に記憶されている解析フラグを、指定された解析手法を示すように更新する。
なお、第1解析手法は、画像形成装置20−1〜20−mの単位期間当たりの利用量である単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である。第2解析手法は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれに対し契約で定められた単位期間当たりの利用量である契約単位利用量を用いた解析手法である。第3解析手法は、画像形成装置20−1〜20−mの稼働率の平均である平均稼働率を用いた解析手法である。
取得部153は、画像形成装置20から利用量に関する利用量情報を取得する。具体的には、取得部153は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれから画像形成装置20を識別する画像形成装置識別情報とともに利用量情報を定期的に取得し、取得した画像形成装置識別情報と利用量情報が示す利用量とを対応付けて利用量記憶部143に記憶する。利用量情報は、画像形成装置20の利用量に関する情報であればよく、本実施形態では、印刷枚数を示すカウンタ値であるものとするが、これに限定されるものではない。
算出部155は、画像形成装置20毎に、当該画像形成装置20の利用量情報を用いて単位利用量を算出する。具体的には、算出部155は、利用量記憶部143に記憶されている画像形成装置識別情報が示す画像形成装置20毎に、当該画像形成装置識別情報に対応付けられている利用量情報を用いて単位利用量を算出する。
解析部157は、指定部151により指定された解析手法、即ち、解析フラグ記憶部141に記憶されている解析フラグが示す解析手法に基づいて、画像形成装置20毎に当該画像形成装置20の単位利用量を用いて当該画像形成装置20の利用状況を解析する。
解析部157は、指定部151により指定された解析手法が第1解析手法である場合、画像形成装置20−1〜20−mの単位利用量から平均単位利用量を算出し、画像形成装置20毎に当該画像形成装置20の単位利用量と平均単位利用量との差の絶対値を算出する。
ここで契約単位利用量記憶部145について説明する。契約単位利用量記憶部145は、画像形成装置20毎に契約で定められている契約単位利用量を記憶する。図3は、本実施形態の契約単位利用量の一例を示す図である。図3に示す例では、契約単位利用量記憶部145は、画像形成装置20の画像形成装置識別情報に対応付けて契約単位利用量を記憶している。
解析部157は、指定部151により指定された解析手法が第2解析手法である場合、契約単位利用量記憶部145から画像形成装置20それぞれの契約単位利用量を取得し、当該画像形成装置20の単位利用量と取得した契約単位利用量との差の絶対値を算出する。
ここで性能値記憶部147について説明する。性能値記憶部147は、画像形成装置20毎の性能値を記憶する。図4は、本実施形態の性能値の一例を示す図である。図4に示す例では、性能値記憶部147は、画像形成装置20の画像形成装置識別情報に対応付けて性能値を記憶している。
解析部157は、指定部151により指定された解析手法が第3解析手法である場合、性能値記憶部147から画像形成装置20それぞれの性能値を取得し、当該画像形成装置20の単位利用量と取得した性能値とを用いて稼働率を算出し、画像形成装置20−1〜20−mの稼働率から平均稼働率を算出し、当該画像形成装置20の稼働率と平均稼働率との差の絶対値を算出する。なお、稼働率は、単位利用量/性能値で求められる。
判定部159は、解析部157の解析結果に基づいて、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更するか否かを判定する。
判定部159は、解析部157により第1解析手法で解析された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上であると、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更すると判定する。
判定部159は、解析部157により第2解析手法で解析された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値の少なくともいずれかが第2閾値以上であると、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更すると判定する。
判定部159は、解析部157により第3解析手法で解析された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値の少なくともいずれかが第3閾値以上であると、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更すると判定する。
ここで、割当テーブル記憶部149について説明する。割当テーブル記憶部149は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれと端末装置30−1〜30−nそれぞれとの割り当てを示す割当テーブルを記憶する。なお、割当テーブル記憶部149が記憶する割当テーブルは、前述した印刷サーバ40が保持している割当テーブルと同一であるものとするが、これに限定されず、同様の内容を示していればよい。
図5は、本実施形態の割当テーブルの一例を示す図である。図5に示す例では、画像形成装置20の画像形成装置識別情報と端末装置30の端末識別情報とを対応付けることで、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれと端末装置30−1〜30−nそれぞれとの割り当てを示している。
変更部161は、解析部157の解析結果に基づいて、画像形成装置20−1〜20−mの利用状況を均一化するように、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更する。具体的には、変更部161は、判定部159により割り当てを変更すると判定された場合、解析部157の解析結果に基づいて、画像形成装置20−1〜20−mの利用状況を均一化するように、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを割当テーブルにおいて変更する。そして、変更部161は、割り当て変更後の割当テーブルを印刷サーバ40に適用することで、新たな割り当てで端末装置30−1〜30−nによる画像形成装置20−1〜20−mの利用を実現する。
変更部161は、解析部157により第1解析手法で解析され、判定部159により割り当てを変更すると判定された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値が全て第1閾値未満となるように、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更する。具体的には、変更部161は、差の絶対値が第1閾値以上であって単位利用量が平均単位利用量よりも多い画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を削減し、差の絶対値が第1閾値以上であって単位利用量が平均単位利用量よりも少ない画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を増加する。
例えば、図5に示す例において、画像形成装置識別情報「B」の画像形成装置の差の絶対値が第1閾値以上であって単位利用量が平均単位利用量よりも少なく、画像形成装置識別情報「C」の画像形成装置の差の絶対値が第1閾値以上であって単位利用量が平均単位利用量よりも多いとする。この場合、変更部161は、図6に示すように、画像形成装置識別情報「C」の画像形成装置に割り当てられている端末装置から、端末識別情報「H」の端末装置を除去し、画像形成装置識別情報「B」の画像形成装置に割り当てられている端末装置に、端末識別情報「H」の端末装置を付加する。これにより、画像形成装置識別情報「B」及び画像形成装置識別情報「C」の画像形成装置の差の絶対値を第1閾値未満とすることが可能となる。
なお、変更部161は、差の絶対値が第1閾値以上である画像形成装置20に対する割り当てを変更する端末装置30の台数は、端末装置30−1〜30−nの平均利用量を基に、差の絶対値が第1閾値未満となるように決定すればよい。
変更部161は、解析部157により第2解析手法で解析され、判定部159により割り当てを変更すると判定された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値が全て第2閾値未満となるように、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更する。具体的には、変更部161は、差の絶対値が第2閾値以上であって単位利用量が契約単位利用量よりも多い画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を削減し、差の絶対値が第2閾値以上であって単位利用量が契約単位利用量よりも少ない画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を増加する。
変更部161は、解析部157により第3解析手法で解析され、判定部159により割り当てを変更すると判定された場合、解析部157により算出された画像形成装置20の差の絶対値が全て第3閾値未満となるように、画像形成装置20−1〜20−mに対する端末装置30−1〜30−nの割り当てを変更する。具体的には、変更部161は、差の絶対値が第3閾値以上であって稼働率が平均稼働率よりも高い画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を削減し、差の絶対値が第3閾値以上であって稼働率が平均稼働率よりも低い画像形成装置20については、割り当てられている端末装置30の数を増加する。
なお、機器管理装置10は、上述した各部の全てを必須の構成とする必要はなく、その一部を省略した構成としてもよい。
次に、本実施形態の機器管理システムの動作について説明する。
図7〜図10は、本実施形態の機器管理システム1で実行される解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。図7は、本実施形態の機器管理システム1で実行される解析手法の決定処理の一例を示すフローチャート図である。
解析部157は、まず、解析フラグ記憶部141に記憶されている解析フラグを確認する(ステップS100)。
そして解析フラグが示す解析手法が第1解析手法の場合、図8に示す処理が実行され、解析フラグが示す解析手法が第2解析手法の場合、図9に示す処理が実行され、解析フラグが示す解析手法が第3解析手法の場合、図10に示す処理が実行される。
図8は、本実施形態の機器管理システム1で実行される第1解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、解析部157は、算出部155により算出された画像形成装置20−1〜20−mの単位利用量である単位印刷枚数を用いて、画像形成装置20−1〜20−mの単位印刷枚数の平均である平均単位印刷枚数を算出する(ステップS201)。
続いて、解析部157は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれの単位印刷枚数と平均単位印刷枚数との差の絶対値を算出する(ステップS203)。
続いて、判定部159は、算出した差の絶対値に第1閾値以上となる差の絶対値があるか否かを確認する(ステップS205)。
なお、第1閾値以上となる差の絶対値がない場合(ステップS205でNo)、判定部159は、割り当てを変更しないと判定し、処理は終了となる。
一方、第1閾値以上となる差の絶対値がある場合(ステップS205でYes)、判定部159は、割り当てを変更すると判定し、変更部161は、端末装置30の平均印刷枚数を算出する(ステップS207)。なお、端末装置30の平均印刷枚数は、画像形成装置20−1〜20−mの単位印刷枚数の総数/端末装置30の台数で求められる。
続いて、変更部161は、差の絶対値が第1閾値以上の画像形成装置20間で、端末装置30の平均印刷枚数を基に、差の絶対値が第1閾値未満となるように端末装置30の割り当てを変更する(ステップS209)。
図9は、本実施形態の機器管理システム1で実行される第2解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、解析部157は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれの単位印刷枚数と契約単位利用量である契約単位印刷枚数との差の絶対値を算出する(ステップS303)。
続いて、判定部159は、算出した差の絶対値に第2閾値以上となる差の絶対値があるか否かを確認する(ステップS305)。
なお、第2閾値以上となる差の絶対値がない場合(ステップS305でNo)、判定部159は、割り当てを変更しないと判定し、処理は終了となる。
一方、第2閾値以上となる差の絶対値がある場合(ステップS305でYes)、判定部159は、割り当てを変更すると判定し、変更部161は、端末装置30の平均印刷枚数を算出する(ステップS307)。
続いて、変更部161は、差の絶対値が第2閾値以上の画像形成装置20間で、端末装置30の平均印刷枚数を基に、差の絶対値が第2閾値未満となるように端末装置30の割り当てを変更する(ステップS309)。
図10は、本実施形態の機器管理システム1で実行される第3解析手法の解析及び割当処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、解析部157は、算出部155により算出された画像形成装置20−1〜20−mの単位利用量である単位印刷枚数及び画像形成装置20−1〜20−mの性能値を用いて、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれの稼働率を算出し、画像形成装置20−1〜20−mの稼働率の平均である平均稼働率を算出する(ステップS401)。
続いて、解析部157は、画像形成装置20−1〜20−mそれぞれの稼働率と平均稼働率との差の絶対値を算出する(ステップS403)。
続いて、判定部159は、算出した差の絶対値に第3閾値以上となる差の絶対値があるか否かを確認する(ステップS405)。
なお、第3閾値以上となる差の絶対値がない場合(ステップS405でNo)、判定部159は、割り当てを変更しないと判定し、処理は終了となる。
一方、第3閾値以上となる差の絶対値がある場合(ステップS405でYes)、判定部159は、割り当てを変更すると判定し、変更部161は、端末装置30の平均印刷枚数を算出する(ステップS407)。
続いて、変更部161は、差の絶対値が第3閾値以上の画像形成装置20間で、端末装置30の平均印刷枚数を基に、差の絶対値が第3閾値未満となるように端末装置30の割り当てを変更する(ステップS409)。
以上のように本実施形態では、画像形成装置の利用状況を均一化することができる。このため、一部の画像形成装置に利用が偏ってしまうことを避けられ、一部の画像形成装置の故障発生確率が高まってしまうという事態を防止でき、端末装置が画像形成装置を利用した際のエラーの発生も低減することができる。このため本実施形態によれば、システム全体の可用性を向上させることができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上記実施形態では、印刷サーバを用いる例について説明したが、これに限定されるものではない。端末装置が直接画像形成装置を利用する場合には、機器管理装置が割り当てを変更した割当テーブルを各端末装置に適用すればよい。
(ハードウェア構成)
図11は、本実施形態の機器管理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の機器管理装置10は、CPUなどの制御装置810と、ROMやRAMなどの記憶装置820と、HDDなどの外部記憶装置830と、ディスプレイなどの表示装置840と、キーボードやマウスなどの入力装置850と、通信インタフェース860と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の機器管理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施形態の機器管理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の機器管理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の機器管理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
本実施形態の機器管理装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 機器管理システム
2 ネットワーク
10 機器管理装置
20−1〜20−m(20) 画像形成装置
30−1〜30−n(30) 端末装置
40 印刷サーバ
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
141 解析フラグ記憶部
143 利用量記憶部
145 契約単位利用量記憶部
147 性能値記憶部
149 割当テーブル記憶部
150 制御部
151 指定部
153 取得部
155 算出部
157 解析部
159 判定部
161 変更部
特開2009−193178号公報

Claims (12)

  1. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置であって、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理装置。
  2. 前記変更部は、前記差の絶対値が前記第1閾値以上であって前記単位利用量が前記平均単位利用量よりも多い画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を削減し、前記差の絶対値が前記第1閾値以上であって前記単位利用量が前記平均単位利用量よりも少ない画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を増加する請求項に記載の機器管理装置。
  3. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置であって、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置それぞれに対し契約で定められた単位期間当たりの利用量である契約単位利用量を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記契約単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第2閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第2閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理装置。
  4. 前記変更部は、前記差の絶対値が前記第2閾値以上であって前記単位利用量が前記契約単位利用量よりも多い画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を削減し、前記差の絶対値が前記第2閾値以上であって前記単位利用量が前記契約単位利用量よりも少ない画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を増加する請求項に記載の機器管理装置。
  5. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置であって、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の稼働率の平均である平均稼働率を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の性能値と前記単位利用量を用いて前記稼働率及び前記平均稼働率を算出し、当該画像形成装置の前記稼働率と前記平均稼働率との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第3閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第3閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理装置。
  6. 前記変更部は、前記差の絶対値が前記第3閾値以上であって前記稼働率が前記平均稼働率よりも高い画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を削減し、前記差の絶対値が前記第3閾値以上であって前記稼働率が前記平均稼働率よりも低い画像形成装置については、割り当てられている情報処理装置の数を増加する請求項に記載の機器管理装置。
  7. 複数の画像形成装置と、当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置と、前記複数の画像形成装置及び前記複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置とを備える機器管理システムであって、
    前記機器管理装置は、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理システム。
  8. 複数の画像形成装置と、当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置と、前記複数の画像形成装置及び前記複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置とを備える機器管理システムであって、
    前記機器管理装置は、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置それぞれに対し契約で定められた単位期間当たりの利用量である契約単位利用量を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記契約単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第2閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第2閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理システム。
  9. 複数の画像形成装置と、当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置と、前記複数の画像形成装置及び前記複数の情報処理装置とネットワークを介して接続される機器管理装置とを備える機器管理システムであって、
    前記機器管理装置は、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定部と、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得部と、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出部と、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析部と、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定部と、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更部と、を備え、
    前記解析部は、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の稼働率の平均である平均稼働率を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の性能値と前記単位利用量を用いて前記稼働率及び前記平均稼働率を算出し、当該画像形成装置の前記稼働率と前記平均稼働率との差の絶対値を算出し、
    前記判定部は、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第3閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更部は、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第3閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する機器管理システム。
  10. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定ステップと、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得ステップと、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出ステップと、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析ステップと、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定ステップと、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更ステップと、を実行させ
    前記解析ステップでは、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の前記単位利用量の平均である平均単位利用量を用いた解析手法である場合、前記平均単位利用量を算出し、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記平均単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定ステップでは、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第1閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更ステップでは、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第1閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するプログラム。
  11. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定ステップと、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得ステップと、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出ステップと、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析ステップと、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定ステップと、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更ステップと、を実行させ、
    前記解析ステップでは、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置それぞれに対し契約で定められた単位期間当たりの利用量である契約単位利用量を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量と前記契約単位利用量との差の絶対値を算出し、
    前記判定ステップでは、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第2閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更ステップでは、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第2閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するプログラム。
  12. 複数の画像形成装置及び当該複数の画像形成装置を利用する複数の情報処理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、
    前記複数の画像形成装置の利用状況を解析する複数の解析手法のうちのいずれかの解析手法を指定する指定ステップと、
    前記複数の画像形成装置から印刷枚数を示す利用量情報を取得する取得ステップと、
    前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の前記利用量情報を用いて単位期間当たりの印刷枚数である単位利用量を算出する算出ステップと、
    指定された前記解析手法に基づいて、前記画像形成装置毎に当該画像形成装置の前記単位利用量を用いて当該画像形成装置の利用状況を解析する解析ステップと、
    解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するか否かを判定する判定ステップと、
    変更すると判定された場合、前記解析結果に基づいて、前記複数の画像形成装置の利用率を均一化するように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更する変更ステップと、を実行させ、
    前記解析ステップでは、指定された前記解析手法が、前記複数の画像形成装置の稼働率の平均である平均稼働率を用いた解析手法である場合、前記画像形成装置毎に、当該画像形成装置の性能値と前記単位利用量を用いて前記稼働率及び前記平均稼働率を算出し、当該画像形成装置の前記稼働率と前記平均稼働率との差の絶対値を算出し、
    前記判定ステップでは、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値の少なくともいずれかが第3閾値以上である場合、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更すると判定し、
    前記変更ステップでは、変更すると判定された場合、前記複数の画像形成装置の前記差の絶対値が全て前記第3閾値未満となるように、前記複数の画像形成装置に対する前記複数の情報処理装置の割り当てを変更するプログラム。
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