JP2014174691A - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄積済みの機器に関する情報をサービスに活用することができる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】所定機器の機種を少なくとも示す機器情報を取得する機器情報取得部753と、管理対象の機器のうち機器情報が示す機種の機器に発生した障害に関する障害情報を取得する障害情報取得部754と、取得された障害情報に基づいて、所定機器に発生する障害を予測する予測部756と、予測された障害に応じたサービスマンに関するサービスマン情報を取得するサービスマン情報取得部757と、取得されたサービスマン情報を出力する出力部758と、を備える。
【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来から、MPS(Managed Print Service)の分野において、顧客環境における機器の稼働率などの稼動情報や、障害数及び障害内容などの障害情報を管理し、当該機器の稼働状況をサービスレポートとして顧客に提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような従来技術では、顧客との間で交わされた契約が守られているか否かを確認する目的でサービスレポートを用いているに過ぎず、例えば、顧客との間で交わす契約の内容を定めるために機器の稼働情報を利用するというように、機器の稼働状況を管理する上で日々蓄積されていく機器に関する情報を、MPS等のサービスに活かすことができていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、蓄積済みの機器に関する情報をサービスに活用することができる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理システムは、所定機器の機種を少なくとも示す機器情報を取得する機器情報取得部と、管理対象の機器のうち前記機器情報が示す機種の機器に発生した障害に関する障害情報を取得する障害情報取得部と、取得された前記障害情報に基づいて、前記所定機器に発生する障害を予測する予測部と、予測された前記障害に応じた人物に関する人物情報を取得する人物情報取得部と、取得された前記人物情報を出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、蓄積済みの機器に関する情報をサービスに活用することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の顧客管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の顧客情報の一例を示す図である。 図4は、本実施形態のグループ管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態のグループ情報の一例を示す図である。 図6は、本実施形態の機器管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図7は、本実施形態の機器情報の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の障害管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、本実施形態の障害情報の一例を示す図である。 図10は、本実施形態のサービスマン管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本実施形態のサービスマン情報の一例を示す図である。 図12は、本実施形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図13は、本実施形態の顧客情報、グループ情報、機器情報、障害情報、及びサービスマン情報の階層構造の一例を示す図である。 図14は、本実施形態のサービスマン情報の表示例を示す図である。 図15は、本実施形態のサービスマン情報の表示例を示す図である。 図16は、本実施形態の情報処理システムで実行される処理の一例を示すフローチャート図である。 図17は、本実施形態の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態の情報処理システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、顧客管理装置10と、グループ管理装置20と、機器管理装置30と、機器40−1〜40−n(n≧1)と、障害管理装置50と、サービスマン管理装置60と、情報処理装置70と、ユーザ端末80とを、備える。顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、サービスマン管理装置60、情報処理装置70、及びユーザ端末80は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
図2は、本実施形態の顧客管理装置10の構成の一例を示すブロック図である。顧客管理装置10は、顧客情報を管理するものであり、図2に示すように、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して、情報処理装置70などの外部装置と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部140は、顧客管理装置10で実行される各種プログラム、及び顧客管理装置10で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部140は、顧客情報記憶部141を含む。
顧客情報記憶部141は、顧客に関する情報である顧客情報を記憶する。図3は、本実施形態の顧客情報の一例を示す図である。図3に示す例では、顧客情報は、GUID(Globally Unique Identifier)と、CustomerIDと、Nameと、を対応付けた情報となっている。GUIDは、顧客情報のレコード(顧客情報のカラム)を識別する識別子である。CustomerID(顧客識別情報の一例)は、顧客を識別する識別子である。Nameは、顧客の名前である。
制御部150は、顧客管理装置10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部150は、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報の入出力を管理する。
制御部150は、例えば、顧客管理装置10の管理者などから操作部120を介して、新規の顧客情報が入力されたり、既存の顧客情報の更新情報が入力されたりすると、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報を更新する。また制御部150は、例えば、情報処理装置70から通信部110を介してNameが入力されると、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報から当該Nameを含む顧客情報のレコードを取得し、情報処理装置70に返却する。なお、制御部150が取得する顧客情報のレコードには、少なくともNameに対応付けられたCustomerIDが含まれていればよい。
図4は、本実施形態のグループ管理装置20の構成の一例を示すブロック図である。グループ管理装置20は、グループ情報を管理するものであり、図4に示すように、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク2を介して、情報処理装置70などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、グループ管理装置20で実行される各種プログラム、及びグループ管理装置20で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部240は、グループ情報記憶部241を含む。
グループ情報記憶部241は、顧客のグループに関する情報であるグループ情報を記憶する。顧客のグループとは、顧客を細分化するものであればよく、例えば、大陸、国・地域、及び都市などの顧客のリージョン構成や顧客の組織構成などが該当するが、これに限定されるものではない。また、グループは、階層構造を成していてもよい。
図5は、本実施形態のグループ情報の一例を示す図である。図5に示す例では、グループ情報は、GUIDと、GroupIDと、CustomerIDと、親GroupIDと、Nameと、を対応付けた情報となっている。GUIDは、グループ情報のレコード(グループ情報のカラム)を識別する識別子である。GroupID(グループ識別情報の一例)は、グループを識別する識別子である。CustomerIDは、顧客を識別する識別子である。親GroupIDは、上位のグループを識別する識別子である。Nameは、グループの名前である。
図3及び図5に示す例では、CustomerID“CUSTOMER001”のA社のグループ(リージョン構成)は、GroupID“GROUP1”の北米にGroupID“GROUP2”のアメリカが属し、GroupID“GROUP2”のアメリカにGroupID“GROUP3”の都市Cが属する階層構造となっている。
制御部250は、グループ管理装置20の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部250は、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報の入出力を管理する。
制御部250は、例えば、グループ管理装置20の管理者などから操作部220を介して、新規のグループ情報が入力されたり、既存のグループ情報の更新情報が入力されたりすると、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報を更新する。また制御部250は、例えば、情報処理装置70から通信部210を介してCustomerIDが入力されると、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコードを取得し、情報処理装置70に返却する。なお、制御部250が取得するグループ情報のレコードには、少なくともCustomerIDに対応付けられたGroupIDが含まれていればよい。
図6は、本実施形態の機器管理装置30の構成の一例を示すブロック図である。機器管理装置30は、機器40−1〜40−n(管理対象の機器の一例)の機器情報を管理するものであり、図6に示すように、通信部310と、操作部320と、表示部330と、記憶部340と、制御部350とを、備える。
機器40−1〜40−nは、ネットワーク2に接続可能な機器であればよく、例えば、印刷装置、複写機、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPCやタブレットなどが挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。本実施形態では、機器40−1〜40−nは、複合機であるものとするが、これに限定されるものではない。
通信部310は、ネットワーク2を介して、機器40−1〜40−nや情報処理装置70などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部320は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部330は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部340は、機器管理装置30で実行される各種プログラム、及び機器管理装置30で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部340は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部340は、機器情報記憶部341を含む。
機器情報記憶部341は、機器40−1〜40−nの機器情報を記憶する。なお、機器情報は、機器管理に関する情報であれば、どのようなものであってもよい。図7は、本実施形態の機器情報の一例を示す図である。図7に示す例では、機器情報は、GUIDと、SerialNumberと、MACAddressと、IPAddressと、Host名と、Vendor名と、Model名と、FirmwareVersionと、設置日と、リース期限日と、初期導入費用と、GroupIDと、を対応付けた情報となっている。
GUIDは、機器情報のレコード(機器情報のカラム)を識別する識別子である。SerialNumberは、機器を識別する識別子である。SerialNumberの機器は、GroupIDのグループ(詳細には、図5に示すグループ情報において、GroupIDが対応付けられたCustomerIDの顧客)に所有されている。MACAddressは、機器のMACアドレスである。IPAddressは、機器のIPアドレスである。Host名は、機器のホスト名である。Vendor名は、機器のベンダ名である。Model名(機種情報の一例)は、機器の機種を示すモデル名である。FirmwareVersionは、機器にインストールされているファームウェアのバージョンである。設置日は、機器が顧客環境に設置(導入)された日である。リース期限日は、機器の顧客へのリース期限日である。初期導入費用は、機器を顧客環境に導入するのに必要な初期費用である。GroupIDは、グループを識別する識別子である。
制御部350は、機器管理装置30の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部350は、機器情報記憶部341に記憶されている機器情報の入出力を管理する。
制御部350は、例えば、機器40−1〜40−nから通信部310を介して機器情報を取得し、新規の機器の機器情報であれば機器情報記憶部341に記憶し、既存の機器の機器情報であれば機器情報記憶部341に記憶されている機器情報を更新する。具体的には、制御部350は、SNMP(Simple Network Management Protocol)など機器管理で一般的に用いられる汎用プロトコルを用いた通信を機器40−1〜40−nとの間で行い、機器情報を取得する。なお、機器情報の取得手法は、制御部350が機器40−1〜40−nから主体的に取得する手法であってもよいし、機器40−1〜40−nが機器情報を主体的に機器管理装置30(制御部350)に通知する手法であってもよい。
また制御部350は、例えば、情報処理装置70から通信部310を介してGroupIDが入力されると、機器情報記憶部341に記憶されている機器情報から当該GroupIDを含む機器情報のレコードを取得し、情報処理装置70に返却する。なお、制御部350が取得する機器情報のレコードには、少なくともGroupIDに対応付けられたModel名が含まれていればよい。
図8は、本実施形態の障害管理装置50の構成の一例を示すブロック図である。障害管理装置50は、機器40−1〜40−nに発生した障害の障害情報(チケット)を管理するものであり、図8に示すように、通信部510と、操作部520と、表示部530と、記憶部540と、制御部550とを、備える。
通信部510は、ネットワーク2を介して、情報処理装置70などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部520は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部530は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部540は、障害管理装置50で実行される各種プログラム、及び障害管理装置50で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部540は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部540は、障害情報記憶部541を含む。
障害情報記憶部541は、機器40−1〜40−nに発生した障害に関する障害情報を記憶する。図9は、本実施形態の障害情報の一例を示す図である。図9に示す例では、障害情報は、GUIDと、TicketIDと、発生日と、解決日と、Close時間と、障害カテゴリと、障害概要と、対応概要と、Model名と、SerialNumberと、を対応付けた情報となっている。
GUIDは、障害情報のレコード(障害情報のカラム)を識別する識別子である。TicketIDは、発生した障害を識別する識別子である。発生日は、障害の発生日である。解決日は、障害の解決日である。Close時間は、障害が発生してから解決されるまでの時間であり、解決日−発生日となる。当該障害が発生した機器は、Close時間の間、稼動が停止したものとみなされる。障害カテゴリ(障害の種別の一例)は、障害を分類するカテゴリであり、障害の種別を示す。障害概要は、障害の概要である。対応概要は、障害に対して行った対応内容の概要である。Model名は、障害が発生した機器のモデル名である。SerialNumberは、障害が発生した機器を識別する識別子である。
制御部550は、障害管理装置50の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部550は、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報の入出力を管理する。
制御部550は、例えば、障害管理装置50の管理者などから操作部520を介して、新規の障害情報が入力され、チケットが起票されたり、既存の障害情報の更新情報が入力され、チケットがクローズされたりすると、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報を更新する。また制御部550は、例えば、情報処理装置70から通信部510を介してModel名が入力されると、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報から当該Model名を含むグループ情報のレコードを取得し、情報処理装置70に返却する。なお、制御部550が取得するグループ情報のレコードには、少なくともModel名に対応付けられた障害カテゴリが含まれていればよい。
図10は、本実施形態のサービスマン管理装置60の構成の一例を示すブロック図である。サービスマン管理装置60は、サービスマン情報(人物情報の一例)を管理するものであり、図10に示すように、通信部610と、操作部620と、表示部630と、記憶部640と、制御部650とを、備える。
通信部610は、ネットワーク2を介して、情報処理装置70などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部620は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部630は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部640は、サービスマン管理装置60で実行される各種プログラム、及びサービスマン管理装置60で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部640は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部640は、サービスマン情報記憶部641を含む。
サービスマン情報記憶部641は、機器40−1〜40−nに発生した障害に対応したサービスマン(人物の一例)に関するサービスマン情報を記憶する。図11は、本実施形態のサービスマン情報の一例を示す図である。図11に示す例では、サービスマン情報は、GUIDと、PersonIDと、Nameと、所属と、電話番号と、メールアドレスと、ChatIDと、対応件数と、を対応付けた情報となっている。
GUIDは、サービスマン情報のレコード(サービスマン情報のカラム)を識別する識別子である。PersonIDは、サービスマンを識別する識別子である。Nameは、サービスマンの名前である。所属は、サービスマンの所属先である。電話番号は、サービスマンの電話番号である。メールアドレスは、サービスマンのメールアドレスである。ChatIDは、サービスマンのチャットIDである。対応件数は、Paper JAM、Network ERROR、及びHDD ERRORなど障害カテゴリ毎の対応件数である。
制御部650は、サービスマン管理装置60の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部650は、サービスマン情報記憶部641に記憶されているサービスマン情報の入出力を管理する。制御部650は、例えば、サービスマン管理装置60の管理者などから操作部620を介して、新規のサービスマン情報が入力されたり、既存のサービスマン情報の更新情報が入力されたりすると、サービスマン情報記憶部641に記憶されているサービスマン情報を更新する。また制御部650は、例えば、情報処理装置70から通信部610を介して障害カテゴリが入力されると、サービスマン情報記憶部641に記憶されているサービスマン情報のレコードを、入力された障害カテゴリの対応件数が多い順に並び替える。そして制御部650は、入力された障害カテゴリの対応件数が上位予め定められた数以内のレコード(例えば、最上位のレコード)、又は入力された障害カテゴリの対応件数が閾値以上のレコードを取得し、情報処理装置70に返却する。なお、制御部650が取得するサービスマン情報のレコードには、入力された障害カテゴリの対応件数が少なくとも含まれていればよいが、Nameや所属が更に含まれていることが好ましい。
図12は、本実施形態の情報処理装置70の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置70は、顧客管理装置10から顧客情報、グループ管理装置20からグループ情報、機器管理装置30から機器情報、障害管理装置50から障害情報を取得して、所定機器に発生する障害を予測し、当該障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報をサービスマン管理装置60から取得する。所定機器は、所定顧客(但し、所定顧客のグループであってもよい)の顧客環境に導入されている機器である。情報処理装置70は、図12に示すように、通信部710と、操作部720と、表示部730と、記憶部740と、制御部750とを、備える。
図13は、本実施形態の顧客情報、グループ情報、機器情報、障害情報、及びサービスマン情報の階層構造の一例を示す図であり、顧客情報としてCustomerID、グループ情報としてGroupID、機器情報としてModel名、障害情報として障害カテゴリ、サービスマン情報として対応件数を例示している。予測した障害への対応に適したサービスマンの抽出に用いられる情報は、図13に示すように、CustomerIDにGroupIDが属し、GroupIDにModel名が属し、Model名に障害カテゴリが属し、障害カテゴリに対応件数が属する階層構造となっている。
通信部710は、ネットワーク2を介して、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、障害管理装置50、サービスマン管理装置60、及びユーザ端末80などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部720は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部730は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部740は、情報処理装置70で実行される各種プログラム、及び情報処理装置70で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部740は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
制御部750は、情報処理装置70の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部750は、顧客情報取得部751と、グループ情報取得部752と、機器情報取得部753と、障害情報取得部754と、予測部756と、サービスマン情報取得部757と、出力部758とを、含む。ここで、制御部750は、記憶部740に記憶されているプログラムを起動(実行)することにより、顧客情報取得部751、グループ情報取得部752、機器情報取得部753、障害情報取得部754、予測部756、サービスマン情報取得部757、及び出力部758をソフトウェアとして実現する。
顧客情報取得部751は、所定顧客の顧客情報を取得する。顧客情報取得部751は、例えば、ユーザ端末80から通信部710を介して所定顧客の名前であるName“A社”が入力されると、通信部710を介して当該Nameを顧客管理装置10に送信し、顧客管理装置10から当該Nameを含む顧客情報のレコード(顧客情報のGUID“00001”のレコード)を取得する(図3参照)。
グループ情報取得部752は、グループ情報を取得する。グループ情報取得部752は、例えば、顧客情報取得部751により取得された顧客情報のレコードに含まれるCustomerID“CUSTOMER001”を、通信部710を介してグループ管理装置20に送信し、グループ管理装置20から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコード(グループ情報のGUID“00001〜00003”のレコード)を取得する(図3及び図5参照)。
機器情報取得部753は、機器情報を取得する。機器情報取得部753は、例えば、グループ情報取得部752により取得されたグループ情報のレコードに含まれるGroupID“GROUP1”、“GROUP2”、“GROUP3”を、通信部710を介して機器管理装置30に送信し、機器管理装置30から当該GroupIDのいずれかを含む機器情報のレコード(機器情報のGUID“00001〜00003”のレコード)を取得する(図5及び図7参照)。
これにより、機器情報取得部753は、所定顧客(但し、所定顧客のグループであってもよい)の顧客環境に導入されている所定機器の機器情報を取得する。なお、この例では、所定機器はSerialNumber“FA2233−000”、“BC2233−111”、“FA2233−001”の3台であり、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”の機器のModel名は“Imagio MPC 3500”であり、SerialNumber“BC2233−111”の機器のModel名は“Imagio MPC 2500”である。但し、機器情報取得部753が取得する所定機器の機器情報は、これに限定されるものではない。
障害情報取得部754は、障害情報を取得する。障害情報取得部754は、例えば、機器情報取得部753により取得された機器情報のレコードに含まれるModel名“Imagio MPC 3500”、“Imagio MPC 2500”を、通信部710を介して障害管理装置50に送信し、障害管理装置50から当該Model名のいずれかを含む障害情報のレコード(障害情報のGUID“00001〜00004”のレコード)を取得する。
これにより、障害情報取得部754は、管理対象の機器のうち所定機器と同一機種の機器それぞれの障害情報を取得する。なお、この例では、障害情報取得部754は、Model名“Imagio MPC 3500”の2台の機器から障害情報を取得するとともに、Model名“Imagio MPC 2500”の2台の機器から障害情報を取得する。但し、障害情報取得部754が取得する所定機器と同一機種の機器の障害情報は、これに限定されるものではない。
予測部756は、障害情報取得部754により取得された障害情報に基づいて、所定機器に発生する障害を予測する。具体的には、予測部756は、障害情報取得部754により取得された障害情報に含まれる障害カテゴリを用いて、所定機器での発生が予測される障害の障害カテゴリの内訳を予測する。
以下、障害カテゴリの内訳の予測について具体的に説明する。
以下の説明では、顧客環境に導入されている所定機器は、前述のとおり、SerialNumber“FA2233−000”、“BC2233−111”、“FA2233−001”の3台であり、機器情報取得部753は、これら3台の所定機器の機器情報を取得しているものとする(図7参照)。
なお、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”の機器のModel名は“Imagio MPC 3500”であり、SerialNumber“BC2233−111”の機器のModel名は“Imagio MPC 2500”である(図7参照)。
また、管理対象の機器のうち所定機器と同一機種の機器の障害情報(障害情報のレコード数)は、前述の例では、Model名“Imagio MPC 3500”の機器、Model名“Imagio MPC 2500”の機器それぞれ2件ずつであったが(図9参照)、ここでは、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の障害情報は56件、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の障害情報は128件である場合を例に取り説明する。
つまり、障害情報取得部754は、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の障害情報のレコードを56件取得し、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の障害情報のレコードを128件取得しているものとする。
また、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の障害情報のレコードの管理期間(最新のレコードの発生日−最古のレコードの発生日)は24ヶ月であり、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の障害情報のレコードの管理期間(最新のレコードの発生日−最古のレコードの発生日)は36ヶ月であるものとする。
また、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の障害情報のレコード56件の障害カテゴリの内訳は、Paper JAMが12件(21%)、Network ERRORが24件(43%)、及びHDD ERRORが20件(36%)であるものとする。また、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の障害情報のレコード128件の障害カテゴリの内訳は、Paper JAMが30件(23%)、Network ERRORが58件(46%)、及びHDD ERRORが40件(31%)であるものとする。
まず、予測部756は、機器情報取得部753により取得された機器情報より、所定機器は、Model名“Imagio MPC 3500”の2台と、Model名“Imagio MPC 2500”の1台との合計3台であると判断する。
次に、予測部756は、障害情報取得部754により取得された障害情報より、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の障害情報のレコードは、24ヶ月で56件であり、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の障害情報のレコードは、36ヶ月で128件であると判断する。
次に、予測部756は、それぞれのModel名の機種の単位期間あたりの障害情報の平均レコード数を算出する。例えば、予測部756は、Model名“Imagio MPC 3500”の機器の1ヶ月あたりの障害情報の平均レコード数は、2.3(56/24)と算出し、Model名“Imagio MPC 2500”の機器の1ヶ月あたりの障害情報の平均レコード数は、3.6(128/36)と算出する。
次に、予測部756は、所定機器全体での発生が予測される単位期間あたりの平均障害発生件数を算出する。例えば、予測部756は、Model名“Imagio MPC 3500”の2台及びModel名“Imagio MPC 2500”の1台の合計3台の所定機器での発生が予測される1ヶ月あたりの平均障害発生件数は、2.3×2+3.6×1=8.2と算出する。
次に、予測部756は、所定機器それぞれでの発生が予測される単位期間あたりの障害の障害カテゴリの内訳を算出する。例えば、予測部756は、Model名“Imagio MPC 3500”での発生が予測される1ヶ月あたりの障害の障害カテゴリの内訳は、Paper JAMが0.483(2.3×0.21)、Network ERRORが0.989(2.3×0.43)、及びHDD ERRORが0.828(2.3×0.36)と算出する。また予測部756は、Model名“Imagio MPC 2500”での発生が予測される1ヶ月あたりの障害の障害カテゴリの内訳は、Paper JAMが0.828(3.6×0.23)、Network ERRORが1.656(3.6×0.46)、及びHDD ERRORが1.116(3.6×0.31)と算出する。
次に、予測部756は、所定機器全体での発生が予測される単位期間あたりの障害の障害カテゴリの内訳を算出する。例えば、予測部756は、Model名“Imagio MPC 3500”の2台及びModel名“Imagio MPC 2500”の1台の合計3台の所定機器での発生が予測される1ヶ月あたりの障害の障害カテゴリの内訳は、Paper JAMが1.794(2×0.483+1×0.828)、Network ERRORが3.634(2×0.989+1×1.656)、及びHDD ERRORが2.772(2×0.828+1×1.116)と算出する。
サービスマン情報取得部757(人物情報取得部の一例)は、予測部756により予測された障害への対応に適したサービスマンに関するサービスマン情報を取得する。
具体的には、サービスマン情報取得部757は、予測部756により予測された障害カテゴリの内訳に占める数が上位予め定められた第1数以内の障害カテゴリの障害、又は当該内訳に占める割合が第1閾値以上の障害カテゴリの障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報を取得する。なお、予測された障害カテゴリの内訳に占める数は、例えば、件数や割合などが挙げられる。
本実施形態では、サービスマン情報取得部757は、予測部756により予測された障害カテゴリの内訳に占める件数が最上位の障害カテゴリの障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報を取得するものとするが、これに限定されるものではない。
また、障害への対応に適したサービスマンは、当該障害への対応件数が上位予め定められた第2数以内のサービスマン、又は当該障害への対応件数が第2閾値以上のサービスマンなどとすることができる。なお、上位予め定められた第1数と上位予め定められた第2数とは、同一の値であっても異なる値であってもよい。第1閾値と第2閾値とは、異なる値であることが好ましい。
本実施形態では、障害への対応に適したサービスマンは、当該障害への対応件数が100件以上のサービスマンとするが、これに限定されるものではない。
例えば、Model名“Imagio MPC 3500”の2台及びModel名“Imagio MPC 2500”の1台の合計3台の所定機器での発生が予測される1ヶ月あたりの平均障害発生件数が8.2であり、その内訳は、Paper JAMが1.794、Network ERRORが3.634、及びHDD ERRORが2.772であるとする。
この場合、サービスマン情報取得部757は、予測された障害カテゴリの内訳に占める件数が最上位の障害カテゴリ“Network ERROR”を、通信部710を介してサービスマン管理装置60に送信する。そしてサービスマン情報取得部757は、サービスマン管理装置60から、“Network ERROR”の対応件数が多い順に並び替えられたサービスマン情報のレコードのうち、“Network ERROR”の対応件数が100件以上のレコード(サービスマン情報のGUID“00001〜00004”のレコード)を取得する(図11参照)。
これにより、サービスマン情報取得部757は、障害カテゴリ“Network ERROR”への対応に適したサービスマンのサービスマン情報を取得する。
出力部758は、予測部756により予測された障害に基づく情報を出力する。具体的には、出力部758は、サービスマン情報取得部757により取得されたサービスマン情報を出力する。例えば、出力部758は、サービスマン情報取得部757により取得されたサービスマン情報を、通信部710を介してユーザ端末80に出力する。なお、出力部758は、サービスマン情報取得部757により取得されたサービスマン情報に加え、予測部756により予測された障害カテゴリの内訳等を、通信部710を介してユーザ端末80に出力してもよい。
ユーザ端末80は、図示せぬ表示装置に表示されたブラウザ上で情報処理装置70に対して所定顧客のNameを送り、所定機器に発生する障害の予測や当該障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報の取得等を要求する。そしてユーザ端末80は、情報処理装置70により取得されたサービスマン情報を取得し、取得したサービスマン情報をブラウザ上で表示する。
図14及び図15は、本実施形態のサービスマン情報の表示例を示す図であり、ユーザ端末80により表示される。図14に示す例では、“Network ERROR”の対応件数が多い順にサービスマンのNameを表示している。そして図14に示す画面においてユーザ端末80の操作者がサービスマンのNameを選択することで、選択したサービスマンの連絡先を示す画面が表示される。図15に示す例では、Name“CCC”のサービスマンの連絡先(電話番号、メールアドレス、及びチャットID)を表示している。
次に、本実施形態の情報処理システムの動作について説明する。
図16は、本実施形態の情報処理システム1で実行される処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、情報処理装置70の顧客情報取得部751は、ユーザ端末80からネットワーク2を介して所定顧客のNameが入力されると、ネットワーク2を介して当該Nameを顧客管理装置10に送信し、顧客管理装置10から当該Nameを含む顧客情報のレコードを取得する(ステップS101)。
続いて、情報処理装置70のグループ情報取得部752は、顧客情報取得部751により取得された顧客情報のレコードに含まれるCustomerIDを、ネットワーク2を介してグループ管理装置20に送信し、グループ管理装置20から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコードを取得する(ステップS103)。
続いて、情報処理装置70の機器情報取得部753は、グループ情報取得部752により取得されたグループ情報のレコードに含まれるGroupIDを、ネットワーク2を介して機器管理装置30に送信し、機器管理装置30から当該GroupIDを含む機器情報のレコードを取得する(ステップS105)。
続いて、情報処理装置70の障害情報取得部754は、機器情報取得部753により取得された機器情報のレコードに含まれるModel名を、ネットワーク2を介して障害管理装置50に送信し、障害管理装置50から当該Model名を含む障害情報のレコードを取得する(ステップS107)。
続いて、情報処理装置70の予測部756は、機器情報取得部753により取得された機器情報、及び障害情報取得部754により取得された障害情報に含まれる障害カテゴリを用いて、所定機器での発生が予測される障害の障害カテゴリの内訳を予測する(ステップS109)。
続いて、情報処理装置70のサービスマン情報取得部757は、予測部756により予測された障害カテゴリの内訳に占める件数が最上位の障害カテゴリの障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報を取得する(ステップS111)。
続いて、情報処理装置70の出力部758は、サービスマン情報取得部757により取得されたサービスマン情報を、ネットワーク2を介してユーザ端末80に出力する(ステップS113)。
以上のように、本実施形態では、障害管理装置50が管理している障害情報を利用することで所定機器に発生する障害を予測し、当該障害への対応に適したサービスマンに関するサービスマン情報を取得する。例えば、上記実施形態では、所定顧客の所定機器において最も発生する可能性が高い障害の障害カテゴリは、“Network ERROR”であり、“Network ERROR”への対応に適したサービスマンのサービスマン情報を出力する。
このため本実施形態によれば、機器の稼働状況を管理する上で日々蓄積されていく機器に関する情報をMPSに活用することができ、これにより、所定顧客との間でSLA(Service Level Agreement)契約を交わす際に、所定機器の合計稼働率として想定よりも高い稼動率を要求された場合であっても、所定機器に発生する可能性が高い障害の障害カテゴリへの対応に適したサービスマンのサービスマン情報を出力することができ、SLA契約の内容を定める際に有用となる情報を提供することができる。この結果、所定機器に発生する可能性が高い障害の障害カテゴリへの対応に適したサービスマンを所定顧客用に配置することが可能となり、所定顧客が要求する稼動率を満たすことに寄与できる。
なお、所定機器は、新たに機器管理装置30の管理対象となる機器であってもよいし、既に機器管理装置30の管理対象となっている機器であってもよい。所定機器が新たに機器管理装置30の管理対象となる機器である場合、障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報は、所定顧客との間で新規にSLA(Service Level Agreement)契約を交わす際に用いられることが想定される。この場合、障害管理装置50は、所定機器の障害情報を管理していないため、所定機器以外の機器の障害情報を用いて、所定機器の予想稼働率を算出することになる。
一方、所定機器が既に機器管理装置30の管理対象となっている機器である場合、障害への対応に適したサービスマンのサービスマン情報は、所定顧客との間でSLA契約を更新する際に用いられることが想定される。この場合、障害管理装置50は、所定機器の障害情報も管理しているため、所定機器及び所定機器以外の機器の障害情報を用いて、所定機器の予想稼働率を算出することになる。予測部756は、障害カテゴリの内訳を予測する際、障害情報に重み付けを行い、所定機器の障害情報の比重を高くして、障害カテゴリの内訳を予測してもよい。
また、障害管理装置50が管理している障害情報は、情報処理システム1のために構築されたものであってもよいし、機器の稼働状況のサービスレポートを作成するレポートシステムなどで管理している障害情報であってもよいし、レポートシステムなどで管理している障害情報を同期したものであってもよい。また、機器の稼働状況のサービスレポートを作成するレポートシステムなどの一機能として、本実施形態の情報処理システム1を実現してもよい。
また本実施形態では、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、サービスマン管理装置60、情報処理装置70、及びユーザ端末80で情報処理システム1を構成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、いずれかの装置の機能を他の装置で代替するようにすることもできる。例えば、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、障害管理装置50、及びサービスマン管理装置60の機能を情報処理装置70が更に備えるようにして、情報処理システム1を構成するようにしてもよい。
また本実施形態では、顧客管理装置10が顧客情報を記憶し、グループ管理装置20がグループ情報を記憶し、機器管理装置30が機器情報を記憶し、障害管理装置50が障害情報を記憶し、サービスマン管理装置60がサービスマン情報を記憶する例について説明したが、これらの情報の少なくともいずれかを外部(例えば、クラウド上)に記憶するようにしてもよい。
(ハードウェア構成)
図17は、本実施形態の顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、サービスマン管理装置60、情報処理装置70、及びユーザ端末80(以下、本実施形態の各装置と称する)のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の各装置は、CPUなどの制御装置1901と、ROMやRAMなどの記憶装置1902と、HDDなどの外部記憶装置1903と、ディスプレイなどの表示装置1904と、キーボードやマウスなどの入力装置1905と、通信I/F(インタフェース)1906と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施形態の各装置を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
本実施形態の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 顧客管理装置
20 グループ管理装置
30 機器管理装置
40−1〜40−n 機器
50 障害管理装置
60 サービスマン管理装置
70 情報処理装置
80 ユーザ端末
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
141 顧客情報記憶部
150 制御部
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240 記憶部
241 グループ情報記憶部
250 制御部
310 通信部
320 操作部
330 表示部
340 記憶部
341 機器情報記憶部
350 制御部
510 通信部
520 操作部
530 表示部
540 記憶部
541 障害情報記憶部
550 制御部
610 通信部
620 操作部
630 表示部
640 記憶部
641 サービスマン情報記憶部
650 制御部
710 通信部
720 操作部
730 表示部
740 記憶部
750 制御部
751 顧客情報取得部
752 グループ情報取得部
753 機器情報取得部
754 障害情報取得部
756 予測部
757 サービスマン情報取得部
758 出力部
1901 制御装置
1902 記憶装置
1903 外部記憶装置
1904 表示装置
1905 入力装置
1906 通信I/F
特開2011−100283号公報

Claims (11)

  1. 所定機器の機種を少なくとも示す機器情報を取得する機器情報取得部と、
    管理対象の機器のうち前記機器情報が示す機種の機器に発生した障害に関する障害情報を取得する障害情報取得部と、
    取得された前記障害情報に基づいて、前記所定機器に発生する障害を予測する予測部と、
    予測された前記障害に応じた人物に関する人物情報を取得する人物情報取得部と、
    取得された前記人物情報を出力する出力部と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記障害情報は、発生した障害の種別を少なくとも示し、
    前記予測部は、前記障害情報を用いて、前記所定機器での発生が予測される障害の種別の内訳を予測する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記人物情報取得部は、前記内訳に占める数が上位予め定められた第1数以内の種別の障害、又は前記内訳に占める割合が第1閾値以上の種別の障害への対応に適した人物に関する人物情報を取得する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記障害への対応に適した人物は、当該障害への対応件数が上位予め定められた第2数以内の人物、又は当該障害への対応件数が第2閾値以上の人物である請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記人物情報は、障害の種別毎の対応件数を少なくとも示し、
    前記人物情報取得部は、予測された前記障害への対応件数が前記上位予め定められた第2数以内又は前記第2閾値以上となる人物情報を取得する請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記所定機器は、複数あり、
    前記複数の所定機器の少なくとも1つは、他の所定機器と機種が異なり、
    前記予測部は、前記複数の所定機器での発生が予測される障害の種別の内訳を予測する請求項2〜5のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  7. 所定顧客に関する顧客情報を取得する顧客情報取得部を更に備え、
    前記所定機器は、前記所定顧客の顧客環境に導入されている機器である請求項1〜6のいずれか1つに記載の情報処理システム。
  8. 前記所定顧客を細分化するグループに関するグループ情報を取得するグループ情報取得部を更に備え、
    前記所定機器は、前記グループの顧客環境に導入されている機器である請求項7に記載の情報処理システム。
  9. 前記顧客情報は、少なくとも前記所定顧客を識別する顧客識別情報を含み、
    前記グループ情報は、少なくとも前記グループを識別するグループ識別情報と前記顧客識別情報とを含み、
    前記グループ情報取得部は、前記グループ情報として、前記顧客情報取得部により取得された前記顧客情報に含まれる前記顧客識別情報を含むグループ情報を取得し、
    前記機器情報は、前記機種を示す機種情報と前記グループ識別情報とを含み、
    前記機器情報取得部は、前記機器情報として、前記グループ情報取得部により取得された前記グループ情報に含まれる前記グループ識別情報を含む機器情報を取得し、
    前記障害情報は、障害が発生した機器の機種を示す機種情報を更に含み、
    前記障害情報取得部は、前記障害情報として、前記機器情報取得部により取得された前記機器情報に含まれる前記機種情報を含む障害情報を取得する請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 所定機器の機種を少なくとも示す機器情報を取得する機器情報取得部と、
    管理対象の機器のうち前記機器情報が示す機種の機器に発生した障害に関する障害情報を取得する障害情報取得部と、
    取得された前記障害情報に基づいて、前記所定機器に発生する障害を予測する予測部と、
    予測された前記障害に応じた人物に関する人物情報を取得する人物情報取得部と、
    取得された前記人物情報を出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  11. 所定機器の機種を少なくとも示す機器情報を取得する機器情報取得部と、
    管理対象の機器のうち前記機器情報が示す機種の機器に発生した障害に関する障害情報を取得する障害情報取得部と、
    取得された前記障害情報に基づいて、前記所定機器に発生する障害を予測する予測部と、
    予測された前記障害に応じた人物に関する人物情報を取得する人物情報取得部と、
    取得された前記人物情報を出力する出力部と、
    してコンピュータを機能させるためのプログラム。
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