JP6402488B2 - 情報処理装置、情報処理システム、提案方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、提案方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、提案方法及びプログラムに関する。
従来から、MPS(Managed Print Service)の分野において、顧客環境における機器の稼働率、障害数、及び障害内容などの機器の稼働状況を管理し、当該機器の稼働状況をサービスレポートとして顧客に提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような従来技術では、顧客との間で交わされた契約が守られているか否かを確認する目的でサービスレポートを用いているに過ぎず、機器の稼働状況を管理する上で日々蓄積されていく機器に関する情報を、機器の稼働状況を改善するために利用するなどMPSのサービスに活かすことができていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、蓄積済みの機器に関する情報をサービスに活用することができる情報処理装置、情報処理システム、提案方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる情報処理装置は、管理対象の複数の機器のうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第1の障害情報を取得するとともに、前記複数の機器のうち、前記所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第2の障害情報を取得する障害情報取得部と、前記1以上の第1の障害情報を用いて前記1以上の第1の機器の稼動情報である第1の稼動情報を算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて前記1以上の第2の機器の稼動情報である第2の稼動情報を算出する算出部と、前記第1の稼動情報と前記第2の稼動情報とに基づく提案を示す提案情報を出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、蓄積済みの機器に関する情報をサービスに活用することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態の顧客管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の顧客情報の一例を示す図である。 図4は、本実施形態のグループ管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、本実施形態のグループ情報の一例を示す図である。 図6は、本実施形態の機器管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図7は、本実施形態の機器情報の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の障害管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図9は、本実施形態の障害情報の一例を示す図である。 図10は、本実施形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図11は、本実施形態の顧客情報、グループ情報、機器情報、及び障害情報の階層構造の一例を示す図である。 図12は、本実施形態の情報処理システムで実行される提案情報出力処理の一例を示すフローチャート図である。 図13は、本実施形態の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる情報処理装置、情報処理システム、提案方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、顧客管理装置10と、グループ管理装置20と、機器管理装置30と、機器40−1〜40−n(n≧1)と、障害管理装置50と、情報処理装置60と、ユーザ端末80とを、備える。顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、情報処理装置60、及びユーザ端末80は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)などにより実現できる。
図2は、本実施形態の顧客管理装置10の構成の一例を示すブロック図である。顧客管理装置10は、顧客情報を管理するものであり、図2に示すように、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して、情報処理装置60などの外部装置と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部140は、顧客管理装置10で実行される各種プログラム、及び顧客管理装置10で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部140は、顧客情報記憶部141を含む。
顧客情報記憶部141は、顧客に関する情報である顧客情報を記憶する。図3は、本実施形態の顧客情報の一例を示す図である。図3に示す例では、顧客情報は、GUID(Globally Unique Identifier)と、CustomerIDと、Nameと、を対応付けた情報となっている。GUIDは、顧客情報のレコード(顧客情報のカラム)を識別する識別子である。CustomerID(顧客識別情報の一例)は、顧客を識別する識別子である。Nameは、顧客の名前である。
制御部150は、顧客管理装置10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部150は、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報の入出力を管理する。
制御部150は、例えば、顧客管理装置10の管理者などから操作部120を介して、新規の顧客情報が入力されたり、既存の顧客情報の更新情報が入力されたりすると、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報を更新する。また制御部150は、例えば、情報処理装置60から通信部110を介してNameが入力されると、顧客情報記憶部141に記憶されている顧客情報から当該Nameを含む顧客情報のレコードを取得し、情報処理装置60に返却する。なお、制御部150が取得する顧客情報のレコードには、少なくともNameに対応付けられたCustomerIDが含まれていればよい。
図4は、本実施形態のグループ管理装置20の構成の一例を示すブロック図である。グループ管理装置20は、グループ情報を管理するものであり、図4に示すように、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク2を介して、情報処理装置60などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、グループ管理装置20で実行される各種プログラム、及びグループ管理装置20で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部240は、グループ情報記憶部241を含む。
グループ情報記憶部241は、顧客のグループに関する情報であるグループ情報を記憶する。顧客のグループとは、顧客を細分化するものであればよく、例えば、大陸、国・地域、及び都市などの顧客のリージョン構成や顧客の組織構成などが該当するが、これに限定されるものではない。また、グループは、階層構造を成していてもよい。
図5は、本実施形態のグループ情報の一例を示す図である。図5に示す例では、グループ情報は、GUIDと、GroupIDと、CustomerIDと、親GroupIDと、Nameと、を対応付けた情報となっている。GUIDは、グループ情報のレコード(グループ情報のカラム)を識別する識別子である。GroupID(グループ識別情報の一例)は、グループを識別する識別子である。CustomerIDは、顧客を識別する識別子である。親GroupIDは、上位のグループを識別する識別子である。Nameは、グループの名前である。
図3及び図5に示す例では、CustomerID“CUSTOMER001”のA社のグループ(リージョン構成)は、GroupID“GROUP1”の北米にGroupID“GROUP2”のアメリカが属し、GroupID“GROUP2”のアメリカにGroupID“GROUP3”の都市Cが属する階層構造となっている。
制御部250は、グループ管理装置20の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部250は、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報の入出力を管理する。
制御部250は、例えば、グループ管理装置20の管理者などから操作部220を介して、新規のグループ情報が入力されたり、既存のグループ情報の更新情報が入力されたりすると、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報を更新する。また制御部250は、例えば、情報処理装置60から通信部210を介してCustomerIDが入力されると、グループ情報記憶部241に記憶されているグループ情報から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコードを取得し、情報処理装置60に返却する。なお、制御部250が取得するグループ情報のレコードには、少なくともCustomerIDに対応付けられたGroupIDが含まれていればよい。
図6は、本実施形態の機器管理装置30の構成の一例を示すブロック図である。機器管理装置30は、機器40−1〜40−n(管理対象の複数の機器の一例)の機器情報を管理するものであり、図6に示すように、通信部310と、操作部320と、表示部330と、記憶部340と、制御部350とを、備える。
機器40−1〜40−nは、ネットワーク2に接続可能な機器であればよく、例えば、印刷装置、複写機、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPCやタブレットなどが挙げられる。複合機は、複写機能、印刷機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有するものである。本実施形態では、機器40−1〜40−nは、画像形成装置であるものとするが、これに限定されるものではない。
通信部310は、ネットワーク2を介して、機器40−1〜40−nや情報処理装置60などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部320は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部330は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部340は、機器管理装置30で実行される各種プログラム、及び機器管理装置30で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部340は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部340は、機器情報記憶部341を含む。
機器情報記憶部341は、機器40−1〜40−nの機器情報を記憶する。なお、機器情報は、機器管理に関する情報であれば、どのようなものであってもよい。図7は、本実施形態の機器情報の一例を示す図である。図7に示す例では、機器情報は、GUIDと、SerialNumberと、MACAddressと、IPAddressと、Host名と、Vendor名と、Model名と、FirmwareVersionと、設置日と、リース期限日と、初期導入費用と、GroupIDと、を対応付けた情報となっている。
GUIDは、機器情報のレコード(機器情報のカラム)を識別する識別子である。SerialNumber(機器識別情報の一例)は、機器を識別する識別子である。SerialNumberの機器は、GroupIDのグループ(詳細には、図5に示すグループ情報において、GroupIDが対応付けられたCustomerIDの顧客)に所有されている。MACAddressは、機器のMACアドレスである。IPAddressは、機器のIPアドレスである。Host名は、機器のホスト名である。Vendor名は、機器のベンダ名である。Model名(機種識別情報の一例)は、機器の機種を示すモデル名である。FirmwareVersionは、機器にインストールされているファームウェアのバージョンである。設置日は、機器が顧客環境に設置(導入)された日である。リース期限日は、機器の顧客へのリース期限日である。初期導入費用は、機器を顧客環境に導入するのに必要な初期費用である。GroupIDは、グループを識別する識別子である。
制御部350は、機器管理装置30の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部350は、機器情報記憶部341に記憶されている機器情報の入出力を管理する。
制御部350は、例えば、機器40−1〜40−nから通信部310を介して機器情報を取得し、新規の機器の機器情報であれば機器情報記憶部341に記憶し、既存の機器の機器情報であれば機器情報記憶部341に記憶されている機器情報を更新する。具体的には、制御部350は、SNMP(Simple Network Management Protocol)など機器管理で一般的に用いられる汎用プロトコルを用いた通信を機器40−1〜40−nとの間で行い、機器情報を取得する。なお、機器情報の取得手法は、制御部350が機器40−1〜40−nから主体的に取得する手法であってもよいし、機器40−1〜40−nが機器情報を主体的に機器管理装置30(制御部350)に通知する手法であってもよい。
また制御部350は、例えば、情報処理装置60から通信部310を介してGroupIDが入力されると、機器情報記憶部341に記憶されている機器情報から当該GroupIDを含む機器情報のレコードを取得し、情報処理装置60に返却する。なお、制御部350が取得する機器情報のレコードには、少なくともGroupIDに対応付けられたSerialNumber及びModel名が含まれていればよい。
図8は、本実施形態の障害管理装置50の構成の一例を示すブロック図である。障害管理装置50は、機器40−1〜40−nに発生した障害の障害情報(チケット)を管理するものであり、図8に示すように、通信部510と、操作部520と、表示部530と、記憶部540と、制御部550とを、備える。
通信部510は、ネットワーク2を介して、情報処理装置60などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部520は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部530は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部540は、障害管理装置50で実行される各種プログラム、及び障害管理装置50で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部540は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。記憶部540は、障害情報記憶部541を含む。
障害情報記憶部541は、機器40−1〜40−nに発生した障害に関する障害情報を記憶する。図9は、本実施形態の障害情報の一例を示す図である。図9に示す例では、障害情報は、GUIDと、TicketIDと、発生日と、解決日と、Close時間と、障害カテゴリと、障害概要と、対応概要と、Model名と、SerialNumberと、を対応付けた情報となっている。
GUIDは、障害情報のレコード(障害情報のカラム)を識別する識別子である。TicketIDは、発生した障害を識別する識別子である。発生日は、障害の発生日である。解決日は、障害の解決日である。Close時間(停止時間情報の一例)は、発生した障害に基づく停止時間、即ち、障害が発生してから解決されるまでの時間であり、解決日−発生日となる。当該障害が発生した機器は、Close時間の間、稼動が停止したものとみなされる。障害カテゴリ(障害種別識別情報の一例)は、発生した障害の種別を識別するものであり、例えば、障害内容のカテゴリである。障害概要は、障害内容の概要である。対応概要は、障害に対して行った対応内容の概要である。Model名は、障害が発生した機器のモデル名である。SerialNumberは、障害が発生した機器を識別する識別子である。
制御部550は、障害管理装置50の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部550は、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報の入出力を管理する。
制御部550は、例えば、障害管理装置50の管理者などから操作部520を介して、新規の障害情報が入力され、チケットが起票されたり、既存の障害情報の更新情報が入力され、チケットがクローズされたりすると、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報を更新する。また制御部550は、例えば、情報処理装置60から通信部510を介してSerialNumberやModel名が入力されると、障害情報記憶部541に記憶されている障害情報から当該SerialNumberや当該Model名を含む障害情報のレコードを取得し、情報処理装置60に返却する。なお、制御部550が取得する障害情報のレコードには、少なくともSerialNumber及びModel名に対応付けられたClose時間が含まれていればよいが、更に、障害カテゴリが含まれていることが好ましい。
図10は、本実施形態の情報処理装置60の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置60は、顧客管理装置10から顧客情報、グループ管理装置20からグループ情報、機器管理装置30から機器情報、障害管理装置50から障害情報を取得して、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に対する提案を示す提案情報を出力する。情報処理装置60は、図10に示すように、通信部610と、操作部620と、表示部630と、記憶部640と、制御部650とを、備える。
図11は、本実施形態の顧客情報、グループ情報、機器情報、及び障害情報の階層構造の一例を示す図であり、顧客情報としてCustomerID、グループ情報としてGroupID、機器情報としてSerialNumber/Model名、障害情報としてClose時間/障害カテゴリを例示している。1以上の第1の機器に対する提案に用いられる情報は、図11に示すように、CustomerIDにGroupIDが属し、GroupIDにSerialNumber/Model名が属し、SerialNumber/Model名にClose時間/障害カテゴリが属する階層構造となっている。
本実施形態では、所定顧客がA社であり(図3参照)、所定機種がModel名“MPC 3500”である場合(図7参照)、即ち、第1の機器が、A社の環境(但し、A社のグループの環境であってもよい)に導入されているModel名“MPC 3500”の機器である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
通信部610は、ネットワーク2を介して、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、障害管理装置50、及びユーザ端末80などの外部装置と通信するものであり、NICなどにより実現できる。
操作部620は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部630は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部640は、情報処理装置60で実行される各種プログラム、及び情報処理装置60で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部640は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
制御部650は、情報処理装置60の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部650は、顧客情報取得部651と、グループ情報取得部652と、機器情報取得部653と、障害情報取得部654と、算出部655と、比較部656と、出力部657とを、含む。ここで、制御部650は、記憶部640に記憶されているプログラムを起動(実行)することにより、顧客情報取得部651、グループ情報取得部652、機器情報取得部653、障害情報取得部654、算出部655、比較部656、及び出力部657をソフトウェアとして実現する。
顧客情報取得部651は、所定顧客の顧客情報を取得する。顧客情報取得部651は、例えば、ユーザ端末80から通信部610を介して所定顧客の名前であるName“A社”が入力されると、通信部610を介して当該Nameを顧客管理装置10に送信し、顧客管理装置10から当該Nameを含む顧客情報のレコード(顧客情報のGUID“00001”のレコード)を取得する(図3参照)。これにより、顧客情報取得部651は、CustomerIDが“CUSTOMER001”(A社)を示す顧客情報、即ち、所定顧客であるA社の顧客情報を取得する。
グループ情報取得部652は、グループ情報を取得する。グループ情報取得部652は、例えば、顧客情報取得部651により取得された顧客情報のレコードに含まれるCustomerID“CUSTOMER001”を、通信部610を介してグループ管理装置20に送信し、グループ管理装置20から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコード(グループ情報のGUID“00001〜00003”のレコード)を取得する(図3及び図5参照)。これにより、グループ情報取得部652は、所定顧客であるA社のグループ情報を取得する。
機器情報取得部653は、機器情報を取得する。機器情報取得部653は、例えば、グループ情報取得部652により取得されたグループ情報のレコードに含まれるGroupID“GROUP1”、“GROUP2”、“GROUP3”を、通信部610を介して機器管理装置30に送信し、機器管理装置30から当該GroupIDのいずれかを含む機器情報のレコード(機器情報のGUID“00001〜00004”のレコード)を取得する(図5及び図7参照)。これにより、機器情報取得部653は、所定顧客であるA社の環境に導入されている機器の機器情報を取得する。
障害情報取得部654は、障害情報を取得する。本実施形態では、障害情報取得部654は、機器40−1〜40−nのうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害の障害情報(以下、「1以上の第1の障害情報」と称する場合がある)を取得する。
障害情報取得部654は、例えば、機器情報取得部653により取得されたA社の環境に導入されている機器の機器情報のレコード(機器情報のGUID“00001〜00004”のレコード)に含まれるSerialNumberのうち、所定機種であるModel名“MPC 3500”に対応付けられたSerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”、“FA2233−002”を(図7参照)、通信部610を介して障害管理装置50に送信する。そして障害情報取得部654は、障害管理装置50から当該SerialNumberのいずれかを含む障害情報のレコード(障害情報のGUID“00001〜00006”のレコード)を取得する(図9参照)。
これにより、障害情報取得部654は、A社の環境に導入されているModel名“MPC 3500”の機器である1以上の第1の機器に発生した1以上の第1の障害情報を取得する。なお、所定機種のModel名“MPC 3500”は、例えば、ユーザ端末80から通信部610を介して入力されることで、特定されればよい。
また本実施形態では、障害情報取得部654は、機器40−1〜40−nのうち、所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害の障害情報(以下、「1以上の第2の障害情報」と称する場合がある)を取得する。
障害情報取得部654は、例えば、所定機種であるModel名“MPC 3500”
を(図7参照)、通信部610を介して障害管理装置50に送信し、障害管理装置50から当該Model名を含む障害情報のレコード(障害情報のGUID“00001〜00011”のレコード)を取得する(図9参照)。
これにより、障害情報取得部654は、顧客管理装置10により管理されている全ての顧客(図3に示す例では、A社、B社、及びC社)の環境に導入されているModel名“MPC 3500”の機器である1以上の第2の機器に発生した1以上の第2の障害情報を取得する。
なお本実施形態では、後述の算出部655が、1以上の第1の障害情報を用いて1以上の第1の機器の1ヶ月当たりの稼働情報及び障害種別情報を算出し、1以上の第2の障害情報を用いて1以上の第2の機器の1ヶ月当たりの稼働情報及び障害種別情報を算出する場合を例に取り説明する。このため、障害情報取得部654は、1以上の第1の障害情報、1以上の第2の障害情報として、それぞれ、1ヶ月分の障害情報を取得するものとするが、取得対象期間はこれに限定されるものではない。なお、稼働情報及び障害種別情報については、後述する。
算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第1の障害情報を用いて1以上の第1の機器の稼動情報(以下、「第1の稼動情報」と称する場合がある)を算出する。本実施形態では、第1の稼動情報は、1以上の第1の機器の平均稼働率(以下、「第1の平均稼働率」と称する場合がある)であるものとするが、これに限定されるものではない。
具体的には、算出部655は、1以上の第1の機器の合計稼動時間から、1以上の第1の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間を減算した時間を、1以上の第1の機器の合計稼動時間で除算して第1の平均稼働率を算出する。但し、1台の第1の機器の稼動時間から、1以上の第1の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間を1以上の第1の機器の台数で除算した時間で減算した時間を、1台の第1の機器の稼動時間で除算して第1の平均稼働率を算出してもよい。
また算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第1の障害情報を用いて、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害に関する情報(以下、「第1の障害種別情報」と称する場合がある)を更に算出する。本実施形態では、第1の障害種別情報は、該当するカテゴリの障害の発生確率(以下、「第1の発生確率」と称する場合がある)及び該当するカテゴリの障害の平均停止時間(以下、「第1の平均停止時間」と称する場合がある)であるものとするが、これに限定されるものではない。また第1の障害種別情報は、第1の発生確率だけであってもよいし、第1の平均停止時間だけであってもよい。
具体的には、算出部655は、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害を含む第1の障害情報の件数を前記1以上の第1の機器の台数で除算して、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎の第1の発生確率を算出する。また算出部655は、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害を含む第1の障害情報に含まれるClose時間の合計時間を、当該カテゴリの障害を含む第1の障害情報の件数で除算して、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎の第1の平均停止時間を算出する。
以下、第1の平均稼働率、第1の発生確率、及び第1の平均停止時間の算出について具体的に説明する。ここでは、1以上の第1の機器が、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”、“FA2233−002”の3台であり(図7参照)、1以上の第1の障害情報が、障害情報のGUID“00001〜00006”のレコード(図9参照)であるとする。また、第1の平均稼働率、第1の発生確率、及び第1の平均停止時間は、前述のとおり、1ヶ月当たりの値とするが、これに限定されるものではない。
まず、第1の平均稼働率の算出について説明する。なお、機器1台当たりの1ヶ月間の予定稼動時間は160時間(8時間×20日)であるものとする。本例の場合、1以上の第1の機器の合計稼動時間は、480時間(3台×160時間)、1以上の第1の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間は、39時間(4時間+5時間+17時間+4時間+2時間+7時間)であるため(図9参照)、第1の平均稼働率は、91.9%(100%×(480時間−39時間)/480時間)となる。
次に、第1の発生確率の算出について説明する。本例の場合、障害カテゴリが示す障害のカテゴリは、“Paper JAM”、“No Toner”、及び“Network ERROR”の3種類であり、“Paper JAM”を含む第1の障害情報の件数は3件、“No Toner”を含む第1の障害情報の件数は2件、“Network ERROR”を含む第1の障害情報の件数は1件である(図9参照)。このため、“Paper JAM”の第1の発生確率は、100%(100%×3件/3台)、“No Toner”の第1の発生確率は、67%(100%×2件/3台)、“Network ERROR”の第1の発生確率は、33%(100%×1件/3台)となる。
次に、第1の平均停止時間の算出について説明する。障害カテゴリが示す障害のカテゴリは、前述のとおり、“Paper JAM”、“No Toner”、及び“Network ERROR”の3種類である。“Paper JAM”を含む第1の障害情報の件数は3件、“No Toner”を含む第1の障害情報の件数は2件、“Network ERROR”を含む第1の障害情報の件数は1件である。“Paper JAM”を含む第1の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、10時間(4時間+4時間+2時間)、“No Toner”を含む第1の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、12時間(5時間+7時間)、“Network ERROR”を含む第1の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、17時間である(図9参照)。このため、“Paper JAM”の第1の平均停止時間は、3.33時間(10時間/3件)、“No Toner”の第1の平均停止時間は、6時間(12時間/2件)、“Network ERROR”の第1の平均停止時間は、17時間(17時間/1件)となる。
また算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第2の障害情報を用いて1以上の第2の機器の稼動情報(以下、「第2の稼動情報」と称する場合がある)を算出する。本実施形態では、第2の稼動情報は、1以上の第2の機器の平均稼働率(以下、「第2の平均稼働率」と称する場合がある)であるものとするが、これに限定されるものではない。
具体的には、算出部655は、1以上の第2の機器の合計稼動時間から、1以上の第2の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間を減算した時間を、1以上の第2の機器の合計稼動時間で除算して第2の平均稼働率を算出する。但し、1台の第2の機器の稼動時間から、1以上の第2の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間を1以上の第2の機器の台数で除算した時間で減算した時間を、1台の第2の機器の稼動時間で除算して第2の平均稼働率を算出してもよい。
また算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第2の障害情報を用いて、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害に関する情報(以下、「第2の障害種別情報」と称する場合がある)を更に算出する。本実施形態では、第2の障害種別情報は、該当するカテゴリの障害の発生確率(以下、「第2の発生確率」と称する場合がある)及び該当するカテゴリの障害の平均停止時間(以下、「第2の平均停止時間」と称する場合がある)であるものとするが、これに限定されるものではない。また第2の障害種別情報は、第2の発生確率だけであってもよいし、第2の平均停止時間だけであってもよい。
具体的には、算出部655は、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害を含む第2の障害情報の件数を前記1以上の第2の機器の台数で除算して、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎の第2の発生確率を算出する。また算出部655は、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、当該カテゴリの障害を含む第2の障害情報に含まれるClose時間の合計時間を、当該カテゴリの障害を含む第2の障害情報の件数で除算して、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎の第2の平均停止時間を算出する。
以下、第2の平均稼働率、第2の発生確率、及び第2の平均停止時間の算出について具体的に説明する。ここでは、1以上の第2の障害情報が、障害情報のGUID“00001〜00011”のレコードであり、1以上の第2の機器が、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”、“FA2233−002”、“FA2233−010”、“FA2233−011”、及び“FA2233−012”の6台であるものとする(図9参照)。また、第2の平均稼働率、第2の発生確率、及び第2の平均停止時間は、前述のとおり、1ヶ月当たりの値とするが、これに限定されるものではない。
まず、第2の平均稼働率の算出について説明する。なお、機器1台当たりの1ヶ月間の予定稼動時間は、前述の通り、160時間(8時間×20日)であるものとする。本例の場合、1以上の第2の機器の合計稼動時間は、960時間(6台×160時間)、1以上の第2の障害情報それぞれに含まれるClose時間の合計時間は、73時間(4時間+5時間+17時間+4時間+2時間+7時間+2時間+4時間+5時間+10時間+13時間)であるため(図9参照)、第2の平均稼働率は、92.4%(100%×(960時間−73時間)/960時間)となる。
次に、第2の発生確率の算出について説明する。本例の場合、障害カテゴリが示す障害のカテゴリは、“Paper JAM”、“No Toner”、及び“Network ERROR”の3種類である。但し、“UNKNOWN”については、対象外としている(図9参照)。“Paper JAM”を含む第2の障害情報の件数は5件、“No Toner”を含む第2の障害情報の件数は3件、“Network ERROR”を含む第2の障害情報の件数は2件である(図9参照)。このため、“Paper JAM”の第2の発生確率は、83%(100%×5件/6台)、“No Toner”の第2の発生確率は、50%(100%×3件/6台)、“Network ERROR”の第2の発生確率は、33%(100%×2件/6台)となる。
次に、第2の平均停止時間の算出について説明する。障害カテゴリが示す障害のカテゴリは、前述のとおり、“Paper JAM”、“No Toner”、及び“Network ERROR”の3種類である。“Paper JAM”を含む第2の障害情報の件数は5件、“No Toner”を含む第2の障害情報の件数は3件、“Network ERROR”を含む第2の障害情報の件数は2件である。“Paper JAM”を含む第2の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、19時間(4時間+4時間+2時間+4時間+5時間)、“No Toner”を含む第2の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、22時間(5時間+7時間+10時間)、“Network ERROR”を含む第2の障害情報に含まれるClose時間の合計時間は、30時間(17時間+13時間)である(図9参照)。このため、“Paper JAM”の第2の平均停止時間は、3.8時間(19時間/5件)、“No Toner”の第2の平均停止時間は、7.33時間(22時間/3件)、“Network ERROR”の第2の平均停止時間は、15時間(30時間/2件)となる。
比較部656は、算出部655により算出された第1の平均稼働率と第2の平均稼働率とを比較する。そして比較部656は、第1の平均稼働率が第2の平均稼働率よりも低い場合、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、算出部655により算出された第1の発生確率と第2の発生確率との比較、及び第1の平均停止時間と第2の平均停止時間との比較を行う。但し、比較部656は、第1の発生確率と第2の発生確率との比較だけを行ってもよいし、第1の平均停止時間と第2の平均停止時間との比較だけを行ってもよい。
例えば、前述したように、第1の平均稼働率が91.9%であり、第2の平均稼働率が92.4%であれば、第1の平均稼働率が第2の平均稼働率よりも低いため、比較部656は、障害カテゴリが示す障害のカテゴリ毎に、算出部655により算出された第1の発生確率と第2の発生確率との比較、及び第1の平均停止時間と第2の平均停止時間との比較を行う。
ここで、前述したように、“Paper JAM”の第1の発生確率が100%、“Paper JAM”の第2の発生確率が83%、“No Toner”の第1の発生確率が67%、“No Toner”の第2の発生確率が50%、“Network ERROR”の第1の発生確率が33%、“Network ERROR”の第2の発生確率が33%、“Paper JAM”の第1の平均停止時間が3.33時間、“Paper JAM”の第2の平均停止時間が3.8時間、“No Toner”の第1の平均停止時間が6時間、“No Toner”の第2の平均停止時間が7.33時間、“Network ERROR”の第1の平均停止時間が17時間、“Network ERROR”の第2の平均停止時間が15時間であるとする。
この場合、比較部656は、“Paper JAM”及び“No Toner”の第1の発生確率が第2の発生確率よりも高く、“Network ERROR”の第1の平均停止時間が第2の平均停止時間よりも長いと判断する。
出力部657は、算出部655により算出された第1の稼動情報と第2の稼動情報とに基づく提案を示す提案情報を出力する。具体的には、出力部657は、算出部655により算出された第1の稼動情報、第2の稼動情報、第1の障害種別情報、及び第2の障害種別情報に基づく提案を示す提案情報を、通信部610を介してユーザ端末80に出力する。
本実施形態では、出力部657は、第1の平均稼働率が第2の平均稼働率よりも低い場合に、提案情報として、1以上の第1の機器のうち、第1の発生確率が第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器、及び第1の平均停止時間が第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の保守及び入替の少なくともいずれかを提案する情報を出力する。
但し、出力部657は、提案情報として、1以上の第1の機器のうち、第1の発生確率が第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器の保守を提案する情報だけを出力してもよいし、1以上の第1の機器のうち、第1の発生確率が第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器の入替を提案する情報だけを出力してもよいし、1以上の第1の機器のうち、第1の平均停止時間が第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の保守を提案する情報だけを出力してもよいし、1以上の第1の機器のうち、第1の平均停止時間が第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の入替を提案する情報だけを出力してもよい。
例えば、前述したように、比較部656が、“Paper JAM”及び“No Toner”の第1の発生確率が第2の発生確率よりも高く、“Network ERROR”の第1の平均停止時間が第2の平均停止時間よりも長いと判断したとする。1以上の第1の機器のうち、“Paper JAM”は、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”、“FA2233−002”の機器で発生し、“No Toner”は、“FA2233−000”、“FA2233−002”の機器で発生し、“Network ERROR”は、SerialNumber“FA2233−000”の機器で発生している(図9参照)。このため、出力部657は、提案情報として、SerialNumber“FA2233−000”、“FA2233−001”、“FA2233−002”の機器の保守及び入替の少なくともいずれかを提案する情報を出力する。
なお、出力部657は、第1の平均稼働率が第2の平均稼働率よりも低い場合に、提案情報として、1以上の第1の機器の保守及び入替の少なくともいずれかを提案する情報を出力してもよい。但し、出力部657は、提案情報として、1以上の第1の機器の保守を提案する情報だけを出力してもよいし、1以上の第1の機器の入替を提案する情報だけを出力してもよい。
ユーザ端末80は、図示せぬ表示装置に表示されたブラウザ上で情報処理装置60に対して所定顧客のNameや所定機種のModel名を入力し、1以上の第1の機器に対する提案を示す提案情報の出力を要求する。そしてユーザ端末80は、情報処理装置60により出力された提案情報を取得し、取得した提案情報をブラウザ上で表示する。
図12は、本実施形態の情報処理システム1で実行される提案情報出力処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、情報処理装置60の顧客情報取得部651は、ユーザ端末80からネットワーク2を介して所定顧客のNameが入力されると、ネットワーク2を介して当該Nameを顧客管理装置10に送信し、顧客管理装置10から当該Nameを含む顧客情報のレコードを取得し、所定顧客の顧客情報を取得する(ステップS101)。
続いて、情報処理装置60のグループ情報取得部652は、顧客情報取得部651により取得された顧客情報のレコードに含まれるCustomerIDを、ネットワーク2を介してグループ管理装置20に送信し、グループ管理装置20から当該CustomerIDを含むグループ情報のレコードを取得し、所定顧客のグループ情報を取得する(ステップS103)。
続いて、情報処理装置60の機器情報取得部653は、グループ情報取得部652により取得されたグループ情報のレコードに含まれるGroupIDを、ネットワーク2を介して機器管理装置30に送信し、機器管理装置30から当該GroupIDを含む機器情報のレコードを取得し、所定顧客の機器情報を取得する(ステップS105)。
続いて、情報処理装置60の障害情報取得部654は、機器情報取得部653により取得された機器情報のレコードに含まれるSerialNumberのうち、所定機種のModel名に対応付けられたSerialNumberを、ネットワーク2を介して障害管理装置50に送信し、障害管理装置50から当該SerialNumberを含む障害情報のレコードを取得し、所定顧客の所定機種の機器である1以上の第1の機器の1以上の障害情報を取得する(ステップS107)。
続いて、障害情報取得部654は、所定機種のModel名を、ネットワーク2を介して障害管理装置50に送信し、障害管理装置50から当該Model名を含む障害情報のレコードを取得し、所定機種と同一機種の機器である1以上の第2の機器の1以上の第2の障害情報を取得する(ステップS109)。
続いて、情報処理装置60の算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第1の機器の1以上の障害情報を用いて、1以上の第1の機器の平均稼働率を算出するとともに、障害のカテゴリ毎の発生確率及び平均停止時間を算出する(ステップS111)。
続いて、算出部655は、障害情報取得部654により取得された1以上の第2の機器の1以上の障害情報を用いて、1以上の第2の機器の平均稼働率を算出するとともに、障害のカテゴリ毎の発生確率及び平均停止時間を算出する(ステップS113)。
続いて、情報処理装置60の比較部656は、算出部655により算出された1以上の第1の機器の平均稼働率と1以上の第2の機器の第2の平均稼働率とを比較し、1以上の第1の機器の平均稼働率が1以上の第2の機器の平均稼働率よりも低いか否かを判断する(ステップS115)。
1以上の第1の機器の平均稼働率が1以上の第2の機器の平均稼働率よりも低い場合(ステップS115でYes)、情報処理装置60の出力部657は、1以上の第1の機器のうち、第1の機器の発生確率が第2の機器の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器、及び第1の機器の平均停止時間が第2の機器の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の保守及び入替の少なくともいずれかを提案する提案情報を、ネットワーク2を介してユーザ端末80に出力する(ステップS117)。
一方、1以上の第1の機器の平均稼働率が1以上の第2の機器の平均稼働率よりも高い場合(ステップS115でNo)、処理は終了となるが、提案情報がない旨を、ネットワーク2を介してユーザ端末80に出力してもよい。
以上のように、本実施形態では、障害管理装置50が管理している障害情報を利用することで、所定顧客の所定機種の機器の稼働情報と全ての顧客の所定機種の機器の稼働情報とに基づく提案を行う。従って本実施形態によれば、機器の稼働状況を管理する上で日々蓄積されていく機器に関する情報をMPSに活用することができ、例えば、所定顧客の所定機種の機器の稼働情報と全ての顧客の所定機種の機器の稼働情報との比較結果から、所定顧客の所定機種の機器に対する保守や入替を提案し、所定顧客の所定機種の機器の稼働率改善につなげることができる。
特に本実施形態では、所定顧客の所定機種の機器の稼働情報と全ての顧客の所定機種の機器の稼働情報との比較結果だけでなく、所定顧客の所定機種の機器の障害のカテゴリ毎の障害種別情報と全ての顧客の所定機種の機器の障害のカテゴリ毎の障害種別情報との比較結果も用いているため、所定顧客の所定機種の機器に対して、適切な保守や入替を提案することができ、所定顧客の所定機種の機器の稼働率改善につなげることができる。
なお、機器管理装置30が管理している機器情報や障害管理装置50が管理している障害情報は、情報処理システム1のために構築されたものであってもよいし、機器の稼働状況のサービスレポートを作成するレポートシステムなどで管理している情報であってもよいし、レポートシステムなどで管理している情報を同期したものであってもよい。また、機器の稼働状況のサービスレポートを作成するレポートシステムなどの一機能として、本実施形態の情報処理システム1を実現してもよい。
(変形例)
上記実施形態では、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、情報処理装置60、及びユーザ端末80で情報処理システム1を構成する例について説明したが、これに限定されるものではなく、いずれかの装置の機能を他の装置で代替するようにすることもできる。例えば、顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、及び障害管理装置50の機能を情報処理装置60が更に備えるようにして、情報処理システム1を構成するようにしてもよい。
また上記実施形態では、顧客管理装置10が顧客情報を記憶し、グループ管理装置20がグループ情報を記憶し、機器管理装置30が機器情報を記憶し、障害管理装置50が障害情報を記憶する例について説明したが、これらの情報の少なくともいずれかを外部(例えば、クラウド上)に記憶するようにしてもよい。
(ハードウェア構成)
図13は、本実施形態の顧客管理装置10、グループ管理装置20、機器管理装置30、機器40−1〜40−n、障害管理装置50、情報処理装置60、及びユーザ端末80(以下、本実施形態の各装置と称する)のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態の各装置は、CPUなどの制御装置2901と、ROMやRAMなどの記憶装置2902と、HDDなどの外部記憶装置2903と、ディスプレイなどの表示装置2904と、キーボードやマウスなどの入力装置2905と、通信I/F(インタフェース)2906と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の各装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施形態の各装置を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態の各装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
本実施形態の各装置で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 顧客管理装置
20 グループ管理装置
30 機器管理装置
40−1〜40−n 機器
50 障害管理装置
60 情報処理装置
80 ユーザ端末
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
141 顧客情報記憶部
150 制御部
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240 記憶部
241 グループ情報記憶部
250 制御部
310 通信部
320 操作部
330 表示部
340 記憶部
341 機器情報記憶部
350 制御部
510 通信部
520 操作部
530 表示部
540 記憶部
541 障害情報記憶部
550 制御部
610 通信部
620 操作部
630 表示部
640 記憶部
650 制御部
651 顧客情報取得部
652 グループ情報取得部
653 機器情報取得部
654 障害情報取得部
655 算出部
656 比較部
657 出力部
2901 制御装置
2902 記憶装置
2903 外部記憶装置
2904 表示装置
2905 入力装置
2906 通信I/F
特開2011−100283号公報

Claims (21)

  1. 管理対象の複数の機器のうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第1の障害情報を取得するとともに、前記複数の機器のうち、前記所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第2の障害情報を取得する障害情報取得部と、
    前記1以上の第1の障害情報を用いて前記1以上の第1の機器の稼動情報である第1の稼動情報を算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて前記1以上の第2の機器の稼動情報である第2の稼動情報を算出する算出部と、
    前記第1の稼動情報と前記第2の稼動情報とに基づく提案を示す提案情報を出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記1以上の第1の障害情報は、それぞれ、発生した障害に基づく停止時間を示す停止時間情報を含み、
    前記1以上の第2の障害情報は、それぞれ、前記停止時間情報を含み、
    前記第1の稼動情報は、前記1以上の第1の機器の平均稼働率である第1の平均稼働率であり、
    前記第2の稼動情報は、前記1以上の第2の機器の平均稼働率である第2の平均稼働率である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、前記1以上の第1の機器の合計稼動時間から、前記1以上の第1の障害情報それぞれに含まれる前記停止時間情報が示す停止時間の合計時間を減算した時間を、前記1以上の第1の機器の合計稼動時間で除算して前記第1の平均稼働率を算出するとともに、前記1以上の第2の機器の合計稼動時間から、前記1以上の第2の障害情報それぞれに含まれる前記停止時間情報が示す停止時間の合計時間を減算した時間を、前記1以上の第2の機器の合計稼動時間で除算して前記第2の平均稼働率を算出する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器の保守を提案する情報を出力する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器の入替を提案する情報を出力する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器の保守及び入替の少なくともいずれかを提案する情報を出力する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  7. 前記1以上の第1の障害情報は、それぞれ、発生した障害の種別を識別する障害種別識別情報を更に含み、
    前記1以上の第2の障害情報は、それぞれ、前記障害種別識別情報を更に含み、
    前記算出部は、前記1以上の第1の障害情報を用いて、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に当該種別の障害に関する情報である第1の障害種別情報を更に算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に当該種別の障害に関する情報である第2の障害種別情報を更に算出し、
    前記提案情報は、前記第1の障害種別情報と前記第2の障害種別情報とに更に基づく請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の障害種別情報は、該当する種別の障害の発生確率である第1の発生確率であり、
    前記第2の障害種別情報は、該当する種別の障害の発生確率である第2の発生確率である請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の障害種別情報は、該当する種別の障害の平均停止時間である第1の平均停止時間であり、
    前記第2の障害種別情報は、該当する種別の障害の平均停止時間である第2の平均停止時間である請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記第1の障害種別情報は、該当する種別の障害の発生確率である第1の発生確率及び該当する種別の障害の平均停止時間である第1の平均停止時間の少なくともいずれかであり、
    前記第2の障害種別情報は、該当する種別の障害の発生確率である第2の発生確率及び該当する種別の障害の平均停止時間である第2の平均停止時間の少なくともいずれかである請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記算出部は、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第1の障害情報の件数を前記1以上の第1の機器の台数で除算して、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎の前記第1の発生確率を算出するとともに、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第2の障害情報の件数を前記1以上の第2の機器の台数で除算して、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎の前記第2の発生確率を算出する請求項8又は10に記載の情報処理装置。
  12. 前記算出部は、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第1の障害情報に含まれる停止時間情報が示す停止時間の合計時間を、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第1の障害情報の件数で除算して、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎の前記第1の平均停止時間を算出するとともに、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第2の障害情報に含まれる停止時間情報が示す停止時間の合計時間を、当該種別を示す障害種別識別情報を含む第2の障害情報の件数で除算して、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎の前記第2の平均停止時間を算出する請求項9又は10に記載の情報処理装置。
  13. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較し、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、前記第1の発生確率と前記第2の発生確率とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器のうち、前記第1の発生確率が前記第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器の保守を提案する情報を出力する請求項8、10、又は11に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較し、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、前記第1の発生確率と前記第2の発生確率とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器のうち、前記第1の発生確率が前記第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器の入替を提案する情報を出力する請求項8、10、又は11に記載の情報処理装置。
  15. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較し、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、前記第1の平均停止時間と前記第2の平均停止時間とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器のうち、前記第1の平均停止時間が前記第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の保守を提案する情報を出力する請求項9、10、又は12に記載の情報処理装置。
  16. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較し、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、前記第1の平均停止時間と前記第2の平均停止時間とを比較する比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器のうち、前記第1の平均停止時間が前記第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の入替を提案する情報を出力する請求項9、10、又は12に記載の情報処理装置。
  17. 前記第1の平均稼働率と前記第2の平均稼働率とを比較し、前記第1の平均稼働率が前記第2の平均稼働率よりも低い場合、前記障害種別識別情報が示す障害の種別毎に、前記第1の発生確率と前記第2の発生確率との比較、及び前記第1の平均停止時間と前記第2の平均停止時間との比較の少なくともいずれかを行う比較部を更に備え、
    前記出力部は、前記提案情報として、前記1以上の第1の機器のうち、前記第1の発生確率が前記第2の発生確率よりも高い種別の障害が発生した機器、及び前記第1の平均停止時間が前記第2の平均停止時間よりも長い種別の障害が発生した機器の少なくともいずれかの保守及び入替の少なくともいずれかを提案する情報を出力する請求項10に記載の情報処理装置。
  18. 顧客を識別する顧客識別情報を少なくとも含み、前記顧客識別情報が前記所定顧客を示す顧客情報を取得する顧客情報取得部と、
    前記取得された顧客情報を用いて、前記顧客識別情報と、顧客を細分化するグループを識別するグループ識別情報と、を少なくとも含み、前記顧客識別情報が前記所定顧客を示す1以上のグループ情報を取得するグループ情報取得部と、
    前記取得された1以上のグループ情報を用いて、機器を識別する機器識別情報と、当該機器の機種を識別する機種識別情報と、前記グループ識別情報と、を少なくとも含み、前記グループ識別情報が前記所定顧客のグループを示す1以上の機器情報を取得する機器情報取得部と、を更に備え、
    前記1以上の第1の障害情報は、それぞれ、前記機器識別情報及び前記機種識別情報を更に含み、
    前記1以上の第2の障害情報は、それぞれ、前記機種識別情報を更に含み、
    前記障害情報取得部は、前記取得された1以上の機器情報に含まれる前記1以上の機器識別情報のうち、前記所定機種を示す機種識別情報に対応付けられた1以上の機種識別情報を用いて、前記1以上の第1の障害情報を取得するとともに、前記所定機種を示す前記機種識別情報を用いて、前記1以上の第2の障害情報を取得する請求項1〜17のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  19. 管理対象の複数の機器に発生した障害に関する複数の障害情報を記憶する障害情報記憶部と、
    前記複数の機器のうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第1の障害情報を前記障害情報記憶部から取得するとともに、前記複数の機器のうち、前記所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第2の障害情報を前記障害情報記憶部から取得する障害情報取得部と、
    前記1以上の第1の障害情報を用いて前記1以上の第1の機器の稼動情報である第1の稼動情報を算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて前記1以上の第2の機器の稼動情報である第2の稼動情報を算出する算出部と、
    前記第1の稼動情報と前記第2の稼動情報とに基づく提案を行う提案情報を出力する出力部と、
    を備える情報処理システム。
  20. 管理対象の複数の機器のうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第1の障害情報を取得するとともに、前記複数の機器のうち、前記所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第2の障害情報を取得する障害情報取得ステップと、
    前記1以上の第1の障害情報を用いて前記1以上の第1の機器の稼動情報である第1の稼動情報を算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて前記1以上の第2の機器の稼動情報である第2の稼動情報を算出する算出ステップと、
    前記第1の稼動情報と前記第2の稼動情報とに基づく提案を行う提案情報を出力する出力ステップと、
    を含む提案方法。
  21. 管理対象の複数の機器のうち、所定顧客かつ所定機種の機器である1以上の第1の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第1の障害情報を取得するとともに、前記複数の機器のうち、前記所定機種の機器である1以上の第2の機器に発生した障害に関する障害情報である1以上の第2の障害情報を取得する障害情報取得ステップと、
    前記1以上の第1の障害情報を用いて前記1以上の第1の機器の稼動情報である第1の稼動情報を算出するとともに、前記1以上の第2の障害情報を用いて前記1以上の第2の機器の稼動情報である第2の稼動情報を算出する算出ステップと、
    前記第1の稼動情報と前記第2の稼動情報とに基づく提案を行う提案情報を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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