JP2014172534A - ダイアグ情報収集システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システムの構成や制御対象の構成が変更されたとしても、手間をかけることなく、監視が必要である異常に係るダイアグ情報のみを収集する。
【解決手段】ダイアグ情報収集システム10、制御ユニットとして、ダイアグ確定制御ユニット11とダイアグ保留制御ユニット12とを備える。ダイアグ保留制御ユニット11は、当該ダイアグ保留制御ユニットに接続されている制御対象を制御し、制御対象のダイアグ情報を検出して保留ダイアグ情報として保留する。ダイアグ確定制御ユニット11は、検出すべきダイアグ情報を格納したダイアグマスク情報を記憶しており、ダイアグ保留制御ユニット12が保留する保留ダイアグ情報のうちダイアグマスク情報に格納されているダイアグ情報に合致する保留ダイアグ情報を確定ダイアグ情報として確定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイアグ情報収集システムに関する。
車載バッテリからの電力のみで駆動が求められるシステムにおいては、システム駆動中に車載バッテリが不足してしまうことが懸念される。そこで、少しでも省電力でシステムを駆動するために、一部の制御ユニット、センサ、あるいは、アクチュエータに対する電力の供給を遮断してシステムを駆動することが考えられている。
ところで、省電力でシステムを駆動するために電力の供給が遮断された制御対象については、その制御対象に発生した異常が、電力の供給が遮断されたことに起因して発生した意図的な異常、つまり「監視が不要である異常」であるのか、あるいは、電力の供給が遮断されたこととは無関係に発生した意図せぬ異常、つまり「監視が必要である異常」であるのかを識別する必要が生じる。そのため、「監視が不要である異常」に係るダイアグ情報をマスクして、「監視が必要である異常」に係るダイアグ情報のみを収集する技術の開発が試みられている。なお、情報をマスクする技術として、例えば特許文献1には、上位に設定された警報以外の警報は正常を示すようにデータをマスクする技術(該当データを隠す技術)が開示されている。
特開平10−304016号公報
従来技術においては、システムを構成する複数の制御ユニットにそれぞれマスク情報を保有しておき、各制御ユニットにおいてそれぞれ単独でダイアグ情報のマスク処理を行うことが一般的である。しかしながら、システムの構成や制御対象の構成が変更されると、監視すべき異常も変化する。そのため、従来技術においては、システムの構成や制御対象の構成が変更されるたびに、各制御ユニットがそれぞれ保有するマスク情報も変更しなければならず、各制御ユニットに対する変更処理が手間である。
そこで、本発明は、システムの構成や制御対象の構成が変更されたとしても、手間をかけることなく、監視が必要である異常に係るダイアグ情報のみを収集することができるダイアグ情報収集システムを提供する。
本発明に係るダイアグ情報収集システムによれば、制御ユニットとして、ダイアグ確定制御ユニットとダイアグ保留制御ユニットとを備える。ダイアグ保留制御ユニットは、当該ダイアグ保留制御ユニットに接続されている制御対象を制御する。また、ダイアグ保留制御ユニットは、それら制御対象のダイアグ情報を検出して保留ダイアグ情報として保留する。ダイアグ確定制御ユニットは、検出すべきダイアグ情報を格納したダイアグマスク情報を記憶している。そして、ダイアグ確定制御ユニットは、ダイアグ保留制御ユニットが保留する保留ダイアグ情報のうちダイアグマスク情報に格納されているダイアグ情報に合致する保留ダイアグ情報を確定ダイアグ情報として確定する。
即ち、本発明に係るダイアグ情報収集システムによれば、制御ユニットをダイアグ確定制御ユニットとダイアグ保留制御ユニットとに分けた。そして、ダイアグマスク情報を保有しないダイアグ保留制御ユニットは、検出したダイアグ情報の「保留」を行い、ダイアグマスク情報を保有するダイアグ確定制御ユニットは、ダイアグ保留制御ユニットにて保留されているダイアグ情報のうちダイアグマスク情報に合致するダイアグ情報の「確定」を行うように構成した。これにより、ダイアグマスク情報は1つのダイアグ確定制御ユニットに格納しておけばよく、また、その1つのダイアグ確定制御ユニットにおいてダイアグ情報のマスク処理を一元的に行うことができる。従って、システムの構成や制御対象の構成が変更されたとしても、1つのダイアグ確定制御ユニットに格納するダイアグマスク情報を変更すれば対応することができ、手間をかけることなく、監視が必要である異常に係るダイアグ情報のみを収集することができる。
一実施形態に係るダイアグ情報収集システムの構成を概略的に示すブロック図 ダイアグ情報収集システムの駆動モードの遷移例を示す図 省電力モードの駆動状態例を示す図1相当図(その1) 省電力モードの駆動状態例を示す図1相当図(その2) 省電力モードの駆動状態例を示す図1相当図(その3) ダイアグマスク情報の一例を示す図 駆動状態リストの一例を示す図 異常制御ユニットリストの一例を示す図 保留ダイアグ情報リストの一例を示す図 確定ダイアグ情報リストの一例を示す図 メイン定期処理の一例を示すフローチャート 「通常モードへの復帰処理」の一例を示すフローチャート 「省電力モードへの遷移処理」の一例を示すフローチャート 「ポーリングおよび保留ダイアグ情報確定処理」の一例を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。即ち、図1に示すように、ダイアグ情報収集システム10は、制御ユニットとして、1つのダイアグ確定制御ユニット11と、複数のダイアグ保留制御ユニット12とを備える。また、ダイアグ情報収集システム10は、外部ツール100を備える。外部ツール100は、例えばCAN(CAN:Controller Area Network)のテストツールで構成される。ダイアグ確定制御ユニット11、複数のダイアグ保留制御ユニット12、および、外部ツール100は、通信線200を介して相互に通信可能に接続されている。
ダイアグ確定制御ユニット11は、不揮発性メモリ111を備える。この不揮発性メモリ111には、詳しくは後述するダイアグマスク情報など種々の情報やデータが記憶されている。また、この不揮発性メモリ111には、詳しくは後述する駆動状態リスト、異常制御ユニットリスト、保留ダイアグ情報リスト、確定ダイアグ情報リストが設けられている。
ダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれダイアグ保留制御ユニット12に接続されている制御対象を制御するとともに、それら制御対象に異常が発生した場合には、そのダイアグ情報を検出する。検出されたダイアグ情報には、その内容(異常内容)に応じて異なるコード番号が付される。この場合、ダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれダイアグ確定制御ユニット11からの要求に応じて、ダイアグ確定モードとダイアグ保留モードとに切り替えられるように構成されている。ダイアグ確定モードに切り替えられたダイアグ保留制御ユニット12は、検出したダイアグ情報を当該ダイアグ保留制御ユニット12にて確定し、当該ダイアグ保留制御ユニット12が備える図示しない揮発性の確定用メモリに確定ダイアグ情報として記憶する。一方、ダイアグ保留モードに切り替えられたダイアグ保留制御ユニット12は、検出したダイアグ情報を当該ダイアグ保留制御ユニット12にて確定することなく、当該ダイアグ保留制御ユニット12が備える図示しない揮発性の保留用メモリに保留ダイアグ情報として記憶(保留)する。
ダイアグ情報収集システム10には、この場合、ダイアグ保留制御ユニット12として、主に車載バッテリ13を監視・制御するバッテリ制御ユニット121、主に車載バッテリに対する充電を監視・制御する充電制御ユニット122、主に図示しないエンジンの駆動を監視・制御するエンジン制御ユニット123、主に車両の走行を監視・制御する走行制御ユニット124、主に図示しない車両用空調装置の駆動を監視・制御する空調制御ユニット125などが備えられている。なお、制御ユニットは、これらに限定されるものではない。
バッテリ制御ユニット121には、制御対象として、車載バッテリ13、当該車載バッテリ13の電圧を検出するバッテリ電圧検出センサ14などが接続されている。バッテリ制御ユニット121は、車載バッテリ13やバッテリ電圧検出センサ14などの動作を制御するとともに、車載バッテリ13やバッテリ電圧検出センサ14などに異常が発生した場合には、その異常を示すダイアグ情報を検出する。充電制御ユニット122には、制御対象として、車載バッテリ13に対する充電動作を実行する充電装置15などが接続されている。充電制御ユニット122は、充電装置15などの動作を制御するとともに、充電装置15などに異常が発生した場合には、その異常を示すダイアグ情報を検出する。
エンジン制御ユニット123には、制御対象として、エンジンのスロットルアクチュエータ16などが接続されている。エンジン制御ユニット123は、スロットルアクチュエータ16などの動作を制御するとともに、スロットルアクチュエータ16などに異常が発生した場合には、その異常を示すダイアグ情報を検出する。走行制御ユニット124には、制御対象として、車両の速度を検出する車速センサ17、車両のアクセルの操作量を検出するアクセルセンサ18、車両のシフトポジションを検出するシフトセンサ19などが接続されている。走行制御ユニット124は、これらセンサ類の動作を制御するとともに、これらセンサ類に異常が発生した場合には、その異常を示すダイアグ情報を検出する。
空調制御ユニット125には、制御対象として、エアコン用インバータ20、エアコン用コンプレッサ21などが接続されている。空調制御ユニット125は、エアコン用インバータ20、エアコン用コンプレッサ21などの動作を制御するとともに、エアコン用インバータ20、エアコン用コンプレッサ21などに異常が発生した場合には、その異常を示すダイアグ情報を検出する。
なお、ダイアグ情報収集システム10を構築するダイアグ確定制御ユニット11および複数のダイアグ保留制御ユニット12には、それぞれ固有の制御ユニットID(以下、単に「ID」と称する)が付与されている。また、ダイアグ情報収集システム10を構成する制御ユニット、および、各制御ユニットに制御対象として接続されるセンサ類やアクチュエータ類は、例えばシステム構成の変更に伴い適宜変更される。
図2に示すように、ダイアグ情報収集システム10は、通常モードMNと、複数の省電力モードMA,MB,MCとに切り替え可能である。即ち、ダイアグ情報収集システム10は、ダイアグ確定制御ユニット11が各ダイアグ保留制御ユニット12に要求(モードの切り替え要求)を送信することにより、通常モードMNから各省電力モードMA,MB,MCへの切り替え、各省電力モードMA,MB,MCから通常モードMNへの切り替え、各省電力モードMA,MB,MCのうち何れか1つの省電力モードから他の省電力モードへの切り替えが可能である。
図3は、例えば省電力モードMAの状態を示し、図4は、例えば省電力モードMBの状態を示し、図5は、例えば省電力モードMCの状態を示している。これら図3〜図5に示すように、各省電力モードMA〜MCにおいては、それぞれ異なるダイアグ保留制御ユニット12あるいは制御対象が停止され、換言すれば、それぞれ異なるダイアグ保留制御ユニット12あるいは制御対象が駆動される。なお、図3〜図5において網掛けが施されているダイアグ保留制御ユニット12あるいは制御対象が停止されているものとする。また、図1は通常モードMNの状態を示している。この通常モードMNでは、全てのダイアグ保留制御ユニット12、および、各ダイアグ保留制御ユニット12に接続されている全ての制御対象が駆動される。
次に、ダイアグマスク情報について説明する。即ち、図6に示すように、ダイアグマスク情報には、各省電力モードごとに、各省電力モードで検出すべきダイアグ情報のコード番号が格納されている。このダイアグマスク情報は、検出すべきダイアグ情報のみのコード番号を格納することで構成されたマスク情報であり、これにより、「検出すべき情報」と「検出すべきでない情報」とを識別するものである。従って、このダイアグマスク情報は、検出すべきでない情報をマスク(隠す)ことにより「検出すべき情報」と「検出すべきでない情報」とを識別する一般的なマスク情報とは異なる。なお、不揮発性メモリ111に格納されているダイアグマスク情報は、例えばシステムの構成や制御対象の構成が変更された場合には、外部ツール100を介して新たに書き換えることが可能である。
次に、駆動状態リストについて説明する。即ち、図7に示すように、駆動状態リストには、各モードごとに、各モードにおいて駆動されるべき制御ユニットのIDが設定されている。この場合、各モードにおいて駆動されるべき制御ユニットのIDには「ACTIVE」が設定されており、各モードにおいて駆動されるべきでない制御ユニットのIDには「NON_ACTIVE」が設定されている。例えば通常モードにおいては、全ての制御ユニットが「駆動されるべき制御ユニット」として設定されている。また、各省電力モードにおいては、それぞれ異なる制御ユニットが「駆動されるべき制御ユニット」として設定されている。
次に、異常制御ユニットリストについて説明する。即ち、図8に示すように、異常制御ユニットリストには、「駆動異常」欄、「停止異常」欄、「ダイアグ保留モード無効化異常」欄、「ダイアグ保留モード有効化異常」欄が設けられている。「駆動異常」欄には、駆動されているべきであるのに実際には駆動されていない制御ユニットのIDが格納される。「停止異常」欄には、駆動されるべきでないのに実際には駆動されている制御ユニットのIDが格納される。「ダイアグ保留モード無効化異常」欄には、ダイアグ保留モードが無効化されているべきであるのに実際には無効化されていない制御ユニットのIDが格納される。「ダイアグ保留モード有効化異常」欄には、ダイアグ保留モードが有効化されているべきであるのに実際には有効化されていない制御ユニットのIDが格納される。
次に、保留ダイアグ情報リストについて説明する。即ち、図9に示すように、保留ダイアグ情報リストには、ダイアグ確定制御ユニット11がダイアグ保留制御ユニット12から収集した保留ダイアグ情報のコード番号が格納される。この場合、ある省電力モード時(例えば省電力モードMA時)において収集された保留ダイアグ情報のコード番号は、その省電力モード(省電力モードMA)の欄に順次格納されるようになっている。
次に、確定ダイアグ情報リストについて説明する。即ち、図10に示すように、確定ダイアグ情報リストには、詳しくは後述するようにしてダイアグ確定制御ユニット11が確定ダイアグ情報として確定したダイアグ情報のコード番号が格納される。ある省電力モード時(例えば省電力モードMA時)において確定された確定ダイアグ情報のコード番号は、その省電力モード(省電力モードMA)の欄に順次格納されるようになっている。
次に、ダイアグ情報収集システム10の動作内容について説明する。
≪メイン定期処理≫
図11に示す「メイン定期処理」は、主としてダイアグ確定制御ユニット11によって定期的に実行される処理である。即ち、ダイアグ確定制御ユニット11は、ダイアグ情報収集システム10の外部からモード遷移要求を受けると(A1:YES)、その要求が、通常モードから省電力モードへの遷移要求であるか否かを確認する(A2)。ダイアグ確定制御ユニット11は、通常モードから省電力モードへの遷移要求でない場合には(A2:NO)、詳しくは後述する「通常モードへの復帰処理」を実行する(A3)。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、通常モードから省電力モードへの遷移要求である場合には(A2:YES)、詳しくは後述する「省電力モードへの遷移処理」を実行する(A4)。
そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、「通常モードへの復帰処理」あるいは「省電力モードへの遷移処理」を完了すると、その時点でダイアグ情報収集システム10に設定されている駆動状態情報(詳しくは後述)に基づいて、ダイアグ情報収集システム10が実際に「省電力モード」であるのか否かを確認する(A5)。ダイアグ確定制御ユニット11は、ダイアグ情報収集システム10が省電力モードである場合には(A5:YES)、詳しくは後述する「ポーリングおよび保留ダイアグ情報確定処理」を実行して(A6)、この処理を終了する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、ダイアグ情報収集システム10が省電力モードでない場合には(A5:NO)、詳しくは後述する「ポーリングおよび保留ダイアグ情報確定処理」を実行することなく、この処理を終了する。
≪通常モードへの復帰処理≫
図12に示す「通常モードへの復帰処理」は、ダイアグ確定制御ユニット11が各ダイアグ保留制御ユニット12と連携しながら、ダイアグ情報収集システム10を省電力モードから通常モードに切り替える処理である。即ち、ダイアグ確定制御ユニット11は、現時点におけるダイアグ情報収集システム10のモードを確認する(B1)。つまり、ダイアグ確定制御ユニット11は、現時点で設定されているダイアグ情報収集システム10の駆動状態が「通常モード状態」であるのか、あるいは、「省電力モード状態」であるのかを確認する。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、不揮発性メモリ111に格納されている駆動状態リストを参照して、現時点のモードにおいて「駆動されているべき制御ユニット」として設定されているダイアグ保留制御ユニット12を特定する(B2)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定したダイアグ保留制御ユニット12に対して、ダイアグ確定モードへの復帰要求(ダイアグ確定モードの有効化要求)を送信する(B3)。
ダイアグ確定モードへの復帰要求を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ確定モードに復帰する(C1)。即ち、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ確定モードを有効化する。そして、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ確定モードに復帰すると、ダイアグ確定制御ユニット11に対して復帰完了通知を送信する(C2)。
復帰完了通知を受信したダイアグ確定制御ユニット11は、そのダイアグ保留制御ユニット12に対して、ダイアグ保留モードの解除要求(ダイアグ保留モードの無効化要求)を送信する(B4)。そして、ダイアグ保留モードの解除要求を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードを解除する(C3)。即ち、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードを無効化する。そして、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードを解除すると、ダイアグ確定制御ユニット11に対して解除完了通知を送信する(C4)。即ち、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードからダイアグ確定モードに切り替えられる場合には、ダイアグ確定モードを有効化(ダイアグ確定モードに復帰)してからダイアグ保留モードを無効化(ダイアグ保留モードを解除)するように設定されている。
ダイアグ確定制御ユニット11は、各ダイアグ保留制御ユニット12からの解除完了通知の受信状況に基づいて、ステップB2にて特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ確定モードに復帰しているか否か、換言すれば、ダイアグ保留モードを解除しているか否かを確認する(B5)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ確定モードに復帰している場合には(B5:YES)、ステップB7に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうちダイアグ確定モードに復帰していることが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合には(B5:NO)、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「ダイアグ保留モード無効化異常」欄に格納して(B6)、ステップB7に移行する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップB7に移行すると、ステップB2にて特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12に対して駆動開始指令信号を送信する。この場合、ダイアグ確定制御ユニット11は、ダイアグ確定モードに復帰しているダイアグ保留制御ユニット12のみに駆動開始指令信号を送信するように設定してもよい。そして、駆動開始指令信号を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれ駆動を開始する(C5)。また、駆動を開始したダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれ駆動開始通知をダイアグ確定制御ユニット11に対して送信して(C6)、この制御を終了する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、各ダイアグ保留制御ユニット12からの駆動開始通知の受信状況に基づいて、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動を開始したか否かを確認する(B8)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動を開始している場合には(B8:YES)、ステップB10に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうち駆動を開始したことが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合、あるいは、駆動開始指令信号を送信したダイアグ保留制御ユニット12以外のダイアグ制御ユニットが駆動を開始していることが確認された場合には(B8:NO)、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「駆動異常」欄あるいは「停止異常」欄に格納して(B9)、ステップB10に移行する。ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップB10に移行すると、ダイアグ情報収集システム10の駆動状態として「通常モード状態」を設定して、この制御を終了する。
なお、ステップB9において、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうち駆動を開始したことが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合には、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを「駆動異常」欄に格納する。また、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信したダイアグ保留制御ユニット12以外のダイアグ制御ユニットが駆動を開始していることが確認された場合には、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを「停止異常」欄に格納する。
≪省電力モードへの遷移処理≫
図13に示す「省電力モードへの遷移処理」は、ダイアグ確定制御ユニット11が各ダイアグ保留制御ユニット12と連携しながら、ダイアグ情報収集システム10を通常モードから省電力モードに切り替える処理である。即ち、ダイアグ確定制御ユニット11は、現時点におけるダイアグ情報収集システム10のモードを確認する(D1)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、不揮発性メモリ111に格納されている駆動状態リストを参照して、現時点のモードにおいて「駆動されているべき制御ユニット」として設定されているダイアグ保留制御ユニット12を特定する(D2)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定したダイアグ保留制御ユニット12に対して、ダイアグ保留モードへの遷移要求(ダイアグ保留モードの有効化要求)を送信する(D3)。
ダイアグ保留モードへの遷移要求を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードに遷移(移行)する(E1)。即ち、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードを有効化する。そして、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードに遷移すると、ダイアグ確定制御ユニット11に対して遷移完了通知を送信する(E2)。なお、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ確定モードからダイアグ保留モードに切り替えられる場合には、ダイアグ確定モードを無効化(ダイアグ確定モードを解除)してからダイアグ保留モードを有効化(ダイアグ保留モードに復帰)するように設定してもよい。
ダイアグ確定制御ユニット11は、各ダイアグ保留制御ユニット12からの遷移完了通知の受信状況に基づいて、ステップD2にて特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ保留モードに遷移しているか否かを確認する(D4)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ保留モードに遷移している場合には(D4:YES)、ステップD6に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうちダイアグ保留モードに遷移していることが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合には(D4:NO)、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「ダイアグ保留モード有効化異常」欄に格納して(D5)、ステップD6に移行する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップD6に移行すると、ステップD2にて特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12に対して駆動開始指令信号を送信する。この場合、ダイアグ確定制御ユニット11は、ダイアグ保留モードに遷移しているダイアグ保留制御ユニット12のみに駆動開始指令信号を送信するように設定してもよい。そして、駆動開始指令信号を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれ駆動を開始する(E3)。また、駆動を開始したダイアグ保留制御ユニット12は、それぞれ駆動開始通知をダイアグ確定制御ユニット11に対して送信して(E4)、この制御を終了する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、各ダイアグ保留制御ユニット12からの駆動開始通知の受信状況に基づいて、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動を開始したか否かを確認する(D7)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動を開始している場合には(D7:YES)、ステップD9に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうち駆動を開始したことが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合、あるいは、駆動開始指令信号を送信したダイアグ保留制御ユニット12以外のダイアグ制御ユニットが駆動を開始していることが確認された場合には(D7:NO)、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「駆動異常」欄あるいは「停止異常」欄に格納して(D8)、ステップD9に移行する。ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップD9に移行すると、ダイアグ情報収集システム10の駆動状態として「省電力モード状態」を設定して、この制御を終了する。
なお、この場合も、ステップD8において、ダイアグ確定制御ユニット11は、駆動開始指令信号を送信した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうち駆動開始が確認できないダイアグ保留制御ユニット12のIDを「駆動異常」欄に格納し、駆動開始指令信号を送信したダイアグ保留制御ユニット12以外で駆動開始が確認されたダイアグ保留制御ユニット12のIDを「停止異常」欄に格納する。
≪ポーリングおよび保留ダイアグ情報確定処理≫
図14に示す「ポーリングおよび保留ダイアグ情報確定処理」は、ダイアグ情報収集システム10が省電力モードである場合において、ダイアグ確定制御ユニット11が各ダイアグ保留制御ユニット12と連携しながら実行する処理である。即ち、ダイアグ確定制御ユニット11は、不揮発性メモリ111に格納されている駆動状態リストを参照して、現時点の省電力モードにおいて「駆動されているべき制御ユニット」として設定されているダイアグ保留制御ユニット12を特定する(F1)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定したダイアグ保留制御ユニット12に対して、保留ダイアグ情報の送信要求および駆動状態の通知要求を送信する(F2)。
保留ダイアグ情報の送信要求および駆動状態の通知要求を受信したダイアグ保留制御ユニット12は、その時点で保留している保留ダイアグ情報、および、その時点の駆動状態を示す駆動状態情報をダイアグ確定制御ユニット11に送信して(G1)、この処理を終了する。なお、駆動状態情報は、ダイアグ保留制御ユニット12が駆動しているのか、あるいは、停止しているのかを示す情報である。
ダイアグ確定制御ユニット11は、各ダイアグ保留制御ユニット12から受信する駆動状態情報に基づいて、各ダイアグ保留制御ユニット12の駆動状態を特定する(F3)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した各ダイアグ保留制御ユニット12の駆動状態と駆動状態リストとを照合し、実際に駆動しているダイアグ保留制御ユニット12と、駆動状態リストにおいて「駆動されているべき制御ユニット」として設定されているダイアグ保留制御ユニット12とが一致するか否かを確認する(F4)。
ダイアグ確定制御ユニット11は、一致する場合には(F4:YES)、ステップF6に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、一致しない場合には(F4:NO)、一致しないダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「駆動異常」欄あるいは「停止異常」欄に格納して(F5)、ステップF6に移行する。なお、ダイアグ確定制御ユニット11は、一致しないダイアグ保留制御ユニット12のうち、駆動されているべきであるのに実際には駆動されていないダイアグ保留制御ユニット12のIDを「駆動異常」欄に格納し、駆動されるべきでないのに実際には駆動されているダイアグ保留制御ユニット12のIDを「停止異常」欄に格納する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップF6に移行すると、ステップF1で特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ保留モードに遷移しているか否かを確認する。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12がダイアグ保留モードに遷移している場合には(F6:YES)、ステップF8に移行する。一方、ダイアグ確定制御ユニット11は、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうちダイアグ保留モードに遷移していることが確認できないダイアグ保留制御ユニットが存在する場合には(F6:NO)、そのダイアグ保留制御ユニット12のIDを異常制御ユニットリストの「ダイアグ保留モード有効化異常」欄に格納して(F7)、ステップF8に移行する。
ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップF8に移行すると、特定した全てのダイアグ保留制御ユニット12のうち「停止異常」であるダイアグ保留制御ユニット12を特定する。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、ステップG1にて送信された保留ダイアグ情報のうち、「停止異常」であるダイアグ保留制御ユニット12以外のダイアグ保留制御ユニット12(「停止異常」でないダイアグ保留制御ユニット12)の保留ダイアグ情報を収集(ポーリング)して、保留ダイアグ情報リストに格納する(F9)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、収集した保留ダイアグ情報とダイアグマスク情報に格納されているダイアグ情報とを照合する(F10)。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、収集した保留ダイアグ情報のうちダイアグマスク情報に格納されているダイアグ情報に合致する保留ダイアグ情報を確定ダイアグ情報として確定し、確定ダイアグ情報リストに記憶する(F11)。
本実施形態のダイアグ情報収集システム10によれば、制御ユニットをダイアグ確定制御ユニット11とダイアグ保留制御ユニット12とに分けた。そして、省電力モード時においては、ダイアグマスク情報を保有しないダイアグ保留制御ユニット12は、検出したダイアグ情報の「保留」を行い、ダイアグマスク情報を保有するダイアグ確定制御ユニット11は、保留されているダイアグ情報のうちダイアグマスク情報に合致するダイアグ情報の「確定」を行うように構成した。これにより、ダイアグマスク情報は1つのダイアグ確定制御ユニット11に格納しておけばよく、また、その1つのダイアグ確定制御ユニット11においてダイアグ情報のマスク処理を一元的に行うことができる。従って、システムの構成や制御対象の構成が変更されたとしても、1つのダイアグ確定制御ユニット11に格納するダイアグマスク情報を変更すれば対応することができ、手間をかけることなく、監視が必要である異常に係るダイアグ情報のみを収集することができる。
また、ダイアグ情報収集システム10によれば、全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動される通常モードと、一部のダイアグ保留制御ユニット12が駆動される省電力モードと、に切り替えられるように構成されている。そして、ダイアグ確定制御ユニット11は、省電力モード時にダイアグ保留制御ユニット12から保留ダイアグ情報を収集する。即ち、ダイアグ保留制御ユニット12にてダイアグ情報を一旦「保留」しダイアグ確定制御ユニット11にてダイアグ情報を「確定」する処理は、全てのダイアグ保留制御ユニット12が駆動される通常モードでは行われず、一部のダイアグ保留制御ユニット12の駆動が停止される省電力モード時に行われる。これにより、省電力モード時において電力の供給が遮断されたことに起因して発生する意図的な異常に係るダイアグ情報を、ダイアグ確定制御ユニット11によるマスク処理によって確実にマスク(確定する情報から除外)することができる。
また、ダイアグ情報収集システム10によれば、省電力モードとして、それぞれ異なるダイアグ保留制御ユニット12が駆動される複数の省電力モードが設けられている。そして、ダイアグマスク情報には、各省電力モードごとに、各省電力モードで検出すべきダイアグ情報のコード番号が格納されている。これにより、各省電力ごとに、きめ細かくマスク処理を行うことができる。
また、ダイアグ情報収集システム10によれば、ダイアグ保留制御ユニット12は、検出したダイアグ情報を当該ダイアグ保留制御ユニット12において確定するダイアグ確定モードと、検出したダイアグ情報を保留ダイアグ情報として保留するダイアグ保留モードと、に切り替えられるように構成されている。そして、ダイアグ保留制御ユニット12は、ダイアグ保留モードからダイアグ確定モードに切り替えられる場合には、ダイアグ確定モードを有効化してからダイアグ保留モードを無効化する。これにより、ダイアグ保留制御ユニット12は、検出したダイアグ情報をダイアグ確定モードが有効化された時点から当該ダイアグ保留制御ユニット12にて確定することができる。従って、ダイアグ保留モードからダイアグ確定モードに遷移する途中において、検出されたダイアグ情報が保留も確定もされないといった不具合の発生を防止できる。
また、ダイアグ情報収集システム10によれば、ダイアグ確定制御ユニット11は、「停止異常」でないダイアグ保留制御ユニット12、つまり、その時点のモードにおいて駆動されるべきダイアグ保留制御ユニットであって実際に駆動されているダイアグ保留制御ユニット12が保留している保留ダイアグ情報を収集する。これにより、その時点において駆動されるべきでないダイアグ保留制御ユニット12が保留する保留ダイアグ情報を誤って収集、さらには誤って確定してしまうことを確実に防止することができる。また、その時点において駆動されるべきダイアグ保留制御ユニット12が保留する保留ダイアグ情報の収集漏れ、さらには確定漏れを確実に防止することができる。
なお、本発明は、上述した複数の実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
図面中、10はダイアグ情報収集システム、11はダイアグ確定制御ユニット、12はダイアグ保留制御ユニットを示す。

Claims (5)

  1. 複数の制御ユニットからダイアグ情報を収集するシステム(10)であって、
    前記制御ユニットとして、
    ダイアグ確定制御ユニット(11)と、
    ダイアグ保留制御ユニット(12)と、を備え、
    前記ダイアグ保留制御ユニットは、当該ダイアグ保留制御ユニットに接続されている制御対象を制御するとともに、それら制御対象のダイアグ情報を検出して保留ダイアグ情報として保留し、
    前記ダイアグ確定制御ユニットは、検出すべきダイアグ情報を格納したダイアグマスク情報を記憶しており、前記ダイアグ保留制御ユニットが保留する前記保留ダイアグ情報のうち前記ダイアグマスク情報に格納されているダイアグ情報に合致する保留ダイアグ情報を確定ダイアグ情報として確定するダイアグ情報収集システム。
  2. 全ての前記ダイアグ保留制御ユニットが駆動される通常モードと、一部の前記ダイアグ保留制御ユニットが駆動される省電力モードと、に切り替えられるように構成され、
    前記ダイアグ確定制御ユニットは、前記省電力モード時に前記ダイアグ保留制御ユニットから前記保留ダイアグ情報を収集する請求項1に記載のダイアグ情報収集システム。
  3. 前記省電力モードとして、それぞれ異なる前記ダイアグ保留制御ユニットが駆動される複数の省電力モードが設けられており、
    前記ダイアグマスク情報には、各省電力モードごとに、各省電力モードで検出すべきダイアグ情報が格納されている請求項2に記載のダイアグ情報収集システム。
  4. 前記ダイアグ保留制御ユニットは、検出したダイアグ情報を当該ダイアグ保留制御ユニットにおいて確定するダイアグ確定モードと、検出したダイアグ情報を前記保留ダイアグ情報として保留するダイアグ保留モードと、に切り替えられるように構成され、前記ダイアグ保留モードから前記ダイアグ確定モードに切り替えられる場合には、前記ダイアグ確定モードを有効化してから前記ダイアグ保留モードを無効化する請求項2または3に記載のダイアグ情報収集システム。
  5. 前記ダイアグ確定制御ユニットは、駆動されるべきダイアグ保留制御ユニットが保留する前記保留ダイアグ情報を収集する請求項1から4の何れか1項に記載のダイアグ情報収集システム。
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