JP2007125934A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ECUが省電力モードに移行したことを検出しないか、或いは、移行しないことを検出した場合に、所定装置への電力供給を制御する車両用電源装置を提供すること。
【解決手段】通常より低い消費電力で動作する省電力モードを有するECU5に電力を供給する車両用電源装置1は、ECU5を省電力モードへ移行させるための省電力モード移行情報を検出する省電力モード移行情報検出手段20と、ECU5から送信される信号Pを受信し、ECU5が省電力モードであるか否かを検出する省電力モード検出手段21と、ECU5へ供給される電力を制御する電力制御手段22とを有し、省電力モード移行情報検出手段20が省電力モード移行情報を検出した場合であって省電力モード検出手段21が、ECU5が省電力モードであることを検出できない場合に、電力制御手段22がECU5への電力供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子制御装置への電力供給を制御する車両用電源装置に関し、より詳細には、省電力モードを有する電子制御装置が適切に省電力モードに切り替わらない場合に、所定の電子制御装置に供給する電力を停止する手段を備えた車両用電源装置に関する。
一般に、車両に搭載される電子制御装置の1つであるECU(Electronic Control Unit)は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)を有し、点火時期や燃料噴射、アイドルアップ、リミッターといったエンジンの制御の他、AT(Automatic Transmission)の制御をはじめ、駆動系、制動系、操舵系等において特定の処理を実行する装置である。
また、ECUの中には、エンジン停止状態における暗電流により、バッテリーに充電された電力を消費し車両が始動できない状態(以下、「バッテリー上がり」という。)を引き起こすのを防止するために、駐車中等、ECUが所定時間動作する必要がない場合に、マイコンの動作周波数を遅くしたり、駆動電圧を下げたり、或いは、マイコンへの電力供給を停止したりして消費電力を低減させる省電力モードを有するものがある。
ECUを省電力モードに移行させる車載装置には、例えば、車両のイグニッションスイッチがオフされたとの信号を受信すると、CPUにデータの退避処理等のシャットダウン処理を行わせ、その後、CPUがシャットダウン処理を完了したことを検出すると、CPU、および、RAM(Random Access Memory)やASIC(Applicaton Specific Integrated Circuit)等の周辺デバイスへの電力供給を遮断する電源制御回路を備えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−186770号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車載装置は、マイコン内部の回路の故障やマイコンを制御するソフトウェアの不具合等により電子制御装置が省電力モードに移行したことを検出しないか、或いは、省電力モードに移行しないことを検出した場合の対処がなされておらず、係る場合にバッテリーの消耗を防止できないという問題がある。
上述の問題に鑑み、本発明は、電子制御装置が省電力モードに移行したことを検出しないか、或いは、省電力モードに移行しないことを検出した場合に、所定装置への電力供給を制御する車両用電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明に係る車両用電源装置は、通常より低い消費電力で動作する省電力モードを有する電子制御装置に電力を供給する車両用電源装置において、前記電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための省電力モード移行情報を検出する省電力モード移行情報検出手段と、前記電子制御装置から送信される、前記電子制御装置が前記省電力モードであるか否かを示す信号を受信して前記電子制御装置が前記省電力モードであるか否かを検出する省電力モード検出手段と、前記電子制御装置へ供給される電力を制御する電力制御手段と、を有し、前記省電力モード移行情報検出手段が前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出できない場合に、前記電力制御手段は、前記電子制御装置への電力供給を停止することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明に係る車両用電源装置であって、前記電子制御装置は、第1の電子制御装置と第2の電子制御装置とを有し、前記省電力モード移行情報検出手段が前記第1の電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記第1の電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出しないときに、前記電力制御手段は、前記第1の電子制御装置への電力供給を停止せず、前記省電力モード移行情報検出手段が前記第2の電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記第2の電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出しないときに、前記電力制御手段は、前記第2の電子制御装置への電力供給を停止することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係る車両用電源装置であって、前記第1の電子制御装置は、当該車両用電源装置への電力供給を制御する電子制御装置であることを特徴とする。
第4の発明は、第1乃至第3の発明の何れかに係る車両用電源装置であって、前記電力制御手段が電力供給を停止したことを通知する電力停止通知手段を有することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、電子制御装置が省電力モードに移行したことを検出しないか、或いは、省電力モードに移行しないことを検出した場合に、所定装置への電力供給を制御する車両用電源装置を提供できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、車両用電源装置の構成例を示す図である。車両用電源装置1は、監視回路2および電源回路3を有し、イグニッションスイッチ4、ECU5、バッテリー6および出力装置11に接続される。ここで、実線は電源ラインを示し、破線は信号ラインを示す。
監視回路2は、省電力モード移行情報検出手段20、省電力モード検出手段21、電力制御手段22および電力停止通知手段23を有し、電源回路3に接続される。
ここで、通常電力モードとは、ECU5の全ての機能を利用できるよう電力が供給されている状態をいい、省電力モードとは、通常電力モードと比較して消費電力を低減させた状態でECU5を作動させる状態をいう。省電力モードは、マイコンの動作周波数を遅くしたり、駆動電圧を下げたり、或いは、マイコンへの電力供給を停止したりして消費電力を低減させる。また、所定の復旧信号等を受信することにより通常電力モードに移行できる。なお、通常電力モードおよび省電力モードの他に、消費電力の異なるモードを備えてもよい。
電源回路3は、バッテリー6に接続され、バッテリー6からの電圧V1を所定の電圧V2乃至V5に変換して監視回路2、イグニッションスイッチ4、ECU5および出力装置11に供給する。
省電力モード移行情報検出手段20は、ECU5が省電力モードに移行するために必要な車両状態を検出する。例えば、イグニッションスイッチ4がオンからオフに切り替わった車両状態を、ECU5が省電力モードに移行する車両状態(以下、「移行条件」という。)として定義し、車両状態を監視しながら当該移行条件を検出する。イグニッションスイッチ4からの信号SG1、SG2は、監視回路2およびECU5の双方に送信され、ECU5を制御する回路の誤作動やソフトウェアの不具合が発生しない限り、監視装置2が当該移行条件を検出した場合、ECU5は省電力モードとなる。なお、イグニッションスイッチ4からの情報の他に、ドアのロック状態、エンジン温度等を移行条件の判定に利用してもよい。
省電力モード検出手段21は、ECU5が送信するWDC(Watch Dog Counter)パルスPを受信し、ECU5が省電力モードにあるか否かを検出する。WDCパルスPは、ECU5が通常電力モードの場合に出力する信号であり、省電力モードの場合には出力しないが、通常電力モードおよび省電力モードの両モードで出力するようにし、出力内容をモードに応じて変更するようにしてもよく、省電力モード時にのみ出力するようにしてもよい。これにより、省電力モード検出手段21は、省電力モード時にのみ出力されるWDCパルス信号を受信し、ECU5が省電力モードになっているか否かを検出するようにしてもよい。
電力制御手段22は、ECU5に供給される電力を制御するための信号SG3を電源回路3に送信する。省電力モード移行情報検出手段20が移行条件を検出し、省電力モード検出手段21が、ECU5が省電力モードになっていないことを検出するか、或いは、ECU5が省電力モードになっていることを検出できない場合、電源制御手段22は、ECU5への電圧V2の供給を停止し、バッテリー6の消費を抑制する。
電力停止通知手段23は、電力制御手段22がECU5への供給電力を停止するよう電源回路3に信号SG3を送信する場合に、信号SG5を出力装置11に送信する。
イグニッションスイッチ4は、イグニッションのオンとオフとを切り替え、その状態を監視回路2およびECU5に送信する。
ECU5は、例えば、4WS(4 Wheel Steering)、ABS(Antilock Brake System)またはエアーバッグ等の電子制御装置であり、暗電流を抑制しバッテリーを保護する省電力モードを備え、WDCパルスPを発生させることにより省電力モードになっているか否か、或いは、正常に動作しているか否かを監視回路2に知らせる機能を有する。なお、ECU5は、車両用電源装置1への供給電力を制御する電子制御装置であってもよく、車両用電源装置1の内部に備えられ車両用電源装置1自身への電力供給を制御する電子制御装置であってもよい。また、WDCパルスPは、ECU5が省電力モードでない場合において、監視回路2がECU5の不具合をWDCパルスPにより検出してECU5にリセット信号SG4を送信し、ECU5をリセットさせ不具合を有する状態から復帰させるためにも利用される。
バッテリー6は、車載用12Vバッテリーであり、電源回路3を介して監視回路2、イグニッションスイッチ4、ECU5および出力装置11に電力を供給する(V2乃至V5)。
出力装置11は、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)等の表示装置、または、警報を発するアラーム生成器等であり、電力停止通知手段23からの信号SG5を受信し、ECU5への電力供給が停止されたことを表示装置またはアラーム生成器等に出力し、その旨を通知する。
なお、車載用電源装置1は、監視回路2のみから成る構成であってもよく、電源回路3と共にECU5に統合される構成であってもよい。
図2は、車両用電源装置1がECU5に供給される電力を制御する処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、監視回路2の省電力モード移行情報検出手段20は、イグニッションスイッチ4がオンであるかオフであるかを監視する(ステップS1)。イグニッションスイッチがオンであることを省電力モード移行情報検出手段20が検出している場合であって(ステップS1のYES)、WDCパルスPの有無を監視している省電力モード検出手段21が所定時間にわたってWDCパルスを検出しなかったとき(ステップS2のYES)、監視回路2は、ECU5が通常電力モードにおいて正常に動作していないと判断しECU5をリセットさせる信号SG4をECU5に送信する(ステップS4)。一方、省電力モード検出手段21がWDCパルスを検出している場合(ステップS2のNO)、監視回路2は、ECU5が通常電力モードで正常に動作していると判断し処理を終了する。
イグニッションスイッチがオンからオフに切り替えられた場合であって(ステップS1のNO)、WDCパルスPの有無を監視している省電力モード検出手段21が所定時間にわたってWDCパルスを検出しなかったとき(ステップS3のYES)、監視回路2は、ECU5が省電力モードに移行したと判断し処理を終了する(ステップS4)。省電力モード検出手段21がWDCパルスを検出している場合(ステップS3のNO)、監視回路2は、ECU5が省電力モードに移行していないと判断し、ECU5への電力供給を停止するよう信号SG3を電源回路3に送信する。その結果、電源回路3は、ECU5への電力供給を停止し、電力停止通知手段23は、出力装置11に信号SG5を送信して、ECU5への電力供給が停止されたことをLED等により通知する。なお、監視回路2は、省電力モード検出手段21が省電力モード時に発生するWDCパルスを検出しない場合、ECU5が省電力モードに移行したと判断できないとして、ECU5への電力供給を停止するようにしてもよい。
このように、省電力モード検出手段21は、ECU5が省電力モードに移行しているべき車両状態にあるにもかかわらず、ECU5の回路の故障やECU5を制御するソフトウェアの不具合等によりECU5が省電力モードに移行していないことを検出したか、或いは、省電力モードに移行したことを検出できない場合、ECU5への電力供給を停止することにより、バッテリー6における電力の不必要な消費を防止できる。電力供給を停止しなければ、ECU5は通常電力モードのまま、バッテリー6の電力を消費し続けるからである。
また、電力停止通知手段23は、ECU5への電力供給の停止が電力制御手段22によるものであることを明確にするので、ECU5自身の故障によるECU5の作動停止と電力制御手段22によるECU5の作動停止との判別を可能にする。
なお、電力制御手段22は、本来省電力モードになるべきECU5が省電力モードに移行していないことを検出したか、或いは、省電力モードに移行したことを検出できないとしてECU5への電力供給を停止しているが、ECU5を一旦リセットした後、ECU5を省電力モードに移行させるようにしてもよい。この場合、電力制御手段22は、ECU5を本来あるべき状態である省電力モードに移行させることができる。
図3は、車両用電源装置の別の構成例を示す図である。ここでは、図1で図示されたのと同じ構成要素は、同じ参照番号で参照される。
車両用電源装置1は、バッテリー6、ドアロックECU7、エアーバッグECU8、蓄熱システムECU9、プッシュスタートECU10および出力装置11に接続される。
ドアロックECU7は、キーレスエントリー機能や集中ロック機能を制御する電子制御装置であり、エアーバッグECU8は、車両衝突時にエアーバッグを作動させるか否かを判断したり、窒素ガス等の気体を発生させエアーバッグを膨張させたりする電子制御装置である。
また、蓄熱システムECU9は、エンジン温度を制御する電子制御装置であり、蓄熱器に蓄えられた高温の冷却水等を利用してエンジン始動前のエンジン温度を始動に適した温度に制御する。
プッシュスタートECU10は、キーシリンダーにキーを挿入することなくイグニッションスイッチをオンにすることができる電子制御装置であり、リモートコントロールによりエンジンの暖機運転を始動できるようにしたりする。
これらECUは、それぞれ省電力モードを有し、ドアがロック状態の場合やイグニッションスイッチがオフの場合等、上記移行条件に該当する場合に消費電力を低減させバッテリー6の消耗を抑制する。また、これらECUは、それぞれWDCパルスを監視回路に向けて送信し、それぞれのECUが省電力モードにあるか否かを車両用電源装置1に知らせることができる。
省電力モード移行情報検出手段20は、ECU群が省電力モードに移行するための条件であるイグニッションスイッチのオンからオフへの切り替わりを検出し、省電力モード検出手段21は、それぞれのECUが省電力モードになっているか否かを検出する。省電力モード検出手段21は、ECU群が省電力モードに移行すべき車両状態(移行条件)を省電力モード移行情報検出手段20が検出しているにもかかわらず、ECU群が省電力モードになっていないことを検出するか、或いは、ECU群が省電力モードになっていることを検出できないと、電源制御手段22によりECU群に供給される電力を停止させ、バッテリー6の電力消費を抑制するようにする。なお、省電力モード検出手段21は、すべてのECUを監視し、すべてのECUが省電力モードになっていないか、或いは、省電力モードになったことを検出できない場合に、電力制御手段22が電源回路3に電力停止を指示する信号を送信するようにしてもよく、一部のECUを監視し、一部のECUのみが省電力モードになっていないか、或いは、省電力モードになったことを検出できない場合に、電力制御手段22が電源回路3に電力停止を指示する信号を送信するようにしてもよい。また、電力制御手段22からの信号を受信した電源回路3は、すべてのECUへの電力供給を停止するようにしてもよく、一部のECUへの電力供給のみを停止するようにしてもよい。さらに、省電力モード移行情報検出手段20が検出する車両状態に応じて、監視されるECUおよび電力供給が停止されるECUを選択するようにしてもよい。
例えば、省電力モード検出手段21は、ドアロックECU7、エアーバッグECU8および蓄熱システムECU9を省電力モードに移行させる車両状態として定義される移行条件を省電力モード移行情報検出手段20が検出しているにもかかわらず、ドアロックECU7が省電力モードになっていないことを検出するか、或いは、ドアロックECU7が省電力モードになっていることを検出できない場合、電力制御手段22によりドアロックECU7に供給される電力を停止させる。その際、既に省電力モードに移行しているエアーバッグECU8および蓄熱システムECU9に供給される電力を停止させる必要はないが、これらECUへの電力供給を停止させるようにしてもよい。エアーバッグECU8および蓄熱システムECU9が省電力モードになっていないことを検出するか、或いは、エアーバッグECU8および蓄熱システムECU9が省電力モードになっていることを検出できない場合についても同様である。
一方、プッシュスタートECU10に供給される電力は、プッシュスタートECU10、または、他のECUが適切に省電力モードに移行しない場合であっても、停止されないようにする。プッシュスタートECU10への電力供給が停止されるとエンジンを始動させることができなくなるからである。車両用電源装置1への供給電力を制御する電子制御装置も同様である。車両用電源装置1への電力供給が停止されると他のECUへの電力供給の制御ができなくなるからである。
以上、本発明の好適な実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、監視回路2は、複数のECUを制御する車両用電源装置1内部に実装されるという構成を採るが、省電力モードを有するECU内部にそれぞれ実装され、各ECUの電源回路を制御し、各ECUが有するマイコンへの電力供給を制御するという構成を採るようにしてもよい。
車両用電源装置の構成例を示す図(その1)である。 車両用電源装置がECUに供給される電力を制御する処理の流れを示すフローチャートである。 車両用電源装置の構成例を示す図(その2)である。
符号の説明
1 車両用電源装置
2 監視回路
3 電源回路
4 イグニッションスイッチ
5 ECU
6 バッテリー
7 ドアロックECU
8 エアーバッグECU
9 蓄熱システムECU
10 プッシュスタートECU
11 出力装置
20 省電力モード移行情報検出手段
21 省電力モード検出手段
22 電力制御手段
SG1、SG2、SG3、SG4、SG5 信号
V1、V2、V3、V4、V5 電圧
P WDCパルス

Claims (4)

  1. 通常より低い消費電力で動作する省電力モードを有する電子制御装置に電力を供給する車両用電源装置において、
    前記電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための省電力モード移行情報を検出する省電力モード移行情報検出手段と、
    前記電子制御装置から送信される、前記電子制御装置が前記省電力モードであるか否かを示す信号を受信して前記電子制御装置が前記省電力モードであるか否かを検出する省電力モード検出手段と、
    前記電子制御装置へ供給される電力を制御する電力制御手段と、を有し、
    前記省電力モード移行情報検出手段が前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出しない場合に、前記電力制御手段は、前記電子制御装置への電力供給を停止する、
    ことを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記電子制御装置は、第1の電子制御装置と第2の電子制御装置とを有し、
    前記省電力モード移行情報検出手段が前記第1の電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記第1の電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出しないときに、前記電力制御手段は、前記第1の電子制御装置への電力供給を停止せず、
    前記省電力モード移行情報検出手段が前記第2の電子制御装置を前記省電力モードへ移行させるための前記省電力モード移行情報を検出した場合であって、前記省電力モード検出手段が、前記第2の電子制御装置が前記省電力モードでないことを検出したか或いは前記省電力モードであることを検出しないときに、前記電力制御手段は、前記第2の電子制御装置への電力供給を停止する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記第1の電子制御装置は、当該車両用電源装置への電力供給を制御する電子制御装置であることを特徴とする請求項2に記載の車両用電源装置。
  4. 前記電力制御手段が電力供給を停止したことを通知する電力停止通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両用電源装置。
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