JP2014171918A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、排水手段を備えた除湿装置に関するもので、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである。
【解決手段】本発明は、回動手段21が、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部から第2の蓋19方向で斜め上方へ伸びた支持部24と、この支持部24の先端に設けられ排水手段9を着脱開口10から本体ケース1へ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部25と、第2の蓋19の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し軸部の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部26とからなり、タンクケース部11に蓋部12を装着した場合には、第2の蓋19の先端側の端部と、第3の蓋20における第2の蓋側の端部との間に隙間部27を有し、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部下面から第2の蓋19の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部28を備えたことを特徴とする除湿装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる除湿装置に関するものである。
従来、この種の除湿装置は、除湿手段を備えた本体ケースと、この本体ケースの一方側の側面に設けた開口である着脱開口と、この着脱開口から前記本体ケース内へ水平方向に移動することにより前記本体ケースへ装着可能な排水手段とからなり、この排水手段は、略箱形状で上方に開口を備えたタンクケース部と、このタンクケース部に着脱自在な蓋部とからなり、前記タンクケース部は、一方側の側面には取手部を備え、他方側の側面には、前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向へ、前記タンクケース部の他方側の側面の少なくとも上部が突出する注ぎ部を設け、前記蓋部は、前記開口を覆うと共にドレン孔を設けた第1の蓋と、この第1の蓋から伸びると共に前記注ぎ部の根元側を覆う第2の蓋と、前記注ぎ部の先端側を覆う第3の蓋と、この第3の蓋を第2の蓋に回動自在に装着できるひんじ部と、前記第1の蓋と、前記第2の蓋と、前記第3の蓋との周縁部の少なくとも一部に設けた垂直断面形状が下方に開口したコの字形状でタンクケース部の開口縁に嵌る装着部とからなる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−200596号公報
上記従来例における課題としては、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性の更なる向上が求められていることである。
すなわち、排水手段に除湿された結露水が溜まった場合に、本体ケースの着脱開口から排水手段を引き出し、排水手段を持って洗面所等で水を排水する。その場合に、第3の蓋をタンクケース部から外し、その開口から水を排水するものである。ここで、第3の蓋は、第2の蓋にひんじによって回動自在に設けられている。このひんじとは、薄い樹脂部分によって第3の蓋と第2の蓋とを連結しているものである。この薄い樹脂部分に、不注意で無理な力がかかると、回動自在な蓋の耐久性が低下する場合があった。
そこで本発明は、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、除湿手段を備えた本体ケースと、この本体ケースの一方側の側面に設けた開口である着脱開口と、この着脱開口から前記本体ケース内へ水平方向に移動することにより前記本体ケースへ装着可能な排水手段とからなり、この排水手段は、略箱形状で上方に開口を備えたタンクケース部と、このタンクケース部に着脱自在な蓋部とからなり、前記タンクケース部は、一方側の側面には取手部を備え、他方側の側面には、前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向へ、前記タンクケース部の他方側の側面の少なくとも上部が突出する注ぎ部を設け、前記蓋部は、前記開口を覆うと共にドレン孔を設けた第1の蓋と、この第1の蓋から伸びると共に前記注ぎ部の根元側を覆う第2の蓋と、前記注ぎ部の先端側を覆う第3の蓋と、この第3の蓋を第2の蓋に回動自在に装着できる回動手段と、前記第1の蓋と、前記第2の蓋と、前記第3の蓋との周縁部の少なくとも一部に設けた垂直断面形状が下方に開口したコの字形状でタンクケース部の開口縁に嵌る装着部とからなり、前記回動手段は、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部から前記第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、前記第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し前記軸部の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、前記タンクケース部に前記蓋部を装着した場合には、前記第2の蓋の先端側の端部と、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部下面から前記第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えた構成としたものであり、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、除湿手段を備えた本体ケースと、この本体ケースの一方側の側面に設けた開口である着脱開口と、この着脱開口から前記本体ケース内へ水平方向に移動することにより前記本体ケースへ装着可能な排水手段とからなり、この排水手段は、略箱形状で上方に開口を備えたタンクケース部と、このタンクケース部に着脱自在な蓋部とからなり、前記タンクケース部は、一方側の側面には取手部を備え、他方側の側面には、前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向へ、前記タンクケース部の他方側の側面の少なくとも上部が突出する注ぎ部を設け、前記蓋部は、前記開口を覆うと共にドレン孔を設けた第1の蓋と、この第1の蓋から伸びると共に前記注ぎ部の根元側を覆う第2の蓋と、前記注ぎ部の先端側を覆う第3の蓋と、この第3の蓋を第2の蓋に回動自在に装着できる回動手段と、前記第1の蓋と、前記第2の蓋と、前記第3の蓋との周縁部の少なくとも一部に設けた垂直断面形状が下方に開口したコの字形状でタンクケース部の開口縁に嵌る装着部とからなり、前記回動手段は、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部から前記第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、前記第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し前記軸部の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、前記タンクケース部に前記蓋部を装着した場合には、前記第2の蓋の先端側の端部と、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部下面から前記第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えた構成としたものであり、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることが出来るものである。
すなわち、回動手段は、第3の蓋における第2の蓋側の端部から第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ排水手段を着脱開口から本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し、軸部の両端周面下部を支持することによりを回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、タンクケース部に蓋部を装着した場合には、第2の蓋の先端側の端部と、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、第3の蓋における第2の蓋側の端部下面から第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えたものである。
これにより、ひんじのような薄い樹脂部分が無くなるので、回動自在な蓋の耐久性を更に向上できるものである。
但し、軸部を軸受部で回転自在に支持しているので、軸部と軸受部との間にはクリアランスが発生し、それに伴ない、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間もクリアランスである隙間部を有するものとなる。ここで、第3の蓋における第2の蓋側の端部下面から第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えているので、体ケースの着脱開口から排水手段を引き出した場合に、水がタンクケース部の注ぎ部で跳ね上がっても、水よけ部によって、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間に隙間部から水が跳ね出ることを抑制できるものである。結果として、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることが出来るものである。
本発明の除湿装置の外観図 同除湿装置の展開図 同除湿装置の排水手段の展開図 同除湿装置のタンクケース部に装着した状態の排水手段の蓋部を斜め上方から見た斜視図 同除湿装置の排水手段の蓋部の展開図 同除湿装置のタンクケース部に装着した状態の排水手段の蓋部を斜め下方から見た斜視図 同除湿装置のタンクケース部に装着した状態の排水手段の蓋部の断面図 同除湿装置のタンクケース部に排水手段の蓋部を装着した状態から第3の蓋を開いたときの上方から見た斜視図 同除湿装置のタンクケース部に排水手段の蓋部を装着した状態から第3の蓋を開いたときの断面図
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1および2において、1は縦長箱状の本体ケースで、この本体ケース1の背面には吸込口2、上面の背面側には送風口3が設けられている。
また本体ケース1内には、圧縮機15と、凝縮器4、蒸発器5を備えた冷凍サイクルと、除湿ロータ6からなる除湿手段が設けられている。
すなわち、上記先行文献にも類似する構成が記載されているので、ここでは説明を簡略化するが、本実施形態の除湿動作は以下のようになっている。先ずモータ7によりファン8を駆動すると、吸込口2から室内空気が本体ケース1内に吸入され、この空気の大部分は凝縮器4で加熱され、相対湿度が低くなった状態で、送風口3から室内に送風されるようになっている。
また、送風手段であるファン8により本体ケース1内に吸入された空気の一部は、加熱され、相対湿度が低くなった状態で除湿ロータ6の放出部を通過し、この時この放出部からの放出湿度を伴って次に蒸発器5へと誘導され、この蒸発器5で冷却され、ここで湿気を結露させる。この結露水は排水手段9の中に溜められる。
また、蒸発器5で結露しなかった湿気は除湿ロータ6の吸湿部で吸湿され、この吸湿部は除湿ロータ6の回転によりその後上記放出部となり、これにより捕らえた湿気を加熱空気に再放出させ、次に蒸発器5で冷却し、湿気を結露させて除去する。
そしてこのような除湿動作により、乾燥した空気が生成され、この乾燥空気が上述の送風口3から本体ケース1後方の室内に送風されるようになっている。
したがって、この送風部分に洗濯物を干しておれば、乾燥が効率的に進むものとなるのである。
圧縮機15は、本体ケース1の他方側、つまり本体ケース1を正面から見て左側の下部に設けられ、圧縮機15の隣には排水手段9を装着可能な構成である。圧縮機15、および排水手段9より上方には、凝縮器4、蒸発器5、除湿ロータ6、およびファン8等を備えている。特に、蒸発器5は、排水手段9の上方に設けているので、蒸発器5で結露した結露水は、排水手段9に滴下する。
本体ケース1の一方側の側面、つまり本体ケース1を正面から見て右側側面には、四角形状の開口である着脱開口10を備えている。この着脱開口10から本体ケース1内へ排水手段9を水平方向に移動することにより、本体ケースへ排水手段9を装着できる。
排水手段9は、図3〜9に示すように、略箱形状で上方に開口16を備えたタンクケース部11と、このタンクケース部11に着脱自在な蓋部12とから構成している。
タンクケース部11は、一方側の側面には取手部13を備え、他方側の側面には注ぎ部14を備えている。この注ぎ部14は、排水手段9を着脱開口10から本体ケース1へ装着する方向へ、タンクケース部11の他方側の側面の少なくとも上部が突出した形状である。具体的には、注ぎ部14は、タンクケース部11の他方側の側面の端部、本体ケース1における前面側が突出した形状である。着脱開口10から本体ケース1内へ排水手段9を水平方向に移動すると、注ぎ部14は、圧縮機15と本体ケース1との間に挿入される。
蓋部12は、開口16を覆うと共にドレン孔17を設けた第1の蓋18と、この第1の蓋18から伸びると共に注ぎ部14の根元側を覆う第2の蓋19と、注ぎ部14の先端側を覆う第3の蓋20とを有している。第1の蓋18と第2の蓋19とは一体で形成している。第3の蓋20は、第2の蓋19に回動手段21によって回動自在に装着されている。第1の蓋18と、第2の蓋19と、第3の蓋20との周縁部の少なくとも一部には、垂直断面形状が下方に開口したコの字形状である装着部22を備えている。この装着部22が、タンクケース部11上端の開口縁23に嵌る。装着部22は、第1の蓋18と、第2の蓋19と、第3の蓋20の上面より突出しているので、蒸発器5で結露した結露水が、第1の蓋18と、第2の蓋19と、第3の蓋20の上面に滴下しても、装着部22によって、第1の蓋18と、第2の蓋19と、第3の蓋20の周縁から水が滴下しにくい構造である。なお、蒸発器5で結露した結露水が、第1の蓋18と第2の蓋19に滴下すると、ドレン孔17からタンクケース部11内へ滴下する。
回動手段21は、図4および5に示すように、支持部24と、軸部25と、軸受部26とから構成している。支持部24と軸部25とは、第3の蓋20に設けられ、軸受部26は、第2の蓋に設けられている。
支持部24は、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部から第2の蓋19方向で斜め上方へ伸びた四角板形状である。この支持部24の先端に軸部25を有している。
軸部25は、排水手段9を着脱開口10から本体ケース1へ装着する方向に対して垂直水平方向、つまりタンクケース部における前後方向へ伸びた円柱形状である。
軸受部26は、第2の蓋19の先端側の両端、つまり本体ケース1における前面側と背面側とに複数設けられている。これらの両端部から上方向へ凹むと共に内方が開口し、軸部25の両端周面を回転自在に支持する。軸受部26の垂直断面形状は、下方に開口したコの字形状である。
以上の構成で、タンクケース部11に蓋部12を装着した場合には、第2の蓋19の先端側の端部と、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部との間に隙間である隙間部27を有している。
本実施形態における特徴点は、図6に示すように、上記に記載の回動手段21に加えて、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部下面から第2の蓋19の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部28を備えた点である。
すなわち、回動手段21は、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部から第2の蓋19方向で斜め上方へ伸びた支持部24と、この支持部24の先端に設けられ排水手段9を着脱開口10から本体ケース1へ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部25と、第2の蓋19の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し軸部25の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部26とからなり、タンクケース部11に蓋部12を装着した場合には、第2の蓋19の先端側の端部と、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部との間に隙間部27を有し、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部下面から第2の蓋19の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部28を備えたものである。
これにより、ひんじのような薄い樹脂部分が無くなるので、回動自在な蓋の耐久性を更に向上できるものである。但し、軸部25を軸受部26で回転自在に支持しているので、軸部25と軸受部26との間にはクリアランスが発生し、それに伴ない、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部との間にもクリアランスである隙間部27を有するものとなる。ここで、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部下面から第2の蓋19の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部28を備えているので、本体ケース1の着脱開口10から排水手段9を引き出した場合に、水がタンクケース部11の注ぎ部14で跳ね上がっても、水よけ部28によって、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部との間に隙間部27から水が跳ね出ることを抑制できるものである。結果として、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることが出来るものである。
また、第3の蓋20における第2の蓋19側の端部との間に隙間部27を有するので、蒸発器5で発生した結露水が、第3の蓋20上に滴下した場合にも、隙間部27を介して、タンクケース部11内へ貯水できる。
また、図5および7に示すように、複数の軸受部26の間には、第2の蓋19の上面から軸部25の高さまで上方へ伸びると共に複数の軸受部26を連結する板形状の連結部29を備えている。この連結部29には、連結部29の先端から軸部25の周面に沿うように伸びた板形状の突起である連結側突起部30を備えている。
これにより、本体ケース1の着脱開口10から排水手段9を引き出した場合に、水がタンクケース部11の注ぎ部14で跳ね上がっても、連結側突起部30によって、第2の蓋19と軸部25との間、つまり連結側突起部30と軸部25の周面との間の隙間がちいさくなり、この隙間から水が跳ね出ることを抑制できるものである。
また、軸部25には、軸部25の周面から突出した板形状の突起である第1の軸側突起部31を備えている。ここで、タンクケース部11に蓋部12を装着すると、第1の軸側突起部31が連結側突起部30の下面に接触するものである。
これにより、本体ケース1の着脱開口10から排水手段9を引き出した場合に、水がタンクケース部11の注ぎ部14で跳ね上がっても、第1の軸側突起部31によって、第2の蓋19と軸部25との間、つまり連結側突起部30と軸部25の周面との間の隙間が、更に小さくなり、この隙間から水が跳ね出ることを抑制できるものである。
また、図8および9に示すように、軸部25の周面から突出した板形状の突起である第2の軸側突起部32を備えている。ここで、タンクケース部11に蓋部12を装着した状態から第3の蓋20を注ぎ部から外し、回動させると、第2の軸側突起部32が連結側突起部30を乗り越え、第3の蓋20が、第2の蓋19に仮固定状態となる。
以上のように本発明は、除湿手段を備えた本体ケースと、この本体ケースの一方側の側面に設けた開口である着脱開口と、この着脱開口から前記本体ケース内へ水平方向に移動することにより前記本体ケースへ装着可能な排水手段とからなり、この排水手段は、略箱形状で上方に開口を備えたタンクケース部と、このタンクケース部に着脱自在な蓋部とからなり、前記タンクケース部は、一方側の側面には取手部を備え、他方側の側面には、前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向へ、前記タンクケース部の他方側の側面の少なくとも上部が突出する注ぎ部を設け、前記蓋部は、前記開口を覆うと共にドレン孔を設けた第1の蓋と、この第1の蓋から伸びると共に前記注ぎ部の根元側を覆う第2の蓋と、前記注ぎ部の先端側を覆う第3の蓋と、この第3の蓋を第2の蓋に回動自在に装着できる回動手段と、前記第1の蓋と、前記第2の蓋と、前記第3の蓋との周縁部の少なくとも一部に設けた垂直断面形状が下方に開口したコの字形状でタンクケース部の開口縁に嵌る装着部とからなり、前記回動手段は、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部から前記第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、前記第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し前記軸部の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、前記タンクケース部に前記蓋部を装着した場合には、前記第2の蓋の先端側の端部と、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部下面から前記第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えた構成としたものであり、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることが出来るものである。
すなわち、回動手段は、第3の蓋における第2の蓋側の端部から第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ排水手段を着脱開口から本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し、軸部の両端周面下部を支持することによりを回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、タンクケース部に蓋部を装着した場合には、第2の蓋の先端側の端部と、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、第3の蓋における第2の蓋側の端部下面から第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えたものである。
これにより、ひんじのような薄い樹脂部分が無くなるので、回動自在な蓋の耐久性を更に向上できるものである。
但し、軸部を軸受部で回転自在に支持しているので、軸部と軸受部との間にはクリアランスが発生し、それに伴ない、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間もクリアランスである隙間部を有するものとなる。ここで、第3の蓋における第2の蓋側の端部下面から第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えているので、体ケースの着脱開口から排水手段を引き出した場合に、水がタンクケース部の注ぎ部で跳ね上がっても、水よけ部によって、第3の蓋における第2の蓋側の端部との間に隙間部から水が跳ね出ることを抑制できるものである。結果として、メンテナンス時の回動自在な蓋の耐久性を更に向上させることが出来るものである。
従って、家庭用や事務所用などの、除湿装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 吸込口
3 送風口
4 凝縮器
5 蒸発器
6 除湿ロータ
7 モータ
8 ファン
9 排水手段
10 着脱開口
11 タンクケース部
12 蓋部
13 取手部
14 注ぎ部
15 圧縮機
16 開口
17 ドレン孔
18 第1の蓋
19 第2の蓋
20 第3の蓋
21 回動手段
22 装着部
23 開口縁
24 支持部
25 軸部
26 軸受部
27 隙間部
28 水よけ部
29 連結部
30 連結側突起部
31 第1の軸側突起部
32 第2の軸側突起部

Claims (4)

  1. 除湿手段を備えた本体ケースと、この本体ケースの一方側の側面に設けた開口である着脱開口と、この着脱開口から前記本体ケース内へ水平方向に移動することにより前記本体ケースへ装着可能な排水手段とからなり、この排水手段は、略箱形状で上方に開口を備えたタンクケース部と、このタンクケース部に着脱自在な蓋部とからなり、前記タンクケース部は、一方側の側面には取手部を備え、他方側の側面には、前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向へ、前記タンクケース部の他方側の側面の少なくとも上部が突出する注ぎ部を設け、前記蓋部は、前記開口を覆うと共にドレン孔を設けた第1の蓋と、この第1の蓋から伸びると共に前記注ぎ部の根元側を覆う第2の蓋と、前記注ぎ部の先端側を覆う第3の蓋と、この第3の蓋を第2の蓋に回動自在に装着できる回動手段と、前記第1の蓋と、前記第2の蓋と、前記第3の蓋との周縁部の少なくとも一部に設け、垂直断面形状が下方に開口したコの字形状でタンクケース部の開口縁に嵌る装着部とからなり、前記回動手段は、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部から前記第2の蓋方向で斜め上方へ伸びた支持部と、この支持部の先端に設けられ前記排水手段を前記着脱開口から前記本体ケースへ装着する方向に対して垂直水平方向へ伸びた円柱形状の軸部と、前記第2の蓋の先端側の両端部に設けられ上方向へ凹むと共に内方が開口し前記軸部の両端周面を回転自在に支持する複数の軸受部とからなり、前記タンクケース部に前記蓋部を装着した場合には、前記第2の蓋の先端側の端部と、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部との間に隙間部を有し、前記第3の蓋における前記第2の蓋側の端部下面から前記第2の蓋の端部下面より下方へ伸びた板形状の水よけ部を備えたことを特徴とする除湿装置。
  2. 前記軸受部の間には、前記第2の蓋の上面から前記軸部の高さまで上方へ伸びると共に複数の前記軸受部を連結する板形状の連結部と、この連結部の先端から前記軸部の周面に沿うように伸びた板形状の突起である連結側突起部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記軸部の周面から突出した板形状の突起である第1の軸側突起部を備え、前記タンクケース部に前記蓋部を装着すると、前記第1の軸側突起部が前記連結側突起部の下面に接触することを特徴とする請求項2に記載の除湿装置。
  4. 前記軸部の周面から突出した板形状の突起である第2の軸側突起部を備え、前記タンクケース部に前記蓋部を装着した状態から前記第3の蓋を前記注ぎ部から外し、回動させると前記第2の軸側突起部が連結側突起部を乗り越え仮固定状態となることを特徴とする請求項2または3に記載の除湿装置。
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