JP2006043523A - 電気除湿機 - Google Patents

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育男 船田
Takeshi Kagaya
剛 加賀谷
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Abstract

【課題】電気除湿機において、除湿水を捨てる作業を容易に行なうと共に、その作業時に蒸発器から滴下する除湿水で除湿機内が濡れてしまうのを防止すること。
【解決手段】電気除湿機50は、圧縮機1、凝縮器2、キャピラリ3、及び蒸発器4を冷媒配管5a、5bで接続した除湿サイクルと、蒸発器4に結露した除湿水を受ける露受皿6と、露受皿6で受けた除湿水を一時的に貯える水受タンク7と、水受タンク7と別個に設けた排水タンク9と、水受タンク7に貯まった除湿水を排水タンク9へ移動する水ポンプと、水ポンプ10を制御する制御装置20とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気除湿機に係り、特に除湿水を貯める水タンクを備えた家庭用電気除湿機に好適なものである。
従来の家庭用電気除湿機としては、圧縮機、凝縮器、キャピラリ、及び蒸発器からなる除湿サイクルと、蒸発器に結露した除湿水を受ける露受皿と、露受皿で受けた除湿水を貯える着脱自在な水受タンクと、水受タンク内に設けられたフロートと、除湿水が所定量に達すると除湿運転を自動的に停止させると共にランプ表示する制御装置とが備えられ、使用者が水受タンクを外して水を捨てるようになっている。
係る電気除湿機において、水受タンクは、上面から水を受け、水が零れないよう安定して取付けることが必要なため、本体ケースの下部に設置されている。また、近年では、除湿能力アップと共に水受けタンクの大形化が進み、水受けタンクの容量は10年前には2.0〜2.5Lが一般的であったものが現状では5.0〜6.0L(5〜6kg)にも達している。このため、水受タンクの水を捨てる操作は、中腰になって5〜6kgもの水受タンクを水が零れないよう水平に引き出して持ち上げる作業となり、大変操作しにくいものとなっている。
そこで、特開平11−83073号公報(特許文献1)に記載された電気除湿機が案出されている。この特許文献1の電気除湿機では、水受タンクに相当する排水タンクの下側に受け皿を設け、この受け皿の両側面に対向して本体ベースに一対のガイドレールを設け、排水タンクを載せたまま受け皿をスライドさせて引き出せるようにしたものである。
特開平11−83073号公報
しかし、特許文献1の電気除湿機では、排水タンクを引き出す作業が容易になるものの、5〜6kgもの排水タンクを中腰で引き出し持ち上げる基本的な作業に変わりはなく、さらなる操作性の向上が望まれている。また、排水タンクを取外した状態で、蒸発器や露受皿に残っている水滴が落下し、除湿機内を濡らす恐れがあった。
本発明の目的は、除湿水を捨てる作業を容易に行なうことができると共に、その作業時に蒸発器から滴下する除湿水で除湿機内が濡れてしまうことを防止できる電気除湿機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の電気除湿機は、圧縮機、凝縮器、キャピラリ、及び蒸発器を冷媒配管で接続した除湿サイクルと、前記蒸発器に結露した除湿水を受ける露受皿と、前記露受皿で受けた除湿水を一時的に貯える水受タンクと、前記水受タンクと別個に設けた排水タンクと、前記水受タンクに貯まった除湿水を排水タンクへ移動する水ポンプと、前記水ポンプを制御する制御装置とを備えたものである。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記制御装置は、湿水量検知手段により前記水受タンク内の除湿水量を検知し、検知した除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプを運転して前記水受タンクの除湿水を前記排水タンクに移動し、排水量検知手段により排水タンク内の排水量を検知し、前記排水タンク内の排水量が所定量に達すると前記水ポンプの運転を停止するように制御すること。
(2)前記(1)に加えて、前記除湿水量検知手段は第1の除湿水量検知手段と第2の除湿水量検知手段とを備え、前記制御装置は、前記第1の除湿水量検知手段により前記水受タンク内の第1の除湿水量を検知し、検知した第1の除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプを運転して前記水受タンクの除湿水を前記排水タンクに移動し、排水量検知手段により排水タンク内の除湿水量を検知し、前記排水タンク内の除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプの運転を停止し、前記第2の除湿水量検知手段により前記水受タンク内の第2の除湿水量を検知し、検知した第2の除湿水量が所定量に達すると除湿機運転を停止するように制御すること。
(3)前記水受タンクを蒸発器の下方に配置し、前記排水タンクを前記蒸発器の側方に配置し、前記圧縮機を前記水受タンクの側方で且つ前記排水タンクの直下に配置したこと。
(4)前記水受タンクは本体ケース内の底部に固定して設置され、前記排水タンクは水受タンクより高い位置に着脱自在に設置されたこと。
(5)前記(1)に加えて、前記除湿水量検知手段は、水量によって変化する水の浮力を利用して前記水受タンク内の除湿水量を検知するフロート方式としたこと。
(6)前記(1)に加えて、前記水受タンクに設ける前記除湿水量検知手段は、水受タンク内に2個の電極を設け、水受タンク内の除湿水量が上記2個の電極に達すると満水と判断する水位検知方式としたこと。
(7)一側の側面を円弧状に形成した除湿機外郭を構成する本体ケースを備え、前記排水タンクは円柱形として前記本体ケースの円弧状側面に合わせて設置したこと。
(8)前記排水タンクは排水タンクを傾けると開く上蓋を備えていること。
(9)前記(1)に加えて、前記排水量検知手段は、前記排水タンク内に貯まった排水量に比例して変化する水の重量によって排水タンク内の排水量を検知する重量検知方式としたこと。
本発明によれば、除湿水を捨てる作業を容易に行なうことができると共に、その作業時に蒸発器から滴下する除湿水で除湿機内が濡れてしまうことを防止できる電気除湿機を実現できる。
以下、本発明の一実施例について図1〜図6を用いて説明する。
電気除湿機50は、除湿サイクル、露受皿6、水受タンク7、排水タンク9、水ポンプ10、ファン12、ファンモータ13、除湿水量検知手段、排水量検知手段33、及び制御装置20を主要機器として備え、これらを本体ケース8内に収納して構成されている。なお、除湿水量検知手段は、第1の除湿水量検知手段31と第2の除湿水量検知手段32とを備えて構成されているが、両方の機能を有する1つの除湿水量検知手段で構成されていてもよい。
本体ケース8は、図1及び図2示すように薄幅の箱型長方形を基本形状としており、一方の側面が半円弧状に形成されている。この半円弧状の側面に合わせて円筒状の排水タンク9が設置されている。本体ケース8は、排水タンク9の上方に位置する上面部分に排水タンク9の取出開口部8cを形成しており、この取出開口部8cを塞ぐための開閉カバー8dが開閉自在に設けられている。
除湿サイクルは、圧縮機1、凝縮器2、キャピラリ3、及び蒸発器4を冷媒配管5a、5bで順次接続して構成されている。除湿サイクル内には冷媒が封入されている。なお、冷媒配管5a、5bは、図2にその一部分のみを図示してある。
凝縮器2、蒸発器4、ファン12及びファンモータ13は、本体ケース8の側面に設けられた空気吸込口8aから並んで設置されている。ファン12及びファンモータ13によって、室内空気Aが空気吸込口8a、蒸発器4、凝縮器2を通って、本体8の上面に設けられた空気吹出口8bから乾燥空気Bを室内に吹き出すように構成されている。
露受皿6は蒸発器4に結露した除湿水を受けるように蒸発器4の直下に設置されている。水受タンク7は、露受皿6で受けた除湿水を一時的に貯えるように、蒸発器4及び露受皿6の下方に設置されている。水受タンク7は、通常運転時には殆ど取出す必要がないため、固定的に設置されている。
排水タンク9は、水受タンク7と別個に設けられ、本体ケース8内の上部に着脱自在に設置され、本体ケース8の上面開口8cから取出し可能に設置されている。排水タンク9の具体的な設置位置は、凝縮器2、キャピラリ3及び蒸発器4の側方で且つ水受タンク7及び圧縮機1の上方である。
この排水タンク9は、図3及び図4に示すように、回転軸9aを中心に回転自在なハンドル9bが設けられている。ハンドル9bは、本体ケース8内に収納時に図3の如く固定蓋9cの上に倒しておき、排水タンク9を取出す時に図4の如く立てて持ち運ぶことができるようになっている。半円状の固定蓋9cの下側には中心側で幾分重なりながら、同じく半円状の可動蓋9dが回転軸9aを中心に回転自在に取付けられている。
水ポンプ10は水受タンク7に貯まった除湿水を排水タンクへ移動するように設けられている。換言すれば、水受タンク7と排水タンク9とは水ポンプ10を介して水配管11a、11bで接続されている。なお、水配管11bの先端部11cは排水タンク9への接続及び取外しが容易にできるようなフレキシブルホースとなっている。
第1の除湿水量検知手段31及び第2の除湿水量検知手段32は水受タンク7に設けられている。第1の除湿水量検知手段31は水受タンク7内の第1の除湿水量を検知するものであり、第2の除湿水量検知手段32は水受タンク7内の第2の除湿水量を検知するものである。
第1の除湿水量検知手段31は、水受タンク7内を上下動するフロート18と、このフロート18の位置を検出して開閉作動するスイッチ19とを備えて構成されている。フロート18は水受タンク7内の下部を上下動するように配置された円柱体で構成されている。スイッチ19はフロート18が上下動する部分に近接して設けられている。フロート18は、水受タンク7内の除湿水位7aが第1の所定値まで上昇し、これに伴って水の浮力でフロート19が所定位置まで上昇すると(換言すれば、水受タンク7内の除湿水が第1の所定水量になると)、これを検知してその検知信号を制御装置20に入力する。制御装置20は、この検知信号に基づいて、水ポンプ10を運転させ、水受タンク7内の除湿水を排水タンク9内に移動させるように制御する。
第2の除湿水量検知手段32は、水受タンク7内を上下に回動するフロート14と、このフロート14の回動により開閉作動するスイッチ15とを備えて構成されている。フロート14は、水受タンク7内の上部を上下に回動するように配置された中空部14aを備えている。フロート14は、水受タンク7内の除湿水位7aが第2の所定値まで上昇し、これに伴って水の浮力で中空部14aが所定位置まで上昇すると、先端部14bが押し下げられて、マイクロスイッチ15の動作ボタン15aが押されてマイクロスイッチ15が作動する。このマイクロスイッチ15の作動信号が制御装置20に入力される。制御装置20は、この作動信号に基づいて、除湿機の運転を停止する。
排水量検知手段33は排水タンク9に設けられている。排水量検知手段33は、排水タンク9の底部裏側に設置したコイルバネ16と、排水タンク9の底面が降下することにより作動するポンプ停止スイッチ17とを備えて構成されている。
制御装置20は、除湿運転及び水ポンプ10の運転を制御する。すなわち、制御装置20は、スイッチ19、マイクロスイッチ15、ポンプ停止スイッチ17及びその他のセンサからの信号に基づいて、圧縮機1及びファンモータ13などを制御する除湿運転制御と、水ポンプ10の運転を制御するポンプ運転制御とを行なう。
次に、本実施例の電気除湿機の制御装置20による運転動作について説明する。
室内の湿度が高い場合(例えば相対湿度80%)に運転スイッチ(図示せず)をオンすると、圧縮機1を運転してガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として凝縮器2へ送る。この冷媒は、凝縮器2で放熱されて液化され、細径のキャピラリ3を通過することによって低圧液冷媒となり、蒸発器4へ送られる。蒸発器4で冷媒通路は一気に広くなるため、蒸発器4に送られた液冷媒は蒸発して大量の気化熱を奪い蒸発器4を冷却する。
一方、運転スイッチ(図示せず)をオンすると、ファンモータ13を運転してファン12を回転し、室内空気の循環を行なう。これによって、室内の高湿空気は、図2の矢印Aの如く空気吸込口8aから吸込まれ、蒸発器4で冷却されると共に、相対湿度が飽和して蒸発器4表面に結露し、低温低湿空気となって凝縮器2に送られる。この低温低湿空気は凝縮器2で温められ、常温低湿空気(乾燥空気)となって空気吹出口8bから図2の矢印Bの如く室内に吹き出される。
前記の空気循環を繰り返すことにより、室内空気の除湿を行ない、室内の湿度が設定された快適湿度(例えば60%)に達すると、除湿センサ(図示せず)により検知して除湿運転を停止する。
前記除湿運転により蒸発器4に結露した水滴は、多数の水滴が繋がって除湿水として落下し、水受皿6で受けられ、水受タンク7に貯えられる。水受タンク7内の水位7aが上昇し、これに伴ってフロート18が水の浮力で上昇する。フロート18が第1の所定位置まで上昇すると、スイッチ19が動作され、その動作信号が制御装置20に入力される。これによって、水ポンプ10を運転させて水受タンク7内の除湿水を排水タンク9内に移動させる。水受タンク7内の除湿水が所定値以下になると、フロート18は降下し、所定位置まで降下すると、スイッチ19が動作され、その動作信号が制御装置20に入力される。これによって、水ポンプ10を停止する。
更に、除湿運転を行ない、排水タンク9内の水位9eが満水に近い所定値に達すると、排水タンク9の底部裏側に設置したコイルバネ16が圧縮され、排水タンク9が降下されてポンプ停止スイッチ17が作動される。このポンプ停止スイッチ17の停止信号に基づいて、水ポンプ10の運転を停止し、排水タンク9が満水であることを示すランプ表示(図示せず)を行なう。
水ポンプ10の運転を停止した後も、水受タンク7に貯えられる除湿水が第2の所定水量に達するまでは除湿運転を行なう。ポンプ停止スイッチ17の停止信号に基づく水ポンプ10の運転を停止後の除湿運転により、水受タンク7に貯えられる除湿水が第1の所定水量を越えて水位が上昇し、フロート14まで到達すると、フロート14が水の浮力で押し上げられて回動される。そして、第2の所定水量である水位まで到達すると、フロート14の中空部14aが浮き上がり先端部14bが押し下げられ、マイクロスイッチ15の動作ボタン15aが押されてマイクロスイッチ15が作動する。これによって、除湿運転を停止し、除湿運転を停止したことを示すランプ表示(図示せず)を行なう。
排水タンク9を取出して排水する場合は、固定蓋9c側低部を図5の矢印Dのように持ち上げて、排水タンク9を傾けると、可動蓋9dが回転軸9aを中心に固定蓋9cとの隙間分だけ回転し、排水タンク9内の水が矢印Eのように排出される。この時の排水部は排水タンク9が円筒状であり、可動蓋9dが固定蓋9cとの隙間分だけしか開かないため、水は集中的に流出し、流し台等から排水が飛び出す恐れがない。
なお、水受タンク7内の水位検知手段としては、フロート方式の外に、図6に示す如く、水受タンク7内に2個の電極7bを設け、水位7aが2個の電極7bに達すると、水の導電性により電極7b間の電位差が変化することを利用した満水を検知する電極方式としてもよい。この電極方式は水受タンク7が固定できることにより可能となったものであり、従来のフロート方式の技術とは異なるが、フロート14とマイクロスイッチ15を2個の電極7bで置き変えることができ、部品コスト、取付作業費共に低減することができる。
なお、水受タンク7の固定方法は、本体ケース8に設けた縦リブ8eに嵌合させて、稀にではあるが取外して清掃可能なように固定することが望ましい。電極7bの配線7cはコネクタを介して制御装置20に接続され、水受タンク7と共に取外し可能とされる。
本実施例では、圧縮機1、凝縮器2、キャピラリ3、及び蒸発器4を冷媒配管5a、5bで接続した除湿サイクルと、蒸発器4に結露した除湿水を受ける露受皿6と、露受皿6で受けた除湿水を一時的に貯える水受タンク7と、水受タンク7と別個に設けた排水タンク9と、水受タンク7に貯まった除湿水を排水タンク9へ移動する水ポンプ10と、水ポンプ10を制御する制御装置20とを備えているので、排水タンク9に貯められた除湿水のみを捨てればよく、除湿水を捨てる作業を容易に行なうことができると共に、除湿水を捨てる作業時に水受タンク7で蒸発器4から滴下する除湿水を収納でき、滴下する除湿水で除湿機内が濡れてしまうことを防止できる。
また、制御装置20は、水受タンク7に設けた除湿水量検知手段31により水受タンク7内の除湿水量を検知し、検知した除湿水量が所定量に達すると水ポンプ10を運転して水受タンク7の除湿水を排水タンク9に移動し、排水タンク9に設けた排水量検知手段33により排水タンク9内の排水量を検知し、排水タンク9内の排水量が所定量に達すると水ポンプ10の運転を停止するように制御するので、排水タンク9内を自動的に満水状態で停止することができる。
また、制御装置20は、水受タンク7に設けた第1の除湿水量検知手段31により水受タンク7内の第1の除湿水量を検知し、検知した第1の除湿水量が所定量に達すると水ポンプ10を運転して水受タンク7の除湿水を排水タンク9に移動し、排水タンク9に設けた排水量検知手段33により排水タンク9内の除湿水量を検知し、排水タンク9内の除湿水量が所定量に達すると水ポンプ10の運転を停止し、第2の除湿水量検知手段32により水受タンク7内の第2の除湿水量を検知し、検知した第2の除湿水量が所定量に達すると除湿機運転を停止するように制御するので、水受タンク7及び排水タンク9の両方が満水になるまで除湿水を貯めることができる。
また、水受タンク7を蒸発器4の下方に配置し、排水タンク9を蒸発器4の側方に配置し、圧縮機1を水受タンク7の側方で且つ排水タンク9の直下に配置した構成としているので、除湿機の全体構成をコンパクトにすることが可能である。
また、露受皿6から除湿水を受けて一時的に貯える水受タンク7と別個に排水タンク9を設けることにより、水受タンク7は使用者が着脱する必要がなく本体ケース8に固定しておくことができ、フロート18、14とスイッチ19、15の位置関係を所定の位置に確実に確保することができ、誤作動を防止することができる。また、従来、水受タンクの装着が不十分な場合に発生する圧縮機の運転振動による水受タンクの振動音の発生を防止することができる。
また、排水タンク9は水受タンク7と別個に設け、水受タンク7と排水タンク9との間の除湿水の移動は水ポンプ10で行なうので、設置位置や形状、構造が何の制約もなく製作できるので、水受タンク7の取付け位置を従来の本体底部から上部に変えることができる等、多くの効果を有するものである。
また、水受タンク7には除湿水量検知手段31、32を、排水タンク9には排水量検知手段33を設け、これらの検知手段の検出信号に基づいて制御する制御装置20を備えているので、除湿水量の適切な運転制御を行なうことができる。
また、水受タンク7は本体ケース8の底部に固定設置し、排水タンク9は水受タンク7より高い位置に着脱自在に設置しているので、水受タンク7を適切な位置に固定して露受皿6からの除湿水を受け一時的に貯える水受けの役目をし、排水タンク9を中腰にならずに取付け取外しが容易にできるように本体ケース8内の上部に設置して排水の役目に適した構造となり、除湿水の排水処理が確実で容易に行なえる効果がある。
また、水受タンクと露受皿とを一体に製作することも可能となり、この場合には、一体化により製造コストが低減できると共に、露受皿で受けた除湿水が露受皿を伝わって水受タンク外にこぼれ落ちる恐れが解消される。
また、水受タンク7に設ける除湿水量検知手段31または32は、水量によって変化する水の浮力を利用したフロート方式としているので、従来から実績のあるフロート方式の技術を活かせると共に、水受タンク7を着脱しないで済むため、従来以上に信頼性の向上を図ることができる。
また、水受タンク7に設ける除湿水量検知手段32は、水受タンク7内に2個の電極7bを設け、水受タンク7内の除湿水量が上記2個の電極7bに達すると満水と判断する水位検知方式とすることにより、従来のフロート方式に比べ、可動部がなく構造が簡単であり、マイクロスイッチを不要とする等コスト低減を図ることができる。なお、本電極方式が使用できるのは水受タンク7を着脱しないで済むことによるものである。
また、排水タンク9は円筒形とし本体ケース8の外郭の側面に合わせて設置したものであるから、近年、多くなった薄形タイプの除湿機に適合して、本体ケース8の側面の半円弧状にマッチしたデザインとすることができると共に、水を捨てる際も円弧状の開口部から集中的に流せるため、外部への水の飛散を防ぐことができる。
また、排水タンク9は可動自在な上蓋9dを設け、排水タンク9を傾けると上蓋9dが開き排水タンク9内の除湿水を排水できる構造としているので、満水になった排水タンク9を持ち運ぶ時に水が零れる恐れが少なく、排水時においても排水タンク9を傾けるだけで上蓋9dが開いて排水ができ、且つ水の流出は上蓋9dが開いた部分に制限されるため、流し台の外側へ水が飛び出す恐れがなくなる。
また、排水タンク9は、上面中央部の両サイドに回転自在に係止された手持ち用ハンドル9bを設け、排水タンク9を除湿機本体から上側へ着脱自在に設置しているので、排水タンク9の着脱操作時に中腰となる必要がなく、ほぼ立ったままの状態で、ハンドル9bを持ち上げることにより容易に排水タンク9を取出しすことができる。
また、ハンドル9bは排水タンク9の上面中央部の両サイドに回転自在に係止されているため、排水タンク9のほぼ重心部を持つことができ、移動時にも安定感があり、持ち運びに便利な排水タンクを提供することができる。
また、排水タンク9に設ける排水量検知手段33は、排水タンク9の底面裏側に重量検知手段を設け、排水タンク9内に貯まった排水量に比例して変化する水の重量によって排水タンク9内の水量が所定値に達すると、満水と判断し、水ポンプ10の運転を停止する重量検知方式としているので、排水タンク9と排水量検知手段33は一体にする必要がなく、排水量検知手段33をそのままにして、排水タンク9を単独で移動することができる。
また、水受タンク7及び排水タンク9を抗菌剤入り合成樹脂成形品とすることにより、水垢等による雑菌の繁殖を抑えることができ、水受タンク7及び排水タンク9の内面へのぬめりや汚れの付着が減少し、特に固定してある水受タンク7の手入れ回数が減るという効果を有することができる。
本発明の一実施例を示す電気除湿機の上面図である。 図1の電気除湿機の正面断面図である。 図1の電気除湿機の排水タンクの上面図である。 図3の排水タンクの正面断面図である。 図4の排水タンクを傾けた場合の正面断面図である。 図1の電気除湿機の水受タンク部の変形例を示す正面断面図である。
符号の説明
1…圧縮機、2…凝縮器、3…キャピラリ、4…蒸発器、5a,5b…冷媒配管、6…露受皿、7…水受タンク、7a…水位、7b…電極、7c…配線、8…本体ケース、9…排水タンク、10…水ポンプ、11a,11b,11c…水配管、12…ファン、13…ファンモータ、14…フロート、15…マイクロスイッチ、16…コイルバネ、17…ポンプ停止スイッチ、18…フロート、19…スイッチ、20…制御装置、31…第1の除湿水量検知手段、32…第2の除湿水量検知手段、33…排水量検知手段、50…電気除湿機。

Claims (10)

  1. 圧縮機、凝縮器、キャピラリ、及び蒸発器を冷媒配管で接続した除湿サイクルと、
    前記蒸発器に結露した除湿水を受ける露受皿と、
    前記露受皿で受けた除湿水を一時的に貯える水受タンクと、
    前記水受タンクと別個に設けた排水タンクと、
    前記水受タンクに貯まった除湿水を排水タンクへ移動する水ポンプと、
    前記水ポンプを制御する制御装置とを備えた
    ことを特徴とする電気除湿機。
  2. 請求項1に記載された電気除湿機において、前記制御装置は、除湿水量検知手段により前記水受タンク内の除湿水量を検知し、検知した除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプを運転して前記水受タンクの除湿水を前記排水タンクに移動し、排水量検知手段により排水タンク内の排水量を検知し、前記排水タンク内の排水量が所定量に達すると前記水ポンプの運転を停止するように制御することを特徴とする電気除湿機。
  3. 請求項2に記載された電気除湿機において、前記除湿水量検知手段は第1の除湿水量検知手段と第2の除湿水量検知手段とを備え、前記制御装置は、前記第1の除湿水量検知手段により前記水受タンク内の第1の除湿水量を検知し、検知した第1の除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプを運転して前記水受タンクの除湿水を前記排水タンクに移動し、排水量検知手段により排水タンク内の除湿水量を検知し、前記排水タンク内の除湿水量が所定量に達すると前記水ポンプの運転を停止し、前記第2の除湿水量検知手段により前記水受タンク内の第2の除湿水量を検知し、検知した第2の除湿水量が所定量に達すると除湿機運転を停止するように制御することを特徴とする電気除湿機。
  4. 請求項1から3の何れかに記載された電気除湿機において、前記水受タンクを蒸発器の下方に配置し、前記排水タンクを前記蒸発器の側方に配置し、前記圧縮機を前記水受タンクの側方で且つ前記排水タンクの直下に配置したことを特徴とする電気除湿機。
  5. 請求項2に記載された電気除湿機において、前記水受タンクは本体ケース内の底部に固定して設置され、前記排水タンクは水受タンクより高い位置に着脱自在に設置されたことを特徴とする電気除湿機。
  6. 請求項2に記載された電気除湿機において、前記除湿水量検知手段は、水量によって変化する水の浮力を利用して前記水受タンク内の除湿水量を検知するフロート方式としたことを特徴とする電気除湿機。
  7. 請求項2の何れかに記載された電気除湿機において、前記除湿水量検知手段は、水受タンク内に2個の電極を設け、水受タンク内の除湿水量が上記2個の電極に達すると満水と判断する水位検知方式としたことを特徴とする電気除湿機。
  8. 請求項1から7の何れかに記載された電気除湿機において、一側の側面を円弧状に形成した除湿機外郭を構成する本体ケースを備え、前記排水タンクは円柱形として前記本体ケースの円弧状側面に合わせて設置したことを特徴とする電気除湿機。
  9. 請求項1から8の何れかに記載された電気除湿機において、前記排水タンクは排水タンクを傾けると開く上蓋を備えていることを特徴とする電気除湿機。
  10. 請求項2に記載された電気除湿機において、前記排水量検知手段は、前記排水タンク内に貯まった排水量に比例して変化する水の重量によって排水タンク内の排水量を検知する重量検知方式としたことを特徴とする電気除湿機。
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