JP2004036921A - 除湿機 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定性が向上し、また使用者の排水作業が容易になる除湿機を提供する。
【解決手段】本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、圧縮機7、熱交換器(蒸発器2と凝縮器3)、送風機を本体ケース1の下部に配置すると共に、前記熱交換器によって結露し滴下して受け皿10に溜まった除湿水を本体ケース1の上部に配置される排水容器16に吸い上げるポンプ12を備えた。本体ケース1の上面にポンプ12によって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器16の設置部15を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、圧縮機7、熱交換器(蒸発器2と凝縮器3)、送風機を本体ケース1の下部に配置すると共に、前記熱交換器によって結露し滴下して受け皿10に溜まった除湿水を本体ケース1の上部に配置される排水容器16に吸い上げるポンプ12を備えた。本体ケース1の上面にポンプ12によって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器16の設置部15を設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の除湿機は、本体ケースの下部に圧縮機と排水タンクが配置され、上部に熱交換器と送風機が配置されている。この理由としては、熱交換器で結露した除湿水を自然落下により排水タンク内に排水することができ、構成が簡単であるのと、排水タンクは下にあるものという既成概念によるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来構成では、重量部品である熱交換器と送風機が上部に配置されているので、装置本体の重心が高くなり、安定性が悪くなる。除湿機は移動して用いられる家電製品であり、従来の重心の高い除湿機では、運んでいる途中で転倒し、排水タンク内の水がこぼれやすい。
【0004】
また、排水タンクが下にあるため、水の入った重い排水タンクを腰をかがめながら取り出すといった苦痛を感じる排水作業を使用者に強いることになる。
【0005】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、安定性が向上し、また使用者の排水作業が容易になる除湿機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、前記圧縮機、熱交換器、送風機を本体ケースの下部に配置すると共に、前記熱交換器によって結露し滴下して受け皿に溜まった除湿水を本体ケースの上部に配置される排水容器に吸い上げるポンプを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記本体ケースの上面に前記ポンプによって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器の設置部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
さらに、前記排水容器を前記ポンプを覆う形状に形成したことを特徴とするものである。
【0009】
また、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知して所定水位に達したときに前記ポンプを所定時間駆動させるための水位検知手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、前記ポンプの異常を検知して除湿動作を停止させるための異常検知手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記異常検知手段として、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知する水位検知手段を利用して、前記ポンプの駆動後に前記水位検知手段で検知される水位が低下しない場合にポンプの異常を検知することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図1〜図3を参照して詳細に説明する。
【0013】
本実施形態の除湿機は、横長で片側が凸状に高く形成された本体ケース1内の下部側に、図2に示すように前後方向に冷凍サイクルの熱交換器を構成する蒸発器2と凝縮器3、及びモータ4とファン5から成る送風機6が順次配列されている。さらに、図1に示すように、上記蒸発器2等の片側の空間には、蒸発器2や凝縮器3と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機7やアキュムレータ(気液分離器)8が配置されている。
【0014】
また、上記蒸発器2の下側には、蒸発器2で結露して滴下する除湿水を受けるドレンパン9が設けられており、ここに滴下した除湿水がその下方に配置された除湿水受け皿10に流れ込むように構成されている。
【0015】
一方、本体ケース1の片側に凸状に高く形成された空間内には、下部側に当該除湿機全体を制御するマイクロコンピュータを含む制御系部品等が搭載された制御基板11が配置され、上部中央の突出部分1aにポンプ12が配置されている。
【0016】
上記ポンプ12の吸水管13は、その先端が前記除湿水受け皿10内に達するように配管されている。一方、ポンプ12の排水管14は、本体ケース1上面に形成された設置部15に設置される排水タンク16内に、吸い上げた除湿水を排水できるように配管されている。
【0017】
上記排水タンク16は、その底面形状が本体ケース1上面に形成された設置部15の形状に対応させて形成されていると共に、前記ポンプ12が配置された本体ケース1の突出部分1aを両側から覆うように形成されている。また、この排水タンク16には可倒自在な取手17が付いており、除湿水が溜まった排水タンク16を取手17を持って設置部15から取り外して持ち運べるように構成されている。
【0018】
また、ポンプ12の上部側には、排水タンク16を設置した状態でも露出する本体ケース1上面に入/切ボタン18等を設けるための操作基板19が配置されている。
【0019】
また、除湿水受け皿10には、フロート20を用いた満水検知ユニット21が取り付けられており、この満水検知ユニット21により除湿水受け皿10の満水状態が検知されると、前記制御基板11に搭載されたマイクロコンピュータによりポンプ12が所定時間駆動されるようになっている。
【0020】
これにより、ポンプ12を効率良く駆動して、除湿水受け皿10内に溜まった除湿水を本体ケース1上面に設置された排水タンク16内に吸い上げることができると共に、除湿水受け皿10から除湿水が溢れるのを防止できるようになっている。
【0021】
また、この満水検知ユニット21を有効利用して、ポンプ12の駆動後に満水検知ユニット21で検知される水位が低下しない場合には、制御基板12に搭載されたマイクロコンピュータがポンプ12の異常を検知するようにして、除湿動作を停止させるようにしている。
【0022】
これにより、ポンプ12の故障等で除湿水を吸い上げることができなくなった場合にも、除湿水受け皿10から除湿水が溢れるのを低コストで確実に防止できるようになっている。なお、満水検知ユニット21を利用する以外にも、流量検知センサを設けて、ポンプ12により吸い上げられる流量を検知するようにしても良い。
【0023】
また、排水タンク16にも、除湿水受け皿10と同様、水位を検知する満水検知ユニットを設け、排水タンク16が満水状態となった時、除湿動作を停止させても良い。これにより、排水タンク16から除湿水が溢れるのを防止できる。
【0024】
以上のように、本実施形態によれば、除湿機の主要部品で重量のある圧縮機7、熱交換器(蒸発器2と凝縮器3)、送風機6を本体ケース1の下部側に配置しているので、除湿機全体の重心が従来よりもかなり下になるので、除湿機の安定性が向上し、移動時等に転倒するような可能性も減少する。
【0025】
また、排水タンク16を本体ケース1の上面に配置するようにしているので、使用者は従来のように腰をかがめて取り出すような苦痛を感じることなく、立ったまま排水タンク16の取手を持って取り外して排水することができるので、除湿機の排水作業が格段に容易になる。また、本体ケース1の上面には配置部15が形成されているので、バケツ等の市販の容器を排水タンク16の代用として使用することもできる。さらには、排水タンク16を本体ケース1上面に配置することにより、今までにない新しいデザイン効果を生み出すこともできる。
【0026】
また、ポンプ12は騒音を発するが、排水タンク16を有効利用し、排水タンク16の形状を工夫してポンプ12が配置された本体ケース部分1aを覆うようにしているので、防音材等のコストを掛けずに、ポンプ12の騒音を減らすことができる。また、本体ケース1上面を無駄なく利用して、タンク容量を稼ぐことができ、より多くの除湿水を溜めることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、前記圧縮機、熱交換器、送風機を本体ケースの下部に配置すると共に、熱交換器によって結露し滴下して受け皿に溜まった除湿水を本体ケースの上部に配置される排水容器に吸い上げるポンプを備えたことにより、除湿機全体の重心が従来よりもかなり下になるので、除湿機の安定性が向上し、移動時等に転倒するような可能性も減少する。
【0028】
また、本体ケースの上面に前記ポンプによって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器の設置部を設けたことにより、使用者は従来のように腰をかがめて取り出すような苦痛を感じることなく、立ったまま排水容器を容易に取り外して排水することができるので、除湿機の排水作業が格段に容易になる。また、バケツ等の市販の容器を排水容器の代用として使用することもできる。
【0029】
さらに、前記排水容器を前記ポンプを覆う形状に形成したことにより、防音材等のコストを掛けずに、ポンプの騒音を減らすことができる。また、本体ケース上面を無駄なく利用して、容量を稼ぐことができ、より多くの除湿水を溜めることができる。
【0030】
また、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知して所定水位に達したときに前記ポンプを所定時間駆動させるための水位検知手段を備えたことにより、ポンプを効率良く駆動して、受け皿内に溜まった除湿水を本体ケース上部に設置された排水タンク内に吸い上げることができると共に、受け皿から除湿水が溢れるのを防止できる。
【0031】
また、前記ポンプの異常を検知して除湿動作を停止させるための異常検知手段を備えることにより、ポンプの故障等で除湿水を吸い上げることができなくなった場合にも、受け皿から除湿水が溢れるのを確実に防止できる。
【0032】
また、前記異常検知手段として、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知する水位検知手段を利用して、ポンプの駆動後に水位検知手段で検知される水位が低下しない場合にポンプの異常を検知するようにすることにより、低コストで受け皿から除湿水が溢れるのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る除湿機の主要部品の配置構成を正面側から見た部品配置構成図。
【図2】同じく、排水タンクを取り外した状態で側面側から見た部品配置構成図。
【図3】同じく、上面図。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 蒸発器
3 凝縮器
6 送風機
7 圧縮機
10 除湿水受け皿
11 制御基板
12 ポンプ
15 設置部
16 排水タンク
17 取手
21 満水検知ユニット
【発明の属する技術分野】
本願発明は、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の除湿機は、本体ケースの下部に圧縮機と排水タンクが配置され、上部に熱交換器と送風機が配置されている。この理由としては、熱交換器で結露した除湿水を自然落下により排水タンク内に排水することができ、構成が簡単であるのと、排水タンクは下にあるものという既成概念によるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来構成では、重量部品である熱交換器と送風機が上部に配置されているので、装置本体の重心が高くなり、安定性が悪くなる。除湿機は移動して用いられる家電製品であり、従来の重心の高い除湿機では、運んでいる途中で転倒し、排水タンク内の水がこぼれやすい。
【0004】
また、排水タンクが下にあるため、水の入った重い排水タンクを腰をかがめながら取り出すといった苦痛を感じる排水作業を使用者に強いることになる。
【0005】
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、安定性が向上し、また使用者の排水作業が容易になる除湿機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本願発明は、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、前記圧縮機、熱交換器、送風機を本体ケースの下部に配置すると共に、前記熱交換器によって結露し滴下して受け皿に溜まった除湿水を本体ケースの上部に配置される排水容器に吸い上げるポンプを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
また、前記本体ケースの上面に前記ポンプによって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器の設置部を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
さらに、前記排水容器を前記ポンプを覆う形状に形成したことを特徴とするものである。
【0009】
また、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知して所定水位に達したときに前記ポンプを所定時間駆動させるための水位検知手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
また、前記ポンプの異常を検知して除湿動作を停止させるための異常検知手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記異常検知手段として、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知する水位検知手段を利用して、前記ポンプの駆動後に前記水位検知手段で検知される水位が低下しない場合にポンプの異常を検知することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態を図1〜図3を参照して詳細に説明する。
【0013】
本実施形態の除湿機は、横長で片側が凸状に高く形成された本体ケース1内の下部側に、図2に示すように前後方向に冷凍サイクルの熱交換器を構成する蒸発器2と凝縮器3、及びモータ4とファン5から成る送風機6が順次配列されている。さらに、図1に示すように、上記蒸発器2等の片側の空間には、蒸発器2や凝縮器3と共に冷凍サイクルを構成する圧縮機7やアキュムレータ(気液分離器)8が配置されている。
【0014】
また、上記蒸発器2の下側には、蒸発器2で結露して滴下する除湿水を受けるドレンパン9が設けられており、ここに滴下した除湿水がその下方に配置された除湿水受け皿10に流れ込むように構成されている。
【0015】
一方、本体ケース1の片側に凸状に高く形成された空間内には、下部側に当該除湿機全体を制御するマイクロコンピュータを含む制御系部品等が搭載された制御基板11が配置され、上部中央の突出部分1aにポンプ12が配置されている。
【0016】
上記ポンプ12の吸水管13は、その先端が前記除湿水受け皿10内に達するように配管されている。一方、ポンプ12の排水管14は、本体ケース1上面に形成された設置部15に設置される排水タンク16内に、吸い上げた除湿水を排水できるように配管されている。
【0017】
上記排水タンク16は、その底面形状が本体ケース1上面に形成された設置部15の形状に対応させて形成されていると共に、前記ポンプ12が配置された本体ケース1の突出部分1aを両側から覆うように形成されている。また、この排水タンク16には可倒自在な取手17が付いており、除湿水が溜まった排水タンク16を取手17を持って設置部15から取り外して持ち運べるように構成されている。
【0018】
また、ポンプ12の上部側には、排水タンク16を設置した状態でも露出する本体ケース1上面に入/切ボタン18等を設けるための操作基板19が配置されている。
【0019】
また、除湿水受け皿10には、フロート20を用いた満水検知ユニット21が取り付けられており、この満水検知ユニット21により除湿水受け皿10の満水状態が検知されると、前記制御基板11に搭載されたマイクロコンピュータによりポンプ12が所定時間駆動されるようになっている。
【0020】
これにより、ポンプ12を効率良く駆動して、除湿水受け皿10内に溜まった除湿水を本体ケース1上面に設置された排水タンク16内に吸い上げることができると共に、除湿水受け皿10から除湿水が溢れるのを防止できるようになっている。
【0021】
また、この満水検知ユニット21を有効利用して、ポンプ12の駆動後に満水検知ユニット21で検知される水位が低下しない場合には、制御基板12に搭載されたマイクロコンピュータがポンプ12の異常を検知するようにして、除湿動作を停止させるようにしている。
【0022】
これにより、ポンプ12の故障等で除湿水を吸い上げることができなくなった場合にも、除湿水受け皿10から除湿水が溢れるのを低コストで確実に防止できるようになっている。なお、満水検知ユニット21を利用する以外にも、流量検知センサを設けて、ポンプ12により吸い上げられる流量を検知するようにしても良い。
【0023】
また、排水タンク16にも、除湿水受け皿10と同様、水位を検知する満水検知ユニットを設け、排水タンク16が満水状態となった時、除湿動作を停止させても良い。これにより、排水タンク16から除湿水が溢れるのを防止できる。
【0024】
以上のように、本実施形態によれば、除湿機の主要部品で重量のある圧縮機7、熱交換器(蒸発器2と凝縮器3)、送風機6を本体ケース1の下部側に配置しているので、除湿機全体の重心が従来よりもかなり下になるので、除湿機の安定性が向上し、移動時等に転倒するような可能性も減少する。
【0025】
また、排水タンク16を本体ケース1の上面に配置するようにしているので、使用者は従来のように腰をかがめて取り出すような苦痛を感じることなく、立ったまま排水タンク16の取手を持って取り外して排水することができるので、除湿機の排水作業が格段に容易になる。また、本体ケース1の上面には配置部15が形成されているので、バケツ等の市販の容器を排水タンク16の代用として使用することもできる。さらには、排水タンク16を本体ケース1上面に配置することにより、今までにない新しいデザイン効果を生み出すこともできる。
【0026】
また、ポンプ12は騒音を発するが、排水タンク16を有効利用し、排水タンク16の形状を工夫してポンプ12が配置された本体ケース部分1aを覆うようにしているので、防音材等のコストを掛けずに、ポンプ12の騒音を減らすことができる。また、本体ケース1上面を無駄なく利用して、タンク容量を稼ぐことができ、より多くの除湿水を溜めることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本願発明によれば、本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、前記圧縮機、熱交換器、送風機を本体ケースの下部に配置すると共に、熱交換器によって結露し滴下して受け皿に溜まった除湿水を本体ケースの上部に配置される排水容器に吸い上げるポンプを備えたことにより、除湿機全体の重心が従来よりもかなり下になるので、除湿機の安定性が向上し、移動時等に転倒するような可能性も減少する。
【0028】
また、本体ケースの上面に前記ポンプによって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器の設置部を設けたことにより、使用者は従来のように腰をかがめて取り出すような苦痛を感じることなく、立ったまま排水容器を容易に取り外して排水することができるので、除湿機の排水作業が格段に容易になる。また、バケツ等の市販の容器を排水容器の代用として使用することもできる。
【0029】
さらに、前記排水容器を前記ポンプを覆う形状に形成したことにより、防音材等のコストを掛けずに、ポンプの騒音を減らすことができる。また、本体ケース上面を無駄なく利用して、容量を稼ぐことができ、より多くの除湿水を溜めることができる。
【0030】
また、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知して所定水位に達したときに前記ポンプを所定時間駆動させるための水位検知手段を備えたことにより、ポンプを効率良く駆動して、受け皿内に溜まった除湿水を本体ケース上部に設置された排水タンク内に吸い上げることができると共に、受け皿から除湿水が溢れるのを防止できる。
【0031】
また、前記ポンプの異常を検知して除湿動作を停止させるための異常検知手段を備えることにより、ポンプの故障等で除湿水を吸い上げることができなくなった場合にも、受け皿から除湿水が溢れるのを確実に防止できる。
【0032】
また、前記異常検知手段として、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知する水位検知手段を利用して、ポンプの駆動後に水位検知手段で検知される水位が低下しない場合にポンプの異常を検知するようにすることにより、低コストで受け皿から除湿水が溢れるのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る除湿機の主要部品の配置構成を正面側から見た部品配置構成図。
【図2】同じく、排水タンクを取り外した状態で側面側から見た部品配置構成図。
【図3】同じく、上面図。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 蒸発器
3 凝縮器
6 送風機
7 圧縮機
10 除湿水受け皿
11 制御基板
12 ポンプ
15 設置部
16 排水タンク
17 取手
21 満水検知ユニット
Claims (6)
- 本体ケース内に圧縮機、熱交換器、送風機等を備えた除湿機において、
前記圧縮機、熱交換器、送風機を本体ケースの下部に配置すると共に、前記熱交換器によって結露し滴下して受け皿に溜まった除湿水を本体ケースの上部に配置される排水容器に吸い上げるポンプを備えたことを特徴とする除湿機。 - 前記本体ケースの上面に前記ポンプによって吸い上げられた除湿水を排水するための排水容器の設置部を設けたことを特徴とする請求項1記載の除湿機。
- 前記排水容器を前記ポンプを覆う形状に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の除湿機。
- 前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知して所定水位に達したときに前記ポンプを所定時間駆動させるための水位検知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の除湿機。
- 前記ポンプの異常を検知して除湿動作を停止させるための異常検知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の除湿機。
- 前記異常検知手段として、前記受け皿に溜まった除湿水の水位を検知する水位検知手段を利用して、前記ポンプの駆動後に前記水位検知手段で検知される水位が低下しない場合にポンプの異常を検知することを特徴とする請求項5記載の除湿機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002191379A JP2004036921A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 除湿機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002191379A JP2004036921A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 除湿機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004036921A true JP2004036921A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31700977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002191379A Pending JP2004036921A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 除湿機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004036921A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011214803A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿機 |
JP2021099209A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | オリオン機械株式会社 | 空気調和装置 |
WO2022099968A1 (zh) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 广东美的制冷设备有限公司 | 除湿机 |
CN115436082A (zh) * | 2022-10-27 | 2022-12-06 | 江苏左恩环境科技有限公司 | 车间用除湿机运转箱 |
CN115789794A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-03-14 | 泉州市佩海科技有限公司 | 一种方便固定的空调外机 |
-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002191379A patent/JP2004036921A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011214803A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-10-27 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿機 |
JP2021099209A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-01 | オリオン機械株式会社 | 空気調和装置 |
JP7242017B2 (ja) | 2019-12-24 | 2023-03-20 | オリオン機械株式会社 | 空気調和装置 |
WO2022099968A1 (zh) * | 2020-11-16 | 2022-05-19 | 广东美的制冷设备有限公司 | 除湿机 |
CN115436082A (zh) * | 2022-10-27 | 2022-12-06 | 江苏左恩环境科技有限公司 | 车间用除湿机运转箱 |
CN115789794A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-03-14 | 泉州市佩海科技有限公司 | 一种方便固定的空调外机 |
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