JP4920568B2 - ドレン排水処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ用空気調和機や手乾燥装置のドレン排水処理装置に関するものである。
従来のエレベータ用空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒の熱を放熱して液化する凝縮器、この液化された冷媒を蒸発させることにより周囲を冷却する蒸発器、蒸発器の下方に設けられ配管で互いに接続された第1の水溜皿および第2の水溜皿、凝縮器の上方に設けられ第1の水溜皿からのドレン排水を受けてこのドレン排水を滴下させる複数の穴を有するドレン水滴下装置、このドレン水滴下装置の下側で凝縮器の上面に設けられ、滴下されたドレン排水を凝縮器上面に広げる保水部材を有し、ドレン排水は、凝縮器の熱により蒸発させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−303813号公報(第4頁、図1)
しかし、この特許文献1に開示された従来技術では、第1の水溜皿からドレン水滴下装置にドレンポンプを用いてドレン排水を上げており、ドレンポンプの吸い込み口はポンプ下面に設けられているため、ドレン排水が吸い上げられずに水溜皿に残留することがある。また夜間など、エレベータ用空気調和機が停止する場合、ポンプからドレン水滴下装置までの経路に存在するドレン排水が、第1の水溜皿に戻り、残留する。その場合、残留したドレン排水内で微生物が繁殖し、スライムとなりドレンポンプ詰まりや臭気発生、冷房能力低下の原因となる。また、気温が低い場合、凝縮器の温度が低くなり、ドレン水滴下装置から凝縮器に滴下されたドレン排水が充分に気化せず、再度水溜皿に溜まり、オーバーフローする場合がある。そのため、ドレン水滴下装置とは別に水溜皿にドレン排水を吸い上げ、気流により気化するフィルタを設置することが考えられるが、この場合、フィルタに汚れや微生物が付着し、ドレン排水の吸い上げ効率が低下し、充分に気化しない場合や、臭気発生の原因となることがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、水溜皿内の微生物繁殖を抑制し、ポンプの詰まりや臭気発生を抑制すると同時に、温湿度変化によらず、安定したドレン排水の処理を行うことができるエレベータ用空気調和機等のドレン排水処理装置を提供することを目的とする。また、手乾燥装置のようにドレン排水をタンクに溜め、定期的に処理する装置では、ドレン排水の処理を人の手によらず実施することが可能となり、メンテナンスの手間をなくすことが可能なドレン排水処理装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るドレン排水処理装置は、ドレン排水を排出し、そのドレン排水を溜める水溜皿と、前記水溜皿内に設けられ前記ドレン排水を超音波により霧化するための超音波霧化装置と、を備えたドレン排水処理装置であって、
前記超音波霧化装置は、超音波発振部に前記ドレン排水を吸水する吸水性部材が接触して配置され、
前記吸水性部材は、両側の端部が前記水溜皿の底面に接触しているものである。
本発明のドレン排水処理装置は、上記のように構成することにより、水溜皿にドレン排水が残留することがなく、微生物繁殖を抑制できる。そのため、ポンプの詰まりや臭気発生を抑制することが可能となる。また、凝縮器の温湿度変化によらず、安定したドレン排水の処理が可能となる。さらに、定期的なメンテナンスの手間がなくなる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るエレベータ用空気調和機を示す概略図である。
本発明の実施の形態1に係るエレベータ用空気調和機は、図示しないエレベータのかご室外に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機(図示せず)、圧縮された冷媒の熱を放熱して液化する凝縮器1、この液化された冷媒を蒸発させることにより周囲を冷却する蒸発器2を備え、これら圧縮機(図示せず)、凝縮器1、蒸発器2を冷媒配管(図示せず)で接続して冷凍サイクルを構成している。そして、凝縮器1の下方には、第1の水溜皿3が、蒸発器2の下方には、第2の水溜皿4が設けられている。また、凝縮器1の上方には、第1の水溜皿3からポンプ5により送られたドレン排水を受けてこのドレン排水を滴下させる複数の穴6aを有するドレン水滴下装置6が設けられ、さらに凝縮器1の上面には、布や不織布等からなる保水部材7がドレン水滴下装置6の下面との間に所定間隔を有して設けられている。この保水部材7は必ずしも必須のものではない。また、凝縮器1の側方には凝縮器1に向けて送風する送風機8が設置され、第1の水溜皿3内には超音波によりドレン排水を霧化するための超音波霧化装置10が設置されている。この超音波霧化装置10は、後述するように主に、超音波を発振する超音波素子11と、ドレン排水を吸い上げる吸水性部材14とから構成されている。
第1の水溜皿3と第2の水溜皿4は配管9で接続されており、蒸発器2の表面に発生した水分は第2の水溜皿4内に流れ落ち、さらに第2の水溜皿4内に溜まったドレン排水は配管9により第1の水溜皿3内に流れ込むようになっている。なお、本実施の形態1では第1の水溜皿3と第2の水溜皿4を配管9で接続する形態としたが、第2の水溜皿4内のドレン排水を第1の水溜皿3に導くように第1の水溜皿3と第2の水溜皿4を一体構成としても良い。
超音波霧化装置10の超音波素子11は、超音波発振部12を凝縮器1に向けて設置されている。超音波素子11の構造を図2および図3に示す。図2は、超音波素子11を上方から見た図である。図3は、超音波素子11を横から見た半断面図である。
この超音波素子11は、超音波発振部12の上方に超音波発振部12に接触する形で取り付けられた吸水性部材14を有し、超音波素子11と吸水性部材14は超音波素子外郭13により一体に構成されている。吸水性部材14は、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維とパルプの混合物で形成され、一方の端部を超音波素子外郭13内に固着し、反対側の他方の端部を超音波素子外郭11の外に出す形となっている。このとき、吸水性部材14の外に出た他方の端部は、超音波素子11が第1の水溜皿3に取り付けられたとき、水溜皿3の底面にその他方の端部が接触する長さとなっている。これにより、吸水性部材14は第1の水溜皿3内に残留するドレン排水を残らず吸い上げることができる。なお、本実施の形態1では、吸水性部材14の一方の端部を超音波素子外郭13内に固着する構造としたが、別の部位で固定する構造でも良い。つまり、吸水性部材14の固定位置、固定方法は問われない。ただし、この場合でも、吸水性部材14は、超音波発振部12に接触する形となっており、かつ、他方の端部は、超音波素子11が第1の水溜皿3に取り付けられたとき、水溜皿3の底面に接触する長さとなっている必要がある。
図4に超音波素子11の搭載箇所の詳細な横断面図、図5に超音波素子11の搭載箇所の詳細な斜視図を示す。超音波素子11は、第1の水溜皿3の底面に取付金具15により固定され、超音波発振部12を凝縮器1に向けて設置される。16はポンプ5の駆動を制御する水位検知手段としてのフロートスイッチである。
次に動作について説明する。
上記のように構成されたエレベータ用空気調和機においては、エレベータ用空気調和機の稼動により、蒸発器2の表面に発生した水分が滴下し第2の水溜皿4内にドレン排水として溜まる。このドレン排水は配管9により第1の水溜皿3内に導水されて溜水となる。このドレン排水が所定量に達すると、フロートスイッチ16が検知し、水位検知回路(図示せず)の指令によりポンプ5が作動して、第1の水溜皿3内からドレン水滴下装置6内にドレン排水が導かれ、ドレン水滴下装置6の底面に複数個設けられた穴6aから下方へ滴下する。このドレン排水は、凝縮器1の上面に設けられた保水部材7にまず点状で滴下し、次に保水部材7中を横方向に拡散しながら下方へ導かれ、凝縮器1の表面にほぼ均一に付着しながら下方へ通水する。この際、凝縮器1は高温の冷媒によりおよそ50〜60℃に昇温しているので、その熱によりドレン排水が蒸発し、送風機8の風力で大気中に蒸散し、エレベータ用昇降路に設けられた通風口から排気ファン(図示せず)等により排出される。また同時に、第1の水溜皿3内のドレン排水は、第1の水溜皿3の底面と超音波素子11の超音波発振部12に接触するように取り付けられた吸水性部材14により吸い上げられて、超音波発振部12の表面に水膜を形成し、霧化する。霧化したドレン排水は、凝縮器1に微細水滴100となって付着し、凝縮器1の熱により蒸発する。
ポンプ5は、フロートスイッチ16が検知した水位をもとに、水位検知回路(図示せず)の指令により作動する。フロートスイッチ16は図5に示すように2個設置されており、1個はドレン排水が所定量に達したことを検知し、ポンプ5を作動させるスイッチとなっている。もう1個は、ドレン排水が第1の水溜皿3からあふれ出ることを防止するため、第1の水溜皿3に最大限溜めることが可能なドレン排水量に達したことを検知し、ポンプ5とともにエレベータ用空気調和機全体を停止させるスイッチとなっている。ポンプ5のドレン排水の吸い上げ部は、第1の水溜皿3の底面から少し隙間を開けて設置されており、ドレン排水が所定量に達したことをフロートスイッチ16が検知しないと作動しない。そのため、ドレン排水が所定量に達しない場合、第1の水溜皿3内にドレン排水が蓄積することとなる。ドレン排水の蓄積は、微生物が繁殖し、スライムとなりドレンポンプ詰まりや臭気発生、冷房能力低下の原因となる。超音波素子11の超音波発振部12に取り付けられた吸水性部材14は、その端部が、第1の水溜皿3に取り付けられたとき、水溜皿3の底面に接触する長さとなっており、吸水性部材14が、第1の水溜皿3内に蓄積するドレン排水を全量吸い上げ、超音波発振部12の表面に水膜を形成し、全量霧化する。また夜間など、エレベータ用空気調和機が停止する場合、ポンプ5からドレン水滴下装置6までの経路に存在するドレン排水が、第1の水溜皿3に戻り、残留する場合も同様である。また、超音波素子11は常時動作しており、過剰にドレン排水が生成された場合でも、ドレン排水が第1の水溜皿3からあふれ出る量になることはなく、ポンプ5が停止することはなく、常にドレン排水が蒸発、霧化する。
図6は超音波素子11に印加する電圧を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。周波数35〜40kHzのパルス電圧を120V、130V、140Vで印加した場合の霧化量を示す。超音波発振部12に取り付けられた吸水性部材14は、気化式加湿機に使用されるPET繊維とパルプの混合物で形成された吸湿性素材を使用した。目付け量は80±10g/m2、厚さ0.3mmである。図6からわかるように、印加電圧を増加させることで霧化量は増加する。残留するドレン排水を全量霧化するためには、2kW相当のエレベータ用空気調和機の場合、120mL/hの能力が必要であり、それを満足するためには140V印加する必要があることがわかった。しかし、超音波素子11は常時動作しており、ドレン排水がないときも作動している。そのため、ドレン排水がないときは、超音波発振部12が発熱し、発振部が割れる可能性がある。パルス電圧のデューティーを0.25msecON、50msecOFFとすることで、発熱がなく、霧化も図6と同等であることがわかっており、印加電圧を上記波形にすることで、超音波素子11を常時動作させることが可能となる。
図7は、超音波発振部12に取り付けられた吸水性部材14の目付け量を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。目付け量は、80±10g/m2、40±10g/m2の2種類について測定した。厚さは0.3mmである。超音波素子11に印加する電圧は、周波数35〜40kHzのパルス電圧140Vである。目付け量80±10g/m2を使用した場合、ドレン排水の吸水が良く、霧化量も多い。目付け量80±10g/m2を使用した場合、2kW相当のエレベータ用空気調和機の必要能力である120mL/hを満足する。
図8は、超音波素子11の設置角度を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。横向きは、設置角度30度、第1の水溜皿3の底面から6mmの位置に超音波発振部12の最下端が位置する場合、上向きは設置角度90度、第1の水溜皿3の底面から15mmの位置に超音波発振部12の最下端が位置する場合である。ここで、設置角度とは、超音波発振部12の中心線が第1の水溜皿3の底面となす角度である。
吸水性部材14には、目付け量は80±10g/m2、厚さ0.3mmの気化式加湿機に使用されるPET繊維とパルプの混合物で形成された吸湿性素材を使用した。超音波素子11に印加する電圧は、周波数35〜40kHzのパルス電圧140Vである。上向きの場合、ドレン排水の吸水が悪く、霧化量が少ない。それに対し、横向きの場合は、ドレン排水の吸水が良く、霧化量も多い。従って、横向き、設置角度30度、第1の水溜皿3の底面から6mmの位置に超音波発振部12の最下端が位置する場合が良いといえる。
以上のように、本実施の形態1に係るエレベータ用空気調和機は、水溜皿内に設けられた超音波霧化装置を有し、前記超音波霧化装置は、超音波発振部に吸水性部材が接触して配置され、前記吸水性部材は、その端部が前記水溜皿の底面に接触し、前記吸水性部材は、PET繊維とパルプの混合物で形成され、目付け量が70〜90g/m2であり、35〜40kHz、100〜140Vのパルス電圧で駆動する超音波素子を好ましくは複数個設置し、設置角度30度のとき、ドレン排水を溜める前記水溜皿の底面から6mmの位置に超音波発振部の最下端が位置するように設置したため、水溜皿内の微生物繁殖を抑制し、ポンプの詰まりや臭気発生を抑制すると同時に、温湿度変化によらず、安定したドレン排水の処理を行うことができるエレベータ用空気調和機を提供できる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2に係るエレベータ用空気調和機を示す概略図である。
本発明の実施の形態2に係るエレベータ用空気調和機は、エレベータのかご室外に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機(図示せず)、圧縮された冷媒の熱を放熱して液化する凝縮器1、この液化された冷媒を蒸発させることにより周囲を冷却する蒸発器2を備え、これら圧縮機(図示せず)、凝縮器1、蒸発器2を冷媒配管(図示せず)で接続して冷凍サイクルを構成している。そして、凝縮器1の下方には、第1の水溜皿3が、蒸発器2の下方には、第2の水溜皿4が設けられている。また、凝縮器1の上方には、第1の水溜皿3からポンプ5により送られたドレン排水を受けてこのドレン排水を滴下させる複数の穴6aを有するドレン水滴下装置6が設けられ、さらに凝縮器1の上面には、布や不織布等からなる保水部材7がドレン水滴下装置6の下面との間に所定間隔を有して設けられている。この保水部材7は必ずしも必須のものではない。また、凝縮器1の側方には凝縮器1に向けて送風する送風機8が設置され、第1の水溜皿3内には超音波によりドレン排水を霧化するための超音波霧化装置10が設置されている。この超音波霧化装置10は、前述したように主に、超音波を発振する超音波素子11と、ドレン排水を吸い上げる吸水性部材14とから構成されており、超音波素子11が第1の水溜皿3内に埋め込まれている。
第1の水溜皿3と第2の水溜皿4は配管9で接続されており、蒸発器2の表面に発生した水分は第2の水溜皿4内に流れ落ち、さらに第2の水溜皿4内に溜まったドレン排水は配管9により第1の水溜皿3内に流れ込むようになっている。なお、本実施の形態2では第1の水溜皿3と第2の水溜皿4を配管9で接続する形態としたが、第2の水溜皿4内のドレン排水を第1の水溜皿3に導くように第1の水溜皿3と第2の水溜皿4を一体構成としても良い。
超音波素子11は、超音波発振部12を上方に向けて、第1の水溜皿3の底面に埋設されて設置されており、超音波発振部12に接触する形で取り付けられた吸水性部材14を有している。超音波素子11の構造、吸水性部材14の構成、超音波素子11に対する印加電圧については実施の形態1と同様である。
吸水性部材14は、その端部が第1の水溜皿3の底面に接触する長さとなっており、超音波発振部12の外周部で固定されている。超音波素子11は、超音波発振部12がかご筐体(図示せず)の外部を向いて設置されており、霧化したドレン排水をかご筐体外に放出する。本実施の形態2では、超音波素子11を凝縮器1の外側に設置したことで、送風機7からの風により、霧化したドレン排水をかご筐体外に放出する。図8から、第1の水溜皿3の底面から6mmの位置に超音波発振部12の最下端が位置する場合、霧化量が多いことがわかっており、超音波素子11を第1の水溜皿3の底面に埋設することで、超音波発振部12の最下端を第1の水溜皿3の底面から6mmの位置としている。
上記のように構成されたエレベータ用空気調和機においては、エレベータ用空気調和機の稼動により、蒸発器2の表面に発生した水分が滴下し第2の水溜皿4内にドレン排水として溜まる。このドレン排水は配管9により第1の水溜皿3内に導水されて溜水となる。このドレン排水が所定量に達すると、フロートスイッチ16が検知し、水位検知回路(図示せず)の指令によりポンプ5が作動して、第1の水溜皿3内からドレン水滴下装置6内にドレン排水が導かれ、ドレン水滴下装置6の底面に複数個設けられた穴6aから下方へ滴下する。このドレン排水は、凝縮器1の上面に設けられた保水部材7にまず点状で滴下し、次に保水部材7中を横方向に拡散しながら下方へ導かれ、凝縮器1の表面にほぼ均一に付着しながら下方へ通水する。この際、凝縮器1は高温の冷媒によりおよそ50〜60℃に昇温しているので、その熱によりドレン排水が蒸発し、送風機8の風力で大気中に蒸散し、エレベータ用昇降路に設けられた通風口から排気ファン(図示せず)等により排出される。また同時に、第1の水溜皿3内のドレン排水は、第1の水溜皿3の底面と超音波素子11の超音波発振部12に接触するように取り付けられた吸水性部材14により吸い上げられて、超音波発振部12の表面に水膜を形成し、霧化する。霧化したドレン排水は、送風機8からの風により、かご筐体外に放出する。
以上のように、本実施の形態2に係るエレベータ用空気調和機は、水溜皿内に設けられた超音波霧化装置を有し、前記超音波霧化装置は、超音波発振部に吸水性部材が接触して配置され、前記吸水性部材は、その端部が前記水溜皿の底面に接触し、前記吸水性部材は、PET繊維とパルプの混合物で形成され、目付け量が70〜90g/m2であり、35〜40kHz、100〜140Vのパルス電圧で駆動する超音波素子を好ましくは複数個設置し、超音波発振部がかご筐体の外部を向いて設置され、前記水溜皿の底面に埋設されるように超音波素子を設置したため、水溜皿内のドレン排水を全量霧化してかご筐体外に放出することができ、その結果、水溜皿内の微生物繁殖を抑制し、ポンプの詰まりや臭気発生を抑制すると同時に、温湿度変化によらず、安定したドレン排水の処理を行うことができるエレベータ用空気調和機を提供できる。
実施の形態3.
図10は本発明の実施の形態3に係る手乾燥装置のドレン排水処理装置を示す概略図である。
本発明の実施の形態3に係る手乾燥装置のドレン排水処理装置は、本体20内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置21と、高圧空気流発生装置21に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタ22と、高圧空気流発生装置21により発生された高圧空気流を噴出するノズル23と、ノズル23から噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部24と、前記排水を水溜皿3に導くドレンパイプ25とを備え、前記ドレンパイプ25の最下部に設置され排水を超音波により霧化するための超音波霧化装置10を設けたものである。この超音波霧化装置10の超音波素子11の構造、吸水性部材(図示せず)の構成、超音波素子11に対する印加電圧については実施の形態1、2と同様である。
上記のように構成された手乾燥装置においては、濡れた手を手挿入部24に挿入すると、高圧空気流発生装置21が稼動し、エアフィルタ22を通し、外部から空気を取り込み、ノズル23から手に向かい、高圧空気流が吹く。ノズル23から噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水は、手挿入部24の下部にある排水口から、ドレンパイプ25を流れ、ドレンパイプ25の最下部に設置された超音波霧化装置10の超音波発振部に接触して配置された吸水性部材に吸収され、超音波により霧化されて、本体20外に放出される。
以上のように、本実施の形態3に係る手乾燥装置のドレン排水処理装置は、本体20内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置21と、前記高圧空気流発生装置21に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタ22と、前記高圧空気流発生装置21により発生された高圧空気流を噴出するノズル23と、ノズル23から噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部24と、前記排水を水溜皿3に導くドレンパイプ25とを備え、前記ドレンパイプ25の最下部に設置され排水を超音波により霧化するための超音波霧化装置10を設け、前記超音波霧化装置10は、超音波発振部に吸水性部材が接触して配置され、前記吸水性部材は、PET繊維とパルプの混合物で形成され、目付け量が70〜90g/m2であり、周波数35〜40kHz、100〜140Vのパルス電圧で駆動するように構成したため、ドレン排水を本体20外に放出することが可能となる。これにより、ドレン排水の処理を人の手によらず実施することが可能となり、メンテナンスの手間をなくすことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータ用空気調和機を示す概略図である。 エレベータ用空気調和機に搭載される超音波素子の上面図である。 エレベータ用空気調和機に搭載される超音波素子の半断面を示す横断面図である。 超音波素子の搭載箇所の詳細な横断面図である。 超音波素子の搭載箇所の詳細な斜視図である。 超音波素子に印加する電圧を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。 超音波素子の吸水性部材の目付け量を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。 超音波素子の設置角度を変化させた場合のドレン排水の霧化量の時間変化を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るエレベータ用空気調和機を示す概略図である。 本発明の実施の形態3に係る手乾燥装置のドレン排水処理装置を示す概略図である。
符号の説明
1 凝縮器、2 蒸発器、3 第1の水溜皿、4 第2の水溜皿、5 ポンプ、6 ドレン水滴下装置、6a 穴、7 保水部材、8 送風機、9 配管、10 超音波霧化装置、11 超音波素子、12 超音波発振部、13 超音波素子外郭、14 吸水性部材、15 取付金具、16 フロートスイッチ、20 本体、21 高圧気流発生装置、22 エアフィルタ、23 ノズル、24 手挿入部、25 ドレンパイプ、100 微細水滴。

Claims (12)

  1. ドレン排水を排出し、そのドレン排水を溜める水溜皿と、
    前記水溜皿内に設けられ前記ドレン排水を超音波により霧化するための超音波霧化装置と、を備えたドレン排水処理装置であって、
    前記超音波霧化装置は、超音波発振部に前記ドレン排水を吸水する吸水性部材が接触して配置され、
    前記吸水性部材は、両側の端部が前記水溜皿の底面に接触している
    ことを特徴とするドレン排水処理装置。
  2. 前記吸水性部材は、PET繊維とパルプの混合物で形成され、目付け量が70〜90g/m2であることを特徴とする請求項記載のドレン排水処理装置。
  3. 前記超音波霧化装置は、35〜40kHz、100〜140Vのパルス電圧で駆動する超音波素子を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のドレン排水処理装置。
  4. 前記超音波霧化装置は、前記超音波発振部の中心線が前記水溜皿の底面となす角度である設置角度が30度のとき、前記水溜皿の底面から6mmの位置に前記超音波発振部の最下端が位置するように設置されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のドレン排水処理装置。
  5. エレベータのかご室外に設置され、冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒の熱を放熱して液化する凝縮器、この液化された冷媒を蒸発させることにより周囲を冷却する蒸発器、この蒸発器の表面から流れ出るドレン排水を溜める水溜皿を備えたエレベータ用空気調和機において、
    前記ドレン排水を超音波により霧化するための超音波霧化装置を前記水溜皿内に設け
    前記超音波霧化装置は、超音波発振部に前記ドレン排水を吸水する吸水性部材が接触して配置され、
    前記吸水性部材は、両側の端部が前記水溜皿の底面に接触している
    ことを特徴とするエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  6. 前記凝縮器の下方および前記蒸発器の下方にそれぞれ設けられ互いに接続され、もしくは一体となった第1の水溜皿および第2の水溜皿と、前記凝縮器の上方に設けられ前記第1の水溜皿からポンプにより送られたドレン排水を受けてこのドレン排水を滴下させる複数の穴を有するドレン水滴下装置とを備え、
    前記超音波霧化装置は、前記第1の水溜皿内に設けられたことを特徴とする請求項記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  7. 前記吸水性部材は、PET繊維とパルプの混合物で形成され、目付け量が70〜90g/m2であることを特徴とする請求項記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  8. 前記超音波霧化装置は、35〜40kHz、100〜140Vのパルス電圧で駆動する超音波素子を備えたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  9. 前記超音波霧化装置は、前記超音波発振部の中心線が前記水溜皿の底面となす角度である設置角度が30度のとき、前記水溜皿の底面から6mmの位置に前記超音波発振部の最下端が位置するように設置されたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  10. 前記超音波霧化装置は、前記超音波発振部が前記凝縮器に向けて設置されたことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  11. 前記超音波霧化装置は、前記超音波発振部がかご筐体の外部を向いて設置され、霧化したドレン排水を前記かご筐体外に放出することを特徴とする請求項乃至10のいずれかに記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
  12. 前記超音波霧化装置は、前記超音波発振部が前記第1の水溜皿の底面に埋設されてなることを特徴とする請求項乃至11のいずれかに記載のエレベータ用空気調和機のドレン排水処理装置。
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