JP4015165B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧空気流により手に付着した水滴を吹き飛ばし洗浄後の濡れた手を衛生的に乾燥させる手乾燥装置に関するものである。
洗浄後の濡れた手を乾燥させる装置として、高圧空気流により手に付着した水滴を吹き飛ばし乾燥させる手乾燥装置がある。この装置は、箱体に凹状形態に処理空間としての手挿入部が設けられ、手挿入部にはエアーノズルが配設されている。エアーノズルには高圧空気流発生装置に接続されたエアーダクトが繋がれており、これにより手挿入部内に高圧空気流を噴出することができる。手の乾燥処理に伴い手挿入部内に吹き飛ばされた水は、手挿入部の底部に設けられた排水口から装置下部に設けられたドレン容器に滴下して貯留される。なお、この種の従来技術としては、特許文献1に開示されているものがある。
特開平11−244192号公報
このような構成の手乾燥装置においては、高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置を装備している。この高圧空気流発生装置には、外部から吸い込んだ空気が供給されるが、塵埃を除去する目的で吸気口には必ずエアフィルタが設けられている。
このエアフィルタが塵埃により目詰まりすると装置の能力が落ちる。そのため、1週間に1回程度の定期的な清掃が必要である。従来、エアフィルタの清掃忘れを防止するために、ドレン容器とエアフィルタを連結したものが提案されている。こうした構造を採ることにより、比較的定期的に清掃されるドレン容器と同時にエアフィルタも清掃される可能性が高まる。しかしながらこの提案のものはエアフィルタだけを取外して清掃することが出来ないとう課題も含んでいた。
この発明は上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、その課題とするところは、エアフィルタの清掃忘れを削減できる手乾燥装置を得ることである。
この発明は上述のような課題を解決するためになされたものであり、この発明に係る手乾燥装置は、本体と、この本体内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、この高圧空気流発生装置に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタと、高圧空気流発生装置により発生された高圧空気流を噴出するノズルと、このノズルから噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部と、排水口から排水された水を貯留するドレン容器とを備え、ドレン容器は、本体に抜き差し可能に引き出し状に設けられ、エアフィルタは、ドレン容器に隣接して本体に抜き差し可能に設けられており、ドレン容器は、エアフィルタに設けられた被係合部に係合して本体から引き出された際にエアフィルタを連結して引き出す係合部を有している。
また、この発明に係る他の手乾燥装置は、本体と、この本体内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、この高圧空気流発生装置に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタと、高圧空気流発生装置により発生された高圧空気流を噴出するノズルと、このノズルから噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部と、排水口から排水された水を貯留するドレン容器とを備え、ドレン容器は、本体に抜き差し可能に引き出し状に設けられ、エアフィルタは、ドレン容器に隣接して本体に抜き差し可能に設けられており、ドレン容器は、エアフィルタに設けられた第1の被係合部に係合して本体から引き出された際にエアフィルタを連結して引き出す第1の係合部と、本体に設けられた第2の被係合部に係合して本体からエアフィルタが引き出された際でも本体内に留まる第2の係合部とを有している。
この発明に係る手乾燥装置は、エアフィルタの清掃忘れを削減することができる。また、エアフィルタのみを取り外すことができる。
以下、本発明に係る手乾燥装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明に係る手乾燥装置の実施の形態1を示す縦断面図である。図中実線は気流の流れを示し、図中点線は手から排除された水滴の流れを示す。図1において、本体を構成する本体箱体1は、手乾燥装置100の外郭を成し、この本体箱体1の上面および側面には下部方向に傾斜を有してほぼU字状に開口して手を自在に挿抜できる手挿入部2が設けられている。また、本体箱体1の手挿入部2の下方には高圧空気流発生装置としての送風機3が内蔵されている。手挿入部2の底部には、排水口4が形成されており、この排水口4には排水管5が接続され、この排水管5は本体箱体1の下部に配設されたドレン容器10まで延びている。なお、手から排除された水滴および水のことをドレンという。手挿入部2の対向面である内壁表面2a,2bには、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水性コーティング、または酸化チタン等の親水性があるコーティングがなされ、さらにこれらコーティングには抗菌材が含浸されており、内壁表面2a,2bの汚れ付着を低減させると共に菌の繁殖を低減させるようにしてある。
手挿入部2の入口近傍の内壁表面2a,2bには、送風機3が発生した高圧空気流を噴出する第1,第2のノズル7a,7bが設けられており、この第1,第2のノズル7a,7bは、手の甲側と掌側の双方に風を当て、かつ、入口から奥への圧力勾配を形成するような傾斜を有しており、手挿入部2に挿入した手を擦り合わせることなく、手に付着した水滴を手の表裏から排除できるようになっている。また、手挿入部2の前面の下部には、手の挿入を検知するための第1の手検知センサ8aが設けられ、後面のほぼ中央部には第2の手検知センサ8bが設けられている。
本体箱体1の下部には吸気ダクト9が設けられている。吸気ダクト9は、本体箱体1のほぼ中央部に設けられた送風機3から蛇行するようにして下方に延び、ドレン容器の背後をとおって、本体箱体1の最下部に達し、本体箱体1の底面に吸気口9aを開口しているつまり、吸気ダクト9はドレン容器10の背後を通った後、本体箱体1の底面に吸気口9aを開口している。そして、吸気口9aにはエアフィルタ20が取り付けられている。送風機3の上部には吸気ダクト9と連通する排気口14が設けられ、第1、第2の排気ダクト15a,15bに連通して、ノズル7a,7bから空気を噴出するようになっている。
上記のように構成した手乾燥装置100の動作を説明する。手乾燥装置100の手挿入部2に、洗浄後の濡れた手を手首付近まで入れると、手挿入部2に設けた第1,第2の手検知センサ8a,8bが手の挿入を検知して、送風機3を作動させる。送風機3が作動すると、エアフィルタ20を通って吸気口9aから空気が流入し、吸気ダクト9を通って、送風機3に送られ、ここで高圧化される。
送風機3を通過した空気は高圧空気流となり、排気口14から第1,第2の排気ダクト15a,15bを通り、第1,第2のノズル7a,7bから手挿入部2内に噴出される。第1,第2のノズル7a,7bから噴出された高圧空気流は、手挿入部2内に挿入された手に当たり、手の表面に付着していた水を水滴として吹飛ばす。さらに、手挿入部2で手を挿抜すると、手全体に付着していた水滴がすべて排除され、手が乾燥する。手を手挿入部2から抜くと、第1,第2の手検知センサ8a,8bがこれを検知し、送風機3が停止する。濡れた手から剥離した水滴は手挿入部2に当たり、その内壁表面2a,2bを伝わって流れ、手挿入部2の底部に設けられた排水口4及び排水管5を通って、ドレン容器10に回収される。
図2は図1のドレン容器10及びエアフィルタ20の近傍を拡大して示す拡大断面図である。図3は本体箱体1からドレン容器10及びエアフィルタ20を取り外した様子を示す斜視図である。ドレン容器10は、上部が開放された概略扁平箱状のドレン容器本体11と、ドレン容器本体の上部開口に対してこれに蓋をする蓋体12とから構成されている。蓋体12の外周縁は、ドレン容器本体11の外周縁に対して密閉して接合可能とされている。ドレン容器本体11の底部裏面には、係合部(第1の係合部)を構成する係合突起11bが設けられている。蓋体12には、排水管5の下端が挿入される挿入口12aが設けられている。
このドレン容器10は、本体箱体1の下部に水平方向に形成された概略ドレン容器10と同じ形状の収容凹部1aに引き出し状に収容されており、本体箱体1の前方方向に引き出されるようにされている。そしてさらに、最後まで引き出すことにより本体箱体1から引き抜き可能で、脱着自在とされている。このような構成のドレン容器10は、満水になる前に、例えば1週間に1回程度排水と清掃が行われる。
エアフィルタ20は、樹脂繊維を編み込んで重ねた微細な目を持つ矩形網状のフィルタと、取り扱いを容易にする目的でこのフィルタの縁部を全周にわたって覆う金属製の枠体とから構成された概略板状を成すフィルタ部21と、フィルタ部21の前側の1辺から前方に延びるように設けられた取手22とを含んで構成されている。取手22の中央部には被係合部(第1の被係合部)を構成する係合穴が開口されている。このエアフィルタ20は、本体箱体1の最下部で、ドレン容器10の直ぐ下に隣接して配置され、本体箱体1に設けられたガイドレール1bに案内されて、本体箱体1の前方方向(ドレン容器10の引き出し方向と同じ方向)に引き出されるようにされている。そして、前方方向に引き抜き可能で、脱着自在とされていると同時に、本体箱体1に装着時は、本体箱体1の下面に形成された吸気ダクト9の吸気口9aを覆い、吸入する外部空気を濾過する。このような構成のエアフィルタ10も、塵埃による目詰まりを解消するために、例えば1週間に1回程度排水と清掃が行われる。
つぎに、ドレン容器10の排水と清掃の方法とエアフィルタ20の清掃の方法を簡単に説明する。まず図4のように、ドレン容器10を、貯留されているドレンがこぼれないように水平に保ちながら図中矢印Aで示すように前方方向に引き抜く、その後、図5のようにドレン容器本体11から蓋体12を外してドレンを捨て、その後、図6のように、ドレン容器本体11を水洗いする。ドレン容器10を再び本体箱体1に装着する際には、ドレン容器本体11に蓋体12を閉めた後、逆の手順で装着する。
一方、エアフィルタ20は、図7のように取手22をつかんで図中矢印Bで示すように前方方向に引き抜く、そして、軽く手でたたいて塵埃を落とすか、もしくは、図8のように掃除機で、塵埃を吸い取る。その後、逆の手順で再び本体箱体1に装着する。
図9は点線で示す本体収容位置からドレン容器10とエアフィルタ20とが連結して引き出された様子を示す横断面図である。ドレン容器10とエアフィルタ20とがともに、本体箱体1の収容位置にあるときは、ドレン容器本体11の底部裏面に形成された係合突起11bは、エアフィルタ20の係合穴22aと係合している。そして、図中矢印Cで示すようにドレン容器10が本体箱体1から引き出される際、係合突起11bは係合穴22aに係合してエアフィルタ20を引く。これにより、ドレン容器10が本体箱体1から引き出される際、エアフィルタ20も連結して引き出される。
図10はドレン容器本体11の底部裏面に形成された係合突起11bの詳細を示す拡大図である。係合突起11bには、ほぼ中央部に装置の前方方向に向ように形成された段部11cが設けられている。係合突起11bの段部11cより前方方向の形状は、段部11cの水平部からそのまま高さが高くなることなく滑らかに連続する円弧状とされている。一方、係合突起11bの段部11cより後方方向の形状は、段部11cの垂直部からそのまま山なりに一旦高さが高くなった後、低くなる滑らかに連続した円弧の組み合わせとされている。
そのため、係合突起11bが、係合穴22aに対して、前方(引き出し方向)に移動する際には、係合突起11bは段部11を係合穴22aにしっかりと係合させて(係合力大)、エアフィルタ20を連結して引き出す。一方、係合突起11bが係合穴22aに対して後方(引き込み方向)に移動する際には、つまり、例えば、ドレン容器10がそのまま本体箱体1に装着されており、エアフィルタ20を引き出す場合には、係合突起11bは係合穴22aから容易に外れる(係合力小)。そのため、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、エアフィルタ20のみが引き出される。
さらに詳細に説明すると、互いに係合している係合部と被係合部とを外す力を係合力とした場合に、本実施の形態においては、係合突起11bの係合穴22aに対する引き出し方向の係合力は、係合突起11bの係合穴22aに対する引き込み方向の係合力よりも大きくされている。また、係合突起11bの係合穴22aに対する引き出し方向の係合力は、エアフィルタ20と本体箱体1との間の摩擦力よりも大きくされており、係合突起11bの係合穴22aに対する引き込み方向の係合力は、ドレン容器10と本体箱体1との間の摩擦力よりも小さくされている。
そのため、ドレン容器10を手前に引いた場合には、係合突起11bと係合穴22aとの係合力が、エアフィルタ20と本体箱体1との間の摩擦力に打ち勝って、ドレン容器10がエアフィルタ20を連結して引き出し、一方、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、係合突起11bと係合穴22aとの係合力よりも、ドレン容器10と本体箱体1との間の摩擦力のほうが大きいので、ドレン容器10と本体箱体1の収容凹部1a内に残り、係合突起11bと係合穴22aとの係合が外れ、エアフィルタ20のみが引き出される。
以上のように、本実施の形態の手乾燥装置においては、ドレン容器10を手前に引いた場合には、ドレン容器10とエアフィルタ20とが連結して引き出され、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、エアフィルタ20のみが引き出されるので、比較的定期的に清掃されるドレン容器と同時にエアフィルタ20も清掃される可能性が高まり、エアフィルタ20の清掃忘れを削減することができ、さらにエアフィルタ20のみを取り外して清掃することもできる。
実施の形態2.
図11は本発明に係る手乾燥装置の実施の形態2を示す縦断面図である。本実施の形態の手乾燥装置110のドレン容器30においては、ドレン容器30を収容する収容凹部1aの底部上面に第2の被係合部を構成する係合突起13が突設されている。これに対して、ドレン容器本体31の底部裏面には、係合突起13と同形状の空間が形成されるように設けられた第2の係合部を構成する係合凹部32が凹設されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図12は点線で示す本体収納位置からエアフィルタ20のみ引き出された様子を示す横断面図である。本実施の形態においても、図中矢印Eで示すように、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、エアフィルタ20のみが引き出される。ドレン容器10とエアフィルタ20とがともに、本体箱体1の収容位置にあるときは、ドレン容器本体31の底部裏面に形成された係合突起11bは、エアフィルタ20の係合穴22aと係合している。さらに、ドレン容器本体31の底部裏面に形成された係合凹部32は、収容凹部1aの底部上面に形成された係合突起13と係合している。
図13はドレン容器本体31の底部裏面に形成された係合凹部32及び収容凹部1aの底部上面に形成された係合突起13の詳細を示す図12のC部分を拡大して示す拡大図である。係合突起13は、断面が偏平三角形の柱状を成しており、引き出し方向に面した斜面13aと、引き込み方向に面した斜面13bとでは、傾く角度が異なる。係合凹部32は、係合突起13と同形状の空間を形成する凹部なので、装置に向かって手前側に形成された斜面32aは、斜面13aと平行を成す斜面とされており、装置に向かって奥側に形成された斜面32bは、斜面13bと平行を成す斜面とされている。
このような本体箱体1との間で係合部を有する本実施の形態のドレン容器30においては、係合凹部32と係合突起13とが設けられているので、本体箱体1がドレン容器30を、収容凹部1a内に留まらせるように力が増す。そのため、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、エアフィルタ20のみが引き出される動作において、確実性が向上するとともに、本体箱体1との間に働く摩擦力等を考慮しなくても、当該動作を確実に実現することができる。
さらに詳細に説明すると、本実施の形態においては、係合突部11bの係合穴22aに対する引き込み方向の係合力は、係合凹部32の係合突起13に対する引き出し方向の係合力よりも小さくされている。そして、両係合力は、摩擦力、すなわち、本体箱体1とドレン容器30、及び本体箱体1とエアフィルタ20との摩擦力に比べて非常に大きい。そのため、摩擦力等を考慮しなくても、エアフィルタ20を手前に引いた場合には、エアフィルタ20のみが引き出されるという所望の動作を確実に実現することができる。また、摩擦力等を考慮しなくてもよいので、設計変更等行う際に考慮しなければならない点が減り設計が容易になる。
なお、本実施の形態の手乾燥装置110においては、上述のように、摩擦力を考慮しなくてもよいものとされているが、もちろん、考慮されてもよい。その場合、係合突部11bの係合穴22aに対する引き込み方向の係合力が、係合凹部32の係合突起13に対する引き出し方向の係合力にドレン容器30と本体との間の摩擦力を加えた力よりも小さいものとすればよい。このような構成とすることで、係合凹部32と係合突起13との間に発生する係合力が小さなもので済むこととなり、係合凹部32と係合突起13との大きさを小さなものとすることができ、これにより、ドレン容器30も小さな力で抜き差しできるようになるので使い勝手が向上する。
また、ドレン容器30を引き出すのに、大きな力を必要とするので、例えば地震等により、ドレン容器30を収容凹部1aから出そうとする力が働いても、誤ってドレン容器30が飛び出してしまうことがなく信頼性・安全性が向上する。
オフィスビル、ホテル、ファミリーレストラン、アミューズメント施設、総合スーパーマーケット、食品・医薬品・化粧品・その他一般の工場、学校、公共施設等のトイレ及び手洗い場に設置される手乾燥装置に適用されて好適なものである。
本発明に係る手乾燥装置の実施の形態1を示す縦断面図である。 図1のドレン容器及びエアフィルタの近傍を拡大して示す拡大断面図である。 本体箱体からドレン容器及びエアフィルタを取り外した様子を示す斜視図である。 ドレン容器の清掃手順のうち、ドレン容器を引き抜く様子を示す図である。 ドレン容器の清掃手順のうち、ドレン容器本体から蓋体を外す様子を示す図である。 ドレン容器の清掃手順のうち、ドレン容器本体を水洗いする様子を示す図である。 エアフィルタの清掃手順のうち、エアフィルタを引き抜く様子を示す図である。 エアフィルタの清掃手順のうち、掃除機によりエアフィルタから塵埃を除去する様子を示す図である。 本体箱体の本体収容位置からドレン容器とエアフィルタとが連結して引き出された様子を示す横断面図である。 ドレン容器本体の底部裏面に形成された係合突起の詳細を示す拡大図である。 本発明に係る手乾燥装置の実施の形態2を示す縦断面図である。 本体箱体の本体収納位置からエアフィルタのみ引き出された様子を示す横断面図である。 ドレン容器本体の底部裏面に形成された係合凹部及びその底部上面に形成された係合突起の詳細を示す拡大図である。
符号の説明
1 本体箱体(本体)
1a 収容凹部
1b ガイドレール
2 手挿入部
2a 内壁表面(手前側)
2b 内壁表面(奥側)
3 送風機(高圧空気流発生装置)
4 排水口
5 排水管
7a 第1のノズル
7b 第2のノズル
8a 第1の手検知センサ
8b 第2の手検知センサ
9 吸気ダクト
9a 吸気口
10 ドレン容器
11 ドレン容器本体
11a 指掛け段部
11b 係合突部(係合部、第1の係合部)
12 ドレン容器の蓋体
12a 排水管挿入口
13 係合突起(第2の被係合部)
14 排気口
15a,15b 排気ダクト
20 エアフィルタ
21 フィルタ部
22 取手
22a 係合穴(被係合部、第1の被係合部)
30 ドレン容
31 ドレン容器本体
32 係合凹部(第1の係合部)
100 手乾燥装置

Claims (10)

  1. 本体と、該本体内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、該高圧空気流発生装置に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタと、前記高圧空気流発生装置により発生された高圧空気流を噴出するノズルと、該ノズルから噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部と、前記排水を貯留するドレン容器とを備え、
    前記ドレン容器は、前記本体に抜き差し可能に引き出し状に設けられ、前記エアフィルタは、前記ドレン容器に隣接して前記本体に抜き差し可能に設けられており、
    前記ドレン容器は、前記エアフィルタに設けられた被係合部に係合して前記本体から引き出された際に前記エアフィルタを連結して引き出す係合部を有している
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記エアフィルタが前記本体から引き出される際には、前記係合部は前記被係合部から外れ、前記エアフィルタのみが前記本体から引き出される
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記係合部の前記被係合部に対する引き出し方向の係合力は、
    前記係合部の前記被係合部に対する引き込み方向の係合力よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  4. 前記係合部の前記被係合部に対する引き出し方向の係合力は、
    前記エアフィルタと前記本体との間の摩擦力よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  5. 前記係合部の前記被係合部に対する引き込み方向の係合力は、
    前記ドレン容器と前記本体との間の摩擦力よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
  6. 前記係合部が、前記ドレン容器の底部裏面に突設された係合突部であり、
    前記被係合部が、前記エアフィルタの前部に設けられた取手に開口された係合穴である ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の手乾燥装置。
  7. 前記係合部が、前記ドレン容器の底部裏面に突設された係合突部であり、
    前記被係合部が、前記エアフィルタの前部に設けられた取手に開口された係合穴であり、前記係合部の前記被係合部に対する引き出し方向の係合力、及び引き込み方向の係合力の大きさの差は、前記係合突部の引き出し側の形状と引き込み側の形状とを異なるものとすることにより生成されている
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の手乾燥装置。
  8. 本体と、該本体内に内蔵され高圧空気流を発生する高圧空気流発生装置と、該高圧空気流発生装置に供給する空気を外部から取り込む吸気口を覆うエアフィルタと、前記高圧空気流発生装置により発生された高圧空気流を噴出するノズルと、該ノズルから噴出された高圧空気流により手から吹き飛ばされた水を排水する排水口を有する手挿入部と、前記排水口から排水された水を貯留するドレン容器とを備え、
    前記ドレン容器は、前記本体に抜き差し可能に引き出し状に設けられ、前記エアフィルタは、前記ドレン容器に隣接して前記本体に抜き差し可能に設けられており、
    前記ドレン容器は、前記エアフィルタに設けられた第1の被係合部に係合して前記本体から引き出された際に前記エアフィルタを連結して引き出す第1の係合部と、前記本体に設けられた第2の被係合部に係合して前記本体から前記エアフィルタが引き出された際でも前記本体内に留まる第2の係合部とを有している
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  9. 前記第1の係合部の前記第1被係合部に対する引き込み方向の係合力は、
    前記第2の係合部の前記第2被係合部に対する引き出し方向の係合力よりも小さい
    ことを特徴とする請求項8に記載の手乾燥装置。
  10. 前記第1の係合部の前記第1被係合部に対する引き込み方向の係合力は、
    前記第2の係合部の前記第2被係合部に対する引き出し方向の係合力に前記ドレン容器と前記本体との間の摩擦力を加えた力よりも小さい
    ことを特徴とする請求項8に記載の手乾燥装置。
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