JP5262162B2 - 除湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば衣類乾燥用等として用いられる除湿装置に関するものである。
本体ケース内に除湿手段を設けた除湿装置は、除湿能力が高いことから、衣類の乾燥用として積極的に活用されている。
すなわち、室内空気を前記除湿手段で乾燥空気とし、この乾燥空気を洗濯後の衣類に向けて送風することにより、乾燥の効率化を図ろうとするもので、特に雨振り時や、冬の低温時のように洗濯物が乾きにくい時には、非常に重宝されているものである(なお、これに関連する先行文献としては下記特許文献1がある)。
特開2006−102578号公報
上述のごとく従来の除湿装置は衣類乾燥用などとして極めて評価されているものであるが、近年その除湿能力を高めるために除湿手段として、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有するものが提案されている。
すなわち、除湿装置は、その本体ケース内で結露等により除湿を行うようになっているが、例えば低温時のように結露による除湿動作が効果的に行えない時にでも、湿気を除湿ロータの吸湿部で捕らえ、次にこの除湿ロータを回動させることにより上記吸湿部を放湿部とし、この放湿部から湿度の高い湿気として放出させ、これにより今度は結露による除湿動作が効果的に行えるようにしている。
さて、このように除湿動作として有効な除湿ロータは通気構造となっているが、この除湿ロータの設置方向により除湿効果がバラツクと言うことが明らかになった。すなわち、除湿ロータは通気構造となっているが、このような通気気構造とした場合、表裏面の開口の大きさは必ずバラツキ、開口の大きいほうを通気風上側とするか、通気風下側とするかによって、この除湿ロータへの通気状態に差が発生し、その結果として除湿効果がバラツクのであった。そこで本発明は、除湿効果を高めることを目的とするものである。
この目的を達成するために本発明は、吸気口と送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた除湿手段とを備え、この除湿手段は、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有し、前記除湿ロータは、放出部と吸湿部とを有し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風上側に冷凍サイクルの凝縮器を配置し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風下側に冷凍サイクルの蒸発器を配置し、前記除湿ロータは、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における通気風上面の開口を、通気風下面の開口よりも大きくするとともに、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における前記通気風下面に風下表示をし、これにより、初期の目的を達成するものである。
本発明は、吸気口と送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた除湿手段とを備え、この除湿手段は、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有し、前記除湿ロータは、放出部と吸湿部とを有し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風上側に冷凍サイクルの凝縮器を配置し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風下側に冷凍サイクルの蒸発器を配置し、前記除湿ロータは、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における通気風上面の開口を、通気風下面の開口よりも大きくしているので、この除湿ロータへの通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなるものである。
なお、通気風上側の開口と通気風下側の開口をどちらか一方を大きくし、他方を小さくしたら、通気抵抗は変わらないのではないかとも考えられるが、現実的には通気風上側の開口を大きくしたほうが、通気がこの除湿ロータには入りやすくなり、結論として上述のごとく除湿ロータへの通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなる。
また、通気風下面に風下表示をしたものであるので、この除湿ロータの設置を間違うことは無く、よってこの点からもその除湿効果を高めることができる。
さらに、除湿ロータの放出部での送風方向における除湿ロータの通気風下面に風下表示をした場合、その表示の仕方によっては通気抵抗が高くなる場合もあるが、その時でも除湿ロータの放出部での送風方向における通気風下側であれば、除湿ロータへの通気が阻害される影響は少なく、その結果としても、その除湿効果を高めることができる。さらにまた、除湿ロータの放出部での送風方向における除湿ロータの通気風下側は開口を小さくしているので、表示も行い易くなる。
以下本発明の一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。
図に示すように、縦長箱状の本体ケース1の背面には吸気口2、上面の背面側には送風口3が設けられている。本体ケース1内には、圧縮機(図示せず)と、凝縮器4、蒸発器5を備えた冷凍サイクルと、除湿ロータ6からなる除湿手段が設けられている。すなわち、上記先行文献にも類似する構成が記載されているので、ここでは説明を簡略化するが、本実施形態の除湿動作は以下のようになっている。
先ずモータ7によりファン8を駆動すると、吸気口2から室内空気が本体ケース1内に(矢印A方向のごとく)吸入され、この空気の大部分は凝縮器4で加熱され、相対湿度が低くなった状態で、送風口3から室内に送風されるようになっている。
また、ファン8により本体ケース1内に吸入された空気の一部は、凝縮器4で加熱され、相対湿度が低くなった状態で矢印Bのごとく除湿ロータ6の放出部(図2の放出部6a)を通過し、この時この放出部6aからの放出湿度を伴って次に図2の矢印Cのごとく蒸発器5へと誘導され、この蒸発器5で冷却され、ここで湿気を結露させる。この結露水はドレインパン9を介してタンク10中に溜められる。
また、蒸発器5で結露しなかった湿気は次に図2の矢印D方向に進み、除湿ロータ6の吸湿部(図2の吸湿部6b)で吸湿され、この吸湿部6bは除湿ロータ6の回転(図2の矢印E方向)によりその後上記放出部6aとなり、これにより捕らえた湿気を加熱空気に再放出させ、次に蒸発器5で冷却し、湿気を結露させて除去する。
そしてこのような効果的な除湿動作により、乾燥した空気が生成され、この乾燥空気が上述の送風口3から本体ケース1後方の室内に、上下に回動するルーバ11の偏向を受けながら広範囲に送風されるようになっている。したがって、この送風部分に洗濯物を干しておれば、乾燥が効率的に進むものとなるのである。
本実施形態における特徴点は、除湿ロータ6の構造にある。すなわち、本実施形態の除湿ロータ6は図2、図3のごとく全体形状としては円板状となっている。この円板体は、図3(b)(c)からも理解されるように、円形リング12内に、通気体13を設けたものである。また通気体13は、二枚の帯体14間にジグザグ状に帯体15設けたものを、円形リング12内において、内周から外周に向けて渦巻状に巻くことによって通気構造に構成したものである。
これら帯体14、15は耐熱繊維によって構成されており、その表面には、図3(d)のごとく例えばゼオライトのような吸湿物質16を、例えばシリカ系の接着剤17で接着させた構成としている。この場合、吸湿物質16と接着剤17は液状に混合した状態で、通気体13に塗布され、図3(d)のごとく通気風上側から、通気風下側に向けて、温風ヒータ18で乾燥させることにより構成したものである。このため、接着剤17は、この製造時の乾燥風下側(図2の実使用時の矢印C側)に流れ、この結果として通気体13の開口状態は、図3(b)〜(d)から明らかのごとく、通気風上面の開口が、通気風下面の開口よりも大きくなっているので、この通気体13への通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなる。
なお、通気風上側の開口と通気風下側の開口をどちらか一方を大きくし、他方を小さくしたら、通気抵抗は変わらないのではないかとも考えられるが、現実的には通気風上側の開口を大きくしたほうが、通気がこの通気体13には入りやすくなり、結論として上述のごとく通気体13への通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなる。
また、通気風下面には、図3(a)のごとく「うら」と言う風下表示19をしたものであるので、この通気体13の設置を間違うことは無く、よってこの点からもその除湿効果を高めることができる。
さらに、通気体13の通気風下面に風下表示19をした場合、その表示の仕方によっては通気抵抗が高くなる場合もあるが、その時でも通気風下側であれば、通気体13への通気が阻害される影響は少なく、その結果としても、その除湿効果を高めることができる。なお、本実施形態では、風下表示19は、油性インクの印刷により形成したので、通気抵抗を高める事はない。
また、通気体13の通気風下側は開口を小さくしているので、このような印刷による表示も行い易くなる。さらに、風下表示19は、着脱自在のシールにより形成してもよいが、印刷でもこのようなシールでも風下表示19は、通気体13の通気風下面の一部に設け、できるだけ通気を阻害しないようにすることが好ましい。
本発明に本発明は、吸気口と送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた除湿手段とを備え、除湿手段は、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有し、前記除湿ロータは、通気風上面の開口を、通気風下面の開口よりも大きくするとともに、前記通気風下面に風下表示をしたものであるので、その除湿効果を高めることができる。
すなわち、前記除湿ロータは、通気風上面の開口を、通気風下面の開口よりも大きくしているので、この除湿ロータへの通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなるものである。
なお、通気風上側の開口と通気風下側の開口をどちらか一方を大きくし、他方を小さくしたら、通気抵抗は変わらないのではないかとも考えられるが、現実的には通気風上側の開口を大きくしたほうが、通気がこの除湿ロータには入りやすくなり、結論として上述のごとく除湿ロータへの通気がスムーズとなり、その結果として除湿効果が高くなる。
また、通気風下面に風下表示をしたものであるので、この除湿ロータの設置を間違うことは無く、よってこの点からもその除湿効果を高めることができる。
さらに、除湿ロータの通気風下面に風下表示をした場合、その表示の仕方によっては通気抵抗が高くなる場合もあるが、その時でも通気風下側であれば、除湿ロータへの通気が阻害される影響は少なく、その結果としても、その除湿効果を高めることができる。さらにまた、除湿ロータの通気風下側は開口を小さくしているので、表示も行い易くなる。したがって、各種乾燥希望物の乾燥などに広く活用されるものとなる。
本発明の一実施形態の断面図 同除湿ロータ部分の分解斜視図 同除湿ロータ部分を示す図((a)除湿ロータの斜視図、(b)風下側の拡大正面図、(c)風上側からの拡大正面図、(d)拡大断面図)
符号の説明
1 本体ケース
2 吸気口
3 送風口
4 凝縮器
5 蒸発器
6 除湿ロータ
7 モータ
8 ファン
9 ドレインパン
10 タンク
11 ルーバ
12 円形リング
13 通気体
14 帯体
15 帯体
16 吸湿物質
17 接着剤
19 風下表示

Claims (9)

  1. 吸気口と送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた除湿手段とを備え、この除湿手段は、通気構造の除湿ロータと、この除湿ロータに送風するための送風機とを有し、前記除湿ロータは、放出部と吸湿部とを有し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風上側に冷凍サイクルの凝縮器を配置し、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における風下側に冷凍サイクルの蒸発器を配置し、前記除湿ロータは、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における通気風上面の開口を、通気風下面の開口よりも大きくするとともに、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における前記通気風下面に風下表示をした除湿装置。
  2. 除湿ロータは、通気構造体に、吸湿物質を接着剤で接着させた構成とした請求項1に記載の除湿装置。
  3. 除湿ロータの接着剤乾燥方向は、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における通気風上側から通気風下に向けた方向とした請求項2に記載の除湿装置。
  4. 吸湿物質はゼオライトとした請求項1から3のいずれか一つに記載の除湿装置。
  5. 接着剤はシリカ系接着剤とした請求項4に記載の除湿装置。
  6. 風下表示は、印刷により形成した請求項1〜5のいずれか一つに記載の除湿装置。
  7. 印刷は油性インクにより形成した請求項6に記載の除湿装置。
  8. 風下表示は、着脱自在のシールにより形成した請求項1から5のいずれか一つに記載の除湿装置。
  9. 風下表示は、前記除湿ロータの前記放出部での送風方向における除湿ロータの通気風下面の一部に設けた請求項1から8のいずれか一つに記載の除湿装置。
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