JP5690998B2 - 風向変更装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除湿機などの空調装置の吹出口に使用される風向変更装置に関する。
風向変更装置は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、ルーバーは、送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端から下方に延びた支持部と、この支持部から外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、ルーバー面部は、ルーバー面部が水平方向に位置する状態において垂直方向に撓む構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−189972号公報
上記従来例における課題としては、風向変更装置の移動時の安全性の更なる向上が求められていることである。
すなわち、使用者が本体を運ぶ場合に、通常は、取手部等を持って移動させるものであるが、誤ってルーバーを掴んで本体を持ち上げると、運ぶ途中で本体がルーバーから外れ、本体が落下する場合がある。
そこで、従来は、ルーバー面部には、ルーバー面部が水平方向に位置する状態において垂直方向に撓む構成となっていた。ここで、ルーバーを掴んで本体を持ち上げると、本体の自重によってルーバー面部が垂直方向に撓み、ルーバー面部が水平方向に位置する状態における軸部は、ルーバーの内方へ入り込むので、軸受部から軸部が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバーが本体から外れるものである。
しかし、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部を掴み引き上げると、ルーバー面部は本体の自重によって撓まないものである。つまり、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態における軸部は、ルーバーの内方へ入り込まないので、本体が持ち上がる前にルーバーが本体から外れないものである。
そこで本発明は、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上させることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、前記送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、前記ルーバーは、前記送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端に位置すると共に外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は前記本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、前記ルーバー面部には第1の撓み部を備え、前記ルーバー面部と少なくとも一方の前記軸部との間に第2の撓み部を設け、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第1の撓み部は、垂直方向に撓み、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込み、前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記軸部の上部は水平方向において均等に前記ルーバーの内方へ入り込む構成とし、前記第2の撓み部と前記ルーバー部との間に支持部を設け、前記第2の撓み部は、可撓性材料にて形成すると共に、前記軸部の軸方向に対する垂直面において前記支持部から水平に後方へ延びた平板形状で構成したものであり、これにより初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、前記送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、前記ルーバーは、前記送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端に位置すると共に外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は前記本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、前記ルーバー面部には第1の撓み部を備え、前記ルーバー面部と少なくとも一方の前記軸部との間に第2の撓み部を設け、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第1の撓み部は、垂直方向に撓み、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込み、前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記軸部の上部は水平方向において均等に前記ルーバーの内方へ入り込む構成とし、前記第2の撓み部と前記ルーバー部との間に支持部を設け、前記第2の撓み部は、可撓性材料にて形成すると共に、前記軸部の軸方向に対する垂直面において前記支持部から水平に後方へ延びた平板形状で構成したものであり、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである
すなわち、まず、ルーバー面部が水平方向に位置する状態においては、ルーバー面部を掴み引き上げると本体の自重によって、第1の撓み部は、垂直方向に撓み、第2の撓み部は、軸部の軸方向に撓むものである。これにより、軸部は、ルーバーの内方へ入り込むものである。つまり、第1の撓み部と第2の撓み部との2箇所が撓むので、軸受部から軸部が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバーが本体から外れるものである。
次に、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部が撓む。ここで、第2の撓み部は、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部の第2の支持部から下方向、つまり第2の撓み部は、ルーバー面部を掴んで引き上げる方向と同方向である上下方向に延びているので、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態における第2の軸部の上部は、水平方向において均等にルーバーの内方へ入り込み、第2の軸受部から第2の軸部が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバーが本体ケースから外れるものである。
結果として、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである。
本発明の実施形態1を示す斜視図 同本体の断面概略図 同ルーバー部分を示す概略図 同第1の軸受部を示す概略図 同第2の軸受部を示す概略図 同第2の軸部を示す概略図 本発明の実施形態2を示す斜視図
(実施の形態1)
以下本発明の一実施形態を添付図面を用いて説明する。
図1および2において、1は縦長箱状の本体ケースで、この本体ケース1の背面には吸込口2、上面の背面側には送風口3、上面の前面側には取手部33が設けられている。
また本体ケース1内には、圧縮機(図示せず)と、凝縮器4、蒸発器5を備えた冷凍サイクルと、除湿ロータ6からなる除湿手段が設けられている。
すなわち、上記先行文献にも類似する構成が記載されているので、ここでは説明を簡略化するが、本実施形態の除湿動作は以下のようになっている。先ずモータ7によりファン8を駆動すると、吸込口2から室内空気が本体ケース1内に吸入され、この空気の大部分は凝縮器4で加熱され、相対湿度が低くなった状態で、送風口3から室内に送風されるようになっている。
また、送風手段であるファン8により本体ケース1内に吸入された空気の一部は、加熱され、相対湿度が低くなった状態で除湿ロータ6の放出部を通過し、この時この放出部からの放出湿度を伴って次に蒸発器5へと誘導され、この蒸発器5で冷却され、ここで湿気を結露させる。
この結露水はドレインパン9を介してタンク10中に溜められる。
また、蒸発器5で結露しなかった湿気は除湿ロータ6の吸湿部で吸湿され、この吸湿部は除湿ロータ6の回転によりその後上記放出部となり、これにより捕らえた湿気を加熱空気に再放出させ、次に蒸発器5で冷却し、湿気を結露させて除去する。
そしてこのような除湿動作により、乾燥した空気が生成され、この乾燥空気が上述の送風口3から本体ケース1後方の室内に送風されるようになっている。
したがって、この送風部分に洗濯物を干しておれば、乾燥が効率的に進むものとなるのである。
本実施形態における特徴点は、図3から図5に示すように、送風口3に設けたルーバー11部分にある。本体ケース1は、縦長で左右方向が前後方向より長い箱形状で、上面には、上方に開口する略横長四角形状の送風口3を有し、この送風口3の上方に所定間隔をおいて、送風口3を覆ったルーバー11を備えている。このルーバー11は、送風口3を覆うルーバー面部12と、このルーバー面部12の両端に位置すると共に外方に延びた軸部と、ルーバー面部12と少なくとも一方の軸部との間に第2の撓み部13を備えている。
具体的には、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態において、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態において、ルーバー面部12は、第1の撓み部14を備えた略横長四角平板形状で、ルーバー面部12の一方の短辺側には、ルーバー面部12から下方に延びた平板形状の第1の支持部15と、この第1の支持部15から外方に延びた円柱形状の第1の軸部16を備えている。また、ルーバー面部12の他方の短辺側には、ルーバー面部12から下方に延びた平板形状の第2の支持部17と、この第2の支持部17から本体ケース1における前後水平方向に延びた横長平板形状の第2の撓み部13と、この第2の撓み部13から外方に延びた円柱形状の第2の軸部18を備えている。この第2の軸部18は、第1の軸部16より軸方向の長さが短いものである。
第1の軸部16は、送風口3の一方の短辺側に設けた円柱形状の孔である第1の軸受部19に、第2の軸部18は、送風口3の他方の短辺側に設けた円柱形状の孔である第2の軸受部20に回動自在に装着される。
すなわち、まず、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態においては、ルーバー面部12を掴み引き上げると本体の自重によって、第1の撓み部14は、垂直方向に撓み、第2の撓み部13は、第2の軸部18の軸方向に撓むものである。これにより、第2の軸部18は、ルーバー11の内方へ入り込むものである。つまり、第1の撓み部14と第2の撓み部13との2箇所が撓むので、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れ、本体ケース1が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
次に、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部13が撓み、第2の軸部18は、ルーバー11の内方へ入り込むので、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
結果として、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである。
また、第1の撓み部14は、ルーバー面部12を軸部の軸方向に長い横長形状で、可撓性材料にて形成する構成としたものである。なお、可撓性材料の一例としては、ABS樹脂、ポリプロピレンである。
すなわち、ルーバー面部12を軸部の軸方向に長い横長平板形状で、可撓性材料にて形成するので、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態においては、ルーバー面部12を掴み引き上げると本体の自重によって、第1の撓み部14は、垂直方向に撓み易いものである。なお取手部33は、略コの字形状で、ルーバー面部12と平行に位置するものである。
また、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、第2の撓み部13は、第2の軸部18の軸方向に撓むと共に、第2の軸部18の上部は水平方向において均等にルーバー11の内方へ入り込む構成としたものである。
具体的には、第2の撓み部13とルーバー面部12との間に第2の支持部17を設け、第2の撓み部13は、可撓性材料にて形成すると共に、第2の軸部18の軸方向に対する垂直面において第2の支持部17から水平に後方へ延びた平板形状で構成したものである。
すなわち、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部13が撓む。ここで、第2の撓み部13は、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12の第2の支持部17から下方向、つまり第2の撓み部13は、ルーバー面部12を掴んで引き上げる方向と同方向である上下方向に延びているので、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態における第2の軸部18の上部は、水平方向において均等にルーバー11の内方へ入り込み、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
また、仮に、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、第2の撓み部13が、引き上げる方向とは異なり、水平方向に延びることになると、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態における第2の軸部18の上部は、水平方向において均等にルーバー11の内方へ入り込まないので、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れず、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れない場合が発生するものである。
また、図6に示すように、第2の軸部18には傾斜部21を設け、この傾斜部21は、円柱形状の第2の軸部18の先端に位置し、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側の半円部分が、第2の軸部18の中心から第2の撓み部側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜する構成としたものである。具体的には、円柱形状の第2の軸部18の先端を、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側の半円部分を切り欠くことにより、傾斜部21を設けたものである。
これにより、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態における第2の軸部18の中心から上部には、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜する傾斜部21が位置するので、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部13が撓むと、最初に第2の軸部18は傾斜部21が第2の軸受部20の孔から外れることとなるので、更に、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
また、ルーバー11は、第1の軸部16と、連結部22とを介して回動手段である電動機23によって、往復回動するものでもよい。電動機23は、本体ケース1にねじにより固定されている。連結部22は、第1の連結部25と第2の連結部24とから形成している。第1の連結部25は、電動機23の回転軸に固定された円形の歯車である。第2の連結部24は、扇形状で、円周部分には、第1の連結部25である円形の歯車と噛み合う歯27を備え、中心部分には、第1の軸受部19の孔内に回転自在に装着できると共に、第1の軸部16に被さる筒部28を備えている。そして、この筒部28は、第1の軸部16を回転方向に対しては固定するが、軸方向に対しては着脱自在である。ここで、第2の連結部の材質は、一例としてポリアセタール樹脂がある。つまり、第1の軸部16と、この第1の軸部16と嵌りあう第2の連結部とは、異なる材料で形成している。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における風向変更装置について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1の構成と同様の構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態1と相違する点は、第2の軸部18には傾斜部29を設け、この傾斜部29は、円柱形状の第2の軸部18の先端に位置し、第1の傾斜部30と第2の傾斜部31とから形成した点である。
具体的には、図7に示すように、まず、第1の傾斜部30は、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態において、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側の上部の扇形部分に位置するものである。そして、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜すると共に、第2の軸部18の中心から上部に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜する扇形部分の傾斜面が、第1の傾斜部30となる。次に、第2の傾斜部31は、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態において、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側の下部の扇形部分に位置するものである。そして、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側に向かうにつれてルーバーの内方へ傾斜すると共に、第2の軸部18の中心から下部に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜する扇形部分の傾斜面が、第2の傾斜部31となる。
すなわち、まず、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態において、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側の上部の扇形部分に第1の傾斜部30が位置するので、ルーバー面部12が水平方向に位置する状態においては、ルーバー面部12を掴み引き上げると本体の自重によって、第1の撓み部14は、垂直方向に撓み、第2の撓み部13は、第2の軸部18の軸方向に撓むものである。ここで、第1の傾斜部30によって、第2の軸部18は、第2の軸受部20の孔から更に容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
次に、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜すると共に、第2の軸部18の中心からルーバー面部12側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜する扇形部分の第1の傾斜部30と、第2の軸部18の中心から第2の撓み部13側に向かうにつれてルーバー11の内方へ傾斜すると共に、第2の軸部18の中心からルーバー面部12から離れるにつれてルーバー11の内方へ傾斜する扇形部分の傾斜面が、第2の傾斜部31とが位置する。そして、ルーバー面部12が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部12を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部13が撓むと、最初に第2の軸部18は傾斜部が第2の軸受部20の孔から外れ、更に、第2の軸受部20の孔の周縁部と、第1の傾斜部30と第2の傾斜部31との境目である角部32のみが接触しながら第2の軸部18は第2の軸受部20の孔から外れるので、第2の軸受部20から第2の軸部18が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバー11が本体ケース1から外れるものである。
以上のように本発明は、上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、前記送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、前記ルーバーは、前記送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端に位置すると共に外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は前記本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、前記ルーバー面部には第1の撓み部を備え、前記ルーバー面部と少なくとも一方の前記軸部との間に第2の撓み部を設け、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第1の撓み部は、垂直方向に撓み、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込み、前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記軸部の上部は水平方向において均等に前記ルーバーの内方へ入り込む構成としたものであり、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである。
すなわち、まず、ルーバー面部が水平方向に位置する状態においては、ルーバー面部を掴み引き上げると本体の自重によって、第1の撓み部は、垂直方向に撓み、第2の撓み部は、軸部の軸方向に撓むものである。これにより、軸部は、ルーバーの内方へ入り込むものである。つまり、第1の撓み部と第2の撓み部との2箇所が撓むので、軸受部から軸部が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバーが本体から外れるものである。
次に、ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、ルーバー面部を掴み引き上げると、本体の自重によって第2の撓み部が撓み、軸部は、ルーバーの内方へ入り込むので、軸受部から軸部が容易に外れ、本体が持ち上がる前にルーバーが本体から外れるものである。
結果として、風向変更装置の移動時の安全性を更に向上することが出来るものである。
従って、家庭用や事務所用などの、除湿機などの空調装置の吹出口に使用される風向変更装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 吸込口
3 送風口
4 凝縮器
5 蒸発器
6 除湿ロータ
7 モータ
8 ファン
9 ドレインパン
10 タンク
11 ルーバー
12 ルーバー面部
13 第2の撓み部
14 第1の撓み部
15 第1の支持部
16 第1の軸部
17 第2の支持部
18 第2の軸部
19 第1の軸受部
20 第2の軸受部
21 傾斜部
22 連結部
23 電動機
24 第2の連結部
25 第1の連結部
27 歯
28 筒部
29 傾斜部
30 第1の傾斜部
31 第2の傾斜部
32 角部
33 取手部

Claims (5)

  1. 上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、前記送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、前記ルーバーは、前記送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端に位置すると共に外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は前記本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、前記ルーバー面部には第1の撓み部を備え、前記ルーバー面部と少なくとも一方の前記軸部との間に第2の撓み部を設け、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第1の撓み部は、垂直方向に撓み、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込み、前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込む構成とし、前記第2の撓み部と前記ルーバー部との間に支持部を設け、前記第2の撓み部は、可撓性材料にて形成すると共に、前記軸部の軸方向に対する垂直面において前記支持部から水平に後方へ延びた平板形状で構成した風向変更装置。
  2. 前記第1の撓み部は、前記ルーバー面部を前記軸部の軸方向に長い横長形状で、可撓性材料にて形成する構成とした請求項1に記載の風向変更装置。
  3. 前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記軸部の上部は水平方向において均等に前記ルーバーの内方へ入り込む構成とした請求項1または2に記載の風向変更装置。
  4. 前記軸部には傾斜部を設け、この傾斜部は、円柱形状の前記軸部の先端に位置し、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側の半円部分が、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側に向かうにつれて前記ルーバーの内方へ傾斜する構成とした請求項1からのいずれかに記載の風向変更装置。
  5. 上方に開口する送風口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けた送風手段と、前記送風口の上方を、所定間隔をおいて覆ったルーバーとを備え、前記ルーバーは、前記送風口を覆うルーバー面部と、このルーバー面部の両端に位置すると共に外方に延びた軸部とから形成し、この軸部は前記本体ケースに設けた軸受部に回動自在に装着され、前記ルーバー面部には第1の撓み部を備え、前記ルーバー面部と少なくとも一方の前記軸部との間に第2の撓み部を設け、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第1の撓み部は、垂直方向に撓み、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込み、前記ルーバー面部が垂直方向に位置する状態において、前記ルーバー面部を掴み引き上げると、前記第2の撓み部は、前記軸部の軸方向に撓むと共に、前記軸部は、前記ルーバーの内方へ入り込む構成とし、前記軸部には傾斜部を設け、この傾斜部は、円柱形状の前記軸部の先端に位置し、第1の傾斜部と第2の傾斜部とから形成し、前記第1の傾斜部は、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側の上部の扇形部分に位置し、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側に向かうにつれて前記ルーバーの内方へ傾斜すると共に、前記軸部の中心から上部に向かうにつれて前記ルーバーの内方へ傾斜し、前記第2の傾斜部は、前記ルーバー面部が水平方向に位置する状態において、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側の下部の扇形部分に位置し、前記軸部の中心から前記第2の撓み部側に向かうにつれて前記ルーバーの内方へ傾斜すると共に、前記軸部の中心から下部に向かうにつれて前記ルーバーの内方へ傾斜する構成とした風向変更装置。
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