JP2014169759A - 溶栓式安全弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持体のクリープ変形量を抑え、且つ支持体の外径寸法の増加も抑えことができる溶栓式安全弁を提供する。
【解決手段】 溶栓式安全弁1は、ハウジング11と、弁体12と、ばね部材13と、ヒューズ片14とを備えている。ハウジング11には、弁通路21が形成されている。また、ハウジング11には、弁通路21を閉じる閉位置に弁体12が配置されており、弁体12は、弁通路21を開く開位置に移動可能に構成されている。また、ばね部材13は、弁体12を開方向に押圧し、ヒューズ片14は、ばね部材13の押圧力に抗して弁体12を支持している。ヒューズ片14は、予め定められる溶融温度以上になると溶融するようになっており、凹部51の内面で弁体12と当接している。この凹部51は、弁体12の軸線に対して傾斜するテーパ部分55を有している、
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガスタンクに設けられ、タンク周辺の温度が上昇したときにガスを大気に放出する溶栓式安全弁に関する。
高圧のガスが貯蔵されているタンクは、火災等によりタンクの温度が上昇すると破裂するおそれがあるため、タンクに安全弁が設けられている。安全弁は、タンク周辺の温度が所定の温度になるとガスを大気に放出するようになっており、安全弁としては例えば特許文献1のような安全弁装置が知られている。
特許文献1の安全弁装置では、弁体をヒューズ片が支持し、弁通路を閉じる閉位置に弁体の位置を維持している。ヒューズ片は、所定の溶融温度になると溶融して大気に排出されるようになっている。弁体は、ばね部材によって開位置の方へと付勢されており、ヒューズ片が排出されることで弁体が開位置へと移動する。これにより、弁通路が開いてガスが大気に放出される。
特開2009−275862号公報
特許文献1の図6の安全弁装置におけるヒューズ片は、ヒューズメタルによって構成されている。このヒューズメタルは、圧縮強度が低く、クリープ変形を生じやすい。特に、安全弁装置の周辺温度が溶融温度に近く、弁体が受ける一次圧が大きいと、短い時間でも大きなクリープ変形を生じるため、弁体の位置を閉位置に維持することができなくなる。そうすると、安全弁装置の周辺温度に関係なく弁通路が常時開いた状態となり、安全弁としての役割を果たさなくなる。
このような課題を解決する手段として、例えばヒューズ片である支持体の外径寸法を大きくして支持体に作用する面圧を小さくし、クリープ変形量を抑えることが考えられる。しかし、支持体の外径寸法を大きくすると、安全弁装置全体の外径寸法も大きくなる。また、支持体の外径寸法を大きくすると、支持体の体積が大きくなってヒューズメタルの使用量が多くなる。ヒューズメタルはレアメタルが含まれていることが多く一般的に高価であるので、支持体の外径寸法を大きくすると安全弁の製造コストが高くなる。
そこで本発明は、支持体のクリープ変形量を抑え、且つ支持体の外径寸法の増加も抑えることができる溶栓式安全弁を提供することを目的としている。
本発明の溶栓式安全弁は、弁通路が形成されるハウジングと、前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、前記弁体を前記閉位置から前記開位置に向かう開方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体とを備え、前記支持体は、前記弁体を支持すべく当接面で前記弁体と当接しており、前記支持体の当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有しているものである。
本発明に従えば、当接面が有する傾斜部分によって支持体が受ける弁体からの力を分散させることができ、支持体に作用する面圧を低減することができる。これにより、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
上記発明において、前記支持体は、前記弁体側に凹部を有し、前記弁体は、前記支持体側に前記凹部に嵌まる凸部を有し、前記凹部の内周面は、前記凸部の外周面と当接して前記当接面を構成しており、前記当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有していてもよい。
上記構成に従えば、押圧力のうち当接面に垂直な成分だけが当接面に作用するので、当接面に作用する力を低減することができる。これにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。換言すれば、押圧力を受ける当接面の表面積が増加することにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。
上記発明において、前記弁体は、前記支持体側に凹部を有し、前記支持体は、前記弁体側に前記凹部に嵌まる凸部を有し、前記凸部の外周面は、前記凹部の内周面と当接して前記当接面を構成しており、前記当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有していてもよい。
上記構成に従えば、押圧力のうち当接面に垂直な成分だけが当接面に作用するので、当接面に作用する力を低減することができる。これにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。換言すれば、押圧力を受ける当接面の表面積が増加することにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。
上記発明において、前記凸部及び凹部は、大略円錐台状に形成されていてもよい。
上記構成に従えば、当接面に鋭角なエッジ部が形成されていないので、当接面において応力集中の発生を防ぐことができる。これにより、支持体のクリープ変形量を更に抑えることができる。
上記発明において、前記前記凸部及び凹部は、大略部分球面状に形成されていてもよい。
上記構成に従えば、当接面が滑らかに形成されるので、当接面において応力集中の発生を防ぐことができる。これにより、支持体のクリープ変形量を更に抑えることができる。
上記発明において、前記支持体は、前記ハウジングに当接して支持されている支持面を有しており、前記支持面は、前記弁体の軸線に対して傾斜していてもよい。
上記構成に従えば、弁体の軸線に対して支持面が傾斜しているので、反力のうち支持面に垂直な成分だけを支持面に作用させることができる。これにより、支持面に作用する力を低減することができ、支持面に作用する面圧を低減することができる。換言すれば、押圧力を受ける支持面の表面積が増加することにより、支持面に作用する面圧を低減することができる。それ故、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
また、本発明の溶栓式安全弁は、弁通路が形成されるハウジングと、前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、前記弁体を前記閉位置から前記開位置に向かう開方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体と、前記支持体と前記弁体との間に介在する多孔質部材と、を備え、前記支持体は、前記弁体を支持すべく前記多孔質部材との間に当接面を有し、前記多孔質部材と当接しているものである。
本発明に従えば、多孔質部材の表面には複数の凹凸が形成されているので、当接面には多数の傾斜部分が形成され、当接面に作用する力を分散させることができる。換言すれば、支持体が多孔質部材と当接することによって、当接面の表面積が増加することにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。これにより、支持体に作用する面圧を低減することができ、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
上記発明において、前記多孔質部材は、セラミックス又は焼結部材から成る多孔質体、若しくは金網成形品であってもよい。
上記構成に従えば、その表面に適度な複数の凹凸が形成される多孔質部材であるため、支持体に作用する面圧を低減することができ、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
また、本発明の溶栓式安全弁は、弁通路が形成されるハウジングと、前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、前記弁体を前記閉位置から前記開位置へと押圧する押圧部材と、前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体とを備え、前記支持体は、前記ハウジングに当接して支持されている支持面を有しており、前記支持面は、前記開方向に対して傾斜しているものである。
本発明に従えば、弁体の軸線に対して支持面が傾斜しているので、反力のうち支持面に垂直な成分だけを支持面に作用させることができる。これにより、支持面に作用する力を低減することができ、支持面に作用する面圧を低減することができる。換言すれば、押圧力を受ける支持面の表面積が増加することにより、支持面に作用する面圧を低減することができる。それ故、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
本発明によれば、支持体の外径寸法の増加も抑えつつ、支持体のクリープ変形量を抑えることができる。
第1実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。 図1の溶栓式安全弁のヒューズ片付近を拡大して示す拡大断面図である。 第2実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。 第3実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。 第4実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。 第5実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。 第6実施形態の溶栓式安全弁を示す断面図である。
以下、本発明に係る第1乃至第6実施形態の溶栓式安全1,1A〜1Eについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明する溶栓式安全弁1,1A〜1Eは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。即ち、各実施形態の1つ1つの構成を削除したり組み合わせたりして別の実施形態を形成してもよい。
[第1実施形態]
ガスタンクには、溶栓式安全弁1が設けられている。溶栓式安全弁1は、火災時のように圧力装置の周辺温度が上昇して所定温度になるとタンク内のガスを大気に放出するようになっている。以下では、タンクに設けられている溶栓式安全弁1について詳細に説明する。
溶栓式安全弁1は、ハウジング11と、弁体12と、ばね部材13と、ヒューズ片14とを備えている。ハウジング11には、弁通路21と、弁空間22と、排出通路23と、大気連通路24とが形成されている。弁通路21は、タンク内に繋がっており、弁通路21にタンク内のガスが導かれるようになっている。弁通路21は、弁空間22に繋がっており、弁空間22は、弁通路21より大径に形成されている。また、弁空間22は、排出通路23及び大気連通路24に繋がっており、排出通路23及び大気連通路24は大気に開放されている。このように構成されているハウジング11において、弁通路21、弁空間22及び排出通路23は、弁体の軸線L1に沿って延在し、大気連通路24は、軸線L1に交差する(本実施形態では直交する)方向に延在している。そして、ハウジング11の弁空間22には、弁体12が配置されている。
弁体12は、弁通路21を塞ぐ閉位置に配置されており、この閉位置から軸線L1に沿って移動させることで弁通路21を開く開位置に達するようになっている。このように構成されている弁体12は、弁体12の先端側に形成されているロッド25と、弁体12の基端側に形成されているピストン26とを有している。ロッド25は、大略棒状になっており、その先端側部分は、弁体12の位置が閉位置にあるときに弁通路21に挿通されている。ロッド25の先端側部分の外周面には、環状の第1シール27が嵌装されており、第1シール27は、弁通路21を規定する内周面28とロッド25との間を周方向全周にわたって封止している。これにより、弁通路21が塞がれている。また、第1シール27は、弁体12を開位置まで移動させることで弁通路21から抜けるようになっており、第1シール27が弁通路21から抜けることで弁通路21が開いて弁空間22と繋がるようになっている。このように構成されているロッド25の基端部には、ピストン26が一体的に設けられている。
ピストン26は、大略円板状になっており、ピストン26の外径はロッド25の外径より大径になっている。ピストン26の下端部は、ハウジング11の底面11aに対向しており、ピストン26の下端部にはロッド25が一体的に設けられている。また、ピストン26の上端部は、ハウジング11の天井面11bに対向しており、凸部41を形成している。凸部41は、ハウジング11の天井面11bに向かって(即ち、開位置に向かって)突出する大略円錐台状になっており、軸線L1に沿って形成されている。また、ピストン26の外周面には、環状の第2シール29が嵌装されている。第2シール29は、弁空間22を規定する内周面30とピストン26との間を周方向全周にわたって封止し、弁空間22を第1領域22aと第2領域22bとに分けている。ここで第1領域22aは、弁通路21と大気連通路24とに繋がる領域であり、第2領域22bは、排出通路23に繋がる領域である。
このように構成される弁体12は、内周面30とピストン26との間の封止状態を維持しながら弁空間22内を軸線L1に沿って閉位置から開位置へ移動し、弁体12が開位置に移動することで弁通路21が開くようになっている。そして弁体12を開位置に移動させるべく、弁空間22の第1領域22aにはばね部材13が設けられている。
押圧部材であるばね部材13は、いわゆる圧縮コイルばねであり、ピストン26の下端部とハウジング11の底面11aとの間に介在している。ばね部材13は、軸線L1に沿って閉位置から開位置の方に向かう開方向にピストン26を付勢(押圧)しており、弁体12は、このばね部材13の付勢力によって開位置に移動するようになっている。また、この付勢力に抗して弁体12を支持して弁体12の位置を閉位置に維持すべく、弁空間22の第2領域22bには、ヒューズ片14が設けられている。
支持体であるヒューズ片14は、大略円板状に形成されており、ハウジング11の天井面11bと弁体12の凸部41との間に介在している。ヒューズ片14の下端部は凸部41に対向しており、その下端部に凹部51が形成されている。凹部51は、凸部41の形状に対応させて大略円錐台状に形成されている。即ち、凹部51は、天井面11bに向かって(即ち、開位置に向かって)凹んだ大略円錐台状になっており、軸線L1に沿って形成されている。このような形状を有する凹部51には、その内面に凸部41の外面を当接させて凸部41が嵌っている。つまり、ヒューズ片14の凹部51は弁体12側に形成されており、弁体12の凸部41はヒューズ片14側に形成されている。
ヒューズ片14は、その下端部の外周縁52をピストン26の上端部の外周縁42に対向させており、これら2つの外周縁52、42は、平坦に形成され且つ軸線L1に平行な方向に離して配置されている。これにより、凸部41の外面を凹部51に内面に密着させるように凸部41を凹部51に嵌め込むことができ、凸部41と凹部51とが当接する当接面積を大きく確保することができる。なお、外周縁52,42同士は必ずしも離れている必要はなく、外周縁52,42同士が当接していてもよい。その場合、後述するヒューズ片14の天井53と凸部41の先端43との間に隙間を空けることで、凸部41の外面を凹部51に内面に密着させるように凸部41を凹部51に嵌め込むことができる。
また、ヒューズ片14の上端部は、ハウジング11の天井面11bに対向しており、その上端部が凸部54を形成している。この凸部54は、天井面11bに向かって突出する大略円錐台状になっており、軸線L1に沿って形成されている。天井面11bも凸部54の形状に合せて大略円錐台状になっており、凸部54の外面が天井面11bに当接して嵌まっている。つまり、ヒューズ片14の凸部54はハウジング11側に形成されている。
このように構成されているヒューズ片14は、低融点合金から成り、予め定められる溶融温度で溶融するようになっている。天井面11bには、排出通路23の開口23aが形成されており、開口23aには多孔質部材32が配置されている。溶融したヒューズ片14は、この多孔質部材32を通って排出通路23に導かれ、更に排出通路23を介して大気に排出される。これにより、第2領域22bが空き、弁体12の位置を閉位置に維持することができなくなる。そうすると、ばね部材13によって付勢された弁体12が開位置へと移動する。これにより、弁通路21が開いて第1領域22aと繋がり、タンク内のガスが弁通路21を介して第1領域22aに導かれ、更に大気連通路24を介して大気に放出される。
このような機能を有する溶栓式安全弁1では、弁体12がばね部材13によって付勢されているため、その付勢力が弁体12を介してヒューズ片14に与えられる。つまり、ばね部材13が弁体12を介してヒューズ片14を押圧している。また、弁通路21に導かれたタンク内のガスが第1シール27によって封止されているため、タンク内のガス圧力に応じた荷重も弁体12を介してヒューズ片14を押圧している。従来技術の安全弁では、当接面であるヒューズ片の下端面が軸線L1に対して垂直であるので、弁体12に作用する付勢力の殆ど全てを押圧力としてヒューズ片が受けている。これに対して、溶栓式安全弁1では、ヒューズ片14の内面のテーパ部分55(当接面)が軸線L1に対して(即ち、開方向に対して)角度θ(例えば、θ=30度〜60度)を成しているため、ヒューズ片14の内面のテーパ部分55が受ける力が付勢力Fの分力Fsinθとなる。それ故、ヒューズ片14に作用する面圧を従来技術のものより低減することができる。換言すれば、ヒューズ片14の当接面にテーパ加工部55が形成されているため、付勢力Fを受ける受圧面が増加し、ヒューズ片14に作用する面圧を低減することができる。これにより、ヒューズ片14のクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。また、ヒューズ片14の外径寸法の増加を抑えることでヒューズ片14の体積を小さくすることができるため、ヒューズ片14の使用量を抑えることができ、安価な溶栓式安全弁1を製造することができる。
また、ヒューズ片14の凹部51及び弁体12の凸部41を円錐台状に形成することで、凹部51の天井53及び凸部41の先端43に平面が形成される。これにより、凹部51及び凸部41を円錐状に形成したときに生じる応力集中を防ぐことができ、この応力集中によるヒューズ片14の変形を抑制することができる。
また、溶栓式安全弁1では、凸部54は、天井面11bに当接して嵌まり込んでおり、閉弁状態において天井面11bに支持されている。天井面11bは、弁体12に作用する付勢力に抗して凸部54を支持すべく、凸部54に軸線方向の反力を与える。この天井面11bは、ヒューズ片14の凸部54と共に大略円錐台状に形成されており、凸部54の外面のテーパ部分56(支持面)が軸線L1対して角度θ(例えば、θ=30度〜60度であり、本実施形態ではθ=θ)を成している。そのため、凸部54の外面のテーパ部分56が受ける力は、反力Fの分力Fsinθとなる。それ故、従来技術のように反力の殆どがヒューズ片に作用する安全弁に比べてヒューズ片14に作用する面圧を低減することができる。換言すれば、ヒューズ片14の支持面にテーパ部分56が形成されているため、反力Fを受ける受圧面が増加し、ヒューズ片14に作用する面圧を低減することができる。これにより、ヒューズ片14のクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。また、ヒューズ片14の外径寸法の増加を抑えることでヒューズ片14の体積を小さくすることができるため、ヒューズ片14の使用量を抑えることができる。これにより、安価な溶栓式安全弁1を製造することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の溶栓式安全弁1Aは、第1実施形態の溶栓式安全弁1と構成が類似している。以下では、第2実施形態の溶栓式安全弁1Aの構成については、第1実施形態の溶栓式安全弁1の構成と異なる点について主に説明し、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する場合がある。以下に説明する第3乃至第6実施形態の溶栓式安全弁1B〜1E及びその他の実施形態の溶栓式安全弁1Fについても同様である。
図3に示すように、溶栓式安全弁1Aでは、ヒューズ片14Aの上端面14aが軸線L1に対して垂直な平面になっている。また、多孔質部材32は、その外径がヒューズ片14Aの外径と略一致しており、ヒューズ片14Aの上端面14a(支持面)の全面を覆うようになっている。そのため、ヒューズ片14Aの上端面14aとハウジング11Aの天井面11bとの間に多孔質部材32が介在し、ヒューズ片14Aが多孔質部材32を介してハウジング11の天井面11bと当接して支持されている。多孔質部材32は、例えば、セラミックス又は焼結部材から成る多孔質体、若しくは金網成形品である。このようにヒューズ片14Aを支持する多孔質部材32は、多数の孔が形成された大略円板状の部材であり、多孔質部材32の下面が凸凹になっている。そのため、ヒューズ片14Aの上端面14aには多数の傾斜部分が形成され、天井面11bからヒューズ片14Aに作用する反力を分散させることができる。これにより、ヒューズ片14Aに作用する面圧を低減することができ、ヒューズ片14Aのクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。
溶栓式安全弁1Aは、その他、第1実施形態の溶栓式安全弁1と同様の作用効果を奏する。
[第3実施形態]
図4に示すように、第3実施形態の溶栓式安全弁1Bでは、弁体12Bのピストン26Bの上端部に凹部41Bが形成されている。凹部41Bは、ハウジング11の底面11aに向かって(閉位置に向かって)凹んだ大略円錐台状になっており、軸線L1に沿って形成されている。また、ヒューズ片14Bの下端部が凸部51Bを形成している。凸部51Bは、ピストン26Bの凹部41Bの形状に対応させて大略円錐台状に形成されている。即ち、凸部51Bは、ハウジング11の底面11aに向かって(閉位置に向かって)突出する大略円錐台状になっており、軸線L1に沿って形成されている。このような形状を有する凸部51Bは、その外面をピストン26Bの凹部41Bの内面に当接させて凹部41Bに嵌っている。つまり、ヒューズ片14の凸部51Bは弁体12側に形成されており、弁体12の凹部41Bはヒューズ片14側に形成されている。
このように構成されている溶栓式安全弁1Bでは、凸部51Bの外面のテーパ部分55B(当接面)が軸線L1に対して角度θ(例えば、θ=30度〜60度)を成しているので、ヒューズ片14Bの内面のテーパ部分55Bが受ける力は、付勢力Fの分力Fsinθとなる。それ故、ヒューズ片14Bに作用する面圧を従来技術のものより低減することができる。換言すれば、ヒューズ片14の当接面にテーパ部分55Bが形成されているため、付勢力Fを受ける受圧面が増加し、ヒューズ片14に作用する面圧を低減することができる。これにより、ヒューズ片14Bのクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。
溶栓式安全弁1Bは、その他、第1実施形態の溶栓式安全弁1と同様の作用効果を奏する。
[第4実施形態]
図5に示すように、第4実施形態の溶栓式安全弁1Cでは、弁体12Cのピストン26Cの上端部が凸部41Cを形成している。凸部41Cは、ハウジング11の天井面11bに向かって(開位置に向かって)突出する大略部分球面状になっており、軸線L1に沿って形成されている。また、ヒューズ片14Cの下端部には、凹部51Cが形成されており、凹部51Cは、ピストン26Cの凸部41Cの形状に対応させて大略部分球面状に形成されている。即ち、凹部51Cは、ハウジング11の天井面11bに向かって(開位置に向かって)凹んだ大略部分球面状になっており、軸線L1に沿って形成されている。このような形状を有する凹部51Cには、ピストン26Cの凸部41Cが嵌まっており、ピストン26Cの凸部41Cの外面は凹部51Cの内面51a(当接面)に当接している。つまり、ヒューズ片14の凹部51Cは弁体12側に形成されており、弁体12の凸部41Cはヒューズ片14側に形成されている。
このように構成されている溶栓式安全弁1Cでは、凹部51Cの内面51aが部分球面状に形成されている。これは、押圧力が作用する開方向に対する凹部51Cの内面の傾斜角が連続的に変化するものである。それ故、このような部分球面状に形成された凹部51Cであっても押圧力を分散させることができる。これにより、ヒューズ片14Cに作用する面圧を従来技術のものより低減することができ、ヒューズ片14Cのクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。
溶栓式安全弁1Cは、その他、第1実施形態の溶栓式安全弁1と同様の作用効果を奏する。
[第5実施形態について]
図6に示すように、第5実施形態の溶栓式安全弁1Dでは、ヒューズ片14Dの下端面14b及び弁体12Dの上端面26a(即ち、ピストン26Dの上端面26a)が略平坦に形成されており、それらの間に多孔質部材32が介在している。多孔質部材32Dは、大略円板状の部材であり、その外径は弁体12D及びヒューズ片14Dの外径と略一致している。そのため、ヒューズ片14Dの下端面14b(当接面)は、多孔質部材32を介して弁体12Dと当接して弁体12Dを支持している。多孔質部材32Dは、多数の孔を有しており、その上下の両端面が凸凹になっている。多孔質部材32Dは、例えば、セラミックス又は焼結部材から成る多孔質体、若しくは金網成形品である。そのため、ヒューズ片14Dの下端面14bには多数の傾斜部分が形成され、ヒューズ片14Dの下端面に作用する力が多孔質部材32Dで分散される。換言すれば、支持体が多孔質部材32と当接することによって、当接面の表面積が増加することにより、当接面に作用する面圧を低減することができる。これにより、ヒューズ片14Dに作用する面圧を低減することができ、ヒューズ片14Dのクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。
溶栓式安全弁1Dは、その他、第1実施形態の溶栓式安全弁1と同様の作用効果を奏する。
[第6実施形態]
図7に示すように、第6実施形態の溶栓式安全弁1Eでは、弁体12Eのピストン26Eの上端面が断面ジグザグ状になっている。また、ヒューズ片14Eの下端部には、ピストン26Eの上端面に対応させて断面ジグザグ状に形成されており、ヒューズ片14Eの下端面14c(当接面)にピストン26Eの上端面26bが係合して当接している。そのため、ピストン26Eからヒューズ片14Aに作用する反力を分散させることができ、ヒューズ片14Eに作用する面圧を低減することができる。これにより、ヒューズ片14Eのクリープ変形量及び外径寸法の増加を抑えることができる。
溶栓式安全弁1Eは、その他、第1実施形態の溶栓式安全弁1と同様の作用効果を奏する。
[その他の実施形態]
第1乃至第第6実施形態の溶栓式安全弁1,1A〜1Eでは、ヒューズ片14,14A〜14Eが中実の円板形状になっているが、環状の円板形状であってもよい。
また、第1乃至第6実施形態の溶栓式安全弁1,1A〜1Eでは、ヒューズ片14,14A〜14Eと弁体12,12A〜12Eとの当接面が大略円錐台状、部分球面状又は断面ジグザグ状に形成されているが、必ずしもこのような形状に限定されない。例えば、波形状であってもよく、前記当接面が軸線L1(即ち、開方向)に傾斜する傾斜部分を有していればよい。また、第1乃至第6実施形態の溶栓式安全弁1,1A〜1Eでは、ヒューズ片14,14A〜14Eの上下両端面に傾斜部分を有していたが、上端面及び下端面のいずれか一方だけに傾斜部分を有していればよい。即ち、支持面又は当接面のいずれか一方だけに傾斜部分を有していればよい。
1,1A〜1E 溶栓式安全弁
11,11A ハウジング
12,12B〜12E 弁体
13 ばね部材
14,14A〜14Eヒューズ片
14a 上端面
14b,14c 下端面
21 弁通路
26a 上端面
26b 上端面
32 多孔質部材
41,41C 凸部
41B 凹部
51,51C 凹部
51B 凸部
54 凸部
55,55B テーパ部分
56 テーパ部分

Claims (9)

  1. 弁通路が形成されるハウジングと、
    前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、
    前記弁体を前記閉位置から前記開位置に向かう開方向に押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体とを備え、
    前記支持体は、前記弁体を支持すべく当接面で前記弁体と当接しており、
    前記支持体の当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有している、溶栓式安全弁。
  2. 前記支持体は、前記弁体側に凹部を有し、
    前記弁体は、前記支持体側に前記凹部に嵌まる凸部を有し、
    前記凹部の内周面は、前記凸部の外周面と当接して前記当接面を構成しており、
    前記当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有している、請求項1に記載の溶栓式安全弁。
  3. 前記弁体は、前記支持体側に凹部を有し、
    前記支持体は、前記弁体側に前記凹部に嵌まる凸部を有し、
    前記凸部の外周面は、前記凹部の内周面と当接して前記当接面を構成しており、
    前記当接面は、前記弁体の軸線に対して傾斜する傾斜部分を有している、請求項1に記載の溶栓式安全弁。
  4. 前記凸部及び凹部は、大略円錐台状に形成されている、請求項2又は3に記載の溶栓式安全弁。
  5. 前記前記凸部及び凹部は、大略部分球面状に形成されている、請求項2又は3に記載の溶栓式安全弁。
  6. 前記支持体は、前記ハウジングに当接して支持されている支持面を有しており、
    前記支持面は、前記弁体の軸線に対して傾斜している、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の溶栓式安全弁。
  7. 弁通路が形成されるハウジングと、
    前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、
    前記弁体を前記閉位置から前記開位置に向かう開方向に押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体と、
    前記支持体と前記弁体との間に介在する多孔質部材とを備え、
    前記支持体は、前記弁体を支持すべく前記多孔質部材との間に当接面を有し、前記多孔質部材と当接している、溶栓式安全弁。
  8. 前記多孔質部材は、セラミックス又は焼結部材から成る多孔質体、若しくは金網成形品であることを特徴とする請求項7に記載の溶栓式安全弁。
  9. 弁通路が形成されるハウジングと、
    前記ハウジング内において前記弁通路を閉じる閉位置に配置され、前記弁通路を開く開位置に移動可能な弁体と、
    前記弁体を前記閉位置から前記開位置へと押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材の押圧力に抗して前記弁体を支持し、予め定められる溶融温度以上になると溶融する支持体とを備え、
    前記支持体は、前記ハウジングに当接して支持されている支持面を有しており、
    前記支持面は、前記開方向に対して傾斜している、溶栓式安全弁。
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