JP2014169051A - 被搭載物の搭載装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搭載装置10は、被搭載物24が搭載される主板体34と、主板体34の一端と車体との間に設けられる車体側板体36と、主板体34の他端と接地面との間に設けられる接地側板体38と、を有し、接地側板体38が接地した状態で主板体34が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープ22と、主板体34を駆動するスロープ駆動機構と、スロープ22の状態を表示するインジケータ81、83と、スロープ22の状態に基づいて、インジケータ81、83の表示状態を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
なお、接地の判定手法は前記したものに限定されず、例えば、接地側板体38の車両後方側端部の下方に配置されたリミットスイッチによって構成される接地検知手段による検知結果を用いるものであってもよい。リミットスイッチに設けられた検知素子が接地面20と接触することで接地状態が検知される。なお、接地検知手段は、リミットスイッチに限定されるものではなく、例えば、反射型の光センサ等の非接触型のセンサを用いるとよい。
例えば、制御部100は、接地状態において、第3スロープ角度検出手段103の検出結果が180度であれば、スロープ22が低位置PL(図8参照)であると認識し、第2スロープ角度検出手段102の検出結果が180度であれば、スロープ22が高位置PH(図8参照)であると認識する。制御部100には、スロープ22の各位置PL、PH、P1、P2における第2回動軸40b及び第3回動軸40cの角度が予め記憶されており、制御部100は、予め記憶された値を用いてスロープ駆動手段(スロープ駆動機構42)の駆動状態を認識することができる。
接地側板体38の上面には、例えば、介護者(操作者)等によって把持される左右一対の把持部46が設けられる。各把持部46は、図9に示されるように、接地側板体38の矩形状開口部48から挿通して中空部50内に収納されるケーシング52を有する。ケーシング52は、接地側板体38の上面に沿って突出する係合突起部54と、接地側板体38の上面から下面に向かって緩やかに湾曲する湾曲面を有する湾曲部56と、係合突起部54と湾曲部56とを連結する縦壁58とを有する。
インジケータ81,82は、主板体34の車体側板体36側端部に設けられており、インジケータ81は主板体34の幅方向一端(左端)に設けられ、インジケータ82は主板体34の幅方向他端(右端)に設けられている。
インジケータ83,84は、主板体34の接地側板体38側端部に設けられており、インジケータ83は主板体34の幅方向一端(左端)に設けられ、インジケータ84は主板体34の幅方向他端(右端)に設けられている。
(低位置)
乗車スタート時において、スロープ22は、低位置PLとなる。本実施形態では、低位置PLにおいて、主板体34の高さHLは最も低く、第3回動軸40cの前後方向における勾配変化はゼロである。
(高位置)
降車スタート時において、スロープ22は、高位置PHとなる。本実施形態では、高位置PHにおいて、主板体34の高さHHは最も高く、第2回動軸40bの前後方向における勾配変化はゼロである。
先ず、図1に示されるように、車室内に収納されたスロープ22を車外に移動させ、主板体34を上下方向で低位置PLとなるように車体と接地面20との間でスロープ22を掛け渡す。この低位置PLでは、主板体34の車体前後方向の軸線と接地側板体38の車体前後方向の軸線とが同一直線上に設定されると共に、車体側板体36の車体前後方向の軸線が、主板体34側(車両後方側)への下り勾配で所定角度だけ傾斜した状態に設定される。ここで、スロープ22の収納状態〜立設固定状態において、第2回動軸40bの切換機構44のクラッチ68は、ON状態に設定されており、第2回動軸40bは、θ2=180度に設定されており、第3回動軸40bの切換機構44のクラッチ68は、OFF状態に設定されている。例えば、制御部100は、第1スロープ角度検出手段101の検出結果に基づいて、スロープ22が立設固定状態よりも車外側へ引き出されている場合に第2回動軸40bを回動させるとともに、さらに各スロープ角度検出手段101〜103の検出結果に基づいて、スロープ22が接地面20に接地した場合に第3回動軸40bのクラッチ68をON状態に設定するとともに第3回動軸40cを回動させることによって、スロープ22を低位置PLに設定することができる。スロープ22が低位置PLに設定された後の乗車動作及び降車動作中、第2回動軸40b及び第3回動軸40cにおける切換機構44のクラッチ68は、常にON状態である。かかる状態において、制御部100は、第1〜第3スロープ角度検出手段101〜103の検出結果(第1スロープ角度検出手段101の検出結果のみでも可)に基づいて、スロープ22が接地しているか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1でYesの場合には、制御部100は、インジケータ81〜84を点滅させる(ステップS2)。
ステップS3でNoの場合には、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて、電動ウインチ30の引出長が第2所定長以下であるか否かを判定する(ステップS4)。
また、搭載装置10は、制御部100がスロープ22の主板体34の昇降の許可及び禁止を判断し、かかる判断結果に基づいてインジケータ81〜84の表示状態を切り替えることによって、主板体34の昇降の可否を利用者に知らせることができる。
また、搭載装置10は、制御部100がスロープ駆動機構42の駆動状態に基づいてインジケータ81〜84の表示状態を切り替えることによって、主板体34が昇降中であるか否かを利用者に知らせることができる。
また、搭載装置10は、制御部100が接地側板体38の接地の有無に基づいてインジケータ81〜84の表示状態を切り替えることによって、車椅子34の乗車又は降車が開始可能であるか否かを利用者に知らせることができる。
また、搭載装置10は、制御部100が電動ウインチ30の駆動の許可及び禁止を判断し、かかる判断結果に基づいてインジケータ81〜84の表示状態を切り替えることによって、車椅子34の乗車方向又は降車方向への移動の可否を利用者に知らせることができる。
また、搭載装置10は、制御部100が電動ウインチ30の駆動状態に基づいてインジケータ81〜84の表示状態を切り替えることによって、車椅子34が乗車方向又は降車方向へ移動中であるか否かを利用者に知らせることができる。
また、搭載装置10は、インジケータ81〜84が主板体34の車体側板体36側端部及び接地側板体38側端部にそれぞれ設けられているので、スロープ22の屈曲部位を利用者に知らせることができ、スロープ22の利便性を高めることができる。
また、搭載装置10は、インジケータ81〜84が主板体34の幅方向端部にそれぞれ設けられているので、スロープ22の幅を利用者に知らせることができ、スロープ22の利便性を高めることができる。
また、搭載装置10は、スロープ駆動機構42及び電動ウインチ30のモータ33の一方が駆動しているときに他方の駆動を禁止することによって、スロープ22及び電動ウインチ30が同時に作動することを防ぎ、例えば車椅子26上の被介護者24へ与える違和感を抑制することができる。
また、搭載装置10は、主板体34、車体側板体36及び接地側板体38のそれぞれに設けられた荷重センサをさらに備え、制御部100が、ステップS16、S46において、ウインチの引出長に代えて荷重センサの検出結果に基づいて、被搭載物が主板体34のみに搭載されているか否かを判断する構成であってもよい。
また、インジケータ81〜84が複数の色で点灯又は点滅可能に構成されている場合には、制御部100は、電動ウインチ30の駆動時とスロープ22の駆動時とでインジケータ81〜84の点灯色を変える構成であってもよく、リモコン操作によって次に駆動するのが電動ウインチ30なのかスロープ22なのかによってインジケータ81〜84の点滅色、点滅パターン等を変える構成であってもよい。
また、主板体34の幅方向両端部のそれぞれに3個以上のインジケータが設けられており、制御部100は、一方に3個以上のインジケータの発光タイミングによって被搭載物の移動方向を提示するようにこれらのインジケータを制御する構成であってもよい。
また、図10、11のフローにおいて、ステップS2,ステップS7を省略する構成であってもよい。
16 車両
20 接地面
22 スロープ
26 車椅子(被搭載物)
34 主板体
36 車体側板体
38 接地側板体
40a〜40c 回動軸
42 スロープ駆動機構(スロープ駆動手段)
44 切換機構(スロープ駆動手段)
81〜84 インジケータ
Claims (9)
- 被搭載物が搭載される主板体と、前記主板体の一端と車体との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる車体側板体と、前記主板体の他端と接地面との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる接地側板体と、を有し、前記接地側板体が接地した状態で前記主板体が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープと、
前記主板体を駆動するスロープ駆動手段と、
前記スロープの状態を表示するインジケータと、
前記スロープの状態に基づいて、前記インジケータの表示状態を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする被搭載物の搭載装置。 - 前記制御手段は、前記主板体の昇降の許可及び禁止を判断し、判断結果に基づいて前記インジケータの表示状態を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の被搭載物の搭載装置。 - 前記制御手段は、前記スロープ駆動手段の駆動状態に基づいて、前記インジケータの表示状態を制御する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被搭載物の搭載装置。 - 前記制御手段は、前記接地側板体の接地の有無に基づいて、前記インジケータの表示状態を制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の被搭載物の搭載装置。 - 被搭載物が搭載される主板体と、前記主板体の一端と車体との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる車体側板体と、前記主板体の他端と接地面との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる接地側板体と、を有し、前記接地側板体が接地した状態で前記主板体が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープと、
前記主板体を駆動するスロープ駆動手段と、
前記スロープに沿って前記被搭載物を牽引可能なウインチと、
前記ウインチの状態を表示するインジケータと、
前記ウインチの状態に基づいて、前記インジケータの表示状態を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする被搭載物の搭載装置。 - 前記制御手段は、前記ウインチの駆動の許可及び禁止を判断し、判断結果に基づいて前記インジケータの表示状態を制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の被搭載物の搭載装置。 - 前記制御手段は、前記ウインチの駆動状態に基づいて、前記インジケータの表示状態を制御する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の被搭載物の搭載装置。 - 被搭載物が搭載される主板体と、前記主板体の一端と車体との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる車体側板体と、前記主板体の他端と接地面との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる接地側板体と、を有し、前記接地側板体が接地した状態で前記主板体が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープと、
前記主板体の車体側板体側端部及び接地側板体側端部に設けられたインジケータと、
を備えることを特徴とする被搭載物の搭載装置。 - 前記インジケータは、前記主板体の幅方向両端部に設けられている
ことを特徴とする請求項8に記載の被搭載物の搭載装置。
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