JP2011035953A - 車両用充電装置及び車両用充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】給電装置の給電器を適切な時期に取り外すことができる車両用充電装置の提供。
【解決手段】バッテリ15及び機関とともに車両13に搭載され、駐車場に配置されている給電装置20の給電器23を介して電力の供給を受けることで、バッテリ15を充電する車両用充電装置100であって、車両13に装着された給電器23から供給された電力をバッテリ15に供給する受電器70と、駐車場に配置された給電器23を受電器70と相対するように車両13に装着及び取り外し可能な脱着装置60、脱着装置60による給電器23の脱着を制御する脱着制御部61と、車両13が停車状態にあるか否かを判定する停車判定部41と、を備える。この脱着制御部61は、給電器23が車両13に装着された状態において、停車状態にないと判定されたことに基づいて、脱着装置60によって給電器23を車両13から取り外させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

駐車場に配置された給電装置から電力の供給を受け、当該車両に搭載された蓄電池を充電する技術に関する。
従来、駐車場に配置された給電装置が有する給電器から車両に搭載した受電器に電力を供給し、当該電力によって車両に搭載されたバッテリを充電する構成が知られている。このような構成の一種として、例えば特許文献1には、駐車場の地下に埋設された給電のための一次側コイルと、車両に搭載された受電のための二次側コイルとを備える自動車の自動充電システムが開示されている。この自動充電システムでは、車両が駐車場の所定の位置に停車すると、埋設された一次側コイルは、当該コイル周囲の磁界を周期的に変動させることで二次側コイルに電磁誘導による誘導電流を誘起し、離間した当該二次側コイルへの電力の供給を行う。
また、特許文献2には、所定の空間領域内で電気的に可動な給電のための1次素子と、車両側に搭載された受電のための2次素子とを備える充電装置が開示されている。この充電装置では、車両が駐車場等の所定の位置に停車すると、可動な1次素子は、当該車両側の2次素子に接近及び相対し、特許文献1と同様の電磁誘導によって、無接触で当該2次素子に電力の供給を行う。
さらに、特許文献3に開示の構成では、駐車場に設けられた自動充電装置は、車両に搭載された受電のための充電ソケットを検索する充電アームを備えている。この自動充電装置では、車両が駐車場の所定の位置に停車すると、給電のための充電アームの先端が充電ソケットに自動で嵌合される。そして、車両に装着された充電アームを介して車両に電力が供給される。
特開平08−126120号公報 特開平08−502640号公報 特開2000−270441号公報
さて、特許文献3に記載の構成のように、給電装置の構成の一部である給電器を車両に装着し、車載されている受電器に電力を供給する形態は、受電器への電力供給の効率を高め易い。しかし、上述したような駐車場に停車した車両に給電器を装着させる形態の場合、適切な時期に当該給電器を車両から取り外さなければ、当該給電器を装着したままの状態で車両が発車してしまう事態を生じ得る。この事態が発生してしまうと、給電器が適切な位置に配置されていない状態となるので、当該駐車場に停車した車両への電力供給がされなくなる。これにより、蓄電池の充電も実施されなくなる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、給電器を適切な時期に取り外すことができる車両用充電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、給電部が車両に装着された状
態において、停車状態にないと判定されたことに基づいて、脱着装置によって給電部を車両から取り外させる。車両が停車状態にないと判定された場合には、車両が走行を開始する、または、走行を開始できる状態にあり、車両走行開始後はこの車両用充電装置による充電を行なうことができない。そのため、停車状態にないと判定されたことに基づいて給電部を取り外すことで、給電器の取り外しを適切な時期に実施できる。
請求項2に記載の発明では、機関動作可能状態判定手段において、アクセルペダルが操作される可能性があり、且つ、アクセルペダルが操作されると前記機関が動作する機関動作可能状態であるか否かを判定する。そして、停車状態判定手段は、機関動作可能状態であると判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。
機関動作可能状態においては、アクセルペダルが操作されると機関が動作し、機関が動作すると車両が走行を開始する場合が多い。そのため、機関動作可能状態となったことに基づいて停車状態にないと判定することで、適切な時期に停車状態にないと判定することができ、ひいては、適切な時期に給電器を取り外すことができる。
請求項3に記載の発明では、車両の使用者の動作を示す信号のうち、機関の始動を指示する動作を示す信号または機関の始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号に基づいて、機関動作可能状態であるか否かを判定する。このように、車両の使用者の動作を示す信号によって機関動作可能状態であるか否かを判定することもできる。
請求項4に記載の発明では、使用者が車両に乗車する際の動作を示す信号を、機関の始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号として、機関動作可能状態であるか否かを判定する。使用者が車両に乗車した後には、機関の始動を指示する操作を行うことが多いことから、請求項4のようにして機関動作可能状態か否かを判定できる。
請求項5に記載の発明では、車両に走行抗力が作用している走行抗力作用状態にないと判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。車両に走行抗力が作用していない状態では、車両が走行を開始することができる。そのため、請求項4記載の発明のようにしても、適切な時期に停車状態にないと判定することができ、ひいては、適切な時期に給電器を取り外すことができる。
なお、走行抗力には、たとえば、フットブレーキが踏まれることによって発生する制動力、シフト位置がP位置となっていることによって変速機がロックされることによって生じる走行抗力、パーキングブレーキあるいはサイドブレーキが機能してタイヤがロックされることによって生じる走行抗力、アクセルオフによって生じる機関の回転抵抗などがある。
請求項6記載の発明では、機関動作可能状態判定手段により機関動作可能状態であると判定されたこと、および、走行抗力判定手段により走行抗力作用状態にないと判定されたことの少なくとも一方が判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。前述のように、機関動作可能状態か否かによっても停車状態が判定でき、また、走行抗力作用状態か否かによっても停車状態か否かを判定できる。そのため、この請求項6記載の発明のように、両者を用い、少なくとも一方が判定されたことに基づいて停車状態にないと判定すれば、実際には停車状態にないにもかかわらず、停車状態であると判定してしまうことをより確実に抑制できる。その結果、より適切な時期に給電器を取り外すことができる。
請求項7に記載の発明では、走行抗力判定手段は、機関が動作したとしても、また、車両に対して進行方向に外力が作用したとしても、車両が走行を開始しない走行抗力が継続
的に作用している状態か否かを判定する。そのため、車両が停車状態にあるか否かをより確実に判定できる。なお、上記外力は、たとえば、駐車している場所が傾斜しているために重力によって生じる車両の進行方向の外力があり、本発明における走行抗力には、前述の走行抗力のうち、シフト位置がP位置であることによる走行抗力、パーキングブレーキあるいはサイドブレーキが機能していることによる走行抗力がある。
請求項8に記載の発明では、走行速度判定手段により走行速度がゼロでないと判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。走行速度がゼロでない場合には、停車状態でないと言えるので、このようにしても、確実に停車判定を行うことができる。
請求項9に記載の発明では、機関動作可能状態判定手段により機関動作可能状態であると判定されたこと、走行抗力判定手段により走行抗力作用状態にないと判定されたこと、走行速度がゼロでないと判定されたことの少なくとも一つが判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。そのため、実際には停車状態にないにもかかわらず、停車状態であると判定してしまうことをより確実に抑制できる。その結果、より適切な時期に給電器を取り外すことができる。
請求項10に記載の発明では、脱着装置は電磁石部を有し、その電磁石部に電流を印加することで給電部を車両に装着させ、電磁石部に電流を流さないようにすることで給電部を車両から取り外させる。このように脱着装置が電磁石部を有する構成とすることで、簡便に給電部の脱着を行う制御が可能となる。
請求項11に記載の発明は、上述の車両用充電装置と、車両に対して脱着可能な給電部を備えて駐車場に配置されている給電装置とを備えた車両用充電システムの発明である。
請求項12に記載の発明では、受電部は車両の底部に配置されている。また、給電部は、駐車場の路面に載置されており、且つ、その給電部の位置は、車両用充電装置が搭載された車両が給電部の載置された駐車場に停車した場合に、受電部が前記給電部と対向する位置である。このように構成することで、給電部を車両に装着する際に、給電部が受電部に対向するように装着することが容易となる。
本発明の一実施形態による車両用充電装置、及び車両用充電システムの構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態による給電装置の構成を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態による制御フローを示すフローチャートである。 本発明の二実施形態による車両用充電装置、及び車両用充電システムの構成を示す構成図である。 本発明の二実施形態による制御フローを示すフローチャートである。 本発明の三実施形態による制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態による車両用充電システム10の構成を示す図である。車両用充電システム10は、給電装置20及び車両用充電装置100等によって構成されている。給電装置20は、例えば車両13の所有者の自宅駐車場、又は商業施設の駐車場等に配置されている。この給電装置20は給電器23を有しており、この給電器23は駐車場の路面に載置されている。車両用充電装置100は、バッテリ15及び車両13の走行用の機関(図示しない)とともに車両13に搭載されており、給電器23が載置された
駐車場に駐車した状態では、給電器23から電力の供給を受けて、バッテリ15を充電することができる。なお、車両13は、走行用の機関として、内燃機関及びモータを備えている。
(給電装置)
まず、図1及び図2に基づいて、給電装置20について説明する。
給電装置20が有する給電器23は、請求項に記載の『給電部』に相当し、上述した駐車場の地面上に配置され、伸縮性を備える伸縮紐22を介して鋲21により当該地面に取付けられている。この給電器23は、全体として矩形板状を呈しており、伸縮紐22の伸縮性によって鉛直方向及び水平方向への移動を許容されている。この給電器23は、駐車場の長手方向に沿う方向の長さが、車両13のホイールベース内に収まり得る長さとされ、駐車場の幅方向の長さは、当該車両13の左右輪の各内側面間の間隔よりも短い長さとされている。
この給電器23には、ガイド部24、一次コイル25、及び図示しないスイッチ等が設けられている。ガイド部24は、請求項に記載の『磁性部』に相当し、磁性材料によって形成されており、給電器23の四隅から鉛直方向上側に向って突出している。各ガイド部24は、鉛直方向を軸方向とする円柱状であって、先端側に向うに従い外径が漸減している。これら各ガイド部24と鉛直方向に対向する位置に、車両13は装着部17を有している。装着部17は、ガイド部24側である地面側に開口し、当該装着部17と緩嵌合する円筒孔であって、開口側から底部側に向うに従い内径が漸減している。ガイド部24及び装着部17がこのような形状をしているので、給電器23の軸心と装着部17の軸心とが多少ずれていたとしても、車両13へ給電器23が装着される際に、給電器23は水平方向の位置調整がなされて適切な位置に装着されることとなる。故に、給電器23を車両に装着する際に、給電器23が受電器70に対向するように装着することが容易となる。
一次コイル25は、給電器23の内部を螺旋状に周回する導電性の線材よりなるコイルであって、軸方向を当該給電器23の厚さ方向に向けている。一次コイル25は、電源29と電気的に接続されており、当該電源29からの電流の印加によって、給電器23を厚さ方向に貫通する磁束を発生させる。スイッチ(図示しない)は、例えばガイド部24のいずれかの先端面に配置されている。また、スイッチは、電気的には、電源29と一次コイル25との間に設けられる。このスイッチは、押圧された状態において電源29と一次コイル25とを電気的に接続する構成とされ、給電器23が車両13へ装着されたことによって装着部17の底部に押圧されて、一次コイル25を通電状態にする。
(車両用充電装置)
まず車両用充電装置100と車載された種々の装置との接続構成について説明する。
車両用充電装置100は、バッテリ15及び車載用のLocal Area Network(車内LAN)80等と接続されている。バッテリ15は、例えばニッケル水素二次電池又はリチウムイオン二次電池であって、請求項に記載の『蓄電池』に相当し、車両13に搭載された種々の装置に電力を供給する。車内LAN80は、車両13に搭載された種々の装置を相互接続し、それぞれの検知手段によって検知された情報の相互の受渡を可能にするシステムである。この車内LAN80に接続されることで、車両用充電装置100には種々の検知情報が信号として供給される。具体的には、この車内LAN80には、後述する駆動信号、停車信号、及び車速信号の供給源となる駆動信号発生手段、停車信号発生手段、及び車速情報発生手段として車両制御装置81、変速機制御装置83、横滑り防止装置85、及び機関制御装置87等が接続されている。
車両制御装置81は、マイクロコンピュータを主体に構成され、車両13に搭載された種々の装置を総合的に制御している。この車両制御装置81によって車内LAN80上に供給される信号には、例えば、ドアの施錠及び開錠を示す信号、ドアの開閉を示す信号、運転席周辺に設けられたキーシリンダーへのイグニッションキーの挿抜を示す信号、電源ポジションを示す信号、並びに機関の稼動状態に関する信号等がある。
変速機制御装置83は、マイクロコンピュータを主体に構成され、運転者によるセレクターレバー又はシフトレバー等の変速機に対する操作に基づいて、当該変速機の変速比等の制御を行う。この変速機制御装置83によって車内LAN80上に供給される信号には、例えばセレクターレバー又はシフトレバーの位置を示す信号等がある。
横滑り防止装置85は、マイクロコンピュータを主体に構成され、車両13の各輪に生じさせる制動力を制御して、当該各輪の地面に対する滑りを抑制する装置である。この横滑り防止装置85によって車内LAN80上に供給される信号には、例えば、フットブレーキの操作を示す信号、パーキングブレーキの作動状態を示す信号、並びに各車輪の回転速度に基づいて算出される車両13の走行速度を示す信号等がある。
機関制御装置87は、マイクロコンピュータを主体に構成され、機関の動作状態に対する電気的な制御を総合的に行うための装置である。この機関制御装置87は、運転者によるアクセルペダルの操作量に応じて、機関から出力させる駆動力を増減させる。この機関制御装置87によって車内LAN80上に供給される信号には、例えば、アクセルペダルの操作量を示す信号等がある。
次に車両用充電装置100の構成について以下説明する。
車両用充電装置100は、受電器70、停車判定部41、脱着装置60、脱着制御部61、及び充電制御部50を備えている。受電器70は、全体として板状を呈しており、板厚方向を鉛直方向に向けた状態で車両13の底部に配置されている。この受電器70は、請求項に記載の『受電部』に相当する。車両13が後輪を駐車場に設置された車止め19に接触させた状態で正しく駐車された場合、受電器70は給電器23の鉛直方向上側に位置することとなる。
この位置にて、給電器23が車両13に装着されると、受電器70は、当該給電器23から電力の供給を受け、その供給された電力をバッテリ15に供給する。なお、車両13に給電器23を装着することの指示は、車両用充電装置100あるいは給電装置20が自動で行ってもよいし、車両13の乗員が手動で行うこととしてもよい。たとえば、自動で行う場合、車止め19に接触センサを備えておき、その接触センサにより車両13が車止め19に継続して接触している状態だと判定した場合に、給電器23を装着することとすればよい。
また受電器70は、二次コイル71及び図示しない給電器検知部を有している。二次コイル71は、受電器70の内部を螺旋状に周回する導電性の線材よりなるコイルである。この二次コイル71は、その軸方向が鉛直方向である。したがって、二次コイル71と一次コイル25とは軸方向が互いに同方向である。二次コイル71は、バッテリ15と電気的に接続されており、当該二次コイル71近傍の磁束密度の変化によって生じた電流は、図示しないインバータを介して当該バッテリ15に供給することができる。また、給電器検知部は、脱着装置60の作動によって給電器23が正しく装着されたか否かを検知する検知手段であって、例えば受電器70から地面側に突出する押圧スイッチ、又は当該受電器70から給電器23までの距離を計測する光学的な距離センサ等である。この給電器検知部による検知結果は、充電制御部50を介して脱着装置60に通知される。
停車判定部41は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、車内LAN80と通信する通信インターフェース43を有している。停車判定部41は、この通信インターフェース43を介して駆動信号を取得する。この駆動信号には、(1)機関の駆動状態を示す信号が含まれ、また、運転者によってなされる動作のうち、(2)機関の停止または始動を指示する動作を示す信号、(3)機関の停止・始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号も含まれる。(2)の信号は、具体的には、上述したドアの施錠及び開錠を示す信号、ドアの開閉を示す信号、キーシリンダーへのイグニッションキーの挿抜を示す信号、ACC電源の起動を示す信号がある。(3)の信号は、例えば、機関の始動を指示するイグニッションキーの回転位置を示す信号である。
加えて停車判定部41は、通信インターフェース43を介して停車信号を取得する。この停車信号は、車両13に対して走行抗力が作用している状態か否かを示す信号である。車両13に対して走行抗力が作用している場合、その走行抗力によって車両13は停車状態にあると推定することができるので、車両13に対して走行抗力が作用している状態か否かを示す信号を停車信号とするのである。この停車信号には、たとえば、上述したセレクターレバー等の位置を示す信号、フットブレーキの操作を示す信号、パーキングブレーキの作動及び解除を示す信号、並びにアクセルペダルの操作を示す信号等が含まれる。なお、上述した走行抗力には、制動力の他に、アクセルペダルを開放した場合の機関の回転抵抗に起因する走行抗力、所謂エンジンブレーキも含まれる。さらに停車判定部41は、通信インターフェース43を介して、車両13の走行速度を示す信号を取得する。
以上の取得した信号による情報に基づいて、停車判定部41は、車両13が停車状態にあるか否かを逐次判定する。具体的には、第一実施形態では、停車判定部41は、ドアの開閉を示す信号を駆動信号として用い、機関の停止後にドアが一旦開閉された場合、駆動信号を「無」状態(以下、駆動信号OFF)とし、この状態から再度ドアが開閉されると、駆動信号を「有」状態(以下、駆動信号ON)とする。加えて停車判定部41は、パーキングブレーキの作動及び解除を示す信号を停車信号として用い、運転者によってパーキングブレーキを作動させる動作がなされた場合、停車信号を「有」状態(停車信号ON)とし、当該パーキングブレーキを解除する動作がなされた場合、停車信号を「無」状態(停車信号OFF)とする。そして停車判定部41は、駆動信号OFF、且つ停車信号ON、且つ走行速度がゼロである場合に停車状態にあると判定する。この停車判定部41による判定結果は、当該停車判定部41と電気的に接続されている脱着装置60の脱着制御部61及び充電制御部50に通知される。
脱着装置60は、車両への給電器23の装着及び取り外しを可能にする装置であって、電磁石部63を有している。電磁石部63は、強磁性材料よりなる円柱状の心材に、当該部材の周方向に沿って導電性材料よりなる線材を周回状に巻設することによって形成された複数の電磁石63aを有している。各電磁石63aは、受電器70を囲み且つ給電器23のガイド部24に相対するよう設けられた装着部17の鉛直方向上側に配置されている。電磁石63aは、心材の軸方向を鉛直方向に向けて配置されており、電流の印加によって近傍に磁界を発生させる。
脱着制御部61は、マイクロコンピュータを主体に構成され、各電磁石63aと電気的に接続されている。この脱着制御部61は、請求項に記載の『脱着制御手段』に相当し、停車判定部41によって停車状態にあると判定されたことに基づいて、電磁石部63に電流を印加する。脱着制御部61は、停車判定部41によって停車状態にあると判定された場合に、電磁石部63に電流を印加し、給電器23のガイド部24を磁力によって吸引して引き寄せる。これにより脱着装置60は、給電器23の一次コイル25と受電器70の二次コイル71とが相対するよう当該給電器23を車両13に装着する。また脱着制御部
61は、停車判定部41によって停車状態にないと判定された場合、電磁石部63への電流の印加を停止する取り外し制御を行う。これにより、車両13の底部に装着された給電器23は、自重によって鉛直方向下側に取り外される。以上の構成による脱着装置60によれば、停車状態にないとの判定結果に応じて、すみやか且つ簡便に給電器23の脱着を行う制御が可能となる。故に、給電器23を装着したままでの車両13の移動を回避し得る。
充電制御部50は、マイクロコンピュータを主体に構成されており、受電器70に接続されている。第一実施形態では、脱着装置60によって車両13に装着された給電器23のスイッチが装着部17の底部に押圧されることによって閉状態となることで、電源29から一次コイル25への交流電流の印加が開始される。この条件に加えて、受電器70に設けられた給電器検知部によって給電器23の正しい装着が確認された場合、充電制御部50は、停車判定部41の停車判定に基づいて、受電器70に供給された電力をバッテリ15に充電する充電処理を開始する。以上によれば、充電制御部50は、給電器23近傍の磁束密度の変動によって受電器70に誘導される交流電流を、直流電流に変換しつつバッテリ15に充電する処理を実現する。
以下、本発明が想定している運転者の車両13を駐車させる一連の動作、及び駐車された車両13を発進させる一連の動作の一例について説明する。なお、運転者は請求項に記載の『使用者』に相当する。
まず駐車する位置に車両13を移動する過程において、運転者はアクセルペダルの押圧操作を中止する動作を行い、機関の回転抵抗による走行抗力を車両13に作用させる。次に運転者は、フットブレーキを押圧操作する動作を行い、車両13のタイヤを常用ブレーキによってロックしようとすることで、走行抗力を作用させる。そして、運転者はセレクターレバー等の位置をパーキング(P)位置に移動させる動作を行い、変速機がロックされることによって車両13に走行抗力を発生させる。その後、運転者はパーキングブレーキのレバー等(パーキングブレーキペダル、パーキングブレーキボタン等を含む)を操作してパーキングブレーキを作動させる動作を行い、パーキングブレーキによる継続的な走行抗力を車両13に作用させる。この状態となると、車両13を走行させる力に対する抗力である走行抗力が作用している状態と言える。従って、この状態が走行抗力作用状態である。さらにこの状態は、機関が動作したとしても、また、車両に対して進行方向に外力が作用したとしても、車両13が走行を開始しない走行抗力が継続的に作用している状態である。
運転者は、上述した各動作によって車両13に走行抗力を作用させて停車を完了させた後、イグニッションキーを把持して特定方向へ回転させ、機関の稼動を停止(イグニッションOFF)する動作、及び当該車両13のACC電源を切る(ACC電源OFF)動作を続けて行う。その後運転者は、イグニッションキーをキーシリンダーから抜いて、車両13のドアの開閉動作を伴って、当該車両13から降車する。さらに運転者は、車両13のドアを施錠する動作、具体的には、当該ドアに設けられたキーシリンダーにイグニッションキーを挿入し特定方向に回転する施錠動作、又は所謂キーレスエントリーシステムによる遠隔からの施錠動作等を行う。なお、上述したようなイグニッションキーに相当する機械的な「鍵」を使用しないシステム(所謂キーフリーシステム)においては、上記運転者の施錠動作に相当する動作を、当該施錠動作とみなす。
次に、駐車された車両13を発進させる過程では、運転者は車両13に接近しドアを開錠する開錠動作を行う。具体的には、この開錠動作は、上述した施錠動作と同種の動作であって、イグニッションキーをドアのキーシリンダーに挿入し、施錠時とは反対方向に回転する開錠動作、又はキーレスエントリーシステムによる遠隔からの開錠動作を含む。そ
して運転者は、開錠されたドアの開閉を伴って運転席に着座し、車両13への乗車を完了する。その後運転者は、運転席周辺のキーシリンダーにイグニッションキーを挿入し、上述したイグニッションOFF時とは反対方向に回転することで、ACC電源の起動(ACC電源ON)する動作と、機関の始動(イグニッションON)する動作を続けて行う。この状態となると、運転者が乗車していることから、アクセルペダルが操作される可能性がある状態であると言え、また、アクセルペダルが操作されると機関が動作する。従って、この状態が機関動作可能状態である。
運転者は、上述した動作によって機関動作可能状態とした後、フットブレーキを押圧操作する動作を行いつつ、セレクターレバーの位置をドライブ(D)位置に移動させる動作を行い、変速機のロックを解除する。この動作に続けて、運転者は、パーキングブレーキレバー等を操作してパーキングブレーキを解除する動作を行い、当該パーキングブレーキによる走行抗力の作用を中止する。そして運転者は、アクセルペダルを押圧操作する動作を行い、機関から出力を得ることで車両13を発進させる。
以上、停車判定部41は、請求項に記載の『停車状態判定手段』、『機関動作可能状態判定手段』、『走行抗力判定手段』、及び『走行速度判定手段』に相当する。
(制御フロー)
以上説明した一般的な運転者の一連の動作に基づいて、本発明による車両用充電装置100が充電を開始及び停止する制御フローについて、以下図3を用いて詳細に説明する。なお、以下説明する制御フローは、車両13が駐車場またはその付近に位置している状態において繰り返し実行される。なお、車両13が駐車場またはその付近に位置しているか否かは、ナビゲーション装置による位置検出機能を用いて自動的に判断してもよいし、給電装置20および車両用充電装置100に互いの位置を検知するための通信機を備えておき、その通信機の通信結果に基づいて判断してもよい。また、運転者が当該位置に車両13が位置していることを入力する操作に基づいて判断してもよい。
ステップS101で制御フローが開始されると、ステップS102では、停車判定部41は走行抗力作用状態であるか否かを停車信号の有無によって判定する。停車信号ONである場合にはステップS103に、停車信号OFFである場合にはステップS109に、それぞれ制御フローは移行する。ステップS103では、停車判定部41は期間動作可能状態であるか否かを駆動信号の有無によって判定する。制御フローは、駆動信号OFFである場合にはステップS104に、駆動信号ONである場合にはステップS109にそれぞれ移行する。ステップS104では、停車判定部41は、車両13の走行速度がゼロであるか否かを判定する。制御フローは、走行速度がゼロである場合にはステップS105に移行し、ゼロ以外である場合にはステップS109に移行する。これらステップS102〜S104によって停車判定部41は停車状態にあるか否かの判定を行う。なお、以上のステップS102〜S104の順序は、適宜入れ替えることができる。
ステップS105では、脱着制御部61は電磁石部63に電流を印加して、給電器23のガイド部24を吸引する。ステップS106では、引き寄せられた給電器23が車両13に正しく装着されたか否かの判定が、受電器70に設けられる給電器検知部の検知結果に基づいて、停車判定部41によって行われる。ステップS106において、給電器23が正しく装着されていると判定された場合、制御フローはステップS107に移行し、給電器23と受電器70との距離が所定の距離よりも離間していると判定された場合、制御フローはステップS108に移行する。ステップS108では、給電器23から受電器70への電力供給が不可能である旨の通知を、例えばコンビネーションメータ等の表示によって運転者に行い、制御フローはステップS109へ移行する。ステップS107では、給電器23に内蔵された一次コイル25に電源29からの電流の印加が開始さることによ
って、受電器70の二次コイル71に交流電流が流れる。そして、この受電器70に生じた電流をバッテリ15に充電する充電処理を充電制御部50は実行する。このステップS107の後、制御フローは再びステップS102に戻り、各信号の有無による停車状態であるか否かの判定が繰り返される。
ステップS109では、充電制御部50はバッテリ15への充電処理を停止する。次のステップS110では、脱着制御部61は、電磁石部63への電流の印加を停止し、給電器23を脱落させる。このステップS110での給電器23の脱落に伴うガイド部24に設けられたスイッチの押圧中止によれば、当該脱落とともに給電器23の一次コイル25への電源29からの電流の印加は停止される。ステップS110の後、制御フローは再びステップS102に戻り、各信号の有無による停車状態にあるか否かの判定が繰り返される。なお、ステップS109及びステップS110の順序は入れ替えてもよい。
以上説明した第一実施形態によれば、給電器23が車両13に装着された状態において、停車状態にないと判定されたことに基づいて、脱着制御部61によって給電器23を車両から取り外させる。車両13が停車状態にないと判定された場合には、車両13が走行を開始する、または、走行を開始できる状態にあり、車両13走行開始後はこの車両用充電装置100による充電を行なうことができない。そのため、停車状態にないと判定されたことに基づいて給電器23を取り外すことで、給電器23の取り外しを適切な時期に実施できる。
加えて第一実施形態では、停車判定部41は、駆動信号のONにより機関動作可能状態であると判定されたことによって、車両が停車状態にないと判定する。駆動信号ONの状態においては、アクセルペダルが操作されて機関が動作することで車両が走行を開始する場合が多い。そのため、駆動信号のONとなったことに基づいて停車状態にないと判定することで、適切な時期に停車状態にないと判定することができ、ひいては、適切な時期に給電器を取り外すことができる。
また第一実施形態では、運転者の動作を示す信号のうち、ドアの開閉する動作を示す信号によって、駆動信号のON/OFFを判定する。このように、運転者が車両13に乗車する際の動作を示す信号を、機関の始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号によって機関動作可能状態であるか否かを判定することもできる。運転者が車両13に乗車した後には、機関の始動を指示する操作を行うことが多いことから、第一実施形態のようにして機関動作可能状態か否かを判定できる。
さらに第一実施形態では、停車信号のON/OFFにより走行抗力作用状態にないと判定されたことに基づいて、車両13が停車状態にないと判定する。車両13に走行抗力が作用していない状態では、車両が走行を開始することができる。そのため、停車信号をさらに用いることで、適切な時期に停車状態にないと判定することがでる。加えて、停車判定部41は、機関が動作したとしても、また、車両に対して進行方向に外力が作用したとしても、車両13が走行を開始しない走行抗力が継続的に作用している状態か否かを判定する。そのため、車両13が停車状態にあるか否かをより確実に判定できる。したがって、適切な時期に給電器23を確実に取り外すことができる。
また加えて第一実施形態では、駆動信号のON/OFFにより機関動作可能状態であると判定されたこと、および、停車信号のON/OFFにより走行抗力作用状態にないと判定されたことの少なくとも一方が判定されたことに基づいて、停車判定部41は車両13が停車状態にないと判定する。前述のように、機関動作可能状態か否かによっても停車状態が判定でき、また、走行抗力作用状態か否かによっても停車状態か否かを判定できる。そのため、第一実施形態のように、両者を用い、少なくとも一方が判定されたことに基づ
いて停車状態にないと判定すれば、実際には停車状態にないにもかかわらず、停車状態であると判定してしまうことをより確実に抑制できる。その結果、より適切な時期に給電器を取り外すことができる。
さらに加えて第一実施形態では、停車判定部41により走行速度がゼロでないと判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定する。走行速度がゼロでない場合には、停車状態でないと言えるので、このようにしても、確実に停車判定を行うことができる。そして、機関動作可能状態であると判定されたこと、走行抗力作用状態にないと判定されたことに加えて、走行速度がゼロでないと判定されたことの少なくとも一つが判定されたことに基づいて、停車判定部41は車両13が停車状態にないと判定する。そのため、実際には停車状態にないにもかかわらず、停車状態であると判定してしまうことをより確実に抑制できる。その結果、より適切な時期に給電器を取り外すことができる。
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。以下、第二実施形態における車両用充電装置200及び給電装置220について詳細に説明する。
車両用充電装置200は、第一実施形態の車両用充電装置100の脱着装置60に換えて、受電側通信装置260を備えている。この受電側通信装置260は、請求項に記載の『脱着装置』及び『脱着制御手段』に相当し、給電装置20の備える給電側通信装置228と無線通信可能である。受電側通信装置260は、停車判定部41による停車状態にあるか否かの判定に基づいて当該装置228に充電の開始及び停止を指示する信号を送信する。
給電装置220は、上述した給電側通信装置228に加えて、給電テーブル223及び昇降装置227を備えている。これら給電側通信装置228、給電テーブル223、及び昇降装置227は、駐車場の地面に掘られた設置穴220aに収容されている。給電テーブル223は、請求項に記載の『給電部』に相当する。給電テーブル223は、上記第一実施形態の一次コイル25と実質的に同一構成の一次コイル225を内部に有し、矩形板状を呈している。加えて給電テーブル223は、車両13の面が駐車場の地面と略面一となるよう配置されて、設置穴220aの蓋部としての構成をなしている。また、この給電テーブル223の車両13の面には、ガイド部24と同一の形状のガイド部224が設けられている。なお、このガイド部224は、磁性材料によって形成されていなくてもよい。加えて、給電テーブル223の車両13とは反対側となる面には、昇降装置227が取付けられている。この昇降装置227は、鉛直方向に伸縮し、給電テーブル223を車両13へ向けて押し上げる。また昇降装置227は、給電テーブル223の水平方向に沿った変位を許容しており、ガイド部24が装着部17に容易に嵌合するよう構成されている。給電側通信装置228が受電側通信装置260からの通信により停車状態であるという判定を示す信号を取得した場合、給電装置220は昇降装置227を伸張させる。また給電側通信装置228が受電側通信装置260からの通信により停車状態であるという判定が取り消されたという信号を取得した場合、給電装置220は昇降装置227を短縮させる。
以上の動作によれば、車両用充電装置200の受電側通信装置260は、停車状態であるという判定が行われた場合に、給電テーブル223と受電器70とが相対するよう当該給電テーブル223を車両13に装着し、停車状態であるという判定が行われない場合に、給電テーブル223を車両13から取り外すことができる。
ここまで説明した構成による車両用充電装置200が充電を開始及び停止する制御フローについて、図5に基づいて以下詳細に説明する。
第二実施形態による制御フローのステップS201〜ステップS204までは、第一実施形態による制御フローのステップS101〜ステップS104までと実質的に同一の制御である。ステップS205では、受電側通信装置260は、停車状態であるという判定に基づいて充電の開始を指示する信号を給電側通信装置228へ向けて送信する。この信号を受信した給電装置220は、昇降装置227によって給電テーブル223を車両13へ向けて押し上げる。ステップS206では、押し上げられた給電テーブル223が車両13に正しく装着されたか否かの判定が、例えば受電器70に設けられた給電器検知部の検知結果に基づいて、停車判定部41により行われる。
ステップS206において、給電テーブル223が正しく装着されている(図4、二点鎖線参照)と判定された場合、制御フローはステップS207に移行し、給電テーブル223と受電器70との距離が所定の距離よりも離間していると判定された場合、制御フローはステップS208に移行する。ステップS208では、給電テーブル223から受電器70への電力供給が不可能である旨の通知を、例えばコンビネーションメータ等の表示によって運転者に行い、制御フローはステップS209へ移行する。ステップS207では、給電テーブル223に内蔵された一次コイル25に電源29からの電流の印加が開始さることによって、受電器70の二次コイル71にも交流電流が流れる。そして、この受電器70に生じた電流をバッテリ15に充電する充電処理が充電制御部50により実行される。このステップS207の後、制御フローは再びステップS202に戻り、各信号の有無による停車状態であるか否かの判定が繰り返される。
ステップS209では、充電制御部50はバッテリ15への充電処理を停止する。次のステップS210では、受電側通信装置260は、停車判定部41の判定に基づいて充電の停止を指示する信号を給電側通信装置228へ向けて送信する。この信号を受信した給電装置220は、昇降装置227によって給電テーブル223を降下させて、車両13から取り外す。ステップS210の後、制御フローは再びステップS202に戻り、各信号の有無による停車状態であるか否かの判定が繰り返される。なお、ステップS209及びステップS210の順序は入れ替えてもよい。
以上説明した第二実施形態でも、第一実施形態と同様に、停車状態にないと判定されたことに基づいて給電テーブル223を取り外すことができる。故に、給電テーブル223の取り外しを適切な時期に実施できる。
なお、第二実施形態において、受電側通信装置260が請求項に記載の「脱着装置」及び「脱着制御手段」に、それぞれ相当する。
(第三実施形態)
本発明の第三実施形態は、第一実施形態の変形例であって、その機械的構成は図1に示す形態と同一である。第三実施形態では、車両13を駐車させる際の停車状態の判定に用いる停車信号及び駆動信号と、駐車された車両13を発進させる際の停車状態判定に用いる停車信号及び駆動信号とが異なっている。具体的に第三実施形態では、車両13を駐車させる際には、停車判定部41は、第一実施形態と同様にドアの開ける動作を示す信号を駆動信号として用い、パーキングブレーキの作動を示す信号を停車信号として用いる。停車判定部41は、機関の停止後に運転者によってドアが開けられた場合に、駆動信号がOFFとなることで機関動作可能状態に無いと判定する。加えて、パーキングブレーキを作動させる動作がなされた場合に停車信号がONとなることで、走行抗力作用状態であると判定する。また、駐車されている車両13を発進させる場合には、停車判定部41は、ACC電源の起動に関する信号を駆動信号として用い、セレクターレバーの位置に関する信号を停車信号として用いる。停車判定部41は、運転者によってイグニッションキーが回
転されてACC電源が起動したことによる駆動信号のONによって機関動作可能状態であると判定する。加えて、セレクターレバーの位置を「パーキング」から「ドライブ」へ移動する動作がなされた場合に、停車信号がOFFとなり、走行抗力作用状態で無いと判定する。なお、便宜上、車両13を駐車させる際に停車判定部41が用いる各信号を第一停車信号及び第一駆動信号、車両13を発進させる際に用いる各信号を第二停車信号及び第二駆動信号とする。
以上説明した第三実施形態において充電を開始及び停止する制御フローについて、図6に基づいて以下詳細に説明する。
ステップS301で制御フローが開始されると、ステップS302では、停車判定部41は第一停車信号の有無を判定する。第一停車信号ONである場合には走行抗力作用状態であると判定しステップS303に、第一停車信号OFFである場合には走行抗力作用状態で無いと判定しステップS312に、それぞれ制御フローは移行する。ステップS303では、停車判定部41は第一駆動信号の有無を判定する。制御フローは、第一駆動信号OFFである場合には機関動作可能状態で無いと判定しステップS304に、第一駆動信号ONである場合には機関動作可能状態であると判定しステップS312にそれぞれ移行する。ステップS304では、充電制御部50は、車両13の走行速度がゼロであるかを判定する。制御フローは、走行速度がゼロである場合にはステップS305に移行し、ゼロ以外である場合にはステップS312に移行する。これらステップS302〜S304によって停車判定部41は停車状態であるか否かの判定を行う。なお、以上のステップS302〜S304の順序は、適宜入れ替えることができる。
ステップS305〜S308は、第一実施形態のステップS106〜S107と実質的に同一の制御である。制御フローは、ステップS307の後ステップS309に、ステップS308の後ステップS312に、それぞれ移行する。
ステップS309では、停車判定部41は第二駆動信号の有無を判定する。制御フローは、第二駆動信号OFFである場合には機関動作可能状態で無いと判定しステップS310に、第二駆動信号ONである場合には機関動作可能状態であると判定しステップS312にそれぞれ移行する。ステップS310では、停車判定部41は第二停車信号の有無を判定する。第二停車信号ONである場合には走行抗力作用状態であると判定しステップS311に、第二停車信号OFFである場合には走行抗力作用状態で無いと判定しステップS312に、それぞれ制御フローは移行する。ステップS311ではステップS304と同様の判定が実施され、制御フローは、車両13の走行速度がゼロである場合にはステップS307に戻り各信号の有無による停車状態であるか否かの判定を繰り返し、ゼロ以外である場合にはステップS312に移行する。
ステップS312及びS313は、第一実施形態のステップS109及びS110と実質的に同一の制御である。ステップS313の後、制御フローは再びステップS302に戻り、各信号の有無による停車状態の判定が繰り返される。なお、ステップS312及びステップS313の順序は入れ替えてもよい。
以上説明した第三実施形態でも、第一実施形態と同様に、停車状態にないと判定されたことに基づいて給電器23を取り外すことができる。故に、給電器23の取り外しを適切な時期に実施できる。加えて第三実施形態では、第二駆動信号として用いられている信号は、第一駆動信号として用いられている信号よりも、機関の始動間際になされる運転者の動作を示す信号である。故に、充電時間の長時間化を図ったうえで、給電器23の取り外し時期を適切化できる。
(他の実施形態)
以上、本発明による複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記実施形態では、車両13に搭載される走行用の機関は、キーシリンダーに挿入したイグニッションキーの回転動作により機関動作可能状態であるか否かが切り替わる。この機関動作可能状態の切り替え動作は、所謂アイドリングストップ機能を有する機関、又は電動モータのみを機関を搭載する車両においても同様である。
上記実施形態では、駆動信号としてドアの開閉を示す信号並びにACC電源の起動を示す信号を用いていた。しかし、これらの信号に限らず、上述したドアの施錠及び開錠を示す信号、キーシリンダーへのイグニッションキーの挿抜を示す信号、並びに機関の稼動状態を示す信号等を駆動信号として用いることができる。さらに、これらの信号以外であっても、例えばシートベルトの脱着動作や運転席への着座動作を示す信号を、使用者が車両13に乗車する際の動作を示す駆動信号として用いてもよい。加えて、これらの信号を複数組み合わせて、駆動信号として用いてもよい。
上記第三実施形態では、第二駆動信号としてACC電源の起動を示す信号を用いていた。このACC電源の起動を示す信号に換えて、イグニッションONを示す信号を用いることによれば、例えば、運転者が車両に乗車した後にACC電源を起動し、音響装置やナビゲーションシステム等を操作する際にも、バッテリ15への充電は継続して実施されることとなる。故に、給電装置から給電された電力によって、これら音響装置やナビゲーションシステムを駆動し続けられる。したがってこの形態では、給電器23の取り外しを適切な時期に実施できることに加えて、充電時間の延長を図ることができる。
上記実施形態では、停車信号としてパーキングブレーキの作動及び解除状態を示す信号並びにセレクターレバーの位置の移動を示す信号を用いていた。しかし、これらの信号に限らず、上述したアクセル及びフットブレーキの押圧操作を示す信号、又はこれら以外の走行抗力の作用の有無を示す信号を停車信号として用いることができる。さらに、停車判定部が、停車信号及び車両の走行速度を示す信号を、当該車両の停車状態の判定に用いない形態であってもよい。
上記実施形態では、停車判定部41、充電制御部50、脱着制御部61等はマイクロコンピュータを主体に構成されていたが、これらの構成を限定するものではなく、複数の素子を組み合わせた電気回路等によって構成されていてもよい。また、これら要素41,50,61は、マイクロコンピュータを主体とした一体的な電子機器として構成されていてもよい。又は、車載された他の電子機器が、これら要素41,50,61の機能を兼ねる形態であってもよい。
上記実施形態では、給電器23は、ケーブル等の構成によって給電装置20に接続されていた。しかし、給電装置20から給電器23に電力供給可能であれば、これらの間にケーブルを設けなくてもよい。例えば、給電装置から給電器に電波によって電気エネルギーを送信してもよい。又は、電磁場の共振を用いる方式によって、給電装置から給電器にエネルギーを送信してもよい。このように、給電装置20及び給電器23間のケーブルをなくした形態においても、停車状態にないと判定されたことに基づいて、給電器23を適切な時期に取り外しできる本発明の効果は発揮される。
上記第一及び第三実施形態では、脱着制御部61及び電磁石部63を有する脱着装置60を車両13に搭載していた。また上記第二実施形態では、給電装置220の給電側通信
装置228に信号を送信する受電側通信装置260を用いる形態であった。しかし、請求項に記載の『脱着装置』及び『脱着制御手段』は、停車状態であるか否かの判定に従って給電部を適切な時期に取り外しすることができれば、これらの形態に限定されない。
加えて上記実施形態においては、本発明による車両用充電装置の受電器を車両の底部に設けて、地面側に設けた給電器を当該底部に装着する構成とし、各コイル間を貫く磁束の強さを変化させることで給電装置から車両用充電装置に電力の伝送を行う形態としていた。しかし本発明は、上述した受電器及び給電器の配置及び電力伝送方法よりなる車両用充電システムに限らず、停車状態であるか否かの判定のなされた車両に給電部を装着する形態の車両用充電システムに適用されてよい。例えば、受電器は、給電器を脱着可能な位置であれば、車両13の底部に限らず、側部や後部に配置されていてもよい。この場合、給電器の自重による車両からの取り外しは難しいことから、給電装置は当該給電器を車両から取り外すための構成、例えば給電器に車両から離間させる方向の引張り力を作用させる弾性部材等を備えることが望ましい。また、電磁誘導方式による形態に換えて、受電器及び給電器のそれぞれに電気的な接点を形成し、当該給電部の車両への装着により当該接点同士を接触させることで、電力供給が可能となる形態の車両用充電システムであってもよい。或いは、受電部及び給電部のそれぞれに共鳴周波数の等しいLC共振器(コイル及びコンデンサ)を設け、磁場又は電場の共鳴により電力を伝送する形態の車両用充電システムであってもよい。
10 車両用充電システム、13 車両、15 バッテリ(蓄電池)、17 装着部、19 車止め、20,220 給電装置、21 鋲、22 伸縮紐、23 給電器(給電部)、24 ガイド部(磁性部)、224 ガイド部、25,225 一次コイル、29 電源、41 停車判定部(停車状態判定手段、機関動作可能状態判定手段、走行抗力判定手段、走行速度判定手段)、43 通信インターフェース、50 充電制御部(充電制御手段)、60 脱着装置、61 脱着制御部(脱着制御手段)、63 電磁石部、63a
電磁石、70 受電器(受電部)、71 二次コイル、80 車内LAN、81 車両制御装置、83 変速機制御装置、85 横滑り防止装置、87 機関制御装置、100,200 車両用充電装置、220a 設置穴、223 給電テーブル(給電部)、227 昇降装置、228 給電側通信装置、260 受電側通信装置(脱着制御手段・脱着装置)

Claims (12)

  1. 蓄電池及び走行用の機関とともに車両に搭載され、前記車両に対して脱着可能な給電部を備えて駐車場に配置されている給電装置の前記給電部を介して電力の供給を受けることで、前記蓄電池を充電する車両用充電装置であって、
    前記給電部が前記車両に装着された状態で、その給電部から電力の供給を受け、その電力を前記蓄電池に供給する受電部と、
    駐車場に配置された前記給電部を前記受電部と相対するように前記車両に装着可能、かつ、前記車両から前記給電部を取り外し可能な脱着装置と 、
    前記脱着装置による前記給電部の装着及び取り外しを制御する脱着制御手段と、
    前記車両が停車状態にあるか否かを判定する停車状態判定手段と、を備え、
    前記脱着制御手段は、前記給電部が前記車両に装着された状態において、停車状態にないと判定されたことに基づいて、前記脱着装置によって前記給電部を前記車両から取り外させることを特徴とする車両用充電装置。
  2. 請求項1において、
    アクセルペダルが操作される可能性があり、且つ、アクセルペダルが操作されると前記機関が動作する機関動作可能状態であるか否かを判定する機関動作可能状態判定手段をさらに備え、
    前記停車状態判定手段は、前記機関動作可能状態判定手段により機関動作可能状態であると判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定することを特徴とする車両用充電装置。
  3. 請求項2において、
    前記機関動作可能状態判定手段は、前記車両の使用者の動作を示す信号のうち、前記機関の始動を指示する動作を示す信号または前記機関の始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号に基づいて、前記機関動作可能状態であるか否かを判定することを特徴とする車両用充電装置。
  4. 請求項3において、
    前記機関動作可能状態判定手段は、前記使用者が車両に乗車する際の動作を示す信号を、前記機関の始動を指示する動作に関連して行われる動作を示す信号として、前記機関動作可能状態であるか否かを判定することを特徴とする車両用充電装置。
  5. 請求項1において、
    前記車両に、車両を走行させる力に対する抗力である走行抗力が作用している走行抗力作用状態か否かを判定する走行抗力判定手段をさらに備え、
    前記停車状態判定手段は、前記走行抗力判定手段により走行抗力作用状態にないと判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定することを特徴とする車両用充電装置。
  6. 請求項2〜4のいずれか1項において、
    前記車両に、車両を走行させる力に対する抗力である走行抗力が作用している走行抗力作用状態か否かを判定する走行抗力判定手段をさらに備え、
    前記停車状態判定手段は、前記機関動作可能状態判定手段により機関動作可能状態であると判定されたこと、および、前記走行抗力判定手段により走行抗力作用状態にないと判定されたことの少なくとも一方が判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定することを特徴とする車両用充電装置。
  7. 請求項5または6において、
    前記走行抗力判定手段は、前記機関が動作したとしても、また、車両に対して進行方向に外力が作用したとしても、車両が走行を開始しない走行抗力が継続的に作用している状態か否かを判定することを特徴とする車両用充電装置。
  8. 請求項1において、
    前記車両の走行速度がゼロであるか否かを判定する走行速度判定手段をさらに備え、
    前記停車状態判定手段は、前記走行速度判定手段により走行速度がゼロでないと判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定することを特徴とする車両用充電装置。
  9. 請求項6において、
    前記車両の走行速度がゼロであるか否かを判定する走行速度判定手段をさらに備え、
    前記停車状態判定手段は、前記機関動作可能状態判定手段により機関動作可能状態であると判定されたこと、前記走行抗力判定手段により走行抗力作用状態にないと判定されたこと、前記走行速度判定手段により走行速度がゼロでないと判定されたことの少なくとも一つが判定されたことに基づいて、車両が停車状態にないと判定することを特徴とする車両用充電装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    前記脱着装置は、電流の印加によって磁力を生じ、前記給電部が具備する磁性材料よりなる磁性部を引き寄せる電磁石部を有し、
    前記脱着制御手段は、前記電磁石部に電流を印加することで前記給電部を車両に装着させ、前記電磁石部に電流を流さないようにすることで前記給電部を車両から取り外させることを特徴とする車両用充電装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の車両用充電装置と、
    車両に対して脱着可能な給電部を備えて駐車場に配置されている給電装置と、を備えた車両用充電システム。
  12. 請求項11において、
    前記受電部は、前記車両の底部に配置され、
    前記給電部は、車両に装着されない状態では駐車場の路面に載置されており、且つ、その給電部の位置は、前記車両用充電装置が搭載された車両が給電部の載置された駐車場に停車した場合に、前記受電部が前記給電部と対向する位置であることを特徴とする車両用充電システム。
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