JP5954678B2 - 被搭載物の搭載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、被介護者が乗った車椅子等の被搭載物を車両に搭載する搭載装置に関する。
例えば、特許文献1には、車体後部開口部のフロア面と路面との間に掛け渡されたスロープに沿って車椅子を引き上げる車椅子引き上げ装置が開示されている。この車椅子引き上げ装置では、車椅子に係止されたベルトを電動ウインチで巻き取ることで、車椅子に乗員が乗ったままスロープに沿って引き上げる構造が採用されている。
特開2006−271661号公報
ところで、近年、床下にバッテリが載置されることで、従来と比較して車体後部のテールゲートの開口地上高が高い車両(例えば、ハイブリッド車両や電気自動車等)が増加している。このような開口地上高が高い車両に対して、特許文献1に開示された車椅子引き上げ装置を適用した場合、スロープを接地したときの傾斜角度やスロープの前後長に影響すると共に、ベルトを巻き取る電動ウインチに対して過大な負荷が付与される。
そこで、スロープを複数の板体で構成し、隣接する板体同士を複数の回動軸で連結することが考えられる。この場合、被搭載物が回動軸を跨って隣接する板体同士の間に搭載されると回動軸を回動させてスロープを変位させたとき、搭載物のスムーズな移動がしづらくなる、という問題がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、被搭載物をスムーズに移動させることが可能な被搭載物の搭載装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、被搭載物が搭載される主板体と、前記主板体の一端と車体との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる車体側板体と、前記主板体の他端と接地面との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる接地側板体と、を有し、前記接地側板体が接地した状態で前記主板体が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープと、前記スロープに沿って前記被搭載物を牽引可能なウインチと、前記主板体を駆動するスロープ駆動手段と、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの一方の駆動状態に基づいて、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの他方の駆動状態を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スロープとウインチとを協調させて制御することができ、被搭載物をよりスムーズに移動させることができる。
前記制御手段は、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの一方が駆動しているときに、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの他方の駆動を禁止する構成であってもよい。
本発明によれば、スロープ駆動手段及びウインチの一方が駆動しているときに他方の駆動を禁止することによって、スロープ及びウインチが同時に作動することを防ぎ、例えば被搭載物が車椅子等である場合に被搭載物上の人へ与える違和感を抑制することができる。
前記搭載装置は、前記主板体の高さを検出するスロープ高さ検出手段を備え、前記制御手段は、前記主板体の高さに基づいて、前記ウインチの駆動の許可及び禁止を切り換える構成であってもよい。
本発明によれば、スロープ駆動手段の駆動状態の一例である主板体の高さに基づいて、スロープとウインチとを協調させて制御することができ、被搭載物をよりスムーズに移動させることができる。
前記制御手段は、前記主板体の上昇時において、前記主板体の高さが第1所定高さ以上のときに、前記ウインチの乗車方向への駆動を許可する構成であってもよい。また、前記制御手段は、前記主板体の下降時において、前記主板体の高さが第2所定高さ以下のときに、前記ウインチの降車方向への駆動を許可する構成であってもよい。
本発明によれば、スロープに形成された段差が小さい状態で被搭載物に当該段差を通過させるので、例えば被搭載物が車椅子等である場合に被搭載物上の人へ与える違和感を抑制しつつ、乗車又は降車に要する時間を短縮することができる。
前記スロープは、前記車体と前記車体側板体との間、及び、前記各板体同士の間に設けられる複数の回動軸を有しており、前記搭載装置は、前記回動軸の回動角度を検出するスロープ角度検出手段を備え、前記制御手段は、前記回動角度に基づいて、前記ウインチの駆動の許可及び禁止を切り換える構成であってもよい。
本発明によれば、スロープ駆動手段の駆動状態の一例である回動軸の回動角度に基づいて、スロープとウインチとを協調させて制御することができ、被搭載物をよりスムーズに移動させることができる。
前記ウインチは、前記被搭載物に連結される牽引部材と、当該牽引部材を巻き取り及び引き出し可能なドラムと、を有しており、前記搭載装置は、前記ドラムの回転量を検出する回転量検出手段を備え、前記制御手段は、前記回転量に基づいて、前記スロープ駆動手段の許可及び禁止を切り換える構成であってもよい。
本発明によれば、ウインチの駆動状態の一例であるドラムの回転量に基づいて、スロープとウインチとを協調させて制御することができ、被搭載物をよりスムーズに移動させることができる。
前記制御手段は、前記回転量及び前記牽引部材の厚みに基づいて、前記牽引部材の前記ドラムからの引出長を算出し、前記引出長に基づいて、前記スロープ駆動手段の駆動の許可及び禁止を切り換える構成であってもよい。
本発明によれば、被搭載物の位置をより正確に算出し、かかる算出結果に基づいて、スロープとウインチとを協調させて制御することができ、被搭載物をよりスムーズに移動させることができる。
前記搭載装置は、前記牽引部材が収納部に収納されたことを検出する収納検出手段を備え、前記制御手段は、前記牽引部材が前記収納部に収納されたときに、前記回転量検出手段による検出結果をリセットする構成であってもよい。
本発明によれば、複数回の使用に伴う回転量検出手段における誤差の発生を抑えることができる。
本発明では、被搭載物をスムーズに移動させることが可能な被搭載物の搭載装置を得ることができる。
本発明の実施形態に係る搭載装置が車両に適用された状態の側面図である。 図1に示す車両及びスロープの模式図である。 回動軸を回動させる駆動機構、及び、回動軸の回動可能状態と回動不可状態とを切り換える切換機構の構成を示す模式図である。 駆動機構及び切換機構が第3回動軸に適用された状態を示す概略構成斜視図である。 電動ウインチのフックが収納部に収納された状態を示す模式図である。 制御部との接続関係を示すブロック図である。 スロープの収納状態、立設固定状態、及び、接地状態を示す説明図である。 スロープの収納状態、立設固定状態、及び、接地状態を示す模式図である。 図5のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。 搭載装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 搭載装置の動作例を説明するためのフローチャートである。 図1に示す状態から車椅子が移動して、車椅子が低位置にある主板体に搭載された状態を示す側面図である。 車椅子が主板体に搭載されたまま、主板体が低位置から第1中間位置に変位した状態を示す側面図である。 車椅子が移動して車室後部スペースに到達した状態を示す側面図である。 図14に示す状態から車椅子が移動して、車椅子が高位置にある主板体に搭載された状態を示す側面図である。 車椅子が主板体に搭載されたまま、主板体が高位置から第2中間位置に変位した状態を示す側面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る搭載装置が車両に適用された状態の側面図、図2は、図1に示す車両及びスロープの模式図である。なお、各図中に矢印で示される、「前後」及び「上下」は、車両の前後方向及び上下方向を示し、「左右」は、運転席から見た左右方向(車幅方向)をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る搭載装置10は、例えば、車体後部開口部12を開閉するバックドア(テールゲート)14が設けられた車両16に適用される。なお、搭載装置10は、バックドア14を有する車両16に限定されるものではなく、例えば、左右のリヤスライドドア(図示せず)を有する車両にも適用することが可能である。
この搭載装置10は、車体後部開口部12のフロア面18と接地面(路面)20との間に掛け渡されるスロープ22を備える。このスロープ22は、被介護者24が乗った車椅子(被搭載物)26を車室後部スペース28に引き込むと共に、車外へ引き出すためのものである。
車両16の車室内には、左右一対の電動ウインチ30が設けられる。左右一対の電動ウインチ30は、モータ34(図6参照)の回動によって車椅子26に係止されたベルト32を巻き取ると共に、引き出し可能なドラム31(図6参照)を備え、被介護者24が乗った車椅子26を車室後部スペース28に引き込むことができる。なお、左右一対の電動ウインチ30は、例えば、車幅方向に沿った車体と座席との間に配置される。
図2に示されるように、スロープ22は、車椅子26が搭載される主板体34と、主板体34の車両前方側の一端と車体後部開口部(車体)12との間に設けられる板体からなる車体側板体36と、主板体34の車両後方側の他端と接地面20との間に設けられる板体からなる接地側板体38とによって構成される。
主板体34、車体側板体36、及び、接地側板体38は、それぞれ平面視して矩形状の平板からなり、例えば、樹脂製材料や軽金属製材料によって中空体で構成されるとよい。スロープ22の軽量化を図るためである。
本実施形態では、主板体34を単一の板体で構成しているが、例えば、隣接する複数のプレートが相互にスライドするように展開された複数のプレート全体を主板体34としてもよい。また、車体側板体36及び接地側板体38は、それぞれ単一の板体に限定されるものではなく、複数の板体で構成されてもよい。
図1、図2又は図6に示されるように、車両16のフロア面18と車体側板体36との間には、車幅方向に沿って延在する第1回動軸40aが設けられる。車体側板体36は、第1回動軸40aの軸心を回動中心として固定側のフロア面18に対して回動可能に連結される。また、車体側板体36と主板体34との間には、車幅方向に沿って延在する第2回動軸40bが設けられる。車体側板体36及び主板体34は、第2回動軸40bの軸心を回動中心としてそれぞれ回動可能に連結される。さらに、主板体34と接地側板体38との間には、車幅方向に沿って延在する第3回動軸40cが設けられる。主板体34及び接地側板体38は、第3回動軸40cの軸心を回動中心としてそれぞれ回動可能に連結される。
図2に示されるように、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の車体側板体36の寸法L1は、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の接地側板体38の寸法L2と同一に設定される(L1=L2)。つまり、車体側板体36と接地側板体38は、同一に構成される。
車体側板体36の寸法L1と接地側板体38の寸法L2とを同一にすると(L1=L2)、主板体34の角度を所定角度に保持した状態で、主板体34を低位置(図2中の太実線参照)と高位置(図2中の太破線参照)との間で変位(位置変化)させることができる。このため、主板体34の変位(位置変化)時における車椅子26の安定性を向上させることができる。
図2に示されるように、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の主板体34の寸法L3は、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の車体側板体36の寸法L1、及び、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の接地側板体38の寸法L2よりも大きく設定される(L3>L1、L2)。
主板体34の寸法L3を、車体側板体36の寸法L1及び接地側板体38の寸法L2よりも大きくすると(L3>L1、L2)、車椅子26を安定して変位(位置変化)させることができる搭載可能範囲(搭載可能面積)を広く確保することができ、スロープ22の変位時における車椅子26の安定性を向上させることができる。
図2に示されるように、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の車体側板体36の寸法L1と、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の主板体34の寸法L3と、第1〜第3回動軸40a〜40cに対して直交する方向(車両前後方向)の接地側板体38の寸法L2との合計(L1+L2+L3)は、主板体34の車両前方側の一端と車体との間に設けられる第1回動軸の軸心と接地面20とを結ぶ仮想直線S(図2中の細一点鎖線参照)の寸法LVよりも大きく設定される((L1+L2+L3)>LV)。
車体側板体36の寸法L1と、主板体34の寸法L3と、接地側板体38の寸法L2との合計(L1+L2+L3)を、仮想直線Sの寸法LVよりも大きくすると((L1+L2+L3)>LV)、接地面20と接触する接地側板体38の他端を移動させないでスロープ22を変位させることができる。
搭載装置10は、第2回動軸4b及び第3回動軸40cをそれぞれ回動させるスロープ駆動機構42(図3及び図4参照)を備える。また、搭載装置10は、スロープ駆動機構42による駆動力が伝達されて第2回動軸40b及び第3回動軸40cが回動可能な状態となる回動可能状態と、スロープ駆動機構42による駆動力の伝達が遮断されて第1〜第3回動軸40a〜40cが回動不可な状態となる回動不可状態とを切り換える切換機構44(図3及び図4参照)とを備える。スロープ駆動機構42及び切換機構44によって、スロープを駆動するスロープ駆動制御手段が構成されている。
スロープ22は、スロープ駆動機構42によって第2回動軸40b及び第3回動軸40cを回動させることにより、主板体34が上下方向における低位置(図2中の太実線の位置)と高位置(図2中の太破線の位置)との間で変位するように設けられる。この主板体34は、傾斜角度を所定角度に保持したまま、低位置と高位置との間で上下方向に沿って平行に移動する(図8参照)。
主板体34が上下方向の低位置(図2中の太実線の位置)の状態にあるとき、主板体34の車体前後方向の軸線と接地側板体38の車体前後方向の軸線とは、一直線上となるように設定される。低位置の状態のとき、車体側板体36の車体前後方向の軸線は、主板体34側(車両後方側)への下り勾配で主板体34に対して所定角度だけ傾斜した状態に設定される。
主板体34が上下方向の高位置(図2中の太破線の位置)の状態にあるとき、車体側板体36の車体前後方向の軸線と主板体34の車体前後方向の軸線とは、一直線上となるように設定される。高位置の状態のとき、接地側板体38の車体前後方向の軸線は、車両後方側への下り勾配で主板体34に対して所定角度だけ傾斜した状態に設定される。
第2回動軸40b及び第3回動軸40cに対してスロープ駆動機構42がそれぞれ設けられ、各駆動機構42は同一に構成される。このため、第3回動軸40cを回動させる駆動機構42について詳細に説明し、第2回動軸40bを回動させる駆動機構42についての説明を省略する。
図3は、回動軸を回動させるスロープ駆動機構、及び、回動軸の回動可能状態と回動不可状態とを切り換える切換機構の構成を示す模式図、図4は、スロープ駆動機構及び切換機構が第3回動軸に適用された状態を示す概略構成斜視図である。
図3及び図4に示されるように、スロープ駆動機構42は、図示しないバッテリを電源としてモータ軸60aを正逆方向に回転させるモータ60と、切換機構44を介してモータ60側と連結される駆動側ギヤ62と、第3回動軸40cに連結されて駆動側ギヤ62と噛合可能に配設される従動側ギヤ64とを有する。
図3に示されるように、切換機構44は、例えば、ソレノイド66が付設された電磁式のクラッチ68として構成される。このクラッチ68は、コイルが積層して巻回されたソレノイド66と、凹凸面と凸凹面とが相互に対向し連結(接続)及び離間可能に配置された円板状の一対のクラッチ板70a、70bと、一対のクラッチ板70a、70bの中心部にそれぞれ連結される一対の軸部72a、72bと、ばね力によって他方のクラッチ板70bを押圧して一方のクラッチ板70aと連結(接続)させるばね部材74とを有する。なお、ソレノイド66に近接する他方のクラッチ板70bは、ソレノイド66に吸引される可動鉄心(アーマチュア)として機能するものである。
一方のクラッチ板70aは、図示しないカップリング部材を介してモータ軸60aに連結され、他方のクラッチ板70bは、軸部72bを介して駆動側ギヤ62と連結される。一方のクラッチ板70aと他方のクラッチ板70bが連結したクラッチ68のオン状態において、ソレノイド66が通電されその励磁作用によって電磁力が発生し、この電磁力によってソレノイド66側に他方のクラッチ板70bが吸引される。他方のクラッチ板70bが吸引されることで、他方のクラッチ板70bが一方のクラッチ板70aから所定間隔だけ離間してクラッチ68がオフ状態となる。クラッチ68をオフ状態とすることで、第3回動軸40cがフリー状態となり、スロープ22を構成する各板体を手動操作で回動させることができる。
クラッチ68のオン状態では、駆動側ギヤ62と従動側ギヤ64とが相互に噛合し、通電されたモータ60による回転駆動力が第3回動軸40cに伝達されて第3回動軸40cが所定方向に回動する。これに対してクラッチ68のオフ状態では、駆動側ギヤ62が従動側ギヤ64から離間して非噛合状態となり(駆動側ギヤ62が空転状態となる)、モータ60による回転駆動力が第3回動軸40cに伝達されることが遮断される。
本実施形態では、第1回動軸40aは、スロープ駆動機構42が設けられておらず、常にフリー状態となっているが、第1回動軸40aにもスロープ駆動機構42を設ける構成であってもよい。
また、車室後端部の左右両端には、ウインチ30のベルト32の先端に取り付けられたフック32aを収納するための収納部201が設けられている。本実施形態において、収納部201は、フック32aを係止可能なリングである。ここで、ベルト32及びフック32aは、車椅子26を牽引する牽引部材を構成している。
次に、車両16の床面に配置された制御部100について説明する。図6は、制御部との接続関係を示すブロック構成図である。
図6に示されるように、制御部(制御手段)100には、第1回動軸40aの回動角度を検出する第1スロープ角度検出手段101と、第2回動軸40bの回動角度を検出する第2スロープ角度検出手段102と、第3回動軸40cの回動角度を検出する第3スロープ角度検出手段103と、ドラム31の回転量を検出する回転量検出手段111と、ウインチ30のベルト32が収納部201(図5参照)に収納されたことを検出する収納検出手段112とがそれぞれ接続されている。
さらに、制御部100は、切換機構44と電気的に接続され、切換機構44のソレノイド66に対して切換制御信号(電気信号)を導出することで、クラッチ68のオン状態(モータ60と連結されて第2回動軸40b及び第3回動軸40cがモータ60によって回動可能な状態であり、モータ60の停止時には手動で回動不能な状態)とオフ状態(モータ60と切り離されて第2回動軸40b及び第3回動軸40cがモータ60によって回動不可な状態であって、手動で回動可能な状態)とを切換制御する。さらに、制御部100は、スロープ駆動機構42と電気的に接続され、スロープ駆動機構42のモータ60にモータ駆動信号を導出することで、モータ60を駆動制御する。さらに、制御部100は、ウインチ駆動機構33と電気的に接続され、ウインチ駆動機構33に駆動信号を導出することで、ウインチ30のドラム31を駆動制御する。
第1スロープ角度検出手段101は、車体のフロア面18と車体側板体36とがなす角度θ1(図8参照)を検出するセンサであって、収納状態でθ1=0度、接地状態における低位置PLでθ1=最大となる。
第2スロープ角度検出手段102は、車体側板体36と主板体34とがなす角度θ2(図8参照)を検出するセンサであって、接地状態における低位置でθ2=最小、接地状態における高位置PHでθ2=最大=180度となる。
第3スロープ角度検出手段103は、主板体34と接地側板体38とがなす角度θ3(図8参照)を検出するセンサであって、収納状態でθ3=最小=0度、接地状態における低位置PLでθ3=最大=180度となる。
ここで、角度θ2、θ3は、スロープ22の接地状態における主板体34の接地面20からの高さに関するパラメータであることから、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103は、主板体34の高さを検出するスロープ高さ検出手段であるともいえる。また、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果は、スロープ22の主板体34の接地面からの高さに関するパラメータであることから、スロープ駆動手段の駆動状態に関するパラメータであるといえる。
回転量検出手段111は、電動ウインチ30のドラム31に設けられるロータリエンコーダ等のような回転角度センサによって構成される。回転角度センサでドラムの回転角度を検出しドラムによるベルト32の巻き取り量(引き上げ量)を検出することで、制御部100は、主板体34に対する車椅子26の搭載状態と非搭載状態とを(車椅子26のスロープ22上での位置を)判定することができる。ここで、回転量検出手段111の検出結果は、電動ウインチ30のベルト32に引出長に冠するパラメータであるため、電動ウインチ30の駆動状態に関するパラメータであるといえる。
なお、回転量検出手段111は、回転角度センサに限定されるものではなく、例えば、主板体34の両側部にそれぞれ発光素子と受光素子とからなる一対の光センサを対向して配置し、発光素子から受光素子への発光光が主板体34上に移動した車椅子26によって遮光されることで車椅子26の搭載状態を検知するようにしてもよい。さらに、主板体34に対して図示しない重量センサ(歪ゲージ)を配置し主板体34上に移動した車椅子26によって発生する歪量を検出することで搭載状態を検知するようにしてもよい。さらにまた、主板体34に対して図示しない静電容量センサ(静電容量型近接センサ)を配置し、静電容量センサに設けられた図示しない電極に対して車椅子26に乗った被介護者24が接近して電極の静電容量が増大することで搭載状態を検知するようにしてもよい。さらにまた、スロープ22上に、複数の圧電素子(ピエゾ素子)をマトリックス状に配設したものを配置してもよい。
制御部100は、例えば、CPU、RAM、ROM及び入出力回路を備えており、各検知手段からの検知信号の入力と、ROMに記憶されたプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を行なうことによって制御を実行する。制御部100は、スロープ駆動手段(スロープ駆動機構42及び切換機構44)及び電動ウインチ30の一方の駆動状態に基づいて他方の駆動状態を制御する。すなわち、本発明におけるスロープ22のスロープ駆動手段及び電動ウインチ30(すなわち、モータ33)は、制御部100によって連動制御される。特に、制御部100は、後記する動作例では一部例外はあるものの、スロープ駆動手段及び電動ウインチ30の一方が駆動しているときに、スロープ駆動手段及び電動ウインチ30の他方の駆動を禁止する。すなわち、駆動が禁止された状態では、リモコン操作等があったとしても、スロープ駆動機構42のモータ60は回動することができず(すなわち、スロープ22の主板体34は、上下動することができず)、電動ウインチ30のモータ60は回動することができない(すなわち、電動ウインチ30のドラム31は、ベルト32を巻き取ったり引き出したりすることができない)。
また、制御部100は、第1〜第3スロープ角度検出手段101〜103の検出結果と、予め記憶された各板体36、34、38の寸法L1〜L3及び接地面20から第1回動軸40aまでの高さである寸法LHと、に基づいて、スロープ22が接地しているか否かを判定する。
なお、接地の判定手法は前記したものに限定されず、例えば、接地側板体38の車両後方側端部の下方に配置されたリミットスイッチによって構成される接地検知手段による検知結果を用いるものであってもよい。リミットスイッチに設けられた検知素子が接地面20と接触することで接地状態が検知される。なお、接地検知手段は、リミットスイッチに限定されるものではなく、例えば、反射型の光センサ等の非接触型のセンサを用いるとよい。
また、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ検出手段103の少なくとも一方の検出結果に基づいて、主板体34の接地面20からの高さを認識することができる。
例えば、制御部100は、接地状態において、第3スロープ角度検出手段103の検出結果103が180度であれば、スロープ22が低位置PL(図8参照)であると認識し、第2スロープ角度検出手段102の検出結果が180度であれば、スロープ22が高位置PH(図8参照)であると認識する。制御部100には、スロープ22の各位置PL、PH、P1、P2における第2回動軸40b及び第3回動軸40cの角度が予め記憶されており、制御部100は、予め記憶された値を用いてスロープ駆動手段(スロープ駆動機構42)の駆動状態を認識することができる。
また、制御部100は、回転量検出手段111によって検出されたドラム31の回転量と、予め記憶されたドラム31の径と、に基づいて、電動ウインチ30のベルト32の引出長を算出し、算出結果に基づいてスロープ駆動手段(スロープ駆動機構42)の駆動の許可及び禁止を切り換える。さらに、本実施形態では、制御部100は、予め記憶されたベルト32の厚みに基づいて、電動ウインチ30のベルト32の引出長を補正することができる。
また、制御部100は、電動ウインチ30のフック32aが収納部201に収納されたことを収納検出手段112が検出した場合に、回転量検出手段111の検出結果をリセットする。なお、収納部201の設置場所によっては、座席の状態、荷物の収納状態等によってフック32aの収納状態における電動ウインチ30のベルト32の引出長が変わってしまうおそれがある。このような場合には、利用者による座席の状態等の確認の後に、図示しないリモコン等の操作と、収納検出手段112による収納検出と、に基づいて、制御部100は、フック32aが収納部201に収納された状態で電動ウインチ30にベルト32を巻き取らせ、ベルト32の弛みをとった状態で回転量検出手段111の検出結果をリセットすることができる。
図9は、図7のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。
接地側板体38の上面には、例えば、介護者(操作者)等によって把持される左右一対の把持部46が設けられる。各把持部46は、図9に示されるように、接地側板体38の矩形状開口部48から挿通して中空部50内に収納されるケーシング52を有する。ケーシング52は、接地側板体38の上面に沿って突出する係合突起部54と、接地側板体38の上面から下面に向かって緩やかに湾曲する湾曲面を有する湾曲部56と、係合突起部54と湾曲部56とを連結する縦壁58とを有する。
図7は、スロープの車室内への収納状態、スロープの立設固定状態、及び、スロープを車外へ移動させスロープの他端を接地面に接地させた接地状態を示す説明図、図8は、前記の各状態をそれぞれ示す模式図である。
スロープ22は、収納状態から立設固定状態を経て車外に移動させた後、スロープ22車両前後方向の他端が接地面20に接地した接地状態となる。スロープ22の車室内における収納状態では、主板体34及び接地側板体38が略水平状態にあると共に、接地側板体36が第3回動軸40cを起点として主板体34及び接地側板体38に対して鋭角状に折曲した状態となっている。この収納状態では、図7に示されるように、一対の把持部46が接地側板体38の上面で車体後部開口部12(図1参照)に近接する位置に設けられるため、例えば、介護者が車室内へ進入しなくても車外から車体後部開口部12を介して把持部46を把持してスロープ22を容易に接地させることができる。
本実施形態に係る搭載装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
図10及び図11は、搭載装置の動作例を説明するためのフローチャート、図12は、図1に示す状態から車椅子が移動して、車椅子が低位置にある主板体に搭載された状態を示す側面図、図13は、車椅子が主板体に搭載されたまま、主板体が低位置から第1中間位置に変位した状態を示す側面図、図14は、車椅子が移動して車室後部スペースに到達した状態を示す側面図、図15は、図14に示す状態から車椅子が移動して、車椅子が高位置にある主板体に搭載された状態を示す側面図、図16は、車椅子が主板体に搭載されたまま、主板体が高位置から第2中間位置に変位した状態を示す側面図である。図1、12〜15において、白抜き矢印は、乗車時におけるベルト32の移動方向と第2回動軸40b及び第3回動軸40cの回転方向を示し、黒矢印は、降車時におけるベルト32の移動方向と第2回動軸40b及び第3回動軸40cの回転方向を示す。
ここで、図8を参照して、乗車時及び降車時においてスロープ22がとる4つの位置について説明する。
(低位置)
乗車スタート時において、スロープ22は、低位置PLとなる。本実施形態では、低位置PLにおいて、主板体34の高さHLは最も低く、第3回動軸40cの前後方向における勾配変化はゼロである。
(高位置)
降車スタート時において、スロープ22は、高位置PHとなる。本実施形態では、高位置PHにおいて、主板体34の高さHHは最も高く、第2回動軸40bの前後方向における勾配変化はゼロである。
(第1中間位置)
乗車時の制御において重要な第1中間位置P1において、主板体34の高さH1は高さHHに次いで高く、第2回動軸40bの前後方向における勾配変化はゼロではないが小さい。
(第2中間位置)
降車時の制御において重要な第2中間位置P2において、主板体34の高さH2は高さHLに次いで低く、第3回動軸40cの前後方向における勾配変化はゼロではないが小さい。
<乗車時>
先ず、図1に示されるように、車室内に収納されたスロープ22を車外に移動させ、主板体34を上下方向で低位置PLとなるように車体と接地面20との間でスロープ22を掛け渡す。この低位置PLでは、主板体34の車体前後方向の軸線と接地側板体38の車体前後方向の軸線とが同一直線上に設定されると共に、車体側板体36の車体前後方向の軸線が、主板体34側(車両後方側)への下り勾配で所定角度だけ傾斜した状態に設定される。ここで、スロープ22の収納状態〜立設固定状態において、第2回動軸40bの切換機構44のクラッチ68は、ON状態に設定されており、第2回動軸40bは、θ2=180度に設定されており、第3回動軸40bの切換機構44のクラッチ68は、OFF状態に設定されている。例えば、制御部100は、第1スロープ角度検出手段101の検出結果に基づいて、スロープ22が立設固定状態よりも車外側へ引き出されている場合に第2回動軸40bを回動させるとともに、さらに各スロープ角度検出手段101〜103の検出結果に基づいて、スロープ22が接地面20に接地した場合に第3回動軸40bのクラッチ68をON状態に設定するとともに第3回動軸40cを回動させることによって、スロープ22を低位置PLに設定することができる。スロープ22が低位置PLに設定された後の乗車動作及び降車動作中、第2回動軸40b及び第3回動軸40cにおける切換機構44のクラッチ68は、常にON状態である。かかる状態において、制御部100は、第1〜第3スロープ角度検出手段101〜103の検出結果(第1スロープ角度検出手段101の検出結果のみでも可)に基づいて、スロープ22が接地しているか否かを判定する(ステップS11)。
続いて、介護者がベルト32をドラム31から引き出して、電動ウインチ30のフック32aを車椅子26に係止する。かかる状態において、介護者がリモコン操作を行なうと、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて、電動ウインチ30の引出長が第1所定長以上であるか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、第1所定長は、車椅子26が車室内でもスロープ22上でもない車外にあるときの長さとして予め設定されている。ステップS11でYes且つステップS12でYesの場合に、制御部100は、車椅子26の乗車のための動作を開始する。すなわち、制御部100は、スロープ22の駆動を禁止すると共に電動ウインチ30の駆動を許可し(ステップS13)、ウインチ駆動機構33を制御することによって、電動ウインチ30を付勢し車椅子26に係止されたベルト32をドラム31で巻き上げることで、被介護者24が車椅子26に乗ったままスロープ22に沿って車体側へ移動する。
なお、本動作例において、制御部100は、左右一対の電動ウインチ30,30のそれぞれに設けられた回転量検出手段111の検出結果に基づいて、両方の回転量検出手段111の検出結果がともに条件を満たした場合に各制御を行ってもよく、左右一対の電動ウインチ30,30の一方に設けられた回転量検出手段111の検出結果に基づいて、左右一対の電動ウインチ30,30を連動制御してもよい。
続いて、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて車椅子26が主板体34に搭載されたか否かを判定し(ステップS15)、図12に示されるように、車椅子26が主板体34に搭載された状態となったとき(ステップS15でYes)、スロープ22の駆動を許可すると共に電動ウインチ30の駆動を禁止する(ステップS16)。制御部100は、電動ウインチ30のドラムの巻き取り操作を停止させると共に、図12に示されるように、車椅子26が主板体34に搭載された状態を保持しながら、第2回動軸40b及び第3回動軸40cをそれぞれ所定方向に回動させて主板体34を低位置PLから第1中間位置P1の状態に切り換える(ステップS17)。すなわち、第2回動軸40bを所定方向に回動させて車体側板体36の車体前後方向の軸線と主板体34の車体前後方向の軸線とを同一直線上に近づける。同時に、第3回動軸40cを回動させて接地側板体38の車体前後方向の軸線が車両後方側への下り勾配で所定角度だけ傾斜した状態にする。
続いて、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果に基づいて、主板体34が第1所定高さH1以上であるか否か(すなわち、第1中間位置P1に達したか否か)を判定し(ステップS18)、主板体34が第1所定高さ以上となったとき(ステップS18でYes)、スロープ22及び電動ウインチ30の駆動を共に許可する(ステップS19)。制御部100は、電動ウインチ30のドラムの巻き取り操作を再開させると共に、第2回動軸40b及び第3回動軸40cをそれぞれ所定方向に回動させて主板体34を第1中間位置P1から図20に示す高位置PHの状態に切り換える(ステップS20)。
続いて、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果に基づいて、主板体34が最大高さHH以上であるか否か(すなわち、高位置PHに達したか否か)を判定し(ステップS21)、主板体34が最大高さHHとなったとき(ステップS21でYes)、スロープ22の駆動を禁止すると共に電動ウインチ30の駆動を許可する(ステップS22)。
このように、第2回動軸40bの前後方向における勾配変化が小さくなった状態において、制御部100が主板体34を上昇させつつ電動ウインチ30を付勢してベルト32の巻き取りを開始すると共に、介護者がスロープ22に沿って車椅子26を車体側に押圧することで、車椅子26を車室後部スペース28の位置に乗車させることができる(図14参照)。そして、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて車椅子26の乗車が完了したか否か(すなわち、車椅子26が車室後部スペース28の位置に到達したか否か)を判定し(ステップS24)、乗車完了と判定された場合に(ステップS24でYes)、電動ウインチ30のベルト32の巻き取りを停止させ、乗車における動作フローを終了する。
<降車時>
ステップS12でNoの場合には、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて、電動ウインチ30の引出長が第2所定長以下であるか否かを判定する(ステップS31)。
ここで、第2所定長は、車椅子26が車室内にあるときの長さとして予め設定されている。ステップS11でYes且つステップS12でNo且つステップS31でYesの場合に、制御部100は、車椅子26の降車のための動作を開始する。すなわち、制御部100は、スロープ22の駆動を許可すると共に電動ウインチ30の駆動を禁止し(ステップS32)、第2回動軸40b及び第3回動軸40cをそれぞれ所定方向に回動させて主板体34を低位置PL(図1参照)から高位置PH(図14参照)の状態に切り換える(ステップS33)。続いて、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果に基づいて、主板体34が最大高さHHであるか否か(すなわち、高位置PHに達したか否か)を判定し(ステップS34)、主板体34が最大高さHHとなったとき(ステップS34でYes)、スロープ22の駆動を禁止すると共に電動ウインチ30の駆動を許可し(ステップS35)、ウインチ駆動機構33を制御することによって、電動ウインチ30を付勢し車椅子26に係止されたベルト32をドラム31から引き出す(ステップS36)ことで、被介護者24が車椅子26に乗ったままスロープ22に沿って車外側へ移動する。
続いて、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて車椅子26が主板体34に搭載されたか否かを判定し(ステップS37)、図15に示されるように、車椅子26が主板体34に搭載された状態となったとき(ステップS37でYes)、スロープ22の駆動を許可すると共に電動ウインチ30の駆動を禁止する(ステップS38)。制御部100は、電動ウインチ30のドラムの引き出し操作を停止させると共に、図16に示されるように、車椅子26が主板体34に搭載された状態を保持しながら、第2回動軸40b及び第3回動軸40cをそれぞれ所定方向に回動させて主板体34を高位置PHから第2中間位置P2の状態に切り換える(ステップS39)。すなわち、第2回動軸40bを所定方向に回動させて接地側板体38の車体前後方向の軸線が車両後方側への下り勾配で所定角度だけ傾斜した状態にする。同時に、第3回動軸40cを回動させて接地側板体38の車体前後方向の軸線と主板体34の車体前後方向の軸線とを同一直線上に近づける。
続いて、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果に基づいて、主板体34が第2所定高さH2以下であるか否か(すなわち、第2中間位置P2に達したか否か)を判定し(ステップS40)、主板体34が第2所定高さH2以下となったとき(ステップS40でYes)、スロープ22及び電動ウインチ30の駆動を共に許可する(ステップS41)。制御部100は、電動ウインチ30のドラムの引き出し操作を再開させると共に、第2回動軸40b及び第3回動軸40cをそれぞれ所定方向に回動させて主板体34を第2中間位置P2から図1に示す低位置PLの状態に切り換える(ステップS42)。
続いて、制御部100は、第2スロープ角度検出手段102及び第3スロープ角度検出手段103の検出結果に基づいて、主板体34が最小高さHL以下であるか否か(すなわち、低位置PLに達したか否か)を判定し(ステップS43)、主板体34が最小高さHLとなったとき(ステップS43でYes)、スロープ22の駆動を禁止すると共に電動ウインチ30の駆動を許可する(ステップS44)。
このように、第3回動軸40cの前後方向における勾配変化が小さくなった状態において、制御部100が主板体34を下降させつつ電動ウインチ30を付勢してベルト32の引き出しを開始すると共に、介護者がスロープ22に沿って車椅子26を車外側に引くことで、車椅子26を車外に降車させることができる(図1参照)。そして、制御部100は、回転量検出手段111の検出結果に基づいて車椅子26の降車が完了したか否か(すなわち、車椅子26が車外の位置に到達したか否か)を判定し(ステップS46)、降車完了と判定された場合に(ステップS46でYes)、電動ウインチ30のベルト32の引き出しを停止させ、降車における動作フローを終了する。
降車完了後、介護者は、スロープ22を収納状態とすると共に電動ウインチ30のフック32aを収納部201に収納した状態において、リモコンを操作する。制御部100は、かかるリモコン操作に応じてウインチ駆動機構33の駆動を制御することによって、ベルト32を巻き取り、ベルト32の弛みがなくなった状態で巻き取りを終了する。制御部100は、かかる状態において、回転量検出手段111による検出結果をリセットする。
本発明の実施形態に係る搭載装置10は、スロープ22と電動ウインチ30とを協調させて制御することができ、被搭載物である車椅子26をよりスムーズに移動させることができる。
また、搭載装置10は、スロープ駆動機構42及び電動ウインチ30のモータ33の一方が駆動しているときに他方の駆動を禁止することによって、スロープ22及び電動ウインチ30が同時に作動することを防ぎ、例えば車椅子26上の被介護者24へ与える違和感を抑制することができる。
また、搭載装置10は、スロープ駆動機構42の駆動状態の一例である主板体34の高さに基づいて、スロープ22と電動ウインチ30とを協調させて制御することができ、車椅子26をよりスムーズに移動させることができる。
また、搭載装置10は、スロープ22に形成された段差が小さい状態で車椅子26に当該段差を通過させるので、例えば車椅子26上の被介護者24へ与える違和感を抑制しつつ、乗車又は降車に要する時間を短縮することができる。
また、搭載装置10は、スロープ駆動機構42の駆動状態の一例である回動軸の回動角度に基づいて、スロープ22と電動ウインチ30とを協調させて制御することができ、車椅子26をよりスムーズに移動させることができる。
また、搭載装置10は、電動ウインチ30の駆動状態の一例であるドラム31の回転量に基づいて、スロープ22と電動ウインチ30とを協調させて制御することができ、車椅子26をよりスムーズに移動させることができる。
また、搭載装置10は、ベルト32の厚みも考慮することによって車椅子26の位置をより正確に算出し、かかる算出結果に基づいて、スロープ22と電動ウインチ30とを協調させて制御することができ、車椅子26をよりスムーズに移動させることができる。
また、搭載装置10は、複数回の使用に伴う回転量検出手段111における誤差の発生を抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。例えば、主板体34の高さは、接地面20を基準としたものに限定されず、例えば第1回動軸40aを基準としたものであってもよい。
10 搭載装置(被搭載物の搭載装置)
16 車両
20 接地面
22 スロープ
26 車椅子(被搭載物)
34 主板体
36 車体側板体
38 接地側板体
40a〜40c 回動軸
42 駆動機構(スロープ駆動手段)
44 切換機構(スロープ駆動手段)

Claims (9)

  1. 被搭載物が搭載される主板体と、前記主板体の一端と車体との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる車体側板体と、前記主板体の他端と接地面との間に設けられ、少なくとも1つの板体からなる接地側板体と、を有し、前記接地側板体が接地した状態で前記主板体が低位置と高位置との間で昇降可能なスロープと、
    前記スロープに沿って前記被搭載物を牽引可能なウインチと、
    前記主板体を駆動するスロープ駆動手段と、
    前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの一方の駆動状態に基づいて、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの他方の駆動状態を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  2. 請求項1記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記制御手段は、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの一方が駆動しているときに、前記スロープ駆動手段及び前記ウインチの他方の駆動を禁止する
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  3. 請求項1記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記主板体の高さを検出するスロープ高さ検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記主板体の高さに基づいて、前記ウインチの駆動の許可及び禁止を切り換える
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  4. 請求項3記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記制御手段は、前記主板体の上昇時において、前記主板体の高さが第1所定高さ以上のときに、前記ウインチの乗車方向への駆動を許可する
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記制御手段は、前記主板体の下降時において、前記主板体の高さが第2所定高さ以下のときに、前記ウインチの降車方向への駆動を許可する
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  6. 請求項1記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記スロープは、前記車体と前記車体側板体との間、及び、前記各板体同士の間に設けられる複数の回動軸を有しており、
    前記回動軸の回動角度を検出するスロープ角度検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記回動角度に基づいて、前記ウインチの駆動の許可及び禁止を切り換える
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  7. 請求項1記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記ウインチは、前記被搭載物に連結される牽引部材と、当該牽引部材を巻き取り及び引き出し可能なドラムと、を有しており、
    前記ドラムの回転量を検出する回転量検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記回転量に基づいて、前記スロープ駆動手段の許可及び禁止を切り換える
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  8. 請求項7記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記制御手段は、前記回転量及び前記牽引部材の厚みに基づいて、前記牽引部材の前記ドラムからの引出長を算出し、前記引出長に基づいて、前記スロープ駆動手段の駆動の許可及び禁止を切り換える
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
  9. 請求項7又は請求項8記載の被搭載物の搭載装置において、
    前記牽引部材が収納部に収納されたことを検出する収納検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記牽引部材が前記収納部に収納されたときに、前記回転量検出手段による検出結果をリセットする
    ことを特徴とする被搭載物の搭載装置。
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