JP2018108769A - 被搭載物の車両搭載システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 コスト増を抑制しつつ、スロープの展開及び格納に伴うユーザ負担を軽減することが可能な被搭載物の車両搭載システムを提供する。【解決手段】 被搭載物の車両搭載システム6Aは、車体2に対して展開及び格納が可能なスロープ10と、車体2に設けられた電動ウインチ20と、電動ウインチ20から延びて被搭載物Xに係止可能な係止部材30と、を備え、係止部材30が係止された被搭載物Xを電動ウインチ20によって乗車及び降車させることが可能なシステムであり、スロープ10は、係止部材30が係止可能な係止部を備えており、電動ウインチ20は、係止部材30が係止部13に係止された状態で駆動することによって、スロープ10の展開動作及び格納動作を行う。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば被介護者が乗った車椅子等の被搭載物を車両に搭載するシステムに関する。
特許文献1には、スロープを介して車椅子を乗降させる際に、電動ウインチによって車椅子の乗降をアシストする福祉車両が開示されている。
特開2003−071800号公報
かかる福祉車両では、車椅子の乗降時にはスロープを車外に展開し、車両走行時にはスロープを車体内に格納する必要がある。かかる展開及び格納作業は、手動で行う場合にはユーザにとって負担となる。また、モータ等を設けることによって自動的に展開及び格納することが可能なスロープが考えられるが、この場合にはコストが増加する。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、コスト増を抑制しつつ、スロープの展開及び格納に伴うユーザ負担を軽減することが可能な被搭載物の車両搭載システムを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するために、本発明の被搭載物の車両搭載システムは、車体に対して展開及び格納が可能なスロープと、前記車体に設けられた電動ウインチと、前記電動ウインチから延びて被搭載物に係止可能な係止部材と、を備え、前記係止部材が係止された被搭載物を前記電動ウインチによって乗車及び降車させることが可能な被搭載物の車両搭載システムであって、前記スロープは、前記係止部材が係止可能な係止部を備えており、前記電動ウインチは、前記係止部材が前記係止部に係止された状態で駆動することによって、前記スロープの展開動作及び格納動作を行うことを特徴とする。
本発明によると、コスト増を抑制しつつ、スロープの展開及び格納に伴うユーザ負担を軽減することができる。
本発明の第一の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムが適用された車両を模式的に示す側面図である。 展開状態のスロープを模式的に示す平面図である。 係止部を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムを模式的に示すブロック図である。 係止部材が係止部に係止された状態を模式的に示す側面図である。 (a)(b)は、本発明の第一の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第一の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 本発明の第一の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第二の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第二の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第二の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第三の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第三の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第三の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。 (a)(b)は、本発明の第四の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システムの動作例を説明するための側面図である。
本発明の実施形態について、本発明の被搭載物の車両搭載システムを、被搭載物としての車椅子を車体の後部開口から車室内の後部スペースに搭載する場合を例にとり、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。前後、左右(車幅方向)及び上下といった方向に関する表現は、車両の乗員(運転者)を基準とする。
<第一の実施形態>
図1に示すように、本発明の第一の実施形態に係る被搭載物の車両搭載システム(以下、単に「車両搭載システム」と称する)6Aが適用された車両1は、車体2の後面に形成された後部開口2aのバックドア(テールゲートともいう)4を開けた状態で、当該後部開口2aから床面4上に被搭載物Xを搭載することができるように構成されている。本実施形態において、バックドア3は、車体2の後部開口2aの上縁部に対して回動可能に支持されている。車両搭載システム6Aは、スロープ10と、左右一対の電動ウインチ20及び係止部材30(一方のみ図示)と、回転量検出部40(図4参照)と、制御部50(図4参照)と、を備える。
<スロープ>
スロープ10は、車体2の床面4と車両1の後方の地面Gとの間に架設可能な金属製の部材である。スロープ10は、床面4の後端部に対して回動可能に支持されており、車体2の床面4上に倒れた状態で格納される第一の格納状態(床上格納状態)と、車両1内において起立状態で格納される第二の格納状態(起立格納状態)と、車両1の後方の地面Gへ架設された展開状態と、をとることができる。なお、各図において、スロープ10は模式的に記載されているが、実際には、床上格納状態のスロープ10は床面4に載置され、展開状態のスロープ10の先端部は地面Gに接地する。図2に示すように、スロープ10は、第一の板部11と、第二の板部12と、を備える。
第一の板部11は、スロープ10の基端部側を構成する板状部材である。第一の板部11の基端部は、車体2の床面4の後端部に対して回動可能に支持されている。
第二の板部12は、スロープ10の先端部側を構成する板状部材である。第二の板部12は、第一の板部11に対してスライド可能に取り付けられている。第二の板部12は、第一の格納状態及び第二の格納状態において、第一の板部11と重ねられており、展開状態において、第一の板部11の先端部から延出されている。第二の板部12の先端部は、展開状態において地面Gに接地する。
≪係止部≫
第二の板部12は、2つの係止部材30に対応して2つの係止部13を備える。係止部13は、後記する係止部材30が係止される部位である。図3に示すように、係止部13は、切欠部13aと、孔部13bと、を備える。
切欠部13aは、第二の板部12の周縁部、本実施形態では、先端部すなわち展開状態における後端部に形成されている。切欠部13aは、係止部材30が係合する部位であり、本実施形態では、二等辺台形形状を呈する。
孔部13bは、切欠部13aよりもスロープ中心側、本実施形態では、切欠部13aの前方に形成されている。孔部13bは、係止部材30が挿通される部位であり、本実施形態では、円形状を呈する。
<電動ウインチ>
図1に示すように、電動ウインチ20は、車体2に設けられており、被搭載物Xを車両1に乗車及び降車させるためのものである。電動ウインチ20は、被搭載物Xが搭載されるスペースよりも前方の床面4上(例えば、床面4と図示しない座席の座面部との間)に設置されている。図4に示すように、電動ウインチ20は、ドラム21と、ベルト22と、モータ23と、を備える。
ドラム21は、円柱形状又は円筒形状を呈しており、図示しない筐体に対して回動可能に支持されている。
ベルト22は、ドラム21に巻回されることによって被搭載物Xを乗車させたり、ドラム21から引き出されることによって被搭載物Xを降車させたりする。ベルト22の基端部は、ドラム21に固定されている。ベルト22の先端部には、係止部材30が取り付けられている。
モータ23は、制御部50の制御に基づいて、ドラム21を回動(正逆回転)させる駆動源である。
<係止部材>
図1に示すように、係止部材30は、電動ウインチ20から延びて被搭載物Xに係止可能な金属製部材である。図5に示すように、本実施形態において、係止部材30は、S字形状を呈するフックである。係止部材30の基部31は、ベルト22の先端部に取り付けられている。係止部材30の先端部32は、孔部13bに挿通される。係止部材30の先端部32と対向する対向部33は、切欠部13aに係合される。
≪断面形状と断面係数(比)との関係≫
係止部材30の断面形状と断面係数(比)との関係について説明する。係止部材30において、断面形状が円である場合の断面係数を1とすると、断面形状が楕円である場合の断面係数(比)は1.4であり、断面形状が長方形である場合の断面係数(比)は1.7である。また、断面形状が二等辺台形である場合の断面係数(比)は1.7であり、断面形状が二等辺三角形である場合の断面係数(比)は1.2である。また、断面形状がT字である場合の断面係数(比)は2.3であり、断面形状が正六角形である場合の断面係数(比)は1.1である。本発明では、係止部材30の対向部33、及び、基部31と対向部33との間の屈曲部34は、最大応力が発生する部位であるので、部分鍛圧加工(例えば、部分的な焼き入れ及び焼き戻し)によって、円形よりも断面係数が大きい断面形状に形成されている。また、対向部33及び屈曲部34以外の部位は、対向部33及び屈曲部34と比較して薄肉化された円形断面形状に形成されている。
すなわち、係止部材30において、切欠部13aと係合する部位(対向部33)の断面係数は、孔部13bと係合する部位(先端部32)の断面係数よりも大きい。
また、対向部33の断面形状は、切欠部13aの形状と一致する(本実施形態では、二等辺台形)ことが望ましい。かかる構成によると、スロープ10の展開動作及び格納動作において、係止部材30のスロープ10からの脱落を好適に防止することができる。
<回転量検出部>
図4に示すように、回転量検出部40は、一方のドラム21の回転量を検出し、検出結果を制御部50へ出力するセンサ(例えば、エンコーダ)である。
<制御部>
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力回路等によって構成された、いわゆるECU(Electrical Control Unit)である。制御部50は、ユーザによる図示しないリモコン装置の操作結果に基づいて、一対の電動ウインチ20のモータ23を制御する。また、制御部50は、回転量検出部40の検出結果と、予め記憶されたドラム21の径の値と、に基づいてベルト22の引き出し長を算出し、算出結果に基づいてモータ23を制御する。
すなわち、制御部50は、図示しないリモコン装置の引き出しボタンが押された場合に、ベルト22の引き出し長に基づいて、被搭載物Xの降車動作を行うかスロープ10の展開動作を行うかを選択し、選択された動作内容に応じた制御を行う。また、制御部50は、図示しないリモコン装置の巻き取りボタンが押された場合に、ベルト22の引き出し長に基づいて、被搭載物Xの乗車動作を行うかスロープ10の格納動作を行うかを選択し、選択された動作内容に応じた制御を行う。
また、制御部50には、ベルト22の引き出し長とスロープ10の展開角度θとの関係が記憶されている。スロープ10の展開動作及び格納動作において例えばリモコン装置のボタンが押された際に、制御部50は、算出された引き出し長を用いて前記関係を参照することによって展開角度θを読み出し、読み出された展開角度θに基づいて電動ウインチ20の動作モードを選択し、選択された動作モードに応じた制御を行う。
<動作例>
続いて、車両搭載システム6Aの動作例について、被搭載物Xの乗車、被搭載物Xの降車、スロープ10の展開、スロープ10の格納の順に説明する。なお、スロープ10の展開及び格納に関する説明において、床面4に対するスロープ10の角度(展開角度)をθとする。本実施形態において、展開角度θは第一の格納状態を基準(0°)としており、第一の格納状態でθ=0°、第二の格納状態でθ=90°、展開状態でθ=接地角度>180°である。
≪被搭載物の乗車≫
図1に示すように、バックドア3が開けられ、かつ、スロープ10が車両1外に展開された状態において、ユーザ(車椅子に乗った被介護者の介護者)は、係止部材30を係止部13から取り外し、車両1外の被搭載物(車椅子)Xに係止させる。続いて、ユーザが図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すと、制御部50は、リモコン装置の操作結果に基づいて、モータ23を回転させ、ベルト22をドラム21に巻き取らせる。被搭載物Xは、かかるベルト22の巻き取りによって、スロープ10上を移動して車両1に乗車する。
≪被搭載物の降車≫
バックドア3が開けられ、かつ、スロープ10が車両1外に展開された状態において、ユーザ(車椅子に乗った被介護者の介護者)は、係止部材30を係止部13から取り外し、車両1内の被搭載物(車椅子)Xに係止させる。続いて、ユーザが図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すと、制御部50は、リモコン装置の操作結果に基づいて、モータ23を回転させ、ベルト22をドラム21から引き出させる。被搭載物Xは、かかるベルト22の引き出しによってアシストされた状態で、ユーザの介助によって、スロープ10上を移動して車両1から降車する。ここでは、後記する展開モード(弛み取りを行いながらベルト22を引き出し可能なモード)が利用可能である。被搭載物Xの降車後に、ユーザが係止部材30をスロープ10の係止部13に係止させると、スロープ10の格納動作の初期状態となる。
≪スロープの展開動作≫
図6(a)に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1内に格納された状態(第一の格納状態)において、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=0°の状態において、制御部50は、電動ウインチ20を固定モードで停止させている。固定モードでは、モータ23とドラム21との間が連結されており、ドラム21は、回転不能となっている。そのため、電動ウインチ20及び係止部材30は、スロープ10の不要な起き上がりを防止することができる。
まず、図6(b)に示すように、ユーザYは、バックドア3を開け、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すとともに、手動でスロープ10を第二の格納状態まで引き起こす(θ:0°→90°)。この0°<θ≦90°の間、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。フリーモードでは、モータ23とドラム21との間が切断されており、ベルト22は、スロープ10の回転に伴って引き出される。制御部50は、θ=90°になると、電動ウインチ20を停止させる。
続いて、図7(a)(b)に示すように、ユーザYは、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すとともに、手動でスロープ10を地面G側に倒して展開状態にする(θ:90°→接地角度)。この90°<θ≦140°の間、制御部50は、電動ウインチ20を送り出しモード又は展開モードにする。送り出しモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって引き出される。展開モードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって弛み取りをされながら、スロープ10の回転に伴って引き出される。制御部50は、θ=140°になると、電動ウインチ20を停止させる。続いて、図7(b)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を伸張させる。
続いて、ユーザYは、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すとともに、手動でスロープ10を地面G側に倒す(θ:140°→接地角度)。この140°<θ≦接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。フリーモードでは、ベルト22は、スロープ10の回転に伴って引き出される。
続いて、図8に示すように、ユーザYは、展開状態のスロープ10を地面Gに接地させる。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。かかるスロープ10の展開動作が、被搭載物Xの乗車の前のベルト22の引き出し動作と一体化されている。
なお、スロープ10が自重によって伸張可能な場合には、90°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20を展開モードにする構成であってもよい。
≪スロープの格納動作≫
図8に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1外に展開された状態において、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードで停止させている。
まず、図7(b)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を持ち上げるとともに、展開状態のスロープ10を収縮させる(θ:接地角度→140°)。
続いて、図7(a)に示すように、ユーザYは、図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すとともに、手動でスロープ10を第二の格納状態まで持ち上げる(θ:140°→90°)。この90°<θ≦140°の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモード又は展開モードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。展開モードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって弛み取りをされながら、スロープ10の回転に伴って巻き取られる。制御部50は、θ=90°になると、電動ウインチ20を停止させる。
続いて、図6(b)に示すように、ユーザYは、図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すとともに、手動でスロープ10を車両1内に倒す(θ:90°→0°)。この0°<θ≦90°の間、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
続いて、図6(a)に示すように、ユーザYは、スロープ10を第一の格納状態とする。このθ=0°の状態において、制御部50は、電動ウインチ20を固定モードで停止させる。かかるスロープの格納動作が、被搭載物Xの降車の後のベルト22の巻き取り動作と一体化されている。
本発明の第一の実施形態に係る車両搭載システム6Aは、係止部材30がスロープ10に係止された状態で電動ウインチ20が駆動することによってスロープ10の展開動作及び格納動作を行うので、コスト増を抑制しつつ、スロープ10の展開及び格納に伴うユーザ負担を軽減することができる。詳細には、スロープ10の展開動作及び格納動作においてユーザYがスロープ10の重さを支える労力を大幅に軽減するとともに、係止部材30を引き出したり巻き取らせたりするためにユーザYが車両1に乗車したり降車したりする手間を省くことができる。
また、車両搭載システム6Aは、係止部13がスロープ10の先端部に設けられているので、スロープ10の展開及び格納における電動ウインチ20の作動負荷を低減することができる。
また、車両搭載システム6Aは、フックである係止部材30が切欠部13a及び孔部13bによって構成された係止部13に係止されるので、スロープ10に対して係止部材30を好適に固定することができる。より詳細には、車両搭載システム6Aは、係止部材30が2箇所においてスロープ10に係合して固定されるので、スロープ10の展開及び格納時における係止部材30の脱落及びズレを好適に防止することができる。
また、車両搭載システム6Aは、係止部材30の切欠部13aに係合する部位が後部13bに係合する部位よりも断面係数が大きく設定されているので、スロープ10の展開及び格納時に必要な強度及び剛性の確保と軽量化とを両立することができる。
<第二の実施形態>
続いて、本発明の第二の実施形態に係る車両搭載システムについて、第一の実施形態に係る車両搭載システム6Aとの相違点を中心に説明する。図9(a)に示すように、本発明の第二の実施形態に係る車両搭載システム6Bは、左右一対の中継部60(一方のみを図示)を備える。中継部60は、ベルト22が着脱可能なベルトガイドであり、本実施形態では、Cリングである。中継部60は、車体2の上部に設けられており、本実施形態では、スロープ10の回動軸14よりも前方となる車室内の天井5又は車幅方向側壁に設けられている。
本実施形態において、スロープ10の展開動作開始時のベルト22の引き出し長は、被搭載物Xの降車動作開始時のベルト22の引き出し長よりも長い。制御部50は、かかる引き出し長の違いに基づいて、引き出しボタンが押された際にスロープ10の展開動作を行うか被搭載物Xの降車動作を行うかを決定する。また、スロープ10の格納動作開始時のベルト22の引き出し長は、被搭載物Xの乗車動作開始時のベルト22の引き出し長よりも長い。制御部50は、かかる引き出し長の違いに基づいて、巻き取りボタンが押された際にスロープ10の格納動作を行うか被搭載物Xの乗車動作を行うかを決定する。
<動作例>
続いて、車両搭載システム6Bの動作例について、スロープ10の展開、スロープ10の格納の順に説明する。なお、図9〜図11では、ユーザYを省略している。
≪スロープの展開動作≫
図9(a)に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1内に格納された状態(第一の格納状態)において、ベルト22は、中継部60を経由しており、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=0°の状態において、制御部50は、電動ウインチ20を固定モードで停止させている。
続いて、図9(b)に示すように、ユーザYがバックドア3を開け、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すと、電動ウインチ20は、スロープ10を第二の格納状態の近くまで引き起こす。この0°<θ≦80°の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。制御部50は、θ=80°になると、電動ウインチ20を停止させる。
続いて、図10(a)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を中立点(θ=90°)を越えさせる(θ:80°→100°)。この80°<θ≦100°の間、制御部50は、電動ウインチ20を停止モードにする。
続いて、図10(b)及び図11(a)(b)に示すように、ユーザYが図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すことによって、電動ウインチ20は、スロープ10を地面G側に回転させる(θ:100°→140°)。この100°<θ≦140°の間、制御部50は、電動ウインチ20を送り出しモード又は展開モードにする。制御部50は、θ=140°になると、電動ウインチ20を停止させる。続いて、図11(a)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を伸張させる。
続いて、ユーザYは、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すとともに、手動でスロープ10を地面G側に倒す(θ:140°→接地角度)。この140°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
続いて、図11(b)に示すように、ユーザYは、展開状態のスロープ10を地面Gに接地させる。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
なお、スロープ10が自重によって展開状態まで伸張可能な場合には、100°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20を展開モードにする構成であってもよい。
≪スロープの格納動作≫
図11(b)に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1外に展開された状態において、ベルト22は、中継部60を経由しており、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードで停止させている。
まず、図11(a)及び図10(b)に示すように、ユーザYが図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すと、電動ウインチ20は、スロープ10を第二の格納状態の近くまで持ち上げる(θ:接地角度→100°)。
この100°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。
特に、図11(a)に示すように、スロープ10は、ベルト22の巻き取り又は当該スロープ10の自重によって収縮する。
続いて、図10(a)に示すように、電動ウインチ20は、スロープ10を中立点(θ=90°)を越えさせる。この80°<θ≦100°の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。
続いて、図9(b)に示すように、電動ウインチ20は、スロープ10を車両1内に倒す。この0°<θ≦80°の間、制御部50は、電動ウインチ20を展開モードにする。展開モードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって弛み取りをされながら、スロープ10は、自重によって車両1内に倒れる。
続いて、図9(a)に示すように、スロープ10は、第一の格納状態となる。このθ=0°では、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
本発明の第二の実施形態に係る車両搭載システム6Bは、車両1の上部に設けられた中継部60がスロープ10の回動軸14に対して前方にオフセットしているので、スロープ10の格納動作の全てを自動化することができるとともに、スロープ10の展開動作の大部分を自動化することができる。特に、格納動作において、中立点を越える動作を自動化することができる。
<第三の実施形態>
続いて、本発明の第三の実施形態に係る車両搭載システムについて、第二の実施形態に係る車両搭載システム6Bとの相違点を中心に説明する。図12に示すように、本発明の第三の実施形態に係る車両搭載システム6Cにおいて、中継部60は、(バックドア3が開けられた状態において、)スロープ10の回動軸14よりも後方となるバックドア3の車室側面に設けられている。
本実施形態において、スロープ10の展開動作開始時のベルト22の引き出し長は、被搭載物Xの降車動作開始時のベルト22の引き出し長よりも長い。制御部50は、かかる引き出し長の違いに基づいて、引き出しボタンが押された際にスロープ10の展開動作を行うか被搭載物Xの降車動作を行うかを決定する。また、スロープ10の格納動作開始時のベルト22の引き出し長は、被搭載物Xの乗車動作開始時のベルト22の引き出し長よりも長い。制御部50は、かかる引き出し長の違いに基づいて、巻き取りボタンが押された際にスロープ10の格納動作を行うか被搭載物Xの乗車動作を行うかを決定する。
<動作例>
続いて、車両搭載システム6Cの動作例について、スロープ10の展開、スロープ10の格納の順に説明する。なお、図12〜図14では、ユーザYを省略している。
≪スロープの展開動作≫
図12(a)に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1内に格納された状態(第一の格納状態)において、ベルト22は、中継部60を経由しており、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=0°の状態において、制御部50は、電動ウインチ20を固定モードで停止させている。
続いて、図12(b)に示すように、ユーザYがバックドア3を開け、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すと、電動ウインチ20は、スロープ10を第二の格納状態の近くまで引き起こす。この0°<θ≦80°の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。
続いて、図13(a)に示すように、電動ウインチ20は、スロープ10を中立点(θ=90°)を越えさせる(θ:80°→100°)。この80°<θ≦100°の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。
続いて、図13(b)に示すように、電動ウインチ20は、スロープ10を地面G側に倒す(θ:100°→140°)。この100°<θ≦140°の間、制御部50は、電動ウインチを展開モードにする。制御部50は、θ=140°になると、電動ウインチ20を停止させる。続いて、図14(a)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を伸張させる。
続いて、ユーザYは、図示しないリモコン装置の引き出しボタンを押すとともに、手動でスロープ10を地面G側に倒す(θ:140°→接地角度)。この140°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
続いて、図14(b)に示すように、ユーザYは、展開状態のスロープ10を地面Gに接地させる。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
なお、スロープ10が自重によって展開状態まで伸張可能な場合には、100°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20を展開モードにする構成であってもよい。
≪スロープの格納動作≫
図14(b)に示すように、初期状態として、スロープ10が車両1外に展開された状態において、ベルト22は、中継部60を経由しており、係止部材30は、スロープ10の係止部13に係止されている。このθ=接地角度の状態において、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードで停止させている。
まず、図14(a)及び図13(b)に示すように、ユーザYが図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すと、電動ウインチ20は、スロープ10を第二の格納状態の近くまで持ち上げる(θ:接地角度→100°)。
この100°<θ<接地角度の間、制御部50は、電動ウインチ20を巻き取りモードにする。巻き取りモードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって巻き取られる。
特に、図14(a)に示すように、スロープ10は、ベルト22の巻き取り又は当該スロープ10の自重によって収縮する。制御部50は、θ=100°になると、電動ウインチ20を停止させる(停止モード)。
続いて、図13(a)に示すように、ユーザYは、手動でスロープ10を中立点(θ=90°)を越えさせる(θ:100°→80°)。
続いて、図12(b)に示すように、ユーザYが図示しないリモコン装置の巻き取りボタンを押すことによって、電動ウインチは、スロープ10を車両1内に倒す。この0°<θ≦80°の間、制御部50は、電動ウインチ20を展開モードにする。展開モードでは、ベルト22は、モータ23の回転によって弛み取りをされながら、スロープ10は、自重によって車両1内に倒れる。
続いて、図12(a)に示すように、スロープ10は、第一の格納状態となる。このθ=0°では、制御部50は、電動ウインチ20をフリーモードにする。
本発明の第三の実施形態に係る車両搭載システム6Cは、車体2の上部に設けられた中継部60がスロープ10の回動軸14に対して後方にオフセットしているので、スロープ10の展開動作の大部分を自動化することができるとともに、スロープ10の格納動作の大部分を自動化することができる。特に、展開動作において、中立点を越える動作を自動化することができる。
<第四の実施形態>
続いて、本発明の第四の実施形態に係る車両搭載システムについて、第二の実施形態に係る車両搭載システム6Bとの相違点を中心に説明する。
図15に示すように、本発明の第四の実施形態に係る車両搭載システム6Dにおいて、中継部60は、床面4における電動ウインチ20とスロープ10との間に設けられている。また、スロープ10は、第一の格納状態をとらず、第二の格納状態と展開状態との間で回動可能に構成されている。車両搭載システム6Dは、ベルト22が中継部60を経由しない状態で、被搭載物X(図1参照)を乗車させたり降車させたりすることができるとともに、ベルト22が中継部60を経由する状態で、スロープ10を展開させたり(図15(b)参照)格納させたり(図15(a)参照)することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、係止部13の切欠き部13aは、第二の板体12の車幅方向の端縁部に形成されていてもよい。また、スロープ10は、前記した2段スライド式のものに限定されず、例えば、折り畳み式のものであってもよい。また、中立点の前後に設定される経由点の角度は、例えば80°±5°、100°±5°の範囲で適宜設定可能である。また、リモコン装置において、被搭載物Xの乗車動作を行うためのボタンとスロープ10の格納動作を行うためのボタンを別にしたり、被搭載物Xの降車動作を行うためのボタンとスロープ10の展開動作を行うためのボタンを別にしたりすることも可能である。
また、車両搭載システム6A〜6Dは、係止部材30が係止部13に係止されたことを検出する係止検出部、及び/又は、ベルト22が中継部60に中継されたことを検出する中継検出部を備える構成であってもよい。この場合には、制御部50は、検出部が係止及び/又は中継を検出した場合には、スロープ10の格納動作又は展開動作を選択し、検出部が係止及び/又は中継を検出していない場合には、被搭載物Xの乗車動作又は降車動作を選択することができる。かかる係止検出部及び中継検出部は、荷重センサ等を用いて具現化可能である。
また、車両搭載システム6A〜6Dは、スロープ10の回動軸14における角度を検出する角度検出部を備える構成であってもよい。この場合には、制御部50は、スロープ10の格納動作及び展開動作において、角度検出部の検出結果に基づいて次の動作モードを選択することができる。かかる角度検出部は、エンコーダ等を用いて具現化可能である。
1 車両
2 車体
6A,6B,6C,6D 被搭載物の車両搭載システム
10 スロープ
14 回動軸
13 係止部
13a 切欠部
13b 孔部
20 電動ウインチ
30 係止部材(フック)
60 中継部

Claims (6)

  1. 車体に対して展開及び格納が可能なスロープと、
    前記車体に設けられた電動ウインチと、
    前記電動ウインチから延びて被搭載物に係止可能な係止部材と、
    を備え、
    前記係止部材が係止された被搭載物を前記電動ウインチによって乗車及び降車させることが可能な被搭載物の車両搭載システムであって、
    前記スロープは、前記係止部材が係止可能な係止部を備えており、
    前記電動ウインチは、前記係止部材が前記係止部に係止された状態で駆動することによって、前記スロープの展開動作及び格納動作を行う
    ことを特徴とする被搭載物の車両搭載システム。
  2. 前記係止部は、前記スロープの先端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の被搭載物の車両搭載システム。
  3. 前記係止部材は、フックであり、
    前記係止部は、
    前記スロープの端縁部に形成されている切欠部と、
    前記切欠部よりもスロープ中心側に形成されている孔部と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の被搭載物の車両搭載システム。
  4. 前記フックにおいて、前記切欠部に係合する部位の断面係数は、前記孔部に係合する部位の断面係数よりも高い
    ことを特徴とする請求項3に記載の被搭載物の車両搭載システム。
  5. 前記係止部材が取り付けられた前記電動ウインチのベルトが経由する中継部を備え、
    前記中継部は、前記車体の上部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の被搭載物の車両搭載システム。
  6. 前記中継部は、前記スロープの前記車体に対する回動軸に対して前後方向にオフセットしている
    ことを特徴とする請求項5に記載の被搭載物の車両搭載システム。
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