JP2014168016A - 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置 - Google Patents

撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014168016A
JP2014168016A JP2013039918A JP2013039918A JP2014168016A JP 2014168016 A JP2014168016 A JP 2014168016A JP 2013039918 A JP2013039918 A JP 2013039918A JP 2013039918 A JP2013039918 A JP 2013039918A JP 2014168016 A JP2014168016 A JP 2014168016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
color filter
semiconductor layer
semiconductor
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013039918A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6194598B2 (ja
Inventor
Tomohisa Ishida
知久 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2013039918A priority Critical patent/JP6194598B2/ja
Publication of JP2014168016A publication Critical patent/JP2014168016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6194598B2 publication Critical patent/JP6194598B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】各画素の分光感度特性を画素毎に最適化する。
【解決手段】第1導電型の第1半導体層と、第1半導体層に対して入射光の入射側に設けられた第2導電型の第2半導体層と、第2半導体層に対して入射側に設けられた第1導電型の複数の半導体領域と、入射光を透過させるように複数の半導体領域の各々に対応して設けられるカラーフィルタと、複数の半導体領域を互いに分離するように第2半導体層において入射光が入射する深さ方向に設けられ、カラーフィルタの透過波長帯域に対応して深さの異なる、第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の画素分離領域とを備える撮像素子を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置に関する。
固体撮像素子において、光キャリアをフォトダイオードに効率よく導くために、基板中のある一定深さの面内において不純物濃度ピーク(光キャリアのポテンシャルバリア)が形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、固体撮像素子において、隣接する画素を相互に分離するポテンシャルバリアが、全画素において同じ深さまで形成されたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1 特開2005−347691号公報
特許文献2 特開2011−124451号公報
特許文献2に記載の固体撮像素子のように、隣接する画素を相互に分離するポテンシャルバリアを設けた場合、画素間のクロストークは抑えられ混色の程度の悪化を防ぐことができる。しかし、特許文献2に記載の固体撮像素子では、隣接する画素を相互に分離するポテンシャルバリアが深い位置まで一様に設けられており、隣接する画素の光キャリアを用いて各画素の分光感度を最大化することは困難である。
本発明の第1の態様における撮像素子は、第1導電型の第1半導体層と、第1半導体層に対して入射光の入射側に設けられた第2導電型の第2半導体層と、第2半導体層に対して入射側に設けられた第1導電型の複数の半導体領域と、入射光を透過させるように複数の半導体領域の各々に対応して設けられるカラーフィルタと、複数の半導体領域を互いに分離するように第2半導体層において入射光が入射する深さ方向に設けられ、カラーフィルタの透過波長帯域に対応して深さの異なる、第2半導体層よりも不純物濃度の高い第2導電型の画素分離領域とを備える。
また、本発明の第2の態様における撮像装置は、上記の撮像素子を備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の第1の実施形態における撮像素子の部分拡大図を示す図である。 図1のA‐A断面を示す図である。 図1のB‐B断面を示す図である。 図2のI‐I部分における基板深さと不純物濃度のプロファイルとの関係を示す図である。 深さD1における平面分離領域を示す図である。 深さD2における平面分離領域を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像素子のグリーンカラーフィルタの実効画素領域を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像素子のレッドカラーフィルタの実効画素領域を示す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像素子の画素断面図を示す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像素子の画素断面図を示す図である。 図9のII‐II部分における基板深さと不純物濃度のプロファイルとの関係を示す図である。 本発明の第3の実施形態における撮像素子および撮像素子の部分拡大図を示す図である。 本発明の第4の実施形態における撮像素子を備える一眼レフカメラの断面図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像素子1を示す図である。また、図1においては、撮像素子1の部分を拡大したものを合わせて示す。撮像素子1は、行列状に形成された複数の画素を有する。本例において、複数の画素が配置された上面と垂直な方向から見た、それぞれの画素の形状は、正方形または長方形である。
本例の撮像素子1においては、複数の画素からなる単位グループ5が、行方向および列方向に連続して配列される。単位グループ5は、2つの緑色画素Gr、青色画素Blおよび赤色画素Reの4画素から成るいわゆるベイヤー配列を有する。つまり、青色画素Blは、四辺が緑色画素Grに隣接して設けられる。同様に、赤色画素Reは、四辺が緑色画素Grに隣接して設けられる。緑色画素Grは、対向する二辺が青色画素Blに隣接して設けられ、他の対向する二辺が赤色画素Reに隣接して設けられる。緑色画素Grは、グリーンカラーフィルタ202を有し、入射光のうち緑色波長帯域の光を主成分として透過させる。同様に、青色画素Blは、ブルーカラーフィルタ201を有し、青色波長帯域の光を主成分として透過させる。赤色画素Reは、レッドカラーフィルタ203を有し、赤色波長帯域の光を主成分として透過させる。
図2は、図1のAA断面を示す図である。撮像素子1は、当該断面において、第1導電型の第1半導体層10、第2導電型の第2半導体層20、第2導電型の画素分離領域30、第2導電型の複数の平面分離領域80、第1導電型の複数の半導体領域100、およびカラーフィルタ200を備える。第1導電型および第2導電型は、互いに異なる極性の導電型である。例えば、第1導電型および第2導電型の一方はP型であり、他方はN型である。
入射光は、カラーフィルタ200から撮像素子1に入射する。それゆえ、入射側とは、撮像素子1に対してカラーフィルタ200側を意味する。また、深さとは、最も入射側に位置する第2半導体層20の入射側の表面から光の入射方向への深さを意味する。
図2における深さD1は、青色画素Blで検出すべき波長の光が吸収される深さDbと、緑色画素Grで検出すべき波長の光が吸収される深さDgとの間の深さを示す。また、深さD1は、深さDbと深さDgとの中間であってよい。なお、深さDbは、深さDgよりも浅い。図2における深さD2は、緑色画素Grで検出すべき波長の光が吸収される深さDgと、赤色画素Reで検出すべき波長の光が吸収される深さDrとの間に設定される。また、深さD2は、深さDgと深さDrとの中間であってよい。なお、深さDgは、深さDrよりも浅い。
本例の第1半導体層10は、N型の半導体層である。また、第1半導体層10は、P型の半導体層であってもよい。さらに、第1半導体層10は、N型またはP型の半導体基板であってよい。より具体的には、第1半導体層10は、N型またはP型のシリコン基板であってよい。第1半導体層10には、第2半導体層20、画素分離領域30、複数の平面分離領域80、および複数の半導体領域100が形成される。
第2半導体層20は、第1半導体層10に対して入射光の入射側に設けられる。第1半導体層10に対してカラーフィルタ200側を意味する。本例では、第2半導体層20は、P型の半導体層である。また、第2半導体層20は、P型のウェルであってもよい。第2半導体層20は、第1半導体層10と逆極性のドーパントを第1半導体層10の表面からDwの位置にまでドープすることにより形成される。なお、Dwは、D2よりも深い位置にある。第2半導体層20は、後述の複数の半導体領域100と共にPN接合を形成する。
複数の半導体領域100は、第2半導体層20に対して入射側に設けられる。複数の半導体領域100は、第1導電型のドーパントを第2半導体層20の表面からドープすることにより形成される。複数の半導体領域100は、第2半導体層20の表面と平行な平面方向において複数配列される。AA断面において、複数の半導体領域100は、半導体領域101および半導体領域102を有する。本例では、半導体領域101および半導体領域102は、それぞれN型半導体領域である。また、半導体領域101は青色画素Blに対応し、半導体領域102は緑色画素Grに対応する。
第2半導体層20中にN型のドーパントをドープした位置に、複数の半導体領域100が形成され、複数の半導体領域100と第2半導体層20との接合部分にPN接合が形成される。当該PN接合における空乏層において入射光を光電変換して生成された電荷は、当該空乏層の電界により複数の半導体領域100の方向に加速され、複数の半導体領域100に蓄積される。また、当該空乏層に対して画素分離領域30および複数の平面分離領域80で分離されていない第2半導体層20で生成された電荷のうち、当該空乏層まで到達した電荷は、当該空乏層により複数の半導体領域100の方向に加速され、複数の半導体領域100に蓄積される。
PN接合が形成される深さは、各画素が検出するべき光の波長に応じて定めてよい。例えば、第1半導体層10がシリコン基板の場合、深さ方向の浅い位置では短波長の吸収係数が高いので、青色の画素に対応する半導体領域101においては、入射光が入射する深さ方向の浅い位置付近にPN接合を設ける。逆に、深さ方向の深い位置では長波長の吸収係数が高いので、緑色の画素に対応する半導体領域102においては、半導体領域101よりも深い位置にPN接合を設ける。
AA断面において、カラーフィルタ200は、ブルーカラーフィルタ201およびグリーンカラーフィルタ202を有する。それぞれのカラーフィルタ200は、入射光のうちの所定の波長成分を透過させるように複数の半導体領域100の各々に対応して設けられる。例えば、青色の画素に対応するカラーフィルタ200は、青色の光の波長成分を透過させる。第2半導体層20は、それぞれのカラーフィルタ200が透過させた光に応じた電荷を、それぞれのカラーフィルタ200の下方の領域において生成する。
画素分離領域30は、複数の半導体領域100を互いに分離するように、第2半導体層20において入射光が入射する深さ方向に延伸して設けられる。また、画素分離領域30は、図1に示した各画素の境界に沿って設けられる。図2の例では、画素分離領域30は、半導体領域101と半導体領域102との間において、深さD1まで延伸して設けられる。
画素分離領域30は、半導体領域101を半導体領域102から分離するように設けられている。ここで、図1のように撮像素子1を上面視した場合、ブルーカラーフィルタ201は行方向および列方向においてグリーンカラーフィルタ202と隣り合っている。したがって、画素分離領域30は、深さ方向においてブルーカラーフィルタ201の下方に位置する第2半導体層20のうち、深さD1より上方の領域を囲むように設けられている。
画素分離領域30は、第2半導体層20よりも高い不純物濃度を有する。例えば、第2半導体層20の第2導電型がP型である場合、画素分離領域30をPとする。第1導電型がN型であり、第2導電型がP型である場合、半導体領域101において光電変換により発生した電子にとって、画素分離領域30のP領域は電位的に高いポテンシャル領域である。したがって、画素分離領域30は、画素分離領域30で囲まれた第2半導体層20の領域で発生した電子が、半導体領域102へ拡散して蓄積されることを妨げる。したがって、画素間のクロストークを防止することができる。
複数の平面分離領域80は、平面分離領域50(第1領域)と、深さ方向において平面分離領域50よりも深い位置に設けられる平面分離領域60(第2領域)とを有する。平面分離領域50は、複数の画素のうち、検出すべき光の波長が最も短い画素(本例では青色画素Bl)に対して設けられる。また、平面分離領域50は、第2半導体層20において、深さ方向と直交する平面方向において、対応するカラーフィルタ200の透過波長帯域に対応した深さD1に設けられる。当該深さは、画素分離領域30が設けられる深さと同一である。また、平面分離領域50は、深さD1における面内において、画素分離領域30で囲まれた領域に形成される。
平面分離領域50は、第2半導体層20よりも不純物濃度が高い。例えば、第2半導体層20がP型不純物を有する場合、画素分離領域30をP領域とする。本例では、第1導電型がN型であり、第2導電型がP型である。第2半導体層20において光電変換により発生した電子にとって、平面分離領域50のP領域は高電位ポテンシャル領域である。したがって、平面分離領域50のP領域は、第2半導体層20の、ブルーカラーフィルタ201の下方であって、深さD1より浅い領域で発生した電子が平面分離領域50より下方へ拡散することを妨げる。加えて、平面分離領域50のP領域は、深さD1より深い領域において発生した電子(即ち、青色以外の光により生成した電子)が半導体領域101へ拡散することを妨げる。したがって、半導体領域101は、ブルーカラーフィルタ201に対応した波長成分に対応する電荷だけを蓄積することができる。
平面分離領域60は、複数の画素のうち、検出すべき光の波長が最も短い画素(本例では青色画素Bl)と、検出すべき光の波長が次に短い画素(本例では緑色画素Gr)とに対して設けられる。平面分離領域60は、第2半導体層20において深さ方向に直交する平面方向において、対応する画素が検出すべき光の透過波長帯域のうち、長い方の波長帯域に対応した深さD2に設けられる。本例では、平面分離領域60は、緑色画素Grが検出すべき光の波長帯域に応じた位置に設けられる。
また、平面分離領域60は、第2半導体層20よりも不純物濃度が高い。本例では、画素分離領域30をP領域とする。したがって、平面分離領域60のP領域は、第2半導体層20の深さD1からD2の間の領域で発生した電子が第1半導体層10方向へ拡散することを妨げる。また、第2半導体層20の深さD2より深い領域で発生した電子が、半導体領域102に到達することを妨げる。
以上の構成により、ブルーカラーフィルタ201を透過した青色の成分は、第2半導体層20において画素分離領域30および平面分離領域50に囲まれた領域で光電変換される。当該領域で生じた電子は、半導体領域101に蓄積される。また、当該領域の外で生じた電子は、半導体領域101には到達できないので、半導体領域101は、当該領域で生じた電子のみを蓄積する。
また、グリーンカラーフィルタ202を透過した緑色の成分は、第2半導体層20において深さD1からD2の間の領域で光電変換される。但し、ブルーカラーフィルタ201を透過する光の波長帯域は、青色の波長を中心にしてある程度広がりを持っている。それゆえ、ブルーカラーフィルタ201を透過した光のうち緑色の波長帯域に相当する光は、平面分離領域50および平面分離領域60で挟まれた領域において光電変換される。したがって、半導体領域102は、グリーンカラーフィルタ202の下方における当該領域だけでなく、ブルーカラーフィルタ201の下方における当該領域(すなわち、平面分離領域50および平面分離領域60で挟まれた領域)で生じた電子も蓄積することができる。このため、緑色画素Grの分光感度を向上させることができる。
また、例えば、ブルーカラーフィルタ201が、青色の波長成分に加えて、緑色の波長成分も透過する透過波長帯域を有する場合には、半導体領域102は、平面分離領域50および平面分離領域60で挟まれた領域で生じた電子も蓄積することができ、緑色画素Grの実効的な受光領域を拡張することができる。この場合も、緑色画素Grの分光感度を向上させることができる。
図3は、図1のBB断面を示す図である。撮像素子1は、当該断面において、第1導電型の第1半導体層10、第2導電型の第2半導体層20、第2導電型の平面分離領域60、第1導電型の複数の半導体領域100、およびカラーフィルタ200を備える。
BB断面において、複数の半導体領域100は、半導体領域102および半導体領域103を有する。本例では、半導体領域102および半導体領域103は、それぞれN型半導体領域である。また、半導体領域102は緑色画素Grに対応し、半導体領域103は赤色画素Reに対応する。
緑色光が入射する半導体領域102においては、青色光の場合よりも深い位置付近にPN接合を設けてよい。本例では、第2半導体層20の表面から深さD1から深さD2の間の位置にPN接合を設ける。また、赤色光が入射する半導体領域103においては、緑色光の場合よりも深い位置付近にPN接合を設けてよい。本例では、深さD2から深さDwの間の位置にPN接合を設ける。
BB断面において、カラーフィルタ200は、グリーンカラーフィルタ202およびレッドカラーフィルタ203を有する。グリーンカラーフィルタ202は、半導体領域102に対応して設けられる。また、レッドカラーフィルタ203は、半導体領域103に対応して設けられる。
画素分離領域40は、複数の半導体領域100を互いに分離するように第2半導体層20において入射光が入射する深さ方向に延伸して設けられる。また、画素分離領域40は、図1に示した各画素の境界に沿って設けられる。本例では、画素分離領域40は、半導体領域102と半導体領域103との間において、深さD2まで延伸して設けられる。
図2および図3に示すように、画素分離領域30および40は、対応するカラーフィルタ200の透過波長帯域に対応して深さが異なる。例えば、カラーフィルタ200の透過波長帯域が短波長側であるほど、画素分離領域30および40の深さを浅くする。
なお、画素分離領域30および40は、2つの画素の間に設けられるので、対応するカラーフィルタ200が2つ存在する。このため、画素分離領域30および40は、隣接する複数の半導体領域100のうち短波長側のカラーフィルタ200が割り当てられた複数の半導体領域100を基準として深さが定められる。図2および図3に示した例では、画素分離領域30の深さは、ブルーカラーフィルタ201の透過波長帯域に応じて定められる。また、画素分離領域40の深さは、グリーンカラーフィルタ202の透過波長帯域に応じて定められる。
画素分離領域40は、半導体領域102と半導体領域103とが隣接した場合、より短波長の波長帯域に対応した半導体領域102を囲むように設けられている。半導体領域101および半導体領域102の場合と同様に、図1のように撮像素子1を上面視した場合、グリーンカラーフィルタ202は行方向および列方向においてレッドカラーフィルタ203と隣り合っている。したがって、画素分離領域40は、グリーンカラーフィルタ202の下方に位置する第2半導体層20のうち、深さD1より上方の領域を囲むように設けられている。
画素分離領域40は、画素分離領域30と同様に、第2半導体層20よりも高い不純物濃度を有する。本例では、第1導電型がN型であり、第2導電型がP型であるので、半導体領域102において光電変換により発生した電子にとって、画素分離領域40のP領域は電位的に高いポテンシャル領域である。したがって、画素分離領域40は、画素分離領域40で囲まれた第2半導体層20の領域で発生した電子が、半導体領域103へ拡散することを妨げる。したがって、画素間のクロストークを防止することができる。
平面分離領域60は、第2半導体層20において深さ方向に直交する平面方向において、対応するカラーフィルタ200の透過波長帯域に対応した深さD2に設けられる。当該深さは、画素分離領域40が設けられる深さと同一である。また、平面分離領域60は、深さD2における面内において、画素分離領域40で囲まれた領域に形成される。
上述したように、平面分離領域60は、複数の画素のうち、検出すべき光の波長が最も短い画素(本例では青色画素Bl)と、検出すべき光の波長が次に短い画素(本例では緑色画素Gr)とに対して設けられる。従って、平面分離領域60は、赤色画素Reに対しては設けられない。平面分離領域60は、半導体領域103に対応する領域以外のすべての領域において、深さD2の位置に設けられる。
平面分離領域60は、第2半導体層20よりも不純物濃度が高い。本例では、第2半導体層20がP層であり、画素分離領域40がP領域である。また、本例では第1導電型がN型であり、第2導電型がP型であるので、第2半導体層20で発生した電子にとって、画素分離領域40および平面分離領域60のP領域は電位的に高いポテンシャル領域である。したがって、第2半導体層20の、グリーンカラーフィルタ202の下方であって、深さD2より浅い領域で発生した電子が、平面分離領域60より下方へ拡散することを妨げられる。よって、半導体領域102は、深さD1より深くかつ深さD2よりも浅い位置において、グリーンカラーフィルタ202に対応した波長成分に対応する電荷だけを蓄積することができる。
以上の構成により、グリーンカラーフィルタ202を透過した緑色の成分は、第2半導体層20において画素分離領域40および平面分離領域60に囲まれた領域で光電変換される。当該領域で生じた電子は、半導体領域102に蓄積される。また、当該領域の外で生じた電子は、半導体領域102には到達できないので、半導体領域102は、当該領域で生じた電子のみを蓄積する。
また、レッドカラーフィルタ203を透過した赤色の成分は、第2半導体層20において深さD2からDwの間の領域で光電変換される。但し、半導体領域103は、レッドカラーフィルタ203の下方における当該領域だけでなく、ブルーカラーフィルタ201およびグリーンカラーフィルタ202の下方における当該領域で生じた電子も蓄積することができる。例えば、ブルーカラーフィルタ201およびグリーンカラーフィルタ202が、赤色の波長成分を更に透過する透過波長帯域を有する場合、半導体領域103は、ブルーカラーフィルタ201およびグリーンカラーフィルタ202の下方における領域で、赤色の波長成分の光により生じた電子も蓄積することができ、赤色画素Reの実効的な受光領域を拡張することができる。このため、赤色画素Reの分光感度を向上させることができる。
図2および図3に示した撮像素子1によれば、各画素間のクロストークを防ぎつつ、緑色画素Grおよび赤色画素Reの受光感度を向上させることができる。また、画素を微細化しても、隣接する画素からの不要な電荷のクロストークが抑えられ、混色の発生を抑えられる。
図4は、図2のI‐I部分における基板深さと不純物濃度のプロファイルとの関係を示す図である。不純物濃度は、第1導電型(本例では、N型)および第2導電型(本例では、P型)の和である。入射光が入射する方向を横軸(深さ)とする。入射光がカラーフィルタ200を通過した後に、第2半導体層20に入射する位置を深さ0とする。
第2半導体層20では、P型不純物の濃度がN型不純物に比べて高い。当該P型不純物の濃度は、深さ方向において一定濃度である。ただし、P型不純物濃度は、基板深さ方向のD1の平面分離領域50において、最大値となる。また、P型不純物濃度は、基板深さ方向のD2の平面分離領域60において同様に、最大値となる。
深さ方向の位置Dwにおいて、第2半導体層20は第1半導体層10と接合する。つまり、基板深さ方向のDw近傍において空乏層が形成される。P型およびN型不純物濃度は、基板深さ方向のDw近傍において最小値となる。なお、深さDwよりも深い領域は、第1半導体層10であるので、N型不純物の濃度がP型不純物に比べて高い。深さDwよりもさらに深い領域では、当該N型不純物の濃度は、一定濃度となる。
図5は、深さD1における平面分離領域50(第1領域)を示す図である。第1領域は、対応する複数の半導体領域100のそれぞれに対して離散的に設けられる。本例では、平面分離領域50は、第2半導体層20の深さD1の位置において、半導体領域101(ブルーカラーフィルタ201)に対応する領域にのみ設けられる。
図6は、深さD2における平面分離領域60(第2領域)を示す図である。第2領域は、対応する複数の半導体領域100のそれぞれに対して開口を有するように設けられてよい。例えば、平面分離領域60は、第2半導体層20の深さD2の位置において、半導体領域103(レッドカラーフィルタ203)に対応する領域以外の領域に設けられる。
図7は、本発明の第1の実施形態における撮像素子1のグリーンカラーフィルタ202の実効画素領域301を示す図である。あるカラーフィルタに対応した半導体領域の感度領域が、そのカラーフィルタ直下の領域に加えて、他のカラーフィルタの直下の領域にまで拡張される場合、拡張された感度領域を実効画素領域とする。
グリーンカラーフィルタ202の直下にある半導体領域102は、グリーンカラーフィルタ202を透過した緑色の波長成分の光により生じた電子に加えて、グリーンカラーフィルタ202に隣接するブルーカラーフィルタ201を透過した緑色の波長成分の光により生じた電子も蓄積することができる。
一方、グリーンカラーフィルタ202の直下にある半導体領域102とレッドカラーフィルタ203の直下にある半導体領域103とは、画素分離領域40および平面分離領域60によって、分離されている。したがって、グリーンカラーフィルタ202の直下にある半導体領域102は、グリーンカラーフィルタ202に隣接するレッドカラーフィルタ203を透過した緑色の波長成分の光により生じた電子を蓄積することはできない。
したがって、グリーンカラーフィルタ202の感度領域は、ブルーカラーフィルタ201にまで拡張される。当該拡張された領域は、グリーンカラーフィルタ202に隣接するブルーカラーフィルタ201の一辺およびブルーカラーフィルタ201の中心から構成される三角形形状であってよい。しかしながら、拡張された領域の形状は、必ずしも三角形形状に限定されない。
図8は、本発明の第1の実施形態における撮像素子1のレッドカラーフィルタ203の実効画素領域302を示す図である。レッドカラーフィルタ203の直下にある半導体領域103は、レッドカラーフィルタ203を透過した赤色の波長成分の光により生じた電子に加えて、レッドカラーフィルタ203に隣接するグリーンカラーフィルタ202を透過した赤色の波長成分の光により生じた電子も蓄積することができる。
なお、ブルーカラーフィルタ201は、赤色の波長帯域は通過させないので、赤色の波長成分の光により生じる電子はない。加えて、ブルーカラーフィルタ201は、画素分離領域30および平面分離領域50によって、レッドカラーフィルタ203とは分離されているので、レッドカラーフィルタ203の直下にある半導体領域103は、レッドカラーフィルタ203の対格に位置するブルーカラーフィルタ201を透過した赤色の波長成分の光により生じた電子を蓄積することはできない。
したがって、レッドカラーフィルタ203の感度領域は、レッドカラーフィルタ203の左右上下に隣接するグリーンカラーフィルタ202にまで拡張される。当該拡張された領域の一つは、レッドカラーフィルタ203に隣接するグリーンカラーフィルタ202の一辺およびグリーンカラーフィルタ202の中心から構成される三角形形状であってよい。しかしながら、拡張された領域の一つの形状は、必ずしも三角形形状に限定されない。
図9は、本発明の第2の実施形態における撮像素子2のAA断面を示す図である。撮像素子2は、図1に示した撮像素子1と同様に複数の画素を有する。また、図9におけるAA断面の位置は、撮像素子1のAA断面と同様である。撮像素子2は、撮像素子1の構成に加え、平面分離領域70(第3領域)を更に備える。他の構成は、撮像素子1と同一である。
平面分離領域70は、複数のカラーフィルタ200の透過波長帯域のうち、最も長波長側の透過波長帯域に対応する深さD3に設けられる。本例では、平面分離領域70が設けられる深さD3は、第2半導体層20が赤色の波長帯域の光を吸収する深さDrより深く、且つ、深さDwより浅い。平面分離領域70は、深さD3において一様面に設けられる。一様面とは、図6に示した平面分離領域60のように開口を有しておらず、複数の画素の全てに対して設けられることを指す。平面分離領域70は、第2半導体層20よりも不純物濃度が高い。本例では、第2半導体層20は、P型の半導体層である。それゆえ、平面分離領域70は、平面分離領域50および平面分離領域60と同様にP領域とする。
図10は、本発明の第2の実施形態における撮像素子2のBB断面を示す図である。図10におけるBB断面の位置は、撮像素子1のBB断面と同様である。平面分離領域70は、深さD3において一様面に設けられている。赤色の波長帯域の光に応じて生成された電子にとって、平面分離領域70のP領域は電位的に高いポテンシャル領域であるので、平面分離領域70は、第2半導体層20において深さD3より浅い領域で発生した電子が第1半導体層10へ拡散することを妨げる。それゆえ、赤色画素Reの分光感度特性が向上する。
図11は、図9のII‐II部分における基板深さと不純物濃度のプロファイルとの関係を示す図である。第1実施例との相違点は、第2半導体層20の不純物濃度は、基板深さ方向のD3の平面分離領域70においても、最大値となる点である。
図12は、本発明の第3の実施形態における撮像素子3を示す図である。また、図12においては、および撮像素子3の部分を拡大したものを合わせて示す。撮像素子3は、複数の画素からなる単位グループ6が、行方向および列方向に連続して配列される。単位グループ6は、緑色画素Gr、黄色画素Ye、シアン色画素Cyおよびマゼンダ色画素Maの4画素から成るいわゆるベイヤー配列を有する。黄色画素Yeは、イエローカラーフィルタ214を有し、赤色波長帯域および緑色波長帯域の光を受光する。シアン色画素Cyは、シアンカラーフィルタ213を有し、緑色波長帯域および青色波長帯域の光を受光する。緑色画素Grは、グリーンカラーフィルタ212を有し、緑色波長帯域の光を受光する。さらに、マゼンダ色画素Maは、マゼンダカラーフィルタ211を有し、青色波長帯域および赤色波長帯域の光を受光する。
例えば、シアンカラーフィルタ213は、青色波長帯域および緑色波長帯域の光を透過させるので、シアンカラーフィルタ213を青色の画素として用いて、かつ、シアンカラーフィルタ213に隣接するイエローカラーフィルタ214に対してシアンカラーフィルタ213の緑色波長帯域を受光して発生した電荷を蓄積させることができる。それゆえ、イエローカラーフィルタ214の実効画素領域を拡張させることができる。
図13は、第4の実施形態における撮像素子1を備える一眼レフカメラ400の断面図である。一眼レフカメラ400は、レンズユニット500およびカメラボディ600を備える。カメラボディ600には、レンズユニット500が装着される。レンズユニット500は、その鏡筒内に、光軸410に沿って配列された光学系を備え、入射する被写体光束をカメラボディ600の撮像素子1へ導く。
カメラボディ600は、レンズマウント550に結合されるボディマウント660の後方にメインミラー672およびサブミラー674を備える。メインミラー672は、レンズユニット500から入射した被写体光束に斜設される斜設位置と、被写体光束から退避する退避位置との間で回動可能に軸支される。サブミラー674は、メインミラー672に対して回動可能に軸支される。
メインミラー672が斜設位置にある場合、レンズユニット500を通じて入射した被写体光束の多くはメインミラー672に反射されてピント板652に導かれる。ピント板652は、撮像素子1の受光面と共役な位置に配されて、レンズユニット500の光学系が形成した被写体像を可視化する。ピント板652に形成された被写体像は、ペンタプリズム654およびファインダ光学系656を通じてファインダ650から観察される。斜設位置にあるメインミラー672に入射した被写体光束の一部は、メインミラー672のハーフミラー領域を透過しサブミラー674に入射する。サブミラー674は、ハーフミラー領域から入射した光束の一部を、合焦光学系680に向かって反射する。合焦光学系680は、入射光束の一部を焦点検出センサ682に導く。
ピント板652、ペンタプリズム654、メインミラー672、サブミラー674は、構造体としてのミラーボックス670に支持される。ミラーボックス670は、撮像素子1に取り付けられる。メインミラー672およびサブミラー674が退避位置に退避し、シャッタユニット640の先幕および後幕が開状態となれば、レンズユニット500を透過する被写体光束は、撮像素子1の受光面に到達する。
撮像素子1の後方には、ボディ基板620および背面表示部634が順次配置される。液晶パネル等が採用される背面表示部634は、カメラボディ600の背面に現れる。ボディ基板620には、CPU622、画像処理ASIC624等の電子回路が実装される。撮像素子1の出力は、フレキシブル基板を介して画像処理ASIC624へ引き渡される。
上述の実施形態においては、撮像装置として一眼レフカメラ400を例に説明したが、カメラボディ600を撮像装置と捉えても良い。また、撮像装置は、ミラーユニットを備えるレンズ交換式カメラに限らず、ミラーユニットを持たないレンズ交換式カメラ、ミラーユニットの有無に関わらずレンズ一体式カメラであっても良い。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 撮像素子、2 撮像素子、3 撮像素子、5 単位グループ、6 単位グループ、10 第1半導体層、20 第2半導体層、30 画素分離領域、40 画素分離領域、50 平面分離領域、60 平面分離領域、70 平面分離領域、80 複数の平面分離領域、100 複数の半導体領域、101 半導体領域、102 半導体領域、103 半導体領域、200 カラーフィルタ、201 ブルーカラーフィルタ、202 グリーンカラーフィルタ、203 レッドカラーフィルタ、211 マゼンダカラーフィルタ、212 グリーンカラーフィルタ、213 シアンカラーフィルタ、214 イエローカラーフィルタ、400 一眼レフカメラ、410 光軸、500 レンズユニット、550 レンズマウント、600 カメラボディ、620 ボディ基板、622 CPU、624 画像処理ASIC、634 背面表示部、640 シャッタユニット、650 ファインダ、652 ピント板、654 ペンタプリズム、656 ファインダ光学系、660 ボディマウント、670 ミラーボックス、672 メインミラー、674 サブミラー、680 合焦光学系、682 焦点検出センサ

Claims (9)

  1. 第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層に対して入射光の入射側に設けられた第2導電型の第2半導体層と、
    前記第2半導体層に対して前記入射側に設けられた前記第1導電型の複数の半導体領域と、
    前記入射光を透過させるように前記複数の半導体領域の各々に対応して設けられるカラーフィルタと、
    前記複数の半導体領域を互いに分離するように前記第2半導体層において前記入射光が入射する深さ方向に設けられ、前記カラーフィルタの透過波長帯域に対応して深さの異なる、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い前記第2導電型の画素分離領域と
    を備える撮像素子。
  2. 対応して設けられた前記カラーフィルタの前記透過波長帯域が短波長側であるほど、前記画素分離領域の深さが浅い請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記画素分離領域は、隣接する前記複数の半導体領域のうち短波長側の前記カラーフィルタが割り当てられた半導体領域を基準として深さが定められている請求項1または2に記載の撮像素子。
  4. 前記第2半導体層において前記深さ方向に直交する平面方向に前記透過波長帯域に対応して設けられた、前記第2半導体層よりも不純物濃度の高い前記第2導電型の平面分離領域を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記平面分離領域は、第1領域と、前記深さ方向において前記第1領域よりも深い位置に設けられる第2領域とを有し、
    前記第1領域は、対応する前記複数の半導体領域のそれぞれに対して離散的に設けられ、前記第2領域は、対応する前記複数の半導体領域のそれぞれに対して開口を有するように設けられる請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記平面分離領域は、最も長波長側の前記透過波長帯域に対応して設けられた一様面の第3領域を有する請求項4または5に記載の撮像素子。
  7. 前記カラーフィルタは、レッド、グリーン、ブルーのフィルタを含む請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  8. 前記カラーフィルタは、シアン、マゼンタ、イエローのフィルタを含む請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の撮像素子を備えた撮像装置。
JP2013039918A 2013-02-28 2013-02-28 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置 Active JP6194598B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039918A JP6194598B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013039918A JP6194598B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017157704A Division JP2017208574A (ja) 2017-08-17 2017-08-17 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014168016A true JP2014168016A (ja) 2014-09-11
JP6194598B2 JP6194598B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=51617568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013039918A Active JP6194598B2 (ja) 2013-02-28 2013-02-28 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6194598B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065026A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 キヤノン株式会社 光電変換装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113631989A (zh) 2019-11-25 2021-11-09 可来灵菇日本株式会社 光学装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152819A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Toshiba Corp 固体撮像装置及びその製造方法
JP2007115787A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Nikon Corp 固体撮像素子
JP2008091781A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Toshiba Corp 増幅型固体撮像素子
JP2008098601A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Magnachip Semiconductor Ltd 改善されたカラークロストークを有するイメージセンサ
JP2008182076A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置及びその製造方法
US20100102366A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Jong-Jan Lee Integrated Infrared and Color CMOS Imager Sensor
JP2010239117A (ja) * 2009-03-09 2010-10-21 Canon Inc 光電変換装置およびそれを用いた撮像システム
JP2010245100A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Nikon Corp 固体撮像素子
JP2011003716A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc 固体撮像装置、固体撮像装置を用いた撮像システム、および固体撮像装置の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004152819A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Toshiba Corp 固体撮像装置及びその製造方法
JP2007115787A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Nikon Corp 固体撮像素子
JP2008091781A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Toshiba Corp 増幅型固体撮像素子
JP2008098601A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Magnachip Semiconductor Ltd 改善されたカラークロストークを有するイメージセンサ
JP2008182076A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置及びその製造方法
US20100102366A1 (en) * 2008-10-24 2010-04-29 Jong-Jan Lee Integrated Infrared and Color CMOS Imager Sensor
JP2010239117A (ja) * 2009-03-09 2010-10-21 Canon Inc 光電変換装置およびそれを用いた撮像システム
JP2010245100A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Nikon Corp 固体撮像素子
JP2011003716A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc 固体撮像装置、固体撮像装置を用いた撮像システム、および固体撮像装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065026A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP7271127B2 (ja) 2018-10-19 2023-05-11 キヤノン株式会社 光電変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6194598B2 (ja) 2017-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11843882B2 (en) Image sensor for compensating for signal difference between pixels
US9548328B2 (en) Solid-state image sensor and camera
KR20200090698A (ko) 이면 조사형 촬상 소자, 그 제조 방법 및 촬상 장치
KR102197476B1 (ko) 이미지 센서
KR101621158B1 (ko) 고체 촬상 장치
KR20080026001A (ko) 이미지 촬상 장치 및 상기 이미지 촬상 장치의 동작 방법
JP2013243324A5 (ja)
US10506187B2 (en) Image sensor having dual microlenses for each auto-focus (AF) pixel
KR20130050867A (ko) 실리콘 마이크로렌즈들 및 금속 반사기를 갖는 후면 이미지 센서 픽셀
US8072007B2 (en) Backside-illuminated imaging device
JP2009088030A (ja) 裏面照射型撮像素子
JP2012146920A (ja) 固体撮像素子
US20120298841A1 (en) Solid-state image pickup apparatus
CN117673105A (zh) 光检测装置和电子设备
JP2013157442A (ja) 撮像素子および焦点検出装置
KR20160010986A (ko) 이미지 센서
KR20150067005A (ko) 고체 촬상 장치
JP5677238B2 (ja) 固体撮像装置
US8350349B2 (en) Solid-state imaging device, method of manufacturing thereof, and electronic apparatus
US10784300B1 (en) Solid-state imaging devices
JP7271127B2 (ja) 光電変換装置
JP6194598B2 (ja) 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置
JP2017208574A (ja) 撮像素子および撮像素子を備えた撮像装置
JP2011061081A (ja) イメージセンサ
US11107853B2 (en) Photoelectric conversion apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6194598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250