JP2011061081A - イメージセンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で容易に高画質な画像を検知するイメージセンサを提供すること。
【解決手段】基板に形成されて光を検知する光検知部1Bを備え、光検知部1Bには、複数のピクセルが配置されるとともに、ピクセルが配置される光検知部1B面の中心部であるピクセル位置C10と、光検知部1B面内の外周部であるピクセル位置E11〜E13,E14,E15,E16〜E18とで、赤色を検知する赤色検知領域R1、緑色を検知する緑色検知領域G1および青色を検知する青色検知領域B1の各領域の形状が異なるピクセルが配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】基板に形成されて光を検知する光検知部1Bを備え、光検知部1Bには、複数のピクセルが配置されるとともに、ピクセルが配置される光検知部1B面の中心部であるピクセル位置C10と、光検知部1B面内の外周部であるピクセル位置E11〜E13,E14,E15,E16〜E18とで、赤色を検知する赤色検知領域R1、緑色を検知する緑色検知領域G1および青色を検知する青色検知領域B1の各領域の形状が異なるピクセルが配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、イメージセンサに関する。
近年、シリコン基板などの半導体基板に形成されるCMOSイメージセンサ(CIS:CMOS Image Sensor)は、デジタルカメラや携帯電話などの種々の電子機器に使われており、年々高性能化されてきている。CISに必要とされるのは、感度、低ノイズ、混色対策、偽色対策、ダイナミックレンジ、解像度など色々ある。この中でも感度と解像度とは、フィルムの場合と同様にトレードオフの関係にあり、同時に高性能化することは、CISの構造上困難であった。
CISは、フォトダイオード(PD:Photo Diode)に光が当たることによって変動する信号値をトランジスタ回路が読み出す構造になっており、カラー色分解処理を行うためにいくつかの方法が提案されている。その方式の1つは、Bayer方式と呼ばれ、赤(R)、緑(G)、青(B)(もしくはこれらの補色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))の3色のフィルタを所定の配列で装着した複数のPDによって、1つのピクセルを構成している(例えば、特許文献1参照)。また、Foveon方式では、光の色毎にSi中への光の侵入深さが異なることを利用して、光の侵入深さに応じたSi中の位置にpn接合を配置し、色フィルタを用いることなくpn接合によって色分解している(例えば、非特許文献1,2参照)。
また、特許文献2に記載の固体撮像装置では、複数画素の画素中心より周辺部に配置されている画素は、開口領域の重心が集光レンズの中心に対し周辺側に位置している。そして、複数画素の光軸が光電変換素子の受光部表面重心を通るように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1,2に記載の従来技術では、レンズの色収差(倍率色収差)の影響が原因で、PDアレイの周辺部では色のにじみが検出されてしまう。この色のにじみを防止するには、複数枚のレンズで構成したアクロマート、もしくはアポクロマートと呼ばれる高価なレンズを使用しなければならず、コストが高くなる原因の1つになっていた。
また、上記非特許文献1,2に記載の従来技術では、R、G、Bの光を吸収する各pn接合は、それぞれ面積が同じとなる。このため、人間の目の感度が高い緑の強度が不足する(他の色の光に対して十分な強度比をとれない)。また、完全に色分離しているわけではないので、計算機処理による色合成が困難であるという問題があった。
‘Eyeing the Camera: into the Next Century’ Richard F. Lyon and Paul M. Hubel Foveon, Inc. Santa Clara, California, USA [online] <URL; http://www.dicklyon.com/tech/Photography/CIC10_Lyon_Hubel_FINAL.pdf> [retrieved on 24 August 2009]
‘Investigation of Color Aliasing of High Spatial Frequencies and Edges for Bayer-Pattern Sensors and Foveon X3 (R) Direct Image Sensors’ Rudolph J. Guttosch Foveon, Inc. Santa Clara, CA [online] <URL; http://www.foveon.com/files/Color_Alias_White_Paper_FinalHiRes.pdf] [retrieved on 24 August 2009]
本発明は、簡易な構成で容易に高画質な画像を検知するイメージセンサを提供することを目的とする。
本願発明の一態様によれば、基板に形成されて光を検知する光検知部を備え、前記光検知部には、複数のピクセルが配置されるとともに、前記複数のピクセルの中心と前記複数のピクセルの外周部とで、色毎の光検出領域の形状が異なるピクセルが配置されていることを特徴とするイメージセンサが提供される。
本発明によれば、簡易な構成で容易に高画質な画像を撮像することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係るイメージセンサを詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る色分離の概念について説明する。従来、例えばBayer型のCISは、4つ(赤1つ、青1つ、緑2つ)のPDによって1つのピクセルを構成している。ところが、このPDの大きさは有限であるので、感度と解像度とは、トレードオフの関係があり、また偽色などの問題を引き起こす。
まず、実施の形態に係る色分離の概念について説明する。従来、例えばBayer型のCISは、4つ(赤1つ、青1つ、緑2つ)のPDによって1つのピクセルを構成している。ところが、このPDの大きさは有限であるので、感度と解像度とは、トレードオフの関係があり、また偽色などの問題を引き起こす。
また、従来のBayer型やFoveon型では、色収差によって画像周辺部に色のにじみが生じていた。色収差には大別して、(1)軸上色収差と(2)倍率色収差の2種類ある。色収差は、光の波長によって屈折の度合いが異なることから生じるものであり、青系の光(短波長)の方が赤系の光(長波長)よりも屈折されやすいことが原因となっている。
軸上色収差は、光軸上での焦点位置が、レンズに近い側から青(B)、緑(G)、赤(R)の順にずれてしまうことから発生する。これは、凸レンズと凹レンズを組み合わせたアクロマートレンズなどによって比較的良好に補正されることが知られている。一方、斜め方向から入射する光が光軸上から外れた位置に焦点をもつ場合、赤側の光が屈折しにくいので、赤色の光は、本来の焦点の位置よりも光軸に対して同心円状に外側方向にずれる。これがレンズ周辺部における色のにじみの原因になる。この課題を解決する1つの方法として、計算機処理によって赤色信号を補正する方法があるが、この方法のでは大容量(高精細)の写真になった場合に処理時間がかかることになる。
そこで、本実施の形態では、赤、青、緑の各光を検知するピクセルを、センサ中心部(光軸)(複数のピクセルの中心)とセンサ外周部(複数のピクセルの外周部)とで異なる構造にしておく。図1は、実施の形態に係る色分離の概念を説明するための説明図である。図1では、赤、青、緑の各光を検出する光検知部(撮像領域)1Aの上面図を模式的に示している。光検知部1Aには、複数のピクセルが配置され、各ピクセル内には赤色を検知する赤色検知領域R1、緑色を検知する緑色検知領域G1、青色を検知する青色検知領域B1が配置されている。
倍率色収差は、光検知部1Aの周辺部(外周部)にいくほど赤色系の光が外側に逃げることによって生じる。したがって、光検知部1Aの中心部以外では、1つのピクセルを構成する赤色検知領域R1を緑色検知領域G1、青色検知領域B1よりも外側に配置しておく。例えば、各色の検知領域の配置を、光検知部1Aの中心からの距離と角度に応じた配置にしておく。具体的には、光検知部1A面の外周部に近づくほどPD上の赤色検知領域R1を、緑色検知領域G1や青色検知領域B1よりも外側に配置しておく。図1では、ピクセルの配置位置(ピクセル位置)E11〜E18,C10に、それぞれの配置位置に応じた構造(形状)の赤色検知領域R1、緑色検知領域G1,青色検知領域B1を配置した場合を示している。本実施の形態では、例えば、ピクセル内の赤色検知領域R1、緑色検知領域G1,青色検知領域B1の配置を光検知部1Aの中心部から同心円状に異なった形状となるよう配置する。各色の検知領域のピクセル内での配置位置のシフト量の絶対値は、レンズの特性に応じて設計される。
光検知部1A面内の中心位置であるピクセル位置C10には、センターピクセルとしてピクセルP0が配置される。また、光検知部1A面内の左上側(最左上のピクセル位置E11)、上側(最上部中心位置のピクセル位置E12)、右上側(最右上のピクセル位置E13)には、それぞれピクセルP1、ピクセルP2、ピクセルP3が配置される。
また、光検知部1A面内の左側(最左部中心位置のピクセル位置E14)、右側(最右部中心位置のピクセル位置E15)には、それぞれピクセルP4、ピクセルP5が配置される。また、光検知部1A面内の左下側(最左下のピクセル位置E16)、下側(最下部中心位置のピクセル位置E17)、右下側(最右下のピクセル位置E18)には、それぞれピクセルP6、ピクセルP7、ピクセルP8が配置される。
図1では、ピクセルP0〜P8の青色検知領域B1が円状の領域であり、緑色検知領域G1が青色検知領域B1を囲む円環状の領域である場合を示している。また、ピクセルP1〜P8の赤色検知領域R1を緑色検知領域G1の半円部分を囲む半円環状の領域としておく。そして、例えば、エッジコーナーピクセルであるピクセルP1,P3,P6,P8には、半円環状の赤色検知領域R1を光検知部1Aのコナー側にのみ配置しておく。また、エッジピクセルであるピクセルP2,P4,P5,P7は、半円環状の赤色検知領域R1を光検知部1Aのエッジ側にのみ配置しておく。これにより、光軸から離れるにしたがって大きくなるレンズ収差(倍率色収差)を各ピクセル内で補正することができ、色ずれを防止して赤、緑、青の各信号を容易に分離することができる。
つぎに、本実施の形態の撮像装置が備えるCISの構造(PDレイアウトなど)について説明する。図2は、実施の形態に係る撮像装置の構造を示す図である。図2では、光検知部1Bの上面図を示している。なお、図2に示す構成要素のうち図1に示した構成要素と同様の機能を有する構成要素については、その説明を省略する。
光検知部1Bは、例えば矩形状の各ピクセル内の赤色検知領域R1と青色検知領域B1とが同じ面積となり、緑色検知領域G1が赤色検知領域R1の2倍の面積となるよう構成されている。
また、光検知部1Bでは、図1の光検知部1Aと同様に、センターピクセル以外のピクセルには、PD上の赤色検知領域R1を緑色検知領域G1や青色検知領域B1よりも外側に配置しておく。具体的には、光検知部1Bの各ピクセルは、矩形状の青色検知領域B1、青色検知領域B1の2辺または3辺を囲むL字型またはコの字型の赤色検知領域R1、緑色検知領域G1の外周側の2辺または3辺を囲むL字型またはコの字型の赤色検知領域R1によって構成されている。
そして、各ピクセルに対し、ピクセルが光検知部1Bの中心から離れるに従って赤色検知領域R1、緑色検知領域G1が各ピクセル内の外側に配置されるよう構成しておく。また、各ピクセルは、ピクセルが光検知部1Bの中心から離れるに従って青色検知領域B1が各ピクセル内の内側に配置されるよう構成しておく。換言すると、ピクセルが光検知部1Bの中心から離れるに従って赤色検知領域R1の重心がピクセル内の外側に配置されるよう構成しておく。また、ピクセルが光検知部1Bの中心から離れるに従って青色検知領域B1の重心がピクセル内の内側に配置されるよう構成しておく。また、緑色検知領域G1の重心が赤色検知領域R1と青色検知領域B1との間になるよう各ピクセルを構成しておく。
具体的には、光検知部1B面内の中心位置であるピクセル位置C10には、センターピクセルとしてピクセルP10が配置される。また、光検知部1B面内のピクセル位置E11〜E18には、それぞれピクセルP11〜P18が配置される。
また、ピクセル位置E11,E12,E14,C10の中間位置であるピクセル位置E21には、ピクセルP21が配置され、ピクセル位置E12,E13,E15,C10の中間位置であるピクセル位置E22には、ピクセルP22が配置される。また、ピクセル位置E14,E16,E17,C10の中間位置であるピクセル位置E23には、ピクセルP23が配置され、ピクセル位置E15,E17,E18,C10の中間位置であるピクセル位置E24には、ピクセルP24が配置される。
ピクセルP21での各色検知領域(赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1)の配置は、ピクセル位置E11,E12,E14,C10での各色検知領域の配置の平均値である。同様に、ピクセルP22〜P24での各色検知領域の配置は、それぞれピクセル位置E12,E13,E15,C10での各色検知領域の配置の平均値、ピクセル位置E14,E16,E17,C10での各色検知領域の配置の平均値、ピクセル位置E15,E17,E18,C10での各色検知領域の配置の平均値である。
なお、以下ではピクセルP11〜P18,P21〜P24などのピクセルをピクセルPxという場合がある。また、ピクセル位置E11〜E18,E21〜E24などのピクセル位置をピクセル位置Exという場合がある。また、光検知部1A,1Bなどの光検知部を光検知部1xという場合がある。
撮像装置のCISは、例えばBayer型やFoveon型で構成されている。図3は、CISがBayer型である場合のピクセルの構成を示す図である。図3では、Bayer型の光検知部1Cの斜視図を示している。光検知部1Cの各色検知領域は、光検知部1Bと同様の位置に配置されている。CISがBayer型である場合、光検知部1Cは、撮像素子2と、撮像素子2の上に形成されたカラーフィルタと、を含んで構成される。これにより、カラーフィルタがピクセルPxでの各色検知領域となる。
具体的には、光検知部1C面内の中心(ピクセル位置C10)に配置されているピクセルP10の赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1には、それぞれ赤色カラーフィルタfRb、緑色カラーフィルタfGb、青色カラーフィルタfBbが貼り付けられている。したがって、ピクセルP10では、光検知部1Cの中心からコーナーエッジに向かう方向に、赤色カラーフィルタfRa、緑色カラーフィルタfGa、青色カラーフィルタfBaの順番でカラーフィルタが配置されている。ピクセルP11の青色カラーフィルタfBaは矩形状であり、緑色カラーフィルタfGaは、青色カラーフィルタfBaの周囲を囲む円環状であり、赤色カラーフィルタfRaは緑色カラーフィルタfGaの周囲を囲む円環状である。
また、光検知部1C面内の左側(ピクセル位置E11)に配置されているピクセルP11の赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1には、それぞれ赤色カラーフィルタfRa、緑色カラーフィルタfGa、青色カラーフィルタfBaが貼り付けられている。したがって、ピクセルP11では、光検知部1Cの中心からコーナーエッジに向かう方向に、赤色カラーフィルタfRa、緑色カラーフィルタfGa、青色カラーフィルタfBaの順番でカラーフィルタが配置されている。ピクセルP11の青色カラーフィルタfBaは、矩形状であり、緑色カラーフィルタfGaは、青色カラーフィルタfBaの2辺を囲むL字型であり、赤色カラーフィルタfRaは緑色カラーフィルタfGaの外周側の2辺を囲むコの字型である。
赤色カラーフィルタfRa,fRbは、赤色の光のみを透過させて撮像素子側に送るカラーフィルタであり、緑色カラーフィルタfGa,fGbは、緑色の光のみを透過させて撮像素子側に送るカラーフィルタであり、青色カラーフィルタfBa,fBbは、青色の光のみを透過させて撮像素子側に送るカラーフィルタである。
各赤色カラーフィルタfRa,fRb、緑色カラーフィルタfGa,fGb、青色カラーフィルタfBa,fBbの下層には、pn接合(PD)を有した撮像素子2が形成されている。この構成により、赤色カラーフィルタfRa,fRbを透過した赤色光は、赤色カラーフィルタfRa,fRbの下に形成されたpn接合に到達する。同様に、緑色カラーフィルタfGa,fGbを透過した緑色光は、緑色カラーフィルタfGa,fGbの下に形成されたpn接合に到達し、青色カラーフィルタfBa,fBbを透過した青色光は、青色カラーフィルタfBa,fBbの下に形成されたpn接合に到達する。
1つのピクセルPxの大きさは赤色検知領域R1(赤色カラーフィルタfRa,fRb)の下に形成されたPDの大きさ(面積)で決まる。そして、1つのピクセルPxの中で緑色と青色のPDの配置を中心方向に配置変更しておくことによって、同心円状に外側に逃げる赤色の光の情報を中央方向に引き戻すことが可能となり、色ずれが少なくなる。
図4は、CISがFoveon型である場合のピクセルの構成を示す図である。図4では、Foveon型の光検知部1Dのピクセル(PD)の断面形状を示している。光検知部1Dの各色検知領域は、光検知部1Bと同様の位置に配置されている。
図4の(a)は、ピクセル位置C10に配置されるピクセルP30aをピクセルP30aの中心を通る線で切断した場合の断面構成を示している。また、図4の(b)は、ピクセル位置E11に配置されるピクセルP30bをピクセルP30b面内の右端側の辺から見た場合の断面構成を示している。ピクセルP30aを上から見た場合、ピクセルP30aは、ピクセルP10と同様の各色検知領域を有しており、ピクセルP30bは、ピクセルP11と同様の各色検知領域を有している。
CISがFoveon型である場合、Si基板などの半導体基板内に不純物拡散層を積層することによって光検知部1Dが形成される。Foveon型のピクセルP30a,30bには、青、緑、赤の光を吸収するよう、それぞれ深さを変えた3種類のpn接合31a〜33aと、3種類のpn接合31b〜33bが形成されている。ピクセルP30aのpn接合31a〜33aは、それぞれSi基板表面に平行な面を有しており、それぞれSi基板内の深い方からpn接合31a(赤色検知領域R1)、pn接合32a(緑色検知領域G1)、pn接合33a(青色検知領域B1)の順番で形成されている。同様に、ピクセルP30bのpn接合31b〜33bは、それぞれSi基板表面に平行な面を有しており、それぞれSi基板内の深い方からpn接合31b(赤色検知領域R1)、pn接合32b(緑色検知領域G1)、pn接合33b(青色検知領域B1)の順番で形成されている。これにより、pn接合31a〜33a、pn接合31b〜33bがピクセルPxでの各色検知領域となる。
具体的には、光検知部1D面の中心部に位置するピクセルP30aとしては、第1のp層であるSi基板内にピクセルP30aの大きさ(赤色検知領域R1の大きさ)に対応する領域分だけ第1のn層が形成される。これにより、第1のp層と第1のn層との接合位置(深さ方向の接合面)にpn接合31aが形成される。
さらに、第1のn層内に緑色検知領域G1の大きさに対応する領域分だけ第2のp層が形成される。第2のp層の表面上の中心位置は、第1のn層の表面上の中心位置と同じである。そして、第2のp層は、Si基板の表面から下層方向に広がる領域を有している。これにより、第1のn層と第2のp層との接合位置にpn接合32aが形成される。
さらに、第2のp層内に青色検知領域B1の大きさに対応する領域分だけ第2のn層が形成される。第2のn層の表面上の中心位置は、第2のp層の表面上の中心位置と同じである。そして、第2のn層は、Si基板の表面から下層方向に広がる領域を有している。これにより、第2のp層と第1のn層との接合位置にpn接合33aが形成される。
また、光検知部1D面の左上部に位置するピクセルP30bとしては、第1のp層であるSi基板内に赤色検知領域R1の大きさに対応する領域分だけ第1のn層が形成される。これにより、第1のp層と第1のn層との接合位置(深さ方向の接合面)にpn接合31bが形成される。
さらに、第1のn層内に緑色検知領域G1の大きさに対応する領域分だけ第2のp層が形成される。第2のp層の表面上の中心位置は、第1のn層の表面上の中心位置よりも光検知部1D面の中心位置に近い位置である。そして、第2のp層は、Si基板の表面から下層方向に広がる領域を有している。これにより、第1のn層と第2のp層との接合位置にpn接合32bが形成される。
さらに、第2のp層内に青色検知領域B1の大きさに対応する領域分だけ第2のn層が形成される。第2のn層の表面上の中心位置は、第2のp層の表面上の中心位置よりも光検知部1D面の中心位置に近い位置である。そして、第2のn層は、Si基板の表面から下層方向に広がる領域を有している。これにより、第2のp層と第1のn層との接合位置にpn接合33bが形成される。
このように、光検知部1Dでは、各色の検出を行うpn接合の位置を、CIS面内のピクセル座標に応じてずらしている。このため、光検知部1D表面の周辺部では、各色の検出位置に応じた位置にpn接合が形成されている。従来のように、3段のpn接合が同じ位置に形成されていたCISと比べて、本実施の形態では、光検知部1D表面の外周部に近づくに従って赤色検知領域R1を外側に配置している。このため、各色検知領域間の重なりが少なくなり、その結果、光検知部1Dでは、イオン注入による欠陥発生などを抑制でき、且つ接合リーク電流を低減し、且つCISの雑音を低減することが可能になる。
なお、図3や図4に示した光検知部1C,1Dでは各PD間に素子分離領域を設けていないが、3色の分離を明確にするためには素子分離領域を設けてもよい。図5は、Bayer型の光検知部に素子分離領域を設けた場合のピクセルの構成を示す図である。図5では、光検知部1Cのピクセル(PD)の断面形状を示している。
図5の(a)は、ピクセル位置C10に配置されるピクセルP30cをピクセルP30cの中心を通る線で切断した場合の断面構成を示している。また、図5の(b)は、ピクセル位置E11に配置されるピクセルP30dをピクセルP30d面内の右端側の辺から見た場合の断面構成を示している。ピクセルP30cは、ピクセルP10と同様の各色検知領域を有しており、ピクセルP30dは、ピクセルP11と同様の各色検知領域を有している。
具体的には、光検知部1C面内の中心(ピクセル位置C10)に配置されているピクセルP30cの赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1には、赤色カラーフィルタfRa、緑色カラーフィルタfGa、青色カラーフィルタfBaと略同様の形状を有した赤色カラーフィルタfRc、緑色カラーフィルタfGc、青色カラーフィルタfBcが貼り付けられている。また、赤色カラーフィルタfRcと緑色カラーフィルタfGcとの間、緑色カラーフィルタfGcと青色カラーフィルタfBcとの間には、それぞれ素子分離領域Iが設けられている。
また、光検知部1C面内の左上側(ピクセル位置E11)に配置されているピクセルP30dの赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1には、赤色カラーフィルタfRb、緑色カラーフィルタfGb、青色カラーフィルタfBbと略同様の形状を有した赤色カラーフィルタfRd、緑色カラーフィルタfGd、青色カラーフィルタfBdが貼り付けられている。また、赤色カラーフィルタfRdと緑色カラーフィルタfGdとの間、緑色カラーフィルタfGdと青色カラーフィルタfBdとの間には、それぞれ素子分離領域Iが設けられている。
図6は、Foveon型の光検知部に素子分離領域を設けた場合のピクセルの構成を示す図である。図6では、光検知部1xのピクセル(PD)の断面形状を示している。図6の(a)は、ピクセル位置C10に配置されるピクセルP30eをピクセルP30eの中心を通る線で切断した場合の断面構成を示している。また、図6の(b)は、ピクセル位置E11に配置されるピクセルP30fをピクセルP30d面内の右端側の辺から見た場合の断面構成を示している。ピクセルP30eは、ピクセルP30aと同様の各色検知領域を有しており、ピクセルP30fは、ピクセルP30bと同様の各色検知領域を有している。
具体的には、光検知部1D面内の中心(ピクセル位置C10)に配置されているピクセルP30eには、ピクセルP30aのpn接合31a〜33aと同じ深さ位置のpn接合31e〜33eが、pn接合31a〜33aと略同じ表面形状で形成されている。そして、pn接合31eとpn接合32eとの間、pn接合32eとpn接合33eとの間には、それぞれ素子分離領域Iが設けられている。
また、光検知部1D面内の左上側(ピクセル位置E11)に配置されているピクセルP30fには、ピクセルP30bのpn接合31b〜33bと同じ深さ位置のpn接合31f〜33fが、pn接合31b〜33bと略同じ表面形状で形成されている。そして、pn接合31fとpn接合32fとの間、pn接合32fとpn接合33fとの間には、それぞれ素子分離領域Iが設けられている。
なお、図3〜図6では、各色検知領域を色カラーフィルタや接合深さの異なるpn接合によって構成したが、各色検知領域を色毎の感光層を用いて構成してもよい。図7は、各色検知領域を色毎の感光層を用いて構成した場合のピクセルの構成を示す図である。図7では、光検知部1Eのピクセルの断面形状を示している。ここでの光検知部1Eの各色検知領域は、上面から見た場合に光検知部1Dと同様の位置に配置されている。
ピクセルP30gは、ピクセル位置C10に配置されるピクセルであり、ピクセルP30hは、ピクセル位置E11に配置されるピクセルである。ピクセルP30g,30hには、赤、緑、青の各光を検出する赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1に感光層(有機膜)が形成されている。
ピクセルP30gの各感光層は、赤色に対して感度を有した有機膜(赤色用有機膜51R)、緑色に対して感度を有した有機膜(緑色用有機膜51G)、青色に対して感度を有した有機膜(青色用有機膜51B)を備えている。また、ピクセルP30hの各感光層は、赤色に対して感度を有した有機膜(赤色用有機膜52R)、緑色に対して感度を有した有機膜(緑色用有機膜52G)、青色に対して感度を有した有機膜(青色用有機膜52B)を備えている。
そして、各有機膜は、ITO(酸化インジウム)などの上部側の透明電極(上部電極)とITOなどの下部側の透明電極(下部電極)とによって挟持されている。具体的には、赤色用有機膜51R,52Rは、上部電極UE3と下部電極LE3とに挟まれている。また、緑色用有機膜51G,52Gは、上部電極UE2と下部電極LE2とに挟まれ、青色用有機膜51B,52Bは、上部電極UE1と下部電極LE1とに挟まれている。
上部電極と下部電極に挟まれた各有機膜は、ガラス基板5上に積層されている。具体的には、ガラス基板5の上面側に赤色用感光部(上部電極UE3と下部電極LE3とに挟まれた赤色用有機膜51R,52R)が形成されている。そして、赤色用感光部の上面側に緑色用感光部(上部電極UE2と下部電極LE2とに挟まれた緑色用有機膜51G,52G)が形成され、緑色用感光部の上面側に青色用感光部(上部電極UE1と下部電極LE1とに挟まれた青色用有機膜51B,52B)が形成されている。また、ガラス基板5の下層には、Si基板(図示せず)が設けられており、Si基板内にはストレージ用のダイオード(キャパシタ)が形成されている。
赤色用有機膜51Rを有した赤色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(a)に示したpn接合31aを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。また、緑色用有機膜51Gを有した緑色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(a)に示したpn接合32aを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。また、青色用有機膜51Bを有した赤色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(a)に示したpn接合33aを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。
同様に、赤色用有機膜52Rを有した赤色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(b)に示したpn接合31bを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。また、緑色用有機膜52Gを有した緑色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(b)に示したpn接合32bを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。また、青色用有機膜52Bを有した赤色用感光部を上面側から見た場合の形状、大きさは、図4の(b)に示したpn接合33bを上面側から見た場合の形状と略同じ形状、大きさである。
なお、図7では、青色用感光部の直下にも緑色用感光部を配置した場合について説明したが、青色用感光部の直下には、緑色用感光部を配置しなくてもよい。また、緑色用感光部の直下にも青色用感光部の直下にも緑色用感光部配置した場合について説明したが、緑色用感光部の直下には赤色用感光部を配置しなくてもよい。換言すると、青色用感光部、緑色用感光部、赤色用感光部の各感光層の重なりが最小限となるよう、青色用感光部、緑色用感光部、赤色用感光部を形成してもよい。
図8は、感光層の重なりを無くしたピクセルの構成例を示す図である。図8では、光検知部1Fのピクセルの断面形状を示している。ここでの光検知部1Fの各色検知領域は、光検知部1Cと同様の位置に配置されている。なお、図8の各構成要素のうち図7に示したピクセルP30g,30hと同一機能を達成する構成要素については同一番号を付しており、重複する説明は省略する。
ピクセルP30iは、ピクセル位置C10に配置されるピクセルであり、ピクセルP30jは、ピクセル位置E11に配置されるピクセルである。ピクセルP30i,30jには、赤、緑、青の各光を検出する赤色検知領域R1、緑色検知領域G1、青色検知領域B1に感光層が形成されている。
ピクセルP30iの各感光層は、赤色用有機膜53R、緑色用有機膜53G、青色用有機膜51Bを備えている。また、ピクセルP30jの各感光層は、赤色用有機膜54R、緑色用有機膜54G、青色用有機膜52Bを備えている。
ピクセルP30iでは、緑色用有機膜51Gの代わりに緑色用有機膜53Gが配置され、赤色用有機膜51Rの代わりに赤色用有機膜53Rが配置されている。緑色用有機膜53Gは、緑色用有機膜51Gから青色用有機膜51Bと重なる部分を削除した形状を有している。また、赤色用有機膜53Rは、赤色用有機膜51Rから緑色用有機膜51Gと重なる部分を削除した形状を有している。
また、ピクセルP30jでは、緑色用有機膜52Gの代わりに緑色用有機膜54Gが配置され、赤色用有機膜52Rの代わりに赤色用有機膜54Rが配置されている。緑色用有機膜54Gは、緑色用有機膜52Gから青色用有機膜52Bと重なる部分を削除した形状を有している。また、赤色用有機膜54Rは、赤色用有機膜52Rから緑色用有機膜52Gと重なる部分を削除した形状を有している。
上述したCISなどのイメージセンサを用いてカメラモジュールが作製され、カメラモジュールを用いて撮像装置(カメラ)が作製される。図9は、実施の形態に係るイメージセンサを備えた撮像装置の概略構成を示す図である。図9では、撮像装置のCISがBayer型の光検知部1Bであり、光検知部1Bをピクセル位置E14、C10、E15を通る線で切断した場合の断面構成を示している。
撮像装置は、光学系の撮影レンズ61、各色領域への露光量を調整する露光量調整機構62、イメージセンサ60を備えて構成されている。イメージセンサ60は、撮影レンズ61と露光量調整機構62を介して送られてくる光を受光して検知する機能を有しており、撮像素子2と受光面3とを有している。
受光面3は、露光量調整機構62から送られてくる光を色毎に下層側へ透過させる機能を有している。受光面3は、例えば、光検知部1Cの赤色カラーフィルタfRa,fRb、緑色カラーフィルタfGa,fGb、青色カラーフィルタfBa,fBbなどである。
撮像素子2は、受光面3の下層側に形成される配線部63、配線部63の下層側に形成されるフォトダイオード部64を有している。フォトダイオード部64は、シリコン基板内などに形成されて、各色の光を検知する。配線部63は、例えば金属配線などの配線層65が複数層積層されて形成されている。また、フォトダイオード部64が形成されている基板内には、スイッチング用トランジスタ66が配置されている。また、イメージセンサ60は、フォトダイオード部64やスイッチング用トランジスタ66などを制御する制御回路(図示せず)を備えている。
図10は、イメージセンサの回路を示す図である。同図に示すようにイメージセンサ60は、受光面3、フォトダイオード部64、RST、VRST、Mrst、VDD、Msf、Msel、ROW(ROW線)、COL(Column線)によって構成されている。なお、CISがFoveon型である場合も、イメージセンサ60は同様の構成を有している。
なお、本実施の形態の図2では、緑色検知領域G1が赤色検知領域R1や青色検知領域B1の2倍の面積となるよう構成した場合について説明したが、図3〜図8に示した光検知部1A,1C〜1Fでも緑色検知領域G1が赤色検知領域R1や青色検知領域B1の2倍以上の面積となるよう構成してもよい。
また、本実施の形態で説明したCISなどのイメージセンサは、裏面照射型であってもよいし、表面照射型であってもよい。例えば、CISが裏面照射型である場合、PDの下層側(カラーフィルタと逆側)に配線などが形成される。また、CISが表面照射型である場合、カラーフィルタとPDの間の層に配線などが形成される。
このように実施の形態によれば、光検知部1xの周辺部に近づくほど赤色検知領域R1を緑色検知領域G1や青色検知領域B1よりも外側に配置するとともに緑色検知領域G1を青色検知領域B1よりも外側に配置しているので、倍率色収差を補正して受光感度を向上させることができる。これにより、レンズの色収差によって発生する画像の瑕疵(色のにじみなど)を改善でき、撮像する画像の画質を向上させることが可能となる。
また、F値の小さな高価格のレンズを用いる必要がないので、低価格で高画質な画像を撮像することが可能となる。また、倍率色収差を低減できるので、光検知部1xの周辺部での色情報の補正を簡易なソフトウェア処理で行うことができ、画像処理に要する時間を短縮できる。
また、各色検知領域の配置を変更するだけでよいので、ピクセルを微細化することが可能となる。これにより、イメージセンサの感度とピクセルの微細化(解像度)と間のトレードオフの関係を解消することが可能となる。したがって、簡易な構成で容易に高画質な画像を撮像することが可能となる。
また、CISがFoveon型である場合、カラーフィルタを貼り付ける必要が無いので、容易にCISを形成することが可能となる。CISがFoveon型であっても、青、緑、赤の光を吸収するpn接合面の大きさを色毎に変えることができるので、緑の光を吸収するpn接合面を赤や青の光を吸収するpn接合面よりも広くすることが可能となる。したがって、人間の目の感度が高い緑の強度を赤や青よりも多く検出することが可能となる。また、光検知部1C,1Dの各PD間に素子分離領域を設けているので、各色を検知するpn接合でのリーク電流を低減でき、センサのノイズを低減することが可能となる。
1A〜1F 光検知部、31a〜33a,31b〜33b,31e〜33e,31f〜33f pn接合、51B,52B 青色用有機膜、51G〜54G 緑色用有機膜、51R〜54R 赤色用有機膜、60 イメージセンサ、C10,E11〜E18,E21〜E24 ピクセル位置、fBa〜fBd 青色カラーフィルタ、fGa〜fGd 緑色カラーフィルタ、fRa〜fRd 赤色カラーフィルタ、B1 緑色検知領域、G1 緑色検知領域、R1 赤色検知領域、I 素子分離領域、P0〜P8,P11〜P18,P21〜P24,P30a〜P30j ピクセル。
Claims (5)
- 基板に形成されて光を検知する光検知部を備え、
前記光検知部には、複数のピクセルが配置されるとともに、前記複数のピクセルの中心と前記複数のピクセルの外周部とで、色毎の光検出領域の形状が異なるピクセルが配置されていることを特徴とするイメージセンサ。 - 前記各ピクセル内には、前記光の中から赤色を検知する赤色検知領域、前記光の中から緑色を検知する緑色検知領域および前記光の中から青色を検知する青色検知領域がそれぞれ配置され、且つ前記各ピクセル内での赤色検知領域の中心位置は前記ピクセル内での緑色検知領域の中心位置よりも前記複数のピクセルの中心から離れた位置に配置され且つ前記ピクセル内での赤色検知領域の中心位置は前記ピクセル内での緑色検知領域の中心位置よりも前記複数のピクセルの中心に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
- 前記光検知部は、前記基板内に形成されるとともに、前記基板内の深い方向から前記赤色検知領域、前記緑色検知領域、前記青色検知領域の順番で形成され、
前記光検知部面内では、前記ピクセルの位置が前記複数のピクセルの中心から離れた位置に配置されるに従って、前記ピクセル内での前記赤色検知領域の中心位置が前記緑色検知領域の中心位置よりも前記複数のピクセルの中心から離れた位置に配置され且つ前記ピクセル内での前記青色検知領域の中心位置が前記緑色検知領域の中心位置よりも前記複数のピクセルの中心に近い位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。 - 前記緑色検知領域は、前記青色検知領域の直下で前記青色検知領域と前記緑色検知領域の一部とが重ならないよう形成され、且つ前記赤色検知領域は、前記緑色検知領域の直下で前記緑検知部と前記赤色検知領域の一部とが重ならないよう形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のイメージセンサ。
- 前記赤色検知領域と前記緑色検知領域との間および前記緑色検知領域と前記青色検知領域との間は、それぞれ素子分離領域で分離されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載のイメージセンサ。
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JP2016181932A (ja) * | 2014-04-22 | 2016-10-13 | オプティツ インコーポレイテッド | カラーフィルタ及びフォトダイオードのパターニング構成 |
TWI581414B (zh) * | 2015-04-16 | 2017-05-01 | 台灣積體電路製造股份有限公司 | 影像感測器及其形成方法 |
WO2017178141A1 (de) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg | Bildelement |
-
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- 2009-09-11 JP JP2009210715A patent/JP2011061081A/ja active Pending
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