JP2014167464A - パイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサー - Google Patents

パイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサー Download PDF

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Abstract

【課題】金属製のパイプ部材を押し潰して封止部分を形成する際に、封止部分の両端部を含めて封止部分全体にわたって押し潰すことができ、押し潰した封止部分のみで高いシール性を確保することができるパイプの封止方法を提供する。
【解決手段】押し型18が下降して、押し型18のR部分20の先端20aと、下受け金型12の受け部14の底部24との距離bが、パイプ部材10の肉厚tの2倍である2tになった位置において、下受け金型12の受け部14の底部24が、パイプ部材10の押し潰された封止部分26の断面視で両端部28よりも上方に延設された延設部30を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、パイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサーに関する。
従来より、流体圧検出用の圧力センサーとして、特許文献1(特許第4908411号公報)、特許文献2(特開昭58−168930号公報)などに開示されるような液封型の圧力センサーが知られている。
図12は、このような液封型の圧力センサー100を示した縦断面図である。
図12に示したように、液封型の圧力センサー100は、圧力検出エレメント102と、継手部材104と、カバー部材106との結合体により構成されている。
圧力検出エレメント102は、金属製のエレメント本体108を備えており、このエレメント本体108に形成された中央開口110内に、ハーメチックガラス112が嵌め込まれて固着されている。
また、圧力検出エレメント102のエレメント本体108と、金属製のダイヤフラム114と、連通孔116が形成されたダイヤフラム保護カバー118とが、それらの外周縁部において溶接によって一体的に固着されている。
そして、この構造によって、エレメント本体108の中央開口110の部分において、ハーメチックガラス112とダイヤフラム114との間に、オイルが封入される液封室120が形成されている。
一方、図12に示したように、ハーメチックガラス112の液封室120の側の面部には、ワンチップ構造のセンサーチップ124が接着剤によって固定されている。
このセンサーチップ124は、液封室120内に配設されており、圧力を検出する圧力素子と、この圧力検出素子の出力信号を処理する集積化された電子回路とが一体に形成された圧力センサーチップとして構成されている。
また、ハーメチックガラス112には、センサーチップ124に対する信号の入出力を行うための複数個のリードピン126と、オイル充填用パイプ130が、それぞれ、貫通状態で、ハーメチック処理により固定されている。
図12に示したように、リードピン126は、金製またはアルミニウム製のワイヤー128によって、センサーチップ124と導通接続され、センサーチップ124の外部出力端子や外部入力端子を構成している。リードピン126には、例えば、FPC(フレキシブルプリント回路)134の一端が導通接続され、FPC134の他端が、コンタクトピン131の一端に導通接続されている。そして、コンタクトピン131の他端が、例えば、半田付け、溶着などによって、外部リード線132に導通接続されている。
なお、このような液封型の圧力センサー100においては、圧力センサー100の液封室120にオイルを充填するために、オイル充填用パイプ130が設けられている。このオイル充填用パイプ130を介して、液封室120にオイルを充填した後には、オイル導入開口であるオイル充填用パイプ130の先端136を、一対の押し金型と受け金型で押し潰すことによって封止した後、さらに、溶接、半田などによって封止している。
さらに、図12に示したように、樹脂製の蓋部138が設けられており、圧力検出エレメント102を覆うようになっている。そして、円筒形状のカシメ板140をカシメ加工することによって、圧力検出エレメント102と、継手部材104と、カバー部材106とが一体的に固定され、圧力センサー100を構成している。
また、カバー部材106には、例えば、エポキシ樹脂やシリコン樹脂などの封止材(モールド樹脂)150によりモールドされている。
なお、樹脂製の蓋部138と圧力検出エレメント102との間は、例えば、Oリングなどのシール材142で密封されるようになっている。
そして、通路146から圧力室148内に伝達された流体圧は、ダイヤフラム保護カバー118の連通孔116を通ってダイヤフラム114の表面を押圧し、この押圧力を液封室120内のセンサーチップ124により検知するようにしている。
特許第4908411号公報 特開昭58−168930号公報 特開2003−194649号公報 特開2000−274974号公報
ところで、上記のようにオイル充填用パイプ130の先端136を、一対の押し金型と受け金型で押し潰すことによって封止した後、さらに、溶接、半田などによって封止する方法として、オイル充填用パイプ130の先端136を平坦に押し潰して封止部分を形成し、封止部分を溶接や半田付けなどにより封止する方法が用いられていた。
しかしながら、このように平坦に押し潰して封止部分を形成した圧力センサーでは、流体による内圧がかかる度に、この押し潰した封止部分を開こうとする力が内方から作用する。このため、繰り返し使用していると、封止部分に疲労が生じ、割れが発生したりして、液漏れが発生する場合があり、そのため、高圧用としては不向きであった。
このため、特許文献3(特開2003−194649号公報)では、図13に示したように、オイル充填用パイプ130を介して、液封室120にオイルを充填した後に、オイル充填用パイプ130の先端136を、断面略U字形状(図13(A)参照)、または、断面略V字形状に押し潰して封止部分136aを形成している(図13(B)参照)。
そして、このように押し潰した封止部分136aを、溶接、半田、溶着などによって封止している。これにより、内圧による押し潰した封止部分136aの開きに対する耐久性能を向上している。
一方、特許文献4(特開2000−274974号公報)には、ヒートパイプなどの金属製のパイプ部材を封止する際に、円弧状の凹受面上に、パイプ部材を配置するとともに、そのパイプ部材をポンチによって半径方向に、円弧状でかつ外径がパイプ外形とほぼ同じになるように押し潰している。
これにより、円弧状の凹受面に沿うような形状で、押し潰した部分に全周にわたって、内壁面同士が密着した封止部分を形成し、さらに、この封止部分の先端部分を溶融接合することによって、気密性能を確保するとともに、小型化や生産効率を向上している。
ところで、特許文献3、特許文献4のような封止方法は、図14に示したような方法を用いて、パイプ部材を押し潰している。
先ず、図14(A)に示したように、肉厚tの金属製のパイプ部材200の外径(直径)aと同一の内径(直径)rを有する半円形状の受け部202と、その上方にストレート部分204とを備えた下受け金型206を準備する。そして、幅がdで、先端に半径R(=d/2)のR部分208を備え、ストレート部分210を有する押し型212を準備する。
そして、図14(B)〜図15(C)に示したように、パイプ部材200を下受け金型206の半円形状の受け部202内に配置して、上方より押し型212によって、パイプ部材200を押し潰して、断面略U字形状の封止部分214を形成している。
ところで、このような方法においては、図15(B)、図16の拡大図に示したように、押し型212のR部分208の先端208aと、下受け金型206の受け部202の底部216との距離bが、パイプ部材200の肉厚tの丁度2倍である2tになった位置となる。
この位置から、さらに、押し型212を押し下げることによって、図15(C)、図17の拡大図に示したように、パイプ部材200の重なった部分218が押し潰されて、封止部分214が形成されることになる。
そして、押し潰した封止部分214を、溶接、半田、溶着などによって封止している。
しかしながら、図17の拡大図に示したように、パイプ部材200の封止部分214の断面視で両端部220が、下受け金型206のストレート部分204と、押し型212のストレート部分210との間の平行になった部分に位置することになる。
このため、この封止部分214の両端部220が何ら拘束されない状態となって、逃げて押し潰されないことになる。その結果、封止部分214の両端部220において、封止状態が不完全となって、封止部分214の全体にわたって押し潰された部分が形成されず、確実なシール性能を確保することができないおそれがある。
このことは、図15(C)、図17の封止部分214の両端部220であるA部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図18(A)、図15(C)、図17の封止部分214の中央部分222であるB部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図18(B)からも明らかである。
すなわち、図18(A)に示したように、封止部分214の両端部220では、金属組織が延びておらず、押し潰しが不完全であることが明らかである。
また、このような現象は、上記のように断面略U字形状に押し潰す場合だけでなく、図13(B)のように、断面略V字形状に押し潰す場合においても同様の問題が発生するおそれがある。
また、押し潰した封止部分214を、溶接、半田、溶着などによって封止しているが、このように封止部分214の両端部220で封止状態が不完全である場合には、溶接などに欠陥が生じた場合には、この封止部分214の両端部220の封止状態が不完全な部分から、内部の液などが漏れるおそれがある。
本発明は、このような現状に鑑み、金属製のパイプ部材を押し潰して封止部分を形成する際に、封止部分の両端部を含めて封止部分全体にわたって押し潰すことができ、別箇所の押し潰しを追加する作業などの煩雑な作業が不要で、押し潰した封止部分のみで高いシール性を確保することができるパイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサーを提供することを目的とする。
また、本発明は、押し潰した封止部分を、溶接、半田、溶着などによって封止した場合に、溶接などに欠陥が生じた場合においても、高いシール性を確保することができるパイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサーを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、オイルの漏れを防止することが可能で、長期間にわたって信頼性、安定性が高く、しかも、高圧力においても圧力を検出することが可能な液封型圧力センサーを提供する。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明のパイプの封止方法は、
金属製のパイプ部材の端部を押し潰して封止部分を形成するパイプの封止方法であって、
下受け金型を開いた状態で、下受け金型の受け部内にパイプ部材を配置する工程と、
前記下受け金型を閉じる工程と、
前記下受け金型の上部開口部を介して、上方より押し型によって、パイプ部材を押し潰して封止部分を形成する工程と、
前記下受け金型を開いてパイプ部材を取り出す工程とを備え、
前記下受け金型が、内径(直径)rを有するR部分を有する受け部を備え、前記内径(直径)rが、パイプ部材の外径(直径)aに対して、r≧aの関係にあり、
前記押し型が、幅がdで、先端に半径d/2の半円形状のR部分を備えるとともに、R部分の上方にストレート部分を有する押し型であり、
前記押し型の幅dが、下受け金型を閉じた状態の下受け金型の上部開口部の幅cに対して、c>dの関係であり、
前記押し型が下降して、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tの2倍である2tになった位置において、下受け金型の受け部のR部分が、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部よりも上方に延設された延設部を備えていることを特徴とする。
このように構成することによって、押し型が下降して、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tの2倍である2tになった位置において、下受け金型の受け部のR部分が、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部よりも上方に延設された延設部を備えている。
従って、この状態から押し型をさらに下降した状態で、封止部分の断面視で両端部が、下受け金型の受け部の延設されたR部の延設部と、押し型のストレート部分との間で、拘束された状態となって、押し潰されることになる。
その結果、封止部分の断面視で両端部において、封止状態が完全となって、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
従って、別箇所の押し潰しを追加する作業などの煩雑な作業が不要で、押し潰した封止部分のみで高いシール性を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記延設部が、前記押し型の降下最終位置において、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部の位置まで、少なくとも下受け金型の受け部のR部分が、上方に延設されていることを特徴とする。
このように構成することによって、押し型の降下最終位置まで、封止部分の断面視で両端部が、下受け金型の受け部の延設されたR部分の延設部と、押し型のストレート部分との間で、拘束された状態となって、押し潰されることになり、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、
前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aの関係が、a−2t≧2tで、
前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aと押し型の幅dの関係が、a−2t≧dの関係にあることを特徴とする。
このように構成することによって、パイプ部材の肉厚tが薄い場合において、封止部分の断面視で両端部において、封止状態が完全となって、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、
前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aの関係が、a−2t<2tで、
前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aと押し型の幅dの関係が、a−2t≦dの関係にあることを特徴とする。
このように構成することによって、パイプ部材の肉厚tが厚い場合において、封止部分の断面視で両端部において、封止状態が完全となって、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記押し型の降下最終位置において、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tに対して、t≦b<2tの関係であることを特徴とする。
このように構成することによって、パイプ部材の肉厚tが薄い場合において、パイプ部材の重なった部分において、押し潰された封止部分が形成されるので、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記押し型の降下最終位置において、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tに対して、1.6t≦b≦1.7tの関係であることを特徴とする。
このように構成することによって、パイプ部材の肉厚tが厚い場合において、パイプ部材の重なった部分において、押し潰された封止部分が形成されるので、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記パイプ部材の端部を押し潰して形成した封止部分の長さ方向の距離Lが、t≦Lであることを特徴とする。
このように構成することによって、封止部分の長さ方向においても押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記押し潰して形成した封止部分を、溶接、半田、溶着により封止することを特徴とする。
このように構成することによって、押し潰して形成した封止部分を、溶接、半田、溶着により封止するので二重シールとして機能して、さらに確実なシール性能を確保することができる。
しかも、上記のように押し潰して形成した封止部分が、高いシール性能を有しているので、万一溶接などに欠陥が生じた場合においても、高いシール性を確保することができる。
また、本発明のパイプの封止方法は、前記下受け金型の受け部内にパイプ部材を配置する工程が、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型を開いた状態で行われることを特徴とする。
このように構成することによって、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型を開いた状態で、パイプ部材の取り外しができるので、比較的長いパイプ部材を押し潰す際にその操作が容易で時間とコストを低減することができる。
また、本発明は、前記パイプの封止方法が、液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法であることを特徴とする。
また、本発明は、前述に記載のパイプの封止方法により、オイル充填用パイプを封止して製造したことを特徴とする液封型圧力センサーである。
このように構成することによって、オイルの漏れを防止することが可能で、長期間にわたって信頼性、安定性が高く、しかも、高圧力においても圧力を検出することが可能な液封型圧力センサーを提供することができる。
本発明によれば、押し型が下降して、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tの2倍である2tになった位置において、下受け金型の受け部のR部分が、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部よりも上方に延設された延設部を備えている。
従って、この状態から押し型をさらに下降した状態で、封止部分の断面視で両端部が、下受け金型の受け部の延設されたR部分と、押し型のストレート部分との間で、拘束された状態となって、押し潰されることになる。
その結果、封止部分の断面視で両端部において、封止状態が完全となって、封止部分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
従って、別箇所の押し潰しを追加する作業などの煩雑な作業が不要で、押し潰した封止部分のみで高いシール性を確保することができる。
さらに、オイルの漏れを防止することが可能で、長期間にわたって信頼性、安定性が高く、しかも、高圧力においても圧力を検出することが可能な液封型圧力センサーを提供することができる。
図1は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図である。 図2は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図である。 図3は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図である。 図4は、図3(A)の状態を拡大して説明する断面図である。 図5は、図3(B)の状態を拡大して説明する断面図である。 図6は、本発明のパイプの封止方法で封止部分を形成したパイプの縦断面図である。 図7(A)は、図5の封止部分26の両端部28であるA部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図、図7(B)は、封止部分26の中央部分であるB部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図である。 図8は、封止部分26の全体の顕微鏡写真である。 図9は、本発明の別の実施例のパイプの封止方法で封止部分を形成したパイプの縦断面図である。 図10は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する図1と同様な断面図である。 図11は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する図5と同様な拡大断面図である。 図12は、従来の液封型の圧力センサー100を示した縦断面図である。 図13は、従来のパイプの封止方法で封止部分を形成したパイプの部分拡大斜視図である。 図14は、従来のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図である。 図15は、従来のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図である。 図16は、図15(B)の状態を拡大して説明する断面図である。 図17は、図15(C)の状態を拡大して説明する断面図である。 図18(A)は、図15(C)、図17の封止部分26の両端部28であるA部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図、図18(B)は、図15(C)、図17の封止部分26の中央部分であるB部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図である。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する断面図、図4は、図3(A)の状態を拡大して説明する断面図、図5は、図3(B)の状態を拡大して説明する断面図、図6は、本発明のパイプの封止方法で封止部分を形成したパイプの縦断面図である。
図1〜図6において、符号10は、全体で本発明のパイプの封止方法で封止するパイプ部材を示している。
図1(A)に示したように、図示しない作動機構によって、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型12、すなわち、左側下金型12aと、右側下金型12bとからなる下受け金型12を準備する。
この下受け金型12には、図1(B)に示したように、左側下金型12aと右側下金型12bと閉じた状態で、内径(直径)rを有するR部分を有する受け部14(14a、14b)が形成されている。
この場合、パイプ部材10の外径(直径)aと、受け部14(14a、14b)の内径(直径)rとの関係が、内径(直径)rが、パイプ部材の外径(直径)aに対して、r≧aの関係とするのが望ましい。
また、図1(A)、図1(B)に示したように、図示しない作動機構によって上下動可能で、下受け金型12の上部開口部16を介して、受け部14内に降下可能な押し型18を準備する。
この押し型18は、図1(A)、図1(B)に示したように、幅がdで、先端に半径d/2の半円形状のR部分20を備えるとともに、このR部分20の上方にストレート部分22を有する押し型である。
そして、図1(B)に示したように、押し型18の幅dが、下受け金型12を閉じた状態の下受け金型12の上部開口部16の幅cに対して、c>dの関係となるように構成されている。
このように構成される下受け金型12と押し型18を用いて、図6に示したように、パイプ部材10の端部10aを封止する方法は、以下のようにして行われる。
先ず、図1(A)に示したように、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型12、すなわち、左側下金型12aと、右側下金型12bとを開いた状態として、下受け金型12の上部開口部16を介して、パイプ部材10を受け部14(14a、14b)に配置できるような状態とする。
そして、この状態で、図1(B)に示したように、下受け金型12の上部開口部16を介して、パイプ部材10を下受け金型12の受け部14(14a、14b)に配置した後、下受け金型12を閉じる。
なお、この実施例では、左側下金型12aと、右側下金型12bとを開いた状態として、下受け金型12の上部開口部16を介して、パイプ部材10を下受け金型12の受け部14(14a、14b)に配置した。
しかしながら、左側下金型12aと、右側下金型12bとを開いた状態、または、左側下金型12aと、右側下金型12bとを閉じた状態において、パイプ部材10をパイプ部材10の軸線方向から挿入する方法、すなわち、図1(B)の紙面と垂直な方向から、パイプ部材10を下受け金型12の受け部14(14a、14b)に配置する方法を採用することも可能である。
また、この実施例では、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型12、すなわち、左側下金型12aと、右側下金型12bとから構成したが、一体で一つの下受け金型12から構成することも可能である。この場合には、パイプ部材10をパイプ部材10の軸線方向から、下受け金型12の受け部14に挿入する方法を採用すれば良い。
次に、図2(A)に示したように、押し型18を下降させることによって、押し型18の先端のR部分20の先端20aが、下受け金型12の受け部14内に配置したパイプ部材10の上部に当接した状態となる。
さらに、押し型18を下降させることによって、図2(B)に示したように、下受け金型12の受け部14内に配置したパイプ部材10が押し潰され始める。
そして、さらに、押し型18を下降させることによって、図3(A)の状態で、図4の拡大図に示したように、パイプ部材10が重なった状態となって、押し型18のR部分20の先端20aと、下受け金型12の受け部14の底部24との距離bが、パイプ部材10の肉厚tの2倍である2tになった位置となる。
この状態で、下受け金型12には、図4の拡大図に示したように、下受け金型12の受け部14のR部分が、パイプ部材10の押し潰された封止部分26の断面視で両端部28よりも、上方に延設された延設部30が形成されている。
従って、さらに、押し型18を下降させることによって、図3(B)、図5の拡大図に示したように、封止部分26の断面視で両端部28が、下受け金型12の受け部14の延設されたR部分である延設部30と、押し型18のストレート部分22との間で、拘束された状態となって、押し潰されることになる。
その結果、封止部分26の断面視で両端部28において、封止状態が完全となって、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
従って、別箇所の押し潰しを追加する作業などの煩雑な作業が不要で、押し潰した封止部分のみで高いシール性を確保することができる。
この場合、図5の拡大図に示したように、押し型18の降下最終位置において、パイプ部材10の押し潰された封止部分26の断面視で両端部28の位置まで、少なくとも下受け金型12の受け部14のR部分の延設部30が、上方に延設されているのが望ましい。
このように構成することによって、押し型18の降下最終位置まで、封止部分26の断面視で両端部28が、下受け金型12の受け部14の延設されたR部分の延設部30と、押し型18のストレート部分22との間で、拘束された状態となって、押し潰されることになり、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、この実施例の場合には、図1(A)、図1(B)に示したように、パイプ部材10の肉厚tとパイプ部材10の外径(直径)aの関係が、a−2t≧2tで、
パイプ部材10の肉厚tとパイプ部材10の外径(直径)aと押し型18の幅dの関係が、a−2t≧dの関係にあるのが望ましい。
このように構成することによって、パイプ部材10の肉厚tが薄い場合において、封止部分26の断面視で両端部28において、封止状態が完全となって、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
さらに、この場合、図5の拡大図に示したように、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分20の先端20aと、下受け金型12の受け部14の底部24との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、t≦b<2tの関係であるのが望ましい。
このように構成することによって、パイプ部材10の肉厚tが薄い場合、パイプ部材10の重なった部分において、押し潰された封止部分26が形成されるので、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
ところが、潰し量、すなわち、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、2tより大きい場合(潰し量が小さい場合)には、パイプ部材10の重なった部分において、押し潰された封止部分26の封止が不完全になって、確実なシール性能が確保できず、漏れる可能性がある。
また、潰し量、すなわち、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、tより小さい場合(潰し量が大きい場合)には、パイプ部材10の重なった部分において、いわゆるスプリングバック現象が生じて、押し潰された封止部分26が開く可能性がある。その結果、押し潰された封止部分26の封止が不完全になって、確実なシール性能が確保できず、漏れる可能性がある。
なお、図6の縦断面図に示したように、パイプ部材10の端部10aを押し潰して形成した封止部分26の長さ方向の距離Lは、特に限定されるものではない。
すなわち、スポット的でも構わないが、シール性能を考慮すれば、パイプ部材10の肉厚tに対して、t≦Lであるのが望ましい。また、あまり、長さLが長くなると、パイプ部材10のサイズ(長さ)が大きくなってしまうので、用途に応じて、長さ方向の距離Lは設定すれば良い。
このように構成することによって、封止部分26の長さ方向においても押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
また、このようにして、封止部分26を形成した後、図示しないが、押し型18を下受け金型12の受け部14から上方に移動させて、下受け金型12、すなわち、左側下金型12aと、右側下金型12bとを離間する方向に移動させて、下受け金型12を開いてパイプ部材10を取り出せばよい。
さらに、このようにして、パイプ部材10の端部10aに封止部分26を形成した後、用途に応じて、適宜、パイプ部材10の封止部分26に、図示しないが、例えば、溶接、半田、溶着により封止すれば良い。
このように構成することによって、押し潰して形成した封止部分26を、溶接、半田、溶着により封止するので、この封止部分が、二重シールとして機能して、さらに確実なシール性能を確保することができる。
しかも、上記のように押し潰して形成した封止部分26自体が、高いシール性能を有しているので、万一溶接などに欠陥が生じた場合においても、高いシール性を確保することができる。
この場合、本発明のパイプの封止方法で封止するパイプ部材10の種類としては、展延性に富む金属であれば、特に限定されるものではなく、用途に応じて適宜選択すれば良い。例えば、後述するように、液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法に用いる場合には、Fe−Ni系合金などの合金を使用すれば良い。
このように本発明のパイプの封止方法で封止したパイプ部材10では、図5の封止部分26の両端部28であるA部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図7(A)、封止部分26の中央部分であるB部分の金属組織を、顕微鏡観察した部分をスケッチで表した図7(B)、全体の顕微鏡写真である図8からも明らかなように、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
すなわち、図7、図8に示したように、封止部分26の両端部28まで封止部分26全体にわたって、金属組織が延びており、押し潰しが完全であることが明らかである。
また、図17に示した従来のパイプの封止方法で封止したパイプ部材に対して、本発明のパイプの封止方法で封止したパイプ部材10では、気密圧力が3〜5倍向上していた。
なお、この実施例では、図6に示したように、パイプ部材10の端部10aに封止部分26を形成したが、図9(A)に示したように、パイプ部材10の端部10aから離間した位置に封止部分26を形成することも可能であり、さらには、図9(B)に示したように、パイプ部材10の端部10aとパイプ部材10の端部10aから離間した位置10bの両方に封止部分26を形成することも可能であるなど、封止部分26の位置、数などは適宜変更可能である。
さらに、本発明のパイプの封止方法は、図12に示したように、液封型の圧力センサー100のオイル充填用パイプ130の封止方法に好適に用いることができる。なお、もちろん、液封型圧力センサー100の構造は、図12に示した液封型の圧力センサー100に限定されるものではない。
このように構成することによって、オイルの漏れを防止することが可能で、長期間にわたって信頼性、安定性が高く、しかも、高圧力においても圧力を検出することが可能な液封型圧力センサーを提供することができる。
図10は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する図1と同様な断面図、図11は、本発明のパイプの封止方法の工程の概略を模式的に説明する図5と同様な拡大断面図である。
この実施例の装置10は、図1〜図9に示した本発明のパイプの封止方法と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例のパイプの封止方法では、図10〜図11に示したように、パイプ部材10の肉厚tが厚い場合を示している。
すなわち、図10(A)、図10(B)に示したように、パイプ部材10の肉厚tとパイプ部材10の外径(直径)aの関係が、a−2t<2tで、
パイプ部材10の肉厚tとパイプ部材10の外径(直径)aと押し型の幅dの関係が、a−2t≦dの関係にあるのが望ましい。
このように構成することによって、パイプ部材10の肉厚tが厚い場合において、封止部分26の断面視で両端部28において、封止状態が完全となって、封止部分26の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
この場合、図11に示したように、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、1.6t≦b≦1.7tの関係であるのが望ましい。
このように構成することによって、パイプ部材の肉厚tが厚い場合において、パイプ部材10の重なった部分において、押し潰された封止部分26が形成されるので、封止部分26分の断面視で全体にわたって押し潰された部分が形成され、確実なシール性能を確保することができる。
ところが、潰し量、すなわち、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、1.7tより大きい場合(潰し量が小さい場合)には、パイプ部材10の重なった部分において、押し潰された封止部分26の封止が不完全になって、確実なシール性能が確保できず、漏れる可能性がある。
また、潰し量、すなわち、押し型18の降下最終位置において、押し型18のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材10の肉厚tに対して、1.6tより小さい場合(潰し量が大きい場合)には、パイプ部材10の重なった部分において、いわゆるスプリングバック現象が生じて、押し潰された封止部分26が開く可能性がある。その結果、押し潰された封止部分26の封止が不完全になって、確実なシール性能が確保できず、漏れる可能性がある。
実際に、このような範囲にあるように、本発明のパイプの封止方法を用いてパイプ部材10を押し潰して、検査流体として、窒素ガスを用いて1MPaから1MPaずつ段階的に圧力を上げていき5MPaまで加圧する実験を行った結果、本発明のパイプの封止方法を用いたパイプ部材10は、漏れが生じなかった。これに対して、上記範囲外で押し潰したパイプ部材では、漏れが生じていた。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例では、左右に移動可能な左右一対の左側下金型12aと、右側下金型12bと、上下に移動可能な押し型18の、いわゆる縦置き型の金型としたが、いわゆる横置き型の金型を用いることが可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、パイプの封止方法、および液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法、ならびに液封型圧力センサーに適用することができる。
10 パイプ部材
10a 端部
12 下金型
12a 左側下金型
12b 右側下金型
14 受け部
16 上部開口部
18 押し型
20 R部分
20a 先端
22 ストレート部分
24 底部
26 封止部分
28 両端部
30 延設部
100 圧力センサー
102 圧力検出エレメント
104 継手部材
106 カバー部材
108 エレメント本体
110 中央開口
112 ハーメチックガラス
114 ダイヤフラム
116 連通孔
118 ダイヤフラム保護カバー
120 液封室
124 センサーチップ
126 リードピン
128 ワイヤー
130 オイル充填用パイプ
131 コンタクトピン
132 外部リード線
134 FPC(フレキシブルプリント回路)
136 先端
136a 封止部分
138 蓋部
140 カシメ板
142 シール材
146 通路
148 圧力室
150 封止材(モールド樹脂)
200 パイプ部材
202 受け部
204 ストレート部分
206 金型
208 R部分
208a 先端
210 ストレート部分
212 押し型
214 封止部分
216 底部
218 重なった部分
220 両端部
222 中央部分
b 距離
c 幅
d 幅
d/2 半径
L 距離
R 半径
t 肉厚

Claims (11)

  1. 金属製のパイプ部材の端部を押し潰して封止部分を形成するパイプの封止方法であって、
    下受け金型を開いた状態で、下受け金型の受け部内にパイプ部材を配置する工程と、
    前記下受け金型を閉じる工程と、
    前記下受け金型の上部開口部を介して、上方より押し型によって、パイプ部材を押し潰して封止部分を形成する工程と、
    前記下受け金型を開いてパイプ部材を取り出す工程とを備え、
    前記下受け金型が、内径(直径)rを有するR部分を有する受け部を備え、前記内径(直径)rが、パイプ部材の外径(直径)aに対して、r≧aの関係にあり、
    前記押し型が、幅がdで、先端に半径d/2の半円形状のR部分を備えるとともに、R部分の上方にストレート部分を有する押し型であり、
    前記押し型の幅dが、下受け金型を閉じた状態の下受け金型の上部開口部の幅cに対して、c>dの関係であり、
    前記押し型が下降して、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tの2倍である2tになった位置において、下受け金型の受け部のR部分が、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部よりも上方に延設された延設部を備えていることを特徴とするパイプの封止方法。
  2. 前記延設部が、前記押し型の降下最終位置において、パイプ部材の押し潰された封止部分の断面視で両端部の位置まで、少なくとも下受け金型の受け部のR部分が、上方に延設されていることを特徴とする請求項1に記載のパイプの封止方法。
  3. 前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aの関係が、a−2t≧2tで、
    前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aと押し型の幅dの関係が、a−2t≧dの関係にあることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  4. 前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aの関係が、a−2t<2tで、
    前記パイプ部材の肉厚tとパイプ部材の外径(直径)aと押し型の幅dの関係が、a−2t≦dの関係にあることを特徴とする請求項1から2のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  5. 前記押し型の降下最終位置において、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tに対して、t≦b<2tの関係であることを特徴とする請求項3に記載のパイプの封止方法。
  6. 前記押し型の降下最終位置において、押し型のR部分の先端と、下受け金型の受け部の底部との距離bが、パイプ部材の肉厚tに対して、1.6t≦b≦1.7tの関係であることを特徴とする請求項4に記載のパイプの封止方法。
  7. 前記パイプ部材の端部を押し潰して形成した封止部分の長さ方向の距離Lが、t≦Lであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  8. 前記押し潰して形成した封止部分を、溶接、半田、溶着により封止することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  9. 前記下受け金型の受け部内にパイプ部材を配置する工程が、左右一対で相互に接離することが可能な下受け金型を開いた状態で行われることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  10. 前記パイプの封止方法が、液封型圧力センサーのオイル充填用パイプの封止方法であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のパイプの封止方法。
  11. 請求項10に記載のパイプの封止方法により、オイル充填用パイプを封止して製造したことを特徴とする液封型圧力センサー。
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