JP2014167356A - 設備機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 工事や障害等による通常の停電と、電力供給制限モードの双方に合わせた運転を行うことができる床暖房装置を提供する。
【解決手段】 床暖房装置1は、電気が供給されて発熱するヒータパネル2と、ヒータパネル2の駆動及び駆動の停止を制御する制御部32を備え、制御部32は、電気の供給及び供給の停止を検出する検出部32aと、電気の供給される時間と供給が停止される時間を計時する計時部32bを備え、電気の供給される時間と供給が停止される時間から、電力供給制限モードが実行されていると判断すると、電力供給制限モードでの電気の供給の有無に連動して、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する供給判定運転再開モードを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅に設置され、電気が供給されて運転される設備機器に関する。
従来から、消費電力を低減させるために、電気が供給される時間と供給が停止する時間が予め設定されている電力供給制限モードと称される電力の供給形態がある。
電力会社との契約により電力供給制限モードが実行されていると、1日の中の決められた時間帯に、電気が供給される時間と供給が停止する時間が存在する。従来、このような電力供給制限モードに対応する装置として、電気の供給が停止している時間中に、タイマの時間設定や温度設定等、所定の操作を行えるようにした床暖房装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、電気の供給が停止される時間に合わせて、出力を高める暖房システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平08−189656号公報 特開2008−032281号公報
特許文献2においては、電力供給制限モードで電気の供給が停止される時刻、時間を予め設定することで、電力供給制限モードに合わせた運転が可能である。しかし、工事や障害等による通常の停電と、電力供給制限モードの双方に合わせた運転を行うことはできない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、工事や障害等による通常の停電と、電力供給制限モードの双方に合わせた運転を行うことができる設備機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、発熱手段と、発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、制御手段は、電気の供給及び供給の停止を検出する検出手段を備え、検出手段で検出した電気の供給の有無に基づき、発熱手段を駆動するか、発熱手段の駆動を停止するかを判断する設備機器である。
本発明では、電気の供給が停止して発熱手段の駆動を停止した後、電気の供給が再開されると、発熱手段を駆動するか、発熱手段の駆動を停止するかが判断される。電気の供給される時間と供給が停止される時間が予め設定された電力供給制限モードが実行されていると、電気の供給が停止して発熱手段の駆動を停止した後、電気の供給が再開された場合は、発熱手段が駆動される。また、工事や障害の発生等による通常の停電で、電気の供給が停止して発熱手段の駆動を停止した後、電気の供給が再開された場合は、発熱手段が駆動されない。
本発明によれば、電気の供給が停止して発熱手段の駆動を停止した後、電気の供給が再開されると、発熱手段を駆動するか、発熱手段の駆動を停止するかを判断することができるので、使用者の操作によらず、電気を供給する電力会社との契約で決められる電気の供給パターンに合わせた運転を行うことができる。また、通常の停電時は、発熱手段の駆動を再開せず、使用者等の操作で運転を再開することができる。
本実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図である。 操作部の一例を示す説明図である。 復帰処理モードを選択する動作の一例を示すフローチャートである。 供給連動運転再開モードの動作の一例を示すフローチャートである。 電力供給パターンと供給連動運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 供給判定運転再開モードの動作の一例を示すフローチャートである。 電力供給パターンと供給判定運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 電力供給パターンと供給判定運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 運転停止モードの動作の一例を示すフローチャートである。 電力供給パターンと運転停止モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 過負荷時運転再開モードの動作の一例を示すフローチャートである。 電力供給パターンと過負荷時運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の設備機器としての床暖房装置の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の床暖房装置の構成例>
図1は、本実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図、図2は、操作部の一例を示す説明図である。
本実施の形態の床暖房装置1は、床に設置されるヒータパネル2と、ヒータパネル2を制御する操作装置3を備える。床暖房装置1は、操作装置3が分電盤4と接続されて、電気の供給を受ける。
ヒータパネル2は、電気を熱に変換する発熱手段の一例で、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータで構成される。ここで、本実施の形態では、熱源及び制御に電気が用いられる電気式の床暖房装置1について説明をするが、発熱手段として、温水が供給される構成のヒータパネル2を備えた温水式の床暖房装置であっても良く、電気給湯器等、熱源及び制御に電気が用いられる構成、あるいは、ガス給湯器等、制御に電気が用いられる構成の何れであっても良く、電気の供給が停止されることで、運転が停止される構成であれば良い。
操作装置3は、使用者等の操作を受けると共に、使用者等に情報を視認可能に出力する操作部31と、操作部31での操作、及び予め設定されたプログラムに基づいて、ヒータパネル2を制御する制御部32を備える。
操作部31は操作手段の一例で、図2に示すように、床暖房装置1の運転及び運転停止を操作する運転ボタン31aと、温度設定及びタイマの設定を行う設定ボタン31bと、温度設定での温度の入力、及びタイマ設定での時間の入力を行う入力ボタン31cを備える。また、操作部31は、運転中であるか否かの表示、設定された温度の表示、設定された運転開始時刻、終了時刻の表示等が行われる表示部31dを備える。
制御部32は制御手段の一例で、操作部31での操作に基づき、ヒータパネル2の駆動及び駆動停止を制御する。また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給の有無に基づき、ヒータパネル2の駆動及び駆動停止を制御する。
すなわち、電力会社との契約により、電気が供給される時間と供給が停止する時間が設定されている電力供給制限モードが実行されている場合、工事や障害の発生等による通常の停電とは別に、電気の供給が停止する時間が存在する。
制御部32は、分電盤4から電気が供給されて、ヒータパネル2の駆動中に、分電盤4からの電気の供給が停止することで、ヒータパネル2の駆動を停止する。
そして、制御部32は、ヒータパネル2の駆動を停止した後、分電盤4から電気が供給されたときに、ヒータパネル2を駆動する所定の処理、あるいはヒータパネル2の駆動を停止する所定の処理を実行する復帰処理モードが設定される
制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止した後、電気の供給が再開されたときに実行される復帰処理モードとして、分電盤4からの電気の供給の有無に連動して、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する供給連動運転再開モードが設定される。
または、電力供給制限モードによる電気の供給停止と、通常の停電を区別して、復帰処理を実行できるようにしても良い。このため、制御部32は、復帰処理モードとして、分電盤4から電気が供給されている時間と、電気の供給が停止している時間に基づき、電力供給制限モードが実行されているかを判断し、電力供給制限モードに連動してヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する供給判定運転再開モードが設定される。
あるいは、分電盤4からの電気の供給が停止した後、電気の供給が再開された場合に、ヒータパネル2の駆動を装置側の判断では行わず、使用者等の操作で行えるようにしても良い。このため、制御部32は、復帰処理モードとして、分電盤4からの電気の供給の有無に基づき、ヒータパネル2の駆動を停止する運転停止モードが設定される。
または、短時間の停電は、過負荷によるブレーカ動作での一時的な遮断と判断して、復帰処理を実行できるようにしても良い。このため、制御部32は、復帰処理モードとして、分電盤4からの電気の供給が停止している時間に基づき、電気の供給停止が一時的な遮断であるかを判断し、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する過負荷時運転再開モードが設定される。
制御部32は、供給連動運転再開モード、供給判定運転再開モード、あるいは、運転停止モードの何れかの復帰処理モードが、予め設定されていても良い。また、これら復帰処理モードに加えて、過負荷時運転再開モードが設定されていても良い。
更に、供給連動運転再開モード、供給判定運転再開モード、あるいは、運転停止モードが、使用者等の操作で選択可能に構成されていても良い。例えば、図2に示す操作部31に、復帰処理モード選択ボタン31eを備え、制御部32は、復帰処理モード選択ボタン31eで選択された供給連動運転再開モード、供給判定運転再開モード、あるいは、運転停止モードを実行する。
制御部32は、供給連動運転再開モード、供給判定運転再開モード、運転停止モード、過負荷時運転再開モードを実行する機能として、分電盤4からの電気の供給の有無を検出する検出部32aを備える。
また、制御部32は、時間を計測する計時部32bを備える。計時部32bは、分電盤4から電気が供給される時間と、電気の供給が停止する時間を計時する。また、計時部32bは、分電盤4から電気が供給される時間と、電気の供給が停止する時間を、複数回にわたって連続して計時する。制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止している間であっても、計時部32bを作動させるため、バッテリ等、バックアップ用の電源部32cを備える。
更に、制御部32は、電力供給制限モードで予め設定されている電気が供給される時間と供給が停止する時間の組み合わせで決定される電力供給パターンが記憶される記憶部32dを備える。
制御部32は、分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づきヒータパネル2を駆動することで、床暖房装置1の運転が行われる。
制御部32は、ヒータパネル2の駆動中に、分電盤4からの電気の供給が停止されると、ヒータパネル2の駆動を停止する。制御部32は、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出し、供給連動運転再開モードでは、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、ヒータパネル2の駆動を再開する。
制御部32は、供給判定運転再開モードでは、分電盤4からの電気の供給が停止されると、電気の供給が停止されている時間を計時部32bで計時する。また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、電気が供給されている時間を計時部32bで計時する。
そして、制御部32は、計時部32bで計時された電気が供給される時間及び電気の供給が停止される時間と、記憶部32dに記憶された電力供給パターンから、電力供給制限モードが実行されていると判断すると、電力供給制限モードに連動してヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。
すなわち、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、ヒータパネル2の駆動を停止し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、ヒータパネル2を駆動することで、電力供給制限モードでの電気の供給と供給の停止に連動させて、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。
一方、制御部32は、計時部32bで計時された電気が供給される時間及び電気の供給が停止される時間と、記憶部32dに記憶された電力供給パターンから、電力供給制限モードではなく、通常の停電等で電気の供給が停止したと判断すると、分電盤4から電気が供給されたことを検出しても、ヒータパネル2を駆動しない。
制御部32は、運転停止モードでは、分電盤4からの電気の供給が停止されると、ヒータパネル2の駆動を停止し、分電盤4から電気が供給されたことを検出しても、ヒータパネル2を駆動しない。
運転停止モードでは、通常の停電ではない電力供給制限モードで電気の供給が停止された後、電気の供給が再開しても、電気の供給と連動したヒータパネル2の駆動は行わず、使用者等により操作部31が操作されると、運転を再開する。
制御部32は、過負荷時運転再開モードでは、分電盤4からの電気の供給が停止されると、電気の供給が停止されている時間を計時部32bで計時する。そして、制御部32は、計時部32bで計時された電気の供給が停止される時間が、予め設定された復帰時間以内であると判断すると、ヒータパネル2の駆動を行う。
<本実施の形態の床暖房装置の動作例>
次に、各図を参照して、本実施の形態の床暖房装置の動作の一例について説明する。
(a)復帰処理モードの選択動作例
図3は、復帰処理モードを選択する動作の一例を示すフローチャートである。復帰処理モードが選択可能な構成では、図3のステップSA1で、復帰処理モード選択ボタン31eでの操作で復帰処理モードが選択される。
制御部32は、復帰処理モード選択ボタン31eで選択された復帰処理モードに基づき、図3のステップSA2では、供給連動運転再開モードを実行する。また、図3のステップSA3では、供給判定運転再開モードを実行する。更に、図3のステップSA4では、運転停止モードを実行する。
(b)供給連動運転再開モードの動作例
図4は、供給連動運転再開モードの動作の一例を示すフローチャート、図5は、電力供給パターンと供給連動運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、供給連動運転再開モードの動作例について説明する。
ここで、図5(a)において、ONは電気が供給されている状態、OFFは電気の供給が停止している状態を示す。また、図5(b)において、ONはヒータパネル2が駆動されている状態、OFFはヒータパネル2の駆動が停止されている状態を示す。
制御部32は、図4のステップSB1で、図5(a)に示すように分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づき、図5(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、図4のステップSB2で、ヒータパネル2の駆動中に、図5(a)に示すように分電盤4からの電気の供給が停止されると、図4のステップSB3で、図5(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。
制御部32は、図4のステップSB4で、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出する。電力供給制限モードが実行されていると、図5(a)に示すように、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2が予め設定された所定の電力供給パターンで電気が供給される。
制御部32は、供給連動運転再開モードでは、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、分電盤4からの電気の供給が停止した後、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、図4のステップSB1で、図5(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
(c−1)供給判定運転再開モードの動作例
図6は、供給判定運転再開モードの動作の一例を示すフローチャート、図7は、電力供給パターンと供給判定運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、供給判定運転再開モードの動作例について説明する。
ここで、図7(a)において、ONは電気が供給されている状態、OFFは電気の供給が停止している状態を示す。また、図7(b)において、ONはヒータパネル2が駆動されている状態、OFFはヒータパネル2の駆動が停止されている状態を示す。
制御部32は、図6のステップSC1で、図7(a)に示すように分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づき、図7(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、図6のステップSC2で、ヒータパネル2の駆動中に、図7(a)に示すように分電盤4からの電気の供給が停止されると、図6のステップSC3で、図7(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。
また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、図6のステップSC4で、電気の供給が停止されている時間t1を計時部32bで計時する。
制御部32は、図6のステップSC5で、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出する。電力供給制限モードが実行されていると、図7(a)に示すように、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2が予め設定された所定の電力供給パターンで電気が供給される。
制御部32は、供給判定運転再開モードでは、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、分電盤4からの電気の供給が停止した後、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、図6のステップSC6で、電気が供給されている時間t2を計時部32bで計時する。
制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止した後に、電気が供給されたことを1回目に検出した時点では、図7(b)に示すように、ヒータパネル2を駆動しない。
制御部32は、分電盤4から電気が供給された後、図6のステップSC7で、電気の供給が停止されると、図6のステップSC8で、電気の供給が停止されている時間t3を計時部32bで計時する。
制御部32は、図6のステップSC9で、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、図6のステップSC10で、電力供給制限モードが実行されているか否か判断する。
すなわち、制御部32は、計時部32bで計時された電気の供給が停止される時間t1及びt3、及び、電気が供給される時間t2を組み合わせたパターンと、記憶部32dに記憶された電力供給パターンから、電力供給制限モードが実行されているか否か判断する。
制御部32は、図6のステップSC10で、電力供給制限モードが実行されていると判断すると、図6のステップSC11で、電力供給制限モードに連動してヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。
すなわち、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、図7(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、ヒータパネル2を駆動することで、電力供給制限モードでの電気の供給と供給の停止に連動させて、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。
一方、制御部32は、図6のステップSC10で、電気が供給される時間と供給が停止される時間から、電力供給制限モードではなく、停電等で電気の供給が停止したと判断すると、分電盤4から電気が供給されたことを検出しても、図6のステップSC12で、ヒータパネル2を駆動せず、使用者等により操作部31が操作されると、運転を再開する。
ここで、電力供給制限モードでは、電気の供給が停止される時間T1が予め決められている。このため、分電盤4からの電気の供給が停止された後、電気の供給が停止されている時間t1を計時して、時間t1が電力供給制限モードで電気の供給が停止される時間T1と一致すれば、電力供給制限モードが実行されていると判断できる。
但し、時間t1が、通常の停電による停電時間と一致する可能性もあり、通常の停電を電力供給制限モードと誤判断する虞がある。そこで、1回目に電気の供給が停止された時間t1、電気の供給の停止後、1回目に電気が供給された時間t2、そして、2回目に電気の供給が停止された時間t3を計時する。
そして、電力供給制限モードで予め設定されている電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2との組み合わせで決定される記憶部32dに記憶されている電力供給パターンと、計時部32bで計時された1回目に電気の供給が停止された時間t1、電気の供給の停止後、1回目に電気が供給された時間t2、2回目に電気の供給が停止された時間t3が一致するか判断する。
これにより、電気の供給と供給停止が交互に繰り返される電力供給制限モードでの電力供給パターンを利用して、通常の停電を電力供給制限モードと誤判断することを抑制して、電力供給制限モードが行われているか否かを判断できる。
従って、電力供給制限モードと通常の停電を区別して判断し、使用者等の操作によらず、電力供給制限モードでの電力供給パターンに合わせて、床暖房装置1の運転を行うことができる。
ここで、電力供給制限モードでは、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2の組み合わせが複数設定される。例えば、ある電力供給制限モードでは、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2が、それぞれ15分ずつに設定される。
別の電力供給制限モードでは、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2が、例えば、それぞれ30分ずつに設定される。そして、電力会社と使用者との契約によって、電力供給制限モードにおける電力供給パターンが設定される。
そこで、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2の組み合わせで決定される複数の電力供給パターンを記憶部32dに記憶しておくと共に、所望の電力供給パターンを、操作部31の例えば復帰処理モード選択ボタン31eの操作で選択可能に構成する。
これにより、使用者が契約している電力供給制限モードでの電力供給パターンに合わせて、床暖房装置1の運転を行うことができる。
(c−2)供給判定運転再開モードの変形例
図8は、電力供給パターンと供給判定運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、供給判定運転再開モードの変形例について説明する。
ここで、図8(a)において、ONは電気が供給されている状態、OFFは電気の供給が停止している状態を示す。また、図8(b)において、ONはヒータパネル2が駆動されている状態、OFFはヒータパネル2の駆動が停止されている状態を示す。
制御部32は、図8(a)に示すように分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づき、図8(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、電力供給制限モードが実行されることにより、ヒータパネル2の駆動中に、図8(a)に示すように分電盤4からの電気の供給が停止されると、図8(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、電気の供給が停止されている時間t1を計時部32bで計時する。
制御部32は、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出し、分電盤4からの電気の供給が停止した後、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、電気が供給されている時間t2を計時部32bで計時する。また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止した後に、電気が供給されたこと検出すると、図8(b)に示すように、ヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、分電盤4から電気が供給された後、電気の供給が停止されると、図8(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。また、制御部32は、電気の供給が停止されている時間t3を計時部32bで計時する。
制御部32は、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、電力供給制限モードが実行されているか否か判断する。
すなわち、制御部32は、計時部32bで計時された電気の供給が停止される時間t1及びt3、及び、電気が供給される時間t2を組み合わせたパターンと、記憶部32dに記憶された電力供給パターンから、電力供給制限モードが実行されているか否か判断する。
制御部32は、電力供給制限モードが実行されていると判断すると、電力供給制限モードに連動してヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。すなわち、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、ヒータパネル2の駆動を停止し、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、図8(b)に実線で示すように、ヒータパネル2を駆動する。これにより、電力供給制限モードでの電気の供給と供給の停止に連動させて、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を行う。
一方、制御部32は、電気が供給される時間と供給が停止される時間から、電力供給制限モードではなく、停電等で電気の供給が停止したと判断すると、分電盤4から電気が供給されたことを検出しても、図8(b)に破線で示すようにヒータパネル2を駆動せず、使用者等により操作部31が操作されると、運転を再開する。
(d)運転停止モードの動作例
図9は、運転停止モードの動作の一例を示すフローチャート、図10は、電力供給パターンと運転停止モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、運転停止モードの動作例について説明する。
ここで、図10(a)において、ONは電気が供給されている状態、OFFは電気の供給が停止している状態を示す。また、図10(b)において、ONはヒータパネル2が駆動されている状態、OFFはヒータパネル2の駆動が停止されている状態を示す。
制御部32は、図9のステップSD1で、図10(a)に示すように分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づき、図10(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、図9のステップSD2で、ヒータパネル2の駆動中に、図10(a)に示すように分電盤4からの電気の供給が停止されると、図9のステップSD3で、図10(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。
電力供給制限モードが実行されていると、図10(a)に示すように、電気の供給が停止される時間T1と電気が供給される時間T2が予め設定された所定の電力供給パターンで電気が供給される。
制御部32は、運転停止モードでは、例えば、電力供給制限モードが実行されることにより、図9のステップSD4で、分電盤4から電気が供給されたことを検出しても、図9のステップSD5で、ヒータパネル2を駆動せず、使用者等により操作部31が操作されると、運転を再開する。
(e)過負荷時運転再開モードの動作例
図11は、過負荷時運転再開モードの動作の一例を示すフローチャート、図12は、電力供給パターンと過負荷時運転再開モードでのヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、過負荷時運転再開モードの動作例について説明する。
ここで、図12(a)において、ONは電気が供給されている状態、OFFは電気の供給が停止している状態を示す。また、図12(b)において、ONはヒータパネル2が駆動されている状態、OFFはヒータパネル2の駆動が停止されている状態を示す。
制御部32は、図11のステップSE1で、図12(a)に示すように分電盤4から電気が供給されている状態では、操作部31での所定の操作に基づき、図12(b)に示すようにヒータパネル2を駆動する。
制御部32は、例えば、容量を超える電気製品の使用等による一時的な過負荷によりブレーカが作動したことで、図11のステップSE2で、ヒータパネル2の駆動中に、図12(a)に示すように分電盤4からの電気の供給が停止されると、図11のステップSE3で、図12(b)に示すようにヒータパネル2の駆動を停止する。
また、制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止されると、図11のステップSE4で、電気の供給が停止されている時間tを計時部32bで計時する。
制御部32は、図11のステップSE5で、分電盤4からの電気の供給の有無を検出部32aで検出する。制御部32は、分電盤4からの電気の供給が停止した後、分電盤4から電気が供給されたことを検出すると、図11のステップSE6で、電気の供給が停止されている時間tが、予め設定された復帰時間以内であるか判断する。
制御部32は、電気の供給が停止されている時間tが、予め設定された復帰時間以内であると判断すると、図11のステップSE7で、ヒータパネル2を駆動する。一方、制御部32は、電気の供給が停止されている時間tが、予め設定された復帰時間を超えていると判断すると、図11のステップSE8で、ヒータパネル2を駆動せず、使用者等により操作部31が操作されると、運転を再開する。
一時的な過負荷でブレーカが動作して電気の供給が停止した場合、通常、ブレーカの操作により数分程度の短時間で電気の供給が再開される。そこで、電気の供給が停止されている時間tを計時し、電気の供給が停止されている時間tが、予め設定された復帰時間以内であると、一時的な過負荷で電気が遮断されたものと判断して、ヒータパネル2の運転を再開することができる。
本発明は、電力会社との契約で、電力供給制限モードが実行される契約者が使用する特にヒータを有した設備機器に適用される。
1・・・床暖房装置、2・・・ヒータパネル、3・・・操作装置、31・・・操作部、32・・・制御部、32a・・・検出部、32b・・・計時部、32c・・・電源部、32d・・・記憶部、4・・・分電盤

Claims (5)

  1. 発熱手段と、
    前記発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、電気の供給及び供給の停止を検出する検出手段を備え、前記検出手段で検出した電気の供給の有無に基づき、前記発熱手段を駆動するか、前記発熱手段の駆動を停止するかを判断する
    ことを特徴とする設備機器。
  2. 前記制御手段は、電気の供給が停止して前記発熱手段の駆動を停止した後、電気の供給が再開されると、電気の供給される時間と供給が停止される時間が予め設定された電力供給制限モードが実行されているか否かを判断し、前記発熱手段の駆動と駆動停止を制御する復帰処理モードを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の設備機器。
  3. 前記制御手段は、電気の供給される時間と供給が停止される時間を計時する計時手段を備え、
    電気の供給が停止して前記発熱手段の駆動を停止すると、電気の供給が停止される時間を前記計時手段で計時し、電気の供給が再開されると、電気の供給される時間を前記計時手段で計時して、
    電気の供給される時間と供給が停止される時間から、予め設定された電力供給制限モードが実行されているか否かを判断し、電力供給制限モードが実行されていると判断すると、電力供給制限モードでの電気の供給の有無に連動して、前記発熱手段の駆動と駆動停止を制御する供給判定運転再開モードを備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の設備機器。
  4. 復帰処理モードで供給判定運転再開モードの実行の有無を選択する操作手段を備えた
    ことを特徴とする請求項3に記載の設備機器。
  5. 電力供給制限モードにおいて電気の供給される時間と供給が停止される時間が予め設定された複数の電力供給パターンが記憶された記憶手段を備え、
    前記記憶手段に記憶された電力供給パターンが前記操作手段で選択される
    ことを特徴とする請求項4に記載の設備機器。
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