JP6171400B2 - 設備機器 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅に設置され、電気が供給されて運転される設備機器に関する。
従来から、床暖房装置等の設備機器では、いわゆるタイマによる設定で運転開始時刻と運転終了時刻を設定できる機能が備えられている。このような床暖房装置で、運転開始時刻と運転終了時刻の設定を、複数組行えるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許3640993号公報
従来の床暖房装置では、運転時間が重複するような設定が行われた場合、使用者の意図しない運転が行われ、運転時間が増加することで、消費電力が増加する虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする設備機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、発熱手段と、操作を受ける操作手段と、操作手段での操作で、発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、制御手段は、操作手段での操作で実行する運転に対して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする消費電力低減設定機能を有し、操作手段での操作で設定される運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過するか否かを判断して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする設備機器であって、制御手段は、操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有り、重複して連続した運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過すると判断すると、設定された運転時間が予め設定された連続運転時間を超過することを通知する設備機器である。また、本発明は、発熱手段と、操作を受ける操作手段と、操作手段での操作で、発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、制御手段は、操作手段での操作で実行する運転に対して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする消費電力低減設定機能を有し、操作手段での操作で設定される運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過するか否かを判断して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする設備機器であって、制御手段は、操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有り、重複して連続した運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過すると判断すると、予め設定された連続運転時間を超過する運転時間の設定を制約する設備機器である。
本発明では、操作手段での操作で実行する運転に対して、運転時間の設定等に基づいて、消費電力を低減させるような所定の運転の実行の有無を設定可能である。
本発明によれば、操作手段での操作で実行する運転に対して、消費電力が増加するような設定の見直しを促す、あるいは、消費電力が増加するような設定を制約することで、消費電力を低減させるような所定の運転が可能となるので、運転時間の適正化を図ることができる。
本実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図である。 操作部の一例を示す説明図である。 消費電力低減設定機能の一例を示すフローチャートである。 第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 重複した第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 重複した第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係の他の例を示すタイムチャートである。 消費電力低減設定機能の一例を示すフローチャートである。 第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。 他の実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の設備機器としての床暖房装置の実施の形態について説明する。
<本実施の形態の床暖房装置の構成例>
図1は、本実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図、図2は、操作部の一例を示す説明図である。
本実施の形態の床暖房装置1は、床に設置されるヒータパネル2と、ヒータパネル2を制御する操作装置3を備える。床暖房装置1は、操作装置3が分電盤4と接続されて、電気の供給を受ける。
ヒータパネル2は、電気を熱に変換する発熱手段の一例で、例えば、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータで構成される。ここで、本実施の形態では、熱源及び制御に電気が用いられる電気式の床暖房装置1について説明をするが、発熱手段として、温水が供給される構成のヒータパネル2を備えた温水式の床暖房装置であっても良く、電気給湯器等、熱源及び制御に電気が用いられる構成、あるいは、ガス給湯器等、制御に電気が用いられる構成の何れであっても良く、電気の供給が停止されることで、運転が停止される構成であれば良い。
操作装置3は、使用者等の操作を受けると共に、使用者等に情報を視認可能に出力する操作部31と、操作部31での操作、及び予め設定されたプログラムに基づいて、ヒータパネル2を制御する制御部32を備える。
操作部31は操作手段の一例で、図2に示すように、床暖房装置1の運転及び運転停止を操作する運転ボタン31aと、温度等の設定を行う設定ボタン31bを備える。
また、操作部31は、運転の入切の時刻あるいは時間を設定するタイマの設定である第1の運転時間T1の設定として、床暖房装置1の第1の運転開始時刻ts1と第1の運転終了時刻te1の設定を行う第1のタイマ設定ボタン31cを備える。更に、第2の運転時間T2の設定として、第2の運転開始時刻ts2と第2の運転終了時刻te2の設定を行う第2のタイマ設定ボタン31dを備える。
また、操作部31は、温度設定での温度の入力、及び、第1の運転時間T1を設定する第1のタイマと、第2の運転時間T2を設定する第2のタイマでの時刻、時間の入力を行う入力ボタン31eを備える。
更に、操作部31は、運転中であるか否かの表示、設定された温度の表示、第1のタイマ及び第2のタイマで設定された運転開始時刻、終了時刻等の表示等が行われる表示部31fを備える。
制御部32は制御手段の一例で、操作部31での操作に基づき、ヒータパネル2の駆動及び駆動停止を制御して、床暖房装置1の運転を行う。また、制御部32は、操作部31での操作で実行しようとする床暖房装置1の運転に対して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする消費電力低減設定機能を有する。
制御部32は、消費電力低減設定機能として、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯があると判断すると、設定された運転時間に重複する時間帯があることを通知して、使用者に設定の見直しを促す。あるいは、重複する時間帯の存在する運転時間の設定を制約して、運転時間及び温度設定等の適正化を図る。
また、制御部32は、消費電力低減設定機能として、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複し、かつ、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた連続運転時間を超過していると判断すると、設定された運転時間が予め定められた連続運転時間を超過していることを通知して、使用者に設定の見直しを促す。あるいは、予め定められた連続運転時間を超過している運転時間の設定を制約して、運転時間及び温度設定等の適正化を図る。
なお、制御部32は、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1あるいは第2の運転時間T2が、予め定められた連続運転時間を超過していると判断すると、設定された運転時間が予め定められた連続運転時間を超過していることを通知するようにしても良い。
更に、制御部32は、消費電力低減設定機能として、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の累計が、予め定められた累計運転時間を超過していると判断すると、設定された運転時間が予め定められた累計運転時間を超過していることを通知して、使用者に設定の見直しを促す。あるいは、予め定められた累計運転時間を超過している運転時間の設定を制約して、運転時間及び温度設定等の適正化を図る。
また、制御部32は、消費電力低減設定機能として、消費電力等の使用目標値が設定され、操作部31での操作による床暖房装置1の使用実績値、及び、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1と第2の運転時間T2等から予測される予測使用実績値が、使用目標値に近づいたと判断すると、使用実績値が使用目標値に近づいたことを通知して、使用者に設定の見直しを促し、運転時間及び温度設定等の適正化を図る。
<本実施の形態の床暖房装置の動作例>
次に、各図を参照して、本実施の形態の床暖房装置の動作の一例について説明する。
図3は、消費電力低減設定機能の一例を示すフローチャート、図4は、第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、設定された運転時間が重複する場合の動作例について説明する。
制御部32は、図3のステップSA1で、操作部31での操作によって、床暖房装置1の第1の運転開始時刻ts1と第1の運転終了時刻te1が入力され、第1のタイマの設定として、第1の運転時間T1が設定される。また、第1の運転時間T1での温度が設定される。
制御部32は、図3のステップSA2で、操作部31での操作によって、床暖房装置1の第2の運転開始時刻ts2と第2の運転終了時刻te2が入力され、第2のタイマの設定として、第2の運転時間T2が設定される。また、第2の運転時間T2での温度が設定される。
制御部32は、図3のステップSA3で、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯があるか判断する。例えば、図4(a)に示す第1の運転時間T1と、図4(b)に示す第2の運転時間T2において、第2の運転時間T2の間に第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1が含まれている場合、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で重複する時間T3aが存在する。
また、第1の運転時間T1の間に第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2が含まれている場合、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で重複する時間T3bが存在する。
更に、第1の運転時間T1の間に第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2と運転終了時刻Te2が含まれている場合、あるいは、第2の運転時間T2の間に第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1と運転終了時刻Te1が含まれている場合、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で重複する時間T3cが存在する。
制御部32は、図4に示すように、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯があると判断すると、図3のステップSA4で、設定された運転時間に重複する時間帯があることを通知する。
制御部32は、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で重複した設定、例えば、第2の運転時間T2の間に第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1が含まれている場合、第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1を、操作部31に設けられた表示部31fで点滅表示する。なお、操作部31での通知は、ランプ等の点灯、点滅で行うようにしても良い。
これにより、操作部31での操作で使用者により設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複した設定を通知することができ、使用者に設定の見直しを促すことができる。
制御部32は、図3のステップSA3で、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯がないと判断した場合、及び、重複した時間帯があることを通知した後、図3のステップSA5で、操作部31の表示部31fでの表示を通常の時刻表示に切り替える。
図5は、重複した第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートである。例えば、第2の運転時間T2の間に第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1が含まれている場合、第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2でヒータパネル2の駆動を開始する。
第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2でヒータパネル2の駆動を開始した後、第1の運転時間T1と重複している第2の運転時間T2の運転終了時刻Te2では、ヒータパネル2の駆動を停止しない。そして、第1の運転時間T1の運転終了時刻Te1で、ヒータパネル2の駆動を停止する。
なお、操作部31での操作で使用者により設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複した設定であることを通知した後、使用者による所定の確認の操作を受けると、重複した時間設定で床暖房装置1を運転するようにしても良い。
図6は、重複した第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係の他の例を示すタイムチャートである。例えば、第2の運転時間T2の間に第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1が含まれる設定が行われた場合、操作部31でエラーの通知を行うと共に、第1の運転時間T1の設定を無効とする。
これにより、第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2でヒータパネル2の駆動を開始した後、第2の運転時間T2の運転終了時刻Te2で、ヒータパネル2の駆動を停止する。
このように、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複すると判断すると、使用者に通知を行うと共に、重複する一方の設定を受けられないようにして無効とすることで、重複する時間帯の存在する運転時間の設定を制約して、運転時間及び温度設定等の適正化を図ることができる。
図7は、消費電力低減設定機能の一例を示すフローチャート、図8は、第1のタイマでの設定と第2のタイマでの設定によるヒータパネルの駆動と駆動停止の関係を示すタイムチャートで、次に、設定された運転時間が予め定められた連続運転時間を超過している場合の動作例について説明する。
制御部32は、図7のステップSB1で、操作部31での操作によって、床暖房装置1の第1の運転開始時刻ts1と第1の運転終了時刻te1が入力され、第1のタイマの設定として、第1の運転時間T1が設定される。また、第1の運転時間T1での温度が設定される。
制御部32は、図7のステップSB2で、操作部31での操作によって、床暖房装置1の第2の運転開始時刻ts2と第2の運転終了時刻te2が入力され、第2のタイマの設定として、第2の運転時間T2が設定される。また、第2の運転時間T2での温度が設定される。
制御部32は、図7のステップSB3で、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯があるか判断する。制御部32は、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯があると判断すると、図7のステップSB4で、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間を超過しているか判断する。本例では、所定の連続運転時間として、操作部31で設定された運転時間が24時間以上であるか否かを判断する。
例えば、図8(a)に示す第1の運転時間T1と、図4(b)に示す第2の運転時間T2において、第1の運転時間T1の間に第2の運転時間T2の運転開始時刻Ts2が含まれている場合、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で重複して連続し、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間である24時間以上に設定されている。
制御部32は、図8に示すように、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複して連続し、かつ、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間を超過していると判断すると、図7のステップSB5で、設定された運転時間が予め定められた連続運転時間を超過していることの通知を、第1の出力形態で行う。
制御部32は、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複して連続し、かつ、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間を超過している場合、第1の出力形態として、例えば、第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1を、操作部31に設けられた表示部31fで所定回数点滅表示する。本例では、運転開始時刻Ts1を5回点滅させる。
これにより、操作部31での操作で使用者により設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が連続し、かつ、所定の連続運転時間を超過した設定を通知することができ、使用者に設定の見直しを促すことができる。
制御部32は、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複して連続するが、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間を超過していないと判断すると、図7のステップSB6で、設定された運転時間に重複する時間帯があることの通知を、第2の出力形態で行う。
制御部32は、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複して連続するが、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた所定の連続運転時間を超過していない場合、第2の出力形態として、例えば、第1の運転時間T1の運転開始時刻Ts1を、操作部31に設けられた表示部31fで第1の出力形態とは異なる所定回数点滅表示する。本例では、運転開始時刻Ts1を2回点滅させる。
これにより、操作部31での操作で使用者により設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複した設定を通知することができ、使用者に設定の見直しを促すことができる。なお、操作部31での通知は、ランプ等の点灯、点滅で行うようにしても良い。
制御部32は、図7のステップSB3で、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1と第2の運転時間T2で、重複する時間帯がないと判断した場合、及び、運転時間が連続運転時間を超過すること、あるいは重複した時間帯があることを通知した後、図7のステップSB7で、操作部31の表示部31fでの表示を通常の時刻表示に切り替える。
ここで、本例では、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複して連続し、かつ、重複した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が24時間を超過している場合に通知をするようにしたが、第1の運転時間T1あるいは第2の運転時間T2、あるいは、重複していない第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の累計が、所定の連続運転時間を超過することを通知するようにしても良い。
なお、制御部32は、操作部31での操作で設定された運転時間が、予め定められた連続運転時間を超過していることを通知した後、使用者による所定の確認の操作を受けると、連続運転時間を超過した時間設定で床暖房装置1を運転するようにしても良い。また、通知後に使用者による確認操作が行われない場合は、予め定められた連続運転時間で床暖房装置1の運転を停止するようにしても良い。
また、制御部32は、操作部31での操作で設定される第1の運転時間T1あるいは第2の運転時間T2、または、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が重複し、かつ、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2の合計が、予め定められた連続運転時間を超過していると判断すると、操作部31でエラーの通知を行うと共に、連続運転時間を超過する設定を無効としても良い。
このように、操作部31での操作で設定された第1の運転時間T1あるいは第2の運転時間T2、または、連続した第1の運転時間T1と第2の運転時間T2が所定の連続運転時間を超過すると判断すると、使用者に通知を行うと共に、連続運転時間を超過する設定を受けられないようにして無効とすることで、連続運転時間を超過する運転時間の設定を制約して、運転時間及び温度設定等の適正化を図ることができる。
<本実施の形態の床暖房装置の他の動作例>
次に、各図を参照して、本実施の形態の床暖房装置の他の動作の一例について説明する。
制御部32は、操作部31での操作等で、消費電力等の使用目標値が設定される。例えば、所定の目標単位として、1か月の使用目標値が設定される。使用目標値としては、1か月の目標運転時間、1日当たりの目標運転時間、1か月の目標電気代や目標電気量、1日当たりの目標電気代や目標電気量が設定される。
制御部32は、操作部31での操作による床暖房装置1の使用実績値を、図示しない記憶部に記憶する。例えば、床暖房装置1の運転時間、温度設定、温度設定と運転時間から算出した消費電力量、電気代等が、使用実績値として記憶される。使用実績値は、床暖房装置1の運転に伴い更新される。
制御部32は、床暖房装置1の運転に伴い更新される使用実績値と、予め設定された使用目標値を、操作部31の例えば表示部31fに表示する。本例では、使用目標値に対する使用実績値の割合を表示するようにしても良い。
また、制御部32は、操作部31での操作で設定されるタイマの設定である第1の運転時間T1と第2の運転時間T2等から予測される予測使用実績値を記憶する。例えば、第1の運転時間T1と第2の運転時間T2等から予測される床暖房装置1の運転時間、温度設定、温度設定と運転時間から算出した消費電力量、電気代等が、予測使用実績値として記憶される。
制御部32は、予測使用実績値と、予め設定された使用目標値を、操作部31の例えば表示部31fに表示する。本例では、使用目標値に対する予測使用実績値の割合を表示するようにしても良い。
制御部32は、床暖房装置1の運転に伴い更新される使用実績値、あるいは、これから実行される運転に伴う予測使用実績値が、使用目標値に所定の割合で近づいたと判断すると、使用実績値あるいは予測使用実績値が使用目標値に近づいたことを、操作部31で通知して、使用者に設定の見直しを促す。
例えば、タイマの設定を行っている場合は、運転時間の設定の見直し、温度設定の見直しを促す。また、タイマの設定を行わずに運転を行っている場合は、温度設定等の見直しを促す。これにより、運転時間及び温度設定等の適正化を図ることができる。
なお、1か月毎に使用目標値と使用実績値等の管理を行う場合、1か月毎の使用目標値と使用実績値を算出して電力会社等に送信し、電力会社で使用目標値と使用実績値との差、割合等から所謂ポイント付与を行い、電子マネーやクーポン券等との交換が行えるようなビジネスモデルを提供することもできる。
図9は、他の実施の形態の床暖房装置の一例を示す機能ブロック図である。他の実施の形態の床暖房装置11は、床に設置されるヒータパネル2と、ヒータパネル2を制御する操作装置3を備える。床暖房装置1は、操作装置3が分電盤4と接続されて、電気の供給を受ける。
操作装置3は、使用者等の操作を受けると共に、使用者等に情報を視認可能に出力する操作部31と、操作部31での操作、及び予め設定されたプログラムに基づいて、ヒータパネル2を制御する制御部32を備える。
床暖房装置11は、家庭内に設置されたネットワーク12を介して、他の家電機器等と接続される。例えば、ネットワーク12には、床暖房装置11と共に室温の制御に使用される電気機器として、エアコンディショナー(空調装置)13が接続される。
また、床暖房装置1が設置された部屋における人の有無を検知する検知手段として、照明器具14あるいは照明器具14の操作スイッチ14aが接続される。更に、床暖房装置1が設置された部屋における人の有無を検知する検知手段として、各種センサ15が接続される。
床暖房装置1の制御部32は、ネットワーク12を介して接続された他の家電機器の運転の有無、床暖房装置1が設置された部屋における人の有無等を検知して、ヒータパネル2の駆動及び駆動停止を制御する。
制御部32は、エアコンディショナー13の運転と連動して、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する。例えば、エアコンディショナー13が運転を開始すると、人が居ると判断して、ヒータパネル2の駆動を開始し、エアコンディショナー13が運転を停止すると、人が居ないと判断して、ヒータパネル2の駆動を停止する。
あるいは、エアコンディショナー13のタイマの設定と連動して、エアコンディショナー13が運転を開始すると、ヒータパネル2の駆動を開始し、エアコンディショナー13が運転を停止すると、ヒータパネル2の駆動を停止する。
なお、エアコンディショナー13の運転と連動して、エアコンディショナー13が運転を開始すると、必要以上の温度上昇を抑えるため、ヒータパネル2の温度設定を下げ、エアコンディショナー13が運転を停止すると、ヒータパネル2の温度設定を、使用者が設定した温度に戻すこととしても良い。
あるいは、エアコンディショナー13が運転を開始すると、必要以上の温度上昇を抑えるため、室温等を検知して、室温が所定温度以上となると、ヒータパネル2の駆動を停止するようにしても良い。
制御部32は、照明器具14あるいは照明器具14の操作スイッチ14aと連動して、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する。例えば、照明器具14が点灯したことを検知すると、人が居ると判断して、ヒータパネル2の駆動を開始し、照明器具14が消灯したことを検知すると、人が居ないと判断して、ヒータパネル2の駆動を停止する。
あるいは、制御部32は、照明器具14あるいは照明器具14の操作スイッチ14aと連動して、照明器具14が点灯したことを検知すると、所定時間経過後、床暖房装置1のタイマの設定による運転開始時刻に到達する前であっても、ヒータパネル2の駆動を開始する。
また、制御部32は、照明器具14が消灯したことを検知すると、所定時間経過後、ヒータパネル2の温度設定を下げる。あるいは、ヒータパネル2の駆動を停止する。
例えば、照明器具14が5時に点灯した場合に、床暖房装置1のタイマの設定による運転開始時刻が6時に設定されている場合であっても、照明器具14が点灯してから所定時間、例えば、10分程度が経過すると、床暖房装置1のタイマの設定による運転開始時刻である6時に到達する前に、ヒータパネル2の駆動を開始する。
制御部32は、床暖房装置1が設置された部屋における人の有無を検知する各種センサ15と連動して、ヒータパネル2の駆動と駆動停止を制御する。例えば、赤外線センサ、床に設置した圧力センサ、他の家電機器の操作スイッチの操作により、室内に人が居ると判断すると、ヒータパネル2の駆動を開始し、人が居ないと判断すると、ヒータパネル2の駆動を停止する。
あるいは、制御部32は、室内に人が居ると判断すると、室温等を検知して、室温が所定温度以下であると、ヒータパネル2を駆動するようにしても良い。また、室内に人が居ないと判断すると、所定時間経過後、ヒータパネル2の温度設定を下げる、あるいは、ヒータパネル2の駆動を停止するようにしても良い。
更に、制御部32は、ヒータパネル2が複数枚設けられて、室内の異なる床面を暖められる構成では、センサ15で人が居る箇所と居ない箇所を判断し、人が居る箇所では、ヒータパネル2を駆動し、人が居ない箇所では、ヒータパネル2の温度設定を下げる、あるいは、ヒータパネル2の駆動を停止するようにしても良い。
また、制御部32は、操作部31での操作等で、床暖房装置1の消費電力等の使用目標値が設定されると共に、ネットワーク12に接続されたエアコンディショナー13、冷蔵庫、浴室換気乾燥暖房器、熱交換型換気装置等の他の家電機器の使用目標値が設定され、床暖房装置1の運転に伴い更新される床暖房装置1の使用実績値と、予め設定された使用目標値、更には、他の家電機器の使用実績値と、予め設定された使用目標値を、操作部31の例えば表示部31fに表示する。本例では、各機器の使用目標値に対する使用実績値の割合を表示するようにしても良い。
このように、他機器との連動で床暖房装置1におけるヒータパネル2の駆動と駆動停止が制御されることで、床暖房装置1の運転時間及び温度設定等の適正化を図ることができる。
本発明は、消費電力が多い特にヒータを有した設備機器に適用される。
1・・・床暖房装置、2・・・ヒータパネル、3・・・操作装置、31・・・操作部、32・・・制御部、4・・・分電盤

Claims (7)

  1. 発熱手段と、
    操作を受ける操作手段と、
    前記操作手段での操作で、前記発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記操作手段での操作で実行する運転に対して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする消費電力低減設定機能を有し、
    前記操作手段での操作で設定される運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過するか否かを判断して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする設備機器であって、
    前記制御手段は、
    前記操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有り、重複して連続した運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過すると判断すると、設定された運転時間が予め設定された連続運転時間を超過することを通知する
    ことを特徴とする設備機器。
  2. 発熱手段と、
    操作を受ける操作手段と、
    前記操作手段での操作で、前記発熱手段の駆動及び駆動の停止を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記操作手段での操作で実行する運転に対して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする消費電力低減設定機能を有し、
    前記操作手段での操作で設定される運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過するか否かを判断して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする設備機器であって、
    前記制御手段は、
    前記操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有り、重複して連続した運転時間が、予め設定される連続運転時間を超過すると判断すると、予め設定された連続運転時間を超過する運転時間の設定を制約する
    ことを特徴とする設備機器。
  3. 前記制御手段は、前記操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間の有無を判断して、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器。
  4. 前記制御手段は、前記操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有ると判断すると、設定された運転時間に重複する時間があることを通知する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器。
  5. 前記制御手段は、前記操作手段での操作で設定される一の運転時間と他の運転時間で、重複する時間が有ると判断すると、重複する運転時間の設定を制約する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器。
  6. 前記制御手段は、前記発熱手段の使用目標値が設定されると共に、設定された使用目標値と、前記操作手段での操作による前記発熱手段の使用実績値、及び、前記操作手段で設定される運転時間から予測される予測使用実績値に基づき、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器。
  7. 前記制御手段は、通信回線を介して他の機器と接続され、他の機器での運転に基づき、消費電力を低減させるような所定の運転を可能とする
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の設備機器。
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