JP2008032281A - 暖房システムの制御装置 - Google Patents

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JP2008032281A
JP2008032281A JP2006204477A JP2006204477A JP2008032281A JP 2008032281 A JP2008032281 A JP 2008032281A JP 2006204477 A JP2006204477 A JP 2006204477A JP 2006204477 A JP2006204477 A JP 2006204477A JP 2008032281 A JP2008032281 A JP 2008032281A
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Toshio Hirokawa
敏雄 廣川
Hajime Yamaguchi
一 山口
Junpei Hayashi
純平 林
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Abstract

【課題】融雪電力での暖房を簡単に行う。
【解決手段】温水循環回路1に融雪電力を電源とする電気温水ボイラ2と暖房用放熱器3とが設けられ、回路内を循環する温水を前記電気温水ボイラ2で加熱し前記暖房用放熱器3で放熱することを繰り返してこの放熱器3から発せられる熱で暖房を行う前記電気温水ボイラ2を用いた暖房システムの制御装置に於いて、融雪電力の給電停止時間帯における複数の給電停止時間の所定時間前から給電停止時間まで一時的に前記電気温水ボイラ2を高出力で運転するようにしたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は電気温水ボイラを用いた暖房システムの制御装置に関するものである。
従来よりこの種のものに於いて、北海道には24時間のうち16:00〜21:00の5時間の電力利用停止時間帯に、ユーザーが指定する2時間を電力利用停止の時間とする融雪電力契約があり、この融雪電力を利用することで、電気温水ボイラを熱源にして経済的に温水暖房を行うことができるが、この電力利用停止時間帯が、夕方から夜にかけての時間帯であり、暖房を最も必要とする時間帯と重なることから、この電力利用停止の時間でも暖房を継続できるよう温水循環回路に蓄熱装置を設けて、電力利用停止時には蓄熱装置に蓄えた熱によって暖房を継続していた。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−106542号公報
ところでこの従来のものでは、蓄熱装置を必要とするので、暖房機内に蓄熱装置を組み込んだ場合には暖房機が蓄熱装置のために大型になりコンパクト化の妨げになるものであった。また、暖房機外の温水循環回路に別に蓄熱装置を設けた場合であっても、その設置スペースが必要であると共に、蓄熱装置の分だけ暖房システムが高価になるものであった。
この発明はこの点に着目し、上記欠点を解決する為、特にその構成を、温水循環回路に融雪電力を電源とする電気温水ボイラと暖房用放熱器とが設けられ、回路内を循環する温水を前記電気温水ボイラで加熱し前記暖房用放熱器で放熱することを繰り返してこの放熱器から発せられる熱で暖房を行う前記電気温水ボイラを用いた暖房システムの制御装置に於いて、融雪電力の給電停止時間帯における、複数の給電停止時間の所定時間前から給電停止時間まで一時的に前記電気温水ボイラを高出力で運転するようにしたものである。
この発明によれば、蓄熱装置を必要としないコンパクトな暖房システムが提供できるものである。また、暖房システムに蓄熱装置が不要なのでその分費用も安価であり、蓄熱装置に蓄えられる余分な熱量も節約できるものである。
以下にこの発明を実施するために好適な実施例を説明する。
図1に示す第1実施形態の暖房システムは、融雪電力の使用を前提として構築されているもので、1は配管などを用いてつくられた温水循環回路であり、この温水循環回路1には、電気温水ボイラ2と、放熱器3とが直列に接続されている。この放熱部3としては、例えば、コンベクター用の熱交換器や、床暖房用の熱交換器などがあり室内の暖房を行うものである。
前記電気温水ボイラ2内の温水循環回路1には、貯湯タンク4と循環ポンプ5が接続され、前記貯湯タンク4内には循環水を加熱する電気ヒータ6を備えている。この電気ヒータ6は融雪電力で働き、循環ポンプ5は常時使用が可能な電力で駆動するようになされている。なお、この循環ポンプ5が電気温水ボイラ2のユニットの外に備えられていてもよいことはいうまでもない。
前記貯湯タンク2又は貯湯タンク2と循環ポンプ5の間の配管には、前記電気ヒータ6によって加熱された温水の温度を検知する温度センサ7が設けられ、温水往き配管8を通って前記放熱器3に送られる温水温度を検知するものである。9は前記放熱器3と貯湯タンク4を接続する温水戻り管で、放熱器3にて放熱し、冷たくなった温水を貯湯タンク4に戻すものである。
前記電気温水ボイラ2の表面に備えた操作部10や室内に備えたリモコン装置11には運転スイッチ12やユーザが好みの室温設定を行う室温設定スイッチ13が設けられ、室内を設定温度に保つように、前記温度センサ7の検出値を元に、前記循環ポンプ5や電気ヒータ6の運転制御を行う制御部14を設けている。
上記のシステムでは、融雪電力を用いて電気温水ボイラー2の電気ヒータ6をオンにする共に、循環ポンプ5の電源もオンにすると、それらの駆動により、温水循環回路1の温水が循環し、放熱器3での放熱によって暖房が行われる。
図2によって、融雪時間帯のヒータ制御を説明すれば、北海道での融雪電力契約は、1日24時間のうち16:00〜21:00の5時間の電力利用停止時間帯に、ユーザーが指定する2時間を電力利用停止の時間とするものであり、この融雪電力を利用することで、電気温水ボイラ2を熱源にして経済的に温水暖房を行うことができるが、この電力利用停止時間帯が、夕方から夜にかけての時間帯であり、暖房を最も必要とする時間帯と重なることから、この電力利用停止の時間でも暖房を継続できるようにすることが必要である。
融雪電力におけるユーザーが指定する2時間の電力利用停止時間は、16:00〜21:00の電力停止時間帯での停止時間が合計で2時間に達することが契約条件であり、電力停止時間帯の中で停止時間を複数に分割することが許されている。図2のグラフでは、15分間の電力停止時間(t分間)を8回設けることで、合計2時間の電力停止を実施するもので、停止時間中の室温低下をなるべく小さく抑えるために、停止時刻よりも所定時間(X分間、この実施例では約5分間)、前に電気ヒータ6の出力を停止時間まで一時的に高出力(この実施例では最大出力)にして予め温水循環回路1内の温水温度を上昇させる事で15分間の電力停止時間に室温が極端に低下する事を防止するものである。
電力停止時間帯以外の通常運転時間ではリモコン装置11に設定された室温を維持するように、電気ヒータ6の電源の電圧等を制御部14にて制御して、温度センサ7にて検知する温水温度を調整することで安定した室温を維持することができるものである。
尚、この実施例では、電力停止時間(t分間)を15分間で8回設けたが、10分間で12回設けても良いものであり、又、所定時間(X分間)を約5分間としたが、放熱器3の負荷及び電力停止時間tによって変化するものである。
このように、この発明によれば、蓄熱装置を必要としないコンパクトな暖房システムが提供できるものである。
また、暖房システムに蓄熱装置が不要なのでその分費用も安価であり、システムの施工も簡単に行うことができるものである。
また、蓄熱装置に蓄えられる余分な熱量も節約できるものである。
この発明一実施例の概略構成図。 同要部のシーケンス図。
符号の説明
1 温水循環回路
2 電気温水ボイラ
3 暖房用放熱器
4 貯湯タンク
5 循環ポンプ
6 電気ヒータ
14 制御部

Claims (1)

  1. 温水循環回路に融雪電力を電源とする電気温水ボイラと暖房用放熱器とが設けられ、回路内を循環する温水を前記電気温水ボイラで加熱し前記暖房用放熱器で放熱することを繰り返してこの放熱器から発せられる熱で暖房を行う前記電気温水ボイラを用いた暖房システムの制御装置に於いて、融雪電力の給電停止時間帯における、複数の給電停止時間の所定時間前から給電停止時間まで一時的に前記電気温水ボイラを高出力で運転することを特徴とする暖房システムの制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010282546A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Sekisui Chem Co Ltd 諸条件に応じた住宅の光熱費を予測するための住宅販売関連事業支援システム、該システムに用いられるプログラム、該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び住宅販売関連事業における予測光熱費提示方法
JP2013142491A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Rinnai Corp 給湯暖房装置
JP2014167356A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Max Co Ltd 設備機器

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