JPH102564A - 電気コンロ - Google Patents

電気コンロ

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JPH102564A
JPH102564A JP14965896A JP14965896A JPH102564A JP H102564 A JPH102564 A JP H102564A JP 14965896 A JP14965896 A JP 14965896A JP 14965896 A JP14965896 A JP 14965896A JP H102564 A JPH102564 A JP H102564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power failure
electric stove
microcomputer
heater
service interruption
Prior art date
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Pending
Application number
JP14965896A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Oshima
信夫 大島
Emi Harasasa
恵美 原笹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
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Publication of JPH102564A publication Critical patent/JPH102564A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電回復時に複数の電気コンロ動作仕様を判
定して動作させる場合に機種選択回路の不良、誤動作等
によって安全性や使い勝手が低下しないようにする。 【解決手段】 マイコン12は異なる電気コンロ動作仕
様のプログラムを複数有し、マイコン12にこれら動作
仕様を判定する機種選択回路17を接続し、また、マイ
コン12は停電時は記憶手段12aにて停電になる前の
動作仕様データを記憶させ停電検出手段12bにて停電
を検出させ制御装置全体の消費電力が最低になるような
停電処理を実行し、停電復帰時は機種選択回路17にて
動作仕様を判定し記憶手段12aにて停電になる前に記
憶した動作仕様と異なる時はヒーター2の通電を停止す
る異常モードを実行させるようプログラムされているも
のとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイコン制御によ
り異なる電気コンロ動作仕様としてヒーターへの通電及
び火力を制御する電気コンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気コンロでは、マイコンに異な
る電気コンロ動作仕様のプログラムを複数有し、マイコ
ン外部に設けた機種選択回路にてその電気コンロ動作仕
様を判定し、停電時には制御装置全体の消費電力が最低
になるような停電処理を実行し、停電復帰時は再度機種
選択回路にて電気コンロ動作仕様を判定した時、外来ノ
イズ、機種選択回路の故障や製造上の不良等機種選択回
路の誤動作により停電前の電気コンロ動作仕様と異なっ
た場合に、新たに判定された電気コンロ動作仕様で電気
コンロを動作させるか、停電前の状態に関係なく通電停
止するか、停電前の仕様と同じになるまで仕様判定を継
続するプログラムとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気コンロで
は、停電復帰時の電気コンロ動作仕様判定が停電前の電
気コンロ動作仕様と異なった場合に、新たに判定された
電気コンロ動作仕様で電気コンロを動作させると、停電
前の仕様では存在し新たな仕様では存在しない運転状態
がある場合では、停電復帰後運転状態を解除する手段が
電源を一回切断してからの再投入するマイコンの初期化
以外にはなくなり、安全性及び使い勝手の点で問題が生
じる。
【0004】また、停電前の仕様と同じになるまで仕様
判定を継続するプログラムとなっていても、マイコンの
プログラムは無限ループに陥り、停電復帰後運転状態を
解除する手段がマイコンの初期化以外にはなくなり、安
全性及び使い勝手の点で問題が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、複数の電気コンロ動作仕様を判定する機
種選択回路を設け、使用中停電し停電復帰した時に電気
コンロ動作仕様を判定する場合に機種選択回路の不良、
誤動作等によって安全性や使い勝手が低下しないように
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、鍋、食品等を加熱するヒーター
と、このヒーターへの通電及び火力を制御する制御素子
を含むヒーター制御回路と、それらを制御するマイコン
等からなる電子回路を備えた電気コンロにおいて、マイ
コンは異なる電気コンロ動作仕様のプログラムを複数有
するとともに記憶手段と停電検出手段を有し、マイコン
にこれら異なる電気コンロ動作仕様を判定する機種選択
回路を接続し、また、マイコンは停電時は記憶手段にて
停電になる前の電気コンロ動作仕様等のデータを記憶さ
せ停電検出手段にて停電を検出させ制御装置全体の消費
電力が最低になるような停電処理を実行し、停電復帰時
は停電検出手段にて停電復帰を検出させ機種選択回路に
て電気コンロ動作仕様を判定し記憶手段にて停電になる
前に記憶した電気コンロ動作仕様と異なる時はヒーター
の通電を停止する異常モードを実行させるようプログラ
ムされているものとした。
【0007】また、上記異常モード実行時に表示手段に
異常を表示させると効果的である。
【0008】上記のように構成したことにより、使用中
停電し停電復帰した時機種選択回路の不良、誤動作等が
あっても、停電になる前に記憶した電気コンロ動作仕様
と異なる時はヒーターの通電を停止するので安全であ
り、また、異常を表示するので使用者は異常状態を認識
し、切りモードを実行した後、修理依頼する等対処でき
る。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例による電気コンロ
の構成を示す外観斜視図であり、本体1の上部にはヒー
ター2、前面には操作パネル3、内部には制御回路基板
4が実装されている。
【0011】図2は同じく電気コンロの制御回路ブロッ
ク図であり、商用電源5からヒーター2の半導体制御素
子であるトライアック6を介してヒーター2へ接続さ
れ、また、トランス8を介して制御回路へ直流安定化電
源を供給する電源回路9へも接続されている。12は制
御回路全体を制御するマイコンであり、マイコン12は
異なる電気コンロ動作仕様のプログラムを複数有すると
ともに記憶手段12aと停電検出手段12bを有してい
る。
【0012】マイコン12の出力としてはヒーター駆動
回路10とフォトトライアック7を介してトライアック
6を制御してヒーター2の通電を行なうヒーター制御出
力と、表示手段である6個のLED14を点灯させるた
めの表示出力がある。一方、マイコン12の入力として
は商用電源1投入時にマイコン12へリセット信号を入
力するリセット回路11、[入][切][<(弱)]
[>(強)]の4個の操作スイッチ13、電気コンロ仕
様Aか、電気コンロ仕様Bかを判定する信号を出力する
機種選択回路17がある。機種選択回路17は電源回路
9に接続された抵抗15とGNDに接続されたジャンパ
ー線16から構成されている。
【0013】図3は同じく機種選択回路17が出力する
電気コンロの機種選択信号と電気コンロの動作仕様を対
比させた表であり、電気コンロはジャンパー線16が接
続されていないときは機種選択信号がHレベルとなり動
作仕様Aで動作し、逆にジャンパー線16が接続されて
いるときは機種選択信号がLレベルとなり動作仕様Bで
動作する。
【0014】図4は電気コンロの動作仕様Aの状態変遷
図であり、図5は同じく動作仕様Bの状態変遷図であ
り、仕様Aはヒーター2及びLED14の表示が全てO
FFの「切モード」とヒーター2の電力が異なる「通電
1モード」から「通電6モード」の7つのモードがあ
り、操作スイッチ13の操作により変えられる。一方仕
様Bではモードは5つで仕様Aと異なるのは通電モード
が6つから4つに2モード減っており、仕様Aに存在す
るヒーター20%通電と、ヒーター60%通電のモード
が存在しない。
【0015】図6はマイコンのリセット時の処理フロー
チャートであり、リセット回路11によるリセット時は
マイコン12の各ポートの入出力、各種レジスタを設定
し記憶手段(RAM)12Aの初期化を行なうステップ
101「イニシャライズ処理」を実行し、その後機種選
択回路17が出力する機種選択信号により動作仕様を判
定する102「機種判定処理」を実行する。ここで判定
された仕様にしたがって電気コンロは動作を開始する
が、103「仕様Aと判定」Yの時は図4の様に104
「仕様Aで動作」し、103「仕様Aと判定」N(仕様
Bと判定)の時は図5の様に105「仕様Bで動作」す
る。
【0016】図7は停電時の処理フローチャートであ
り、マイコン12は停電検出手段12bにて停電を検出
すると、記憶手段12aにて停電になる前の電気コンロ
動作仕様等のデータを記憶させた状態で、ヒーター制御
出力や表示出力を停止する等、制御回路全体の消費電力
が最小となるようなステップ201「停電処理」を実行
する。その後停電検出手段12bにて202「停電復
帰」を検出したら、リセット時に行なった102「機種
判定処理」を行ない仕様を判定する。ここで停電移行前
が記憶手段12aにて記憶した203「停電前仕様Aで
動作」Yであり、今回の機種判定結果も204「仕様A
と判定」Yである時は205「仕様Aで停電移行前のモ
ードを実行」を継続する。
【0017】しかし今回は204「仕様Aと判定」N
(仕様Bと判定)である時は機種選択回路17に何らか
の異常があるか、電源ノイズ等による誤判定とみなして
206「異常モードを実行」する。この異常モードは安
全性確保及び使用者に電気コンロの状況を的確に報知す
るためヒーター2は通電停止、表示手段14は6個のL
ED全て点滅状態となる。異常モードは操作スイッチ1
3の[切]スイッチが押されるまで継続し、使用者が異
常モードを理解して修理依頼する等の対応が可能とな
る。この後、「切」スイッチを押し207「[切]スイ
ッチが押された」Yとなった時は208「仕様Bで切モ
ードを実行」となり、電気コンロは今回判定された仕様
Bで動作するので使い勝手が良い。一方、停電移行前が
仕様B(203「停電前仕様Aで動作」N)の時も仕様
Aの時と同じにステップ「209」〜「213」の動作
をする。
【0018】
【発明の効果】以上本発明によると、マイコンは異なる
電気コンロ動作仕様のプログラムを複数有し、マイコン
に動作仕様を判定する機種選択回路を接続し、また、マ
イコンは停電時は記憶手段にて停電になる前の電気コン
ロ動作仕様等のデータを記憶させ停電検出手段にて停電
を検出させ制御装置全体の消費電力が最低になるような
停電処理を実行し、停電復帰時は停電検出手段にて停電
復帰検出させ機種選択回路にて電気コンロ動作仕様を判
定し記憶手段にて停電になる前に記憶した電気コンロ動
作仕様と異なる時はヒーターの通電を停止する異常モー
ドを実行させるものとしたから、使用中停電し停電復帰
した時機種選択回路の不良、誤動作等があっても、停電
になる前に記憶した電気コンロ動作仕様と異なる時はヒ
ーターの通電を停止するので安全性は確保される。
【0019】また、異常モード実行時に表示手段に異常
を表示するので、使用者は異常状態を認識することがで
き修理依頼する等の対応が可能であり、修理実施までの
間もマイコンの初期化することなく切りモードを実行し
た後新たに判定された仕様で電気コンロを使用すること
ができ電気コンロは使用者が要求する最低限の動作は確
保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電気コンロの構成を示
す外観斜視図である
【図2】同電気コンロの制御回路ブロック図である。
【図3】同電気コンロの機種選択による動作仕様図であ
る。
【図4】同電気コンロの動作仕様Aの状態変遷図であ
る。
【図5】同電気コンロの動作仕様Bの状態変遷図であ
る。
【図6】同電気コンロのマイコンのリセット時の処理フ
ローチャートである。
【図7】同電気コンロの停電時の処理フローチャートで
ある。
【符号の説明】
2 ヒーター 12 マイコン 12a 記憶手段(RAM) 12b 停電検出手段 14 表示手段(LED) 17 機種選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍋、食品等を加熱するヒーターと、この
    ヒーターへの通電及び火力を制御する制御素子を含むヒ
    ーター制御回路と、それらを制御するマイコン等からな
    る電子回路を備えた電気コンロにおいて、前記マイコン
    (12)は異なる電気コンロ動作仕様のプログラムを複
    数有するとともに記憶手段(12a)と停電検出手段
    (12b)を有し、マイコン(12)にこれら異なる電
    気コンロ動作仕様を判定する機種選択回路(17)を接
    続し、また、マイコン(12)は停電時は記憶手段(1
    2a)にて停電になる前の電気コンロ動作仕様等のデー
    タを記憶させ停電検出手段(12b)にて停電を検出さ
    せ制御装置全体の消費電力が最低になるような停電処理
    を実行し、停電復帰時は停電検出手段(12b)にて停
    電復帰を検出させ前記機種選択回路(17)にて電気コ
    ンロ動作仕様を判定し記憶手段(12a)にて停電にな
    る前に記憶した電気コンロ動作仕様と異なる時は前記ヒ
    ーター(2)の通電を停止する異常モードを実行させる
    ようプログラムされているものとしたことを特徴とする
    電気コンロ。
  2. 【請求項2】 前記マイコン(12)は異常モード実行
    時に表示手段(14)に異常を表示させるものとした請
    求項1記載の電気コンロ。
JP14965896A 1996-06-12 1996-06-12 電気コンロ Pending JPH102564A (ja)

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JP14965896A JPH102564A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 電気コンロ

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JPH102564A true JPH102564A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15480033

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JP14965896A Pending JPH102564A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 電気コンロ

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JP (1) JPH102564A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094255A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Panasonic Corp ジャー炊飯器
JP2014167356A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Max Co Ltd 設備機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010094255A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Panasonic Corp ジャー炊飯器
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