JP2014167240A - フリーストップドアヒンジクローザ - Google Patents

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Abstract

【課題】主コイルスプリングと補助コイルスプリングとを有しつつ、フリーストップを可能とするドアヒンジクローザを提供すること。
【解決手段】第1筒体110内に第1コイルスプリング130、第2筒体220内に第2コイルスプリング134が設定されたドアヒンジ100において、各コイルスプリングの回転付勢力を設定・解除する第1及び第2クラッチ機構を備えるようにする。第1クラッチ機構は、第1筒体と第2筒体との相対的回動位置が第1回動位置より小さいときには第1コイルスプリングの他端が係止された第1スプリング係止部材170を軸150に係止し、第1回動位置よりも大きいときには第2筒体に係止する。第2クラッチ機構は、相対的回動位置が第2回動位置より小さいときには第2コイルスプリングの一端が係止された第2スプリング係止部材190を第2筒体に係止し、第2回動位置よりも大きいときには軸に係止する。
【選択図】 図1

Description

本発明はドアヒンジに関する。より具体的には、2つの筒体を同軸状にして上下に重ねて相対的に回転可能に接続し、一方の筒体をドアに取り付け、他方の筒体をドア枠に取り付けるようにしたドアヒンジにおいて、ドアを開くことに伴い筒体内に設定されたコイルスプリングが閉扉のための付勢力を畜勢し、ドアが一定以上開かれると該回転付勢力がドアに作用しないようにして当該ドアを任意の位置に保持できるようにしたフリーストップドアヒンジクローザに関する。
従来、2つの筒体を同軸上に上下に重ねて相対的に回転可能に接続し、一方の筒体をドアに取り付け、他方の筒体をドア枠に取り付けるようにしたドアヒンジにおいて、一方の筒体の中に主コイルスプリングを設定し、他方の筒体の中に補助コイルスプリングを設定して、開扉時にはドアが開かれるのに従って主及び補助コイルスプリングが回転付勢力を蓄え、ある程度ドアを開くとクラッチ機構により補助コイルスプリングの回転付勢力の畜勢が停止され且つその付勢力がドアに作用しなくなって主コイルスプリングのみの回転付勢力の畜勢が行われ、閉扉時には初めは主コイルスプリングが作用し、ドアが一定の角度以下に閉じると補助コイルスプリングも作用するようにして、閉じ際においてはドアがこれら2つのコイルスプリングによる大きな力で閉じられるようにしたドアヒンジクローザが知られている(特許文献1)。
また、筒体の中に1つのコイルスプリングを設定したドアヒンジにおいて、ドアが開かれるに従ってコイルスプリングが回転付勢力を畜勢し、ある程度ドアが開くとクラッチ機構により回転付勢力の畜勢が停止されると共に該コイルスプリングの付勢力がドアに対して作用しなくなるようにして、ドアを任意の位置に止めておくことができるようにしたフリーストップ機能を有するドアヒンジクローザが知られている(特許文献2)。
実開昭62−163279号 特開平 9−158605号
しかしながら、ドアの閉じ際での閉扉力を大きくするための補助コイルスプリングを備えつつ、しかもドアを開扉した状態に維持できるようにするフリーストップ機能を有するドアヒンジクローザはこれまでなく、その必要性は認められていたが適当なものは開発されていなかった。
本発明は、主コイルスプリングと補助コイルスプリングとを利用して閉じ際での大きな閉扉力を有しつつ、ある程度ドアが開くとドアのフリーストップが可能となるフリーストップドアヒンジクローザを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
一端に第1自由端部、他端に第1接続用端部を有し、ドアとドア枠のうちの一方に取り付けられる第1筒体と、
一端に第2自由端部、他端に第2接続用端部を有し、ドアとドア枠のうちの他方に取り付けられる第2筒体であって、前記第2接続用端部が前記第1接続用端部に隣接し、前記第1筒体に対して該第1筒体の長手軸線の方向で整合して、該第1筒体に対して相対的に回転可能に接続される第2筒体と、
前記第1筒体の前記第1自由端部に固定された第1端部と、前記第2筒体内で前記第2接続用端部に隣接した第2端部と、前記第1端部から前記第1筒体内を該第1筒体に対して同心状に延びて前記第2端部にまで至る軸本体とを有する軸と、
該軸の前記第2端部の外周面と前記第2筒体の内周面との間に配置され、前記軸及び第2筒体に対して前記長手軸線周りで回転可能に配置された第1スプリング係止部材と、
前記軸の前記第2端部の外周面と前記第2筒体の内周面との間に配置され、前記軸及び第2筒体に対して前記長手軸線周りで回転可能に配置された第2スプリング係止部材であって、前記第1スプリング係止部材よりも前記第2筒体の前記第2自由端部側に配置された第2スプリング係止部材と、
前記第1筒体内で前記軸本体の周りに同心状に設けられた第1コイルスプリングであって、一端が前記軸に係止され、他端が前記第1スプリング係止部材に係止された第1コイルスプリングと、
前記第2筒体内に設けられた第2コイルスプリングであって、一端が前記第2スプリング係止部材に係止され、他端が前記第2筒体に係止された第2コイルスプリングと、
第1クラッチ機構であって、前記長手軸線周りでの前記第1筒体と前記第2筒体との相対的回動位置が、前記ドアが閉止した状態に対応する初期回動位置と前記ドアが第1の角度だけ開かれた状態に対応する第1回動位置との間にあるときには、前記第1スプリング係止部材を前記第2筒体に係止し、前記第1回動位置よりも前記ドアが開かれた位置にあるときには、前記第1スプリング係止部材と前記第2筒体との係止を解除し、前記第1スプリング係止部材を前記軸に係止するようにされた第1クラッチ機構と、
第2クラッチ機構であって、前記相対的回動位置が、前記初期回動位置と前記ドアが前記第1の角度とは異なる第2の角度だけ開かれた状態に対応する第2回動位置との間にあるときには、前記第2スプリング係止部材を前記軸に係止し、前記第2回動位置よりも前記ドアが開かれた位置にあるときには、前記第2スプリング係止部材と前記軸との係止を解除し、前記第2スプリング係止部材を前記第2筒体に係止するようにされた第2クラッチ機構と、
を備えるフリーストップドアヒンジクローザを提供する。
このフリーストップドアヒンジクローザにおいては、所定の角度以上ドアを開くと一方のコイルスプリングの付勢力が第1筒体と第2筒体との間に作用しなくなるので比較的に弱い力でドアを開けることができ、そして、更にドアを開けると両方のコイルスプリングの付勢力が第1筒体と第2筒体との間に作用しなくなって、ドアを任意の位置に止めておくことが可能となる。また、ドアの閉じ際では、第1及び第2コイルスプリングの付勢力が第1筒体と第2筒体との間に作用するので強い力により確実にドアを閉じることが可能となる。
好ましくは、前記第1の角度が前記第2の角度よりも大きくなるように前記第1回動位置と前記第2回動位置が設定されているようにすることができる。
具体的には、
前記第1スプリング係止部材と前記第2筒体との間に配置され、前記第2筒体に固定された第1ハウジングと、
前記第2スプリング係止部材と前記第2筒体との間に配置され、前記第2筒体に固定された第2ハウジングと、をさらに備え、
前記第1スプリング係止部材は、前記軸と前記第1ハウジングとの間で貫通した第1クラッチ要素保持開口と、該第1クラッチ要素保持開口内に保持された第1クラッチ要素とを有しており、
前記第2スプリング係止部材は、前記軸と前記第2ハウジングとの間で貫通した第2クラッチ要素保持開口と、該第2クラッチ要素保持開口内に保持された第2クラッチ要素とを有しており、
前記第1ハウジングには、第1外側クラッチ要素係止溝が内周面に形成されており、
前記第2ハウジングには、第2外側クラッチ要素係止溝が内周面に形成されており、
前記軸の第2端部には、第1内側クラッチ要素係止溝と第2内側クラッチ要素係止溝とが外周面に形成されており、
前記第1クラッチ機構は、前記相対的回動位置が前記初期回動位置と前記第1回動位置との間にあるときには、前記第1クラッチ要素が前記第1外側クラッチ要素係止溝に係合して前記第1スプリング係止部材が前記第1ハウジングに係止され、前記相対的回動位置が前記第1回動位置を越えたときには、前記第1クラッチ要素が前記第1外側クラッチ要素係止溝とは係合せず前記第1内側クラッチ要素係止溝と係合して前記第1スプリング係止部材が前記軸に係止されるようになっており、
前記第2クラッチ機構は、前記相対的回動位置が前記初期回動位置と前記第2回動位置との間にあるときには、前記第2クラッチ要素が前記第2外側クラッチ要素係止溝に係合して前記第2スプリング係止部材が前記第1ハウジングに係止され、前記相対的回動位置が前記第2回動位置を越えたときには、前記第2クラッチ要素が前記第2外側クラッチ要素係止溝とは係合せず前記第2内側クラッチ要素係止溝と係合して前記第2スプリング係止部材が前記軸に係止されるようになっているようにすることができる。
また、前記第2筒体の内周面に固定された円筒状の中間スプリング座と、前記第2筒体内に配置された第3コイルスプリングと、をさらに備え、
前記第2コイルスプリングの前記他端は前記中間スプリング座に係止されており、
前記第2スプリング係止部材は、前記第2コイルスプリングの内孔を通って前記中間スプリング座を越えて延在しており、
前記第3コイルスプリングは、前記中間スプリング座と前記第2筒体の前記第2自由端部との間に設けられ、一端が前記第2スプリング係止部材の前記中間スプリング座を越えた位置に係止され、他端が前記第2筒体に係止されているようにすることもできる。
このような構成により、ドアの閉じ際での付勢力をより大きくすることが可能となる。
以下、本発明に係るフリーストップドアヒンジクローザの実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の第1の実施形態に係るフリーストップドアヒンジクローザの正面断面図であり、第1及び第2クラッチ機構の構成が分かるようにその向きを合わせて示した模式図である。 図1のII−II線断面図であり、初期回動位置における第1クラッチ機構の状態を示す。 図2Aと同様の図であり、第1回動位置における第1クラッチ機構の状態を示す。 図2Aと同様の図であり、第1回動位置を越えたときの第1クラッチ機構の状態を示す。 図1のIII−III線断面図であり、初期回動位置における第2クラッチ機構の状態を示す。 図3Aと同様の図であり、第2回動位置における第2クラッチ機構の状態を示す。 図3Aと同様の図であり、第2回動位置を越えたときの第2クラッチ機構の状態を示す。 本発明の第2の実施形態に係るフリーストップドアヒンジクローザの正面断面図であり、第1及び第2クラッチ機構の構成が分かるようにその向きを合わせて示した模式図である。
本発明の第1の実施形態に係るフリーストップドアヒンジクローザ100は、図1に示すように、ドア(図示せず)に取り付けられる第1羽根112が固定された第1筒体110と、ドア枠(図示せず)に取り付けられる第2羽根122が固定された第2筒体120とが、上下方向に延びる長手軸線118の方向で整合して、第1筒体110の第1接続用端部114と第2筒体120の第2接続用端部124とが摺動軸受け部材105を介して隣接するように配置されている。後に詳細に説明するように、第1筒体110内には第1コイルスプリング130が配置され、第2筒体120内には第2コイルスプリング134が配置されており、ドアを開いたときに第1筒体110と第2筒体120との間の相対的回転が生じることに伴って、これら第1及び第2コイルスプリング130、134に回転付勢力を蓄勢させるようにし、且つ、この回転付勢力が、第2筒体120の内部に構成された第1クラッチ機構140(図2A)と第2クラッチ機構145(図3A)とにより、ドアが開くに従って生じる第1及び第2コイルスプリング130、134の回転付勢力の畜勢を、順次、停止すると共に畜勢した回転付勢力のドアへの作用を停止するようになっている。また、ドアが所定の角度以上に開いたときには、第1及び第2コイルスプリング130、134の両方の回転付勢力の畜勢及びドアへの付勢力の作用を停止することで、ドアを任意の位置に止めておくことができるようになっている。
上側に位置する第1筒体110の内部には軸150が設けられており、該軸150は、その上部に位置する第1端部151が第1筒体110の第1自由端部116に固定され、下部に位置する第2端部152が第1筒体110の第1接続用端部114を通過して第2筒体120の中にまで延在するように配置されている。第2筒体120の第2接続用端部124には円筒状の第1ハウジング160が設けられている。該第1ハウジング160は上部に位置する小径部162と下部に位置する大径部164とを有し、大径部164が第2接続用端部124に圧入固定されることで第2筒体120に固定されている。第1筒体110内に延びる小径部162の外周面163は、第1筒体110と第2筒体120との間に設けられた樹脂製の摺動軸受け部材105の内周面106と周方向で摺動係合しており、これにより第1筒体110と第2筒体120とが相対的に回転可能に接続されている。軸150の第2端部152の外周面156と第1ハウジング160の内周面165との間には、円筒状の第1スプリング係止部材170が軸150及び第1ハウジング160に対して長手軸線118周りで回転可能となっている。第1コイルスプリング130は、第1筒体110内において軸150の第1端部151と第2端部152との間の軸本体153の周りに同軸状に設定され、該第1コイルスプリング130の上端131が軸150の第1端部151のスプリング係止溝154に係止され、その下端132が第1スプリング係止部材170のスプリング係止溝176に係止されている。第2筒体120の第2接続用端部124の内周面125の第1ハウジング160よりも下側の位置には、円筒状の第2ハウジング180が圧入されて固定されている。軸150の第2端部152から下方に延在する第2スプリング係止部材190は、その上部円筒部191が軸150の第2端部152の外周面156と第2ハウジング180の内周面182との間に位置し、軸150及び第2ハウジング180に対して長手軸線118周りで回転可能となっている。第2筒体120の中に設定された第2コイルスプリング134は、その上端135が第2スプリング係止部材190の下部軸部192のスプリング係止溝194に係止され、その下端136が第2筒体120の第2自由端部126に固定されたスプリング座185のスプリング係止溝186に係止されている。スプリング座185と第2スプリング係止部材190との間には支持軸199が挟まれるようにして設けられており、この支持軸199が第2スプリング係止部材190を下方から支持して、第2スプリング係止部材190の位置が下方にずれないようにしている。
円筒状の第1スプリング係止部材170には、図2A乃至図2Cに示すように、第1ハウジング160に面する外周面171から軸150に面する内周面172にまで貫通する2つの第1クラッチ要素保持開口174が径方向で対向する位置に形成されており、各第1クラッチ要素保持開口174の中にローラ状の第1クラッチ要素142が保持されている。第1クラッチ要素142の直径は、第1スプリング係止部材170の第1クラッチ要素保持開口174が形成された部分の壁厚よりも大きくされており、常に第1クラッチ要素142の一部が第1スプリング係止部材170の外周面171又は内周面172の少なくとも一方から突出した状態となる。第1ハウジング160の内周面165には、第1クラッチ要素142と係合する第1外側クラッチ要素係止溝168が形成されている。また、軸150の第2端部152の外周面156には、第1クラッチ要素142と係合する第1内側クラッチ要素係止溝158が形成されている。このようにされた、第1スプリング係止部材170、第1クラッチ要素142、第1ハウジング160、及び軸150により、第1筒体110と第2筒体120との間での第1コイルスプリング130の回転付勢力の接続・解除を行う第1クラッチ機構140が構成されている。
図2Aの状態では、第1筒体110の第1羽根112と第2筒体120の第2羽根122とが同一方向を向いていて、長手軸線118周りでの第1筒体110と第2筒体120との相対的回動位置が、取り付けられたドアがドア枠に対して閉止した状態に対応する初期回動位置(0°)となっている。このとき、第1クラッチ機構140は、第1クラッチ要素142が第1ハウジング160の内周面165に形成された第1外側クラッチ要素係止溝168に係合して、第1スプリング係止部材170が第1ハウジング160に係止された状態となっている。ドアを開くことにより、この初期回動位置から第1筒体110を第2筒体120に対して長手軸線118周りで図で見て反時計回りに回動させたとき、軸150は第1筒体110とともに回転するが、第1スプリング係止部材170は第1ハウジング160を介して第2筒体120に固定されているので回転しない。第1コイルスプリング130は、上端131が第1筒体110とともに回転する軸150のスプリング係止溝154に係止され、下端132が第2筒体120に対して固定された第1スプリング係止部材170のスプリング係止溝176に係止されているので、その両端の間で捻られて、第1筒体110を時計回りに付勢しながらこの方向の回転付勢力をさらに蓄勢していく。よって、第1クラッチ機構140は、第1クラッチ要素142が第1ハウジング160に係合している状態では、第1筒体110内の第1コイルスプリング130の付勢をドアを閉じる方向の付勢力として作用させるようになっている。第1筒体110を相対的角度が90°となる位置にまでさらに回動させると(図2B)、軸150の第2端部152の外周面156に形成された第1内側クラッチ要素係止溝158が第1クラッチ要素142の内側にまでくる。このとき第1スプリング係止部材170は図で見て反時計回りの力を第1コイルスプリング130から受けているので、第1クラッチ要素142は第1スプリング係止部材170から受ける押圧力により第1外側クラッチ要素係止溝168に沿って内側に押し出されて、第1外側クラッチ要素係止溝168と第1内側クラッチ要素係止溝158との間に係止された状態となる。さらに第1筒体110を回動させると(図2C)、第1クラッチ要素142は、完全に第1外側クラッチ要素係止溝168から押し出されて、第1内側クラッチ要素係止溝158と係合した状態となる。そうすると、第1スプリング係止部材170は軸150に係止された状態となり第1筒体110と共に回転するようになるので、第1コイルスプリング130はそれ以上捻られなくなる。また、第2筒体120に対して第1コイルスプリング130の付勢力が作用しなくなるので、第1筒体110を第2筒体120に対して時計回りに回動させる力、すなわちドアを閉じる方向への第1コイルスプリング130の回転付勢力が作用しなくなる。すなわち、第1クラッチ機構140は、ドアが開かれて第1筒体の第2筒体に対する相対的回動位置が90°(第1回動位置)を越えたときには、第1クラッチ要素142を軸150に係合させて第1筒体110内の第1コイルスプリング130の第2筒体との係止を解除し、それによって、第1コイルスプリング130の付勢力がドアを閉じる方向への回転付勢力として作用しないようになっている。第1クラッチ機構140は、このように第1筒体110の第2筒体120に対する相対的回動位置が、初期回動位置(0°)と第1回動位置(90°)との間にあるときには、第1コイルスプリング130に回転付勢力を畜勢するとともに、その回転付勢力がドアを閉じる方向へ作用するようにし、第1回動位置(90°)を越えたときには、第1コイルスプリング130をそれ以上捻らず回転付勢力の畜勢を停止し且つ回転付勢力を第1筒体110と第2筒体120との間で作用させないようにして第1コイルスプリング130がドアを閉じるように作用をしないようになっている。
円筒状の第2スプリング係止部材190には、図3A乃至図3Cに示すように、第2ハウジング180に面する外周面196から軸150に面する内周面197にまで貫通する2つの第2クラッチ要素保持開口198が径方向で対向する位置に形成されており、各第2クラッチ要素保持開口198の中にローラ状の第2クラッチ要素147が保持されている。第2クラッチ要素147の直径は、第2スプリング係止部材190の第2クラッチ要素保持開口198が形成された部分の壁厚よりも大きくされており、常に第2クラッチ要素147の一部が第2スプリング係止部材190の外周面196又は内周面197の少なくとも一方から突出した状態となる。第2ハウジング180の内周面182には、第2クラッチ要素147と係合する第2外側クラッチ要素係止溝184が形成されている。また、軸150の第2端部152の外周面156には、第2クラッチ要素147と係合する第2内側クラッチ要素係止溝159が形成されている。このようにされた、第2スプリング係止部材190、第2クラッチ要素147、第2ハウジング180、及び軸150により、第1筒体110と第2筒体120との間での第2コイルスプリング134の回転付勢力の接続・解除を行う第2クラッチ機構145が構成されている。
図3Aの状態では、相対的回動位置が初期回動位置(0°)となっていて、第2クラッチ機構145は、第2クラッチ要素147が軸150の外周面156に形成された第2内側クラッチ要素係止溝159に係合して、第2スプリング係止部材190が軸150に係止された状態となっている。ドアを開くことにより、この初期回動位置から第1筒体110を第2筒体120に対して長手軸線118周りで図で見て反時計回りに回動させると、第2スプリング係止部材190は軸150とともに回転する。第2コイルスプリング134は、上端135が軸150とともに回転する第2スプリング係止部材190のスプリング係止溝194に係止され、下端136が第2筒体120に対して固定されたスプリング座185のスプリング係止溝186に係止されているので、その両端の間で捻られて第1筒体110を時計回りに付勢しながらこの方向の回転付勢力をさらに蓄勢していく。よって、第2クラッチ機構145は、第2クラッチ要素147が軸150に係合している状態では、第2筒体120内の第2コイルスプリング134の付勢力をドアを閉じる方向の付勢力として作用させるようになっている。第2筒体120を相対的角度が30°となる位置にまでさらに回動させると(図3B)、第2ハウジング180の内周面182に形成された第2外側クラッチ要素係止溝184が第2クラッチ要素147の外側にまでくる。このとき第2スプリング係止部材190は図で見て時計回りの力を第2コイルスプリング134から受けているので、第2クラッチ要素147は第2スプリング係止部材190から受ける押圧力により第2内側クラッチ要素係止溝159に沿って外側に押し出されて、第2内側クラッチ要素係止溝159と第2外側クラッチ要素係止溝184との間に係止された状態となる。さらに第1筒体110を回動させると(図3C)、第2クラッチ要素147は完全に第2内側クラッチ要素係止溝159から押し出されて、第2外側クラッチ要素係止溝184と係合した状態となる。そうすると、第2スプリング係止部材190は第2ハウジング180に係止された状態となり第2筒体120に固定されるので、第2コイルスプリング134はそれ以上捻られなくなる。また、第1筒体110に対して第2コイルスプリング134の付勢力が作用しなくなるので、第1筒体110を第2筒体120に対して時計回りに回動させる力、すなわちドアを閉じる方向への第2コイルスプリング134の回転付勢力が作用しなくなる。第2クラッチ機構145は、ドアが第1筒体の第2筒体に対する相対的回動位置がおよそ30°(第2回動位置)を越えたときには、第2クラッチ要素147を第2ハウジング180に係合させて第2筒体120内の第2コイルスプリング134の第1筒体110との係止を解除し、それによって、第2コイルスプリング134の付勢力がドアを閉じる方向への回転付勢力として作用しないようになっている。第2クラッチ機構145は、このように第1筒体110の第2筒体120に対する相対的回動位置が、初期回動位置(0°)と第2回動位置(30°)との間にあるときには、第2コイルスプリング134に回転付勢力を蓄勢するとともに、その回転付勢力がドアを閉じる方向へ作用するようにし、第2回動位置(30°)を越えたときには、第2コイルスプリング134をそれ以上捻らず回転付勢力の蓄勢を停止し且つ回転付勢力を第1筒体110と第2筒体120との間で作用させないようにして第2コイルスプリング134がドアを閉じるように作用をしないようになっている。
上述のように、第1クラッチ機構140は、第1筒体110と第2筒体120との間に作用する第1コイルスプリング130の回転付勢力を、第1回動位置を越えたときに解除するように動作し、第2クラッチ機構145は、第1筒体110と第2筒体120との間に作用する第2コイルスプリング134の回転付勢力を、第2回動位置を越えたときに解除するように動作する。上記実施形態においては、第1回動位置となる第1の角度はおよそ90°に設定され、第2回動位置となる第2の角度はおよそ30°に設定されている。したがって、第1筒体110と第2筒体120との相対的回動位置が、初期回動位置(0°)から第2回動位置(30°)の間にあるときには、第1コイルスプリング130と第2コイルスプリング134の両方の回転付勢力が第1筒体110と第2筒体120との間に作用しており、第2回動位置(30°)と第1回動位置(90°)との間にあるときには、第2コイルスプリング134の回転付勢力は作用せず第1コイルスプリング130のみの回転付勢力が作用し、第1回動位置(90°)を越えると、第1コイルスプリング130の回転付勢力も作用せず第1筒体110と第2筒体120との間には回転付勢力が作用しなり、ドアを任意の場所で止めておくことができる状態、いわゆるフリーストップ状態となる。なお、図1においては、第1及び第2クラッチ機構140,145は、その構造がよく分かるように第1及び第2クラッチ要素142,147が見えるような向きに合わせて示されているが、実際には、図2A及び図3Aから分かるように、第1クラッチ要素142と第2クラッチ要素147とは異なる周方向の位置に配置されている。
第1コイルスプリング130は比較的に大きな角度範囲に亘って捻られることになる主コイルスプリングとして機能するため、有効ねじり角が大きくなるように巻き数が多いコイルスプリングで構成することが望ましい。一方で、第2コイルスプリング134は第1コイルスプリング130のドアの閉じ際での付勢力の不足を補助する補助コイルスプリングとして機能し,比較的に小さな角度範囲内で大きな力を得る必要があるので、巻き数が少ないコイルスプリングで構成することが望ましい。なお、第1及び第2コイルスプリング130、134の特性は、バネ材の材質、巻き線の太さや形状などの他の条件によって調整することも可能である。
図4に示す本発明の第2の実施形態に係るフリーストップドアヒンジクローザ200は、第2筒体220内に設定された第3コイルスプリング237をさらに有している。長く下方に伸ばされた第2筒体220の中間位置には、円筒状の中間スプリング座287が固定されており、第2コイルスプリング234の下端236は、中間スプリング座287のスプリング係止溝288に係止されることにより第2筒体220に固定されている。第2スプリング係止部材290の下部軸部292は、上側スプリング係止溝294から第2コイルスプリング234の内部を通ってさらに延在し、中間スプリング座287の内孔289を通って、該中間スプリング座287を越えて延在する。第3コイルスプリング237の上側の上端238は第2スプリング係止部材290の下端の下側スプリング係止溝299に係止され、下端239は第2筒体220の第2自由端部226に固定されたスプリング座285のスプリング係止溝286に係止されている。第3コイルスプリング237は第2コイルスプリング234と並列に機能するように設定されて、第2コイルスプリング234と同様に作用する。すなわち、第2クラッチ機構245の作用によって、第1筒体210と第2筒体220との相対的回動位置が初期回動位置から第2回動位置の間の範囲内にあるときには、相対的回動に伴って捻られると共に、第2スプリング係止部材290及び軸250を介して第1筒体210にドアを閉じる方向の回転付勢力を与え、第2回動位置を越えると、それ以上は捻られなくなるとともに第2筒体220に対して回転付勢力を与えなくなる。このように第2筒体220内に2つのコイルスプリングを並列に設定することによって、ドアの閉じ際における回転付勢力をさらに大きくして、より確実にドアを閉じることができるようになる。
なお、上記実施形態においては、第1の角度をおよそ90°、第2の角度をおよそ30°に設定しているが、これらの角度は任意に設定可能である。また、第2の実施形態においては、第2筒体220内に2つの補助コイルスプリングとして第2、第3コイルスプリング234,237を設定しているが、追加の補助コイルスプリングをさらに並列に設定してもよい。
100 フリーストップドアヒンジクローザ(第1の実施形態)
105 摺動軸受け部材 106 内周面
110 第1筒体 112 第1羽根
114 第1接続用端部 116 第1自由端部
118 長手軸線 120 第2筒体
122 第2羽根 124 第2接続用端部
125 内周面 126 第2自由端部
130 第1コイルスプリング 131 上端
132 下端 134 第2コイルスプリング
135 上端 136 下端
140 第1クラッチ機構 142 第1クラッチ要素
145 第2クラッチ機構 147 第2クラッチ要素
150 軸 151 第1端部
152 第2端部 153 軸本体
154 スプリング係止溝(軸の) 156 外周面
158 第1内側クラッチ要素係止溝 159 第2内側クラッチ要素係止溝
160 第1ハウジング 162 小径部
163 外周面 164 大径部
165 内周面 168 第1外側クラッチ要素係止溝
170 第1スプリング係止部材 171 外周面
172 内周面 174 第1クラッチ要素保持開口
176 スプリング係止溝 180 第2ハウジング
182 内周面 184 第2外側クラッチ要素係止溝
185 スプリング座
186 スプリング係止溝(スプリング座の)
190 第2スプリング係止部材 191 上部円筒部
192 下部軸部
194 スプリング係止溝(第2スプリング係止部材の)
196 外周面 197 内周面
198 第2クラッチ要素保持開口 199 支持軸
200 フリーストップドアヒンジクローザ(第2の実施形態)
210 第1筒体 220 第2筒体
226 第2自由端部 234 第2コイルスプリング
236 下端 237 第3コイルスプリング
238 上端 239 下端
245 第2クラッチ機構 250 軸
285 スプリング座 286 スプリング係止溝
287 中間スプリング座 288 スプリング係止溝
289 内孔 290 第2スプリング係止部材
292 下部軸部 294 上側スプリング係止溝
299 下側スプリング係止溝

Claims (4)

  1. 一端に第1自由端部、他端に第1接続用端部を有し、ドアとドア枠のうちの一方に取り付けられる第1筒体と、
    一端に第2自由端部、他端に第2接続用端部を有し、ドアとドア枠のうちの他方に取り付けられる第2筒体であって、前記第2接続用端部が前記第1接続用端部に隣接し、前記第1筒体に対して該第1筒体の長手軸線の方向で整合して、該第1筒体に対して相対的に回転可能に接続される第2筒体と、
    前記第1筒体の前記第1自由端部に固定された第1端部と、前記第2筒体内で前記第2接続用端部に隣接した第2端部と、前記第1端部から前記第1筒体内を該第1筒体に対して同心状に延びて前記第2端部にまで至る軸本体とを有する軸と、
    該軸の前記第2端部の外周面と前記第2筒体の内周面との間に配置され、前記軸及び第2筒体に対して前記長手軸線周りで回転可能に配置された第1スプリング係止部材と、
    前記軸の前記第2端部の外周面と前記第2筒体の内周面との間に配置され、前記軸及び第2筒体に対して前記長手軸線周りで回転可能に配置された第2スプリング係止部材であって、前記第1スプリング係止部材よりも前記第2筒体の前記第2自由端部側に配置された第2スプリング係止部材と、
    前記第1筒体内で前記軸本体の周りに同心状に設けられた第1コイルスプリングであって、一端が前記軸に係止され、他端が前記第1スプリング係止部材に係止された第1コイルスプリングと、
    前記第2筒体内に設けられた第2コイルスプリングであって、一端が前記第2スプリング係止部材に係止され、他端が前記第2筒体に係止された第2コイルスプリングと、
    第1クラッチ機構であって、前記長手軸線周りでの前記第1筒体と前記第2筒体との相対的回動位置が、前記ドアが閉止した状態に対応する初期回動位置と前記ドアが第1の角度だけ開かれた状態に対応する第1回動位置との間にあるときには、前記第1スプリング係止部材を前記第2筒体に係止し、前記第1回動位置よりも前記ドアが開かれた位置にあるときには、前記第1スプリング係止部材と前記第2筒体との係止を解除し、前記第1スプリング係止部材を前記軸に係止するようにされた第1クラッチ機構と、
    第2クラッチ機構であって、前記相対的回動位置が、前記初期回動位置と前記ドアが前記第1の角度とは異なる第2の角度だけ開かれた状態に対応する第2回動位置との間にあるときには、前記第2スプリング係止部材を前記軸に係止し、前記第2回動位置よりも前記ドアが開かれた位置にあるときには、前記第2スプリング係止部材と前記軸との係止を解除し、前記第2スプリング係止部材を前記第2筒体に係止するようにされた第2クラッチ機構と、
    を備えるフリーストップドアヒンジクローザ。
  2. 前記第1の角度が前記第2の角度よりも大きくなるように前記第1回動位置と前記第2回動位置が設定された、請求項1に記載のフリーストップドアヒンジクローザ。
  3. 前記第1スプリング係止部材と前記第2筒体との間に配置され、前記第2筒体に固定された第1ハウジングと、
    前記第2スプリング係止部材と前記第2筒体との間に配置され、前記第2筒体に固定された第2ハウジングと、をさらに備え、
    前記第1スプリング係止部材は、前記軸と前記第1ハウジングとの間で貫通した第1クラッチ要素保持開口と、該第1クラッチ要素保持開口内に保持された第1クラッチ要素とを有しており、
    前記第2スプリング係止部材は、前記軸と前記第2ハウジングとの間で貫通した第2クラッチ要素保持開口と、該第2クラッチ要素保持開口内に保持された第2クラッチ要素とを有しており、
    前記第1ハウジングには、第1外側クラッチ要素係止溝が内周面に形成されており、
    前記第2ハウジングには、第2外側クラッチ要素係止溝が内周面に形成されており、
    前記軸の第2端部には、第1内側クラッチ要素係止溝と第2内側クラッチ要素係止溝とが外周面に形成されており、
    前記第1クラッチ機構は、前記相対的回動位置が前記初期回動位置と前記第1回動位置との間にあるときには、前記第1クラッチ要素が前記第1外側クラッチ要素係止溝に係合して前記第1スプリング係止部材が前記第1ハウジングに係止され、前記相対的回動位置が前記第1回動位置を越えたときには、前記第1クラッチ要素が前記第1外側クラッチ要素係止溝とは係合せず前記第1内側クラッチ要素係止溝と係合して前記第1スプリング係止部材が前記軸に係止されるようになっており、
    前記第2クラッチ機構は、前記相対的回動位置が前記初期回動位置と前記第2回動位置との間にあるときには、前記第2クラッチ要素が前記第2外側クラッチ要素係止溝に係合して前記第2スプリング係止部材が前記第1ハウジングに係止され、前記相対的回動位置が前記第2回動位置を越えたときには、前記第2クラッチ要素が前記第2外側クラッチ要素係止溝とは係合せず前記第2内側クラッチ要素係止溝と係合して前記第2スプリング係止部材が前記軸に係止されるようになっている、請求項1または2に記載のフリーストップドアヒンジクローザ。
  4. 前記第2筒体の内周面に固定された円筒状の中間スプリング座と、前記第2筒体内に配置された第3コイルスプリングと、をさらに備え、
    前記第2コイルスプリングの前記他端は前記中間スプリング座に係止されており、
    前記第2スプリング係止部材は、前記第2コイルスプリングの内孔を通って前記中間スプリング座を越えて延在しており、
    前記第3コイルスプリングは、前記中間スプリング座と前記第2筒体の前記第2自由端部との間に設けられ、一端が前記第2スプリング係止部材の前記中間スプリング座を越えた位置に係止され、他端が前記第2筒体に係止されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載のフリーストップドアヒンジクローザ。
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