JP2021055526A - 回転扉用ヒンジ装置 - Google Patents

回転扉用ヒンジ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021055526A
JP2021055526A JP2020106179A JP2020106179A JP2021055526A JP 2021055526 A JP2021055526 A JP 2021055526A JP 2020106179 A JP2020106179 A JP 2020106179A JP 2020106179 A JP2020106179 A JP 2020106179A JP 2021055526 A JP2021055526 A JP 2021055526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting groove
shaft
housing
flow path
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020106179A
Other languages
English (en)
Inventor
タク イ、ヨン
Young Tak Lee
タク イ、ヨン
ソク ジョン、ギル
Kil Seok Jeong
ソク ジョン、ギル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Partstec Construction Co Ltd
Original Assignee
Partstec Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020190121088A external-priority patent/KR102371480B1/ko
Priority claimed from KR1020200046433A external-priority patent/KR102225392B1/ko
Application filed by Partstec Construction Co Ltd filed Critical Partstec Construction Co Ltd
Publication of JP2021055526A publication Critical patent/JP2021055526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/08Hinges or pivots of special construction for use in suspensions comprising two spigots placed at opposite edges of the wing, especially at the top and the bottom, e.g. trunnions
    • E05D7/081Hinges or pivots of special construction for use in suspensions comprising two spigots placed at opposite edges of the wing, especially at the top and the bottom, e.g. trunnions the pivot axis of the wing being situated near one edge of the wing, especially at the top and bottom, e.g. trunnions
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1028Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
    • E05D11/105Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting perpendicularly to the pivot axis
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F1/00Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
    • E05F1/08Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
    • E05F1/10Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for swinging wings, e.g. counterbalance
    • E05F1/12Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs
    • E05F1/1207Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring parallel with the pivot axis
    • E05F1/1215Mechanisms in the shape of hinges or pivots, operated by springs with a coil spring parallel with the pivot axis with a canted-coil torsion spring
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F3/00Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices
    • E05F3/04Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices with liquid piston brakes
    • E05F3/10Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices with liquid piston brakes with a spring, other than a torsion spring, and a piston, the axes of which are the same or lie in the same direction
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F3/00Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices
    • E05F3/20Closers or openers with braking devices, e.g. checks; Construction of pneumatic or liquid braking devices in hinges
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/028Details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

【課題】本体対象物(冷蔵庫など)から回転して開かれた扉が開き放しの状態をそのまま維持するようにして、本体対象物の内部に物品を入れたり取り出したりするときに、使用者が扉に干渉することなく手軽に物品を入れたり取り出したりできる回転扉用ヒンジ装置を提供すること。【解決手段】本発明は、回転扉用ヒンジ装置に関し、特に、回転する扉に取り付けられて扉が多種多様な方式により回転しながら開閉できるようにする回転扉用ヒンジ装置に関する。本発明の回転扉用ヒンジ装置は、外力により回転した後に一定の区間においてフリーストップ方式により回転し、フリーストップ回転後に逆転する区間においては自動的に逆転することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、回転扉用ヒンジ装置に関し、特に、回転する扉に取り付けられて扉が多種多様な方式により回転しながら開閉できるようにする回転扉用ヒンジ装置に関する。
ある本体対象物に扉が蝶合して、本体対象物の内部を開いたり閉じたりできる構造は広く知られている。
例えば、冷蔵庫は、食料を保管する本体と、それを開閉する扉とからなる。
外力により冷蔵庫の扉を開ける際に大きな力で開けると、他の物に当たって破損することがある。
また、外力により冷蔵庫の扉を閉める際に大きな力で閉めると、冷蔵庫の本体に大きな衝撃を与え、内部に保管されている食器などに衝撃が加わることで問題が生じる可能性がある。
前記問題を解決するために、従来は、冷蔵庫の扉を開け閉めする際にダンピング力が発生するようにし、扉が徐々に開き、徐々に閉まるようにしていた。
しかしながら、従来の冷蔵庫の扉においては、開けるときと閉めるときに同じダンピング力が作用するので、ダンピング力が大きいと冷蔵庫の扉を開けるのが遅くなるという問題があり、ダンピング力が小さいと冷蔵庫の扉を開けるときの速度と同じ速度で扉が閉まって冷蔵庫の本体に衝撃を与えるという問題があった。
また、大きい、あるいは、重い物品または数多くの物品を冷蔵庫の内部に入れたり取り出したりする場合、冷蔵庫の扉を長時間にわたって開きっ放しにしておく必要がある。
従来の通常の冷蔵庫は、冷蔵庫の内部に多くの物品を入れたり取り出したりするとき、扉が自動的に閉じて使用者が冷蔵庫の扉が閉じないように手で押さえた状態で庫内に物品を入れたり取り出したりすることを余儀なくされるという不都合があった。
また、扉の高さの調節が容易でなかった。
韓国公開特許第10−2006−0119459号公報 韓国公開特許第10−2006−0099355号公報
本発明は、前述した不都合を解消するためのものであり、本体対象物(冷蔵庫など)に対して扉が回転し、開けるときと閉めるときに異なる速度で回転することにより、冷蔵庫の扉を便利に開け閉めすることができ、本体対象物から回転して開かれた扉が開き放しの状態をそのまま維持するようにして、本体対象物の内部に物品を入れたり取り出したりするときに、使用者が扉に干渉することなく手軽に物品を入れたり取り出したりでき、本体対象物(冷蔵庫など)に対して回転自在に取り付けられた扉の高さを容易に調節することのできる回転扉用ヒンジ装置を提供するところにその目的がある。
上記の目的を達成するために、本発明の回転扉用ヒンジ装置は、内部に第1の内室と第2の内室が連通して形成され、前記第1の内室にはオイルが充填されている中空状の筐体と、前記第1の内室を貫通して前記筐体に回転自在に取り付けられ、且つ、一方の端が前記筐体の一方の端を介して外部に突出し、他方の端が前記第2の内室に嵌載され、外周面が前記第1の内室から離隔され、その間に前記オイルが充填されるようにし、他方の端の外周面に第1の載置溝が凹設されたシャフトと、前記第1の内室に装着され、前記筐体とシャフトの相対回転時に、前記第1の内室に充填されているオイルの移動量を調節するダンパー部と、前記第2の内室において前記第1の載置溝に嵌載されるクラッチロールと、一方の端が前記第2の内室において前記シャフトの他方の端を包み込み、他方の端に第1の係合突起が突設され、前記シャフトを包み込む一方の端には前記クラッチロールが嵌載される貫通孔が形成されたクラッチ部材と、前記筐体の他方の端に取り付けられ、前記筐体の内方に第2の係合突起が突設された支持部材と、前記筐体の内部に配置され、且つ、一方の端が前記第1の係合突起と係合し、他方の端が前記第2の係合突起と係合したトーションバネとを備え、前記筐体の内周面には、前記貫通孔に嵌載された前記クラッチロールが載置される第2の載置溝が凹設され、前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔の両方ともに嵌載された状態で前記シャフトが回転するとき、前記シャフトの回転力が前記クラッチロールを介して前記クラッチ部材に伝えられて前記クラッチ部材が前記シャフトと一緒に回転し、前記クラッチロールが前記貫通孔と第2の載置溝の両方ともに嵌載された状態で前記シャフトが回転するとき、前記クラッチロール及びクラッチ部材の回転なしに前記シャフトのみが独立して回転することを特徴とする。
回転扉用ヒンジ装置は、外力による前記シャフトの正転に際して、初期の停止位置から予め設定された第1の角度まで前記クラッチ部材が前記シャフトと一緒に回転しながら前記トーションバネを縮める圧縮区間と、前記第1の角度を超えた状態で、前記シャフトが正方向または逆方向に回転するとき、前記トーションバネの圧縮または解除なしに前記シャフトが自由に回転するフリーストップ区間と、前記フリーストップ区間において前記第1の角度の内側に前記シャフトが逆転するとき、前記トーションバネの付勢力により前記シャフトが自動的に逆転して初期の停止位置に戻る復元区間とを有する。
前記第2の載置溝は、前記第1の角度に対応する位置に凹設され、前記圧縮区間及び復元区間において、前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載され、前記シャフト、クラッチロール及びクラッチ部材が一緒に回転し、前記フリーストップ区間において、前記クラッチロールが前記貫通孔と第2の載置溝とに嵌載され、前記シャフトが前記クラッチロール及びクラッチ部材とは独立して回転する。
前記第1の載置溝の深さ、前記第2の載置溝の深さ、及び前記貫通孔の深さは、それぞれ前記クラッチロールの直径よりも小さいが、前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記クラッチロールの中心点が前記第1の載置溝の外部に配置され、前記クラッチロールが前記第2の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記クラッチロールの中心点が前記第2の載置溝の外部に配置される。
前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記シャフトが正転して前記第1の角度を通ると、前記第1の載置溝と貫通孔と第2の載置溝とは連通しながら、前記シャフトの回転により前記クラッチロールが前記第1の載置溝から抜脱されて前記第1の貫通孔と第2の載置溝とに嵌載され、前記クラッチロールが前記第2の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記シャフトが逆転して前記第1の角度を通ると、前記第1の載置溝と貫通孔と第2の載置とは連通しながら、前記クラッチロールが前記トーションバネの付勢力による前記クラッチ部材の回転により前記第1の載置溝から抜脱されて前記第1の貫通孔と第2の載置溝とに嵌載される。
前記初期の停止位置において、前記シャフトには前記トーションバネの付勢力による逆転力が加えられる。
前記第1の載置溝は120°おきに凹設され、前記クラッチロールは3つからなり、前記第2の載置溝は120°おきに凹設されるが、前記第1の角度は、初期の静止位置において90よりも小さな角度に形成される。
前記筐体は、内部に前記シャフトが配置される第1の筐体と、一方の端が前記第1の筐体の他方の端に結合され、他方の端に前記支持部材が取り付けられ、内部に前記トーションバネが配置される第2の筐体とを備えるが、前記クラッチ部材の一方の端と他方の端との間には、円周方向に係止突起が突設され、前記係止突起は、前記第1の筐体と第2の筐体との間において回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられた。
前記クラッチロールが嵌載される前記貫通孔は、前記係止突起を貫通して形成され、前記係止突起には、前記クラッチロールを前記貫通孔に嵌載するための逃げ溝が形成されている。
前記クラッチ部材の他方の端を包み込む軸受けをさらに備え、前記軸受けの一方の端は、前記第2の筐体の一方の端の内周面に係合し、前記係止突起は、前記軸受けと前記第1の筐体の他方の端との間に配置されて回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられた。
前記筐体の一方の端に螺合する高さ調節ナットと、一方の端が前記高さ調節ナットの一方の端及び前記筐体の一方の端の外部に突出し、他方の端が前記高さ調節ナットと筐体との間に嵌載される高さ調節部材と、前記高さ調節ナット及び高さ調節部材が前記筐体の長手方向に一緒に移動するように結合するスナップリングとをさらに備え、前記筐体に対して前記高さ調節ナットが回転するとき、前記スナップリングを介して結合された前記高さ調節部材は、前記筐体の長手方向に移動して前記筐体の一方の端との距離を調節する。
前記高さ調節部材は、前記筐体の一方の端を包み込み、前記筐体の一方の端の外周面には、第1の面取り部が形成され、前記高さ調節部材の内周面には、前記第1の面取り部に対向する第2の面取り部が形成され、前記筐体に対して前記高さ調節ナットが回転するとき、前記スナップリングを介して結合された前記高さ調節部材は、回転することなく、前記筐体の長手方向に直線移動し、前記筐体の一方の端との距離を調節する。
前記ダンパー部は、一方の端が前記第1の内室の内周面に固定結合され、他方の端が前記シャフトの外周面に接する遮断部材と、前記シャフトと前記第1の内室の内周面との間に配置されるブレードとを含み、前記シャフトが回転するとき、前記遮断部材が前記筐体と共に固定された状態で、前記ブレードが前記第1の内室の内周面に接して前記シャフトと共に移動し、前記ブレードは、前記シャフトが回転するとき、前記第1の内室に充填されているオイルの移動量を変化させる。
前記遮断部材は、複数からなり、前記第1の内室の内周面に沿って離隔して配置される。
前記第1の内室の内周面には、前記筐体の円周方向に第1の流路が凹状に形成され、前記ブレードは、前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトが回転するとき、前記ブレードは、前記第1の内室の内周面に接し、前記第1の流路が形成されていない部分と前記第1の流路が形成された部分を移動し、前記第1の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記オイルが前記第1の流路を介して移動し、前記第1の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記第1の流路が形成された部分に配置されたときよりも、前記シャフトの回転が遅くなる。
前記シャフトの外周面には、前記ブレードが載置される第3の載置溝が凹設され、前記シャフトの正転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動し、前記シャフトの逆転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断する。
前記第3の載置溝は、円弧状の第3−1の載置溝と、前記第3−1の載置溝において前記第3−1の載置溝よりも深く前記シャフトの円周方向に面取りされて形成される第3−2の載置溝とからなり、前記ブレードには、前記第3−1の載置溝に載置される載置突起が形成され、前記載置突起は、前記第3−1の載置溝よりも小さく形成され、前記第3−1の載置溝内で移動可能に配置され、前記シャフトの正転に際して、前記載置突起は、オイルにより前記第3−2の載置溝に向かって押され、前記第3−1の載置溝と前記第3−2の載置溝を連通させると共に、前記ブレードは、前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動するようにし、前記シャフトの逆転に際して、前記載置突起は、オイルにより前記第3−2の載置溝とは反対方向に押され、前記第3−1の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断する。
前記シャフトの中心部にボルト挿入孔が形成され、前記ボルト挿入孔にはオイル調節ボルトが装着され、前記シャフトには、前記ボルト挿入孔と外周面を連通させるバイパス流路が形成され、前記オイル調節ボルトは、前記バイパス流路と前記ボルト挿入孔の連通の程度を変化させ、前記バイパス流路を介したオイルの移動量を調節する。
あるいは、前記第1の内室の内周面には、前記筐体の円周方向に第1の流路及び第2の流路が互いに離隔して凹状に形成され、前記ブレードは、前記シャフトの長手方向に配置され、前記シャフトが回転するとき、前記ブレードは、前記第1の内室の内周面に接し、前記第1の流路が形成された部分と第2の流路が形成された部分を移動し、前記第1の流路が形成された部分や第2の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記オイルが前記第1の流路や第2の流路を介して移動し、前記第1の流路や第2の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記第1の流路が形成された部分や第2の流路が形成された部分に配置されたときよりも、前記シャフトの回転が遅くなる。
ここで、前記第2の流路は、前記シャフトが回転していない初期位置において、前記第1の内室の内周面に形成され、前記第1の流路は、前記シャフトが所定角度回転した位置において、前記第2の流路から離隔され、前記第1の内室の内周面に形成され、前記第2の流路の深さは、前記第1の流路の深さよりも深く形成され、前記ブレードが前記シャフトと共に正転した状態で、前記トーションバネの付勢力による前記シャフトの逆転に際して、前記第1の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが中速で回転移動し、前記第1の流路や第2の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが低速で回転移動し、前記第2の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが高速で回転移動し、原位置に戻る。
上述したように、本発明の回転扉用ヒンジ装置によれば、下記のような効果が奏される。
本体対象物(冷蔵庫など)に対して扉が回転し、開けるときと閉めるときに異なる速度で回転するので、冷蔵庫の扉を便利に開け閉めすることができる。
また、本体対象物(冷蔵庫など)から回転して開かれた扉が開き放しの状態をそのまま維持するようにして、本体対象物の内部に物品を入れたり取り出したりするときに、使用者が扉に干渉することなく手軽に物品を入れたり取り出したりできる。
とりわけ、本発明は、第1の角度を超えた区間においては、外力が働かない場合に回転しないフリーストップ方式が適用され、第1の角度未満においては自動的に回転するようになっていることから、扉が自動的に回転して手軽に閉じるようにできる。
また、高さ調節ナットが回転するとき、内部に配置された高さ調節部材が回転することなく長手方向に直線移動するので、冷蔵庫の扉の高さ調節が容易である。
遮断部材が互いに離隔した複数からなり、シャフトの回転によるブレードが移動するとき、第1の内室に充填されているオイルにおける、遮断部材を通過する移動を遮断する気密性を向上させることができるので、オイルが遮断部材を通過して移動することにより発生するダンピング力の低下を防止することができる。
係止突起に逃げ溝が形成されるので、クラッチ部材が筐体に組み付けられた状態でもクラッチロールを貫通孔に容易に嵌載することができる。
本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置が冷蔵庫に取り付けられた状態の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置を一方向から見た分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置を他方向から見た分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置のシャフトのクラッチ部材の結合状態を示す斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の回転時における角度別の動作を説明するための図である。 図7のシャフトが正転する過程の状態を示す断面図である。 図9のシャフトが逆転する過程の状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態による高さ調節ナット及び高さ調節部材の作動過程を示す図である。 図2のC−C線断面図である。 図12のシャフトが正転する過程におけるダンパー部の状態を示す断面図である。 図13のシャフトが正転する過程におけるダンパー部の状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置を一方向から見た分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置を他方向から見た分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置のシャフトのクラッチ部材の結合状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置のクラッチロールを貫通孔に嵌載する状態を示す斜視図である。 図15のD−D線断面図である。 図15のE−E線断面図である。 本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の回転時における角度別の動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態による高さ調節ナット及び高さ調節部材の作動過程を示す図である。 図15のF−F線断面図である。 図24のシャフトが正転する過程におけるダンパー部の状態を示す断面図である。 図25のシャフトが正転する過程におけるダンパー部の状態を示す断面図である。
第1実施形態
本発明の回転扉用ヒンジ装置は、図2から図7に示すように、筐体10と、シャフト20と、ダンパー部30と、クラッチロール45と、クラッチ部材40と、支持部材50と、トーションバネ60とを含む。
本発明において、筐体10とシャフト20は、その取付け位置に応じて、どちらか一方が残りの他方に対して相対的に回転する。
図1に示すように、一般に筐体10は回転する扉81の上部または下部に固着され、シャフト20は扉81がヒンジ結合された本体対象物82(冷蔵庫など)に連結され、扉81が回転するときに、筐体10がシャフト20に対して回転する。
第1実施形態においては、説明の便宜上、シャフト20が筐体10に対して回転することを前提に説明する。
いうまでもなく、シャフト20が固定され、筐体10がシャフト20に対して回転自在に設けられてもよく、その作動過程及び本発明が追及しようとする技術的構成及び特徴は同様である。
筐体10は、中空の柱状に形成され、内部に第1の内室16と第2の内室17が連通して形成され、第1の内室16にはオイルが充填されている。
筐体10の内周面には、クラッチロール45が嵌載される第2の載置溝11が凹設されている。
第2の載置溝11は、後述するように、予め設定された第1の角度に対応する位置において、筐体10の内周面に凹設されている。
第1実施形態において、筐体10は、第1の筐体13と第2の筐体14とが組み合わせられてなる。
第1の筐体13は、内部にシャフト20が配置される。
第2の筐体14は、一方の端が第1の筐体13の他方の端に結合され、他方の端に支持部材50が取り付けられ、内部にトーションバネ60が配置される。
第1実施形態において、第1の筐体13には、第1の内室16と、第2の内室17の一部が形成されており、第2の筐体14には、第2の内室17の一部が形成されている。
第2の載置溝11は、第1の筐体13の他方の端の内周面に凹設される。
シャフト20は、第1の内室16を貫通して筐体10の内部、詳しくは、第1の筐体13の内部に回転自在に取り付けられ、且つ、一方の端が筐体10の一方の端を介して外部に突出し、他方の端が第2の内室17に嵌載される。
シャフト20は、外周面が第1の内室16の内周面から離隔され、その間にオイルが充填されるようにする。
シャフト20の他方の端の外周面には、第1の載置溝21が凹設されている。
ダンパー部30は、第1の内室16に装着され、筐体10とシャフト20の相対回転時に、第1の内室16に充填されているオイルの移動量を調節する。
より具体的には、図13及び図14に示すように、筐体10とシャフト20が相対的に回転する過程において、ダンパー部30がオイルの移動量を変化させることにより、筐体10とシャフト20の相対的な回転速度を回転区間及び/または回転方向に応じて変化させる。
ダンパー部30は、シャフト20または筐体10の回転時に、ダンピング力を発生することにより、シャフト20または筐体10の回転トルクを低減する役割を果たす。
特に、ダンパー部30は、第1の内室16に配置され、シャフト20または筐体10の回転時に、回転方向に応じてシャフト20または筐体10の回転トルクを緩衝するダンピング力に差が生じるようにする。
すなわち、ダンパー部30は、シャフト20または筐体10の回転方向によって異なるダンピング力を発生するようにし、シャフト20または筐体10の回転時に発生する回転トルクが回転方向によって異なる大きさで緩衝するようにする。
従来の一般的なダンパー部は、回転体の回転方向に関係なく同じダンピング力を発生するようにしていた。
しかしながら、本発明は、ダンパー部30がシャフト20または筐体10の回転方向によって異なるダンピング力を発生するようにし、シャフト20または筐体10の回転時の回転方向によって回転速度に差が生じるようにするという点で差異がある。
第1実施形態においては、シャフト20が回転するので、シャフト20が回転する過程において、ダンパー部30がシャフト20の回転速度を変化させる。
ダンパー部30の構造についての具体的な説明は後述する。
クラッチロール45は、円柱状を呈し、第2の内室17において第1の載置溝21に嵌載される。
クラッチ部材40は、一方の端が第2の内室17においてシャフト20の他方の端を包み込み、他方の端に第1の係合突起42が突設されている。
クラッチ部材40の一方の端と他方の端との間には、円周方向に係止突起43が突設され、係止突起43は、図6に示すように、第1の筐体13と第2の筐体14との間において回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられる。
また、クラッチ部材40の他方の端には、クラッチ部材40の他方の端を包み込む軸受け65が取り付けられる。
軸受け65の一方の端は、第2の筐体14の一方の端の内周面に係合し、係止突起43は、軸受け65と第1の筐体13の他方の端との間に配置されて回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられる。
このような構造により、クラッチ部材40及び軸受け65は、筐体10の内部において、回転は可能であるものの、直線移動が阻止される。
シャフト20を包み込むクラッチ部材40の一方の端には、クラッチロール45が嵌載される貫通孔41が形成されている。
図7に示すように、貫通孔41は、シャフト20の回転によって第1の載置溝21または第2の載置溝11と連通される。
貫通孔41に嵌載されたクラッチロール45は、貫通孔41に配置され、且つ、シャフト20の回転角度によって第1の載置溝21または第2の載置溝11に選択的に嵌載される。
クラッチロール45が第1の載置溝21及び貫通孔41の両方ともに嵌載された状態で、シャフト20が回転するとき、シャフト20の回転力がクラッチロール45を介してクラッチ部材40に伝えられて、クラッチ部材40がシャフト20と一緒に回転する。
また、クラッチロール45が貫通孔41と第2の載置溝11の両方ともに嵌載された状態で、シャフト20が回転するとき、クラッチロール45及びクラッチ部材40の回転なしにシャフト20のみが独立して回転する。
第1実施形態において、第1の載置溝21は120°おきに凹設され、クラッチロール45は3つからなり、第2の載置溝11は120°おきに凹設されている。
第1実施形態とは異なり、第1の載置溝21、クラッチロール45及び第2の載置溝11の数及び角度を調節してもよい。
支持部材50は、筐体10の他方の端、詳しくは、第2の筐体14の他方の端に取り付けられ、筐体10の内方に第2の係合突起52が突設される。
トーションバネ60は、筐体10の内部、詳しくは、第2の筐体14の他方の端に配置され、且つ、一方の端がクラッチ部材40に形成された第1の係合突起42に結合され、他方の端が支持部材50に形成された第2の係合突起52に結合される。
このようなトーションバネ60は、クラッチ部材40を逆方向に回転させようとする力を加えている。
このようなトーションバネ60は、シャフト20が回転していない初期の停止位置においてもある程度縮められた状態に置かれていて、初期の停止位置において、シャフト20にはトーションバネ60の付勢力による逆転力が加えられる。
よって、外力が作用していない状態でも、シャフト20には逆転力が働いて、扉81が本体対象物82に密着した状態を実現することができる。
本発明の回転扉用ヒンジ装置の作動は、圧縮区間、フリーストップ区間、復元区間に分けられる。
前記圧縮区間は、トーションバネ60を縮める区間であり、外力によるシャフト20の正転に際して、初期の停止位置から予め設定された第1の角度までクラッチ部材40がシャフト20と一緒に回転しながらトーションバネ60を縮める区間である。
前記第1の角度は、初期の静止位置において90°よりも小さな角度に形成される。
第1実施形態の図面においては、一例として前記第1の角度を75°とし、初期の停止位置、すなわち0°から75°まで正転する区間を圧縮区間としているが、これに限定されるものではない。
前記圧縮区間においては、クラッチロール45が貫通孔41と第1の載置溝21の両方ともに嵌載され、シャフト20が回転するときに、クラッチロール45がシャフト20とクラッチ部材40を互いに連結し、シャフト20、クラッチロール45及びクラッチ部材40が一緒に回転しながらシャフト20の回転力がクラッチ部材40に伝えられて、クラッチ部材40の回転によりトーションバネ60が縮められる。
前記フリーストップ区間は、トーションバネ60の力が働くことなく、シャフト20が自由に回転する区間であり、シャフト20が前記第1の角度を超えた状態で、シャフト20が正方向及び/または逆方向に回転するとき、トーションバネ60の圧縮または解除なしにシャフト20が自由に回転する区間である。
第1実施形態の図面においては、第1の角度、すなわち75°を超えた状態から180°までをフリーストップ区間としている。
前記フリーストップ区間においては、クラッチロール45が第1の載置溝21に載置されることなく、貫通孔41と第2の載置溝11の両方ともに嵌載され、シャフト20が回転するとき、シャフト20がクラッチロール45及びクラッチ部材40とは独立的に回転する。
前記復元区間は、回転したシャフト20が初期の停止位置に逆転して戻る区間であり、前記フリーストップ区間において前記第1の角度の内側にシャフト20が逆転するとき、トーションバネ60の付勢力によりシャフト20が自動的に逆転して初期の停止位置に戻る区間である。
第1実施形態の図面においては、第1の角度、すなわち75°から0°に逆転する区間を復元区間としている。
シャフト20が回転するときに、クラッチロール45が第1の載置溝21及び第2の載置溝11に円滑に移動して嵌載されるようにするために、第1の載置溝21の深さ、第2の載置溝11の深さ、及び貫通孔41の深さは、それぞれクラッチロール45の直径よりも小さく形成される。
また、クラッチロール45が第1の載置溝21及び貫通孔41に嵌載された状態で、クラッチロール45の中心点が第1の載置溝21の外部に配置され、クラッチロール45が第2の載置溝11及び貫通孔41に嵌載された状態で、クラッチロール45の中心点が第2の載置溝11の外部に配置される。
上述したように、クラッチロール45の中心点が第1の載置溝21及び第2の載置溝11の外部に配置されることにより、シャフト20が回転するとき、クラッチロール45が第1の載置溝21及び第2の載置溝11に容易に移動して嵌載される。
より具体的には、クラッチロール45が第1の載置溝21及び貫通孔41に嵌載された状態で、シャフト20が正転して前記第1の角度を通ると、第1の載置溝21と貫通孔41と第2の載置溝11が連通する。
ここで、中心点が第1の載置溝21の外部に存在するクラッチロール45は、シャフト20の回転により第1の載置溝21から抜脱されて第1の貫通孔41及び第2の載置溝11に嵌載される。
また、クラッチロール45が第2の載置溝11及び貫通孔41に嵌載された状態で、シャフト20が逆転して前記第1の角度を通ると、第1の載置溝21と貫通孔41と第2の載置が連通する。
ここで、中心点が第2の載置溝11の外部に存在するクラッチロール45は、縮められていたトーションバネ60の付勢力によるクラッチ部材40の逆転により第1の載置溝21から抜脱されて第1の貫通孔41及び第2の載置溝11に嵌載される。
また、シャフト20の回転角度を制限するために、シャフト20の外周面には、円周方向に回転溝が長尺状に凹設されている。
さらに、筐体10には、一方の端が前記回転溝に嵌め込まれるストッパが取り付けられる。
このような前記回転溝及びストッパにより、シャフト20が回転するとき、シャフト20が前記回転溝に嵌め込まれた前記ストッパに引っ掛かり、回転角度が制限される。
一方、ダンパー部30は、遮断部材31と、ブレード32とを含む。
図12に示すように、遮断部材31は、一方の端が第1の内室16の内周面に固定結合され、他方の端がシャフト20の外周面に接し、第1の内室16に充填されているオイルが遮断部材31を横切って移動しないようにする。
よって、シャフト20が回転するとき、遮断部材31が筐体10と共に固定された状態になるので、第1の内室16に充填されているオイルがシャフト20により移動すると、遮断部材31により遮断されて油圧が発生する。
ブレード32は、シャフト20と第1の内室16の内周面との間に配置され、筐体10とシャフト20の相対的な回転時に、第1の内室16に充填されているオイルの移動量を変化させる。
シャフト20が回転するとき、ブレード32は、第1の内室16の内周面に接し、シャフト20と共に移動する。
シャフト20の外周面には、ブレード32が載置される第3の載置溝23が凹設されている。
シャフト20の正転に際して、ブレード32は、第3の載置溝23から離隔され、その間をオイルが移動する。
また、シャフト20の逆転に際して、ブレード32は、第3の載置溝23に密着し、ブレード32と第3の載置溝23との間におけるオイルの移動を遮断する。
第3の載置溝23は、図5及び図12に示すように、第3−1の載置溝24と、第3−2の載置溝25とからなる。
第3−1の載置溝24は、円弧状の溝からなり、シャフト20の外周面におけるシャフト20の長手方向に凹状に形成される。
第3−2の載置溝25は、第3−1の載置溝24において第3−1の載置溝24より深くシャフト20の円周方向に面取りされて形成される。
第3−2の載置溝25の大きさは、第3−1の載置溝24の大きさよりも小さく形成されている。
また、ブレード32には、第3−1の載置溝24に載置される載置突起33が形成されている。
載置突起33は、第3−1の載置溝24よりも小さく形成され、第3−1の載置溝24内で移動可能に配置される。
図13に示すように、シャフト20の正転に際して、載置突起33は、オイルにより第3−2の載置溝25に向かって押され、第3−1の載置溝24と第3−2の載置溝25を連通させると共に、ブレード32は、第3の載置溝23から離隔され、その間をオイルが移動するようにする。
また、図14に示すように、シャフト20の逆転に際して、載置突起33は、オイルにより第3−2の載置溝とは反対方向に押され、第3−1の載置溝24に密着し、ブレード32と第3の載置溝23との間におけるオイルの移動を遮断する。
このようなブレード32及び第3の載置溝23により、シャフト20の正転時と逆転時では、ダンピング力に差が生じる。
また、第1の内室16の内周面には、筐体10の円周方向に第1の流路15が凹状に形成されている。
シャフト20が回転するとき、ブレード32は、第1の内室16の内周面に接し、第1の流路15が形成されていない部分と第1の流路15が形成された部分を移動する。
第1の流路15が形成された部分にブレード32が配置されたときに、前記オイルが第1の流路15を介してブレード32とは反対方向に移動する。
よって、シャフト20が回転するとき、第1の流路15が形成されていない部分にブレード32が配置されたときは、前記オイルの移動が円滑に行われないのでシャフト20の回転が多少遅くなり、第1の流路15が形成された部分にブレード32が配置されたときは、前記オイルが第1の流路15を介して移動するのでシャフト20の回転が多少速くなる。
また、シャフト20の中心部にボルト挿入孔26が形成され、ボルト挿入孔26にはオイル調節ボルト29が装着される。
シャフト20にはボルト挿入孔26と外周面を連通させるバイパス流路27が形成され、オイル調節ボルト29は、バイパス流路27とボルト挿入孔26の連通の程度を変化させ、バイパス流路27を介したオイルの移動量を調節する。
すなわち、第1の内室16に充填されているオイルは、筐体10とシャフト20の相対回転時に、バイパス流路27及びボルト挿入孔26を介して逆方向に移動し、ダンピング力を発生させる。
本発明は、高さ調節ナット71、高さ調節部材72及びスナップリング73をさらに備えてなってもよい。
高さ調節ナット71は、第1の筐体13の一方の端の外周面に螺合する。
高さ調節部材72は、一方の端が高さ調節ナット71の一方の端及び筐体10の一方の端の外部に突出し、他方の端が高さ調節ナット71と筐体10との間に嵌まり込む。
スナップリング73は、高さ調節ナット71と高さ調節部材72との間に配置され、高さ調節ナット71及び高さ調節部材72が筐体10の長手方向に一緒に移動するように結合する。
図11に示すように、筐体10に対して高さ調節ナット71が回転するとき、高さ調節ナット71が筐体10に螺合しているため、高さ調節ナット71が筐体10の長手方向に移動する。
ここで、スナップリング73を介して高さ調節ナット71に結合された高さ調節部材72は、筐体10の長手方向に移動しながら筐体10の一方の端との距離を調節する。
よって、筐体10が冷蔵庫の扉などに垂直に配置されて取り付けられたとき、高さ調節部材72が筐体10の長手方向に移動することにより、筐体10と本体対象物、すなわち冷蔵庫の本体との距離が調節され、前記ヒンジ装置の全体的な高さを調節することができる。
以下、上述したような構成を有する本発明の作動過程について説明する。
図8は、本発明の第1実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の回転時における角度別の動作を説明するための図である。
図8に示すように、第1実施形態において、0°から75°までの時計回り方向は外力によりトーションバネ60が締められてシャフト20が正転する圧縮区間であり、75°を超える区間においては、シャフト20が独立して自由に回転するフリーストップ区間であり、75°から0°までの反時計回り方向は縮められていたトーションバネ60の付勢力によりシャフト20が自動的に逆転する復元区間である。
また、第1の流路15が形成されていない筐体10の内周面にブレード32が接するときは、シャフト20の回転がより遅くなる。
以下、本発明における、シャフト20の回転による各構成の状態について説明する。
シャフト20が回転していない初期の停止位置においては、図9の(a)に示すように、クラッチロール45が貫通孔41及び第1の載置溝21に嵌載されている。
ここで、トーションバネ60は、シャフト20を逆転方向に回転させる力を加える。
また、図13の(a)に示すように、ブレード32は、遮断部材31に隣接して配置されている。
この状態で、外力によりシャフト20が正転すれば、図9の(b)に示すように、シャフト20の第1の載置溝21に嵌載されたクラッチロール45によりクラッチ部材40も一緒に回転する。
ここで、クラッチ部材40に結合されるトーションバネ60は、クラッチ部材40が回転するにつれて、次第にさらに縮められる。
シャフト20がさらに回転するにつれて、第1の載置溝21、貫通孔41及び第2の載置溝11が互いに連通する区間、すなわち、第1の角度に達する。これは、第1実施形態において75°である。
すなわち、シャフト20の正転に際して、前記第1の角度までシャフト20とクラッチ部材40がクラッチロール45により一緒に回転し、トーションバネ60を縮める。
このような状態で、シャフト20がさらに正転すれば、図9の(c)に示すように、クラッチロール45は、シャフト20の回転により押され、第1の載置溝21から抜脱されながら貫通孔41を横切り、一部が第2の載置溝11に移動する。
クラッチロール45が貫通孔41と第2の載置溝11に嵌載されることにより、クラッチ部材40がクラッチロール45を介して筐体10に引っ掛かってそれ以上回転しなくなる。
よって、図9の(c)及び(d)に示すように、シャフト20が第1の角度を超えて回転するにつれて、クラッチロール45が第1の載置溝21から完全に抜脱し、貫通孔41及び第2の載置溝11に嵌載されるので、シャフト20が回転しても、シャフト20の回転力がクラッチ部材40に伝えられなくなるフリーストップ区間となる。
その後、図9の(e)及び(f)に示すように、たとえシャフト20が180°まで回転しても、シャフト20の回転力がクラッチ部材40及びクラッチロール45に伝えられず、その結果、クラッチ部材40及びクラッチロール45の回転ないしにシャフト20のみが回転し、トーションバネ60にも働かなくなる。
ここで、クラッチ部材40にはトーションバネ60による逆転力が働くが、クラッチ部材40はクラッチロール45を介して筐体10に引っ掛かっているため、トーションバネ60による逆転力が加えられても、クラッチ部材40は第1の角度まで回転した状態をそのまま維持する。
また、クラッチロール45は、中心点が第2の載置溝11の外側に位置するので、たとえトーションバネ60によるクラッチ部材40の逆転力によりクラッチロール45に第2の載置溝11から内側に移動する力が働いても、クラッチロール45はシャフト20の外周面に引っ掛かって移動することができず、貫通孔41及び第2の載置溝11に嵌載される。
このように、第2の載置溝11が凹設された第1の角度以降からは、シャフト20がフリーストップ方式で自由に正転及び逆転する。
一方、シャフト20が正転して前記第1の角度を超えた状態で、外力によりシャフト20を逆転させると、図10の(a)から(c)に示すように、トーションバネ60の付勢力なしにシャフト20のみが自由に回転する。
このような過程において、第1の内室16に充填されているオイルは、図13及び図14に示すように、シャフト20及びブレード32の回転により押され、第1の流路15及び第3の載置溝23などを介して移動し、若干のダンピング力を発生させる。
シャフト20が正転すれば、図13に示すように、ブレード32により押されて移動するオイルが第3の載置溝23を介して移動し、また第1の流路15が形成された部分にブレード32が到達すれば、第1の流路15を介してオイルがさらに移動することにより、シャフト20の回転が多少容易に行われる。
そうしてから、図10の(d)に示すように、シャフト20がさらに逆転して第1の載置溝21が貫通孔41に連通すると、トーションバネ60によるクラッチ部材40の逆転力により、クラッチロール45が第2の載置溝11から内側に移動し、シャフト20が第1の角度に達すれば、クラッチロール45が第2の載置溝11から次第に抜脱し、貫通孔41及び第1の載置溝21に次第に嵌載される。
それ以降は、クラッチロール45が第2の載置溝11から抜脱し、クラッチ部材40に働くトーションバネ60の付勢力による逆転力により、クラッチ部材40が逆転する。
トーションバネ60による回転力がクラッチ部材40に逆方向に働くことにより、図10の(e)に示すように、クラッチ部材40がクラッチロール45を介してシャフト20と一緒に自動的に逆転する復元区間となる。
よって、シャフト20は、図10の(f)に示すように、トーションバネ60の付勢力により初期の定置位置に戻る。
また、シャフト20が逆転すると、図14に示すように、シャフト20及びブレード32の回転により第1の内室16に充填されているオイルが押される。
ここで、シャフト20の逆転に際して、ブレード32が第3−1の載置溝24に密着し、第3−1の載置溝24と第3−2の載置溝25の連通を遮断するので、ブレード32と第3の載置溝23との間におけるオイルの移動が遮断される。
また、第1の流路15が形成された部分にブレード32が配置され、筐体10の内周面に接するときは、第1の流路15を介してオイルが移動するので、シャフト20が多少速く逆転し、その後第1の流路15が形成されていない部分にブレード32が到達すれば、シャフト20の逆転は遅くなる。
このように、本発明は、冷蔵庫の扉などに取り付けられて用いられる。
本体対象物82(冷蔵庫の本体)に筐体10が取り付けられ、回転する扉にシャフト20が連結された状態で、冷蔵庫の扉81を開けるときに、予め設定された第1の角度までは、使用者が外力によりシャフト20を強制的に回転し、第1の角度を超えた残りの角度の区間においては、自動的に回転しないフリーストップ方式により回転が行われ、冷蔵庫の扉81を閉めるときに、回転したシャフト20が予め設定された第1の角度に達すれば、トーションバネ60の付勢力によりシャフト20及び冷蔵庫の扉81が自動的に回転して閉まる。
このように、本発明は、第1の角度を超えた区間において、フリーストップ方式でシャフト20及び冷蔵庫の扉が回転するので、第1の角度を超えた状態では、使用者が冷蔵庫の扉を手で抑えなくても、冷蔵庫の扉が開放された状態を維持することができ、冷蔵庫の扉を開けたまま重い物や大きな物を両手で持って出し入れしたり、多くの物を冷蔵庫に容易に出し入れすることができ、逆転により第1の角度に達すれば、冷蔵庫の扉が自動的に閉まるので便利である。
逆に、本体対象物82にシャフト20が連結され、扉81に筐体10が取り付けられてもよく、その場合は筐体10が回転する。
本発明の回転扉用ヒンジ装置は、冷蔵庫だけではなく、扉が回転するように取り付けられた洗濯機、スタイラ、ガラスドア、部屋の扉などに適用可能である。
第2実施形態
第2実施形態には、第1実施形態と比較して一部の構成に差異があるので、それを中心に説明する。
図16から図19に示すように、シャフト20を包み込むクラッチ部材40の一方の端には、クラッチロール45が嵌載される貫通孔41が形成されており、クラッチロール45が嵌載される貫通孔41は、係止突起43を貫通して形成され、係止突起43には、クラッチロール45を貫通孔41に嵌載するための逃げ溝72aが形成されている。
このような逃げ溝72aにより、図19に示すように、クラッチ部材40が筐体10に取り付けられた状態でも、逃げ溝72aを介してクラッチロール45を貫通孔41に容易に嵌載することができるので、組立が容易になる。
また、本実施形態における遮断部材31は、図24に示すように、複数からなり、第1の内室16の内周面に沿って離隔して配置される。
このように、遮断部材31が互いに離隔した複数からなり、図25及び図26に示すように、シャフト20の回転によるブレード32の移動時に、第1の内室16に充填されているオイルにおける、遮断部材31を通過する移動を遮断する気密性を向上させることができるので、オイルが遮断部材31を通過して移動することにより発生するダンピング力の低下を防止することができる。
また、第2実施形態には、第1実施形態と比較して、ブレード32に載置突起が形成されていないという点で差異がある。
さらに、ブレード32は、第3−1の載置溝24に載置されるが、ブレード32の直径は、第3−1の載置溝24よりも小さく形成され、第3−1の載置溝24内でブレード32が移動可能に配置される。
図25に示すように、シャフト20の正転に際して、ブレード32は、オイルにより第3−2の載置溝25に向かって押され、第3−1の載置溝24と第3−2の載置溝25を連通させると共に、ブレード32は、第3の載置溝23から離隔され、その間をオイルが移動するようにする。
また、図26に示すように、シャフト20の逆転に際して、ブレード32は、オイルにより第3−2の載置溝とは反対方向に押され、第3−1の載置溝24に密着し、ブレード32と第3の載置溝23との間におけるオイルの移動を遮断する。
このようなブレード32及び第3の載置溝23により、シャフト20の正転時と逆転時では、ダンピング力に差が生じる。
また、第1の内室16の内周面には、図24から図26に示すように、筐体10の円周方向に第1の流路15及び第2の流路19が互いに離隔して凹状に形成されている。
シャフト20が回転するとき、ブレード32は、第1の内室16の内周面に接し、第1の流路15形成された部分と第2の流路19が形成された部分を移動する。
第1の流路15と第2の流路19との間には流路がないので、その位置においてブレード32は第1の内室16の内周面にのみ接する。
第1の流路15が形成された部分や第2の流路19が形成された部分にブレード32が配置されたときに、前記オイルが第1の流路15や第2の流路19を介してブレード32とは反対方向に移動する。
よって、シャフト20が回転するとき、第1の流路15や第2の流路19が形成されていない部分にブレード32が配置されたときは、前記オイルの移動が円滑に行われないのでシャフト20の回転が多少遅くなり、第1の流路15が形成された部分や第2の流路19が形成された部分にブレード32が配置されたときは、前記オイルが第1の流路15や第2の流路19を介して移動するのでシャフト20の回転が多少速くなる。
第2実施形態における第2の流路19は、図24に示すように、シャフト20が回転していない初期位置において、第1の内室16の内周面に形成されており、第1の流路15は、シャフト20が所定角度回転した位置において、第2の流路19から離隔されて第1の内室16の内周面に形成されており、第2の流路19の深さは、第1の流路15の深さよりも深く形成されている。
よって、図22に示すように、ブレード32がシャフト20と一緒に正転した状態で、トーションバネ60の付勢力によるシャフト20の逆転に際して、第1の流路15が形成された部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20は中速(moddle speed)で回転移動し、第1の流路15や第2の流路19が形成されていない部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20が低速(low speed)で回転移動し、第2の流路19が形成された部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20が最後の逆転段階において高速(high speed)で回転移動し、原位置に迅速に戻る。
また、高さ調節ナット71の高さ調節に関連して、図16、図17及び図23に示すように、筐体10の一方の端の外周面には第1の面取り部18が形成され、高さ調節部材72の内周面には第1の面取り部18に対向する第2の面取り部72aが形成されている。
このような第1の面取り部18と第2の面取り部72aにより、筐体10に対する高さ調節ナット71が回転するとき、スナップリング73により結合される高さ調節部材72は、回転することなく、筐体10の長手方向に直線移動し、筐体10の一方の端との距離を調節する。
よって、筐体10が冷蔵庫の扉などに垂直に配置されて取り付けられたとき、高さ調節ナット71により高さ調節部材72が回転することなく、筐体10の長手方向に直線移動することにより、筐体10と本体対象物82、すなわち冷蔵庫の本体との距離が調節され、前記ヒンジ装置の全体的な高さを調節することができるので、扉の高さを容易に調節することができる。
以下、上述したような構成を有する本発明の作動過程について説明する。
図22は、本発明の第2実施形態に係る回転扉用ヒンジ装置の回転時における角度別の動作を説明するための図である。
図22に示すように、第2実施形態において、0°から75°までの時計回り方向は外力によりトーションバネ60が締められてシャフト20が正転する圧縮区間であり、75°を超える区間においては、シャフト20が独立して自由に回転するフリーストップ区間であり、75°から0°までの反時計回り方向は縮められていたトーションバネ60の付勢力によりシャフト20が自動的に逆転する復元区間である。
また、第1の流路15や第2の流路19が形成されていない筐体10の内周面にのみブレード32が接するときは、シャフト20の回転がより遅くなる。
以下、本発明における、シャフト20の回転による各構成の状態について説明する。シャフト20の正転及び逆転時におけるクラッチロール45の作動関係は第1実施形態と同様であるので、それについての詳細な説明は省略し、ダンパー部30を中心に説明する。
シャフト20が回転していない初期の停止位置においては、図25の(a)に示すように、ブレード32が遮断部材31に隣接して配置されて第2の流路19に対向している。
シャフト20の正転及び逆転時に、第1の内室16に充填されているオイルは、図25及び図26に示すように、シャフト20及びブレード32の回転により押され、第1の流路15、第2の流路19、第3の載置溝23などを介して移動し、若干のダンピング力を発生させる。
このようなオイルのダンピング力により、シャフト20の回転速度が変化する。
シャフト20が正転すれば、図25に示すように、ブレード32により押されて移動するオイルが第3の載置溝23を介して移動し、また第1の流路15が形成された部分にブレード32が到達すれば、第1の流路15を介してオイルがさらに移動することにより、シャフト20の回転が多少容易に行われる。
さらに、シャフト20が逆転すると、図26に示すように、シャフト20及びブレード32の回転により第1の内室16に充填されているオイルが押される。
ここで、シャフト20の逆転に際して、ブレード32が第3−1の載置溝24に密着し、第3−1の載置溝24と第3−2の載置溝25の連通を遮断するので、ブレード32と第3の載置溝23との間におけるオイルの移動が遮断される。
また、第1の流路15が形成された部分や第2の流路19が形成された部分にブレード32が配置され、筐体10の内周面に接するときは、第1の流路15や第2の流路19を介してオイルが移動するので、シャフト20が多少速く逆転する。
より具体的には、図26の(a)に示す状態で、シャフト20は自由に正転及び逆転する。
シャフト20が逆転して復元区間に入ると、図26の(b)に示すように、第1の流路15が形成された部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20は中速(moddle speed)で回転移動し、図26の(c)に示すように、第1の流路15や第2の流路19が形成されていない部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20が低速(low speed)で回転移動し、図26の(d)に示すように、第2の流路19が形成された部分にブレード32が配置されたときに、シャフト20が最後の逆転段階において高速(high speed)で回転移動し、原位置に迅速に戻る。
その他の事項は第1実施形態と同様であるので、それについての詳細な説明は省略する。
本発明の回転扉用ヒンジ装置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想が許容される範囲内において種々に変形して実施することができる。
10 筐体
11 第2の載置溝
13 第1の筐体
14 第2の筐体
15 第1の流路
16 第1の内室
17 第2の内室
18 第1の面取り部
19 第2の流路
20 シャフト
21 第1の載置溝
23 第3の載置溝
24 第3−1の載置溝
25 第3−2の載置溝
26 ボルト挿入孔
27 バイパス流路
29 オイル調節ボルト
30 ダンパー部
31 遮断部材
32 ブレード
33 載置突起
40 クラッチ部材
41 貫通孔
42 第1の係合突起
43 係止突起
43a 逃げ溝
45 クラッチロール
50 支持部材
52 第2の係合突起
60 トーションバネ
65 軸受け
71 高さ調節ナット
72 高さ調節部材
72a 第2の面取り部
73 スナップリング
81 扉
82 本体対象物

Claims (20)

  1. 内部に第1の内室と第2の内室が連通して形成され、前記第1の内室にはオイルが充填されている中空状の筐体と、
    前記第1の内室を貫通して前記筐体に回転自在に取り付けられ、且つ、一方の端が前記筐体の一方の端を介して外部に突出し、他方の端が前記第2の内室に嵌載され、外周面が前記第1の内室から離隔され、その間に前記オイルが充填されるようにし、他方の端の外周面に第1の載置溝が凹設されたシャフトと、
    前記第1の内室に装着され、前記筐体とシャフトの相対回転時に、前記第1の内室に充填されているオイルの移動量を調節するダンパー部と、
    前記第2の内室において前記第1の載置溝に嵌載されるクラッチロールと、
    一方の端が前記第2の内室において前記シャフトの他方の端を包み込み、他方の端に第1の係合突起が突設され、前記シャフトを包み込む一方の端には前記クラッチロールが嵌載される貫通孔が形成されたクラッチ部材と、
    前記筐体の他方の端に取り付けられ、前記筐体の内方に第2の係合突起が突設された支持部材と、
    前記筐体の内部に配置され、且つ、一方の端が前記第1の係合突起と係合し、他方の端が前記第2の係合突起と係合したトーションバネと、
    を備え、
    前記筐体の内周面には、前記貫通孔に嵌載された前記クラッチロールが載置される第2の載置溝が凹設され、
    前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔の両方ともに嵌載された状態で前記シャフトが回転するとき、前記シャフトの回転力が前記クラッチロールを介して前記クラッチ部材に伝えられて前記クラッチ部材が前記シャフトと一緒に回転し、
    前記クラッチロールが前記貫通孔と第2の載置溝の両方ともに嵌載された状態で前記シャフトが回転するとき、前記クラッチロール及びクラッチ部材の回転なしに前記シャフトのみが独立的に回転することを特徴とする回転扉用ヒンジ装置。
  2. 回転扉用ヒンジ装置は、
    外力による前記シャフトの正転に際して、初期の停止位置から予め設定された第1の角度まで前記クラッチ部材が前記シャフトと一緒に回転しながら前記トーションバネを縮める圧縮区間と、
    前記第1の角度を超えた状態で、前記シャフトが正方向または逆方向に回転するとき、前記トーションバネの圧縮または解除なしに前記シャフトが自由に回転するフリーストップ区間と、
    前記フリーストップ区間において前記第1の角度の内側に前記シャフトが逆転するとき、前記トーションバネの付勢力により前記シャフトが自動的に逆転して初期の停止位置に戻る復元区間と、
    を有し、
    前記第2の載置溝は、前記第1の角度に対応する位置に凹設され、
    前記圧縮区間及び復元区間において、前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載され、前記シャフト、クラッチロール及びクラッチ部材が一緒に回転し、
    前記フリーストップ区間において、前記クラッチロールが前記貫通孔と第2の載置溝とに嵌載され、前記シャフトが前記クラッチロール及びクラッチ部材とは独立的に回転することを特徴とする請求項1に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  3. 前記第1の載置溝の深さ、前記第2の載置溝の深さ、及び前記貫通孔の深さは、それぞれ前記クラッチロールの直径よりも小さいが、
    前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記クラッチロールの中心点が前記第1の載置溝の外部に配置され、
    前記クラッチロールが前記第2の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記クラッチロールの中心点が前記第2の載置溝の外部に配置され、
    前記クラッチロールが前記第1の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記シャフトが正転して前記第1の角度を通ると、前記第1の載置溝と貫通孔と第2の載置溝とは連通しながら、前記シャフトの回転により前記クラッチロールが前記第1の載置溝から抜脱されて前記第1の貫通孔と第2の載置溝とに嵌載され、
    前記クラッチロールが前記第2の載置溝と貫通孔とに嵌載された状態で、前記シャフトが逆転して前記第1の角度を通ると、前記第1の載置溝と貫通孔と第2の載置とは連通しながら、前記クラッチロールが前記トーションバネの付勢力による前記クラッチ部材の回転により前記第1の載置溝から抜脱されて前記第1の貫通孔と第2の載置溝とに嵌載されることを特徴とする請求項2に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  4. 前記初期の停止位置において、前記シャフトには前記トーションバネの付勢力による逆転力が加えられることを特徴とする請求項2に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  5. 前記第1の載置溝は120°おきに凹設され、
    前記クラッチロールは3つからなり、
    前記第2の載置溝は120°おきに凹設されるが、
    前記第1の角度は、初期の静止位置において90よりも小さな角度に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  6. 前記筐体は、
    内部に前記シャフトが配置される第1の筐体と、
    一方の端が前記第1の筐体の他方の端に結合され、他方の端に前記支持部材が取り付けられ、内部に前記トーションバネが配置される第2の筐体と、
    を備えるが、
    前記クラッチ部材の一方の端と他方の端との間には、円周方向に係止突起が突設され、
    前記係止突起は、前記第1の筐体と第2の筐体との間において回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  7. 前記クラッチロールが嵌載される前記貫通孔は、前記係止突起を貫通して形成され、
    前記係止突起には、前記クラッチロールを前記貫通孔に嵌載するための逃げ溝が形成されることを特徴とする請求項6に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  8. 前記クラッチ部材の他方の端を包み込む軸受けをさらに備え、
    前記軸受けの一方の端は、前記第2の筐体の一方の端の内周面に係合し、
    前記係止突起は、前記軸受けと前記第1の筐体の他方の端との間に配置されて回転は可能であるものの、直線移動が阻止されるように取り付けられたことを特徴とする請求項7に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  9. 前記筐体の一方の端に螺合する高さ調節ナットと、
    一方の端が前記高さ調節ナットの一方の端及び前記筐体の一方の端の外部に突出し、他方の端が前記高さ調節ナットと筐体との間に嵌載される高さ調節部材と、
    前記高さ調節ナット及び高さ調節部材が前記筐体の長手方向に一緒に移動するように結合するスナップリングと、
    をさらに備え、
    前記筐体に対して前記高さ調節ナットが回転するとき、前記スナップリングを介して結合された前記高さ調節部材は、前記筐体の長手方向に移動して前記筐体の一方の端との距離を調節することを特徴とする請求項1に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  10. 前記高さ調節部材は、前記筐体の一方の端を包み込み、
    前記筐体の一方の端の外周面には、第1の面取り部が形成され、前記高さ調節部材の内周面には、前記第1の面取り部に対向する第2の面取り部が形成され、
    前記筐体に対して前記高さ調節ナットが回転するとき、前記スナップリングを介して結合された前記高さ調節部材は、回転することなく、前記筐体の長手方向に直線移動し、前記筐体の一方の端との距離を調節することを特徴とする請求項9に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  11. 前記ダンパー部は、
    一方の端が前記第1の内室の内周面に固定結合され、他方の端が前記シャフトの外周面に接する遮断部材と、
    前記シャフトと前記第1の内室の内周面との間に配置されるブレードとを含み、
    前記シャフトが回転するとき、前記遮断部材が前記筐体と共に固定された状態で、前記ブレードが前記第1の内室の内周面に接して前記シャフトと共に移動し、
    前記ブレードは、前記シャフトが回転するとき、前記第1の内室に充填されているオイルの移動量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  12. 前記遮断部材は、複数からなり、前記第1の内室の内周面に沿って離隔して配置されることを特徴とする請求項11に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  13. 前記第1の内室の内周面には、前記筐体の円周方向に第1の流路が凹状に形成され、
    前記ブレードは、前記シャフトの長手方向に配置され、
    前記シャフトが回転するとき、前記ブレードは、前記第1の内室の内周面に接し、前記第1の流路が形成されていない部分と前記第1の流路が形成された部分を移動し、
    前記第1の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記オイルが前記第1の流路を介して移動し、
    前記第1の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記第1の流路が形成された部分に配置されたときよりも、前記シャフトの回転が遅くなることを特徴とする請求項11に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  14. 前記シャフトの外周面には、前記ブレードが載置される第3の載置溝が凹設され、
    前記シャフトの正転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動し、
    前記シャフトの逆転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断することを特徴とする請求項13に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  15. 前記第3の載置溝は、
    円弧状の第3−1の載置溝と、前記第3−1の載置溝において前記第3−1の載置溝よりも深く前記シャフトの円周方向に面取りされて形成される第3−2の載置溝とからなり、
    前記ブレードには、前記第3−1の載置溝に載置される載置突起が形成され、
    前記載置突起は、前記第3−1の載置溝よりも小さく形成され、前記第3−1の載置溝内で移動可能に配置され、
    前記シャフトの正転に際して、前記載置突起は、オイルにより前記第3−2の載置溝に向かって押され、前記第3−1の載置溝と前記第3−2の載置溝を連通させると共に、前記ブレードは、前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動するようにし、
    前記シャフトの逆転に際して、前記載置突起は、オイルにより前記第3−2の載置溝とは反対方向に押され、前記第3−1の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断することを特徴とする請求項14に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  16. 前記シャフトの中心部にボルト挿入孔が形成され、
    前記ボルト挿入孔にはオイル調節ボルトが装着され、
    前記シャフトには、前記ボルト挿入孔と外周面を連通させるバイパス流路が形成され、
    前記オイル調節ボルトは、前記バイパス流路と前記ボルト挿入孔の連通の程度を変化させ、前記バイパス流路を介したオイルの移動量を調節することを特徴とする請求項15に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  17. 前記第1の内室の内周面には、前記筐体の円周方向に第1の流路及び第2の流路が互いに離隔して凹状に形成され、
    前記ブレードは、前記シャフトの長手方向に配置され、
    前記シャフトが回転するとき、前記ブレードは、前記第1の内室の内周面に接し、前記第1の流路が形成された部分と第2の流路が形成された部分を移動し、
    前記第1の流路が形成された部分や第2の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記オイルが前記第1の流路や第2の流路を介して移動し、
    前記第1の流路や第2の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記第1の流路が形成された部分や第2の流路が形成された部分に配置されたときよりも、前記シャフトの回転が遅くなることを特徴とする請求項11に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  18. 前記第2の流路は、前記シャフトが回転していない初期位置において、前記第1の内室の内周面に形成され、
    前記第1の流路は、前記シャフトが所定角度回転した位置において、前記第2の流路から離隔され、前記第1の内室の内周面に形成され、
    前記第2の流路の深さは、前記第1の流路の深さよりも深く形成され、
    前記ブレードが前記シャフトと共に正転した状態で、前記トーションバネの付勢力による前記シャフトの逆転に際して、前記第1の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが中速で回転移動し、前記第1の流路や第2の流路が形成されていない部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが低速で回転移動し、前記第2の流路が形成された部分に前記ブレードが配置されたときに、前記シャフトが高速で回転移動し、原位置に戻ることを特徴とする請求項17に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  19. 前記シャフトの外周面には、前記ブレードが載置される第3の載置溝が凹設され、
    前記シャフトの正転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動し、
    前記シャフトの逆転に際して、前記ブレードが前記第3の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断することを特徴とする請求項17に記載の回転扉用ヒンジ装置。
  20. 前記第3の載置溝は、
    円弧状の第3−1の載置溝と、前記第3−1の載置溝において前記第3−1の載置溝よりも深く前記シャフトの円周方向に面取りされて形成される第3−2の載置溝とからなり、
    前記ブレードの直径は、前記第3−1の載置溝よりも小さく形成され、前記第3−1の載置溝内で移動可能に配置され、
    前記シャフトの正転に際して、前記ブレードは、オイルにより前記第3−2の載置溝に向かって押され、前記第3−1の載置溝と前記第3−2の載置溝を連通させると共に、前記ブレードは、前記第3の載置溝から離隔され、その間をオイルが移動するようにし、
    前記シャフトの逆転に際して、前記ブレードは、オイルにより前記第3−2の載置溝とは反対方向に押され、前記第3−1の載置溝に密着し、前記ブレードと前記第3の載置溝との間におけるオイルの移動を遮断することを特徴とする請求項19に記載の回転扉用ヒンジ装置。
JP2020106179A 2019-09-30 2020-06-19 回転扉用ヒンジ装置 Pending JP2021055526A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020190121088A KR102371480B1 (ko) 2019-09-30 2019-09-30 회전도어용 힌지장치
KR10-2019-0121088 2019-09-30
KR10-2020-0046433 2020-04-17
KR1020200046433A KR102225392B1 (ko) 2020-04-17 2020-04-17 회전도어용 힌지장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021055526A true JP2021055526A (ja) 2021-04-08

Family

ID=75119499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020106179A Pending JP2021055526A (ja) 2019-09-30 2020-06-19 回転扉用ヒンジ装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2021055526A (ja)
CN (1) CN112576129A (ja)
BR (1) BR102020016015A2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114251351A (zh) * 2022-01-12 2022-03-29 上海海事大学 一种仿生可展开结构及驱动机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013776A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 I-One Innotech Co., Ltd. Hinge apparatus having automatic return function
JP2014167240A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Nitto Kohki Co Ltd フリーストップドアヒンジクローザ
JP2017172270A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社三渡工業所 制動ヒンジ機構

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1285585B1 (it) * 1996-03-04 1998-06-18 Giesse Spa Cerniera per porte ed infissi metallici
KR100761904B1 (ko) * 2006-08-08 2007-09-28 주식회사 아이원이노텍 건자재용 도어의 자동복귀 힌지장치
KR100776627B1 (ko) * 2006-10-24 2007-11-15 주식회사 아이원이노텍 매립형 자동복귀 힌지장치
CN101787830B (zh) * 2010-03-12 2013-01-09 广州市新豪精密五金制品有限公司 一种铰链装置
JP5731231B2 (ja) * 2011-02-23 2015-06-10 株式会社陽洋 蝶番

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007013776A1 (en) * 2005-07-29 2007-02-01 I-One Innotech Co., Ltd. Hinge apparatus having automatic return function
JP2014167240A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Nitto Kohki Co Ltd フリーストップドアヒンジクローザ
JP2017172270A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 株式会社三渡工業所 制動ヒンジ機構

Also Published As

Publication number Publication date
CN112576129A (zh) 2021-03-30
BR102020016015A2 (pt) 2021-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102464961B1 (ko) 회전도어용 힌지장치
US6264264B1 (en) Rotary damper device and sun visor attaching apparatus by using the same
US20210095506A1 (en) Hinge device for rotating door
JP2010522862A (ja) マルチリンクヒンジ
JP2021055526A (ja) 回転扉用ヒンジ装置
MX171841B (es) Mecanismo para cerrar puertas
WO2003106860A1 (ja) 回転ダンパ及びコンソールボックス
KR102371480B1 (ko) 회전도어용 힌지장치
KR102126768B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
KR102225392B1 (ko) 회전도어용 힌지장치
KR102073633B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
KR102180274B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
KR102091472B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
KR102062391B1 (ko) 도어 클로저
KR20200129654A (ko) 회전 도어용 힌지모듈
JP2006153034A (ja) 回転ダンパ
KR102180273B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
JP3155452B2 (ja) クラッチ機構
KR102091471B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
KR102180276B1 (ko) 회전 도어용 힌지모듈
JP2505622Y2 (ja) 自動戸閉め装置
CN109025601A (zh) 一种稳定的门制动器
US20180172104A1 (en) Fluid-valve damper
JP2005098441A (ja) ダンピング装置
JPH09158959A (ja) 高トルク用ダンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220719