JP2014165555A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取られた原稿に対応する送信データを好適に送信することができる通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置は、読み取られた一又は複数の原稿に対応する送信データを送信する。通信装置では、送信データを送信するための送信指令が取得された場合、送信データが送信され、送信指令が取得されない場合、送信データは記憶部に記憶される。通信装置では、記憶部に記憶された送信データに追加するデータ部分の原稿の読み取りを実行するための追加実行指令が取得される。通信装置では、追加実行指令が取得された状態で、送信指令が取得された場合、記憶部に記憶された送信データに、追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加した新たな送信データが送信される。
【選択図】図5

Description

本発明は、読み取られた原稿に対応する送信データを送信するための通信装置に関する。
読み取られた原稿に対応する送信データを送信するための通信装置に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1のファクシミリ装置では、利用者によって原稿台に原稿がセットされ、さらに、Selectキーが押し下げられると、セットされた原稿の読取りが開始される。ファクシミリ装置では、その後、LCDには、さらなる送信原稿の有無を確認するメッセージが表示され、さらなる送信原稿の有無が判断される。この表示に対する利用者のSelectキーまたは操作キーの操作によって、さらなる送信原稿がある場合には、再び原稿台に原稿がセットされ、さらなる送信原稿がない場合には、送信が開始される。
特開2002−305626号公報
例えばファクシミリ装置のような通信装置では、利用者が原稿台に1枚ずつ原稿を載せ置き、その都度、原稿台に載せ置かれた原稿の読み取りが実行され、複数ページ分の送信データが生成される。このような通信装置の中には、最後の読み取りから所定時間経過すると、それまでの読み取りに対応して生成された送信データが自動的に送信される場合もある。送信対象の原稿が複数ページであって、順次繰り返して原稿を原稿台に載せ置き、その原稿を読み取り、複数ページ分のデータ部分を含む送信データを送信する場合、利用者が、その操作中に、全ページ分の原稿が揃っていないことに気が付くこともある。前述した仕様の通信装置では、不足していた原稿を準備している間に所定時間が経過してしまうと、それまでの読み取りに対応して生成された送信データが自動的に送信されることとなる。
本発明は、読み取られた原稿に対応する送信データを好適に送信することができる通信装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、読み取られた一又は複数の原稿に対応する送信データを送信するための通信装置であって、原稿台に載せ置かれた原稿を読み取る読取部と、前記送信データの送信先に対応する相手先情報を取得する第1取得部と、前記読取部で原稿が読み取られた状態で、原稿の読み取りを繰り返して実行するための再実行指令を取得する第2取得部と、前記送信データを送信するための送信指令を取得する第3取得部と、前記送信データを送信する通信部と、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記第1取得部で取得された前記相手先情報に従い、前記通信部から前記送信データを送信するように制御する通信制御部と、前記第3取得部で前記送信指令が取得されない場合、前記送信データを記憶部に記憶するように制御する記憶制御部と、前記記憶制御部によって前記記憶部に記憶された前記送信データに追加するデータ部分の原稿の読み取りを実行するための追加実行指令を取得する第4取得部と、を備え、前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記第1取得部で取得された前記相手先情報に従い、前記通信部から、前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加した新たな送信データを送信するように制御する、通信装置である。
これによれば、送信指令が取得されない場合、送信データを記憶部に記憶し、例えば別の原稿の読み取りによるデータ部分が追加された新たな送信データを送信することができる。送信指令が取得されない場合に、それまでに読み取られた原稿に対応する送信データが自動的に送信されてしまうといった事態の発生を防止することができる。「送信指令」は、広く解釈される。「送信指令」は、送信データの送信を直接指令する指令の他、再実行指令に関する原稿の読み取りを繰り返して実行しないことを示す指令であってもよい。
この通信装置は、次のようにしてもよい。前記記憶部に記憶された前記送信データを指定するための指定情報を取得する第5取得部を備え、前記記憶制御部は、前記送信データと前記指定情報とを対応付けし、前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第5取得部で前記指定情報が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から、前記第5取得部で取得された前記指定情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加した前記新たな送信データを送信するように制御する、ようにしてもよい。これによれば、記憶部に記憶された特定の送信データに、新たなデータ部分を追加することができる。未送信状態の複数の送信データを対象として、データ部分の追加を好適に実行することができる。
前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加する位置を指定する位置情報を取得する第6取得部を備え、前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第6取得部で前記位置情報が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から、前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を、前記第6取得部で取得された前記位置情報に対応する位置に追加した前記新たな送信データを送信するように制御する、ようにしてもよい。これによれば、追加されるデータ部分を、好適な位置に追加することができる。例えば、全5ページの原稿のうち4ページ目を除く原稿に対応する送信データが記憶部に記憶されていた場合、4ページ目の原稿に対応するデータ部分を、4ページ目の位置に追加した新たな送信データとすることができる。好適な順序とされた新たな送信データを送信することができる。
前記記憶部への記憶の対象となる前記送信データのための認証情報を取得する第7取得部を備え、前記記憶制御部は、前記送信データと前記認証情報とを対応付けし、前記第7取得部は、前記認証情報を、前記記憶部に送信データを記憶する場合と、前記通信部から前記新たな送信データを送信する場合と、に取得し、前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第7取得部で取得された前記認証情報が前記記憶部に記憶された前記送信データに対応付けられた前記認証情報に一致する状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から前記新たな送信データを送信するように制御する、ようにしてもよい。これによれば、記憶部に記憶された送信データのセキュリティを確保することができる。
本発明によれば、読み取られた原稿に対応する送信データを好適に送信することができる通信装置を得ることができる。
通信装置の一例を示すブロック図である。 通信装置の原稿台に原稿を載せ置いた状態の一例を示す図である。 保留ジョブテーブルの一例を示す図である。 送信処理の第1部分を示すフローチャートである。 送信処理の第2部分を示すフローチャートである。 送信種別選択画面の一例を示す図である。 パスワード入力画面の一例を示す図である。 次ページ確認画面の一例を示す図である。 ジョブ指定画面の一例を示す図である。 処理選択画面の一例を示す図である。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
<通信装置>
通信装置10は、ネットワーク60に接続され、ネットワーク60に接続された相手先装置50(図1では1台のみ図示)との間で、読み取られた原稿に対応するデータの送受信を実行する。例えば、通信装置10は、自装置で読み取られた原稿に対応するデータを、相手先装置50にファクシミリ送信する。この場合、通信装置10と相手先装置50は、ファクシミリ機能を有する通信装置である。通信装置10は、ファクシミリ機能の他、例えば、スキャン機能及びコピー機能を有する。本実施形態では、通信装置10から送信される読み取られた原稿に対応するデータを、「送信データ」といい、送信データは、通信装置10から相手先装置50にファクシミリ送信されるものとする。送信データは、読み取られた原稿に対応するデータ部分を含む。読み取られた原稿が複数ページである場合、送信データは、複数ページ分のデータ部分によって構成される。ネットワーク60としては、電話回線又は光回線のような各種の公衆回線が例示される。
通信装置10は、図1及び図2に示すように、CPU12と、ROM14と、RAM16と、記憶部18と、原稿台20と、原稿台カバー22と、読取部24と、印刷部26と、操作部28と、表示部30と、音声出力部32と、通信部34と、計時部36を備える。通信装置10が備えるこれら各部のうち、原稿台20及び原稿台カバー22(図2参照)を除く各部は、バス38に接続される(図1参照)。CPU12は、演算処理を実行し、通信装置10を制御する。ROM14は、通信装置10で実行される各種の処理のためのコンピュータプログラムを記憶する。ROM14に記憶されたコンピュータプログラムには、例えば、後述する送信処理(図4及び図5参照)のためのコンピュータプログラムが含まれる。RAM16は、CPU12が各種のコンピュータプログラムを実行する際に利用される記憶領域となる。RAM16には、所定のデータ(情報)が記憶される。例えば、図3に示す保留ジョブテーブルが記憶される。
保留ジョブテーブルは、送信処理において、未送信となった送信データを管理するための管理部である。保留ジョブテーブルには、ジョブ番号(ジョブNo.)と、相手先情報と、設定日時と、ポインタと、ページ数と、パスワードが対応付けて登録される。ジョブ番号は、保留ジョブテーブルに登録された保留ジョブを識別する番号である。相手先情報は、送信データの送信先となる相手先装置50の宛先情報である。ファクシミリ送信を例とする本実施形態では、相手先情報は、相手先装置50のFAX番号である。設定日時は、送信処理において前述した各情報が対応付けられた保留ジョブが保留ジョブテーブルに登録された日時を示す。ポインタは、各送信データを示す情報、詳細には、保留ジョブテーブルでの管理対象である送信データが記憶されている場所を示す記憶先情報である。ページ数は、送信データが何ページ分のデータであるかを示す情報である。例えば、送信処理において、原稿の読み取りが1回行われ、1ページ分の原稿に対応する送信データが生成されていた場合、ページ数は「1」とされる(図3に示す「ジョブNo.:1」のレコード参照)。送信処理において、原稿の読み取りが5回行われ、5ページ分の原稿に対応する送信データが生成されていた場合、ページ数は「5」とされる(図3に示す「ジョブNo.:2」のレコード参照)。パスワードは、保留ジョブテーブルでの管理対象である送信データのための認証情報である。
CPU12は、ROM14に記憶された各種のコンピュータプログラムを実行する等して、通信装置10を制御する。これによって、通信装置10では、各種の処理が実行され、各種の機能が実現される。
記憶部18は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリである。記憶部18には、所定のデータが記憶される。例えば、送信処理において、保留ジョブテーブルでの管理対象となった送信データは、記憶部18に記憶される。保留ジョブテーブルは、RAM16ではなく、記憶部18に記憶されるようにしてもよい。なお、保留ジョブテーブルでの管理対象となった送信データは、RAM16に記憶されるようにしてもよい。この場合、RAM16は、前述した送信データを記憶するための記憶部として機能する。本実施形態では、保留ジョブテーブルはRAM16に記憶され、管理対象の送信データは、記憶部18に記憶されることとする。
原稿台20は、読取対象の原稿が載せ置かれるテーブルである。原稿台20は、例えば、透明の板状部材によって形成される。原稿台カバー22は、原稿台20を覆うカバー部材であり、通信装置10に開閉自在に設けられる。原稿台カバー22は、原稿台20に原稿を載せ置く場合、図2に示すように開かれた状態とされ、原稿の読み取りが実行される場合、閉じられた状態とされる。読取部24は、原稿台20に載せ置かれた原稿を読み取る。読取部24は、CCD又はCISのようなイメージセンサを含む。
通信装置10の利用者は、相手先装置50にファクシミリ送信する場合、原稿台カバー22を開き、原稿台20に原稿を載せ置く(図2参照)。ファクシミリ送信の対象となる原稿が複数ページ(複数枚)ある場合、読み取りが終了する都度、原稿台カバー22を開閉する等し、原稿台20に載せ置かれた原稿を手動にて交換する。このような操作手順は、ファクシミリ機能を有する公知の通信装置の場合と同じである。
印刷部26は、通信装置10で、例えば、相手先装置50からファクシミリ送信された送信データが受信された場合、受信された送信データに対応する画像を記録用紙に印刷する。印刷部26は、例えばインクジェット方式又はレーザ方式の印刷装置によって構成される。操作部28は、図2に示すように、FAXキー、テンキー、スタートキー及びキャンセルキーのような複数のキーを含む。操作部28に含まれるキーとしては、前述したキーの他、スキャンキー、コピーキー、カーソルキー及び確定キー(OKキー)が例示される(図2参照)。
FAXキーは、ファクシミリ機能を介したファクシミリ送信を利用する場合に押下される。スタートキーは、送信動作を開始させる場合に押下される。テンキーは、相手先情報を入力する場合と、表示部30に表示された所定の画面に応じて所定の入力を行う場合等に押下される。キャンセルキーは、開始させた処理等をキャンセルする場合に押下される。利用者は、操作部28に含まれる各種の指令等に対応付けられたキーを操作することで、各種の指令等を通信装置10に入力することができる。
表示部30は、諸情報を表示するためのディスプレイである。音声出力部32は、報知音を含む所定の音声を出力するためのスピーカである。通信部34は、ネットワーク60に接続され、ネットワーク60を介した通信を実行する。例えば、通信部34は、送信データを送受信する。通信部34は、ファクシミリ機能を有する公知の通信装置と同様、ネットワーク60の種別に応じた所定のネットワークインターフェースを含む。計時部36は、カレンダー機能を有し、現在の時刻を計時する。
相手先装置50は、ファクシミリ機能を有する公知の通信装置である。相手先装置50は、通信装置10と同一の装置であってもよい。従って、相手先装置50に関する説明は省略する。
<送信処理>
通信装置10で実行される送信処理について、図4及び図5を参照して説明する。送信処理は、例えば、利用者が操作部28のFAXキーを押下した場合に開始される。送信処理を開始したCPU12は、RAM16に記憶された保留ジョブテーブルにアクセスし、保留ジョブが登録されているか否かを判断する(S100)。保留ジョブテーブルに保留ジョブが登録されていない場合(S100:No)、CPU12は、処理をS104に移行する。保留ジョブテーブルに保留ジョブが登録されている場合(S100:Yes)、CPU12は、送信種別選択画面を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、例えば、図6に示すような送信種別選択画面が表示される。送信種別選択画面は、今回のファクシミリ送信が、新規送信であるか、保留ジョブテーブルで管理されている送信データを対象としたものであるかを選択するための選択画面である。
送信種別選択画面を表示部30に表示させた後、CPU12は、今回のファクシミリ送信が新規送信であるか否かを判断する(S102)。利用者は、送信種別選択画面の表示に応じて操作部28のテンキーを操作し、「1.はい」又は「2.いいえ」を入力する。具体的に、今回のファクシミリ送信が新規送信である場合、利用者は、操作部28の「1」キーを押下する。一方、今回のファクシミリ送信が保留ジョブテーブルで管理されている送信データを対象としたものである場合、操作部28の「2」キーを押下する。利用者が操作部28の「1」キーを押下した場合(S102:Yes)、CPU12は、処理をS104に移行する。S104でCPU12は、利用者が操作部28を操作して入力された相手先情報及びスタート指令を取得する。
S100が否定(S100:No)された状態でS104が実行されている場合、利用者は、FAXキーを押下した後、続けて、操作部28のテンキーを押下して相手先情報を入力する。更に、利用者は、相手先情報を入力した後、操作部28のスタートキーを押下してスタート指令を入力する。S102が肯定(S102:Yes)された状態でS104が実行されている場合、利用者は、操作部28の「1」キーを押下した後、続けて、操作部28のテンキーを押下して相手先情報を入力する。更に、利用者は、相手先情報を入力した後、操作部28のスタートキーを押下してスタート指令を入力する。
相手先情報及びスタート指令を取得した後、CPU12は、パスワード入力画面を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、図7に示すようなパスワード入力画面(初期状態では図7に示す「****」は非表示)が表示される。パスワード入力画面は、今回のファクシミリ送信が保留された場合(図4のS110:タイムアウト 参照)に、送信データのためのパスワードとなる文字列の入力を要求するための入力画面である。パスワードは、例えば、4桁の数字とされる。利用者は、パスワード入力画面の表示に応じて操作部28のテンキーを操作し、パスワードとしての4桁の数字を入力する。CPU12は、数字の入力に合わせ、例えば、「*」を順次表示するように制御する。利用者は、パスワード入力画面に表示される「*」によって、入力桁数を把握することができる。CPU12は、入力されたパスワードを取得する(S106)。
続けて、CPU12は、「原稿台に原稿を載せ置いて下さい」との情報を含むメッセージ画面(不図示)を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、前述した情報を含むメッセージ画面が表示される。利用者は、原稿台カバー22を開き、原稿を原稿台20に載せ置き、原稿台カバー22を閉じる。CPU12は、原稿台20に載せ置かれた原稿(1ページ分)の読み取りを実行するように制御する(S108)。読取部24では、原稿台20に載せ置かれた原稿の読み取りが実行される。これに伴い、読み取られた原稿に対応するデータ部分が生成される。生成されたデータ部分は、送信データとなる。このタイミングでは、送信データは、RAM16に記憶される。
読取部24での読み取りが完了した後、CPU12は、次ページ確認画面を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、例えば、図8に示すような次ページ確認画面が表示される。次ページ確認画面は、原稿の読み取りを繰り返すか否かを確認するための確認画面である。次ページ確認画面を表示部30に表示させた後、CPU12は、次ページの有無を判断する(S110)。利用者は、次ページ確認画面の表示に応じて操作部28のテンキーを操作し、「1.はい」又は「2.いいえ」を入力する。具体的に、次ページの原稿がある場合、利用者は、原稿台カバー22を開き、次ページの原稿を原稿台20に載せ置き、原稿台カバー22を閉じ、操作部28の「1」キーを押下する。送信する全ての原稿についての読み取りが終了し、次ページの原稿がない場合、利用者は、操作部28の「2」キーを押下する。
次ページの原稿がある状態で、次ページ確認画面の表示に応じて、利用者が操作部28の「1」キーを押下した場合(S110:あり)、CPU12は、処理をS108に戻し、再度、原稿台20に載せ置かれた原稿(1ページ分)の読み取りを実行するように制御する(S108)。読取部24では、原稿台20に載せ置かれた原稿の読み取りが実行される。これに伴い、読み取られた原稿に対応するデータ部分が生成され、生成済みのデータ部分による送信データに、今回の読み取りによるデータ部分が含められる。送信データにおける複数のデータ部分の順序は、読み取りの順とされる。即ち、今回の読み取りによるデータ部分は、前回の読み取りによるデータ部分の次とされる。再度の読み取りが完了した後、CPU12は、上述したS110を繰り返して実行する。
次ページの原稿がない状態で、次ページ確認画面の表示に応じて、利用者が操作部28の「2」キーを押下した場合(S110:なし)、CPU12は、S104で取得された相手先情報を宛先として、実行済みのS108での読み取りによる全てのデータ部分を含む送信データをファクシミリ送信するように制御する(S112)。通信部34では、送信データが、相手先情報に対応する相手先装置50にファクシミリ送信される。S112を実行した後、CPU12は、RAM16に記憶された送信データを削除し、送信処理を終了する。
次ページ確認画面の表示に対して、利用者が操作部28の「1」及び「2」キーを押下せず、次ページ確認画面の表示からタイムアウト時間として予め設定された時間が経過した場合(S110:タイムアウト)、CPU12は、生成された送信データを、記憶部18に記憶するように制御する。そして、CPU12は、S104で取得された相手先情報と、設定日時と、ポインタと、ページ数と、S106で取得されたパスワードを対応付けて保留ジョブテーブルに登録するように制御する(S114)。その際、CPU12は、実行済みのS108での読み取りによる全てのデータ部分を含む送信データを、記憶部18に記憶するように制御する。ポインタは、ここで記憶された送信データの記憶先情報とされる。保留ジョブテーブルに対応付けて登録された前述した各情報は、保留ジョブとして管理される。
例えば、S104で取得された相手先情報が「006−777−8888」で、現在日時が「2012年10月29日 19:00」で、送信データが記憶部18の「△△△△△」に記憶され、「5ページ」分の原稿が読み取られ、S106で取得されたパスワードが「2345」であり、更に、保留ジョブテーブルに既に図3に示す「ジョブNo.:1」の保留ジョブが登録されていたとする。この場合、S114でCPU12は、前述した各情報に基づき、「ジョブNo.:2」として、図3に示すような各情報を登録するように制御する。これら各情報は、記憶部18に記憶された送信データと共に、「ジョブNo.:2」の保留ジョブとして管理される。S114を実行した後、CPU12は、RAM16に記憶された送信データを削除し、送信処理を終了する。
説明をS102に戻し、送信種別選択画面(図6参照)の表示に応じて、利用者が、操作部28の「2」キーを押下した場合(S102:No)、CPU12は、処理をS116(図5参照)に移行する。S116への移行に際し、CPU12は、ジョブ指定画面を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、例えば、図9に示すようなジョブ指定画面が表示される。ジョブ指定画面は、保留ジョブテーブルに登録された保留ジョブのうちの1つの保留ジョブを指定するための指定画面である。ジョブ指定画面は、保留ジョブテーブルに従い表示される。ジョブ指定画面に含まれる保留ジョブは、保留ジョブテーブルに登録されている保留ジョブに対応し、ジョブ指定画面で各「No.」に対応付けられた「相手先情報」、「設定日時」及び「ページ数」は、保留ジョブテーブルにおいて、ジョブ指定画面の「No.」と同一番号の「ジョブNo.」に対応付けられた「相手先情報」、「設定日時」及び「ページ数」に一致する。
利用者は、ジョブ指定画面の表示に応じ、操作部28のテンキーを操作し、目的の保留ジョブを1つ指定する。例えば、目的の保留ジョブがジョブ指定画面における「No.2」である場合、利用者は、操作部28の「2」キーを押下する。ジョブ指定画面の表示に応じ、利用者が操作部28のテンキーを押下した場合、CPU12は、押下されたテンキーに対応する番号の保留ジョブを特定する(S116)。
保留ジョブを特定した後、CPU12は、パスワード入力画面(図7参照 但し、初期状態では「****」は非表示)を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、パスワード入力画面が表示される。利用者は、操作部28のテンキーの押下に対応してS116で特定された保留ジョブのためのパスワードを入力する。パスワードの入力及びその際の処理については、上記同様であるため、省略する。CPU12は、入力されたパスワードを取得し(S118)、取得されたパスワードがS116で特定された保留ジョブに対応付けられたパスワードに一致するか否かを判断する(S120)。CPU12は、保留ジョブテーブルにアクセスし、S116で特定された保留ジョブに対応付けられたパスワードを取得する。
入力されたパスワードと取得されたパスワードが一致していない場合(S120:No)、CPU12は、エラー処理を実行する(S122)。具体的に、S122でCPU12は、「パスワードが一致しません」との情報を含むメッセージ画面(不図示)を表示するように制御すると共に、予め定めた拒否音を出力するように制御する。この制御によって表示部30には、前述した情報を含むメッセージ画面が表示され、音声出力部32から予め定めた拒否音が出力される。S122を実行した後、所定時間経過した場合、CPU12は、送信処理を終了する。再度、送信処理を開始させる場合、利用者は、操作部28のFAXキーを押下する。なお、パスワードが一致しない場合(S120:No)、「パスワードが一致しません」との情報を含むメッセージ画面を表示した後、再度、パスワード入力画面を表示し、パスワードの再入力を受け付けるようにしてもよい。この場合において、所定回数連続してパスワードが一致しない場合、送信処理を終了するようにしてもよい。
入力されたパスワードと取得されたパスワードが一致した場合(S120:Yes)、CPU12は、例えば、図10に示すような処理選択画面を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、例えば、図10に示すような処理選択画面が表示される。処理選択画面は、S116で特定された保留ジョブにおける送信データに対する処理を選択するための選択画面である。選択肢としての「1.原稿追加」は、新たに原稿の読み取りを行い、新たに読み取られた原稿に対応するデータ部分を、S116で特定された保留ジョブにおける送信データに追加し、追加後の新たな送信データを、この保留ジョブにおける相手先情報を宛先としてファクシミリ送信する場合に選択される。「2.送信」は、S116で特定された保留ジョブにおける送信データをそのまま、この保留ジョブにおける相手先情報を宛先としてファクシミリ送信する場合に選択される。「3.キャンセル」は、S116で特定された保留ジョブを保留ジョブテーブルから削除する場合に選択される。利用者は、「1.原稿追加」を選択する場合、操作部28の「1」キーを押下し、「2.送信」を選択する場合、操作部28の「2」キーを押下し、「3.キャンセル」を選択する場合、操作部28の「3」キーを押下する。CPU12は、処理選択画面の表示に応じて入力された選択肢が「1.原稿追加」、「2.送信」又は「3.キャンセル」の何れであったかを判断する(S124)。
処理選択画面の表示に応じて、利用者が操作部28の「2」キーを押下した場合(S124:送信)、CPU12は、処理をS140に移行する。利用者が操作部28の「3」キーを押下した場合(S124:キャンセル)、CPU12は、送信キャンセル処理を実行する(S126)。S126でCPU12は、保留ジョブテーブルにアクセスし、S116で特定された保留ジョブにおけるポインタを取得する。CPU12は、取得されたポインタに対応する送信データを記憶部18から削除するように制御する。これによって、この送信データは、記憶部18から削除される。続けて、CPU12は、S116で特定された保留ジョブを、保留ジョブテーブルから削除し、保留ジョブテーブルを更新する(S128)。
S128で削除された保留ジョブが、保留ジョブテーブルにおいて最後尾のジョブ番号(図3に基づけば、「ジョブNo.:2」)ではない場合、削除されずに残った保留ジョブに対するジョブ番号を再付与するようにしてもよい。ジョブ番号の再付与を実行しない場合、図4のS114で新たに登録される保留ジョブに対して、空き番号となっているジョブ番号を割り振るようにしてもよい。S128を実行した後、CPU12は、送信処理を終了する。
処理選択画面の表示に応じて、利用者が操作部28の「2」キーを押下した場合(S124:原稿追加)、CPU12は、例えば、「新たに読み取る原稿を追加(挿入)する位置を指定して下さい」との情報を含む位置指定画面(不図示)を表示部30に表示するように制御する。この制御によって表示部30には、前述した情報を含む位置指定画面が表示される。利用者は、操作部28のテンキーを操作し、追加位置を入力する。例えば、S116で特定された保留ジョブが図3に示す保留ジョブテーブルの「ジョブNo.:2」であって、3ページ目と4ページ目の間に、新たな原稿に対応するデータ部分を追加(挿入)する場合、利用者は、例えば、操作部28の「4」キーを押下する。CPU12は、位置指定画面の表示に応じて入力された番号を位置情報として取得(前述した例に基づけば「位置情報:4」を取得)する。操作部28に含まれる「1」〜「9」及び「0」の各キー以外のキーが押下された場合、又は、所定時間内に何れのキーも押下されない場合、追加する位置を最後尾部分として自動的に特定するようにしてもよい。
利用者は、位置指定画面の表示に応じて、操作部28のテンキーを押下した後、又は、上述したような最後尾部分を自動的に特定する操作(所定時間内に何れのキーも押下しない場合を含む)に続けて、操作部28のスタートキーを押下してスタート指令を入力する。CPU12は、利用者が操作部28のスタートキーを押下して入力されたスタート指令を取得する(S132)。スタート指令を取得した後、CPU12は、「原稿台に原稿を載せ置いて下さい」との情報を含むメッセージ画面(不図示)を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、前述した情報を含むメッセージ画面が表示される。この点に関しては、上述した図4のS106からS108への移行の際と同様である。そのため、これに関する説明は省略する。
次に、CPU12は、原稿台20に載せ置かれた原稿(1ページ分)の読み取りを実行するように制御する(S134)。これに伴い、読み取られた原稿に対応するデータ部分が生成される。CPU12は、保留ジョブテーブルにアクセスし、S116で特定された保留ジョブにおけるポインタを取得する。CPU12は、取得されたポインタに対応する送信データを記憶部18から読み出し、RAM16に記憶する。CPU12は、RAM16に記憶された送信データを対象として、今回の読み取りによるデータ部分を、S130で取得された位置情報に従った位置に追加する処理を実行する。上述した例に基づけば、CPU12は、S130で取得された「位置情報:4」に従い、今回の読み取りによるデータ部分を、RAM16に記憶された送信データ(全5ページ分のデータ部分を含む 図3の「ジョブNo.:2」参照)の3ページ目と4ページ目の間に追加する処理を実行する。その結果、送信データは、今回の読み取りによるデータ部分が4ページ目に追加された合計6ページ分のデータ部分を含む新たな送信データとなる。
読取部24での読み取りが完了した後、CPU12は、図4のS108からS110への移行の際と同様、次ページ確認画面(図8参照)を表示するように制御する。この制御によって表示部30には、次ページ確認画面が表示される。次ページ確認画面を表示部30に表示させた後、CPU12は、次ページの有無を判断する(S136)。S136は、図4のS110と同様の処理であり、CPU12は、上記同様、次ページ確認画面の表示に応じた入力に従い、S136を実行する。次ページの原稿があり、利用者が次ページの原稿を原稿台20に載せ置く等し、操作部28の「1」キーを押下した場合(S136:あり)、CPU12は、処理をS134に戻し、再度、原稿台20に載せ置かれた原稿(1ページ分)の読み取りを実行するように制御する(S134)。読取部24では、原稿台20に載せ置かれた原稿の読み取りが実行される。新たに生成される次ページの原稿に対応するデータ部分は、前回実行されたS134での読み取りによるデータ部分の次に追加される。操作部28の「1」キーが押下され(S136:あり)、S134が再度実行される場合も、上述した位置指定画面(不図示)を表示し、その都度、位置情報を取得し、取得された位置情報に従った位置にデータ部分を追加するようにしてもよい。
次ページの原稿がない状態で、次ページ確認画面の表示に応じて、利用者が操作部28の「2」キーを押下した場合(S136:なし)、CPU12は、処理をS140に移行する。次ページ確認画面の表示に対して、利用者が操作部28の「1」及び「2」キーを押下せず、次ページ確認画面の表示からタイムアウト時間として予め設定された時間が経過した場合(S136:タイムアウト)、CPU12は、S116で特定された保留ジョブにおける情報を利用し、実行済みのS134に対応する新たな保留ジョブを保留ジョブテーブルに登録するように制御する(S138)。その際、CPU12は、S116で特定された保留ジョブにおけるポインタに対応する送信データを削除し、実行済みのS134での読み取りによる全てのデータ部分が追加された新たな送信データを記憶部18に記憶(上書き)するように制御する。新たに登録される保留ジョブは、S116で特定された保留ジョブに上書きされて保留ジョブテーブルに登録される。この場合、新たな保留ジョブは、S116で特定された保留ジョブと同じジョブ番号で管理される。設定日時は、現在日時とされ、送信データへのポインタは、前述したように記憶された送信データの記憶先情報とされ、ページ数は、追加後のページ数とされる。相手先情報及びパスワードは、S116で特定された保留ジョブと同じとされる。S138を実行した後、CPU12は、処理をS140に移行する。
S140でCPU12は、S116で特定された保留ジョブにおける相手先情報を宛先として送信データをファクシミリ送信するように制御する(S140)。通信部34では、送信データが、相手先情報に対応する相手先装置50にファクシミリ送信される。S124が「送信」と判断され、これに続けてS140が実行されている場合、送信対象となる送信データは、図4のS114に関連して記憶部18に記憶された送信データである。CPU12は、S140に際し、S116で特定された保留ジョブにおけるポインタに従い、記憶部18からこの送信データを読み出し、RAM16に記憶し、これを送信対象としてS140を実行する。S136で「なし」と判断され、これに続けてS140が実行されている場合、送信対象となる送信データは、実行済みのS134での読み取りによる全てのデータ部分が追加された状態でRAM16に記憶された新たな送信データである。CPU12は、RAM16に記憶された新たな送信データを送信対象としてS140を実行する。CPU12は、S140を実行した後、RAM16に記憶された送信データを削除する。
続けて、CPU12は、S116で特定された保留ジョブを、保留ジョブテーブルから削除し、保留ジョブテーブルを更新する(S142)。保留ジョブの削除に際し、CPU12は、S116で特定された保留ジョブにおけるポインタに対応する送信データを記憶部18から削除するように制御する。S142では、S128と同様、保留ジョブを削除後、ジョブ番号の再付与等を実行するようにしてもよい。S142を実行した後、CPU12は、送信処理を終了する。
本実施形態において、次ページ確認画面(図8参照)が表示されている状態で行われる操作部28の「1」キーの押下(図4のS110、図5のS136:あり 参照)は、読取部24で原稿が読み取られた状態で、原稿の読み取りを繰り返して実行するための再実行指令の入力に対応する。次ページ確認画面が表示されている状態で行われる操作部28の「2」キーの押下(図4のS110、図5のS136:なし 参照)は、相手先情報を宛先として送信データをファクシミリ送信するための送信指令の入力に対応する。処理選択画面(図10参照)が表示されている状態で行われる操作部28の「2」キーの押下(図5のS124:送信 参照)は、送信指令の入力に対応する。処理選択画面が表示されている状態で行われる操作部28の「1」キーの押下(図5のS124:原稿追加 参照)は、記憶部18に記憶された送信データに追加するデータ部分の原稿の読み取りを実行するための追加実行指令に対応する。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)送信データを相手先装置50にファクシミリ送信するに際し、利用者が手動で原稿を原稿台20に載せ置き、読み取りに関する処理(図4のS108、S110参照)が実行されている状態で、次の原稿の有無に対する操作(次ページ確認画面(図8参照)に応じた操作部28の「1」キー又は「2」キーの押下)が行われず、タイムアウトとなってしまう場合(図4のS110:タイムアウト 参照)、実行済みのS108に対応して生成された送信データを記憶部18に記憶し、S104で取得された相手先情報を含む諸情報を対応付けた保留ジョブを保留ジョブテーブル(図3参照)に登録する(図4のS114参照)こととした。通信装置10では、送信種別選択画面(図6参照)の表示に応じて、操作部28の「2」キーが押下された場合(図4のS102:No参照)、保留ジョブテーブルに登録された保留ジョブにおける送信データに対して、他の原稿に対応するデータ部分を追加した新たな送信データが生成され(図5のS124:原稿追加、134参照)、この新たな送信データが、保留ジョブにおける相手先情報に従い、ファクシミリ送信される(図5のS140参照)。
そのため、次ページ確認画面に応じて、操作部28の「2」キーが押下されない場合であっても、時間の経過に伴い送信データが自動的に送信されてしまうといった事態の発生をなくすことができる。例えば、手動にて原稿を原稿台20に載せ置き、原稿の読み取りが実行されている状態で、全ページ分の原稿が揃っていないことに気付き、不足している原稿を準備しなければならなくなることがある。このような場合、不足している原稿が準備できた段階で、不足分の原稿を追加し、追加された原稿に対応するデータ部分を含む送信データを、入力済みの相手先情報を宛先としてファクシミリ送信することができる。同様の処理を、保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)にも実行(図5のS136:タイムアウト、S138参照)することとした。そのため、保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合も前述したような効果を得ることができる。
(2)複数の保留ジョブを保留ジョブテーブルに登録し、これによって、複数の保留ジョブを管理する(図3参照)こととした。保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)、ジョブ指定画面(図9参照)を表示部30に表示し、これに応じた入力に従い、1つの保留ジョブを特定する(図5のS116参照)こととした。そのため、記憶部18に記憶された特定の送信データに、新たなデータ部分を追加することができる。未送信状態の複数の送信データを対象として、データ部分の追加を好適に実行することができる。
(3)保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)、この送信データにおいて、読み取られた原稿に対応するデータ部分を追加する位置を指定する(図5のS130参照)こととした。そのため、追加される原稿に対応するデータ部分が以前の読み取りに対応して生成された送信データの適切な位置に追加された新たな送信データを生成し、これをファクシミリ送信することができる。
(4)パスワードを取得し(図4のS106参照)、パスワードにて保護された状態で、保留ジョブ(送信データ)を管理する(図3参照)こととした。その上で、保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合、パスワードによる認証を実行し(図5のS118、S120参照)、パスワードの一致(図5のS120:Yes参照)を条件として、送信データをファクシミリ送信する(図5のS140参照)こととした。そのため、保留ジョブテーブルでの管理対象である送信データのセキュリティを確保することができる。パスワードの取得を、原稿の読み取りが実行される前に実行する(図4のS106、S108参照)ことで、次ページ確認画面の表示に対して、タイムアウトとなった場合(図4のS110:タイムアウト 参照)であっても、保留ジョブにおいてパスワードを対応付けすることができる。
<変形例>
本実施形態は、次のようにすることもできる。
(1)上記では、送信データをファクシミリ送信する場合を例に説明した。本実施形態は、ファクシミリ送信とは異なる方式の送信についても採用することができる。例えば、本実施形態は、送信データを電子メールにて送信する場合にも採用することができる。この場合、追加のデータ部分を含む送信データが添付された電子メールが送信される。電子メールの場合の相手先情報は、電子メールアドレスである。
(2)上記では、図4のS110及び図5のS136でタイムアウトとなった場合(図4のS110、図5のS136:タイムアウト 参照)、保留ジョブテーブルへの登録を実行する(図4のS114、図5のS138参照)場合を例に説明した。次ページ確認画面(図8参照)に「3.保留」を設け、操作部28の「3」キーの押下によって、保留に関する指令が取得された場合も、図4のS114及び図5のS138が実行されるようにしてもよい。次ページ確認画面における「3.保留」の入力は、操作部28の「3」キーの押下による場合の他、操作部28の所定のキー(図2には不図示の専用のキーであってもよい)に「3.保留」を対応付け、このキーの押下によって入力されるようにしてもよい。CPU12は、この所定のキーが押下された場合、保留に関する指令を取得する。
(3)上記では、保留ジョブテーブルにおける管理項目として相手先情報を含め(図3参照)、相手先情報が他の各情報に対応付けされた保留ジョブに基づき、保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)、再度の相手先情報の入力を省略した構成を例に説明した。保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)についても、相手先情報の入力を受け付け、CPU12は、入力された相手先情報を取得し、図5のS140で、新たに取得された相手先情報に従い、送信データをファクシミリ送信するように制御してもよい。この場合、保留ジョブテーブルへの相手先情報の登録は省略してもよい。
例えば、図5のS120が肯定された場合(図5のS120:Yes参照)、相手先情報の入力を受け付け、入力された相手先情報を取得するようにするとよい。また、図5のS124が「送信」と判断され、処理がS140に移行するに際し、相手先情報の入力を受け付け、入力された相手先情報を取得するようにしてもよい。この場合、図5のS124が「原稿追加」と判断される状態では、例えば、図4のS104の場合と同様、S130からS132への移行に際し、相手先情報の入力を受け付け、S132で入力された相手先情報を取得するようにするとよい。この他、再度、相手先情報を入力するか否かを利用者に確認し、その結果に応じて、入力するか否かを判断するようにしてもよい。保留ジョブとして管理されている送信データをファクシミリ送信する場合(図4のS102:No参照)にも相手先情報を再入力できる構成によれば、例えば、以前の相手先情報が誤っていた場合、正しい相手先情報を宛先として送信データをファクシミリ送信することができる。別の相手先情報を宛先とすることもできる。
10 通信装置
12 CPU
14 ROM
16 RAM
18 記憶部
20 原稿台
22 原稿台カバー
24 読取部
26 印刷部
28 操作部
30 表示部
32 音声出力部
34 通信部
36 計時部
38 バス
50 相手先装置
60 ネットワーク

Claims (4)

  1. 読み取られた一又は複数の原稿に対応する送信データを送信するための通信装置であって、
    原稿台に載せ置かれた原稿を読み取る読取部と、
    前記送信データの送信先に対応する相手先情報を取得する第1取得部と、
    前記読取部で原稿が読み取られた状態で、原稿の読み取りを繰り返して実行するための再実行指令を取得する第2取得部と、
    前記送信データを送信するための送信指令を取得する第3取得部と、
    前記送信データを送信する通信部と、
    前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記第1取得部で取得された前記相手先情報に従い、前記通信部から前記送信データを送信するように制御する通信制御部と、
    前記第3取得部で前記送信指令が取得されない場合、前記送信データを記憶部に記憶するように制御する記憶制御部と、
    前記記憶制御部によって前記記憶部に記憶された前記送信データに追加するデータ部分の原稿の読み取りを実行するための追加実行指令を取得する第4取得部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記第1取得部で取得された前記相手先情報に従い、前記通信部から、前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加した新たな送信データを送信するように制御する、通信装置。
  2. 前記記憶部に記憶された前記送信データを指定するための指定情報を取得する第5取得部を備え、
    前記記憶制御部は、前記送信データと前記指定情報とを対応付けし、
    前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第5取得部で前記指定情報が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から、前記第5取得部で取得された前記指定情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加した前記新たな送信データを送信するように制御する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を追加する位置を指定する位置情報を取得する第6取得部を備え、
    前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第6取得部で前記位置情報が取得された状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から、前記記憶部に記憶された前記送信データに、前記第4取得部で取得された前記追加実行指令に対応する原稿の読み取りによるデータ部分を、前記第6取得部で取得された前記位置情報に対応する位置に追加した前記新たな送信データを送信するように制御する、請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記記憶部への記憶の対象となる前記送信データのための認証情報を取得する第7取得部を備え、
    前記記憶制御部は、前記送信データと前記認証情報とを対応付けし、
    前記第7取得部は、前記認証情報を、前記記憶部に送信データを記憶する場合と、前記通信部から前記新たな送信データを送信する場合と、に取得し、
    前記通信制御部は、前記第4取得部で前記追加実行指令が取得され、前記第7取得部で取得された前記認証情報が前記記憶部に記憶された前記送信データに対応付けられた前記認証情報に一致する状態で、前記第3取得部で前記送信指令が取得された場合、前記通信部から前記新たな送信データを送信するように制御する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の通信装置。
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