JP2003152913A - 通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
用することが可能な通信端末装置を提供すること。 【解決手段】通信予約確認を表示部70に表示させた状
態で、原稿確認に対応するソフトキー68aが操作され
た場合には、送信原稿の画データが画像メモリ80から
読み出されて、記録部50で記録紙にプリントアウトさ
れている。このため、送信原稿をプリントアウトするた
めに、再度送信原稿を読取部40にセットして、コピー
をする必要はない。従って、既に画像メモリ80に記憶
された送信原稿の画データを有効に活用することができ
る。よって、一旦記憶された送信原稿の画データを有効
に活用することができる。
Description
し、より詳しくは時刻指定送信の通信予約又は現在実行
中の通信を確認表示させた状態で、送信原稿のプリント
アウト、送信原稿の追加、又は送信相手先の追加を柔軟
に行うことに特徴を有する通信端末装置に関するもので
ある。
を指定してFAX送信する、いわゆる時刻指定送信があ
る。この時刻指定送信を行った場合には、通信予約した
内容を表示部に表示させて、相手先や読み取った原稿枚
数等が正しいか否かを確認していた。また、表示状態か
ら通信予約の内容をプリントアウトして、相手先等の確
認していた。一方、現在実行中の通信についても同様に
表示部に表示させて、相手先や読み取った原稿枚数等が
正しいか否かを確認していた。
うに時刻指定送信の予約を行った後や現在実行中の通信
の送信原稿をプリントアウト(コピー)するためには、
再度送信原稿を読み取らせて、送信原稿を記録紙にプリ
ントアウトしていた。また、送信原稿を追加したい場合
には、すべての原稿を再度読み取らせなければならなか
った。さらに、送信相手先を追加したい場合にも、再度
送信原稿を読み取らせて、送信相手先を追加しなければ
ならなかった。従って、送信原稿の画データが画像メモ
リに記憶されているにも拘わらず、一旦記憶された送信
原稿の画データが有効に活用されていなかった。
されたものであって、その目的は、一旦記憶された送信
原稿の画データを有効に活用することが可能な通信端末
装置を提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明では、送信原稿の画データ
を記憶する画像記憶手段と、画データを記録紙に記録す
る記録手段と、時刻指定送信の通信予約又は現在実行中
の通信を表示する表示手段と、通信予約又は現在実行中
の通信を選択する選択手段と、通信予約又は現在実行中
の通信における送信原稿の記録指示を行う記録指示手段
と、表示手段に表示中の通信予約又は現在実行中の通信
が選択手段で選択された後に記録指示手段が操作された
場合は、選択された通信予約又は現在実行中の通信にお
ける送信原稿の画データを画像記憶手段から読み出して
記録手段で記録紙に記録させる制御手段とを備えた。
データを記憶する画像記憶手段と、画データを記録紙に
記録する記録手段と、時刻指定送信の通信予約又は現在
実行中の通信を表示する表示手段と、通信予約又は現在
実行中の通信を選択する選択手段と、送信原稿の追加指
示を行う原稿追加指示手段と、表示手段に表示中の通信
予約又は現在実行中の通信が選択手段で選択された後に
原稿追加指示手段が操作された場合は、選択された通信
予約又は現在実行中の通信における送信原稿の画データ
に対して送信原稿の画データを追加する制御手段とを備
えた。
データを記憶する画像記憶手段と、画データを記録紙に
記録する記録手段と、時刻指定送信の通信予約又は現在
実行中の通信を表示する表示手段と、通信予約又は現在
実行中の通信を選択する選択手段と、通信相手先を追加
指示する相手先追加指示手段と、送信相手先を入力する
入力手段と、表示手段に表示中の通信予約又は現在実行
中の通信が選択手段で選択された後に相手先追加指示手
段が操作された場合は、選択された通信予約又は現在実
行中の通信における送信原稿の画データに対して入力手
段から入力された送信相手先を追加する制御手段とを備
えた。
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タやコピー動作において読取部40にて読み取られた原
稿の画データを記録紙上に記録する。
は、複写機能付きファクシミリ装置1を動作させるため
の各種のキーを備えている。FAX/コピーキー61
は、FAXモード又はコピーモードに設定するためのも
のである。短縮キー62は、短縮番号の登録又は短縮番
号から発信するためのものである。ワンタッチキー63
は、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するた
めのものである。テンキー(*,#キーを含む)64
は、電話番号又はコピー部数等を入力するためのもので
ある。スタートキー65は、原稿の読み取り動作を開始
させるためのものである。上下左右方向に操作可能な矢
印キー66(66a〜66d)は、表示部70に表示さ
れた項目を選択するものである。そして、この矢印キー
66の操作に基づいて、表示部70に表示された項目が
選択された場合は、その選択された項目が反転表示され
る。ストップキー67は、複写機能付きファクシミリ装
置1における各種モードの動作を停止させるためのもの
である。
示部70の下部に表示された項目を選択するためのもの
である。具体的には、「原稿確認」の項目に対応するソ
フトキー68aは、画像メモリ80に記憶された送信原
稿の画データを記録部50で記録紙にプリントアウトさ
せるためのものである。また、「原稿追加」の項目に対
応するソフトキー68bは、画像メモリ80に記憶され
た送信原稿の画データに対して送信原稿の画データを追
加するためのものである。さらに、「相手先追加」の項
目に対応するソフトキー68cは、画像メモリ80に記
憶された送信原稿の画データを送信する相手先を追加す
るためのものである。
付きファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示
を行う。また、表示部70は、所定のブザー音を鳴動す
るスピーカ71を備えている。
信画データや読取部40で読み取られた画データを一時
的に記憶する。コーデック90は、読取部40にて読み
取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR,
JBIG方式等により符号化(エンコード)する。ま
た、コーデック90は、受信画データを復号(デコー
ド)する。
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。
おいて、原稿追加に対応するソフトキー68bの操作に
基づいて、送信原稿が追加されたときの動作処理につい
て、図3を用いて説明する。
イルは、「No」、「コマンド」、「チェーンステータ
ス」、「画像メモリの先頭アドレス」の項目から構成さ
れている。そして、例えば図2に示す通信予約確認にお
いて、矢印キー66の操作に基づいて、「No.2」の
通信予約が選択されると、その「No.2」の通信予約
のすべての項目が反転表示される。そして、追加する送
信原稿が読取部40にセットされた後、スタートキー6
5が操作されると、その追加原稿が読取部40で読み取
られ、読み取られた追加原稿の画データがコーデック9
0で符号化されて、画像メモリ80に記憶される。
先に送信する原稿が追加された場合には、図3に示す送
信原稿コマンドファイルにおいて、「No.4」の通信
予約に新たなコマンド「G4」と、追加された送信原稿
の先頭アドレスを示す「Adr20」とが記憶される。
また、図3に示す送信原稿コマンドファイルにおいて、
「No.2」の通信予約における「チェーンステータ
ス」の項目には、追加した送信原稿を示す「No.4」
の通信予約が記憶される。その結果、送信原稿コマンド
ファイルの「No.2」の通信予約と、「No.4」の
通信予約とが関連付けられる。換言すれば、「No.
2」の通信予約における「チェーンステータス」の項目
に「No.4」の通信予約が記憶されることにより、コ
マンド「G2」の実行後に、コマンド「G4」が実行さ
れる。従って、画像メモリ80の先頭アドレス「Adr
18」と「Adr20」とで示された元々の送信原稿の
画データと新たに追加された送信原稿の画データとが、
同一の送信相手先に送信される。
おいて、相手先追加に対応するソフトキー68cの操作
に基づいて、送信相手先が追加されたときの動作処理に
ついて、図4を用いて説明する。
ァイルは、「No」、「コマンド」、「画像メモリの先
頭アドレス」の項目から構成されている。そして、例え
ば図2に示す通信予約確認において、矢印キー66の操
作に基づいて、「No.1」の通信予約が選択される
と、その「No.1」の通信予約のすべての項目が反転
表示される。そして、短縮キー62、ワンタッチキー6
3又はテンキー64から追加する送信相手先が入力され
ると、「No.1」の通信予約で示す送信原稿の画デー
タに対して送信相手先が追加される。
ドファイルにおいて、「No.4」の通信予約に新たな
コマンド「P4」、つまり追加された送信相手先を含む
新たなコマンド「P4」と、追加された送信相手先への
送信原稿の先頭アドレスを示す「Adr17」とが記憶
される。換言すれば、送信原稿の画データに対して送信
相手先が追加される。すなわち、送信相手先が追加され
ても、「N0.1」の通信予約で示す送信原稿の先頭ア
ドレスと同一の先頭アドレス「Adr17」が送信相手
先コマンドファイルに記憶される。このため、送信相手
先が追加されても、画像メモリ80に記憶する画データ
が増加することはない。従って、画像メモリ80を有効
に使用することができる。
おいて、原稿確認に対応するソフトキー68aの操作に
基づいて、原稿確認されたときの動作処理について、図
2及び図3を用いて説明する。
ー66の操作に基づいて、「No.2」の通信予約が選
択された後、原稿確認を行うソフトキー68aが操作さ
れると、「No.2」の通信予約に関連するすべての画
データが記録部50で記録紙にプリントアウトされる。
具体的には、図3に示す送信原稿コマンドファイルにお
いて、「No.2」の通信予約における「画像メモリの
先頭アドレス」の項目で示された先頭アドレス「Adr
18」に基づいて、「No.2」の通信予約における送
信原稿の画データが画像メモリ80から順次読み出され
て、記録部50で記録紙にプリントアウトされる。続い
て、「No.2」の通信予約における「チェーンステー
タス」の項目で示された「No.4」の通信予約に基づ
いて、「No.4」の通信予約における送信原稿の画デ
ータがプリントアウトされる。具体的には、「No.
4」の通信予約における「画像メモリの先頭アドレス」
の項目で示された先頭アドレス「Adr20」に基づい
て、追加された送信原稿の画データが、画像メモリ80
から順次読み出されて、記録部50で記録紙にプリント
アウトされる。
矢印キー66の操作に基づいて、「No.1」の通信予
約が選択された後、原稿確認を行うソフトキー68aが
操作されると、「No.1」の通信予約に関連するすべ
ての画データが記録部50で記録紙にプリントアウトさ
れる。具体的には、図3に示す送信原稿コマンドファイ
ルにおいて、「No.1」の通信予約における「画像メ
モリの先頭アドレス」の項目で示された先頭アドレス
「Adr17」に基づいて、「No.1」の通信予約に
おける送信原稿の画データが、画像メモリ80から順次
読み出されて、記録部50で記録紙にプリントアウトさ
れる。
68aが操作された場合には、送信原稿の画データが画
像メモリ80から読み出されて、記録部50で記録紙に
プリントアウトされる。このため、送信原稿をプリント
アウトするために、再度送信原稿を読取部40にセット
して、コピーをする必要はない。従って、既に画像メモ
リ80に記憶された送信原稿の画データを有効に活用す
ることができる。
約確認モードに設定した後、送信原稿のプリントアウ
ト、送信原稿の追加、又は送信相手先の追加を行うとき
の動作について、図5及び図6に示すフローチャートを
用いて説明する。なお、この制御は、ROM20に記憶
されたプログラムに基づき、MPU10により実行され
る(以下、複写機能付きファクシミリ装置1の動作に同
じ)。
いて、通信予約確認モードに設定されると、ステップS
1においては、図2に示すように、通信予約確認が表示
部70に表示される。なお、通信予約確認の初期表示状
態では、最上段に表示された通信予約、つまり「No.
1」の通信予約が選択されたとして、反転表示される。
操作されたか否かが判断される。具体的には、上矢印キ
ー66a又は下矢印キー66bが操作されたか否かが判
断される。上矢印キー66a又は下矢印キー66bが操
作された場合は、ステップS3に移行する。一方、上矢
印キー66a又は下矢印キー66bが操作されない場合
は、ステップS4に移行する。
a又は下矢印キー66bの操作に基づいて、通信予約が
上又は下方向にスクロール表示される。その後、前記ス
テップS1に戻る。その結果、前記ステップS1〜S3
の処理に基づいて、所望の通信予約が選択される。な
お、最上段の通信予約が表示部70の最上段に表示され
た状態でさらに上矢印キー66aが操作された場合は、
最上段の通信予約を表示している旨を示すためにスピー
カ71からナックブザー音が鳴動される。また、最下段
の通信予約が表示部70の最下段に表示された状態でさ
らに下矢印キー66bが操作された場合は、最下段の通
信予約を表示している旨を示すためにスピーカ71から
ナックブザー音が鳴動される。
1〜S3の処理において選択された通信予約に対して、
原稿確認に対応するソフトキー68aが操作されたか否
かが判断される。ソフトキー68aが操作された場合
は、ステップS5に移行する。一方、ソフトキー68a
が操作されない場合は、ステップS8に移行する。
中であるか否かが判断される。つまり、記録部50が使
用中であるか否かが判断される。プリントアウト中であ
る場合は、ステップS6に移行する。一方、プリントア
ウト中でない場合は、ステップS7に移行する。
リントアウト中であるため、スピーカ71からナックブ
ザー音が鳴動される。その後、前記ステップS1に戻
る。なお、現在記録部50でプリントアウト中であって
も、現在のプリントアウトが終了した後、原稿確認に対
応するソフトキー68aの操作に基づく送信原稿の画デ
ータを画像メモリ80から読み出して、記録部50で記
録紙にプリントアウトさせる構成にしても良い。
ータが画像メモリ80から読み出されて、記録部50で
記録紙にプリントアウトされる。このため、送信原稿を
読取部40で再度読み取らせて、記録紙にプリントアウ
トさせる必要はない。従って、画像メモリ80に一旦記
憶された送信原稿の画データを有効に活用することがで
きる。
1〜S3の処理において選択された通信予約に対して、
原稿追加に対応するソフトキー68bが操作されたか否
かが判断される。ソフトキー68bが操作された場合
は、ステップS9に移行する。一方、ソフトキー68b
が操作されない場合は、図6に示すステップS21に移
行する。
るか否かが判断される。つまり、読取部40が使用中で
あるか否かが判断される。スキャン中である場合は、ス
テップS12に移行する。一方、スキャン中でない場合
は、ステップS10に移行する。
追加する送信原稿がセットされているか否かが判断され
る。追加する送信原稿がセットされている場合は、ステ
ップS11に移行する。一方、追加する送信原稿がセッ
トされていない場合は、ステップS12に移行する。
信原稿コマンドファイルに空きエリアがあるか否かが判
断される。空きエリアがある場合は、ステップS13に
移行する。一方、空きエリアがない場合は、ステップS
12に移行する。
S9〜S11の判断処理において「NO」であるため、
スピーカ71からナックブザー音が鳴動される。具体的
には、前記ステップS9において読取部40を使用する
ことができないため、スピーカ71からナックブザー音
が鳴動される。また、前記ステップS10において追加
する送信原稿が読取部40にセットされていないため、
スピーカ71からナックブザー音が鳴動される。さらに
前記ステップS11において図3に示す送信原稿コマン
ドファイルに空きエリアがないため、スピーカ71から
ナックブザー音が鳴動される。その後、前記ステップS
1に戻る。
S10において読取部40にセットされた追加の送信原
稿が読み取られる。そして、読み取られた追加の送信原
稿の画データは、コーデック90で符号化された後、画
像メモリ80に記憶される。
原稿に基づいて、図3に示す送信原稿コマンドファイル
が作成される。具体的には、追加した送信原稿のコマン
ドや追加された送信原稿のチェーンステータスが記憶さ
れる。このため、前記ステップS13において読み取ら
れた追加の送信原稿が元々の送信原稿に追加される。そ
の結果、元々の送信原稿の枚数と追加の送信原稿の枚数
とを加算した合計枚数が、表示部70に表示される。そ
の後、前記ステップS1に戻る。
記ステップS1〜S3の処理において選択された通信予
約に対して、相手先追加に対応するソフトキー68cが
操作されたか否かが判断される。ソフトキー68cが操
作された場合は、ステップS22に移行する。一方、ソ
フトキー68cが操作されない場合は、ステップS26
に移行する。
信相手先コマンドファイルに空きエリアがあるか否かが
判断される。空きエリアがある場合は、ステップS24
に移行する。一方、空きエリアがない場合は、ステップ
S23に移行する。
S22において図4に示す送信相手先コマンドファイル
に空きエリアがないため、スピーカ71からナックブザ
ー音が鳴動される。その後、図5に示すステップS1に
戻る。
2、ワンタッチキー63又はテンキー64から送信相手
先のFAX番号が入力されるのが待たれる。そして、送
信相手先のFAX番号が入力されると、ステップS25
に移行する。なお、所定時間が経過するまでの間に短縮
キー62等から送信相手先が入力されない場合は、図5
に示すステップS1に戻る。
S24において入力された送信相手先に対応する送信原
稿の画データに基づいて、図4に示す送信相手先コマン
ドファイルが作成される。このため、前記ステップS2
4において入力した送信相手先の通信予約が追加され
る。その結果、追加した送信相手先の通信予約が表示部
70に表示される。その後、図5に示すステップS1に
戻る。
67が操作されたか否かが判断される。ストップキー6
7が操作された場合は、この処理を終了する。一方、ス
トップキー67が操作されない場合は、ステップS27
に移行する。
が実行される。その後、図5に示すステップS1に戻
る。次に、このように時刻指定送信の通信予約が指定時
刻に達して送信するときの動作について、図7に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
したか否かが判断される。そして、指定時刻に達する
と、ステップS32に移行する。ステップS32におい
ては、指定時刻に達したため、図2に示す通信予約確認
の項目から指定時刻に達した通信予約が消去される。す
なわち、指定時刻に達したため、通信予約が通信予約確
認の表示から通信実行中の表示に移行するのである。そ
して、操作部60からの所定の操作に基づいて、通信実
行中の表示を行えば、現在実行中の通信が表示部70に
表示される。
2、ワンタッチキー63またはテンキー64から入力さ
れた送信相手先のFAX番号に対してNCU110から
発呼が行われる。
の間の電話回線Lが接続されたか否かが判断される。電
話回線Lが接続された場合は、ステップS36に移行す
る。一方、電話回線Lが接続されない場合は、ステップ
S35に移行する。
の間の電話回線Lが接続されないため、リダイアル待ち
処理が実行された後、前記ステップS33に戻る。具体
的には、所定時間が経過すると、送信相手先に再度発呼
が行われる。そして、所定回数発呼が行われても、送信
相手先との間の電話回線Lが接続されない場合は、その
旨のメッセージが記録部50で記録紙に記録される。
原稿の画データが送信される。すなわち、送信原稿の画
データが画像メモリ80から読み出されて、相手先に送
信される。
コマンドに基づく全頁の送信が終了したか否かが判断さ
れる。全頁の送信が終了した場合には、ステップS38
に移行する。一方、全頁の送信が終了していない場合
は、前記ステップS36に戻って次頁の送信が行われ
る。
コマンドに対応するチェーンステータスがあるか否かが
判断される。チェーンステータスがある場合は、ステッ
プS39に移行する。一方、チェーンステータスがない
場合は、ステップS41に移行する。
原稿の画データが送信される。すなわち、追加された送
信原稿の画データが画像メモリ80から読み出されて、
相手先に送信される。
ータスがある送信コマンドに基づく全頁の送信が終了し
たか否かが判断される。全頁の送信が終了した場合に
は、前記ステップS38に戻る。一方、全頁の送信が終
了していない場合は、前記ステップS39に戻って次頁
の送信が行われる。
データが画像メモリ80から消去される。具体的には、
チェーンステータスがない送信コマンドの場合は、送信
原稿の画データが画像メモリ80から消去され、チェー
ンステータスがある送信コマンドの場合は、送信原稿の
画データと追加された送信原稿の画データとが画像メモ
リ80から消去される。
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)通信予約確認を表示部70に表示させた状態で、
原稿確認に対応するソフトキー68aが操作された場合
には、送信原稿の画データが画像メモリ80から読み出
されて、記録部50で記録紙にプリントアウトされてい
る。このため、送信原稿をプリントアウトするために、
再度送信原稿を読取部40にセットして、コピーをする
必要はない。従って、既に画像メモリ80に記憶された
送信原稿の画データを有効に活用することができる。よ
って、一旦画像メモリ80に記憶された送信原稿の画デ
ータを有効に活用することができる。
せた状態で、原稿追加に対応するソフトキー68bが操
作された場合には、読取部40で追加された送信原稿が
読み取られて、選択された通信予約の送信原稿の画デー
タに送信原稿の画データが追加されている。すなわち、
図3に示すように、元々の通信原稿には、送信原稿が追
加された旨を示すチェーンステータスが付加されて、そ
のチェーンステータスに基づいて、送信原稿の画データ
と追加した送信原稿の画データとが関連付けられてい
る。このため、元々の送信原稿の画データと新たに追加
した送信原稿の画データとを同一の相手先に送信するこ
とができる。従って、元々の送信原稿と追加した送信原
稿とを読取部40で再度読み取らせる必要はない。よっ
て、一旦画像メモリ80に記憶された送信原稿の画デー
タを有効に活用することができる。
せた状態で、相手先追加に対応するソフトキー68cが
操作された場合には、通信予約における送信原稿の画デ
ータに対して送信相手先が追加されている。具体的に
は、ソフトキー68cの操作後、短縮キー62、ワンタ
ッチキー63又はテンキー64から送信相手先のFAX
が入力されると、図4に示すように新たなコマンドと、
追加された送信相手先へ送信する送信原稿の先頭アドレ
スとが記憶されて、送信相手先が追加されている。この
ように送信相手先が追加された場合でも、同一の送信原
稿の画データに対して入力した送信相手先が追加され
る。このため、追加された相手先にも同一の送信原稿が
送信される。従って、ソフトキー68cの操作に基づい
て、送信相手先が追加されても、画像メモリ80に記憶
する画データが増加することはない。よって、一旦画像
メモリ80に記憶された送信原稿の画データを有効に活
用することができる。
は、通信予約確認を表示部70に表示させた状態で、原
稿確認に対応するソフトキー68aの操作に基づいて、
画像メモリ80から送信原稿の画データを読み出して、
プリントアウトする構成である。しかも、送信原稿の画
データは、すべての相手先や追加された送信原稿を送信
してから消去している(S41)。このため、通信予約
が表示部70から消去されるまでは(S32)、常に送
信原稿の画データが画像メモリ80に記憶されている。
従って、通信予約が表示部70から消去されるまでは、
いつでも送信原稿をプリントアウトすることができる。
従って、当該送信原稿の送信中であっても、プリントア
ウトすることができる。
ンドに基づく全頁の送信が終了した後(S40)、再度
チェーンステータスがあるか否かを判断している(S3
8)。このため、チェーンステータスが複数存在してい
ても、そのチェーンステータスに基づいて、追加された
送信原稿が順次相手先に送信される。従って、送信原稿
が何回追加されても、追加された送信原稿を順次相手先
に送信することができる。
て具体化することも可能である。 ・送信原稿を送信した後(S36)、追加した送信原稿
を送信する構成である(S39)。このため、送信原稿
の画データが画像メモリ80から消去される前であれば
(S41)、例えば通信予約が通信予約確認の表示から
実行中に移行した場合であっても、実行中の通信を選択
して、送信原稿を追加させる構成にしても良い。このよ
うに構成すれば、実行中の通信に対しても、送信原稿を
追加することができる。
追加された場合において、送信相手先が複数存在する場
合、つまり同報通信の場合には、以下のように構成して
も良い。すなわち、既に送信済みの相手先がある場合に
は、その相手先に対しては、送信できない旨のメッセー
ジを表示部70に表示する構成にしても良い。また、既
に送信済みの相手先がある場合には、その相手先に再度
発呼して、追加した送信原稿のみを送信する構成にして
も良い。
8)、追加する頁をテンキー64から指定する構成にし
ても良い。すなわち、第5頁目に送信原稿を追加する場
合には、テンキー64から「5」を入力してから、追加
する送信原稿を読取部40で読み取らせる構成にしても
良い。このように構成すれば、追加する送信原稿の頁を
指定することができるため、任意の頁に送信原稿を追加
することができる。
報の頁数を新たに付与する構成にしても良い。すなわ
ち、元々の送信原稿の枚数と、新たに追加された送信原
稿の枚数とに基づいて、新たに発信元情報を作成する構
成にしても良い。このように構成すれば、元々の送信原
稿と新たに追加した送信原稿とを読み取らせた場合と同
様に、発信元情報の頁数を付与して送信することができ
る。
読み取る場合を想定して説明したが、例えば複写機能付
きファクシミリ装置1がネットワークに接続されている
場合は、パソコンからネットワークを介して複写機能付
きファクシミリ装置1に転送されてきた画データを、新
たに追加する送信原稿の画データとして取り扱う構成に
しても良い。勿論、新たに追加する送信原稿の画データ
に限らず、送信原稿の画データもパソコンからネットワ
ークを介して複写機能付きファクシミリ装置1に転送す
る構成にしても良い。
送信相手先を追加する構成にしても良い。そして、現在
の通信が終了した後に、現在実行中の通信と同一の送信
原稿の画データを追加した送信相手先に送信する構成に
しても良い。
を表示部70に表示する構成にしても良い。具体的に
は、図8に示すように、「No.1」の通信予約に送信
相手先が追加された場合は、「No.1」の通信予約か
ら派生したことを示すために「No.1−1」のように
表示して、送信相手先が追加された旨を表示する構成に
しても良い。このように構成すれば、いずれの通信予約
に対して、相手先が追加されたかを容易に確認すること
ができる。なお、このように送信相手先を追加した場合
には、テンキー64から時刻指定送信の指定時刻を設定
できるように構成しても良い。
表示部70に表示する構成にしても良い。具体的には、
図8に示すように、「No.2」の通信予約に送信原稿
が追加された場合には、新たに追加された原稿の頁数を
加算表示(「+2」)で表示する構成にしても良い。こ
のように構成すれば、新たに追加された送信原稿の頁数
を容易に確認することができる。従って、例えば送信原
稿を読取部40で読み取らせる場合において、送信原稿
が重送された場合には、新たに追加した送信原稿の画デ
ータを操作部60から指定して、その画データを画像メ
モリ80から一旦消去した後、新たに追加する送信原稿
を読取部40で再度読み取らせることができる。
しても良い。さらに、前記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
いて、送信原稿を読み取る読取手段を備え、制御手段
は、表示手段に表示中の通信予約又は現在実行中の通信
が選択手段で選択された後に原稿追加指示手段が操作さ
れた場合は、選択された通信予約又は現在実行中の通信
における送信原稿の画データに対して読取手段で読み取
った送信原稿の画データを追加する通信端末装置。この
ように構成すれば、読取手段から読み取った送信原稿を
選択手段で選択された通信予約又は現在実行中の通信の
送信原稿に追加することができる。
いて、送信原稿コマンドファイルを記憶する記憶手段を
備え、制御手段は、表示手段に表示中の通信予約又は現
在実行中の通信が選択手段で選択された後に原稿追加指
示手段が操作された場合は、追加した送信原稿の新たな
コマンドを記憶手段に記憶させるとともに、追加した送
信原稿と選択された通信予約又は現在実行中の通信の送
信原稿との関連付けを示すチェーンステータスを記憶手
段に記憶させて、選択された通信予約又は現在実行中の
通信における送信原稿の画データに対して送信原稿の画
データを追加する通信端末装置。このように構成すれ
ば、新たなコマンドを用いて追加された送信原稿を選択
手段で選択された通信予約又は現在実行中の通信の送信
原稿に追加することができる。
いて、制御手段は、表示手段に表示中の通信予約又は現
在実行中の通信が選択手段で選択された後に相手先追加
指示手段が操作された場合は、選択された通信予約又は
現在実行中の通信における送信原稿の画データに対して
入力手段から入力された送信相手先を追加するととも
に、送信原稿の画データを追加された送信相手先に送信
する通信端末装置。このように構成すれば、送信相手先
を追加することができるとともに、送信原稿を追加され
た送信相手先に送信することができる。
いて、送信相手先コマンドファイルを記憶する記憶手段
を備え、制御手段は、表示手段に表示中の通信予約又は
現在実行中の通信が選択手段で選択された後に相手先追
加指示手段が操作された場合は、選択された通信予約又
は現在実行中の通信における送信原稿の画データに対し
て入力手段から入力された送信相手先を含む新たなコマ
ンドを記憶手段に記憶させるとともに、送信相手先に送
信する送信原稿の画データを示す先頭アドレスを記憶手
段に記憶させる通信端末装置。このように構成すれば、
新たなコマンドを用いて送信相手先を追加することがで
きる。
〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の通信端末装置に
おいて、送信原稿が追加された場合又は送信相手先が追
加された場合は、その旨を表示手段に表示する通信端末
装置。このように構成すれば、送信原稿又は送信相手先
が追加されたことを容易に確認することができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の発明によれば、一旦記憶された送
信原稿の画データを有効に活用することができる。
信予約又は現在実行中の通信の表示中において送信原稿
を記録紙に記録することができる。また、請求項2に記
載の発明によれば、通信予約又は現在実行中の通信の表
示中において送信原稿を追加することができる。
通信予約又は現在実行中の通信の表示中において送信相
手先を追加することができる。
ロック図。
係を示す説明図。
関係を示す説明図。
又は送信相手先の追加を行うときの動作を示すフローチ
ャート。
又は送信相手先の追加を行うときの動作を示すフローチ
ャート。
信するときの動作を示すフローチャート。
加された場合の表示方法を示す説明図。
構成するMPU、20…制御手段を構成するROM、3
0…記憶手段及び制御手段を構成するRAM、40…読
取手段としての読取部、50…記録手段としての記録
部、60…入力手段としての操作部、62…入力手段を
構成する短縮キー、63…入力手段を構成するワンタッ
チキー、64…入力手段を構成するテンキー、66…選
択手段としての矢印キー、68a…記録指示手段として
の原稿確認に対応するソフトキー、68b…原稿追加指
示手段としての原稿追加に対応するソフトキー、68c
…相手先追加指示手段としての相手先追加に対応するソ
フトキー、70…表示手段としての表示部、80…画像
記憶手段としての画像メモリ。
Claims (3)
- 【請求項1】 送信原稿の画データを記憶する画像記憶
手段と、画データを記録紙に記録する記録手段と、時刻
指定送信の通信予約又は現在実行中の通信を表示する表
示手段と、通信予約又は現在実行中の通信を選択する選
択手段と、通信予約又は現在実行中の通信における送信
原稿の記録指示を行う記録指示手段と、表示手段に表示
中の通信予約又は現在実行中の通信が選択手段で選択さ
れた後に記録指示手段が操作された場合は、選択された
通信予約又は現在実行中の通信における送信原稿の画デ
ータを画像記憶手段から読み出して記録手段で記録紙に
記録させる制御手段とを備えた通信端末装置。 - 【請求項2】 送信原稿の画データを記憶する画像記憶
手段と、画データを記録紙に記録する記録手段と、時刻
指定送信の通信予約又は現在実行中の通信を表示する表
示手段と、通信予約又は現在実行中の通信を選択する選
択手段と、送信原稿の追加指示を行う原稿追加指示手段
と、表示手段に表示中の通信予約又は現在実行中の通信
が選択手段で選択された後に原稿追加指示手段が操作さ
れた場合は、選択された通信予約又は現在実行中の通信
における送信原稿の画データに対して送信原稿の画デー
タを追加する制御手段とを備えた通信端末装置。 - 【請求項3】 送信原稿の画データを記憶する画像記憶
手段と、画データを記録紙に記録する記録手段と、時刻
指定送信の通信予約又は現在実行中の通信を表示する表
示手段と、通信予約又は現在実行中の通信を選択する選
択手段と、通信相手先を追加指示する相手先追加指示手
段と、送信相手先を入力する入力手段と、表示手段に表
示中の通信予約又は現在実行中の通信が選択手段で選択
された後に相手先追加指示手段が操作された場合は、選
択された通信予約又は現在実行中の通信における送信原
稿の画データに対して入力手段から入力された送信相手
先を追加する制御手段とを備えた通信端末装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001348629A JP3736434B2 (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 通信端末装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003152913A true JP2003152913A (ja) | 2003-05-23 |
JP3736434B2 JP3736434B2 (ja) | 2006-01-18 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014165555A (ja) * | 2013-02-21 | 2014-09-08 | Brother Ind Ltd | 通信装置 |
JP2015228710A (ja) * | 2015-09-24 | 2015-12-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ファクシミリ装置 |
JP2015233347A (ja) * | 2015-09-29 | 2015-12-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ファクシミリ装置、通信装置、及び通信システム |
-
2001
- 2001-11-14 JP JP2001348629A patent/JP3736434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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