JP2003178003A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

Info

Publication number
JP2003178003A
JP2003178003A JP2001379595A JP2001379595A JP2003178003A JP 2003178003 A JP2003178003 A JP 2003178003A JP 2001379595 A JP2001379595 A JP 2001379595A JP 2001379595 A JP2001379595 A JP 2001379595A JP 2003178003 A JP2003178003 A JP 2003178003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
facsimile
mail address
key
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001379595A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2001379595A priority Critical patent/JP2003178003A/ja
Publication of JP2003178003A publication Critical patent/JP2003178003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールによる通信において、以前に送信
したメールアドレスを再利用可能として、メールアドレ
スの入力の手間を軽減する通信端末装置を提供するこ
と。 【解決手段】 電子メールによって通信を行うことので
きる通信端末装置1であって、通信した電子メールのメ
ールアドレスを宛先種別と対応させてRAM4に設けら
れる再送信宛先選択バッファに格納しておき、次回以降
の送信の際に再利用することのできる通信端末装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の通信端末装置に関し、特に電子メールによる通信可
能な通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通常のファクシミリ通信だけでな
く、電子メールにより原稿の送受信を行うインターネッ
トファクシミリ機能をもつファクシミリ装置等の通信端
末装置が多く開発され市販されている。ファクシミリ通
信においては、送信相手先をファクシミリ番号で指示す
るのに対し、インターネットファクシミリ通信において
は、送信相手先は電子メールの送達先を示すメールアド
レスによって指示することとなる。
【0003】メールアドレスは、10乃至20文字程度
の文字列から構成されることが多く、インターネットフ
ァクシミリ通信の都度、逐一入力するのは手間のかかる
作業である。特に、同一の送信相手先へ送信する場合に
は、何度も同じメールアドレスを入力することになり、
逐一入力する手間は非常に大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる課題に
鑑みてなされたもので、電子メールによる通信におい
て、以前に通信したメールアドレスを再利用可能とし
て、メールアドレスの入力の手間を軽減する通信端末装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前項の目的を達するた
め、請求項1記載の通信端末装置は、電子メールによっ
て通信を行うことのできる通信端末装置において、通信
した電子メールのメールアドレスを宛先種別と対応させ
て再送信宛先選択バッファに格納することを特徴として
いる。
【0006】請求項2記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、前記メールアドレスが複
数指定された場合に、各メールアドレスごとに前記再送
信宛先選択バッファに格納することを特徴としている。
【0007】請求項3記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、同一の宛先種別に対し前
記メールアドレスが複数指定された場合に、同一宛先種
別の複数のメールアドレスをまとめて再送信宛先選択バ
ッファに格納することを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて説明する。図1は、インターネット
ファクシミリ機能付きファクシミリ装置としての通信端
末装置1の構成を示すブロック図である。図に示すよう
に通信端末装置1は、制御部2、ROM(リードオンリ
ーメモリー)3、RAM(ランダムアクセスメモリー)
4、画像メモリ5、コーデック6、モデム7、NCU
(ネットワークコントロールユニット)8、LAN I
/F(ローカルエリアネットワークインターフェース)
9、読取部10、記録部11、表示部12及び操作部1
3を備えており、各装置は通信可能にバス14により接
続されている。
【0009】前記制御部2は、CPU(中央処理装置)
等で構成され、前記ROM3に記憶された制御プログラ
ムに基づいて、この通信端末装置1を構成する各装置を
制御する。
【0010】前記ROM3は、読み出し専用の記憶装置
であって、ファクシミリ送受信手順、インターネットフ
ァクシミリ送受信手順等の通信端末装置1を制御するた
めの制御プログラムが記憶されている。記憶されている
制御プログラムには、後述する再送信宛先選択バッファ
の登録手順や再送信宛先選択バッファを利用するリダイ
ヤル動作の手順が含まれている。
【0011】前記RAM4は、制御部2が制御プログラ
ムを実行するために必要とする一時的なデータを記憶す
るほか、後述する再送信宛先選択バッファや宛先入力バ
ッファの記憶領域となっている。
【0012】前記画像メモリ5は、画像データを一時的
に記憶するための記憶部である。したがって、前記読取
部10において読取られた送信原稿の画像データは、一
旦画像メモリ5に記憶された後で他の通信端末装置に送
信され、また、他の通信端末装置から受信した受信原稿
の画像データは、一旦画像メモリ5に記憶された後で記
録部11において記録紙にプリントアウトされることと
なる。
【0013】前記コ−デック6は、前記読取部10にて
読取られた画像データをMH(Modified Huffman)、MR
(Modified Read)、MMR(Modified Modified Read)等
の符号化方式にて符号化する符号化処理、もしくは受信
した画像データを復号化する復号化処理を行う。
【0014】前記モデム7は、例えば、ITU―T(国
際電気通信連合電気通信標準化部会)の勧告V.34規
格又はこれと同様のものに従った通信データの変調及び
復調を行う装置であり、前記NCU8は、PSTN(公
衆交換電話網)等の通信回線15との回線の接続、切断
を行う回線網制御装置である。
【0015】前記LAN I/F9は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)16との接続用I/Fであり、
通信端末装置1は、このI/Fを通じてLAN16経由
で電子メールの送受信等を行うこととなる。
【0016】前記読取部10は、CCD(Charge Coupl
ed Device)等のイメージセンサによって原稿の濃淡を
読取って、白黒2値に変換した画像データを出力する。
【0017】前記記録部11は、例えば電子写真方式や
インクジェット方式のものからなり、画像データを記録
紙上にプリントアウトする。例えば、ファクシミリ受信
した画像データを制御部2の指示により、記録紙上にプ
リントアウトする。
【0018】図2に示すように、例えば、表示部12
は、LCD(液晶表示装置)からなり、操作部13に
は、複数のキーが設けられている。すなわち、インター
ネットファクシミリキー(以下「IFAXキー」と呼
ぶ)17は、ファクシミリ待機動作とインターネットフ
ァクシミリ待機動作を切り換えるキーであり、18は表
示部12に表示される図示しないカーソルを上下左右に
移動させるため、または選択項目を選択するための十字
カーソルキーであり、セットキー19は、例えば十字カ
ーソルキー18と共に用いて選択の確定を行うキーであ
る。また、20は登録情報に従って一度の操作でファク
シミリ番号を呼び出すワンタッチキーであり、21は過
去の送信先の宛先を呼び出すリダイヤルキーである。ま
た、ワンタッチキー20は、文字入力の機能も併せ持っ
ており、メールアドレスの入力時等の文字入力が必要な
際に用いられることになる。これらとともに、操作の中
止を指示するストップキー22、ファクシミリ番号等を
入力するためのテンキー23、電子メールのメールアド
レスの宛先種別を選択する宛先種別キー24、送信宛先
を入力する場合に用いる宛先指定キー25、同報送信
(複数の宛先に同一の原稿を送信する機能のこと)キー
26、同報送信を行う宛先を一覧表示する同報送信リス
トアップキー27、送信動作の開始を行うためのスター
トキー28、表示部12の表示と連動して各種設定を行
う設定キー29等から操作部13が構成されている。ま
た、図示はしないが、操作部13には、ユーザーのキー
操作が無効な場合に警告を行う拒絶ブザーが設けられて
いる。なお、ここでは、各キーを独立したキーとして説
明したが、表示部12の表示と連動する設定キー29に
複数のキー動作を割り当てる構成とすることもできる。
【0019】上述のように構成された通信端末装置1
は、ファクシミリ送信時には、テンキー23等から送信
相手先のファクシミリ番号を入力した後、スタートキー
28の操作に対応して、読取部10で読み取った画像デ
ータをコーデック6で符号化して一旦画像メモリ5に記
憶した後、モデム7で変調し、NCU8を介して、通信
回線15から相手先端末に送信する。また、ファクシミ
リ受信時には、相手先端末から通信回線15等を介して
受信した画像データを、モデム7で復調した後画像メモ
リ5に一旦記憶し、コーデック6で復号した後、記録部
11から記録紙にプリントアウトする。
【0020】さらに通信端末装置1は、電子メールによ
って画像データの通信を行うインターネットファクシミ
リ機能を有しており、読取部10で読み取り、画像メモ
リ5に記憶した画像データを電子メールに添付し、LA
N16を介して通信可能に接続された、例えばインター
ネット上の他の通信端末装置やメール端末に送信するこ
とができ、また、他の通信端末装置やメール端末が送信
した電子メールを受信して、当該電子メールに添付され
た画像データをプリントアウトすることができる。
【0021】電子メールを送受信するには送受信先を示
すメールアドレスという所定の宛先情報が必要となる。
通信端末装置1では、過去に通信した相手先のメールア
ドレスを記憶しておき、所定の操作により記憶したメー
ルアドレスを呼び出して、新たな送信の際に利用するこ
とができる。これらの動作は、ROM3に記憶された制
御プログラムに基づいて、制御部2が表示部12や操作
部13等の各装置を制御して行うものであり、次に、こ
のような動作について説明する。
【0022】まず、通信端末装置1の送信動作を、図3
乃至図6に示すフローチャートに基づいて説明する。フ
ァクシミリ待機状態(S1)にある通信端末装置1は、
まず、操作部13に設けられたいずれかのキーの操作が
行われたか否かを判断する(S2)。いずれのキーの操
作も行われていない場合には、例えば、ファクシミリ待
機動作を継続するなどのその他の処理を行う(S3)。
【0023】一方、S2においていずれかのキーの操作
が行われたと判断した場合には、操作されたキーがIF
AXキー17か否かを判断する(S4)。S4でIFA
Xキー17の操作であると判断した場合は、次に、通信
端末装置1がファクシミリ待機状態にあるか否かを判断
し(S5)、ファクシミリ待機状態であった場合には、
さらに送信宛先として入力途中のファクシミリ番号があ
るか否かを判断し(S6)、入力途中のファクシミリ番
号がある場合には、送信先のリストである同報送信リス
トにそのファクシミリ番号を追加する(S7)。S6で
の判断は、ユーザーによる入力を一時的に記憶する宛先
入力バッファの記憶の有無を判断するものであり、なん
らかのファクシミリ番号が記憶されていれば、そのファ
クシミリ番号を送信先として確定し、同報送信リストに
追加することになる。S7でファクシミリ番号を同報送
信リストに追加した後、又は、S6で否と判断した場合
は直ちに、通信端末装置1をファクシミリ待機状態から
インターネットファクシミリ待機状態に変更し(S
8)、さらに、インターネットファクシミリの宛先種別
を「To」に設定する(S9)。宛先種別を「To」に
設定することにより、メールアドレスの入力の際に、宛
先種別を「To」による入力とすることができる。S9
の動作ののち、次のキー操作に備えてS2に戻って動作
を繰り返すこととなる。
【0024】一方、S5で否と判断した場合は、現在の
状態がインターネットファクシミリ待機状態であるとい
うことになり、インターネットファクシミリによる送信
先として、メールアドレスを入力途中であるか否かを判
断する(S10)。入力途中のメールアドレスがあった
場合には、すなわち宛先入力バッファに何らかのメール
アドレスが記憶されている場合には、そのメールアドレ
スを送信先として確定し、同報送信リストに追加する
(S11)。S11の処理の後、又はS10で否と判断
した場合は直ちに、通信端末装置1をインターネットフ
ァクシミリ待機状態からファクシミリ待機状態に変更す
る(S12)。この後、S2に戻って動作を繰り返すこ
とになる。なお、入力途中のファクシミリ番号またはメ
ールアドレスがあるか否かを判断するステップは、以下
の説明においても数箇所に存在するが、S6又はS10
のステップと同様に、ユーザーの入力を一時的に記憶す
る宛先入力バッファに、ファクシミリ番号またはメール
アドレスが入力されているか否かを判断することにな
る。
【0025】S4乃至S12の動作は、IFAXキー1
7の操作に伴って、通信端末装置1の待機状態がファク
シミリ待機状態とインターネットファクシミリ待機状態
の間でトグル動作を行うことを示している。ファクシミ
リ送信はファクシミリ待機状態から、インターネットフ
ァクシミリ送信はインターネットファクシミリ待機状態
から行なわれるため、相互の切換が必要となっている。
【0026】一方、S4で否と判断した場合は、次に、
宛先種別キー24の操作か否かを判断する(S13)。
ここで、宛先種別キー24の操作であると判断すれば、
次に、ファクシミリ待機状態であるか否かを判断し(S
14)、ファクシミリ待機状態であると判断すれば、イ
ンターネットファクシミリの場合のみ必要となる宛先種
別の変更の必要がないため、拒絶ブザーにより操作が無
効であることをユーザに警告し(S15)、S2に戻っ
て動作を繰り返す。
【0027】一方、S14でファクシミリ待機状態では
ない、すなわちインターネットファクシミリ待機状態で
あると判断した場合には、現在の宛先種別が「To」に
設定されているか否かを判断し(S16)、宛先種別が
「To」に設定されている場合は、宛先種別を「cc」
に変更する(S17)。一方、S16で否と判断した場
合には、次に、宛先種別が「cc」に設定されているか
否かを判断し(S18)、宛先種別が「cc」に設定さ
れていると判断した場合は、宛先種別を「bcc」に変
更する。一方、S18で否と判断した場合は、現在の宛
先種別の設定が「bcc」であると判断し、宛先種別を
「To」に変更する(S20)。S17、S19、S2
0の動作後は、S2に戻って動作を繰り返すことにな
る。この一連の動作は、ユーザーにより送信宛先である
メールアドレスが入力された場合に、どの宛先種別と対
応させるかを変更する動作である。
【0028】上述の宛先種別「To」「cc」「bc
c」は、送信者の意図する受信者の立場を示すものとし
てしばしば用いられる。どの宛先種別でメールアドレス
が入力された場合でも電子メールが送達され、インター
ネットファクシミリ通信が行われることに変わりはない
が、宛先種別「To」で示される受信者は、主要な受信
者としての立場を送信者から与えられ、宛先種別「c
c」で示される受信者は、副次的な受信者としての立場
を送信者から与えられることになる。また宛先種別「b
cc」で示される受信者は、主要な受信者と副次的な受
信者に送達の事実を隠される付加的な受信者の立場を与
えられることなる。なお、この「To」等の宛先種別に
ついては、電子メールのフォーマットに関する基本的な
内容が規定されたRFC(Request for Comments)82
2に記述されている。
【0029】次に、S13で否と判断した場合である
が、ここでは、送信先の宛先入力を指示する宛先指定キ
ー25の操作が行われたか否かを判断する(S21)。
S21で宛先指定キー25の操作が行われたと判断した
場合は、次に、ファクシミリ待機状態か否かを判断し
(S22)、ファクシミリ待機状態である場合は、ファ
クシミリ番号の入力動作となる(S23)。すなわち、
ユーザーがテンキー23やワンタッチキー20等から入
力したファクシミリ番号を、ユーザーからの宛先入力を
一時的に記憶する宛先入力バッファに記憶する。一方、
S22で否と判断した場合、これはインターネットファ
クシミリ待機状態であると判断した場合であるが、メー
ルアドレスの入力動作となる(S24)。すなわち、ユ
ーザーによりワンタッチキー20等より入力されたメー
ルアドレスを宛先入力バッファに記憶する。S23また
はS24の動作後、S2に戻って新たな動作に備えて待
機することになる。その後例えば、次に説明する同報送
信キー26や上述のIFAXキー17等の操作時の動作
により、宛先入力バッファに入力されたファクシミリ番
号やメールアドレスが、送信先のリストである同報送信
リストに追加されることになる。
【0030】一方、S21で否と判断した場合は次に、
同報送信キー26の操作であるか否かを判断する(S2
5)。S25で同報送信キー26の操作であると判断し
た場合には次に、ファクシミリ待機状態か否かを判断し
(S26)、ファクシミリ待機状態である場合は、さら
に、入力途中のファクシミリ番号があるか否かを判断し
(S27)、入力途中のファクシミリ番号がある場合に
は、その番号を同報送信リストに追加して(S28)、
S2に戻って動作を繰り返す。
【0031】一方、S26で否と判断した場合、つまり
インターネットファクシミリ待機状態であると判断した
場合は、さらに、入力途中のメールアドレスがあるか否
かを判断し(S29)、入力途中のメールアドレスがあ
る場合には、メールアドレスを同報送信リストに追加し
て(S30)、S2に戻って動作を繰り返す。一方、S
27又はS29で否と判断した場合は、直ちに、S2に
戻って動作を繰り返すこととなる。
【0032】S21乃至S30の動作により、同報送信
リストに複数の送信先を登録することができる。すなわ
ち、ユーザーの操作に即して説明すれば、宛先指定キー
25の操作後にファクシミリ番号又はメールアドレスを
入力し、その後同報送信キー26を操作することによ
り、宛先入力バッファに一時的に記憶されたファクシミ
リ番号又はメールアドレスを同報送信リストに追加す
る。その後、再度宛先指定キー25を操作して、同様の
操作を繰り返すことにより、複数の所望の送信先を同報
送信リストに登録することができる。
【0033】一方、S25で否と判断した場合は次に、
同報送信リストアップキー27の操作であるか否かを判
断し(S31)、同報送信リストアップキー27の操作
であると判断した場合は、同報送信リストアップ動作を
行う(S32)。これは同報送信リストに登録されたフ
ァクシミリ番号またはメールアドレスをユーザーに確認
させる動作であり、表示部12に同報送信リストに登録
されたファクシミリ番号やメールアドレスを表示する動
作である。同報送信リストアップ動作では、登録件数が
多く一度に全てを表示できない場合には、十字カーソル
キー18により、表示をスクロールすることで、登録済
みの全てのファクシミリ番号またはメールアドレスを確
認可能としている。
【0034】また一方、S31で否と判断した場合は次
に、リダイヤルキー21の操作であるか否かを判断し
(S33)、リダイヤルキー21の操作である場合は次
に、ファクシミリ待機状態か否かを判断する(S3
4)。S34でファクシミリ待機状態であると判断した
場合は、さらに、入力途中のファクシミリ番号があるか
否かを判断し(S35)、入力途中のファクシミリ番号
がある場合には、その番号を同報送信リストに追加した
後(S36)、入力途中のファクシミリ番号が無い場合
には直ちに、ファクシミリ番号のリダイヤル処理を行
う。これは、この動作以前に行なわれたファクシミリ送
信の際のファクシミリ番号が記憶されている再送信宛先
選択バッファの内容から所望のファクシミリ番号をユー
ザーが指定することで、所望のファクシミリ番号を入力
宛先バッファにコピーすることができる動作であり、テ
ンキー23から逐一ファクシミリ番号を入力することな
く、ファクシミリ番号を入力宛先バッファに設定するこ
とができる。
【0035】一方、S34でファクシミリ待機動作では
ないと判断した場合には、さらに、入力途中のメールア
ドレスがあるか否かを判断し(S38)、入力途中のメ
ールアドレスがある場合には、そのメールアドレスを同
報送信リストに追加した(S39)後、入力途中のメー
ルアドレスが無い場合には、直ちに、メールアドレスの
リダイヤル処理を行う(S40)。このメールアドレス
のリダイヤル処理は、過去に送信したメールアドレスを
再利用する処理であり、後程フローチャートを用いて詳
述する。
【0036】また一方、S33で否と判断した場合には
次に、スタートキー28の操作であるか否かを判断し
(S42)、否と判断した場合には、詳述しないが、そ
の他のキーの操作による所定の処理を行い(S43)、
処理終了後S2に戻って処理を繰り返すことになる。こ
れは例えば、ファクシミリ送信の各種設定動作、ワンタ
ッチキーの登録動作など、対応するキーの操作に応じた
種々の動作であり、この動作の終了後、新たなキー入力
に対する待機動作に移行することになる。
【0037】一方、S42でスタートキー28の操作で
あると判断した場合には、次に、ファクシミリ待機状態
であるか否かを判断し(S44)、ファクシミリ待機状
態であった場合には、さらに、入力途中のファクシミリ
番号があるか否かを判断し(S45)、入力途中のファ
クシミリ番号がある場合には、その番号を同報送信リス
トに追加する(S46)。一方、S44で否と判断した
場合は、さらに、入力途中のメールアドレスがあるか否
かを判断し(S47)、入力途中のメールアドレスがあ
る場合には、そのメールアドレスを同報送信リストに追
加する(S48)。
【0038】S48もしくはS46で同報送信リストの
宛先を追加した場合、又はS45もしくはS47で否と
判断した場合は、次に、同報送信リストに登録されたフ
ァクシミリ番号またはメールアドレスからなる送信宛先
に同一の宛先があるか否かを判断し(S49)、同一の
宛先の登録のある場合には、拒絶ブザーによりその旨を
ユーザーに警告する(S50)。同一宛先への重複した
登録はユーザーの意図せざるものと考えられるからであ
る。
【0039】一方、S49で否と判断した場合には、読
取部にセットされた原稿を読み取って、一旦画像メモリ
に蓄積し(S51)、同報送信リストに登録されたファ
クシミリ番号またはメールアドレスで示された送信宛先
に順にファクシミリ送信、又は、インターネットファク
シミリ送信を行う(S52)。
【0040】S52での送信実行の次に、同報送信リス
トに登録されたメールアドレス等の送信宛先を、再利用
のために再送信宛先選択バッファに格納して保存する動
作を行う。まず、同報送信リストに登録された送信宛先
がメールアドレスか否かを判断し(S53)、メールア
ドレスであると判断した場合には、宛先種別との対応を
保ちながらメールアドレス用の再送信宛先選択バッファ
に格納し(S54)、否と判断した場合、すなわちファ
クシミリ番号であると判断した場合には、ファクシミリ
番号用の再送信宛先選択バッファに格納する(S5
5)。次に、他の送信宛先があるか否か、すなわち、ま
だ再送信宛先選択バッファに格納されていない同報送信
リストに登録された送信宛先があるか否かを判断し(S
56)、他の送信宛先がある場合は、他の送信宛先の存
在の回数、S54乃至S55の登録格納処理を繰り返
す。全ての送信先の登録が終わったと判断すれば、送信
処理を終了し、S2に戻って、待機動作を行うことにな
る。
【0041】ここで、再送信宛先選択バッファは、例え
ば、図7乃至図8に示すようなリストであり、過去に送
信したメールアドレス等の送信宛先を宛先種別と対応さ
せて、上述のS53乃至S56の動作によりRAM4に
数件乃至数十件程度リスト状に格納記憶したものであ
る。なお、図では通常10乃至20文字程度となるメー
ルアドレスを便宜上「A,B、C、X、Y、Z」の記号
で示している。
【0042】図7(a)乃至(b)では、メールアドレ
スの記憶された再送信宛先選択バッファ30A、30C
とファクシミリ番号の記憶された再送信宛先選択バッフ
ァ30B、30Dとは別々のリストとなっており、図8
に示した再送信宛先選択バッファ30Eは、メールアド
レスとファクシミリ番号は一体のリストとして構成され
ている。また、メールアドレスはその宛先種別と対応さ
れたまま格納されているが、再送信宛先選択バッファ3
0Aは、リストの各要素が宛先種別と対応された1件の
メールアドレスのみからなり、再送信宛先選択バッファ
30Cでは、リストの各要素に宛先種別と対応された複
数のメールアドレスが格納されている。これは、過去の
送信時に1又は全部の宛先種別に対して複数のメールア
ドレスが指定された場合に、S54での格納動作におい
て、複数メールアドレスを一件ごとに分割して、各メー
ルアドレスごとに宛先種別と対応させて格納した場合が
再送信宛先選択バッファ30Aとなり、同一宛先種別の
複数のメールアドレスをその複数のまままとめて宛先種
別と対応させて格納した場合が再送信宛先選択バッファ
30Cとなる。再送信宛先選択バッファ30A、30C
共に、過去に送信したメールアドレスを保存することが
できるため、どちらの再送信宛先選択バッファ30A、
30Cを用いる構成としてもかまわない。メールアドレ
スとファクシミリ番号を区別して扱わない再送信宛先選
択バッファ30Eを用いることができることも同様であ
る。
【0043】これらの再送信宛先選択バッファ30A、
30B、30C、30D、30Eは、新規の送信がある
度に、その送信宛先のメールアドレスやファクシミリ番
号をリストの先頭に追加することになり、所定の格納件
数を越える場合は、リストの最後から削除されることに
なる。また、同一の宛先に通信した場合には、同一のメ
ールアドレスやファクシミリ番号を格納することは無駄
であるため、重複した格納を行わず、先に格納済の宛先
をリストの先頭とするように順番を変更することにな
る。また、宛先種別とメールアドレスを一体として扱う
ため、同一の宛先を示すメールアドレスであっても宛先
種別が異なる場合は、異なるものとして格納することに
なる。宛先選択バッファ30Cのように、宛先種別に対
応する複数のメールアドレスの格納が可能な場合には、
メールアドレスの組合せにより、完全同一のみを重複す
るものとして扱い、一部でも相違のあるものは、別の登
録として扱う方が、ユーザーの利便上望ましい。また、
メールアドレスの組合せが完全に同一である場合でも、
順番が相違する場合があるが、RAM4の容量等を考慮
して、順番の相違するものを同一として重複を排除する
としてもよいし、別登録として格納することも可能であ
る。
【0044】次に、上述のS40におけるリダイヤル処
理動作について、図9に示すフローチャートに基づいて
さらに詳しく説明する。S40におけるリダイヤル処理
動作では、まず、再送信宛先選択バッファ30Aにメー
ルアドレスが格納されているか否かを判断する(S6
0)。上述のように、再送信宛先選択バッファ30Aは
過去のインターネットファクシミリ送信の際のメールア
ドレスが格納されるものであり、過去に送信が行われて
いなければ、当然、再送信宛先選択バッファ30Aにメ
ールアドレスが格納されていることがない、またユーザ
ーのリセット操作等のために、再送信宛先選択バッファ
30Aの内容が消去されていることがあるからである。
S60で否と判断した場合には、拒絶ブザーによりユー
ザーにその旨を警告して(S61)、ここでの処理を終
了する。
【0045】一方、S60で再送信宛先選択バッファ3
0Aにメールアドレスが格納されていると判断した場合
は、表示部12に再送信宛先選択バッファ30Aの内容
のメールアドレスをリストの先頭から表示し(S6
2)、さらに表示されたメールアドレスを選択するため
に選択カーソルを表示し、十字カーソルキー18により
操作を可能とする。そして、十字カーソルキー18によ
る選択カーソルの操作が行われたか否かを判断し(S6
3)、選択カーソルの操作のある場合は、該当するメー
ルアドレスに選択カーソルを移動する(S64)。
【0046】一方、S63で十字カーソルキー18の操
作が行なわれていないと判断した場合は次に、選択を確
定するセットキー19の操作が行われたか否かを判断し
(S65)、セットキー19の操作が行なわれたと判断
した場合には、選択カーソルで選択された再送信宛先選
択バッファ30Aに格納されているメールアドレスを、
宛先入力バッファにコピーして(S66)、リダイヤル
処理S40を終了する。宛先入力バッファにコピーされ
たメールアドレスは、上述のように、スタートキー28
等の操作により、同報送信リストに追加されて送信宛先
として使用されることになる。一方、S65で否と判断
した場合には次に、ストップキー22の操作が行われた
か否かを判断し(S67)、否と判断した場合には、S
63に戻って、動作を繰り返す。すなわち、十字カーソ
ルキー18、セットキー19、又は、ストップキー22
の操作に備えて待機する。一方、S67でストップキー
22の操作が行われたと判断した場合には、ここでの処
理を終了する。すなわち、再送信宛先選択バッファ30
Aから宛先入力バッファへのコピー処理を行わず、S2
に戻って、他の操作のための待機状態に移行する。な
お、ここでは再送信宛先選択バッファ30Aを用いるも
のとして説明を行ったが、再送信宛先選択バッファ30
Cや再送信宛先選択バッファ30Eを用いた構成として
も、同様のリダイヤル処理を行うことができることは当
然である。また、ファクシミリ番号のリダイヤル処理S
37においても同様の処理が行われることになる。
【0047】上述のように、通信端末装置1は、ユーザ
ーによる所定のキーの操作に従って、1乃至複数の宛先
を指定し、ファクシミリ通信、又は、インターネットフ
ァクシミリ通信を行うことができる。そして、ファクシ
ミリ通信、あるいは、インターネットファクシミリ通信
の終了後に、それらの宛先を再送信宛先選択バッファに
格納して保存することができる。そのとき、格納される
宛先がメールアドレスであれば、宛先種別と対応させて
再送信バッファに格納されることになる。再送信宛先選
択バッファに格納されたメールアドレス等の宛先は、次
回以降の通信の際に、簡単な操作で呼び出して使用する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の通信端末装置は、電子メ
ールによって通信を行うことのできる通信端末装置にお
いて、通信した電子メールのメールアドレスを宛先種別
と対応させて再送信宛先選択バッファに格納することを
特徴としたため、過去に送信したメールアドレスを、宛
先種別とともに、簡単に再利用することができるように
なり、メールアドレスの指定の手間を軽減した便利な通
信端末装置とすることができる。
【0049】請求項2記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、前記メールアドレスが複
数指定された場合に、各メールアドレスごとに前記再送
信宛先選択バッファに格納することを特徴としたため、
前項の効果に加えて、過去の通信では複数の送信先に送
信をおこなっていた場合でも、複数のなかから1のメー
ルアドレスを単独で再利用することができる利点があ
る。また、一度に再利用するメールアドレスが1つのみ
のため、メールアドレスの確認が容易となり、誤入力の
おそれも軽減される利点がある。
【0050】請求項3記載の通信端末装置は、請求項1
記載の通信端末装置において、同一の宛先種別に対し前
記メールアドレスが複数指定された場合に、同一宛先種
別の複数のメールアドレスをまとめて再送信宛先選択バ
ッファに格納することを特徴とししたため、複数のメー
ルアドレスを一度に再利用することができる。これによ
り、複数のメールアドレスの指定の手間をさらに軽減す
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる通信端末装置の具
体的な構成を示したブロック図。
【図2】操作部及び表示部の模式図。
【図3】通信端末装置の送信動作を示すフローチャート
(その1)。
【図4】通信端末装置の送信動作を示すフローチャート
(その2)。
【図5】通信端末装置の送信動作を示すフローチャート
(その3)。
【図6】通信端末装置の送信動作を示すフローチャート
(その4)。
【図7】再送信宛先選択バッファの格納例を示す第一の
図。
【図8】再送信宛先選択バッファの格納例を示す第二の
図。
【図9】通信端末装置のリダイヤル処理動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 通信端末装置 2 制御部 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 12 表示部 13 操作部 21 リダイヤルキー 24 宛先種別キー 25 宛先指定キー 30A、30B、30C、30D、30E 再送信宛先
選択バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールによって通信を行うことので
    きる通信端末装置において、 通信した電子メールのメールアドレスを宛先種別と対応
    させて再送信宛先選択バッファに格納することを特徴と
    する通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記メールアドレスが複数指定された場
    合に、各メールアドレスごとに前記再送信宛先選択バッ
    ファに格納することを特徴とする請求項1記載の通信端
    末装置。
  3. 【請求項3】 同一の宛先種別に対し前記メールアドレ
    スが複数指定された場合に、同一宛先種別の複数のメー
    ルアドレスをまとめて再送信宛先選択バッファに格納す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
JP2001379595A 2001-12-13 2001-12-13 通信端末装置 Pending JP2003178003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379595A JP2003178003A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001379595A JP2003178003A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 通信端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003178003A true JP2003178003A (ja) 2003-06-27

Family

ID=19186897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001379595A Pending JP2003178003A (ja) 2001-12-13 2001-12-13 通信端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003178003A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010513A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Kyocera Mita Corp 画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010513A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Kyocera Mita Corp 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3296920B2 (ja) ファクシミリ装置
US7564577B2 (en) Fax gateway, fax machine, and fax transmission system
US7589855B2 (en) Image forming apparatus
US7656549B2 (en) Image forming apparatus
JP2003178003A (ja) 通信端末装置
JP3551719B2 (ja) 電子メール機能付通信端末装置
JP3633576B2 (ja) 通信装置
JP2006203599A (ja) ネットワーク複合機
JP3829739B2 (ja) 通信端末装置
JP3736434B2 (ja) 通信端末装置
JP2001285603A (ja) 画情報通信装置及びその制御方法、並びに、画情報通信システム
JP2006025178A (ja) ファクシミリ装置
JP3622704B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP2003069774A (ja) インターネットファクシミリ装置
KR100369383B1 (ko) 팩시밀리의 수신데이터 관리방법
JP2002190934A (ja) 通信端末装置
JP3622698B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP2004318722A (ja) 通信装置
JP2006080965A (ja) ファクシミリ装置
JP2003324575A (ja) インターネットファクシミリ装置
KR100467562B1 (ko) 메모리 송신시 메모리 관리 방법
JP2002185740A (ja) 通信端末装置
JP2007288467A (ja) 画像形成装置
JP2005176008A (ja) ファクシミリ装置
JP2002132689A (ja) 中継装置及び通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071106