JP2014165349A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】超音波振動が印加された処理液を基板に吐出し、当該処理液により生じる基板振動を利用して異物を除去し、かつ、キャビテーションによる基板の損傷を抑制できる基板処理装置および基板処理方法を提供する。
【解決手段】この基板処理装置は、第1処理液供給部20、および、基板9の上面に対向する対向部材40を有する。第1処理液供給部20は、基板9の上面と対向部材40の下面との間に液体が充填された状態で、基板9の第1吐出位置P1に、超音波が印加された第1処理液26を吐出する。そして、第1処理液26により基板9を振動させ、当該振動により基板9の表面から異物9Pを遊離させることにより、基板9に付着した異物を除去する。また、基板9の上面と対向部材40の下面との間に液体が充填されることにより、キャビテーションによる基板9の損傷を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板の表面から異物を除去する基板処理装置および基板処理方法に関する。
半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの精密電子装置用基板の製造工程では、基板の表面から異物を除去するために、種々の洗浄処理が行われる。例えば、超音波振動が印加された処理液を基板に供給して、基板の表面から異物を除去する、いわゆる超音波洗浄が従来知られている。
超音波洗浄を行う従来の基板処理装置については、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平9−45610号公報
超音波洗浄は、処理液に超音波振動を印加することにより、処理液中にキャビテーションを生じさせ、当該キャビテーションの物理的作用によって、基板の表面から異物を除去する。しかしながら、超音波振動により生じる液中のキャビテーションは、その発生位置やエネルギーを制御することが難しい。このため、キャビテーションによって、基板上の微細なパターンが損傷を受ける場合があった。
このため、キャビテーションより制御しやすい基板振動を利用して、基板から異物を除去する洗浄方法が、検討されている。当該洗浄方法では、超音波振動が印加された処理液を、基板に対して局所的に吐出して、基板を振動させる。そして、基板の振動によって、基板から異物を遊離させる。しかしながら、この洗浄方法でも、局所的に吐出された処理液が、基板上のパターンに接触すると、当該処理液中のキャビテーションによって、パターンが損傷する虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、超音波振動が印加された処理液を基板に吐出し、当該処理液により生じる基板振動を利用して異物を除去し、かつ、キャビテーションによる基板の損傷を抑制できる基板処理装置および基板処理方法を提供することを、目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基板の表面から異物を除去する基板処理装置であって、前記基板を略水平に保持する保持部と、前記基板の上面に対向する対向部材と、前記保持部に保持された前記基板の第1吐出位置に、超音波が印加された第1処理液を吐出する第1処理液供給部と、を備え、前記基板の上面と前記対向部材の下面との間に液体が充填された状態で、前記第1処理液供給部から第1処理液を吐出する。
本願の第2発明は、第1発明の基板処理装置であって、前記第1処理液供給部が、前記対向部材と反対方向へ斜め下向きに前記第1処理液を吐出する。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の基板処理装置であって、前記第1処理液供給部からの第1処理液の吐出時に、前記第1処理液供給部の吐出口と前記対向部材との間において、前記基板上の液層が、前記基板から前記吐出口までの高さ、および、前記基板から前記対向部材の下面までの高さのうちの少なくとも一方より大きい厚みを維持しつつ繋がる。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記第1吐出位置は、前記基板の端縁部である。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記基板は、中心軸を中心とする略円板状であり、前記基板と前記第1処理液供給部とを、前記中心軸を中心に相対的に回転させる回転機構をさらに備える。
本願の第6発明は、第5発明の基板処理装置であって、前記対向部材は、前記基板の略中央を覆う。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記保持部に保持された前記基板の第2吐出位置に、第2処理液を吐出する第2処理液供給部をさらに備え、前記基板の上面と前記対向部材の下面との間に第2処理液が供給される。
本願の第8発明は、第1発明から第7発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記第1処理液は、脱イオン水、イソプロピルアルコールまたはハイドロフルオロエーテルのいずれか、またはこれらの混合液である。
本願の第9発明は、第7発明の基板処理装置であって、前記第2処理液は、脱イオン水、イソプロピルアルコールまたはハイドロフルオロエーテルのいずれか、またはこれらの混合液である。
本願の第10発明は、基板の表面から異物を除去する基板処理方法であって、略水平に保持された基板と、前記基板に対向する対向部材との間に液体を充填しつつ、超音波が印加された処理液を前記基板の表面の他の領域に供給する。
本願の第1発明から第9発明によれば、第1処理液により基板を振動させ、当該振動により基板の表面から異物を遊離して除去できる。また、対向部材と対向する部分において、基板上のパターンの損傷を抑制できる。
特に、本願の第2発明によれば、超音波が印加された第1処理液が、対向部材と基板との間に直接流入しない。これにより、対向部材と対向する部分において、基板上のパターンの損傷をさらに抑制できる。
特に、本願の第3発明によれば、対向部材と基板との間の液体に超音波が伝播しにくい。これにより、対向部材と対向する部分において、基板上のパターンの損傷をさらに抑制できる。
特に、本願の第4発明によれば、超音波が印加された第1処理液が、基板上のパターンに直接吐出されない。これにより、基板上のパターンの損傷をさらに抑制できる。
特に、本願の第5発明によれば、基板全体に超音波振動を伝達できる。これにより、基板の表面に付着した異物を効率よく除去できる。
特に、本願の第6発明によれば、対向部材と対向する部分を広く確保できる。これにより、基板の表面に付着した異物をさらに効率よく除去できる。
特に、本願の第7発明によれば、基板と対向部材との間に第2処理液が供給される。これにより、基板の上面と対向部材の下面との間に液体が充填された状態を保ちやすい。
また、本願の第10発明によれば、超音波が印加された処理液により基板を振動させ、当該振動により基板の表面から異物を遊離して除去できる。また、対向部材と対向する部分において、基板上のパターンの損傷を抑制できる。
基板処理装置の構成を示した水平断面図である。 洗浄処理ユニットの構成を示した縦断面図である。 図2に示す洗浄処理ユニット11の主な制御機構を示すブロック図である。 異物除去処理の流れを示したフローチャートである。 処理液の吐出時の様子を模式的に示した図である。 実験1中の様子を示した概略図である。 実験1の結果を示した図である。 実験2中の様子を示した概略図である。 実験2中の様子を示した概略図である。 実験2の結果を示した図である。 実験3の結果を示したグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.一実施形態に係る基板処理装置>
<1−1.基板処理装置の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置1の全体構成を示した水平断面図である。基板処理装置1は、半導体の製造工程において、半導体ウエハ9の表面に付着したパーティクル等の異物を除去する、枚様式の洗浄装置である。基板処理装置1は、洗浄処理ユニット11と、流体ボックス12と、インデクサユニット13と、オープナー14とを備えている。
図1に示すように、基板処理装置1には、複数の洗浄処理ユニット11および流体ボックス12が備えられている。図1中には、洗浄処理ユニット11および流体ボックス12がそれぞれ4つずつ示されているが、本実施形態の基板処理装置1では、洗浄処理ユニット11および流体ボックス12が縦方向に2段重なる。すなわち、基板処理装置1は、洗浄処理ユニット11および流体ボックス12を、下段にそれぞれ4つずつ、上段にそれぞれ4つずつ備えている。
洗浄処理ユニット11は、半導体ウエハ9を内部に収容して洗浄を行う。洗浄処理ユニット11の詳細については、後述する。洗浄処理ユニット11は、通路15を挟んで2つずつ並んで設けられている。また、洗浄処理ユニット11には、それぞれ、後述するセンターロボット18に面して搬入出口111が設けられている。流体ボックス12は、それぞれ洗浄処理ユニット11に隣接し、洗浄処理ユニット11に供給される液体や気体の配管、開閉弁等を収容する。
インデクサユニット13は、通路15と直交する方向に延びている。インデクサユニットの略中央と、通路15とは連結している。インデクサユニット13内には、オープナー14から搬入した半導体ウエハ9をシャトル17へと受け渡すインデクサロボット16が備えられている。インデクサロボット16は、インデクサユニット13内を、通路15と直交する方向に移動する。また、インデクサロボット16は、半導体ウエハ9を保持するハンド部161を有している。ハンド部161は、上下方向に昇降移動自在であるとともに、上下方向に延びる回転軸を中心として、回転自在である。
オープナー14は、半導体ウエハ9を複数枚収容したFOUP(Front Open Unified Pod)を載置する載置面141と、FOUPをインデクサユニット13内に運び入れるための開閉蓋142とを有する。
通路15には、シャトル17およびセンターロボット18が配置されている。シャトル17は、半導体ウエハ9を保持し、インデクサロボット16とセンターロボット18との間を、インデクサユニット13と直交する方向に移動する。センターロボット18は、半導体ウエハ9を1枚ずつ保持し、シャトル17と洗浄処理ユニット11との間で半導体ウエハ9の受け渡しを行うハンド部181を有する。ハンド部181は、上下方向に昇降移動自在であるとともに、水平方向に伸縮自在である。また、インデクサユニット18は、ハンド部181を、搬入出口111から洗浄処理ユニット11の内部まで移動させることができる。
次に、基板処理装置1の外部から半導体ウエハ9を洗浄処理ユニット11へと搬入する手順について説明する。
基板処理装置1の外部から自動搬送車両等により搬入されたFOUPは、オープナー14の載置面141に載置される。次に、オープナー14の開閉蓋142が開放され、インデクサロボット16がFOUPから未処理の半導体ウエハ9を1枚ずつ取り出す。インデクサロボット16は、取り出した半導体ウエハ9を保持しつつ、インデクサユニット13内を、通路15に隣接する位置まで移動する。そして、インデクサロボット16は、シャトル17へと半導体ウエハ9を受け渡す。
インデクサロボット16から、半導体ウエハ9を1枚、または、複数枚受け取ったシャトル17は、通路15内をセンターロボット18の近傍まで移動する。次に、センターロボット18のハンド部181は、シャトル17が搬送した半導体ウエハ9を受け取る。センターロボット18は、ハンド部181を搬入出口111から洗浄処理ユニット11内へと伸ばし、半導体ウエハ9を洗浄処理ユニット11内へと搬入する。搬入終了後、搬入出口111は閉鎖され、洗浄処理ユニット11内で半導体ウエハ9の洗浄が行われる。
前述の通り、本実施形態では、洗浄処理ユニット11は、上段と下段の2段に重なって配置されている。センターロボット18のハンド部181は上下方向に昇降自在であり、上段の洗浄処理ユニット11および下段の洗浄処理ユニット11のいずれにも半導体ウエハ9を搬入できる。
洗浄処理ユニット11内で処理が完了した半導体ウエハ9は、センターロボット18にて搬出され、シャトル17に移載され、インデクサロボット16によってFOUPの所定の位置に収容される。
基板処理装置1は、このような洗浄処理ユニット11を複数備えており、複数枚の半導体ウエハ9を、複数のチャンバにおいて並列に処理できる。
<1−2.洗浄処理ユニットの構成>
図2は、洗浄処理ユニット11の構成を示した図である。図3は、洗浄処理ユニット11の主な制御機構を示すブロック図である。
図2および図3に示すように、本実施形態の洗浄処理ユニット11は、保持部50、第1処理液供給部20、第2処理液供給部30、対向部材40、排液捕集部60、および制御部10を備えている。
保持部50は、略円板状の基板である半導体ウエハ9を、略水平に保持する機構である。保持部50は、略円板状のベース部51と、ベース部51の上面に設けられた複数のチャックピン52と、ベース部51を回転させる回転機構53とを有する。
複数のチャックピン52は、ベース部51の周縁部付近の上面に、等角度間隔で配置されている。半導体ウエハ9は、パターンが形成されるデバイス領域を上面側に向けた状態で、チャックピン52に保持される。各チャックピン52は、半導体ウエハ9の周縁部の下面および外周端面に接触し、ベース部51の上面から空隙を介して上方の位置に、半導体ウエハ9を支持する。
保持部50は、半導体ウエハ9の略中心と回転機構53の中心軸55とが重なるように、半導体ウエハ9を保持する。回転機構53は、例えば、モータにより実現できる。回転機構53を動作させると、ベース部51、チャックピン52、および半導体ウエハ9が、中心軸55を中心として回転する。これにより、半導体ウエハ9と第1処理液供給部20とが、相対的に回転する。
第1処理液供給部20は、第1ノズル21、第1配管22、第1処理液供給源23、第1開閉弁24、および、超音波振動子25を有する。第1ノズル21は、保持部50に保持された半導体ウエハ9の上面に、第1処理液を吐出するためのノズルである。第1ノズル21は、第1配管22を介して、第1処理液供給源23と流路接続されている。また、第1配管22の経路途中には、第1開閉弁24が介挿されている。このため、第1開閉弁24を開放すると、第1処理液供給源23から第1配管22を通って第1ノズル21に、第1処理液が供給される。そして、第1ノズル21から半導体ウエハ9の上面に、第1処理液が吐出される。
また、第1ノズル21には、超音波振動を発生させる超音波振動子25が組み込まれている。超音波振動子25を駆動させると、第1ノズル21の内部において、第1処理液に超音波振動が印加される。そして、超音波振動が印加された第1処理液が、第1ノズル21から吐出される。超音波振動は、例えば、10kHz〜1MHzの低周波振動であってもよく、1MHz以上の高周波振動であってもよい。
第1ノズル21は、対向部材40の端縁部付近に配置される。また、第1ノズル21の吐出口210は、対向部材40と重ならない位置に配置される。第1処理液供給部20は、第1ノズル21から、対向部材40と反対方向(中心軸55に対する外側)へ斜め下向きに、超音波振動が印加された第1処理液を吐出する。
第1処理液が吐出される半導体ウエハ9上の位置を「第1吐出位置」とすると、本実施形態の第1吐出位置は、半導体ウエハ9の端縁部である。第1吐出位置となる半導体ウエハ9の端縁部には、パターンが形成されていない。そのため、超音波振動が印加された第1処理液が、半導体ウエハ9上のパターンに直接吐出されない。
なお、第1処理液には、例えば、脱イオン水(純水)が使用される。ただし、脱イオン水に代えて、イソプロピルアルコールやハイドロフルオロエーテル等の薬液を、第1処理液として使用してもよい。また、脱イオン水、イソプロピルアルコール、およびハイドロフルオロエーテルの2つ以上を混合させた洗浄液や、アンモニア水と過酸化水素水との混合液であるSC−1洗浄液を、第1処理液として使用してもよい。
第2処理液供給部30は、第2ノズル31、第2配管32、第2処理液供給源33、および、第2開閉弁34を有する。第2ノズル31は、保持部50に保持された半導体ウエハ9の上面に、第2処理液を吐出するためのノズルである。第2ノズル31は、第2配管32を介して、第2処理液供給源33と流路接続されている。また、第2配管32の経路途中には、第2開閉弁34が介挿されている。このため、第2開閉弁34を開放すると、第2処理液供給源33から第2配管32を通って第2ノズル31に、第2処理液が供給される。そして、第2ノズル31から半導体ウエハ9の上面に、第2処理液が吐出される。
第2ノズル31から吐出された第2処理液は、半導体ウエハ9の上面と、対向部材40の下面との間に充填される。ここで、第2処理液が吐出される半導体ウエハ9上の位置を「第2吐出位置」とすると、第2吐出位置は、第1吐出位置よりも中心軸55に近いことが望ましい。そうすると、半導体ウエハ9が回転した場合に、第2吐出位置に吐出された第2処理液が、半導体ウエハ9と対向部材40との間に充填されやすい。
なお、第2処理液には、例えば、脱イオン水(純水)が使用される。ただし、脱イオン水に代えて、イソプロピルアルコールやハイドロフルオロエーテル等の薬液を、第2処理液として使用してもよい。また、脱イオン水、イソプロピルアルコール、およびハイドロフルオロエーテルの2つ以上を混合させた洗浄液や、アンモニア水と過酸化水素水との混合液であるSC−1洗浄液を、第2処理液として使用してもよい。
なお、半導体ウエハ9の上面における処理の均一性を高めるためには、第1処理液と第2処理液とに、同じ種類の液体を使用することが好ましい。
対向部材40は、液体を充填させるための隙間を介して、半導体ウエハ9の上面と略平行に対向して配置される。図2に示すように、対向部材40は、第1吐出位置より僅かに径方向内側の位置から、半導体ウエハ9の略中央までを含む半導体ウエハ9の上面の一部分を覆っている。これにより、半導体ウエハ9が回転することで、対向部材40は半導体ウエハ9の上面のより多くの部分と、中心軸方向に重なることができる。
排液捕集部60は、使用後の第1処理液および第2処理液を回収する部位である。排液捕集部60は、保持部50に保持された半導体ウエハ9を環状に包囲するカップ61と、カップ51の底部に流路接続された第3配管62とを有する。第1ノズル21から吐出された第1処理液および第2ノズル31から吐出された第2処理液は、半導体ウエハ9に供給された後、カップ61の内部に捕集される。その後、第1処理液および第2処理液は、第3配管62を通って基板処理装置1の外部へ排出され、再生処理または廃棄処理される。
制御部10は、図3に示したように、チャックピン52、回転機構53、第1開閉弁24、第2開閉弁34、および超音波振動子25と、電気的に接続されている。制御部10は、CPU等の演算処理部やメモリを有するコンピュータにより構成されていてもよく、あるいは、電子回路により構成されていてもよい。制御部10は、ユーザの操作、各種の入力信号、または予め設定されたプログラムに従って、チャックピン52、回転機構53、第1開閉弁24、第2開閉弁34、および超音波振動子25の動作を制御する。
なお、上述した保持部50、第1処理液供給部20、第2処理液供給部30、対向部材40、および排液捕集部60は、温度および清浄度が制御されたチャンバ70の内部に配置される。また、図1に示す搬入出口111を開閉するためのシャッタ機構や、搬入出口111を介して半導体ウエハ9を搬入および搬出するための搬送機構であるセンターロボット18も、制御部10により動作制御される。
<2.異物除去処理について>
続いて、上記の洗浄処理ユニット11を用いた異物除去処理について、説明する。図4は、洗浄処理ユニット11における異物除去処理の流れを示したフローチャートである。図5は、半導体ウエハ9に対する第1処理液26および第2処理液36吐出時の様子を、模式的に示した図である。
この基板処理装置1において、異物除去処理を行うときには、制御部10が、基板処理装置1内の各部を動作制御する。これにより、以下の動作が進行する。
基板処理装置1は、上述の通り、センターロボット18が半導体ウエハ9を洗浄処理ユニット11の内部に搬入する。また、保持部50の複数のチャックピン52を外側へ開くとともに、ベース部51の上方に、半導体ウエハ9を配置する。そして、複数のチャックピン52を内側へ閉じることにより、センターロボット18のハンド部181から保持部50へ、半導体ウエハ9を移載する。半導体ウエハ9は、デバイス面を上面側に向けた水平姿勢で、保持部50に保持される(ステップS1)。
次に、基板処理装置1は、第2開閉弁34を開放することにより、第2ノズル31から第2処理液36の吐出を開始する(ステップS2)。第2処理液36は、第2ノズル31から、半導体ウエハ9の上面に設定された第2吐出位置P2へ向けて、吐出される。また、第2処理液36の吐出開始と同時に、または、吐出開始後に、回転機構53を動作させることにより、ベース部51の回転を開始する。これにより、半導体ウエハ9の上面と、対向部材40の下面との間に第2処理液36が充填される。
その後、第2開閉弁34を開状態に維持しつつ、第1開閉弁24を開放し、さらに、超音波振動子25を駆動させる。これにより、第1ノズル21からの第1処理液26の吐出を開始する(ステップS3)。第1処理液26は、第1ノズル21から、半導体ウエハ9の端縁部に設定された第1吐出位置P1へ向けて、吐出される。図5に示すように、本実施形態では、半導体ウエハ9の上面のうち、パターン91が形成されるデバイス領域より外側に、第1吐出位置P1が設定されている。また、本実施形態では、半導体ウエハ9の端縁部に形成されたテーパ面上に、第1吐出位置P1が設定されている。
第1ノズル21から吐出される第1処理液26には、超音波振動子25により、超音波振動が印加されている。このため、半導体ウエハ9に第1処理液26が供給されると、第1処理液26から半導体ウエハ9に、超音波振動9Bが伝播する。また、当該超音波振動9Bは、第1吐出位置P1の近傍だけではなく、図5のように、半導体ウエハ9の全体に伝播する。これにより、半導体ウエハ9の上面が振動し、図5中に拡大して示したように、パターン91が形成された半導体ウエハ9の上面から、異物9Pが遊離する。
一方、半導体ウエハ9の上面と対向部材40の下面との間には、上述の通り、第2処理液36が充填されている。第2処理液36は、その表面張力によって、半導体ウエハ9の上面と、対向部材40の下面との双方に引きつけられる。したがって、第2処理液36の液層の厚みは、対向部材40が無い場合より大きくなる。このような第2処理液36の充填領域では、後述する実験1〜3において示されるように、キャビテーションに起因するパターン91の損傷が、抑制される。これは、第1処理液26の超音波振動が、上述した第2処理液36の充填領域には、伝播にくいためと考えられる。
また、本実施形態では、対向部材40の端縁部と、第1ノズル21の吐出口210とが、近接している。このため、第1処理液26の吐出時には、図5に示すように、第1処理液供給部20の第1ノズル21の吐出口210と対向部材40との間において、半導体ウエハ9上の液層が、半導体ウエハ9から対向部材40の下面までの高さより大きい厚みを維持しつつ繋がる。すなわち、吐出口210から対向部材40まで、液体の充填領域が連続的に形成されている。その結果、第1吐出位置P1より中心軸55側において、キャビテーションに起因するパターン91の損傷が、抑制される。
なお、第1ノズル21の吐出口210は、対向部材40よりも軸方向下側に位置してもよい。その場合には、吐出口210と対向部材40との間において、半導体ウエハ9上の液層が、半導体ウエハ9から吐出口210までの高さより大きい厚みを維持しつつ、繋がっていればよい。すなわち、吐出口210と対向部材40との間において、半導体ウエハ9上の液層が、半導体ウエハ9から吐出口210までの高さ、および、半導体ウエハ9から対向部材40の下面までの高さのうちの少なくとも一方より大きい厚みを維持しつつ繋がっていればよい。
図5に示すように、半導体ウエハ9のデバイス領域の上部には、第2処理液36の液流36Fが形成されている。このため、デバイス領域から遊離した異物9Pは、液流36Fに乗って、半導体ウエハ9の外部まで流される。このように、本実施形態の基板処理装置1は、半導体ウエハ9自体に伝播する超音波振動9Bによって、半導体ウエハ9の表面から異物9Pを除去する。
基板処理装置1は、このような第1処理液26および第2処理液36の吐出を、所定時間継続する。その後、基板処理装置1は、第1開閉弁24を閉鎖するとともに、超音波振動子25の駆動を停止させる。これにより、第1処理液供給部20からの第1処理液26の吐出を、停止させる(ステップS4)。また、それに続いて、第2開閉弁34を閉鎖する。これにより、第2処理液供給部30からの第2処理液36の吐出を停止させる(ステップS5)。その後、回転機構53を停止させることにより、ベース部51の回転を停止する。
この洗浄処理ユニット11では、上述したステップS2〜S3のように、第1処理液26の吐出を開始する前に、第2処理液36の吐出を開始する。また、上述したステップS4〜S5のように、第1処理液26の吐出を停止させた後に、第2処理液36の吐出を停止させる。このようにすれば、第1処理液26の吐出開始時および吐出終了時においても、半導体ウエハ9と対向部材40との間に第2処理液36が充填した状態にできる。したがって、第1処理液26の吐出開始時および吐出終了時においても、キャビテーションに起因するパターン91の損傷を抑制できる。
その後、基板処理装置1は、複数のチャックピン52を外側へ開き、センターロボット18により、保持部50から洗浄処理ユニット11の外部へ、半導体ウエハ9を搬出する(ステップS6)。
<3.諸実験>
上記の実施形態では、超音波振動を印加した処理液を基板上に吐出する際に、液体の充填領域を形成することによって、当該充填領域において、キャビテーションに起因する基板上のパターンの損傷を、抑制させた。以下では、液体の充填領域を形成することと、パターンの損傷が抑制されることとの関連性を示す諸実験について説明する。
<3−1.実験1>
まず、実験1について説明する。図6は、実験1の実験中の様子を示した概略図である。図7は、実験1の結果を示す図である。
図6に示すように、実験1では、半導体ウエハ9を回転させることなく、第1ノズル21から超音波振動を印加した第1処理液26を半導体ウエハ9の中央付近の第1吐出位置P1に吐出した。第1処理液26には、脱イオン水を使用した。本実験では、第1処理液26の吐出角度は、半導体ウエハ9に対して60度とした。また、第1処理液26の吐出方向とは逆方向において、第1ノズル21と半導体ウエハ9との間に液体の充填領域29を形成した状態で実験を行った。
図6に示すように、半導体ウエハ9の第1吐出位置P1よりも吐出方向側に前方領域95、反対側に後方領域96を定め、前方領域95および後方領域96における微粒子除去効率およびパターンの損傷数を計測した。なお、前方領域95および後方領域96の面積は同一である。
図7は、前方領域95および後方領域96における、0.06マイクロメートル以上の微粒子の除去効率(以下、PRE)およびパターンの損傷数を表した図である。図7に示すように、前方領域95におけるパターンの損傷数が1350個であるのに対し、後方領域96におけるパターンの損傷数は、23個と非常に少ない。これにより、液体の充填領域29を形成したことにより、後方領域96においてキャビテーションに起因する半導体ウエハ9上のパターンの損傷が抑制されていると考えられる。
一方、前方領域95におけるPREが69%であるのに対し、後方領域96におけるPREは51%である。すなわち、後方領域96において、前方領域95の約74%のPREが確認された。これにより、後方領域96においても、パターン上に付着した微粒子を除去できることが確認できた。この実験1の結果から、液体の充填領域を形成しつつ、超音波振動を印加した処理液を半導体ウエハ9上に吐出することにより、パターンの損傷を抑制し、かつ、パターン上に付着した微粒子を除去できると考えられる。
<3−2.実験2>
次に、実験2について説明する。図8および図9は、実験2中の様子を示した概略図である。図10は、実験2の結果を示す図である。
図8および図9に示すように、実験2では、第2ノズル31から第2処理液36を供給しつつ、第1ノズル21から超音波振動を印加した第1処理液26を半導体ウエハ9へ吐出した。第1処理液26および第2処理液36には、いずれも脱イオン水を使用した。本実験では、第1処理液26を吐出する第1吐出位置P1は、半導体ウエハ9の端縁部である。また、第2処理液36を吐出する第2吐出位置P2は半導体ウエハ9の中央付近である。本実験では、第1処理液26の吐出角度は、実験1と同様、半導体ウエハ9に対して60度とした。
本実験では、半導体ウエハ9を静止させた(0rpm)場合と、中心軸55を中心に20rpmおよび75rpmにて回転させた場合について、液体充填の有無、PRE、およびパターンの損傷数を計測した。なお、第1処理液26および第2処理液36の吐出量や吐出時間、第1処理液26に印加する超音波振動の振動数、およびその他の条件については、同一の条件下で実験を行った。
図10に示すように、0rpmおよび20rpmでは液体充填があるが、75rpmでは液体充填は無い。すなわち、0rpmおよび20rpmにおいては、図8に示すように、第1処理液26の吐出方向とは逆方向において、第1ノズル21と半導体ウエハ9との間に液体の充填領域29が形成されている。一方、75rpmにおいては、回転数が大きくなったことにより、遠心力が大きくなり、図9に示すように、充填領域が形成されていない。
当該条件下において、回転数が増加するにつれて、PREも増加している。これにより、回転数が大きいほどPREが大きくなり、より効率よくパターン上に付着した微粒子を除去できると考えられる。
一方、図10に示すように、0rpmおよび20rpmではパターンの損傷数が0個であるのに対し、75rpmではパターンの損傷数が27個と増加している。75rpmにおいて損傷数が増加した理由として、充填領域を保持していないことと、回転数が増加したことが考えられる。どちらの条件が損傷数の増加に寄与しているかを検証するため、実験3を行った。
<3−3.実験3>
続いて、実験3について説明する。図11は、実験3の結果を示したグラフである。実験3の様子は、図8に示したものと同様である。
図8に示すように、実験3では実験2と同様、第2ノズル31から第2処理液36を供給しつつ、第1ノズル21から超音波振動を印加した第1処理液26を半導体ウエハ9へ吐出した。本実験では、第1処理液26を吐出する第1吐出位置P1は、半導体ウエハ9の端縁部である。また、第2処理液36を吐出する第2吐出位置P2は半導体ウエハ9の中央付近である。本実験では、第1処理液26の吐出角度は、実験1および実験2と同様、半導体ウエハ9に対して60度とした。なお、本実験では、500rpmにおいても充填領域29を形成するため、各処理液の吐出量等の条件は実験2と変えている。
本実験では、半導体ウエハ9を静止させた(0rpm)場合と、半導体ウエハ9を20rpmで回転させた場合と、半導体ウエハ9を500rpmで回転させた場合とで、半導体ウエハ9上のパターンの損傷数をそれぞれ計測した。なお、第1処理液26および第2処理液36の吐出量や吐出時間、第1処理液26に印加する超音波振動の振動数、およびその他の条件については、同一の条件下で実験を行った。
図11に示すように、回転数が0rpm、20rpm、および500rpmの場合において、損傷数に大きな変化は見られなかった。これにより、0rpmから500rpmの範囲においては、半導体ウエハ9の回転数と損傷数には相関関係がないと考えられる。
<3−4.考察>
以上の実験結果より、液体の充填領域を形成しつつ、超音波振動を印加した処理液を基板上に吐出することにより、パターンの損傷を抑制し、かつ、パターン上に付着した微粒子を除去できると考えられる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
例えば、第2処理液供給部30が、対向部材40の周囲に配置されるのでは無く、対向部材40に設けられた孔に第2処理液36を供給する構成であってもよい。
また、対向部材40が半導体ウエハ9のデバイス領域全体を覆う構成であってもよい。
また、上述の通り、超音波振動子25により印加される超音波振動は、10kHz〜1MHzの低周波振動であってもよく、1MHz以上の高周波振動であってもよい。ただし、高周波振動を使用すれば、低周波振動に比べて、処理液中に生じるキャビテーションのエネルギーを抑えることができる。したがって、高周波振動を使用すれば、仮に、第1処理液26から、超音波振動が液中を伝播し、デバイス領域のパターン91に達した場合であっても、パターン91の損傷を抑制できる。
また、上記の基板処理装置1は、半導体ウエハ9を対象としていたが、本発明の基板処理装置および基板処理方法は、液晶表示装置用ガラス基板、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルタ用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板などの他の精密電子装置用基板を、対象とするものであってもよい。
また、基板処理装置の細部の構成については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 基板処理装置
9 半導体ウエハ
9B 超音波振動
9P 異物
10 制御部
11 洗浄処理ユニット
20 第1処理液供給部
21 第1ノズル
22 第1配管
23 第1処理液供給源
24 超音波振動子
24 第1開閉弁
25 超音波振動子
26 第1処理液
29 充填領域
30 第2処理液供給部
31 第2ノズル
32 第2配管
33 第2処理液供給源
34 第2開閉弁
36 第2処理液
36F 液流
40 対向部材
50 保持部
55 中心軸
91 パターン
95 前方領域
96 後方領域
P1 第1吐出位置
P2 第2吐出位置

Claims (10)

  1. 基板の表面から異物を除去する基板処理装置であって、
    前記基板を略水平に保持する保持部と、
    前記基板の上面に対向する対向部材と、
    前記保持部に保持された前記基板の第1吐出位置に、超音波が印加された第1処理液を吐出する第1処理液供給部と、
    を備え、
    前記基板の上面と前記対向部材の下面との間に液体が充填された状態で、前記第1処理液供給部から第1処理液を吐出する基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記第1処理液供給部が、前記対向部材と反対方向へ斜め下向きに前記第1処理液を吐出する基板処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記第1処理液供給部からの第1処理液の吐出時に、
    前記第1処理液供給部の吐出口と前記対向部材との間において、前記基板上の液層が、前記基板から前記吐出口までの高さ、および、前記基板から前記対向部材の下面までの高さのうちの少なくとも一方より大きい厚みを維持しつつ繋がる基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記第1吐出位置は、前記基板の端縁部である基板処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記基板は、中心軸を中心とする略円板状であり、
    前記基板と前記第1処理液供給部とを、前記中心軸を中心に相対的に回転させる回転機構をさらに備える基板処理装置。
  6. 請求項5に記載の基板処理装置であって、
    前記対向部材は、前記基板の略中央を覆う基板処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記保持部に保持された前記基板の第2吐出位置に、第2処理液を吐出する第2処理液供給部をさらに備え、
    前記基板の上面と前記対向部材の下面との間に第2処理液が供給される基板処理装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記第1処理液は、脱イオン水、SC−1、イソプロピルアルコールまたはハイドロフルオロエーテルのいずれか、またはこれらの混合液である基板処理装置。
  9. 請求項7に記載の基板処理装置であって、
    前記第2処理液は、脱イオン水、SC−1、イソプロピルアルコールまたはハイドロフルオロエーテルのいずれか、またはこれらの混合液である基板処理装置。
  10. 基板の表面から異物を除去する基板処理方法であって、
    略水平に保持された基板と、前記基板に対向する対向部材との間に液体を充填しつつ、超音波が印加された処理液を前記基板の表面の他の領域に供給する基板処理方法。
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