JP2014164660A - 通帳繰越装置、通帳連れ出し検出方法、及び、プログラム - Google Patents

通帳繰越装置、通帳連れ出し検出方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通帳の連れ出しの検出を可能にする通帳繰越装置、通帳連れ出し検出方法、及び、プログラムを提供する。
【解決手段】繰出し処理部15は、通帳収納部14を構成する通帳カセットから通帳を繰出す。そして、計測部19Bは、繰出し処理部15を構成するステッピングモータの起動から繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出される迄のステッピングモータの搬送ステップ数を計測する。そして、判定部19Cは、計測された搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通帳繰越装置、通帳連れ出し検出方法、及び、プログラムに関する。
金融機関等に設置されている通帳を発行する通帳繰越装置は、一般的に、脱着可能な、通帳が装填される複数の通帳カセットを備えている。
通帳カセット内の通帳を補充したり交換したりする際には、一般的には、通帳カセットを収納するカセット収納庫を引き出す操作が行われ、そして、対象通帳カセットを上方へ引き抜く操作が行われる。通帳カセットから通帳を発行する発行機構の劣化や摩耗などの原因による不良が発生している場合、通帳を通帳カセットから繰り出し搬送する際にその通帳に引きずられて通帳カセット内の他の通帳が連れ出されて通帳カセットからはみ出てしまう場合がある。
そのため、通帳繰越装置において通帳の連れ出し防止策が講じられている(例えば、特許文献1)。
特開平9−278194号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているような従来の通帳の連れ出し防止策では、完全に通帳の連れ出しを防止することはできず、通帳が連れ出し状態にある時に通帳カセットの引き出し操作が行われるまで、通帳繰越装置で通帳の連れ出しが発生しているか否かについての判断ができない。
通帳が連れ出し状態にある時に、通帳カセットの引き出し操作が行われると、通帳カセットからはみ出た通帳の部分が邪魔となり、通帳カセットを引き上げることができない。その状態で、通帳カセットを無理に引き上げると、通帳カセットからはみ出た通帳が変形してしまい、ジャム状態(通帳が極めて移動しにくい状態)になってしまう。
ジャム状態になってしまうと、フィードローラは接地ローラであるために、フィードローラを手動で回転させても、ジャム状態を解消することはできない。ジャム状態を解消するためには、対象の通帳カセットから通帳を発行する発行機構を分解しなければならない。つまり、ジャム状態を解消して、通帳繰越装置を復旧させるためには、専門の技術者による作業が必要となる。
そのため、通帳繰越装置の復旧までに多大な時間を要し、その間、利用者は、通帳繰越装置を利用できない。
上記課題に鑑み、本発明では、通帳の連れ出しの検出を可能にする通帳繰越装置、通帳連れ出し検出方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る通帳繰越装置は、通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータ(図示せず)と、前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出部と、前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出部により該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測部と、前記計測部により計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定部と、を備えるものである。
また、本発明に係る通帳繰越装置は、通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段と、前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出部と、前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出部により該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測部と、前記計測部により計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定部と、を備えるものである。
また、本発明に係る通帳連れ出し検出方法は、通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータを起動する起動ステップと、前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出ステップと、前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出ステップで該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測ステップと、前記計測ステップで計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定ステップと、を含むものである。
また、本発明に係る通帳連れ出し検出方法は、通帳が収納される通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出ステップと、前記通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段による通帳の搬出開始から、前記繰出し検出ステップで該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測ステップと、前記計測ステップで計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定ステップと、を含むものである。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータを起動する起動処理と、前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出処理と、前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出処理で該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測処理と、前記計測処理で計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定処理と、を実行させるものである。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、通帳が収納される通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出処理と、前記通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段による通帳の搬出開始から、前記繰出し検出処理で該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測処理と、前記計測処理で計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定処理と、を実行させるものである。
本発明によれば、通帳カセットの引き出し操作を行わなくても、通帳繰越装置で通帳の連れ出しが発生しているか否かを判断することが可能となる。
実施形態1における通帳繰越装置の構成例を示す機能ブロック図である。 実施形態1における管理テーブルの例を示す図である。 実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、正常時の発行動作前の状態を示す図である。 実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、通帳が繰出し検出部に到達した状態を示す図である。 実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、通帳カセットからの通帳搬出が正常に完了した状態を示す図である。 実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、連れ出し発生時における通帳カセットからの通帳搬出が完了した状態を示す図である。 実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、連れ出し発生時の発行動作前の状態を示す図である。 実施形態1における連れ出し検出処理のフローを説明するためのフローチャートである。 実施形態2における通帳繰越装置の構成例を示す機能ブロック図である。 実施形態2における更新時情報テーブルの例を示す図である。 実施形態2における連れ出し検出処理のフローを説明するためのフローチャートである。 図12Aと図12Bは、図10に例示した更新時情報テーブルを2つのテーブルに分けた場合の例であり、図12Aは属性情報テーブルの例を示す図であり、図12Bはこの場合の更新時情報テーブルの例を示す図である。
(実施形態1)
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態1の通帳繰越装置1の構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態1における通帳繰越装置1は、図1に示すように、入力部11と、記憶部12と、MS(Magnetic Stripe;磁気ストライプ)処理部13と、通帳収納部14と、繰出し処理部15と、繰出し検出部16、印字処理部17と、通信部18と、制御部19とを備えて構成されている。
入力部11は、図示しないディスプレイとタッチパネルなどで構成され、ディスプレイに表示される、例えば、取引選択画面に従って、顧客は希望する処理を選択することができる。以下、図示しない繰越判定部により通帳の繰越処理が必要であると判定され、ディスプレイに表示された選択画面に従って、顧客により通帳の「発行」が選択されたものとして説明する。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、制御部19を構成するCPU(Central Processing Unit)のワークエリア、通帳繰越装置1全体を制御するための動作プログラムなどのプログラムを格納するプログラムエリア、各科目の印刷画像データや後述する管理テーブルT1などの各種データを格納するデータエリアとして機能する。
ここで、図2を参照して、記憶部12のデータエリアに格納されている管理テーブルT1について説明する。図2は、管理テーブルT1の例を示す図であり、管理テーブルT1は、図2に示すように、後述の通帳カセット14Aを一意に識別可能な「カセット識別番号」と、後述の計測部19Bにより計測された「搬送ステップ数」と、予め設定された「連れ出し判定閾値」と、後述の連れ出し検出カウンタ19Dの「カウンタ値」と、予め設定された「異常兆候閾値」と、を対応付けたテーブルである。
「連れ出し判定閾値」は、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定するための閾値であり、「連れ出し判定閾値」として正常時の搬送ステップ数(詳しくは後述)から所定のマージン(例えば、“2”)を差し引いた値が設定される。図2に示すように、通帳カセット14Aそれぞれに対して別々の閾値が設定されている。これは、通帳カセット14Aの取り付け位置がそれぞれ異なるため、詳しくは後述する繰出し検出部16を構成する通過センサまでの距離が異なるためである。
「異常兆候閾値」は、異常の兆候があるか否かを判定するために用いる閾値であり、図2に示すように、全通帳カセット14Aに対して同じ閾値Zが設定される。
図1に戻り、MS処理部13は、磁気ストライプ(以下、MS)の磁気データを処理する磁気ヘッド、挿入されたカードの搬送を行うモータやローラなどで構成され、例えば、MSから磁気データを読み出して通帳繰越処理に必要な情報を収集したり、新しい通帳のMSに磁気データを書き込んだりする。
通帳収納部14は、複数の通帳カセット14Aなどで構成され、例えば、通帳の種類ごとに、別々の通帳カセット14Aに通帳が収納される。ここで、通帳の種類としては、普通預金口座、定期預金口座、総合口座、外貨預金口座などがある。
繰出し処理部15は、ステッピングモータにより駆動されるフィードローラ15A、複数の搬送ローラ15B、複数の搬送ローラ15Bを駆動する駆動モータ(図示せず)などで構成され、通帳収納部14を構成する通帳カセット14Aから通帳を繰り出す。より具体的には、フィードローラ15Aを駆動させることで、通帳カセット14Aから通帳を搬出し、搬送ローラ15Bを用いて搬出した通帳を搬送することにより通帳を繰り出す。
繰出し検出部16は、例えば、赤外線型の通過センサなどで構成され、通帳が通帳カセット14Aから繰出されたことを検出する。
印字処理部17は、印字プリンタなどで構成され、口座番号、科目、預金者名などを通帳に印字する。印字処理部17は、例えば、通帳繰越時に通帳の記帳を行う際に使用される。
通信部18は、アンテナ、通信モジュールなどで構成され、ネットワークを介して、例えば、詳しくは後述する判定部19Cにより連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値Cが予め設定されている異常兆候閾値Zを越えたと判定された場合に、通帳繰越装置1を監視する監視サーバなどの上位装置2へ異常兆候情報D1を通知する。この異常兆候情報D1は、例えば、異常兆候のある通帳繰越装置1を特定するための装置識別情報と、異常兆候閾値Zを超えた連れ出し検出カウンタ19Dに対応する通帳カセット14Aを特定するためのカセット識別情報(例えば、カセット識別番号)と、を含んでいる。
通信部18により、異常兆候情報D1が上位装置2へ通知されると、例えば、CE(Customer Engineer)コールが実行される。CEは、通帳カセット14Aの引き出し操作を行う前に、異常兆候のある通帳繰越装置1か否かを知ることができるため、計画的に保守を実施することが可能となる。
制御部19は、CPUなどで構成され、記憶部12のプログラムエリアに格納されている動作プログラムを実行して、図1に示すように、駆動制御部19Aと、計測部19Bと、判定部19Cと、連れ出し検出カウンタ19Dとしての機能を実現すると共に、通帳繰越装置1全体を制御する制御処理や、詳しくは後述する連れ出し検出処理などの処理を実行する。
駆動制御部19Aは、繰出し処理部15を構成するフィードローラ15Aと搬送ローラ15Bの動作を制御する。
計測部19Bは、ステッピングモータの起動から繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出される迄のステッピングモータの搬送ステップ数を計測し、計測した搬送ステップ数を記憶部12に格納されている管理テーブルT1の対応する欄に格納する。例えば、動作対象の通帳カセット14Aの識別番号が「カセットA」である場合には、計測した搬送ステップ数Saを管理テーブルT1の識別番号「カセットA」に対応する「搬送ステップ数」欄に格納する。
判定部19Cは、繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出されたか否かを判定する。また、判定部19Cは、例えば、動作対象の通帳カセット14Aのカセット識別番号が「カセットA」である場合には、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から識別番号「カセットA」に対応する連れ出し判定閾値Aを取得し、計測部19Bにより計測されたステッピングモータの搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値Aより小さいか否かを判定する。さらに、判定部19Cは、例えば、動作対象の通帳カセット14Aのカセット識別番号が「カセットA」である場合には、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から異常兆候閾値Zを取得し、連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えたか否かを判定する。
連れ出し検出カウンタ19Dは、通帳カセット14Aごとに対応付けられており、通帳カセット14Aそれぞれにおける通帳の連れ出し発生回数を管理するためのカウンタである。例えば、動作対象の通帳カセット14Aのカセット識別番号が「カセットA」であり、判定部19Cにより、計測部19Bにより計測されたステッピングモータの搬送ステップ数Saが予め設定されている連れ出し判定閾値Aより小さいと判定された場合に、つまり、通帳の連れ出しが発生したと判定された場合に、制御部19は、動作対象の識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aに対応する連れ出し検出カウンタ19Dをインクリメントし、インクリメント後のカウンタ値Caで管理テーブルT1を更新する。
ここで、図3乃至図7を参照して、本実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明する。
図3乃至図7は、いずれも、本実施形態1における通帳連れ出しの検出方法を説明するための図であり、それぞれ、正常時の発行動作前の状態、通帳が繰出し検出部に到達した状態、通帳カセットからの通帳搬出が正常に完了した状態、連れ出し発生時における通帳カセットからの通帳搬出が完了した状態、連れ出し発生時の発行動作前の状態、を示す図である。
図3と図5に示すように、通帳の連れ出しが発生していない正常時においては、通帳の発行動作前とフィードローラ15Aにより通帳が通帳カセット14Aから搬出された後のいずれの状態においても、通帳は通帳カセット14Aにきちんと収まっている。
一方、図6と図7に示すように、通帳の連れ出しの発生時においては、通帳の発行動作前とフィードローラ15Aにより通帳が通帳カセット14Aから搬出された後のいずれの状態においても、通帳は通帳カセット14Aからはみ出た状態になっている。
そのため、正常時と通帳連れ出し発生時とでは、繰出し検出部16を構成する通過センサに搬出された通帳が到達するまでの距離が異なり、通帳連れ出し発生時の距離の方が、正常時より短くなる。この差は、通帳カセット14Aから通帳を搬出するフィードローラ15Aを駆動するステッピングモータの搬送ステップ数を計測することで検出することが可能である。つまり、正常時と通帳連れ出し発生時における距離の違いを検出することで、通帳連れ出しの発生を検出することが可能である。
次に、図8を参照して、本実施形態1における連れ出し検出処理の流れを説明する。図8は、本実施形態1における連れ出し検出処理のフローを説明するためのフローチャートである。本連れ出し検出処理は、入力部11を介して、顧客が通帳の「発行」処理を選択したことをトリガとして開始される。なお、顧客が発行を指示した種類の通帳が収納されている通帳カセット14Aのカセット識別番号が「カセットA」であるものとして、本連れ出し検出処理を説明する。
駆動制御部19Aは、繰出し処理部15を構成するフィードローラ15Aと搬送ローラ15Bの駆動をスタートさせ、カセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aから通帳を搬出すると共に、計測部19Bは、ステッピングモータの搬送ステップ数Saの計測をスタートする(ステップS101)。
そして、判定部19Cは、繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出されたか否かを判定する(ステップS102)。判定部19Cにより繰出し検出部16はまだ通帳の繰出しを検出していないと判定された場合には(ステップS102;NO)、ステップS102の処理を繰り返し、繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出されるのを待つ。
一方、判定部19Cにより繰出し検出部16は通帳の繰出しを検出したと判定された場合には(ステップS102;YES)、計測部19Bは、ステッピングモータの搬送ステップ数Saの計測を終了して、計測した搬送ステップ数Saを記憶部12に格納されている管理テーブルT1の対応する欄に格納する(ステップS103)。
そして、判定部19Cは、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から識別番号「カセットA」に対応する連れ出し判定閾値Aを取得し、計測部19Bにより計測されたステッピングモータの搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値Aより小さいか否かを判定する(ステップS104)。
判定部19Cにより、搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値Aより小さいと判定された場合には(ステップS104;YES)、制御部19は、動作対象の通帳カセット14A(本例では、カセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14A)に対応する連れ出し検出カウンタ19Dをインクリメントする(ステップS201)。そして、処理はステップS105の処理へと進む。
一方、判定部19Cにより、搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値A以上であると判定された場合には(ステップS104;NO)、駆動制御部19Aは、ステッピングモータの駆動を停止してフィードローラ15Aの駆動を停止させる(ステップS105)。
そして、通帳カセット14Aから搬出された通帳は、搬送ローラ15Bにより搬送され、発行通帳に対して各種の処理が実行される(ステップS106)。例えば、MS処理部13により、発行通帳のMSに磁気データが書き込まれたり、印字処理部17により、口座番号、科目、預金者名などが通帳に印字されたりする。
そして、判定部19Cは、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から異常兆候閾値Zを取得し、連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えたか否かを判定する(ステップS107)。判定部19Cにより、カウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えたと判定された場合には(ステップS107;YES)、通信部18は、ネットワークを介して、上位装置2へ異常兆候情報D1を通知し(ステップS301)、処理を終了する。
一方、判定部19Cにより、カウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えていないと判定された場合には(ステップS107;NO)、上位装置2へ異常兆候情報D1を通知することなく処理を終了する。
上記実施形態1によれば、繰出し検出部16は、通帳カセット14Aから通帳が繰出されたことを検出した。そして、計測部19Bは、ステッピングモータの起動から繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出される迄のステッピングモータの搬送ステップ数を計測した。そして、判定部19Cは、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から対応する連れ出し判定閾値を取得し、搬送ステップ数が連れ出し判定閾値より小さいか否かを判定した。こうすることで、通帳カセットの引き出し操作を行わなくても、通帳繰越装置1で通帳の連れ出しが発生しているか否かを判定することが可能となる。
また、上記実施形態1によれば、判定部19Cにより、連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値が異常兆候閾値Zを越えたと判定された場合には、通信部18は、ネットワークを介して、上位装置2へ異常兆候情報D1を通知した。こうすることで、通帳カセット14Aの引き出し操作を行うことなく、通帳連れ出しが発生している通帳繰越装置1を特定することが可能となるため、計画的に保守などを実施することが可能となる。これにより、顧客の利便性を向上させることも可能となる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図面を参照して以下に説明する。
図9は、本実施形態2における通帳繰越装置1の構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態2における通帳繰越装置1は、図9に示すように、基本的な構成については、実施形態1のときと同じである。但し、記憶部12が詳しくは後述する更新時情報テーブルT2を更に格納する点と、制御部19が詳しくは後述する更新時情報収集部19Eを更に備える点で実施形態1とは異なる。
記憶部12は、RAM、ROM、HDDなどで構成され、制御部19を構成するCPUのワークエリア、通帳繰越装置1全体を制御するための動作プログラムなどのプログラムを格納するプログラムエリア、各科目の印刷画像データ、管理テーブルT1、更新時情報テーブルT2などの各種データを格納するデータエリアとして機能する。
ここで、図10を参照して、記憶部12のデータエリアに格納されている更新時情報テーブルT2について説明する。図10は、更新時情報テーブルT2の例を示す図であり、更新時情報テーブルT2は、図10に示すように、「カウンタ値」と、通帳カセット14Aごとの「カセット位置」と「通帳の種類」と「通帳残数」と、が対応付けられている。
「カウンタ値」は、連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値に対応している。「カセット位置」欄には、通帳カセット14Aの位置を特定するための位置情報が格納される。つまり、カセット識別番号と位置情報は対応付けられており、通帳カセット14Aごとにその位置が管理されている。「通帳の種類」欄には、対応する通帳カセット14Aに収納されている通帳の種類を特定するための種類情報が格納される。
通帳カウンタ14Aそれぞれの「カセット位置」欄と「通帳の種類」欄に格納される位置情報と種類情報は、自動で収集され設定されてもよいし、管理者などにより設定されてもよい。
「通帳残数」欄には、更新時情報収集部19Eにより、対応する通帳カセット14Aの連れ出し検出カウンタ19Dの更新時(インクリメント時)における通帳残数が格納される。
図9に戻り、更新時情報収集部19Eは、連れ出し検出カウンタ19Dの更新時(インクリメント時)に、更新した連れ出し検出カウンタ19Dに対応する通帳カセット14Aの通帳残数を取得し、取得した通帳残数を更新時情報テーブルT2の対応する欄に格納する。
例えば、カセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aに対応する連れ出し検出カウンタ19Dが更新され、そのカウンタ値が“3”となった場合には、更新時情報収集部19Eは、カウンタ値“3”に対応するカセット識別番号「カセットA」の「通帳残数」欄に更新時点におけるカセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aの通帳残数を格納する。例えば、その時点におけるカセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aの通帳残数がQA3であれば、カセット識別番号「カセットA」の「通帳残数」欄にQA3が格納される。
次に、図11を参照して、本実施形態2における連れ出し検出処理の流れを説明する。図11は、本実施形態2における連れ出し検出処理のフローを説明するためのフローチャートである。本連れ出し検出処理は、入力部11を介して、顧客が通帳の「発行」処理を選択したことをトリガとして開始される。なお、顧客が発行を指示した種類の通帳が収納されている通帳カセット14Aのカセット識別番号が「カセットA」であるものとして、本連れ出し検出処理を説明する。
駆動制御部19Aは、繰出し処理部15を構成するフィードローラ15Aと搬送ローラ15Bの駆動をスタートさせ、カセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aから通帳を搬出すると共に、計測部19Bは、ステッピングモータの搬送ステップ数Saの計測をスタートする(ステップS101)。
そして、判定部19Cは、繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出されたか否かを判定する(ステップS102)。判定部19Cにより繰出し検出部16はまだ通帳の繰出しを検出していないと判定された場合には(ステップS102;NO)、ステップS102の処理を繰り返し、繰出し検出部16により通帳が繰出されたことが検出されるのを待つ。
一方、判定部19Cにより繰出し検出部16は通帳の繰出しを検出したと判定された場合には(ステップS102;YES)、計測部19Bは、ステッピングモータの搬送ステップ数Saの計測を終了して、計測した搬送ステップ数Saを記憶部12に格納されている管理テーブルT1の対応する欄に格納する(ステップS103)。
そして、判定部19Cは、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から識別番号「カセットA」に対応する連れ出し判定閾値Aを取得し、計測部19Bにより計測されたステッピングモータの搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値Aより小さいか否かを判定する(ステップS104)。
判定部19Cにより、搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値Aより小さいと判定された場合には(ステップS104;YES)、制御部19は、動作対象の通帳カセット14A(本例では、カセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14A)に対応する連れ出し検出カウンタ19Dをインクリメントする(ステップS201)。
そして、更新時情報収集部19Eは、更新した連れ出し検出カウンタ19Dに対応するカセット識別番号「カセットA」の通帳カセット14Aの通帳残数を取得し、取得した通帳残数を更新時情報テーブルT2の対応する欄に格納する(ステップS202)。そして、処理はステップS105の処理へと進む。
一方、判定部19Cにより、搬送ステップ数Saが連れ出し判定閾値A以上であると判定された場合には(ステップS104;NO)、駆動制御部19Aは、ステッピングモータの駆動を停止してフィードローラ15Aの駆動を停止させる(ステップS105)。
そして、通帳カセット14Aから搬出された通帳は、搬送ローラ15Bにより搬送され、発行通帳に対して各種の処理が実行される(ステップS106)。例えば、MS処理部13により、発行通帳のMSに磁気データを書き込んだり、印字処理部17により、口座番号、科目、預金者名などが通帳に印字されたりする。
そして、判定部19Cは、記憶部12に格納されている管理テーブルT1から異常兆候閾値Zを取得し、連れ出し検出カウンタ19Dのカウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えたか否かを判定する(ステップS107)。判定部19Cにより、カウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えたと判定された場合には(ステップS107;YES)、通信部18は、ネットワークを介して、上位装置2へ異常兆候情報D1を通知し(ステップS301)、処理を終了する。
一方、判定部19Cにより、カウンタ値Caが異常兆候閾値Zを越えていないと判定された場合には(ステップS107;NO)、上位装置2へ異常兆候情報D1を通知することなく処理を終了する。
上記実施形態2によれば、図10に例示する更新時情報テーブルT2を記憶部12が保持し、更新時情報収集部19Eは、連れ出し検出カウンタ19Dの更新時(インクリメント時)に、更新された連れ出し検出カウンタ19Dに対応する通帳カセット14Aの通帳残数を取得し、取得した通帳残数を更新時情報テーブルT2の対応する欄に格納した。こうすることで、更新時情報テーブルT2の情報を、通帳連れ出しの要因の特定及びその対処方法の検討のために利用することが可能となる。
更新時情報テーブルT2の情報は、例えば、所定のタイミング(例えば、定期的に、又は、要求に応じて)で、通信部18から通帳繰越装置1を一意に識別可能な識別情報と共に、上位装置2へ送信されてもよいし、また例えば、図示しない出力部から出力させるように構成してもよい。
なお、上記実施形態1と2において本発明に係る通帳繰越装置1は独立した一装置として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、自動機(例えば、ATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機))に搭載され、自動機の一機能として実現されてもよい。
また、上記実施形態1と2において、計測部19Bにより、ステッピングモータの起動から繰出し検出部16が通帳の繰出しを検出する迄のステッピングモータの搬送ステップ数を計測し、計測した搬送ステップ数に基づいて、通帳連れ出しを検出した。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、通帳カセット14Aからの通帳の搬出開始から繰出し検出部16が通帳の繰出しを検出する迄に要する搬出時間に基づいて、通帳連れ出しを検出してもよい。この場合、計測部19Bは、通帳カセット14Aからの通帳の搬出開始から繰出し検出部16が通帳の繰出しを検出する迄に要する搬出時間を計測し、判定部19Cは、計測部19Bにより計測された搬出時間が予め設定された閾値より小さいか否かを判定することで、通帳連れ出しを検出すればよい。
また、上記実施形態2において、記憶部12が格納する更新時情報テーブルT2の例を図10に示したが、これに限定されるものではなく、図10に例示する更新時情報テーブルT2を、例えば、図12Aと図12Bに示すように、属性情報テーブルT3と更新時情報テーブルT2’の2つのテーブルで構成してもよい。
なお、上記動作を実行するための動作プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magnet Optical Disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶して配布し、これを通帳繰越装置1のコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するように構成してもよい。さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを記憶しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
1 通帳繰越装置
11 入力部
12 記憶部
13 MS処理部
14 通帳収納部
14A 通帳カセット
15 繰出し処理部
15A フィードローラ
15B 搬送ローラ
16 繰出し検出部
17 印字処理部
18 通信部
19 制御部
19A 駆動制御部
19B 計測部
19C 判定部
19D 連れ出し検出カウンタ
19E 更新時情報収集部
2 上位装置
T1 管理テーブル
T2 更新時情報テーブル
T2’ 更新時情報テーブル
T3 属性情報テーブル
D1 異常兆候情報

Claims (11)

  1. 通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータと、
    前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出部と、
    前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出部により該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定部と、
    を備える、
    ことを特徴とする通帳繰越装置。
  2. 通帳の連れ出し発生回数をカウントする連れ出し検出カウンタと、
    前記判定部により、通帳の連れ出しが発生したと判定された場合に、前記連れ出し検出カウンタをインクリメントする制御部と、
    外部装置と通信を行う通信部と、
    を更に備え、
    前記判定部は、前記制御部によりインクリメントされた後の前記連れ出し検出カウンタのカウンタ値に基づいて、自装置の状態を更に判定し、
    前記通信部は、前記判定部により異常兆候があると判定された場合に、異常兆候があることを示す異常兆候情報を前記外部装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳繰越装置。
  3. 前記異常兆候情報は、自装置を一意に識別可能な識別情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の通帳繰越装置。
  4. 通帳の連れ出し発生回数をカウントする連れ出し検出カウンタと、
    前記判定部により、通帳の連れ出しが発生したと判定された場合に、前記連れ出し検出カウンタをインクリメントする制御部と、
    前記制御部により前記連れ出し検出カウンタがインクリメントされた際に、前記通帳カセットの通帳残数を取得し、取得した通帳残数とインクリメント後のカウンタ値を対応付けて記憶手段に保持させる更新時情報収集部と、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳繰越装置。
  5. 前記記憶手段は、前記通帳カセットごとの属性情報を更に保持し、
    前記属性情報は、通帳カセットを一意に識別可能なカセット識別情報と、該通帳カセットの位置を特定するための位置情報と、該通帳カセットに収納されている通帳の種類を特定するための種類情報と、を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通帳繰越装置。
  6. 前記判定部は、予め設定された閾値と前記計測部による計測結果とを比較して、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の通帳繰越装置。
  7. 通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段と、
    前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出部と、
    前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出部により該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測部と、
    前記計測部により計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定部と、
    を備える、
    ことを特徴とする通帳繰越装置。
  8. 通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータを起動する起動ステップと、
    前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出ステップと、
    前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出ステップで該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップで計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする通帳繰越装置の通帳連れ出し検出方法。
  9. 通帳が収納される通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出ステップと、
    前記通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段による通帳の搬出開始から、前記繰出し検出ステップで該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップで計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定ステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする通帳繰越装置の通帳連れ出し検出方法。
  10. コンピュータに、
    通帳が収納される通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段を駆動するステッピングモータを起動する起動処理と、
    前記通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出処理と、
    前記搬出手段による通帳の搬出開始から前記繰出し検出処理で該通帳が繰出されたことが検出される迄の前記ステッピングモータの搬送ステップ数を計測する計測処理と、
    前記計測処理で計測された前記搬送ステップ数に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータに、
    通帳が収納される通帳カセットから通帳が繰出されたことを検出する繰出し検出処理と、
    前記通帳カセットから通帳を搬出する搬出手段による通帳の搬出開始から、前記繰出し検出処理で該通帳が繰出されたことが検出される迄の時間を計測する計測処理と、
    前記計測処理で計測された前記時間に基づいて、通帳の連れ出しが発生したか否かを判定する判定処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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