JP2014163352A - 圧縮機の組み立て方法、および、バンドル案内装置 - Google Patents

圧縮機の組み立て方法、および、バンドル案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者の熟練を要さずにケーシングとバンドルとの接触を防止しつつ容易にバンドルをケーシングに挿入することができ、バンドルをケーシングに挿入する際にかかる作業時間を短縮することができる圧縮機の組立方法、および、バンドル案内装置を提供する。
【解決手段】外部走行装置31が基面25上を走行可能で、且つ、内部走行装置がケーシング3の内周面12上を走行可能なようにバンドル2を配置する配置工程と、ケーシング3の開口部15でケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との鉛直方向の相対位置を測定しながら、測定した鉛直方向の相対位置に基づいて、外部走行装置31により支持されたバンドル2の高さ位置を調整する鉛直位置調整工程と、鉛直位置調整工程を実施しながらバンドル2をケーシング3に挿入していく挿入工程と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、バンドルがケーシング内部に挿入されてなる圧縮機の組立方法、および、バンドルをケーシング内に案内するバンドル案内装置に関するものである。
ローターや翼等が収容された柱状のバンドルを、筒状のケーシングに対して軸線方向から挿脱する垂直分割型の圧縮機が知られている。
このような垂直分割型の圧縮機は、ケーシングに対してバンドルを挿入する際に、ケーシングの内周面にバンドルの外周面が接触すると、ケーシング内周面等に傷が付いてしまう可能性がある。ケーシング内周面等に傷がついた場合、圧縮機の気密性が低下してしまうという課題がある。
特許文献1には、バンドルの挿入方向における前部の下側に配される左右一対の内部ローラーと、バンドルの挿入方向における後部に配される台車とを備えたバンドルの案内装置が提案されている。このバンドルの案内装置によれば、バンドルの軸線とケーシングの軸線との相対角度差が所定の角度差となるように傾斜角度を補正しながらケーシングにバンドルを挿入することが可能とされている。
特開2011−220307号公報
ところで、上述した垂直分割型の圧縮機は、バンドルの外径が2mを超える大型のものであってもケーシングとバンドルとのクリアランスは1mm未満となる場合が多い。
そのため、上述したバンドル案内装置を用いてバンドルとケーシングとの相対角度差を所定角度内にしたとしても、バンドルの軸線とケーシングの軸線との高さ位置や水平位置がずれていた場合に、バンドルがケーシングと接触してしまう可能性がある。
そして、上記ケーシングとバンドルとのクリアランスが非常に小さいことから、ケーシングとバンドルとの位置合わせ作業には熟練を要し、バンドルの挿入に係る作業時間が長時間化してしまうという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、作業者の熟練を要さずにケーシングとバンドルとの接触を防止しつつ容易にバンドルをケーシングに挿入することができ、バンドルをケーシングに挿入する際にかかる作業時間を短縮することができる圧縮機の組立方法、および、バンドル案内装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために以下の構成を採用する。
この発明に係る圧縮機の組み立て方法は、ローターを有するバンドルと、前記バンドルが内部に挿入されるケーシングと、を備え、前記バンドルの挿入方向における前端部を支持し前記ケーシングの内周面上を走行可能な内部走行装置と、前記バンドルの挿入方向における後端部を支持し前記ケーシングの開口部から前記挿入方向の後方に向かって延びる基面上を走行可能な外部走行装置とを具備する案内装置を用いて前記バンドルが前記ケーシングの内部に挿入される圧縮機の組み立て方法であって、前記外部走行装置が前記基面上を走行可能で、且つ、前記内部走行装置が前記ケーシングの内周面上を走行可能なように前記バンドルを配置する配置工程と、前記ケーシングの開口部で前記ケーシングの内周面と前記バンドルの外周面との鉛直方向の相対位置を測定しながら、測定した鉛直方向の相対位置に基づいて、前記外部走行装置により支持されたバンドルの高さ位置を調整する鉛直位置調整工程と、前記鉛直位置調整工程を実施しながら前記バンドルを前記ケーシングに挿入していく挿入工程と、を備えることを特徴としている。
このように構成することで、バンドルの開口部で測定されたバンドルの外周面とケーシングの内周面との鉛直方向の相対位置に基づいて、バンドルの高さ位置を調整できるため、作業者がバンドルとケーシングとの接触可能性を正確に判断することができる。そのため、バンドルの外周面とケーシングの内周面との接触をより確実に防止することができる。さらに、内部走行装置と外部走行装置とによりバンドルを走行可能に支持しているので、容易に調整後の高さ位置を維持した状態でバンドルをケーシングに挿入することができる。また、バンドルをケーシングに挿入している途中でバンドルの外周面とケーシングの内周面との鉛直方向の相対位置が変化して、例えば、鉛直方向でバンドルの外周面とケーシングの内周面とが接触しそうである場合には、バンドルの高さ位置を再度調整してバンドルの外周面とケーシングの内周面との接触を回避できる。
さらに、この発明に係る圧縮機の組み立て方法は、上記圧縮機の組み立て方法において、前記鉛直位置調整工程では、前記外部走行装置と前記バンドルとの間に設けられた高さ調整ジャッキを用いて前記バンドルの高さを調整してもよい。
このように構成することで、高さ調整ジャッキを操作するだけで容易にバンドルの高さを調整できる。そのため、更なる作業時間の短縮を図ることができる。
さらに、この発明に係る圧縮機の組み立て方法は、上記圧縮機の組み立て方法において、前記ケーシングの開口部で前記ケーシングの内周面と前記バンドルの外周面との水平方向の相対位置を測定しながら、測定した水平方向の相対位置に基づいて、前記外部走行装置で支持されたバンドルの水平位置を調整する水平位置調整工程を備えていてもよい。
このように構成することで、バンドルの外周面とケーシングの内周面との水平方向の相対位置に基づいて、バンドルの外周面とケーシングの内周面とが接触しないように、バンドルの水平方向位置を調整することができる。
さらに、この発明に係る圧縮機の組み立て方法は、上記圧縮機の組み立て方法において、前記ケーシングと前記バンドルとの相対角度を測定しながら、測定した相対角度に基づいて、前記外部走行装置で支持されたバンドルの相対角度を調整する相対角度調整工程を備えていていもよい。
このように構成することで、ケーシングの内周面とバンドルの外周面との相対角度に基づいて、バンドルがケーシングに接触しないように、ケーシングに対するバンドルの相対角度を調整することができる。
さらに、この発明に係る圧縮機のバンドル案内装置は、ローターを有するバンドルと、前記バンドルが内部に挿入されるケーシングとを備える圧縮機のバンドル案内装置であって、前記バンドルの挿入方向における前記バンドルの前端部に設けられ、前記ケーシングの内周面上を走行可能な内部走行装置と、前記挿入方向における前記バンドルの後端部に設けられ、前記ケーシングの開口部から前記挿入方向の後方に向かって延びる基面上を走行可能な外部走行装置と、前記ケーシングの開口部に配され、前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との相対位置を検出する位置検出部と、前記外部走行装置で支持された前記バンドルの位置を調整する位置調整機構と、前記位置検出部で検出された位置に基づいて前記位置調整機構による位置調整を制御する位置調整制御部と、を備えている。
このように構成することで、位置調整制御部によって、位置検出部により検出されたケーシングの開口部におけるバンドルの外周面とケーシングの内周面との相対位置に基づき、位置調整機構によるバンドルの位置調整を自動制御することができる。そのため、作業者が位置検出部の検出結果を目視した後に位置調整機構を操作してバンドルの位置を調整する場合のように、作業者の熟練に応じてバンドル位置にばらつきが生じることを抑制できる。
さらに、この発明に係る圧縮機のバンドル案内装置は、上記バンドル案内装置において、前記バンドルを前記ケーシングに挿入する方向へ移動させる移動機構を備え、前記位置調整制御部は、前記位置検出部での検出に基づき、前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との距離が予め設定された閾値を下回ったか否かを判定し、前記距離が前記閾値を下回ったと判定された場合には、前記移動機構による前記バンドルの挿入方向への移動を停止させて前記位置調整機構により前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との距離が増加する方向に前記バンドルの位置調整を行ってもよい。
このように構成することで、開口部において検出されたバンドルの外周面とケーシングの内周面との距離が閾値を下回った時点で、バンドルの挿入方向への移動を停止させてバンドルとケーシングとが接触することを防止できる。また、バンドルの位置調整を行いバンドルの外周面とケーシングの内周面との距離を増加させることができるため、バンドルの挿入方向への移動を再開した際に、バンドルの外周面とケーシングの内周面との接触を防止できる。
この発明に係る圧縮機の組立方法、および、バンドル案内装置によれば、作業者の熟練を要さずにケーシングとバンドルとの接触を防止しつつ容易にバンドルをケーシングに挿入することができ、バンドルをケーシングに挿入する際にかかる作業時間を短縮することができる。
この発明の第一実施形態における圧縮機およびバンドル案内装置を示す側面図である。 同実施形態における図1のA方向から見た矢視図である。 同実施形態における図1のB−B線に沿う断面図である。 同実施形態における後部走行装置および中間走行装置を装着する前の図1に相当する側面図である。 同実施形態における後部走行装置および中間走行装置を装着する前の図2に相当する矢視図である。 同実施形態における挿入工程の開始直後の状態を示す図1に相当する側面図である。 同実施形態における挿入工程の途中の状態を示す図1に相当する側面図である。 同実施形態におけるケーシング内へのバンドルの挿入が完了した状態を示す図1に相当する側面図である。 同実施形態における位置検出部の配置を示すケーシングを軸線方向から見た図である。 同実施形態におけるバンドル組立方法の各工程を示すフローチャートである。 同実施形態における表示制御部の概略構成を示すブロック図である。 この発明の第二実施形態におけるバンドル案内装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、この発明の第一実施形態に係る圧縮機の組立方法、および、バンドル案内装置について説明する。
図1は、この第一実施形態の圧縮機、および、バンドル案内装置を示している。
圧縮機1は、いわゆる垂直分割型の圧縮機であって、バンドル2と、ケーシング3とを備えている。
バンドル2は、その内部に、ローター4と、ローター4を回転可能に支持する静止部Cとを備えている。バンドル2は、ローター4の軸線O1を中心にした柱状、より具体的には、円柱状に形成されている。バンドル2は、挿入方向の前端部5から前方に突出する位置決め凸部6を備えている。位置決め凸部6は、バンドル2の本体部7よりも縮径された円環状に形成されている。なお、図1中、バンドル2の挿入方向を矢印で示す。
ケーシング3は、内部にバンドル2が挿入される部材である。ケーシング3は、筒状の外周壁8と、挿入方向における外周壁8の前端部9から径方向内側に向かって延びる底壁10と、を備えている。底壁10の中央部には、ケーシング3の軸線O2を中心とする円形の孔部11が形成されている。孔部11は、上述した位置決め凸部6よりも僅かに大径に形成されて、位置決め凸部6が嵌合可能となっている。図示を省略するが、ケーシング3の内周面12、および、バンドル2の外周面13は、挿入方向の前側に向かって僅かに先細り形状とされている。ケーシング3の内周面12の直径は、ケーシング3への挿入が完了した状態のバンドル2の内周面12に対向する外周面13の直径よりも僅かに大径(例えば、1mm未満など)とされている。
ケーシング3は、その軸線O2方向が水平方向を向くように架台14上に固定されている。ケーシング3は、その軸線O2方向における上記底壁10とは反対側に、バンドル2を挿脱するための開口部15を備えている。また、ケーシング3の外周壁8は、吸込ノズル16と、排出ノズル17とを備えている。吸込ノズル16と、排出ノズル17とは、ケーシング3が架台14上に固定された状態で、外周壁8の下部に配される。吸込ノズル16と排出ノズル17とは、それぞれ下方に向かって拡径する筒状に形成されている。吸込ノズル16は、排出ノズル17よりも、軸線O2方向で開口部15側に配置されている。吸込ノズル16と排出ノズル17とは、それぞれ外周壁8を貫通する貫通孔18,19を備えている。
図1、図2に示すように、この実施形態のバンドル案内装置は、一対のレール部材21と、一対の受け台22と、シリンダーレール23と、シリンダー(移動機構)24と、を備えている。
一対のレール部材21は、バンドル2をケーシング3内に挿入するための軌道をケーシング3の外部に形成する部材である。これらレール部材21は、架台14上に、ケーシング3の軸線O2の延長線に沿って敷設されている。さらに、レール部材21は、上記ケーシング3の開口部15から離間する方向に延びるようにして敷設されている。これらレール部材21は、その上面(基面)25が水平面とされている。これらレール部材21は、バンドル2の直径と略同じ間隔を空けて互いに平行に延びている。
受け台22は、ケーシング3に挿入する前のバンドル2を一時的に載置するための部材である。受け台22は、一対のレール部材21の軌道内側の架台14上に複数(例えば、2つ)、バンドル2の軸線O1方向に離間された状態で設置されている。これら受け台22は、その上部にバンドル2の外周面13に対向する傾斜面26をそれぞれ有している。これら傾斜面26は、レール部材21により形成される軌道の幅方向中央に向かって下る方向に傾斜している。
シリンダー24は、バンドル2をケーシング3側に押圧するための装置である。このシリンダー24は、油圧などの流体圧を用いてインナーロッド27(図1参照)が伸縮可能となっている。
シリンダーレール23は、シリンダー24を支持するためのレールである。シリンダーレール23は、レール部材21の軌道内側の架台14上に、レール部材21に沿って敷設されている。シリンダーレール23は、その長手方向の複数個所に、シリンダー24を着脱可能に支持可能な固定部(図示せず)を備えている。このようにシリンダーレール23が複数の固定部を備えていることで、バンドル2の挿入時の位置に応じて、シリンダー24をレール部材21の長手方向に移動させることが可能となっている。つまり、シリンダーレール23の長手方向におけるシリンダー24の支持位置を徐々にケーシング3側に移動させることで、バンドル2を移動させる距離よりもインナーロッド27のストローク量が短いシリンダー24を用いてバンドル2をケーシング3に収容させることが可能となっている。
さらに、この実施形態におけるバンドル案内装置は、一対の内部走行装置30と、一対の後部走行装置(外部走行装置)31と、一対の中間走行装置32と、を備えている。
内部走行装置30は、バンドル2の挿入方向における前端部5を支持し、ケーシング3の内周面12上を走行する装置である。内部走行装置30は、バンドル2の前端部5に配され、バンドル2の挿入方向に転動可能な内部ローラー34を備えている。内部ローラー34は、円筒状のコロ部材を備えている。この内部ローラー34は、バンドル2の前端部5の下縁に設けられた軸受部(図示せず)に回転自在に支持されている。そして、各内部ローラー34は、バンドル2の前端部5の外周面13よりも径方向外側に僅かに突出するように取り付けられている。
一対の内部走行装置30の各内部ローラー34は、それぞれバンドル2の下半部において周方向に離間して配されている。また、一対の内部ローラー34は、軸線O1方向から見て、バンドル2の子午線を対称軸としてそれぞれ対称な位置に配されている。このように内部走行装置30を設けることによって、バンドル2の前端部5がケーシング3の内周面12に干渉することなしに、バンドル2をケーシング3の底壁10側へ押し込むことが可能となっている。同様に、メンテナンス等によりバンドル2をケーシング3から引き出す際には、バンドル2の前端部5がケーシング3の内周面12と干渉することなしに、ケーシング3の開口部15まで前端部5を移動させることが可能となっている。
一対の後部走行装置31は、バンドル2の挿入方向における後端部35を走行可能に支持する装置である。後部走行装置31は、バンドル2の外部に設けられる外部走行装置であって、後部ローラー36と後部脚部材37とを備えている。
後部ローラー36は、ケーシング3の外部に設けられたレール部材21の上面25上をバンドル2の挿入方向に向かって転動可能なコロ部材である。
後部脚部材37は、バンドル2の後端部35に対して着脱可能とされ、後部ローラー36を回転自在に支持している。後部脚部材37は、後延部38と、水平延部39と、後部ジャッキ(高さ調整ジャッキ)部40と、後部ローラー支持部41と、後部水平調整機構部42と、を備えている。
後延部38は、バンドル2の挿入方向の後方に延びるように形成されている。後延部38は、その前端部43にバンドル2の後端部35に固定可能なフランジ部44を備えている。フランジ部44は、ボルト等によりバンドル2の後端部35に着脱可能となっている。
水平延部39は、後延部38の後部からレール部材21の鉛直上方の位置まで水平方向に延びて形成される。
後部ジャッキ部40は、バンドル2の後端部35を持ち上げることが可能な油圧式のジャッキ等からなる。これら後部ジャッキ部40は、それぞれ水平延部39の外側端部45と後部ローラー支持部41との間に配されている。
後部ローラー支持部41は、後部ローラー36を回動自在に支持するフレームであり、その外側面46には、後部水平調整機構部42が取り付けられている。
後部水平調整機構部42は、後部走行装置31の水平方向の位置を調整して、バンドル2の後端部35の水平方向の位置を調整する機構である。後部水平調整機構部42は、アーム部材47と位置調整用ボルト48とを備えている。
アーム部材47は、後部ローラー支持部41の外側面46に支持され、上記レール部材21の軌道外側に回り込むようにL状に形成されている。アーム部材47は、レール部材21の外側面49に対向する位置に、ねじ孔50を有している。
位置調整用ボルト48は、上記レール部材21の外側面49をそれぞれ軌道外側から軌道内側に向かって押圧する部材である。位置調整用ボルト48は、ねじ孔50に軌道外側から螺入され、ねじ孔50へのねじ込み量に応じてレール部材21の外側面49を軌道両外側から押圧可能となっている。
上記後部水平調整機構部42によれば、各位置調整用ボルト48のねじ込み量を調整して、一対のレール部材21の外側面49のうち何れか一方の外側面49を押圧することで、その反力により、後部走行装置31を、軌道左右方向の何れか一方に移動させることができる。その結果、ケーシング3に対するバンドル2の後端部35の水平方向位置を調整することができる。
一対の中間走行装置32は、バンドル2の挿入方向において、内部走行装置30が支持する前端部5と、後部走行装置31が支持する後端部35との間のバンドル2の中間部52を支持する。これら中間走行装置32は、バンドル2の外部に設けられる外部走行装置であって、中間ローラー53と、中間脚部材54とを備えている。
中間ローラー53は、後部ローラー36と同様に、レール部材21の上面25上をそれぞれレール部材21の長手方向に向かって転動可能なコロ部材である。
中間脚部材54は、バンドル2の中間部52の外周面13に対して着脱可能とされ、中間ローラー53を回転自在に支持している。中間脚部材54は、取付ブラケット部55と、中間ジャッキ(高さ調整ジャッキ)部56と、中間ローラー支持部57と、中間水平調整機構部58と、を備えている。
取付ブラケット部55は、締結部59と、延出部60とを備えている。締結部59は、バンドル2の外周面13に沿って湾曲形成されてボルト等によりバンドル2の中間部52に着脱可能とされている。延出部60は、締結部59からバンドル2の径方向外側に向かって延びるように形成されるとともに、中間ジャッキ部56の上端が固定される取付座部61を備えている。
中間ジャッキ部56は、後部ジャッキ部40と同様に、バンドル2の中間部52を持ち上げることが可能な油圧式のジャッキ等からなる。これら中間ジャッキ部56は、それぞれ取付ブラケット部55の取付座部61と中間ローラー支持部57との間に配されている。
中間水平調整機構部58は、上述した後部水平調整機構部42と同様に、中間ローラー支持部57の外側面62に支持され、上記レール部材21の軌道外側に回り込むように形成されるアーム部材63を備えている。アーム部材63は、レール部材21の外側面64に対向する位置に、ねじ孔65を有している。ねじ孔65には、軌道外側から位置調整用ボルト66が螺入され、これら位置調整用ボルト66の端部が、レール部材21側に突出している。つまり、上述した後部水平調整機構部42と同様に、中間水平調整機構部58の各位置調整用ボルト66のねじ込み量を調整することにより、ケーシング3に対するバンドル2の中間部52の位置、具体的には挿入方向に直交する水平方向の位置を調整することが可能となっている。
図1、図9に示すように、この実施形態のバンドル案内装置は、位置検出部70を備えている。位置検出部70は、ケーシング3の内周面12と、バンドル2の外周面13との距離を検出する装置である。この実施形態における位置検出部70は、非接触で被検出対象物までの距離を検出可能な複数、より具体的には3つの距離センサー71を有している。図1に示すように、各距離センサー71は、前側センサー72と、後側センサー73と、ブラケット74とを備えている。ブラケット74は、前側センサー72および後側センサー73をケーシング3に固定するための部材であって、開口部15の周縁部75にそれぞれ取り付けられている。ブラケット74は、ケーシング3の軸線O2の延長線に沿って平行に延びるように形成されている。これらブラケット74は、ケーシング3の周方向に等間隔で配され、軸線O2を中心とした隣り合うブラケット74同士のなす角度θが120度となっている。そして、これら3つの距離センサー71のうちの一つは、軸線O2の鉛直上方に配置されている。
一つのブラケット74には、一つの前側センサー72と一つの後側センサー73がそれぞれ取り付けられている。一つのブラケット74に取り付けられるこれら前側センサー72と後側センサー73とは、軸線O2方向で互いに間隔(例えば、数cm)を空けて配置されている。そして、ブラケット74が延びる長手方向で、バンドル2の挿入方向の前側に前側センサー72が配置され、その挿入方向の後側に後側センサー73が配置されている。
これら前側センサー72、および、後側センサー73は、それぞれケーシング3の径方向内側に向かってレーザー光などを発射して、被測定物すなわちバンドル2との距離を測定する。これら前側センサー72、および、後側センサー73の測定結果は、表示制御部76(図9参照)に入力される。ここで、前側センサー72によって測定される距離は、前側センサー72と被測定物との距離であり、また後側センサー73によって測定される距離は、後側センサー73と被測定物との距離である。
表示制御部76は、各前側センサー72の測定結果、および、各後側センサー73の測定結果に基づき、ケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との距離や角度を求めて表示する。図10に示すように、表示制御部76は、鉛直距離演算部77と、水平距離演算部78と、相対角度演算部79と、鉛直距離表示部80と、水平距離表示部81と、相対角度表示部82と、を備えている。ここで、表示制御部76は、例えば、パーソナルコンピュータなどを用いることが可能であり、鉛直距離演算部77と、水平距離演算部78と、相対角度演算部79とは、パーソナルコンピュータにより実行可能なソフトウェアで構成することができる。また、この場合、鉛直距離表示部80と、水平距離表示部81と、相対角度表示部82とは、パーソナルコンピュータのディスプレイを利用できる。
鉛直距離演算部77は、ケーシング3の開口部15の位置における、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向の距離を求める。より具体的には、軸線O2の鉛直上方に配された前側センサー72の測定結果に基づいて、外周面13と内周面12との鉛直方向の距離を求める。鉛直距離演算による演算結果は、距離情報として鉛直距離表示部80に向けて出力される。
ここで、ケーシング3の径方向における前側センサー72の取り付け位置と、その直近のケーシング3の内周面12との位置関係は予め求めることができるため、鉛直距離演算部77では、内周面12と前側センサー72との位置関係と、上記前側センサー72により測定された距離情報とから、前側センサー72が取り付けられた箇所における外周面13と内周面12との径方向の距離を求める。
水平距離演算部78は、ケーシング3の開口部15の位置における、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との水平方向の距離を求める。より具体的には、ケーシング3の周方向に間隔を空けて配された3つの前側センサー72のうち、軸線O2の鉛直上方に配された前側センサー72を除く2つの前側センサー72の測定結果に基づいて、開口部15におけるバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との水平方向の距離を求める。
ここで、上記2つの前側センサー72が配される各周方向位置におけるケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との径方向の距離は、その直ぐ上のケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との水平方向における各距離と比例関係となる。そのため、上記2つの前側センサー72によって、開口部15における軸線O2の水平方向両側における、各ケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との径方向の距離を求めることができる。水平距離演算部78の演算結果は、距離情報として水平距離表示部81に向けて出力される。
相対角度演算部79は、各距離センサー71の前側センサー72と後側センサー73との測定結果に基づいて、ケーシング3に対するバンドル2の相対角度を求める。ここで、同一の距離センサー71の前側センサー72と後側センサー73とによりそれぞれ測定された距離の偏差を求めることで、その周方向における測定位置のバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面との相対角度を求めることができる。そして、相対角度演算部79は、各測定位置における相対角度に基づいて、例えば、数式、テーブル、又は、マップなどによりバンドル2とケーシング3との相対角度を求める。相対角度演算部79の演算結果は、角度情報として相対角度表示部82に向けて出力される。
鉛直距離表示部80は、上述した鉛直距離演算部77から入力された距離情報を表示する。
水平距離表示部81は、上述した水平距離演算部78から入力された距離情報を表示する。
相対角度表示部82は、上述した相対角度演算部79から入力された角度情報を表示する。
次に、上述した第一実施形態の圧縮機1の組立方法について図11のフローチャート、および、図1〜図8を参照しながら説明する。
まず、ケーシング3の開口部15よりも挿入方向における後方にバンドル2を配置させる配置工程を実施する(ステップS01)。この配置工程においては、図4、図5に示すように、軸線O1が挿入方向を向くようにしてバンドル2を受け台22上に設置する。さらに、配置工程においては、中間ローラー53、および、後部ローラー36がレール部材21の上面25上に配置されるように、中間脚部材54、および、後部脚部材37をそれぞれバンドル2に取り付ける。
また、配置工程においては、図3に示すように、後部ジャッキ部40および中間ジャッキ部56によってバンドル2の高さ位置を上昇させて、バンドル2の軸線O1とケーシング3の軸線O2との高さ位置が一致するように調整する。このように後部ジャッキ部40および中間ジャッキ部56を用いてバンドル2の高さ位置を調整することで、バンドル2は受け台22によって支持される状態から、中間走行装置32および後部走行装置31によって支持される状態へと変化する。
さらに、配置工程においては、後部水平調整機構部42および中間水平調整機構部58によってバンドル2の軸線O1およびケーシング3の軸線O2の水平方向の位置が一致するように調整する。また、配置工程においては、シリンダーレール23にシリンダー24を取り付けるとともに、シリンダー24によってバンドル2の後端部35を押圧可能な状態とする。
その後、配置工程においては、後部ローラー36、及び、中間ローラー53を転動させて、バンドル2の前端部5をケーシング3の開口部15に挿入する。より具体的には、図6に示すように、シリンダー24を作動させて、バンドル2の後端部35を押圧し、後部ローラー36および中間ローラー53を挿入方向すなわちレール部材21の長手方向に向かって転動させることで、バンドル2をケーシング3側に移動させる。
次いで、ケーシング3の開口部15でケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との鉛直方向の相対位置を測定しながら、測定した鉛直方向の相対位置に基づいて、後部走行装置31により支持されたバンドル2の高さ位置を調整する鉛直位置調整工程を行う(ステップS02)。ここで、作業者は、鉛直距離表示部80に表示された距離を見ながら、シリンダー24の操作を行い、鉛直距離表示部80に表示された距離が予め規定された所定の距離を下回った場合には、シリンダー24によるバンドル2の移動を停止させる。そして、後部走行装置31の後部ジャッキ部40によってバンドル2の後端部35の高さを調整する。このように後端部35の高さを調整することで、中間走行装置32が支点となって、バンドル2の前端部5の高さを変化させることができる。
同様に、ケーシング3の開口部15でケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との水平方向の相対位置を測定しながら、測定した鉛直方向の相対位置に基づいて、後部走行装置31および中間走行装置32で支持されたバンドル2の水平位置を調整する水平位置調整工程を行う(ステップS03)。この水平位置調整工程において、作業者は、バンドル2の水平位置を調整する際に、水平距離表示部81に表示された距離を見ながら調整作業を行う。具体的には、水平距離表示部81に表示された距離が予め規定された所定の距離を下回った場合に、作業者は、上記鉛直位置調整工程と同様に、シリンダー24によるバンドル2の移動を停止させる。そして、上記水平距離表示部81を目視しながら、水平方向両側における内周面12と外周面13との距離がそれぞれ所定距離以上となるように、後部水平調整機構部42、中間水平調整機構部58を操作して、バンドル2の水平方向の位置を調整する。
また同様に、ケーシング3とバンドル2との相対角度を測定しながら、測定した相対角度に基づいて、後部走行装置31で支持されたバンドル2の相対角度を調整する相対角度調整工程を行う(ステップS04)。この相対角度調整工程において、作業者は、相対角度表示部82に表示された相対角度を見ながら調整作業を行う。具体的には、相対角度表示部82に表示された相対角度が予め規定された所定の相対角度を上回った場合に、作業者は、シリンダー24によるバンドル2の移動を停止させる。そして、上記相対角度離表示部を目視しながら、後部ジャッキ部40、中間ジャッキ部56、後部水平調整機構部42、および、中間水平調整機構部58を適宜操作して、ケーシング3に対するバンドル2の相対角度を調整する。ここで、相対角度を調整する際には、中間走行装置32を支点とすることで、水平方向ならびに鉛直方向にバンドル2の角度を変化させることができる。
その後、バンドル2をケーシング3に完全に収容させる挿入工程を行う(ステップS05)。より具体的には、挿入工程においては、図7に示すように、挿入途中で、中間走行装置32をバンドル2から取り外す。この際、中間ジャッキ部56の高さ寸法を縮めるとともに、中間脚部材54の取付ブラケット部55を固定しているボルトを緩めて取付ブラケット部55をバンドル2の外周面13から離脱させる。これにより、バンドル2の荷重が内部ローラー34に掛かるようになり、内部ローラー34がケーシング3の内周面12上を転動可能となる。すなわち、内部走行装置30および後部走行装置31によってバンドル2が走行可能に支持される状態となる。
次いで、シリンダー24の配置をケーシング3側にずらして、シリンダー24によってバンドル2の後端部35を押圧する。すると、内部ローラー34、および、後部ローラー36が転動されて、バンドル2がさらにケーシング3の内部に挿入される。そして、図8に示すように、完全にバンドル2がケーシング3の内部に収容された時点で、シリンダー24によるバンドル2の押圧を停止させて一連の工程を終了する。なお、シリンダー24によるバンドル2の押圧を停止した後に、レール部材21、受け台22、シリンダーレール23を撤去するようにしても良い。また、バンドル2をケーシング3から引き出す際には、上記各工程を逆手順で行えばよいため、バンドル2をケーシング3から引き出す手順については、詳細説明を省略する。
したがって、上述した第一実施形態の圧縮機1の組立方法によれば、バンドル2の開口部15で測定されたバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向の相対位置に基づいて、バンドル2の高さ位置を調整できるため、作業者がバンドル2とケーシング3との接触可能性を正確に判断することができる。そのため、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との接触をより確実に防止することができる。
さらに、内部走行装置30と後部走行装置31とによりバンドル2を走行可能に支持しているので、容易に調整後の高さ位置を維持した状態でバンドル2をケーシング3に挿入することができる。
また、バンドル2をケーシング3に挿入している途中でバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向の相対位置が変化して、例えば、鉛直方向でバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12とが接触しそうである場合には、バンドル2の高さ位置を再度調整してバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との接触を回避できる。
その結果、作業者の熟練を要さずにケーシング3とバンドル2との接触を防止しつつ容易にバンドル2をケーシング3に挿入することができる。また、バンドル2をケーシング3に挿入する際にかかる作業時間を短縮することができる。
また、高さ調整用の後部ジャッキ部40および中間ジャッキ部56を操作するだけで容易にバンドル2の高さを調整できる。そのため、更なる作業時間の短縮を図ることができる。
さらに、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との水平方向の相対位置に基づいて、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12とが接触しないように、バンドル2の水平方向位置を調整することができる。
また、ケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との相対角度に基づいて、バンドル2がケーシング3に接触しないように、ケーシング3に対するバンドル2の相対角度を調整することができる。そのため、より確実にケーシング3とバンドル2の接触を防止することができる。
次に、この発明の第二実施形態におけるバンドル案内装置について説明する。なお、この第二実施形態のバンドル案内装置は、上述した第一実施形態において作業者が手動で行っていた操作を自動化したものである。そのため、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
この第二実施形態におけるバンドル案内装置は、中間走行装置132、後部走行装置131、シリンダー124、位置調整制御部100、および、位置検出部70を備えている。位置検出部70については、上記第一実施形態と測定結果の出力先が異なるだけであるため詳細説明を省略する。
後部走行装置131は、上述した第一実施形態の後部走行装置31の構成に加え、更に高さ調整アクチュエータ101、および、水平調整アクチュエータ102を備えている。
高さ調整アクチュエータ101は、位置調整制御部100から入力される高さ位置に関する制御指令に基づいて後部ジャッキ部40を駆動操作する。より具体的には、後部ジャッキ部40の流体圧を調整する。
水平調整アクチュエータ102は、位置調整制御部100からの水平位置に関する制御指令に基づいて、後部水平調整機構部42を駆動操作する。より具体的には、位置調整用ボルト48のねじ込み量を調整する。
中間走行装置132は、上述した第一実施形態の中間走行装置32の構成に加え、更に高さ調整アクチュエータ103、および、水平調整アクチュエータ102を備えている。
高さ調整アクチュエータ103は、位置調整制御部100から入力される高さ位置に関する制御指令に基づいて、中間ジャッキ部56を駆動操作する。より具体的には、中間ジャッキ部56の流体圧を調整する。
水平調整アクチュエータは、位置調整制御部からの水平位置に関する制御指令に基づいて、中間水平調整機構部58を駆動操作する。より具体的には、位置調整用ボルト66のねじ込み量を調整する。
シリンダー124は、上述した第一実施形態のシリンダー24の構成に加え、サーボモーターなどからなるシリンダー駆動装置105を備えている。シリンダー駆動装置105は、位置調整制御部100から入力されるバンドル2の挿入方向への移動に関する制御指令に基づいて、シリンダー124を駆動操作する。より具体的には、インナーロッド27の突出量を調整するべく、シリンダー圧を調整する。
位置調整制御部100は、位置検出部70から入力される測定結果に基づいて、中間走行装置32および後部走行装置31の高さ調整アクチュエータ101,103および水平調整アクチュエータ102,104を駆動制御して、バンドル2の高さ位置、水平位置、および、ケーシング3に対する相対角度を自動的に調整する制御を行う。この位置調整制御部100は、鉛直距離判定手段106と、水平距離判定手段107と、相対角度判定手段108とを備えている。
鉛直距離判定手段106は、位置検出部70の測定結果に基づいて、ケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との鉛直方向の距離を求めて、この鉛直方向の距離が、予め設定された閾値を下回ったか否かを判定する。位置調整制御部100は、鉛直距離判定手段106により、例えば、上記鉛直方向の距離が予め設定された閾値を下回ったと判定された場合には、高さ調整アクチュエータ101,103によってバンドル2の高さを調整することで上記鉛直方向の距離を増加させる制御を行う。
水平距離判定手段107は、位置検出部70の測定結果に基づいて、ケーシング3の内周面12とバンドル2の外周面13との水平方向の距離を求めて、この水平方向の距離が、予め設定された閾値を下回ったか否かを判定する。位置調整制御部100は、水平距離判定手段107により、例えば、上記水平方向の距離が予め設定された閾値を下回ったと判定された場合には、水平調整アクチュエータ102,104によって、水平方向の距離が増加するように、バンドル2を水平方向に移動させる制御を行う。
相対角度判定手段108は、位置検出部70の測定結果に基づいて、ケーシング3とバンドル2との相対角度を求めて、この相対角度が、予め設定された閾値を上回ったか否かを判定する。位置調整制御部100は、相対角度判定手段108により、例えば、上記相対角度が予め設定された閾値を上回ったと判定された場合には、相対角度判定手段108によって、相対角度が減少するように、ケーシング3に対するバンドル2の角度を変化させる制御を行う。
したがって、上述した第二実施形態のバンドル案内装置によれば、位置調整制御部100によって、位置検出部70により検出されたケーシング3の開口部15におけるバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との相対位置に基づき、位置調整機構である後部ジャッキ部40、中間ジャッキ部56、後部水平調整機構部42、および、中間水平調整機構部58によるバンドル2の位置調整を自動的に行うことができる。そのため、作業者が位置検出部70の検出結果を目視した後に、後部ジャッキ部40、中間ジャッキ部56、後部水平調整機構部42、および、中間水平調整機構部58を操作してバンドル2の位置を調整する場合と比較して、作業者の熟練度に応じて生じるバンドル位置のばらつきを抑制できる。そして、後部ジャッキ部40、中間ジャッキ部56、後部水平調整機構部42、および、中間水平調整機構部58による位置調整を略同時に行うことができるため、バンドル2とケーシング3との接触を防止しつつ、迅速にバンドル2をケーシング3に挿入することができる。
また、開口部15において検出されたバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との距離が閾値を下回った時点で、バンドル2の挿入方向への移動を停止させてバンドル2とケーシング3とが接触することを防止できる。また、バンドル2の位置調整を行いバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との距離を増加させることができるため、バンドル2の挿入方向への移動を再開する際に、バンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との接触を防止できる。
なお、この発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した各実施形態においては、距離センサー71をケーシング3の周方向に等間隔で3つ設ける場合について説明したが、距離センサー71の設置個数は3つに限られるものではない。例えば、開口部15の軸線O2の鉛直方向の上下両側、および、軸線O2の水平方向の左右両側に合計4つの距離センサー71を設けるようにしてもよい。このようにすることで、距離センサー71の設置個数は増加するが、各距離センサー71の測定結果から、直接的かつ容易にバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向の距離や水平方向の距離を求めることができる。
さらに、開口部15におけるバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向の距離、水平方向の距離、および、相対角度をそれぞれ測定して、ケーシング3に対するバンドル2の高さ位置、水平位置、相対角度を調整する各工程を備える場合について説明したが、バンドル2の水平位置調整工程、および、相対角度調整工程については、必要に応じて適宜行えばよく省略しても良い。また、相対角度を検出しない場合には、後側センサー73を省略しても良い。
さらに、上述した各実施形態においては、中間走行装置32,132を設ける場合について説明したが、バンドル2が小型の場合や軸線O1方向の長さ寸法が短い場合などには、中間走行装置32を省略するようにしても良い。
さらに、上述した各実施形態においては、軸線O2の鉛直上方に配された位置検出部70によってバンドル2の外周面13とケーシング3の内周面12との鉛直方向上側の距離を求める場合について説明したが、他の2つの位置検出部70を用いて鉛直方向下側の距離を求めるようにしても良い。
1 圧縮機
2 バンドル
3 ケーシング
4 ローター
5 前端部
6 位置決め凸部
7 本体部
8 外周壁
9 前端部
10 底壁
11 孔部
12 内周面
13 外周面
14 架台
15 開口部
16 吸込ノズル
17 排出ノズル
18 貫通孔
19 貫通孔
21 レール部材
22 受け台
23 シリンダーレール
24,124 シリンダー
25 上面
26 傾斜面
27 インナーロッド
30 内部走行装置
31,131 後部走行装置
32,132 中間走行装置
34 内部ローラー
35 後端部
36 後部ローラー
37 後部脚部材
38 後延部
39 水平延部
40 後部ジャッキ部
41 後部ローラー支持部
42 後部水平調整機構部
43 前端部
44 フランジ部
45 外側端部
47 アーム部材
48 位置調整用ボルト
49 外側面
50 ねじ孔
52 中間部
53 中間ローラー
54 中間脚部材
55 取付ブラケット部
56 中間ジャッキ部
57 中間ローラー支持部
58 中間水平調整機構部
59 締結部
60 延出部
61 取付座部
62 外側面
63 アーム部材
64 外側面
65 ねじ孔
66 位置調整用ボルト
70 位置検出部
71 距離センサー
72 前側センサー
73 後側センサー
74 ブラケット
75 周縁部
76 表示制御部
77 鉛直距離演算部
78 水平距離演算部
79 相対角度演算部
80 鉛直距離表示部
81 水平距離表示部
82 相対角度表示部
100 位置調整制御部
101 高さ調整アクチュエータ
102 水平調整アクチュエータ
103 高さ調整アクチュエータ
104 水平調整アクチュエータ
105 シリンダー駆動装置
106 鉛直距離判定手段
107 水平距離判定手段
108 相対角度判定手段
O1 軸線
O2 軸線

Claims (6)

  1. ローターを有するバンドルと、
    前記バンドルが内部に挿入されるケーシングと、を備え、
    前記バンドルの挿入方向における前端部を支持し前記ケーシングの内周面上を走行可能な内部走行装置と、前記バンドルの挿入方向における後端部を支持し前記ケーシングの開口部から前記挿入方向の後方に向かって延びる基面上を走行可能な外部走行装置とを具備する案内装置を用いて前記バンドルが前記ケーシングの内部に挿入される圧縮機の組み立て方法であって、
    前記外部走行装置が前記基面上を走行可能で、且つ、前記内部走行装置が前記ケーシングの内周面上を走行可能なように前記バンドルを配置する配置工程と、
    前記ケーシングの開口部で前記ケーシングの内周面と前記バンドルの外周面との鉛直方向の相対位置を測定しながら、測定した鉛直方向の相対位置に基づいて、前記外部走行装置により支持されたバンドルの高さ位置を調整する鉛直位置調整工程と、
    前記鉛直位置調整工程を実施しながら前記バンドルを前記ケーシングに挿入していく挿入工程と、を備えることを特徴とする圧縮機の組み立て方法。
  2. 前記鉛直位置調整工程では、前記外部走行装置と前記バンドルとの間に設けられた高さ調整ジャッキを用いて前記バンドルの高さを調整する請求項1に記載の圧縮機の組み立て方法。
  3. 前記ケーシングの開口部で前記ケーシングの内周面と前記バンドルの外周面との水平方向の相対位置を測定しながら、測定した水平方向の相対位置に基づいて、前記外部走行装置で支持されたバンドルの水平位置を調整する水平位置調整工程を備える請求項1又は2に記載の圧縮機の組み立て方法。
  4. 前記ケーシングと前記バンドルとの相対角度を測定しながら、測定した相対角度に基づいて、前記外部走行装置で支持されたバンドルの相対角度を調整する相対角度調整工程を備える請求項1から3の何れか一項に記載の圧縮機の組み立て方法。
  5. ローターを有するバンドルと、前記バンドルが内部に挿入されるケーシングとを備える圧縮機のバンドル案内装置であって、
    前記バンドルの挿入方向における前記バンドルの前端部に設けられ、前記ケーシングの内周面上を走行可能な内部走行装置と、
    前記挿入方向における前記バンドルの後端部に設けられ、前記ケーシングの開口部から前記挿入方向の後方に向かって延びる基面上を走行可能な外部走行装置と、
    前記ケーシングの開口部に配され、前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との相対位置を検出する位置検出部と、
    前記外部走行装置で支持された前記バンドルの位置を調整する位置調整機構と、
    前記位置検出部で検出された位置に基づいて前記位置調整機構による位置調整を制御する位置調整制御部と、を備えることを特徴とする圧縮機のバンドル案内装置。
  6. 前記バンドルを前記ケーシングに挿入する方向へ移動させる移動機構を備え、
    前記位置調整制御部は、
    前記位置検出部での検出に基づき、前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との距離が予め設定された閾値を下回ったか否かを判定し、前記距離が前記閾値を下回ったと判定された場合には、前記移動機構による前記バンドルの挿入方向への移動を停止させて前記位置調整機構により前記バンドルの外周面と前記ケーシングの内周面との距離が増加する方向に前記バンドルの位置調整を行う請求項5に記載の圧縮機のバンドル案内装置。
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