JP2014162525A - 容器 - Google Patents
容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014162525A JP2014162525A JP2013036313A JP2013036313A JP2014162525A JP 2014162525 A JP2014162525 A JP 2014162525A JP 2013036313 A JP2013036313 A JP 2013036313A JP 2013036313 A JP2013036313 A JP 2013036313A JP 2014162525 A JP2014162525 A JP 2014162525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- piece
- container body
- closing
- communication hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】内容物が収容される容器本体11と、容器本体11の口部12に離脱自在に装着される装着筒部13、及び口部12の開口を閉塞する閉塞板部14を有するキャップ15と、を備える容器1であって、閉塞板部14には、容器本体11内に連通する連通孔31が形成されるとともに、連通孔31を閉塞する閉塞片32が破断可能な弱化部33を介して連結され、閉塞片32には操作突片34が立設され、キャップ15には、口部12の開口端縁12a上に位置し、かつ容器軸Oに直交する水平面に沿って延びる平坦部24が形成され、操作突片34は、平坦部24上に支持された接続片26と接続されている。
【選択図】図1
Description
また、閉塞片に操作突片が立設されているので、連通孔を開放させる操作を容易に行うことができるとともに、連通孔が開放されているか否かを容易に視認することができる。
さらに、操作突片が、平坦部上に支持された接続片と接続されているので、不意に加えられた外力によって、操作突片が変位若しくは変形しようとしても、この外力を、接続片を介して平坦部により受け止めさせることが可能になり、弱化部が不用意に破断されるのを防ぐことができる。
容器1は、図1に示すように、内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、容器本体11の口部12に離脱自在に装着される装着筒部13、及び口部12の開口を閉塞する閉塞板部14を有するキャップ15と、を備えている。
容器本体11及びキャップ15は共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ってキャップ15側を上側、容器本体11の底部17側を下側といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11の胴部16は口部12より大径に形成され、この胴部16のうち、上端部16a及び下端部16bは、これら16a、16bの間に位置する中間部16cより大径に形成されている。胴部16の上端部16aには、径方向の外側に向けて膨出して突の曲面状に形成された膨出部が全周にわたって形成されている。
容器本体11は、例えばポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料で一体に形成されている。なお、容器本体11は、例えば二軸延伸ブロー成形等により形成される。
閉塞板部14には、容器本体11内に連通する連通孔31が形成されるとともに、連通孔31を閉塞する閉塞片32が破断可能な弱化部33を介して連結され、閉塞片32に操作突片34が立設されている。
弱化部33は、閉塞板部14や閉塞片32よりも薄肉に形成されている。また弱化部33は、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれの全周にわたって配設されている。連通孔31及び閉塞片32は、閉塞板部14の外周部に配設されている。連通孔31及び閉塞片32はそれぞれ、図2に示されるように、上面視円形状に形成されている。操作突片34は、上面視長方形状に形成され、その長辺部分が周方向に沿うような向きに配置されている。
凹部14aは、閉塞板部14のうち、内筒部22の内周面が位置する部分から、径方向の内側に向けて延び、容器軸Oをわずかに超える部分までにわたって形成されている。凹部14aは、上面視において径方向に沿って延びる矩形状を呈している。連通孔31及び閉塞片32は、凹部14aの底面における径方向の外側寄りの部分に配置されている。連通孔31及び閉塞片32は、凹部14aの底面における周方向の中央部に配置されている。
凹部14aを画成する壁面のうち、径方向の両端に位置する両側面はそれぞれ、上方から下方に向かうに従い漸次、径方向に沿う凹部14aの内側に向けて延在している。この凹部14aの両側面のうち、径方向の外端に位置する外側面は、上方から下方に向かうに従って径方向の内側に向かうような階段状に形成され、この外側面と反対側の内側面は、凹曲面状に形成されている。
突出部25には、少なくとも径方向の内側に向けて開口する窪み部25aが形成されている。窪み部25aの底面は、閉塞板部14の外周縁部23と段差なく連なっている。図示の例では、窪み部25aは、突出部25を径方向に貫いている。窪み部25aは、突出部25のうち、凹部14aにおける径方向の外端縁に、閉塞板部14の外周縁部23を挟んで径方向で隣接する部分に形成されている。窪み部25a及び凹部14aそれぞれの周方向の中央部同士は互いに一致している。
接続片26は、上面視において径方向に沿って延びる矩形状を呈する板状に形成されている。接続片26のうち、径方向の外端部の下面が、平坦部24上に配置され、径方向の内端部が、操作突片34に係合されている。また、接続片26の上下面は、前記水平面に沿って延びている。
接続片26における径方向の外端部は、平坦部24に折曲変形可能な折曲部27を介して連結されている。折曲部27は、接続片26よりも薄肉に形成されていて、接続片26が、図3に二点鎖線で示されるような、このキャップ15の成形時の姿勢に戻るように、折曲変形可能となっている。接続片26における径方向の内端部には、操作突片34が離脱自在に嵌合される係合孔26aが形成されている。
ここで、窪み部25aを画成する壁面のうち、周方向を向く両側面に、接続片26における径方向の外端部を周方向に挟み込む係止突起28が各別に突設されている。この係止突起28により接続片26がキャップ15に対して変位することが抑えられる。係止突起28は、窪み部25aの両側面のうちのいずれか一方にのみ設けてもよいし、いずれにも設けなくてもよい。
なお、キャップ15は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材料で一体に形成されている。
また、閉塞片32に操作突片34が立設されているので、連通孔31を開放させる操作を容易に行うことができるとともに、連通孔31が開放されているか否かを容易に視認することができる。
さらに、操作突片34が、平坦部24上に支持された接続片26と接続されているので、不意に加えられた外力によって、操作突片34が変位若しくは変形しようとしても、この外力を、接続片26を介して平坦部24により受け止めさせることが可能になり、弱化部33が不用意に破断されるのを防ぐことができる。
さらに、接続片26が、平坦部24に折曲変形可能な折曲部27を介して連結されているので、弱化部33を破断して連通孔31を開放させる際に、折曲部27を変形させることで、接続片26を操作突片34から離間させ、操作突片34と平坦部24との接続を解除することが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
さらに、連通孔31及び閉塞片32が、閉塞板部14の中央部ではなく外周部に配設されているので、例えば、装着筒部13の外周面や容器本体11の外周面と、操作突片34と、を片方の手の指だけで摘まんで挟み込みやすくすることが可能になり、連通孔31を容易に開放することができる。
また、前記実施形態では、連通孔31及び閉塞片32をそれぞれ、上面視円形状に形成したが、適宜変更してもよい。例えば図4に示されるように、連通孔31及び閉塞片32をそれぞれ、円形部分31a、32aと、この円形部分31a、32aを周方向に挟み込む一対の矩形部分31b、32bと、からなる形状にしてもよい。なお、一対の矩形部分31b、32bは、上面視長方形状に形成され、その長辺部分が周方向に沿うような向きに配置されている。また、各矩形部分31b、32bにおける両周端縁のうち、円形部分31a、32aの反対側の外端縁は、上面視で周方向の外側に向けて突の曲線状に形成されている。図示の例では、操作突片34は、閉塞片32における円形部分32a及び一対の矩形部分32bの全域にわたって一体に配設されている。
また、窪み部25aは、少なくとも径方向の内側に向けて開口していればよく、径方向の外側には閉じていてもよい。
また、操作突片34、及び接続片26、35を、装着筒部13の上端よりも上方に位置させてもよい。
また、キャップ15を全域にわたってシュリンクラベルで覆ってもよい。
また、装着筒部13に突出部25を形成しなくてもよいし、突出部25に窪み部25aを形成しなくてもよい。また、突出部25は、環状に限らず適宜変更してもよい。
また、キャップ15の装着筒部13は、容器本体11の口部12に例えば嵌合させて装着してもよい。
また、前記実施形態では、弱化部33が、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれの全周にわたって配設された構成を示したが、これに代えて例えば、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれのうちの一部に、弱化部33より肉厚のヒンジ部を配設し、残りに弱化部33を配設してもよい。
この場合、弱化部33を破断して連通孔31を開放させても、閉塞片32が、閉塞板部14に前記ヒンジ部を介して連結されることとなって、容器本体11内に落下するのを防ぐことができる。
なお、前記ヒンジ部は、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれにおける径方向の外端に配設してもよい。
11 容器本体
12 口部
12a 開口端縁
13 装着筒部
14 閉塞板部
15 キャップ
24 平坦部
25 突出部
25a 窪み部
26、35 接続片
27 折曲部
31 連通孔
32 閉塞片
33 弱化部
34 操作突片
O 容器軸
Claims (5)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体の口部に離脱自在に装着される装着筒部、及び前記口部の開口を閉塞する閉塞板部を有するキャップと、
を備える容器であって、
前記閉塞板部には、前記容器本体内に連通する連通孔が形成されるとともに、該連通孔を閉塞する閉塞片が破断可能な弱化部を介して連結され、
該閉塞片には操作突片が立設され、
前記キャップには、前記容器本体の口部の開口端縁上に位置し、かつ容器軸に直交する水平面に沿って延びる平坦部が形成され、
前記操作突片は、前記平坦部上に支持された接続片と接続されていることを特徴とする容器。 - 請求項1記載の容器であって、
前記装着筒部には、その外周縁部に配置され上方に向けて突出する突出部が備えられ、
前記平坦部の少なくとも一部は、前記突出部に形成された窪み部の底面であることを特徴とする容器。 - 請求項1または2に記載の容器であって、
前記接続片は、前記平坦部及び前記操作突片のうちのいずれか一方に、折曲変形可能な折曲部を介して連結されていることを特徴とする容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の容器であって、
前記操作突片、及び前記接続片は、前記装着筒部の上端に対して、上下方向の位置が同等になっている、若しくは下方に位置していることを特徴とする容器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の容器であって、
前記連通孔及び閉塞片は、前記閉塞板部の外周部に配設されていることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013036313A JP6063771B2 (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013036313A JP6063771B2 (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | 容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014162525A true JP2014162525A (ja) | 2014-09-08 |
JP6063771B2 JP6063771B2 (ja) | 2017-01-18 |
Family
ID=51613502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013036313A Active JP6063771B2 (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | 容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6063771B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350885U (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-17 | ||
US5147057A (en) * | 1990-10-18 | 1992-09-15 | Hoover Universal, Inc. | Inverted closures for beverage containers |
US5906288A (en) * | 1997-05-27 | 1999-05-25 | Royal Packaging Industries Van Leer N.V. | Anti-glug vent for plastic pails |
JP2002037306A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | ガス飲料容器用樹脂キャップ |
-
2013
- 2013-02-26 JP JP2013036313A patent/JP6063771B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0350885U (ja) * | 1989-09-19 | 1991-05-17 | ||
US5147057A (en) * | 1990-10-18 | 1992-09-15 | Hoover Universal, Inc. | Inverted closures for beverage containers |
US5906288A (en) * | 1997-05-27 | 1999-05-25 | Royal Packaging Industries Van Leer N.V. | Anti-glug vent for plastic pails |
JP2002037306A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | ガス飲料容器用樹脂キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6063771B2 (ja) | 2017-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5645213B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP7278889B2 (ja) | 容器用キャップ | |
EP2949596A1 (en) | Container sealing device | |
BR112018067527B1 (pt) | Tampa de lata que pode ser fechada novamente | |
EP3487774B1 (en) | Tamper evident closure | |
JP6292964B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP6290613B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ | |
JP6531000B2 (ja) | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 | |
JP2019018892A (ja) | 合成樹脂製多重ボトル | |
JP5938256B2 (ja) | もぎり容器 | |
JP6063771B2 (ja) | 容器 | |
JP6097042B2 (ja) | 容器 | |
US11286088B2 (en) | Snap closure with tamper-evident safety means | |
JP6370117B2 (ja) | 注出キャップ及び注出キャップの製造方法 | |
JP2014234185A (ja) | 詰め替え容器 | |
JP6234019B2 (ja) | キャップ | |
JP4496481B2 (ja) | 容器の密封構造 | |
JP5912661B2 (ja) | 合成樹脂製ヒンジキャップ | |
JP5229569B2 (ja) | 付け替え容器 | |
JP4785618B2 (ja) | キャップ | |
JP2006182371A (ja) | ヒンジキャップ | |
JP4725991B2 (ja) | 柔軟容器 | |
JP5851348B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP6264732B2 (ja) | キャップ | |
JP5198889B2 (ja) | 注出キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150902 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6063771 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |