JP2014162525A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば加熱時等に上昇する容器本体の内圧を確実に外部に逃がすことができる。
【解決手段】内容物が収容される容器本体11と、容器本体11の口部12に離脱自在に装着される装着筒部13、及び口部12の開口を閉塞する閉塞板部14を有するキャップ15と、を備える容器1であって、閉塞板部14には、容器本体11内に連通する連通孔31が形成されるとともに、連通孔31を閉塞する閉塞片32が破断可能な弱化部33を介して連結され、閉塞片32には操作突片34が立設され、キャップ15には、口部12の開口端縁12a上に位置し、かつ容器軸Oに直交する水平面に沿って延びる平坦部24が形成され、操作突片34は、平坦部24上に支持された接続片26と接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物を収容する容器本体の口部に装着されるとともに、天壁部に内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、キャップ本体に着脱自在に外嵌され、注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備え、オーバーキャップの周壁部において、キャップ本体に外嵌する嵌合部分の少なくとも一部が、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされており、所定圧を超えた容器の内圧を当該薄肉部を通してオーバーキャップの外部に開放するキャップが知られている。
特開2010−52820号公報
しかしながら、前記従来のキャップでは、例えば内容物を温めるために容器本体ごと加熱する等してその内圧が上昇したときに、その内圧の程度によっては薄肉部の変形の態様が安定しない場合があり、容器本体の内圧が確実に開放されないおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、例えば加熱時等に上昇する容器本体の内圧を確実に外部に逃がすことができる容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部に離脱自在に装着される装着筒部、及び前記口部の開口を閉塞する閉塞板部を有するキャップと、を備える容器であって、前記閉塞板部には、前記容器本体内に連通する連通孔が形成されるとともに、該連通孔を閉塞する閉塞片が破断可能な弱化部を介して連結され、該閉塞片には操作突片が立設され、前記キャップには、前記容器本体の口部の開口端縁上に位置し、かつ容器軸に直交する水平面に沿って延びる平坦部が形成され、前記操作突片は、前記平坦部上に支持された接続片と接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、例えば、内容物を容器ごと加熱する等して容器本体の内圧を上昇させる前に、予め操作突片を操作して弱化部を破断し連通孔を開放させておくことによって、その後の加熱時等に上昇する容器本体の内圧を確実に外部に逃がすことができる。
また、閉塞片に操作突片が立設されているので、連通孔を開放させる操作を容易に行うことができるとともに、連通孔が開放されているか否かを容易に視認することができる。
さらに、操作突片が、平坦部上に支持された接続片と接続されているので、不意に加えられた外力によって、操作突片が変位若しくは変形しようとしても、この外力を、接続片を介して平坦部により受け止めさせることが可能になり、弱化部が不用意に破断されるのを防ぐことができる。
ここで、前記装着筒部には、その外周縁部に配置され上方に向けて突出する突出部が備えられ、前記平坦部の少なくとも一部は、前記突出部に形成された窪み部の底面であってもよい。
この場合、平坦部の少なくとも一部が、突出部に形成された窪み部の底面となっているので、接続片の一部が窪み部内に収容されることとなる。したがって、接続片に周方向の外力が加えられたときに、接続片を、窪み部を画成する壁面のうち周方向を向く側面に当接させることで、この接続片の周方向の移動を抑えることが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されることとなる。
また、前記接続片は、前記平坦部及び前記操作突片のうちのいずれか一方に、折曲変形可能な折曲部を介して連結されてもよい。
この場合、接続片が、平坦部及び操作突片のうちのいずれか一方に、折曲変形可能な折曲部を介して一体に連結されているので、弱化部を破断して連通孔を開放させる際に、折曲部を変形させることで、接続片を、平坦部及び操作突片のうちのいずれか他方から離間させ、操作突片と平坦部との接続を解除することが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
さらに、前記操作突片、及び前記接続片は、前記装着筒部の上端に対して、上下方向の位置が同等になっている、若しくは下方に位置してもよい。
この場合、操作突片、及び接続片が、装着筒部の上端に対して上方に突出していないので、操作突片及び接続片に、不意に外力が加えられるのを抑制することが可能になり、弱化部が不用意に破断されるのを確実に防ぐことができる。
さらに、前記連通孔及び閉塞片は、前記閉塞板部の外周部に配設されてもよい。
この場合、連通孔及び閉塞片が、閉塞板部の中央部ではなく外周部に配設されているので、例えば、装着筒部の外周面や容器本体の外周面と、操作突片と、を片方の手の指だけで摘まんで挟み込みやすくすることが可能になり、連通孔を容易に開放することができる。
本発明によれば、例えば加熱時等に上昇する容器本体の内圧を確実に外部に逃がすことができる。
本発明に係る一実施形態として示した容器の要部断面側面図である。 図1に示す容器の上面図である。 図1に示す容器の一部拡大図である。 本発明に係る他の実施形態として示した容器の上面図である。 図4に示す容器の要部縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る容器を説明する。
容器1は、図1に示すように、内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、容器本体11の口部12に離脱自在に装着される装着筒部13、及び口部12の開口を閉塞する閉塞板部14を有するキャップ15と、を備えている。
容器本体11及びキャップ15は共通軸と同軸に配設されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ってキャップ15側を上側、容器本体11の底部17側を下側といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11の口部12には雄ねじ部が形成されている。
容器本体11の胴部16は口部12より大径に形成され、この胴部16のうち、上端部16a及び下端部16bは、これら16a、16bの間に位置する中間部16cより大径に形成されている。胴部16の上端部16aには、径方向の外側に向けて膨出して突の曲面状に形成された膨出部が全周にわたって形成されている。
容器本体11の底部17は、上端が胴部16の下端に連なる周壁部18と、周壁部18の下端開口を閉塞する底壁部19と、を備えている。底部17の周壁部18の上端部は、胴部16の下端部16bと同径に形成されている。底部17の周壁部18の下端部18aは、上方から下方に向かうに従い漸次縮径している。図示の例では、底部17の周壁部18の下端部18aは、容器本体11の外側に向けて突の曲面状に形成されている。底部17の底壁部19のうち、外周部19aより径方向の内側に位置する部分19bは、上方に向けて窪む凹曲面状に形成されている。
容器本体11は、例えばポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂材料で一体に形成されている。なお、容器本体11は、例えば二軸延伸ブロー成形等により形成される。
キャップ15の装着筒部13は、図1及び図3に示されるように、容器本体11の口部12の雄ねじ部に螺着された外筒部21と、口部12内に嵌合された内筒部22と、外筒部21から上方に向けて突出する突出部25と、を備えている。突出部25は、外筒部21における全周にわたって連続して延びる環状に形成されている。突出部25の外周面と、外筒部21の外周面と、は段差なく連なり面一となっている。突出部25の内径は、下方から上方に向かうに従い漸次拡径している。
キャップ15の閉塞板部14は、外筒部21及び内筒部22それぞれの上端同士を連結し、かつ口部12の開口端縁12a上に配置されて、この口部12の開口を閉塞している。
閉塞板部14には、容器本体11内に連通する連通孔31が形成されるとともに、連通孔31を閉塞する閉塞片32が破断可能な弱化部33を介して連結され、閉塞片32に操作突片34が立設されている。
弱化部33は、閉塞板部14や閉塞片32よりも薄肉に形成されている。また弱化部33は、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれの全周にわたって配設されている。連通孔31及び閉塞片32は、閉塞板部14の外周部に配設されている。連通孔31及び閉塞片32はそれぞれ、図2に示されるように、上面視円形状に形成されている。操作突片34は、上面視長方形状に形成され、その長辺部分が周方向に沿うような向きに配置されている。
ここで、閉塞板部14には凹部14aが形成され、この凹部14aの底面に連通孔31が形成されている。
凹部14aは、閉塞板部14のうち、内筒部22の内周面が位置する部分から、径方向の内側に向けて延び、容器軸Oをわずかに超える部分までにわたって形成されている。凹部14aは、上面視において径方向に沿って延びる矩形状を呈している。連通孔31及び閉塞片32は、凹部14aの底面における径方向の外側寄りの部分に配置されている。連通孔31及び閉塞片32は、凹部14aの底面における周方向の中央部に配置されている。
凹部14aを画成する壁面のうち、径方向の両端に位置する両側面はそれぞれ、上方から下方に向かうに従い漸次、径方向に沿う凹部14aの内側に向けて延在している。この凹部14aの両側面のうち、径方向の外端に位置する外側面は、上方から下方に向かうに従って径方向の内側に向かうような階段状に形成され、この外側面と反対側の内側面は、凹曲面状に形成されている。
閉塞板部14の外周縁部23は、全周にわたって連続して延びる平坦面となっている。図示の例では、閉塞板部14の外周縁部23は、口部12の開口端縁12a上に位置している。なお、閉塞板部14のうち、外周縁部23より径方向の内側に位置する部分14bは、外周縁部23より上方で、かつ突出部25の上端より下方に位置している。
突出部25には、少なくとも径方向の内側に向けて開口する窪み部25aが形成されている。窪み部25aの底面は、閉塞板部14の外周縁部23と段差なく連なっている。図示の例では、窪み部25aは、突出部25を径方向に貫いている。窪み部25aは、突出部25のうち、凹部14aにおける径方向の外端縁に、閉塞板部14の外周縁部23を挟んで径方向で隣接する部分に形成されている。窪み部25a及び凹部14aそれぞれの周方向の中央部同士は互いに一致している。
閉塞板部14の外周縁部23のうち、窪み部25aの底面に径方向で連なる部分、及び窪み部25aの底面が、容器本体11の口部12の開口端縁12a上に位置し、かつ容器軸Oに直交する水平面に沿って延びる平坦部24となっている。
そして、本実施形態では、操作突片34が、平坦部24上に支持された接続片26と接続されている。
接続片26は、上面視において径方向に沿って延びる矩形状を呈する板状に形成されている。接続片26のうち、径方向の外端部の下面が、平坦部24上に配置され、径方向の内端部が、操作突片34に係合されている。また、接続片26の上下面は、前記水平面に沿って延びている。
接続片26における径方向の外端部は、平坦部24に折曲変形可能な折曲部27を介して連結されている。折曲部27は、接続片26よりも薄肉に形成されていて、接続片26が、図3に二点鎖線で示されるような、このキャップ15の成形時の姿勢に戻るように、折曲変形可能となっている。接続片26における径方向の内端部には、操作突片34が離脱自在に嵌合される係合孔26aが形成されている。
そして、操作突片34、及び接続片26は、突出部25の上端に対して、上下方向の位置が突出しない(同等、若しくは下方に位置する)ように設けられている。図示の例では、操作突片34の上端、及び接続片26の上面は、閉塞板部14のうち、外周縁部23より径方向の内側に位置する部分14bの上面と、上下方向の位置が同等になっている。
ここで、窪み部25aを画成する壁面のうち、周方向を向く両側面に、接続片26における径方向の外端部を周方向に挟み込む係止突起28が各別に突設されている。この係止突起28により接続片26がキャップ15に対して変位することが抑えられる。係止突起28は、窪み部25aの両側面のうちのいずれか一方にのみ設けてもよいし、いずれにも設けなくてもよい。
なお、キャップ15は、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂材料で一体に形成されている。
以上の構成において、接続片26における径方向の内端部を引き上げて、折曲部27を変形させながら、接続片26の係合孔26aから操作突片34を抜くことで、接続片26を操作突片34から離間させ、操作突片34と平坦部24との接続を解除する。その後、操作突片34を例えば倒伏させるなどして操作することで、弱化部33を破断し連通孔31を開放させる。
以上説明したように、本実施形態による容器1によれば、例えば、内容物を容器1ごと加熱する等して容器本体11の内圧を上昇させる前に、予め操作突片34を操作して弱化部33を破断し連通孔31を開放させておくことによって、その後の加熱時等に上昇する容器本体11の内圧を確実に逃がすことができる。
また、閉塞片32に操作突片34が立設されているので、連通孔31を開放させる操作を容易に行うことができるとともに、連通孔31が開放されているか否かを容易に視認することができる。
さらに、操作突片34が、平坦部24上に支持された接続片26と接続されているので、不意に加えられた外力によって、操作突片34が変位若しくは変形しようとしても、この外力を、接続片26を介して平坦部24により受け止めさせることが可能になり、弱化部33が不用意に破断されるのを防ぐことができる。
また、平坦部24の一部が、突出部25に形成された窪み部25aの底面となっているので、接続片26の一部が窪み部25a内に収容されることとなる。したがって、接続片26に周方向の外力が加えられたときに、接続片26を、窪み部25aを画成する壁面のうち周方向を向く側面に当接させることで、この接続片26の周方向の移動を抑えることが可能になり、前述の作用効果が確実に奏功されることとなる。
さらに、接続片26が、平坦部24に折曲変形可能な折曲部27を介して連結されているので、弱化部33を破断して連通孔31を開放させる際に、折曲部27を変形させることで、接続片26を操作突片34から離間させ、操作突片34と平坦部24との接続を解除することが可能になり、優れた操作性を具備させることができる。
また、操作突片34及び接続片26が、突出部25の上端に対して上方に突出していないので、操作突片34及び接続片26に、不意に外力が加えられるのを抑制することが可能になり、弱化部33が不用意に破断されるのを確実に防ぐことができる。
さらに、連通孔31及び閉塞片32が、閉塞板部14の中央部ではなく外周部に配設されているので、例えば、装着筒部13の外周面や容器本体11の外周面と、操作突片34と、を片方の手の指だけで摘まんで挟み込みやすくすることが可能になり、連通孔31を容易に開放することができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば前記実施形態では、接続片26が平坦部24に折曲部27を介して連結された構成を示したが、図4及び図5に示されるように、接続片35が操作突片34に折曲部27を介して連結された構成を採用してもよい。図示の例では、折曲部27は、接続片35における径方向の内端部と、操作突片34の上端部と、を連結している。接続片35には、前記実施形態のような係合孔26aが形成されておらず、その上下面は全域にわたって平滑面になっている。
また、前記実施形態では、連通孔31及び閉塞片32をそれぞれ、上面視円形状に形成したが、適宜変更してもよい。例えば図4に示されるように、連通孔31及び閉塞片32をそれぞれ、円形部分31a、32aと、この円形部分31a、32aを周方向に挟み込む一対の矩形部分31b、32bと、からなる形状にしてもよい。なお、一対の矩形部分31b、32bは、上面視長方形状に形成され、その長辺部分が周方向に沿うような向きに配置されている。また、各矩形部分31b、32bにおける両周端縁のうち、円形部分31a、32aの反対側の外端縁は、上面視で周方向の外側に向けて突の曲線状に形成されている。図示の例では、操作突片34は、閉塞片32における円形部分32a及び一対の矩形部分32bの全域にわたって一体に配設されている。
また、前記実施形態では、平坦部24として、閉塞板部14の外周縁部23のうち、窪み部25aの底面に径方向で連なる部分、及び窪み部25aの底面からなる構成を示したが、これに代えて例えば、平坦部24の全体を、窪み部25aの底面にしたり、あるいは閉塞板部14の外周縁部23における周方向の一部にしたりする等、適宜変更してもよい。
また、窪み部25aは、少なくとも径方向の内側に向けて開口していればよく、径方向の外側には閉じていてもよい。
また、操作突片34、及び接続片26、35を、装着筒部13の上端よりも上方に位置させてもよい。
また、キャップ15を全域にわたってシュリンクラベルで覆ってもよい。
さらに、例えば、前記実施形態では、連通孔31及び閉塞片32を閉塞板部14の外周部に配設したが、中央部に配設してもよい。
また、装着筒部13に突出部25を形成しなくてもよいし、突出部25に窪み部25aを形成しなくてもよい。また、突出部25は、環状に限らず適宜変更してもよい。
また、キャップ15の装着筒部13は、容器本体11の口部12に例えば嵌合させて装着してもよい。
また、前記実施形態では、弱化部33が、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれの全周にわたって配設された構成を示したが、これに代えて例えば、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれのうちの一部に、弱化部33より肉厚のヒンジ部を配設し、残りに弱化部33を配設してもよい。
この場合、弱化部33を破断して連通孔31を開放させても、閉塞片32が、閉塞板部14に前記ヒンジ部を介して連結されることとなって、容器本体11内に落下するのを防ぐことができる。
なお、前記ヒンジ部は、連通孔31の内周縁及び閉塞片32の外周縁それぞれにおける径方向の外端に配設してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば加熱時等に、容器本体の内圧が上昇するのを防ぐことができる。
1、2 容器
11 容器本体
12 口部
12a 開口端縁
13 装着筒部
14 閉塞板部
15 キャップ
24 平坦部
25 突出部
25a 窪み部
26、35 接続片
27 折曲部
31 連通孔
32 閉塞片
33 弱化部
34 操作突片
O 容器軸

Claims (5)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    該容器本体の口部に離脱自在に装着される装着筒部、及び前記口部の開口を閉塞する閉塞板部を有するキャップと、
    を備える容器であって、
    前記閉塞板部には、前記容器本体内に連通する連通孔が形成されるとともに、該連通孔を閉塞する閉塞片が破断可能な弱化部を介して連結され、
    該閉塞片には操作突片が立設され、
    前記キャップには、前記容器本体の口部の開口端縁上に位置し、かつ容器軸に直交する水平面に沿って延びる平坦部が形成され、
    前記操作突片は、前記平坦部上に支持された接続片と接続されていることを特徴とする容器。
  2. 請求項1記載の容器であって、
    前記装着筒部には、その外周縁部に配置され上方に向けて突出する突出部が備えられ、
    前記平坦部の少なくとも一部は、前記突出部に形成された窪み部の底面であることを特徴とする容器。
  3. 請求項1または2に記載の容器であって、
    前記接続片は、前記平坦部及び前記操作突片のうちのいずれか一方に、折曲変形可能な折曲部を介して連結されていることを特徴とする容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の容器であって、
    前記操作突片、及び前記接続片は、前記装着筒部の上端に対して、上下方向の位置が同等になっている、若しくは下方に位置していることを特徴とする容器。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の容器であって、
    前記連通孔及び閉塞片は、前記閉塞板部の外周部に配設されていることを特徴とする容器。
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