JP2014157043A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面のサイズ及び解像度を大きく設定しながら良好に電波受信を行うことの出来る電子機器を提供する。
【解決手段】デジタル表示部と、1又は配列された複数枚全体で複数の配線層が積層される基板と、第一の層に設けられた制御部、及び、表示部への接続部と、接続部と制御部とを接続する出力配線と、バーアンテナを有し電波を受信する受信部と、を備え、基板を平面視した場合に、バーアンテナは、複数の配線層のうち両端の何れかの配線層であって第一の層と異なる第二の層における第一の層側とは反対側の面の一の接続部及び制御部の各位置に対応する位置の間の位置に取付配置され、一の接続部に係る出力端子に接続された出力配線は、第一の層でバーアンテナの両端に対応する領域の間を通るように設けられ、第二の層において、この両端間の領域には、磁気遮蔽部が設けられている。
【選択図】図5

Description

この発明は、デジタル表示画面を有し、電波受信の可能な電子機器に関する。
従来、時刻情報を含む長波長帯の電波(標準電波)を受信して時刻データを取得し、保持している時刻情報を修正可能な電子時計(電波時計)がある。この電波時計では、定期的に、及び、ユーザの操作に基づいて現在時刻を修正していくことで、正確な時刻表示を維持することが出来る。
電波時計では、標準電波を受信するための小型アンテナがケーシングの内部に設けられている。小型のアンテナとしては、バーアンテナが好ましく用いられる。しかしながら、電子回路や電子部品には、長波長帯のノイズを発生するものが多く、標準電波を受信する際に隣接する配線や電子部品からのノイズが混入しやすい。特に、腕時計といった小型の電波時計では、電子部品、配線やアンテナを密に配置せざるを得ないため、ノイズの混入に係る問題が顕著に現れやすい。
そこで、特許文献1には、基板の端部をカットして当該部分にアンテナ用のスペースを設けることで、コンパクトなサイズを維持したまま、基板上の配線や電子部品からアンテナまでの距離をとる技術が開示されている。一方、特許文献2には、基板の端部裏面にシールド電極を挟んでアンテナを配置することで、ノイズの受信レベルを低減させる技術が開示されている。
特開2010−273231号公報 特開2012−58161号公報
しかしながら、このように電波受信を行う電子機器において、液晶ディスプレイ(LCD)といったデジタル表示画面を備える場合には、基板の両端に出力端子用コネクタが設けられ、当該コネクタ間に設けられた表示画面の各画素やセグメントが電圧駆動されて所望の表示が行われる。従って、特許文献1に開示された技術により基板の端部をカットしてしまうと、その分だけ表示画面の面積が縮小されるという課題がある。一方、特許文献2に開示された技術により基板の端部裏面にアンテナを設ける場合、コネクタの幅をアンテナの長さ未満に抑える必要があり、出力端子を増やすことが出来ない。従って、出力端子数の多い高解像度の表示画面やドットマトリックス式の表示画面を設けるのが難しいという課題がある。
この発明の目的は、表示画面のサイズ及び解像度を大きく設定しながら良好に電波受信を行うことの出来る電子機器を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
デジタル表示を行う表示部と、
1枚、又は、厚さ方向に配列された複数枚の全体で複数の配線層が積層される基板と、
前記複数の配線層のうちの第一の層に取付配置され、前記表示部における表示の制御を行う制御部と、
前記第一の層に設けられ、前記表示部に接続される複数の出力端子が配列された接続部と、
バーアンテナを有し、電波を受信する受信部と、
前記第一の層に設けられ、前記複数の出力端子の各々と前記制御部とをそれぞれ接続する出力配線と
を備え、
前記基板を平面視した場合に、前記バーアンテナは、前記複数の配線層のうち両端の何れかの配線層であって前記第一の層と異なる第二の層における前記第一の層側とは反対側の面において、一の前記接続部及び前記制御部の各位置に対応する位置の間の位置に取付配置され、前記一の接続部に係る前記出力端子に接続された前記出力配線は、前記第一の層において、前記バーアンテナの両端を各々含む両端部領域に対応する領域の間を通るように設けられ、
前記第二の層において、前記両端部領域の間の領域は、磁気遮蔽部が設けられた遮蔽領域である
ことを特徴とする電子機器である。
本発明に従うと、電子機器において、表示画面のサイズ及び解像度を大きく設定しながら良好に電波受信を行うことが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の電子時計を示す正面図である。 電子時計の内部構成を示すブロック図である。 アンテナの構造について説明する図である。 電子時計の基板について説明する図である。 電子時計の基板について説明する図である。 電子時計の表示画面への表示例を示す図である。 電子時計の表示画面への表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態の電子時計1を示す正面図である。
この電子時計1は、図示略のバンドによりユーザの腕に装着可能な腕時計型のものであり、円環状のケーシング2の上面(ユーザの腕に接触しない側の面)中央にデジタル表示を行う表示画面31aが設けられている。表示画面31aの周囲には、電子時計1が実行可能な各種機能に係る目盛及び標識が設けられたベゼル3が設けられている。ケーシング2の側面には、押しボタンスイッチ35a〜35fが設けられている。
ケーシング2は、本実施形態の電子時計1では、ステンレスなどの導電性金属部材で形成されている。ケーシング2の下面(ユーザの腕に接触する側の面)は、図示略の裏蓋によって塞がれている。表示画面31a及びベゼル3と、裏蓋との間には、後述する4層基板6やアンテナ33が順番に配置されて収納される。
ベゼル3は、ステンレスなどの導電性金属部材であっても良いし、ラバー部材などの絶縁部材であっても良い。ベゼル3は、表示画面31aを含む表示部31を嵌め込んで保持し、ケーシング2に固定する枠状部材としても機能している。
押しボタンスイッチ35a〜35fには、それぞれ、対応する機能を示す標識が設けられている。押しボタンスイッチ35a〜35dには、それぞれ、方位表示機能を示す標識「COMP」、気圧表示機能を示す標識「BARO」、高度表示機能を示す標識「ALTI」、照明の点灯を示す標識「LIGHT」が設けられている。また、押しボタンスイッチ35e、35fには、それぞれ、各種機能に係る設定等の調整に用いることを示す標識「ADJUST」、各種機能の切り替えを示す標識「MODE」が設けられている。
本実施形態の表示画面31aは、液晶表示によるデジタル表示画面である。この表示画面31aでは、上段、中段、及び、下段の3段の表示領域が設けられて、それぞれの表示内容を組み合わせて様々な表示を行わせることが可能となっている。図1に示す基本表示状態において、表示画面31aの上段には、電波時計の受信レベルを示すインディケータ、曜日、及び、日付を表示させ、中段には、午前/午後(ここでは午後を示す「P」)、時刻(ここでは、10時58分)、及び、後述の照度センサ56(図2参照)の計測値に基づき所定の条件で省電力状態に移行するモードであることを示す表示「PS」を表示させ、下段には、後述の加速度センサ58(図2参照)の計測値に基づき表示面が所定の傾斜角度範囲であることを検出した場合にEL素子37aを点灯させるオートライトモードであることを示す表示「LT」、現在時刻の秒(ここでは50秒)、バッテリ状態(ここでは、ハイレベルを示す表示「H」)、及び、アラーム機能等の音発生に係る可否の設定についての表示(ここでは、時報発生有り、アラーム報知有り、スヌーズ機能有効、及び、押しボタンスイッチ35a〜35fの操作時の音発生無し)を行わせている。表示部31では、これらの表示のうち、例えば、時報発生、アラーム報知やスヌーズ機能を示す所定の記号を予め設定された位置に示す部分については、セグメント方式での表示を行い、他の部分では、ドットマトリックス方式での表示を行うように組み合わせて構成することも可能である。
図2は、本実施形態の電子時計1の内部構成を示すブロック図である。
この電子時計1は、表示部31及び表示ドライバ32と、アンテナ33及び電波受信部34と、操作部35と、電源部36と、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46(計時部)と、報知部37と、圧力センサ50及びそのドライバ51と、磁場センサ52及びそのドライバ53と、温度センサ54及びそのドライバ55と、照度センサ56及びそのドライバ57と、加速度センサ58とそのドライバ59などを備えている。
表示部31は、上述の表示画面31aを備え、この表示画面31aに時刻を始めとする各種表示を行わせる。表示部31は、CPU41からの制御信号に基づいて表示ドライバ32から入力された駆動信号に応じて表示画面31aの各セグメントや画素の表示/非表示の切り替えを行う。なお、表示画面31aは、その他の表示方式、例えば、有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイでも良く、表示ドライバ32は、表示画面31aの表示方式に応じたものが設けられる。
電波受信部34は、アンテナ33を用いて長波長帯の振幅変調波を受信する。即ち、本実施形態の電子時計1では、電波受信部34は、世界各国から時刻情報を出力送信している標準電波を受信する。標準電波としては、主に、日本のJJY(40kHz、60kHz)、米国のWWVB(60kHz)、英国のMSF(60kHz)、ドイツのDCF77(77.5kHz)、中国のBPC(68.5kHz)がある。電波受信部34は、設定された都市情報に基づいて受信対象の標準電波を選択し、当該選択された周波数に同調して受信を行うことが出来る。
これらのアンテナ33及び電波受信部34により受信部が構成される。
図3は、本実施形態の電子時計1に用いられるアンテナ33の形状について説明する図である。図3(a)は、アンテナ33の平面図であり、図3(b)は、図3(a)における断面線AAで切断した断面図である。
このアンテナ33は、長波長帯の電波受信に好適なバーアンテナであり、長板状又は棒状のコア33aの長さ方向の中央部分において、導線(巻き線)が巻回されてコイル33bが形成されている。このコア33a及びコイル33bの側面部の一部又は全部は、カバー部材33dに収納されている。
コア33aとしては、長板状又は棒状に形成可能で透磁率の高い磁性材料、例えば、フェライトコアやアモルファス合金を用いることが出来る。コア33aの長さは、カバー部材33dの長さと略同等となっている。コイル33bの巻き線の両端には、リード線33cがそれぞれ接続されて、アンテナ33が延在する方向とは垂直の方向に引き出されている。コイル33bは、絶縁性の接着剤を用いてコア33aやカバー部材33dに固定されても良い。カバー部材33dは、例えば、各種樹脂などの絶縁部材を用いたものであり、アンテナ33の受信感度に影響を与えずにコア33a及びコイル33bを固定し、また、保護する。このアンテナ33の電子時計1における配置については、後に詳述する。
操作部35は、押しボタンスイッチ35a〜35fへの入力操作を検出して電気信号に変換し、入力信号としてCPU41に出力する。或いは、操作部35は、りゅうずやタッチパネルセンサなど他の方式で入力操作を検出する構成を含んでも良い。
電源部36は、CPU41を始めとする電子時計1の各部に電力を供給する。この電源部36は、小型且つ長時間安定して電力を供給可能なものであり、例えば、充電可能なボタン型電池である。
CPU41は、各種演算処理を行い、電子時計1の全体動作を統括制御する。CPU41は、操作部35から入力される入力信号に応じて各種機能に係るプログラムをROM42から読み出して実行する。
ROM42は、制御プログラム、各種機能に係るプログラムや、初期設定データを格納する。これらのプログラムや初期設定データは、必要に応じてCPU41により読み出され、RAM43上に展開されて実行される。初期設定データとしては、気圧の計測値を高度値に換算するための気圧高度換算テーブル42aが含まれている。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供する。また、RAM43は、圧力センサ50、磁場センサ52、温度センサ54により計測された計測値の履歴データといった一時データを記憶する計測データ履歴記憶部43b、及び、アラーム機能のオンオフ設定やアラーム設定時刻情報を記憶するアラーム設定記憶部43aを備える。
これらのCPU41、ROM42及びRAM43により制御部、解読部、及び、時刻修正部が構成される。CPU41、ROM42及びRAM43は、後述する制御チップ62(図4参照)にまとめて形成される構造とすることが出来る。
発振回路44は、所定の周波数の信号を生成して出力する。この発振回路44は、例えば、水晶発振回路である。
分周回路45は、発振回路44から入力された所定の周波数の信号をCPU41や計時回路46が利用する周波数の信号に分周して出力する。
計時回路46は、分周回路45から入力される信号の回数を計数し、初期設定時刻に加算することで現在時刻を計数する。この計時回路46で計数された現在時刻は、CPU41から読み出されて表示部31により表示される。また、CPU41からの命令に基づいて、この計時回路46が計数する現在時刻を上書き修正することが可能である。
報知部37は、電子時計1のユーザに対する各種報知動作を行うための構成を備える。この電子時計1では、報知部37は、EL素子37aと、PZT37b(ピエゾ素子)と、振動モータ37cとを備える。EL素子37aは、表示部31において表示画面31aの下部に設けられた平面素子であり、所定の電圧が印加されることで発光して表示画面31aの全面を照明するバックライトである。PZT37bは、電圧が印加されることでブザー音を発生する。また、振動モータ37cは、モータの動作により振動を発生させることで、電子時計1を装着しているユーザに報知を行う。
なお、報知動作を行う構成は、上記のものに限られない。例えば、照明を行う他の構成としてLED(Light Emitting Diode)や豆電球を備えたり、音声発信を行う他の構成として小型スピーカを備えたりしても良い。
圧力センサ50は、気圧を計測する小型センサである。この圧力センサ50としては、例えば、ピエゾ素子を用いた半導体センサが用いられる。ドライバ51は、圧力センサ50に所定の電圧を印加して出力電圧を取得し、CPU41に出力する。
磁場センサ52は、地磁場を計測する小型センサである。この磁場センサ52としては、例えば、磁気抵抗素子を用いたものを利用することが出来る。ドライバ53は、直交する方向の磁場を計測するための一対の磁場センサ52に所定の電圧を印加し、出力電圧を増幅してCPU41に出力する。
温度センサ54は、温度を計測するセンサである。温度センサ54は、ここでは、CPU41、ROM42、RAM43と共に制御チップ62(図4参照)の内部に配置されるIC回路である。この温度センサ54は、出来る限り電子時計1の外部の温度が計測可能なように孔部を介して外気に接触可能な位置であって、且つ、電子時計1内部の電子部品の発熱や裏蓋を介してユーザの腕から伝わる体温の影響を受けない位置に設けられることが望ましいが、CPU41において、取得された計測値に対してこれらの影響を取り除くための補正を行って温度を算出することとしても良い。ドライバ55は、温度センサ54に所定の電圧を供給し、出力電圧をCPU41に出力する。
照度センサ56は、表示画面31aの所定部分に入射する光量を計測するセンサである。この照度センサ56としては、例えば、フォトダイオードやフォトICを用いることが出来る。ドライバ57は、この照度センサ56に所定の電圧を印加して動作させると共に、入射された光量が所定の閾値レベルを下回っているか否かを、例えば、コンパレータを用いて検出し、CPU41に検出信号を出力する。
加速度センサ58は、少なくとも電子時計1の表示面内及びこの表示面に垂直方向の加速度を、重力加速度を含めて検出可能なセンサである。加速度センサ58としては、例えば、PZTを用いたものを用いることが出来る。ドライバ59は、加速度センサ58に所定の電力を供給すると共に、加速度センサ58の出力を増幅してCPU41に出力する。
次に、電子時計1におけるケーシング2内部の構成配置について説明する。
本実施形態の電子時計1では、4つの配線層(第1層〜第4層)が積層配置された一枚の4層基板6を用いて駆動制御回路が形成されている。
図4、図5は、ケーシング2の内部に配置された4層基板6について説明するための図である。図4は、4層基板6の第1層及び第2層をそれぞれ示した図であり、図5は、4層基板6の第3層及び第4層をそれぞれ示した図である。
図4(a)に示すように、4層基板6において表示部31側の外層、即ち、表面となる層である第1層(第一の層)には、表示部31の各入力端子に接続される液晶コネクタ61a、61b(接続部)が両端に設けられている。液晶コネクタ61a、61bの各端子(出力端子)は、それぞれ、この第1層に設けられた液晶配線63a、63b(出力配線)を介し、これらの液晶コネクタ61a、61bの間の位置で第1層に取付配置された制御チップ62に接続されている。液晶配線の配列幅は、各端子の配列幅より狭くとることが出来るので、液晶配線63aの全体幅も液晶コネクタ61a、61bの幅より狭くなっている。
ここで、第1層において液晶配線63a、63bその他の各種配線が設けられ、また、電子部品が搭載されている部分は、各々絶縁被覆されている配線自体を除き、接地されている(接地領域64、ベタパターン)。一方、液晶配線63a及び液晶コネクタ61aに係る接地領域64の両外側には、配線が原則的に設けられていない無配線領域65a、65bが設けられている。これらの無配線領域65a、65bは、接地されずに絶縁膜により被覆保護されている。
図4(b)は、4層基板6の第2層(表示部31側に設けられた内層)を第1層側から透過して見た場合の図である。第2層には、この4層基板6を平面視した場合に、図4(a)に示した第1層における接地領域64と無配線領域65a、65bに対応する位置に接地領域74と無配線領域75a、75bとが設けられている。接地領域74内には、4層基板6の第1層側に設けられた制御チップ62や他の電子部品を挟んで反対側を繋ぐ配線が若干設けられているが、無配線領域75a、75bに挟まれた領域を含む大部分が接地状態となる。
第3層は、第2層に対し、第1層とは反対側に所定距離離隔して略平行に配置された内層である。図5(a)には、第3層を第1層側から透過して見た場合の平面図を示す。この第3層には、4層基板6を平面視した場合に、第1層及び第2層に設けられた接地領域64、74、及び、無配線領域65a、65b、75a、75bとそれぞれ対応する位置に、接地領域84、及び、無配線領域85a、85bが設けられている。接地領域84には、まとまったスペースを必要とし、或いは、第1層(外層)上の他の電子部品から離隔して配置したい部品(例えば、各種センサ)間を接続する配線が設けられている。
なお、本実施形態の電子時計1では、押しボタンスイッチ35aの配置の関係上、この押しボタンスイッチ35aの操作に係る入力信号の伝達配線が僅かに無配線領域85a内に設けられている。
図5(b)には、裏蓋側の外層である第4層(第二の層)を当該裏蓋側から見た場合の平面図を示す。この第4層には、4層基板6を平面視した場合に、接地領域84及び無配線領域85a、85bと対応する位置に接地領域94(遮蔽領域)及び無配線領域95a、95bが設けられている。接地領域94には、上述の第3層に設けられた配線で接続された電子部品及び若干の配線がアンテナ33と離隔した位置に設けられているが、無配線領域95a、95bに挟まれた領域を含む大部分が接地状態となる。
この第4層において、無配線領域95a、95bには、アンテナ33の両端が固定されている(両端部領域)。即ち、アンテナ33は、接地領域94のうち、無配線領域95a、95bに挟まれた、液晶配線63aの位置に対応する部分を跨ぐ形で第4層に取り付けられている。アンテナ33のリード線33cは、接地領域84、94内で配線(信号線)と接続されて電波受信部34に受信電波信号を出力する。
このように、アンテナ33(コア33a)の両端が無配線領域95a、95bに設けられ、また、アンテナ33の中央部と、第1層〜第3層の配線との間に接地領域74、94が挟まれる配置とすることによる利点について説明する。
アンテナ33では、コア33aの両端間を通る磁力線、即ち、コイル33bを貫く磁束の変化がコイル33bに誘導電流を生じさせて受信電波信号として取得される。従って、4層基板6においてアンテナ33の両端部分に対応する第1層〜第4層の各部分を無配線部分として原則的に配線や電子部品を設けない配置とすることで、先ず、コア33aの両端部分を導電性部材から離隔して、コア33aを通る磁束変化が減衰するのを防いでいる。また、4層基板6上の電子部品や配線で生じた電磁ノイズに係る磁場変化のうち、特に、アンテナ33の延在する方向への変化がアンテナ33の両端部分に到達するのを抑えている。
一方、第1層及び第3層にそれぞれ設けられた配線や電子部品に対応する第2層及び第4層の部分は、接地領域74、94により大部分が接地されることで、これら配線や電子部品から放射されるノイズの大部分をアンテナ33に到達させないための遮蔽領域として機能している。また、アンテナ33におけるコア33aの中心部分に対する標準電波の遮蔽は、コア33aの両端部への電波入射強度の減衰に比して影響が少なく、感度を大きく減衰させない。
従って、上述の配置により、アンテナ33全体として、標準電波の受信感度の低下を抑えながら、電子時計1内部で発生したノイズの受信レベルを低減させることが出来る。
図6、図7には、電子時計1の表示画面31aの表示例を示す。
図6(a)には、高度表示状態における表示画面31aの表示例を示している。押しボタンスイッチ35e、35fの押下によりモードが高度表示状態に切り替えられると、圧力センサ50の計測値及び気圧高度換算テーブル42aに基づいて算出された高度の値が表示画面31aの中段に最大4桁で表示され、一の位の値の上部に表示単位(メートル)を示す表示「m」が表示される。また、押しボタンスイッチ35cが押下されることでも、所定時間高度表示状態に移行する。
このとき、本実施形態の電子時計1では、同時に、表示画面31aの上段に高度変化の履歴をグラフ表示させ、また、下段に現在時刻を表示させることが出来るようになっている。
図6(b)には、気圧及び温度の表示状態における表示画面31aの表示例を示している。押しボタンスイッチ35e、35fの押下によりモードが気圧及び温度の表示状態に切り替えられると、圧力センサ50の計測値に基づいて、表示画面31aの中段に最大4桁の気圧が表示され、一の位の値の下部に表示単位(ヘクトパスカル)を示す表示「hPa」が表示される。また、表示画面31aの下段には、温度センサ54の計測値に基づいて、最大で「−」符号、整数桁2桁、小数点「.」、及び、小数桁1桁による温度表示が行われ、小数桁の右側に表示単位(ここでは、摂氏)を示す表示「℃」が表示される。
このとき、更に、表示画面31aの上段には、気圧変化の履歴をグラフ表示させることが出来る。
図7は、電子時計1の表示画面31aの他の表示例である。
この表示例では、表示画面31aの中段及び下段において時刻表示を行わせたまま、上段に気圧変化の履歴のみ表示させている。
このように、上述のアンテナ配置を採用することで、電子時計1の平面サイズに比して表示画面31aを大きくし、且つ、表示画素数やセグメント数を増加させて、複数の表示を柔軟に組み合わせて同時に行わせることが可能となっている。
以上のように、本実施形態の電子時計1は、デジタル表示を行う表示部31と、厚さ方向に4つの配線層が積層配列された1枚の4層基板6と、4層基板6の第1層に取付配置された制御チップ62と、この第1層に取付配置され、表示部31に接続される複数の端子が設けられた液晶コネクタ61a、61bと、アンテナ33及び電波受信部34と、第1層において液晶コネクタ61a、61bの複数の端子の各々と制御チップ62とをそれぞれ接続する液晶配線63a、63bとを備える。4層基板6を平面視した場合に、アンテナ33は、第1層とは反対側の外層である第4層において、制御チップ62及び液晶コネクタ61aにそれぞれ対応する位置の間の位置に取り付けられている。また、第1層において、液晶配線63aは、アンテナ33に対応する位置の両端の間を通るように設けられている。そして、第4層において、アンテナ33の両端の間の大部分は、接地領域94となっている。従って、アンテナ33が4層基板6上の配線や電子部品から受信するノイズを抑えながら液晶コネクタ61a、61bの幅を広くとることが出来るので、良好に電波を受信しながら、電子時計1の平面サイズに比して広く高精度な表示画面31aを設けることが出来る。
また、4層基板6を平面視した場合に、第1層〜第4層において、アンテナ33の両端部分に対応する部分をそれぞれ含む所定の範囲を無配線領域65a、65b、75a、75b、85a、85b、95a、95bとすることで、アンテナ33の受信感度に大きく影響する両端部から導電性部材を離隔し、受信感度の低下を抑えることが出来る。
また、アンテナ33が導電性素材である円環状のケーシング2から離れた位置に配置されるので、配線や電子部品だけではなく、ケーシング2による受信感度の低下も抑えることが出来る。
また、4層基板6を用い、アンテナ33を制御チップ62や液晶配線63a、63bが設けられた第1層とは隣接しない第4層に取り付けることで、これらの電子部品や配線からより大きくアンテナ33を離隔させることが出来、また、第2層に設けられた接地領域74及び第4層に設けられた接地領域94により、これらの電子部品や配線からのノイズの受信をより効果的に抑えることが出来る。また、磁場センサ52など多数のセンサを設ける場合にも、制御チップ、配線、センサ、及び、アンテナ33を、各々余裕を持って離隔させて配置することが出来る。
また、接地領域74、94により第1層の電子部品や配線からのノイズがアンテナ33により検出されるのを抑えることとしているので、構成が容易であり、且つ、感度低下とのバランスを適切に設定することが出来る。
また、アンテナ33と液晶配線63aとが平面視で直交する配置で設けられているので、限られた幅内で効率良く、多くの液晶配線63aを設けることが出来、また、液晶配線63aから生じるノイズのアンテナ33に平行方向成分を効果的に押さえることが出来る。
また、電波受信部34により受信された標準電波から時刻情報を解読して取得することが可能であり、当該取得された時刻情報により計時回路46の時刻を修正することが可能な電子時計1に上述の4層基板6を用いた各部品及び配線の配置を適用することで、時刻情報を良好に取得可能であり、且つ、表示画面を大きく高精度にとることが出来る電波時計を得ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、4層基板6を用いてその第1層に液晶コネクタ61a、61b、制御チップ62、及び、これらを接続する液晶配線63a、63bを設け、第4層にアンテナ33を設ける構成を例に挙げて説明したが、2枚の両面基板を用いることで、全体で4つの配線層をなす構造であっても良い。
また、1枚の両面基板による2層構造の場合であっても、同様に本発明を適用することが出来る。即ち、1枚の基板の表面に液晶コネクタ61a、61b、制御チップ62、及び、これらを接続する液晶配線63a、63bが設けられ、裏面にアンテナ33を設ける構成としても、同様に本発明に係る効果を得ることが出来る。
一方、4層以外の多層基板、3枚以上の両面基板や片面基板、或いは、多層基板、両面基板、及び、片面基板のうちの2枚以上の組み合わせを用いる場合であっても、これらの基板により積層される複数の配線層のうちの両端の層の何れか、例えば、多層基板の場合に、制御チップ62が取付配置されていない外層にアンテナ33を取付配置する構成とすることで、制御チップ62といった電子部品や液晶配線63a、63bはもちろん、他の層に設けられた配線からのノイズの受信を効果的に抑えることが出来る。また、制御チップ62は、アンテナ33との間に遮蔽領域が配置される限りにおいて、他の電子部品や配線との配置関係といった諸条件に応じて多層基板内に埋め込んで配線層に取り付ける構造であっても良い。
また、上記実施の形態では、アンテナ33が液晶コネクタ61a、61bよりも短い場合について説明したが、円環状のケーシング2を用いる場合、アンテナ33を中央寄りに配置することで、液晶コネクタ61a、61bだけではなく、アンテナ33も同時に長くすることが出来る。これにより、アンテナ33の感度をより向上させることも可能である。
また、無配線領域65a、65bの形状は、上記実施の形態の形状に限られない。例えば、押しボタンスイッチや各種センサ、及び、これらと接続される配線の配置に応じて適宜変更することが出来る。
また、上記実施の形態では、接地領域74、94を内部ノイズに対する磁気遮蔽に用いたが、アンテナ33の受信感度を大きく悪化させない範囲において、その他の磁気遮蔽部材を用いても良い。
また、上記実施の形態では、デジタル表示画面を備えた腕時計型の電子時計において標準電波を受信する場合の構成について説明したが、この実施形態に限られない。例えば、腕時計以外の小型の携帯型時計に用いても良い。また、時計以外の電子機器、例えば、長波帯のビーコンを受信する受信機や、中波帯の放送電波をバーアンテナで受信するラジオ受信機といったものに本技術を適用しても良い。
その他、4層基板6、ケーシング2、表示画面31aの形状など、上記実施の形態で示した具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
デジタル表示を行う表示部と、
1枚、又は、厚さ方向に配列された複数枚の全体で複数の配線層が積層される基板と、
前記複数の配線層のうちの第一の層に取付配置され、前記表示部における表示の制御を行う制御部と、
前記第一の層に設けられ、前記表示部に接続される複数の出力端子が配列された接続部と、
バーアンテナを有し、電波を受信する受信部と、
前記第一の層に設けられ、前記複数の出力端子の各々と前記制御部とをそれぞれ接続する出力配線と
を備え、
前記基板を平面視した場合に、前記バーアンテナは、前記複数の配線層のうち両端の何れかの配線層であって前記第一の層と異なる第二の層における前記第一の層側とは反対側の面において、一の前記接続部及び前記制御部の各位置に対応する位置の間の位置に取付配置され、前記一の接続部に係る前記出力端子に接続された前記出力配線は、前記第一の層において、前記バーアンテナの両端を各々含む両端部領域に対応する領域の間を通るように設けられ、
前記第二の層において、前記両端部領域の間の領域は、磁気遮蔽部が設けられた遮蔽領域である
ことを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記基板を平面視した場合に、全ての配線層において、前記両端部領域に対応する領域を含む所定の部分には、配線が設けられていない無配線領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
<請求項3>
前記基板は、三層以上の配線層を有し、
当該基板を平面視した場合に、前記第一の層と前記第二の層との間にある配線層のうち少なくとも一の配線層における前記遮蔽領域に対応する領域には、磁気遮蔽部が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
<請求項4>
前記遮蔽領域は、接地された領域であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項5>
前記基板を平面視した場合に、前記バーアンテナは、前記出力配線と直交するように前記第二の層に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子機器。
<請求項6>
現在時刻を計数する計時部を備え、
前記受信部により受信される前記電波は、時刻情報を含む電波であり、
前記制御部は、
当該受信された電波から時刻情報を取得する解読部と、
当該解読部により解読された時刻情報に基づいて前記計時部の現在時刻を修正する時刻修正部と
を備え、
前記表示部に当該現在時刻を継続的に表示させる
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器。
1 電子時計
2 ケーシング
3 ベゼル
6 基板
31 表示部
31a 表示画面
32 表示ドライバ
33 アンテナ
33a コア
33b コイル
33c リード線
33d カバー部材
34 電波受信部
35 操作部
35a〜35f 押しボタンスイッチ
36 電源部
37 報知部
37a EL素子
37b PZT
37c 振動モータ
41 CPU
42 ROM
42a 気圧高度換算テーブル
43 RAM
43a アラーム設定記憶部
43b 計測データ履歴記憶部
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
50 圧力センサ
51 ドライバ
52 磁場センサ
53 ドライバ
54 温度センサ
55 ドライバ
56 照度センサ
57 ドライバ
58 加速度センサ
59 ドライバ
61a、61b 液晶コネクタ
62 制御チップ
63a、63b 液晶配線
64 接地領域
65a、65b 無配線領域
74 接地領域
75a、75b 無配線領域
84 接地領域
85a、85b 無配線領域
94 接地領域
95a、95b 無配線領域
電波受信部34は、アンテナ33を用いて長波長帯の振幅変調波を受信する。即ち、本実施形態の電子時計1では、電波受信部34は、世界各国から時刻情報を出力送信している標準電波を受信する。標準電波としては、主に、日本のJJY(40kHz、60kHz)、米国のWWVB(60kHz)、英国のMSF(60kHz)、ドイツのDCF77(77.5kHz)ある。電波受信部34は、設定された都市情報に基づいて受信対象の標準電波を選択し、当該選択された周波数に同調して受信を行うことが出来る。
これらのアンテナ33及び電波受信部34により受信部が構成される。

Claims (6)

  1. デジタル表示を行う表示部と、
    1枚、又は、厚さ方向に配列された複数枚の全体で複数の配線層が積層される基板と、
    前記複数の配線層のうちの第一の層に取付配置され、前記表示部における表示の制御を行う制御部と、
    前記第一の層に設けられ、前記表示部に接続される複数の出力端子が配列された接続部と、
    バーアンテナを有し、電波を受信する受信部と、
    前記第一の層に設けられ、前記複数の出力端子の各々と前記制御部とをそれぞれ接続する出力配線と
    を備え、
    前記基板を平面視した場合に、前記バーアンテナは、前記複数の配線層のうち両端の何れかの配線層であって前記第一の層と異なる第二の層における前記第一の層側とは反対側の面において、一の前記接続部及び前記制御部の各位置に対応する位置の間の位置に取付配置され、前記一の接続部に係る前記出力端子に接続された前記出力配線は、前記第一の層において、前記バーアンテナの両端を各々含む両端部領域に対応する領域の間を通るように設けられ、
    前記第二の層において、前記両端部領域の間の領域は、磁気遮蔽部が設けられた遮蔽領域である
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記基板を平面視した場合に、全ての配線層において、前記両端部領域に対応する領域を含む所定の部分には、配線が設けられていない無配線領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記基板は、三層以上の配線層を有し、
    当該基板を平面視した場合に、前記第一の層と前記第二の層との間にある配線層のうち少なくとも一の配線層における前記遮蔽領域に対応する領域には、磁気遮蔽部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記遮蔽領域は、接地された領域であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 前記基板を平面視した場合に、前記バーアンテナは、前記出力配線と直交するように前記第二の層に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 現在時刻を計数する計時部を備え、
    前記受信部により受信される前記電波は、時刻情報を含む電波であり、
    前記制御部は、
    当該受信された電波から時刻情報を取得する解読部と、
    当該解読部により解読された時刻情報に基づいて前記計時部の現在時刻を修正する時刻修正部と
    を備え、
    前記表示部に当該現在時刻を継続的に表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器。
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