JP2014153868A - 車両の運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の走行先の地点、あるいは自車両と所定の関係を有する地点の路面に描画パターンを表示し、運転者が自車両を適切に運転することを可能にした車両の運転支援装置を提供する。
【解決手段】自車両CAR1に対して所要の関係となる路面上の地点に所定の描画パターン(ターゲットマークTM1とトラッキングラインTL)を投影描画する描画手段を備える。自車両CAR1の走行状態に基づいて自車両CAR1の走行先、例えば自車両の操舵先の地点や自車両CAR1の減速停止地点に描画パターンTM1,TLを投影描画することで、自車両CAR1を運転している運転者は描画パターンTM1,TLを視認して自車両の走行先を認識することが可能になり、事故等を未然に防いだ適切な運転が可能になる。
【選択図】 図5

Description

本発明は自動車や自動二輪車等の車両における運転を支援するための装置に関し、特に路面に光画像を投影して運転者による適切な運転を可能にした運転支援装置に関するものである。
自動車の運転を支援するために、運転支援に有効な情報を含む画像を路面に投影描画し、運転者が当該画像を視認して運転を行うようにした技術が提案されている。特許文献1には、自車両が走行中の車線を検出し、この検出された車線に対して自車両が逸脱するか否かを判定し、逸脱するおそれがあるときに車線逸脱の注意を喚起するための情報や画像を自車両の前方の路面上に投影して表示する技術が提案されている。また、特許文献2には、自車両の走行先に存在する人物を検出し、当該人物が自車両に対して危険な位置に居るときに、当該人物の方向および当該人物までの距離を表示する画像等を路面に投影する技術が提案されている。
特開2010−26759号公報 特開2008−143510号公報
特許文献1,2の技術はいずれも自車両がこれから走行する領域における障害や危険を回避するために、自車両の安全な走行先を表示するための情報を路面に投影表示している。しかし、運転技量が十分でない運転者の場合には、このような表示を視認しても自車両を適切な方向に走行させることができないことがある。例えば、曲路を走行しているときに自車両の走行先の車線が表示されても、運転に熟練していない運転者は現在の自車両の車速や操舵では表示された車線に沿って走行することができるか否かを適正に判断することができず、結果として曲路を曲がり切れずに脱輪してしまことがある。また、走行先に人物や障害物が存在していることが表示されても、現在のブレーキ操作では安全な位置に停車できるか否かを適正に判断できず、結果としてブレーキ操作が不十分になってしまうこともある。
本発明の目的は、自車両の現在の走行状態に基づいて自車両の走行先の地点、あるいは自車両と所定の関係を有する地点の路面に所要の描画パターンを投影することで、運転者が当該描画パターンに基づいて自車両を適切に運転操作することを可能にした車両の運転支援装置を提供するものである。
本発明は、自車両に対して所要の関係を持つ路面上の地点に所定の描画パターンを投影描画する描画手段を備えており、自車両の運転者が当該描画パターンを視認して自車両の走行先を認識することができるように構成したことを特徴とする。描画パターンは自車両に乗車している運転者が視認可能である。本発明の好ましい形態としては、描画手段は少なくとも所定時間後に自車両が到達する地点に描画パターンを投影描画する。例えば、到達する地点は、自車両の操舵先の位置あるいは減速停止する位置である。また、描画パターンは到達する地点を表示するターゲットマークと、このターゲットマークと自車両とを結んで自車の走行行路を示すトラッキングラインで構成される。
本発明において、自車両の走行先の道路形状を認識する手段と、自車両の前方に存在する他車両を認識する手段の少なくとも一方を備え、描画パターンが当該道路形状から外れたとき、あるいは当該他車両に接近されないしは重なるときに運転者に対して警告を発する手段、あるいは自車両の操舵と車速を自動制御する手段を備える構成とすることが好ましい。
また、本発明の他の形態として、描画パターンを投影描画する地点は自車両の近傍位置であり、描画パターンと運転者との相対位置関係を認識する手段と、当該認識した相対位置関係に基づいて自車両の移動を制御する手段とを備える構成とする。この場合には、描画パターンは自車両の移動方向に対応するパターンと自車両の移動・停止に対応するパターンとで構成され、移動を制御する手段はこれらパターンと運転者との相対位置関係に基づいて自車両を移動制御する構成とする。
本発明によれば、自車両が走行する先の路面上の地点に描画パターンを投影描画するので、自車両の運転者は描画パターンを視認することで自車両の走行先を認識することができ、これに基づいて適切な運転を行うことが可能になる。特に、運転者が投影描画された描画パターンによって自車両が所定時間後に到達する地点を認識することができる。したがって、運転者は自車両の操舵先の位置あるいは減速停止する位置を認識することができ、脱輪や追突等の危険性を事前に認識してこれらを回避することが可能になる。特に、描画パターンは自車両が到達する地点を表示するターゲットマークと、このターゲットマークと自車両とを結んで自車の走行行路を示すトラッキングラインで構成されるので、自車両の走行行路や到達地点を確実に認識することができる。
本発明によれば、自車両の走行先の道路形状や自車両の前方に存在する他車両を認識し、描画パターンが当該道路形状から外れたとき、あるいは当該他車両に接近され、ないしは重なるときに運転者に対して警告を報知し、あるいは自車両の操舵と車速を自動制御することにより、運転者による運転の修正が遅れ、あるいは行われない場合でも自車両を適切な状態に運転制御することが可能になる。
本発明によれば、自車両に対して一定距離離れた位置に描画パターンを投影するとともに、描画パターンと運転者との相対位置関係を認識し、かつ認識した相対位置関係に基づいて自車両の移動を制御する構成とすることにより、運転者が自車両から降車して描画パターン上で移動することによって自車両を客観的な立場から遠隔運転することが可能になり、自車両を目的とする位置に適切に移動させることが可能になる。
本発明の運転支援装置の全体構成のブロック図。 車両ECUの内部構成を含む運転支援装置のブロック図。 レーザ描画ユニットの概念断面図とヘッドランプの概略正面図。 操舵支援形態を説明するための模式的な平面図。 操舵支援形態を説明するための運転席からの視野図。 制動支援形態を説明するための運転席からの視野図。 制動支援形態を説明するための模式的な平面図。 駐車支援形態を説明するための模式的な平面図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の運転支援装置を自動車CARに搭載した実施形態の全体構成を示すブロック図、図2は詳細を後述する車両ECU2の内部構成を含むブロック図である。自動車CARの前部には自車両の前方の路面にレーザ光を投影して所要の描画パターンを描画するレーザ描画ユニット1が装備されている。この実施形態では当該レーザ描画ユニット1を自動車CARのヘッドランプHLに組み込んでいる。一方、前記自動車CARのフロントウインド近傍位置には自車両の前方領域を撮像し、当該前方領域の道路形状や前方領域に存在する前走車や対向車等の他車両を検出するための撮像カメラCAMが備えられている。この前方領域の道路形状を検出するためには自動車CARに装備されているナビゲーション装置NAVが利用されてもよく、ここでは撮像カメラCAMとナビゲーション装置NAVの両方を備えた例を示している。さらに、自動車CARの走行にかかわる情報を検出するために車速センサーSV、操舵角センサーSθが搭載されている。また、走行情報をより詳細に検出するために、ここでは加速度センサーSAも搭載されている。さらに、自動車CARの走行環境の天候を検出するためのセンサーとして、ここでは雨滴センサーSRが搭載されている。その上で、前記自動車CARには前記撮像カメラCAMで撮像した画像情報やナビゲーション装置NAVの地図情報や前記各センサーSV,Sθ,SA,SRで検出した情報に基づいて前記レーザ描画装置1による投影描画を実行することが可能な車両ECU(電子制御ユニット)2が装備されている。
図2に示しているように、前記車両ECU2には、自車両の運転者に対して警告を報知するための警告装置3と、自車両の操舵角を自動的に制御するための自動操舵装置4と、自車両の車速を自動的に制御するための自動車速制御装置5が接続され、当該車両ECU2によってこれら装置3,4,5が制御できるようになっている。これらの警告装置3、自動操舵装置4、自動車速制御装置5は、特に備えていなくても本発明を実現することは可能であるが、ここではより好ましい運転支援を実現するためにこれらの装置を備えた例を示している。前記警告装置3は例えば運転席に設けられ、音声、発光等によって運転者に対して警告を発するものである。自動操舵装置4と自動車速制御装置5については、ここでは詳細な説明は省略するがそれぞれ自動車の操舵方向と自動車の車速を自動制御するものである。なお、この車速制御は自動車CARの停止、移動を制御することであり、広い意味ではエンジンの停止・始動等の制御も含まれる。
前記レーザ描画ユニット1は、図3(a)に概念構成の断面図を示すように、レーザ光を出射するLD(レーザダイオード)11と、このLD11から出射した光を平行光束とするコンデンサレンズ12と、任意のパターンで光を透過し、あるいは反射する描画部13と、描画部13からの光を結像して路面に投影する投影レンズ14とで構成されている。LD11から出射されるレーザ光はコンデンサレンズ12により平行光束とされ、描画部13において描画パターンに対応する光束とされた上で投影レンズ14により当該描画パターンが路面上に投影描画される。前記LD11は異なる色を発光することが可能であり、ここでは少なくとも緑色、黄色、赤色で発光する3つのLD素子をモジュール化した構成とし、描画パターンを緑色、黄色、赤色で描画することが可能とされている。前記描画部13は、光透過型では液晶装置を用いることができ、光反射型ではマイクロミラー装置を用いることができる。液晶装置は前記車両ECU2から出力される電気信号に基づいて画素の光透過率を制御することにより光透過画像を形成する。また、マイクロミラー装置は前記車両ECU2から出力される電気信号に基づいてマトリクス配列されたマイクロミラーの光反射方向を制御することにより光反射画像を形成する。これらの技術は既に知られているのでここでは詳細な説明は省略するが、この実施形態では前者の液晶装置を用いたものとする。
前記レーザ描画ユニット1は、この実施形態では自動車の右ヘッドランプHLに一体的に組み込まれている。図3(b)は当該右ヘッドランプの概略正面図であり、レーザ描画ユニット1Fは、ロービームランプユニットLoL、ハイビームランプユニットHiL、クリアランスランプユニットCLと共にランプハウジング内に配設されている。このレーザ描画ユニット1は可及的に自動車の幅方向の中央に近い位置に配設されることが好ましく、ここでは正面から見たときに右ヘッドランプHLの右側寄りの領域に配設されている。また、図示は省略するが、レーザ描画ユニット1はランプハウジング内に設けたエクステンション(疑似リフレクタ)の内側に配設されてヘッドランプの前側から露見しないようにされる一方で、当該エクステンションの一部に設けた窓を通して前記投影レンズによる描画パターンの投影が可能とされている。
前記車両ECU2は、図2に内部構成を示しているように、前記撮像カメラCAMで撮像した前方領域の画像情報から、自動車CARの前方領域の道路形状を認識する道路形状認識部21を備えている。この実施形態のようにナビゲーション装置NAVを備える場合には、前記道路形状認識部21はナビゲーション装置NAVからの道路情報に基づいて道路形状を認識することも可能である。また、前記車両ECU2は、前記撮像カメラCAMで撮像した画像情報から自動車CARの前方領域に存在する前走車や対向車を認識する前方車両認識部22を備えている。さらに、前記車両ECU2は、前記した車速センサーSV、操舵角センサーSθ、加速度センサーSAの検出情報から自動車CARの走行速度、加減速度、走行方向、姿勢(ロール角やピッチ角)等の走行状態を認識する走行状態認識部23と、前記雨滴センサーSRの検出情報から自動車CARが走行する道路の路面の濡れ程度を認識する路面状態認識部24を備えている。
また、前記車両ECU2は前記道路形状認識部21、前方車両認識部22、走行状態認識部23、路面状態認識部24での認識に基づいて現在の運転の状態を判定する運転状態判定部25と、この運転状態判定部5での判定に基づいて前記レーザ描画ユニット1により描画するパターンを設定し、かつ設定した描画パターンに基づいて前記レーザ描画ユニット1を駆動して当該描画パターンを自動車CARの前方の路面に投影描画させる描画ユニット駆動部26と、前記運転状態判定部25での判定に基づいて前記警告装置3、自動操舵装置4、自動車速制御装置5を制御する自動制御部27を備えている。なお、この車両ECU2では、マニュアルモードとオートモードの切替えが可能であるが、これらのモードについては後述する説明で明らかになる。また、図2に示した足位置認識部28については後述する駐車支援形態において説明する。
この実施形態の運転支援装置による運転支援の形態について説明する。ここでは操舵支援と制動(ブレーキ)支援と駐車支援の各形態について説明する。初めに、図4(a)〜(c)は操舵支援を説明するための模式図であり、レーザ描画ユニット1は自車両CAR1の前方の路面の自車両から所要距離だけ離れた前方位置に十字型パターン形状をしたターゲットマークTM1を投影描画し、かつ自車両CAR1の前部近傍から当該ターゲットマークTM1に向けて延びるトラッキングラインTLを投影描画する。すなわち、車両ECU2の走行状態認識部23は、車速センサーSVで検出される自車両の車速と、操舵角センサーSθで検出される自車両の操舵角に基づいて自車両がこれから走行する行路を演算する。このとき加速度センサーSAで検出される加速度から認識される自車両のロール角やピッチ角を参照し、あるいは曲路走行時の遠心力を参照してもよい。この演算では、自車両がこのままの状態を保てば数秒後、ここでは2〜3秒後に到達する地点と、当該地点まで走行する行路を演算する。そして、描画ユニット駆動部26は得られた到達地点と行路に対応する描画パターンを作成し、この作成された描画パターンに基づいてレーザ描画ユニット1を駆動する。これにより、レーザ描画ユニット1は所定の色光、ここでは緑色のレーザ光で自車両の前方領域の路面に図4(a)〜(c)に示すようなターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが投影描画され、自車両CAR1の運転者に対して表示される。
ここで、図4(a)は、自車両CAR1が直進走行しているときの描画パターンであり、自車両の前方の直進上の地点にターゲットマークTM1が投影され、このターゲットマークTM1と自車両とを結ぶ直線のトラッキングラインTLが投影される。すなわち、現在の車速と操舵が保持されていれば、自車両CAR1はこれからトラッキングラインTL上を走行し、2〜3秒後には自車両CAR1がターゲットマークTM1の位置に到達されることを表示することになる。図4(b)は自車両CAR1が右方向に操舵しているときの描画パターンであり、自車両の前方の右寄りの地点にターゲットマークTM1が投影され、このターゲットマークTM1と自車両とを結ぶ右カーブした曲線のトラッキングラインTLが投影される。図4(c)は自車両CAR1が左方向に操舵しているときの描画パターンであり、自車両の前方の左側の地点にターゲットマークTM1が投影され、このターゲットマークTM1と自車両とを結ぶ左カーブした曲線のトラッキングラインTLが投影される。この図4(b),(c)においても、現在の車速と操舵が保持されていれば、自車両CAR1は現時点からトラッキングラインTL上を走行し、2〜3秒後には自車両CAR1がターゲットマークTM1の位置に到達するようにカーブ走行することを表示することになる。
したがって、図5に運転席から見た視野図を示しているが、車両ECU2をマニュアルモードに設定しているときに、自車両CAR1が右カーブの曲路を走行すべく運転者が右に操舵を行いながら所定の車速で走行すると、自車両の前方領域の路面にレーザ描画ユニット1によって描画パターン、すなわちターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが投影描画される。この例では図4(b)に示したような右カーブに伴うターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが投影描画され、運転者に対して表示される。自車両CAR1の運転者はこの表示された描画パターンを視認することにより、現在の車速と操舵の運転状態では、今後2〜3秒の間に自車両CAR1はトラッキングラインTLに沿って走行し、2〜3秒後にターゲットマークTM1に到達することが認識できる。すなわち、運転技量が十分でない運転者でも、自車両CARが今後2〜3秒の間に走行する行路を視覚的に認識することが可能になる。したがって、ターゲットマークTM1やトラッキングラインTLが自車両の前方の走行する道路から外れた領域に投影描画されたとき、例えば図5のターゲットマークTM1(y)やTM1(r)のように表示されたときには、運転者はブレーキ操作や操舵操作を行って車速や操舵を修正することによって自車両CAR1を道路の路肩から脱輪することなく、あるいはセンターラインを越えることなく適切に運転することが可能になる。このとき運転者による当該車速や操舵の修正によってレーザ描画ユニット1により投影描画される描画パターンも追従して修正されるので、運転者はこの描画パターンのターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが図5のTM1(g)やTL(g)で示すように、走行道路形状内に入るような修正を行えばよく、容易に運転修正が可能になる。
また、このとき車両ECU2をオートモードに設定していると、車両ECU2の道路形状認識部21は自車両CAR1の前方の自車両CAR1が走行する道路形状(以下、走行道路形状と称する)を認識する。すなわち、この走行道路形状は、自車両CAR1が走行する道路の路肩とセンターライン(センターラインの無い道路では道路の中央部分)で挟まれる領域である。そして、運転状態判定部25は道路形状認識部21と走行状態認識部23の各認識結果を対比する。例えば、描画しているターゲットマークTM1とトラッキングラインTLの形状を走行道路形状に対比させ、これらターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが走行道路形状内に入っていれば運転が適切であると判定し、入っていなければ不適であると判定する。描画ユニット駆動部26はこの判定を受けて、運転が適切であると判定された場合にはターゲットマークTM1とトラッキングマークTLを図5に示すように緑色のターゲットマークTM1(g)およびトラッキングラインTL(g)として投影描画する。
一方、運転状態判定部25において運転が不適であると判定されたとき、すなわちターゲットマークとトラッキングラインが走行道路形状の外に若干はみ出ているときにはターゲットマークTM1とトラッキングマークTLを黄色のレーザ光で投影描画する。また、大きくはみ出ているときには赤色のレーザ光で投影描画する。図5の例では、ターゲットマークTM1(y)が左側の路肩に若干はみ出ているので黄色で投影描画し、ターゲットマークTM1(r)は右側に大きく対向車線まではみ出ているので赤色で投影描画している。このようにターゲットマークTM1とトラッキングラインTLが黄色または赤色で描画されたときには、自車両CAR1における危険の程度が色によって表示されることになり、これを受けて自車両CAR1の運転者は直ちにブレーキ操作や操舵操作を行って自車両の車速と走行方向を修正することにより走行道路に対して自車両を適正に走行させることが可能になる。この修正によりターゲットマークTM1とトラッキングマークTLが走行道路形状に入るようになれば図5のTM1(g)とTL(g)のように描画色が緑色になることは言うまでもない。
また、このように黄色、赤色で描画を行うような状況のとき、すなわち車両ECU2の運転状態判定部25において運転状態が不適であると判定したときには、警告装置3を動作して運転者に対して警告を報知させ、運転者による修正を確実に行わせるようにしてもよい。さらには車両ECU2の自動制御部27によって自動車速制御装置5と自動操舵装置4を制御し、認識した走行道路形状に対応するように自車両の車速と操舵を制御するようにしてもよく、運転者が適切かつ迅速に修正することができない場合でも安全を確保することが可能になる。特に、前方車両認識部22において対向車を認識したときに、ターゲットマークTM1やトラッキングラインTLが対向車線にはみ出して投影描画され、あるいは対向車に重なる状態に投影描画されたような場合には、緊急警告を報知し、あるいは自動制御部27によって自車両を強制的に減速ないし停車させるようにすることが好ましい。
図6は制動(ブレーキ)支援を説明するための運転席から見た視野図であり、ここでは説明を簡略化するために直線走行時における制動動作の例を述べる。レーザ描画ユニット1は自車両CAR1の前方の路面に、描画パターンとして自車両から所要距離前方位置にT字型のターゲットマークTM2と、自車両CAR1から当該ターゲットマークTM2に向けて真直に延びるトラッキングラインTLを投影して描画する。すなわち、車両ECU2の走行状態認識部23は、車速センサーSVで検出される自車両の車速の変化から、運転者がブレーキ操作を行って自車両が減速操作されたことを認識すると、自車両が停止するまでの制動距離を演算する。このとき制動距離の精度を高めるために、雨滴センサーSRの検出情報に基づいて自車両CAR1が走行する道路のスリップ程度を認識した結果を参照することが好ましい。さらには、この実施形態では説明を省略したが自車両CAR1の乗員数や搭載貨物重量等を参照することも好ましい。路面に描画されるターゲットマークTM2の位置は自車両CAR1が現時点の状態を保ったときに停止する地点である。トラッキングラインTLは停止するまでの行路であるが、ここでは直線である。描画ユニット駆動部26は得られた停止地点と行路に対応する描画パターンを作成し、この描画パターンに基づいてレーザ描画ユニット1を駆動する。これにより、自車両CAR1の前方領域の路面に図6に示すようなターゲットマークTM2とトラッキングラインTLが投影描画される。
したがって、車両ECU2をマニュアルモードにしているときに、例えば図6に示したように、自車両CAR1が直線道路を走行している際に前走車CAR2を確認して運転者がブレーキ操作すると、レーザ描画ユニット1によって自車両CAR1の前方領域の路面にターゲットマークTM2とトラッキングラインTLが緑色のレーザ光によって投影描画される。自車両の運転者はこのターゲットマークTM2を視認することにより、現在の制動操作による自車両CAR1の停車位置が認識できる。したがって、図7(a)のように、ターゲットマークTM2が前走車CAR2に対して十分な距離をおいた手前に投影描画されているときには追突のおそれはないことが認識できる。一方、図7(b)のように、ターゲットマークYM2が前走車CAR2に接近し、あるいは図7(c)のように前走車CAR2に重なったときには追突のおそれがあることが認識できる。このときには運転者はブレーキ操作を強める等の修正を行うことにより追突が回避できるので、運転技量が十分でない運転者でも適切なブレーキ操作を行うことができる。このブレーキ操作の修正によって、投影されるターゲットマークTM2は前走車CAR2に対して手前方向に移動されることになるので、運転者は安全を確認することができる。
また、このとき車両ECU2をオートモードに設定していると、車両ECU2の前方車両認識部22は自車両の前方の前走車CAR2を認識する。そして、運転状態判定部25は描画するターゲットマークTM2と認識した前走車CAR2の各位置を対比し、前走車CAR2に対する追突の危険性を判定する。すなわち、追突するおそれがないときには運転が適切であると判定し、追突のおそれがあるときには不適であると判定する。描画ユニット駆動部26は、この判定が適切のとき、すなわち図7(a)に示したようにターゲットマークTM2が前走車CAR2よりも所定距離だけ手前側にあるときにはターゲットマークTM2を緑色のレーザ光で投影描画する。これにより運転者は自車両CAR1において適切なブレーキ操作が行われていることを認識する。一方、判定が不適と判定されたときには、描画ユニット駆動部26は、図7(b)のようにターゲットマークTM2が前走車CAR2に接近しているときには当該ターゲットマークTM2とトラッキングラインTLを黄色のレーザ光で投影描画し、図7(c)のようにターゲットマークTM2が前走車CAR2と重なっているときには当該ターゲットマークTM2とトラッキングラインTLを赤色のレーザ光で投影描画する。
これにより、自車両CAR1の運転者はターゲットマークTM2とトラッキングラインTLが黄色または赤色で描画されたときには、直ちにブレーキ操作を強めることにより前走車CAR2に対する追突を回避することが可能になる。このとき描画色の違いに応じてブレーキ操作の程度を調整することになる。この修正によりターゲットマークTM2が前走車CAR2よりも所定距離手前に投影描画されるようになれば追突のおそれが回避されるので描画色が緑色になることは言うまでもない。また、このように運転が不適であると判定されて黄色、赤色でターゲットの描画を行うような状況のときには、車両ECU2は警告装置3を動作して運転者に対して警告を報知させ、運転者によるブレーキ操作の修正を確実に行わせるようにしてもよい。さらには車両ECU2の自動制御部27が自動車速制御装置5を制御し、自車両CAR1の車速を強制的に強く減速するようにしてもよく、運転者が適切かつ迅速に修正することができない場合でも安全を確保することが可能になる。
以上の実施形態では自車両CAR1が走行して到達する地点にターゲットマークTM1,TM2を投影描画し、現時点の自車両CAR1からターゲットマークTM1,TM2までの行路をトラッキングラインTLで投影描画しているが、ターゲットマークのみを投影描画するようにしてもよい。トラッキングラインを投影描画することで運転者はターゲットマークを視認し易くなるが、ターゲットマークのみでも運転者が容易に視認することが可能な場合にはトラッキングラインは省略してもよい。
さらに、実施形態では車両ECU2においてオートモードでの制御が可能な例について説明したが、運転支援装置の低コスト化を実現する場合にはマニアルモードでの運転支援が実現できるように構成するのみでもよい。すなわち、レーザ描画ユニットよって自車両の走行先および行路を表示する描画パターンを投影描画する構成のみでもよい。
以上の実施形態は本発明を自動車に適用した例であるが、二輪車に適用することも可能である。二輪車に本発明の運転支援装置を配設することにより、二輪車の前方領域の路面にターゲートマークとトラッキングラインを投影描画することで、運転者は自身が運転する二輪車の走行路を視認することができ、車速や操舵を適切に修正することで、確実な安全走行での運転が可能になる。なお、二輪車の場合には、曲路の走行時にはロール角、すなわちバンク角とも称する路面に対する二輪車の傾き角が大きくなるので、車両ECUにおいては、加速度センサーやジャイロセンサーで検出される加速度や姿勢方向に基づいてターゲットマークとトラッキングラインを適正に投影描画する構成とする必要がある。
図8は本発明の運転支援装置を自動車の駐車ないしは車庫入れに利用した駐車支援形態を説明するための模式的な平面図である。この駐車支援形態では、図2において破線で示したように、車両ECU2に自動車を前方駐車あるいは後方駐車する際に自車両CAR1を移動させる人間の足の位置を認識するための足位置認識部28を備えている。また、レーザ描画ユニット1は、自車両の近傍領域、ここでは自車両CAR1の直前領域の路面上にいわゆる十字キーを模したコントロールパターンCPを投影描画することが可能とされている。このコントロールパターンCPは、図8に示すように、自動車の直進方向の線上に投影される小径の円形をした決定パターンP1と、この決定パターンP1を中心にして自動車の前後方向と、左右方向に向けられた4つの矢印が描画された円環状をした方向指示パターンP2とで構成される。
車両ECU2に接続されている前記撮像カメラCAMはこの投影描画されたコントロールパターンCPを撮像することが可能とされており、前記足位置認識部28は前記撮像カメラCAMで撮像した画像情報から、運転操作する人間(運転者)DRの二本の足が前記コントロールパターンCP上のいずれの位置に存在しているかを検出する。また、前記実施形態においても設けられている自動制御部27は、この足位置認識部28での認識結果に基づいて前記自動操舵装置4と自動車速制御装置5を制御することが可能に構成されている。特に、この自動制御部27においては、足位置認識部28において、人間DRの片方の足が方向指示パターンP2上にあると認識し、かつ当該人間DRの他方の足が決定パターンP2の上にあると認識したときに前記自動操舵装置4と自動車速制御装置5を制御して自車両CAR1を当該認識した矢印方向に移動させる制御を行うように構成されている。
この運転支援装置を利用して自動車を駐車する際、例えば、図8のように自車両CAR1を駐車スペースPSに後方駐車する際には、運転者DRは自身の運転技量の範囲で自車両CAR1を駐車スペースPSの入り口の前方に停車させたうえで、車両ECU2をオートモードに設定して自車両CAR1から降車し、自車両CAR1の直前位置に出てコントロールパターンCPの上に立つ。例えば、図8のように運転者DRから見て自車両CAR1を右方向に寄せながら後退させて駐車スペースPSに入れようとするときには、片方の足で方向指示パターンP1の右後方領域(運転者から見て右前方領域)を踏み、他方の足で決定パターンP2を踏む。この状態は撮像カメラCARで撮像され、撮像された画像に基づいて足位置認識部28は運転者DRの両足の位置がコントロールパターンCPのパターンP1,P2上に存在してこと、および方向指示パターンP2の右後方領域に存在していることを認識する。これを受けて自動制御部27は認識した足位置に基づいて自動操舵装置4と自動車速制御装置5を制御し、自車両CAR1を右後方にゆっくりと移動させる。自車両CAR1が所定距離だけ移動するとこれに伴ってコントロールパターンCPも移動するので、運転者DRの足は自動的にコントロールパターンCPから外れることになり、自車両CAR1は停止する。そのため、自車両CAR1が暴走するようなことはない。さらに自車両CAR1を後方に移動させるには、運転者DRも移動して再びコントロールパターンCPを両足で踏めばよい。これを繰り返すことで自車両CAR1を適切に駐車スペースPS内に移動させることが可能になる。
このように駐車支援に際しては、自車両CAR1の直前の所定領域、すなわち自車両CAR1から所定距離だけ前方の領域にコントロールパターンCPを投影描画し、運転者DRは自車両から降車してコントロールパターンCPの上に立つだけで自車両CAR1を操縦することが可能であるので、運転者は自車両CAR1から離れた位置から自車両CAR1の位置を客観的に確認しながら遠隔操縦して駐車スペースPSに誘導することができ、駐車が苦手な運転者でも容易に駐車を行うことができる。これは、前方駐車の場合でも、あるいは縦列駐車においても同様であり、運転技量の拙い運転者でも駐車を容易に行うことができる。
この支援形態では、コントロールパターンCPに対する人間の足位置が認識可能であれば、コントロールパターンは必ずしも自動車の直前領域に投影描画する必要はないので、例えば自動車の後方直前領域、あるいは自動車の運転者側の側方領域に投影描画するようにしてもよい。特に、縦列駐車の場合には側方領域に投影描画する方が使い勝手が好ましいと言える。また、この実施形態ではコントロールパターンに対する足の位置検出精度を高め、かつコントロールパターンをより複雑なものとすることで、自動車をより正確にかつ適切に操縦することが可能にでき、さらにはエンジンのオン・オフやランプのオン・オフを行うようにすることも可能である。
ここで、以上説明した各実施形態におけるターゲットマーク、トラッキングライン、コントロールパターンの形態や描画色は実施形態のパターンや色に限られるものではなく、適宜に設定することが可能である。また、レーザ描画ユニットは運転者が視認できるパターンであればレーザ描画とは異なる投影描画手段であってもよい。
実施形態では、レーザ描画ユニットをヘッドランプに組み込んだ例を示しているが、ヘッドランプ以外のランプに組みこむようにしてもよい。あるいは、ランプとは独立したレーザ描画ユニットを自動車の車体に直接的に装備するようにしてもよい。このようにしたときには、レーザ描画ユニットを自動車の前部の幅方向の中央位置に配置することができるので、特にトラッキングラインを自動の幅方向の中央位置に投影描画することが容易になる。
本発明は自動車等の運転者が操舵操作、車速操作を行って走行する車両に採用することが可能である。
1 レーザ描画ユニット
2 車両ECU(電子制御ユニット)
3 警告装置
4 自動操舵装置
5 自動車速制御装置
21 道路形状認識部
22 前方車両認識部
23 走行状態認識部
24 路面状態認識部
25 運転状態藩邸部
26 描画ユニット駆動部
27 自動制御部
28 足位置認識部
CAR 自動車
CAM 撮像カメラ
NAV ナビゲーション装置
SV 車速センサー
Sθ 操舵角センサー
SA 加速度センサー
SR 雨滴センサー

Claims (8)

  1. 自車両に対して所要の関係を持つ路面上の地点に所定の描画パターンを投影描画する描画手段を備えており、前記自車両の運転者が当該描画パターンを視認して自車両の走行先を認識することができるように構成したことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記描画パターンは自車両に乗車している運転者が視認可能であることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記描画手段は少なくとも所定時間後に自車両が到達する地点に前記描画パターンを投影描画することを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記到達する地点は自車両の操舵先の位置あるいは減速停止する位置であることを特徴とする請求項3に記載の運転支援装置。
  5. 前記描画パターンは前記到達する地点を表示するターゲットマークと、このターゲットマークと自車両とを結んで自車の走行行路を示すトラッキングラインで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の運転支援装置。
  6. 自車両の走行先の道路形状を認識する手段と、自車両の前方に存在する他車両を認識する手段の少なくとも一方を備え、前記描画パターンが当該道路形状から外れたとき、あるいは当該他車両に接近または重なるときに運転者に対して警告を報知し、および/または自車両の操舵と車速を自動制御する手段を備えることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の運転支援装置。
  7. 前記地点は自車両の近傍位置であり、前記描画パターンと運転者との相対位置関係を認識する手段と、当該認識した相対位置関係に基づいて自車両の移動を制御する手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  8. 前記描画パターンは自車両の移動方向に対応するパターンと自車両の移動・停止に対応するパターンとで構成され、前記移動を制御する手段はこれらパターンと運転者との相対位置関係に基づいて自車両を移動制御することを特徴とする請求項7に記載の運転支援装置。


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