JP2014152019A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】点検作業時にエレベータの乗りかごを容易かつ確実に操作すること。
【解決手段】エレベータ装置10は乗りかご12と、乗りかご12内に設置されたカメラ1と、カメラ1からの画像に基づいて作業者の動作パターンを認識する画像認識部2とを備えている。画像認識部2には予め複数の基準動作パターンが内蔵されており、画像認識部2は、この基準動作パターンを用いて作業者の動作パターンを認識する。画像認識部2の認識結果は駆動制御部3へ送られ、認識された作業者の動作パターンに対応して駆動制御部3は巻上機4を駆動制御する。
【選択図】図1
【解決手段】エレベータ装置10は乗りかご12と、乗りかご12内に設置されたカメラ1と、カメラ1からの画像に基づいて作業者の動作パターンを認識する画像認識部2とを備えている。画像認識部2には予め複数の基準動作パターンが内蔵されており、画像認識部2は、この基準動作パターンを用いて作業者の動作パターンを認識する。画像認識部2の認識結果は駆動制御部3へ送られ、認識された作業者の動作パターンに対応して駆動制御部3は巻上機4を駆動制御する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施の形態はエレベータ装置に関する。
従来のエレベータ装置において、点検作業時にエレベータの乗りかごに特定の動作を実行させる場合、何らかのボタン操作やコマンド入力が必要である。このようにボタン操作やコマンド入力を行なう場合、操作内容によっては方法が複雑であるため、操作者によっては操作ミスを招く場合がある。
上記のとおり、点検作業時にエレベータの乗りかごに特定の動作を実行させる場合、何らかのボタン操作やコマンド入力が必要であり、操作内容によっては方法が複雑であるため、操作者によっては操作ミスを招く場合がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、点検作業時にエレベータの乗りかごを容易かつ確実に操作することができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
本実施の形態は、乗りかごと、この乗りかごを駆動する駆動部とを有するエレベータ装置において、乗りかご内に設置され作業者の動作を撮像するカメラと、カメラからの画像に基づいて、予め内蔵された作業者の複数の基準動作パターンを用いて、作業者の動作パターンを認識する画像認識部と、画像認識部の認識結果に基づいて、駆動部に作業者の動作パターンに対応する駆動制御を実行させる駆動制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータ装置である。
本実施の形態は、画像認識部に、画像認識部の認識結果を作業者に知らせる報知部を接続したことを特徴とするエレベータ装置である。
本実施の形態は、少なくとも画像認識部および駆動制御部は、モード切換部により点検モードに切換えられた後、作動することを特徴とするエレベータ装置である。
本実施の形態は、駆動制御部は、画像認識部からの認識結果に基づいて、乗りかご内に作業者がいないことを確認した後、駆動部に作業者の動作パターンに対応する駆動制御を実行させることを特徴とするエレベータ装置である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は本発明によるエレベータ装置の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、エレベータ装置10は乗りかご12と、この乗りかご12にロープ13を介して連結された吊合いおもり14と、吊合いおもりが巻付けられた巻上機(駆動部)4とを備えている。
また乗りかご12内に、作業者Pの動作を撮像するカメラ1が設置され、カメラ1からの画像は画像認識部2へ送られる。この画像認識部2には、予め作業者Pの複数の基準動作パターンが内蔵されており、画像認識部2はこの基準動作パターンを用いてカメラ1からの画像に基づいて乗りかご12内の作業者Pの動作パターンを特定する(認識する)。
そして画像認識部2で認識された作業者Pの動作パターンは、駆動制御部3に送られ、この駆動制御部3により巻上機4に対して、作業者Pの動作パターンに対応した駆動制御が実行される。
なお、画像認識部2と駆動制御部3とによって制御装置11が構成される。
また、乗りかご12内には、画像認識部2で認識された認識結果を知らせる報知部5が設置されている。この報知部5は、画像認識部2で認識された作業者Pの動作パターン(認識結果)を外部へ知らせるものである。
さらにまた、乗りかご12内には、モード切換部6が設けられ、このモード切換部6によって少なくとも画像認識部2および駆動制御部3が通常モードと点検モードのいずれか一方に切換えられる。この場合、画像認識部2および駆動制御部3に加えて、カメラ1をモード切換部6によって通常モードと点検モードのいずれか一方に切換えてもよい。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図2により説明する。
まず点検作業時に、作業者Pがエレベータ装置の乗りかご12内に乗り込み、乗りかご12内に設置されたモード切換部6を操作して少なくとも画像認識部2および駆動制御部3を通常モードから点検モードに切換える。
次に作業者Pは乗りかご12内において、特定の動作、例えば「人差し指を下に向ける動作」をカメラ1に向って行なう。
カメラ1はこの作業者Pの特定の動作「人差し指を下に向ける動作」を撮像し、カメラ1により撮像された画像は画像認識部2へ送られる。
この場合、画像認識部2には、予め作業者Pの複数の基準動作パターンが内蔵されている。このような基準動作パターンとしては、例えば「人差し指を下に向ける動作」あるいは「人差し指を上に向ける動作」が含まれる。
上述のように複数の基準動作パターンが内蔵された画像認識部2へカメラ1から画像が送られると、画像認識部2は、カメラ1からの画像に基づいて、画像で撮像された動作と、予め内蔵された基準動作パターンとを比較し、作業者Pの動作パターンを特定する(認識する)。例えば画像に「指を下に向ける動作」が撮像されている場合は、作業者の動作パターンは「指を下に向ける動作パターン」であると特定する。
次に画像認識部2からの認識結果が報知部5に送られて、報知部5が作動し、画像認識部2が作業者の動作が「指を下に向ける動作」である旨外部へ報知する。
その後、作業者は乗りかご12から外へ出てから乗り場ドアを閉める。
次にカメラ1からの画像に基づいて、画像認識部2は乗りかご12内に作業者Pがいないことを確認する。
次に画像認識部2からの認識結果が駆動制御部3に送られる。
駆動制御部3には、予め基準動作パターンに対応して乗りかご12を駆動するための駆動制御が内蔵されている。例えば、「指を下に向ける動作」は「点検速度で乗りかごを下降させて、乗りかごを乗りかご上乗り込み位置にもってくる」という駆動制御に対応する。
画像認識部2から駆動制御部3に認識結果が送られ、この認識結果が「指を下に向ける動作」という動作パターンである場合、駆動制御部3は画像認識部2からの認識結果に基づいて、乗りかご12内に作業者Pがいないことを確認した後、巻上機4を駆動制御して、乗りかご12を下降させ、乗りかご12を乗りかご上乗り込み位置にもってくる。
その後作業者Pは、乗り場ドアを開いて乗りかご上乗り込み位置に待機している乗りかご12の上部に乗り込み、乗りかご12の点検作業を行なう。
以上のように本実施の形態によれば、点検作業時にボタン操作やコマンド入力を行なうことなく、作業者Pは簡単な動作を行なうだけで容易かつ簡単にエレベータの乗りかご12を駆動制御することができ、操作の簡略化を図ることができ、かつ誤操作を防止することができる。
1 カメラ
2 画像認識部
3 駆動制御部
4 巻上機
5 報知部
6 モード切換部
10 エレベータ装置
11 制御装置
12 乗りかご
2 画像認識部
3 駆動制御部
4 巻上機
5 報知部
6 モード切換部
10 エレベータ装置
11 制御装置
12 乗りかご
Claims (4)
- 乗りかごと、この乗りかごを駆動する駆動部とを有するエレベータ装置において、
乗りかご内に設置され作業者の動作を撮像するカメラと、
カメラからの画像に基づいて、予め内蔵された作業者の複数の基準動作パターンを用いて、作業者の動作パターンを認識する画像認識部と、
画像認識部の認識結果に基づいて、駆動部に作業者の動作パターンに対応する駆動制御を実行させる駆動制御部と、を備えたことを特徴とするエレベータ装置。 - 画像認識部に、画像認識部の認識結果を作業者に知らせる報知部を接続したことを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置。
- 少なくとも画像認識部および駆動制御部は、モード切換部により点検モードに切換えられた後、作動することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載のエレベータ装置。
- 駆動制御部は、画像認識部からの認識結果に基づいて、乗りかご内に作業者がいないことを確認した後、駆動部に作業者の動作パターンに対応する駆動制御を実行させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のエレベータ装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015229566A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 |
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JPH04371477A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-24 | Toshiba Corp | エレベータの操作制御システム |
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-
2013
- 2013-02-08 JP JP2013023376A patent/JP5632494B2/ja active Active
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