JP2014148904A - エアクリーナ装置 - Google Patents

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Junichi Fukumoto
純一 福元
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Abstract

【課題】メンテナンス作業を容易に且つ適切にすることが可能なエアクリーナ装置を提供する。
【解決手段】エアクリーナ装置11は、吸気のためのインレット16を有し、フィルタ20を着脱可能に収容するケース12と、エンジンの吸気側に接続されるアウトレット19を有し、ケース12に対して開閉可能に組み付けられたキャップ13とを備える。そして、ケース12とキャップ13との間にはそれらを閉鎖状態にクランプするクランプ33を設けるとともに、そのクランプ33にはキャップ13を開放状態で保持可能な保持部33bを設けた。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のエンジンに吸引されるエアを濾過するためのエアクリーナ装置に関する。
この種のエアクリーナ装置としては、従来、例えば特許文献1に示すものが知られている。このような従来構成のエアクリーナ装置は、フィルタが収容されたケースが車体側に固定され、このケースに対してキャップがヒンジにより開閉回動可能に結合されている。さらに、ケースにはダクトを介して大気に開放されるインレットが突設され、キャップにはエンジンの吸気側に接続されるアウトレットが突設されている。
特開2012−219775号公報
ところで、上述のような従来構成のエアクリーナ装置においては、キャップのアウトレットとエンジンの吸気側との間には、ホースが介在されている。このため、フィルタの交換や清掃等のメンテナンス作業を行うべくキャップを開放状態で維持するには、ホースの弾性反力やキャップの自重などの荷重に抗する大きな力が必要となる。
したがって、メンテナンス作業の場合には、このような荷重を片方の手で受けながら、もう片方の手で不安定な状態でメンテナンス作業を行わなければならないため、その作業をしにくいという問題がある。このため、フィルタの誤組み付けのおそれがあるばかりでなく、クリーンサイド側へダストが混入するおそれもある。
このような問題を解決するためには、ホースとして蛇腹部分が長さ方向において広範囲に設けられたものを使用することが考えられるが、このようなホースは、高価であるばかりでなく、振動しやすく、耐久性に不安がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものである。その目的とするところは、メンテナンス作業を容易に且つ適切にすることが可能なエアクリーナ装置を提供することにある。
上記課題を解決するエアクリーナ装置は、吸気のためのインレットを有し、フィルタを着脱可能に収容するケースと、エンジンの吸気側に接続されるアウトレットを有し、前記ケースに対して開閉可能に組み付けられたキャップとを備え、前記ケースと前記キャップとの間にはそれらを閉鎖状態にクランプするクランプを設けるとともに、そのクランプには前記キャップを開放状態で保持可能な保持部を設けた。
この構成によれば、手でキャップを開放状態に持つ必要がなく、保持部によってキャップを開放状態で保持することができるので、フィルタのメンテナンスを両手で行うことができる。したがって、メンテナンス作業を容易に且つ適切にすることができる。
本発明によれば、メンテナンス作業を容易に且つ適切にすることができる。
一実施形態のエアクリーナ装置の正断面図。 同エアクリーナ装置においてキャップが閉鎖状態でロックされたときの状態を示す側面図。 同エアクリーナ装置においてキャップが開放状態で保持されたときの状態を示す正面図。 図3の側面図。 変更例のエアクリーナ装置の側面図。
以下、エアクリーナ装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、車両のエンジンルーム内に配置されるエアクリーナ装置11は、上端部に開口部12aを有した有底箱状をなす合成樹脂製のケース12と、下端部に開口部13aを有した有蓋箱状をなす合成樹脂製のキャップ13とを備えている。キャップ13は、ケース12に対してそれらの後部においてヒンジ部14を介して開閉可能に連結されている。
ケース12の開口部12aの周縁には、ケース側フランジ15が形成されている。ケース12の周壁の一側部には、ダクト(図示略)を介して大気に開放される円筒状のインレット16が突設されている。キャップ13の開口部13aの周縁には、ケース側フランジ15と対応するキャップ側フランジ17が形成されている。キャップ13には、エンジンの吸気側に一部が蛇腹状のホース18を介して接続される円筒状のアウトレット19が突設されている。
図1に示すように、ケース12内には、インレット16から流入するエアを濾過するフィルタ20が着脱可能に取り付けられている。フィルタ20は、エアを濾過するための襞折り状の不織布等よりなるエレメント21と、エレメント21の外周に形成された合成樹脂よりなるシール枠部22とを備え、シール枠部22の外周には、ゴム等の弾性材料よりなるシール部材23が取り付けられている。
そして、キャップ13がケース12の開口部12aを閉鎖した閉鎖状態にある場合、フィルタ20は、シール枠部22の外周のシール部材23において、ケース側フランジ15とキャップ側フランジ17とで挟持された状態となる。この状態では、ケース12とキャップ13との間がシール部材23によって気密にシールされる。
図1及び図2に示すように、ケース12のヒンジ部14を有する辺の両側の辺、つまり左右両側部27における上部には、支持部31がそれぞれ一体形成されている。両支持部31には、帯状の金属板よりなる板ばねを曲げ加工することによって形成されたクランプ33の基端部がそれぞれ軸32を介して回動可能に支持されている。
各クランプ33は、その長さ方向の中間部に位置するクランプ部33aが閉鎖状態のキャップ13のキャップ側フランジ17の上面に係止されることで、キャップ13をその閉鎖状態にロックする。各クランプ33は、キャップ13を閉鎖状態でクランプした位置において上方に向かって延び、その先端部には保持部33bが形成されている。保持部33bは、合成樹脂やゴム等によってコーティングされている。
各クランプ33は、各軸32を中心に回動されることにより、キャップ13に対するクランプ状態を解除する。キャップ13の左右両側部27の下部には、係合部30がそれぞれ突設されている。係合部30は、その下面側に凹部30aを有している。そして、図3及び図4に示すように、キャップ13の開放状態において、各係合部30の凹部30aとクランプ33の保持部33bとをそれぞれ係合させることで、キャップ13が開放状態で保持される。
次に、上述したエアクリーナ装置11の作用について、フィルタ20のメンテナンス作業に着目して説明する。
さて、図1に示すように、エアクリーナ装置11のフィルタ20を交換したり清掃したりする場合には、まず、各クランプ33をクランプ位置から下方のクランプ解除位置に回動させる。続いて、図3及び図4に示すように、キャップ13をキャップの自重及びホース18の弾性反力に抗して開放させた状態で、各クランプ33の保持部33bをキャップ13の係合部30の凹部30aに挿入する。これにより、キャップ13から手を離してもキャップ13が開放状態で保持される。
したがって、ケース12内に収容されたフィルタ20を、ケース12の前側から開口部12a(図1参照)を通じて取り出したり、ケース12内にセットしたりすることができる。フィルタ20をケース12内にセットした後、各クランプ33を各係合部30との係合から外し、キャップ13を閉じて各クランプ33をキャップ13のロック位置に回動させると、キャップ13が各クランプ33によって閉鎖状態でロックされる。
このように、本実施形態のエアクリーナ装置11では、キャップ13を開放状態で保持することができるので、フィルタのケース12に対する出し入れ等を両手で行うことができる。このため、フィルタ20を誤組み付けしたり、ダストがクリーンサイド側に侵入したりすることを、適切に回避できる。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)この実施形態のエアクリーナ装置11は、キャップ13を開放状態で保持可能な係合部30と保持部33bとを備えている。このため、ケース12内に収容されたフィルタ20の出し入れ等に際して、キャップ13を片手で持つことが不要になる。したがって、フィルタ20のメンテナンス作業を両手で容易かつ適切に行うことができる。よって、フィルタ20のメンテナンス作業を誤りなく効率よく行うことができる。
(2)この実施形態のエアクリーナ装置11においては、各係合部30と各保持部33bとは、エアクリーナ装置11の左右両側部27に配置されている。このため、ケース12に対するフィルタ20の出し入れを行う際に、各係合部30と各保持部33bとが当該出し入れの妨げとなることを抑制することができる。
(3)この実施形態のエアクリーナ装置11においては、各係合部30はキャップ13と一体成形され、各保持部33bは各クランプ33の一部であるため、部品点数が増えることを避けることができる。
(4)この実施形態のエアクリーナ装置11においては、各係合部30は、各保持部33bが挿入される凹部30aを備えている。このため、キャップ13を開放状態に保持する際に、各保持部33bが各係合部30から外れてしまうことを防止できる。
(5)この実施形態のエアクリーナ装置11においては、各保持部33bは、合成樹脂やゴム等によってコーティングされている。このため、各保持部33bを指で動かす際に、その作業を容易に行うことができる。
(6)各クランプ33の基端部を支持する各軸32は、左右両側部27におけるケース12の上端部に配置されているため、各クランプ33の長さを抑えることができる。すなわち、各クランプ33の長さを抑えるには、各クランプ33の基端部を支持する各軸32を、左右両側部27におけるケース12において、できるだけキャップ13に近い位置に配置することが好ましい。
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図5に示すように、各クランプ33の先端部をヒンジ部14と反対側へ近づけるようにしてもよい。このようにすれば、キャップ13をヒンジ部14から離れた位置で閉鎖状態に強固にクランプできるとともに、キャップ13を大きく開放した状態で保持することができる。
・実施形態のエアクリーナ装置11において、各クランプ33をキャップ13側に設け、各係合部30をケース12側に設けるようにしてもよい。
・保持部33bは、必ずしもエアクリーナ装置11の左右両側部27に配置する必要はない。例えば、保持部33bをエアクリーナ装置11におけるヒンジ部14とは反対側の側部に配置するようにしてもよい。この場合、保持部33bは、ケース12に対するフィルタ20の出し入れの妨げにならない位置に配置することが好ましい。
・実施形態のエアクリーナ装置11において、ヒンジ部14を省略し、ケース12に対してキャップ13を、クランプ33やボルトなどによって取り付けるように構成してもよい。
・実施形態のエアクリーナ装置11は、傾斜状に配置してもよい。
11…エアクリーナ装置、12…ケース、13…キャップ、14…ヒンジ部、16…インレット、19…アウトレット、20…フィルタ、30a…凹部、33…クランプ、33a…クランプ部、33b…保持部。

Claims (5)

  1. 吸気のためのインレットを有し、フィルタを着脱可能に収容するケースと、
    エンジンの吸気側に接続されるアウトレットを有し、前記ケースに対して開閉可能に組み付けられたキャップと
    を備え、
    前記ケースと前記キャップとの間にはそれらを閉鎖状態にクランプするクランプを設けるとともに、そのクランプには前記キャップを開放状態で保持可能な保持部を設けたエアクリーナ装置。
  2. 前記キャップは、前記ケースに対してヒンジ部を介して連結されている請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  3. 前記クランプは、前記ヒンジ部を有する辺の両側の辺に設けられている請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  4. 前記クランプを板ばねによって構成し、その長さ方向の中間部に前記キャップを閉鎖状態にクランプするクランプ部を設けるとともに、先端部に前記保持部を形成した請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載のエアクリーナ装置。
  5. 前記キャップは、前記クランプの保持部が係合される凹部を備えている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のエアクリーナ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014008162A1 (de) * 2014-06-04 2015-12-17 Mann + Hummel Gmbh Filtergehäuse mit Aufnahmevorrichtung und Filtersystem

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102014008162B4 (de) * 2014-06-04 2018-10-18 Mann+Hummel Gmbh Filtergehäuse mit Aufnahmevorrichtung und Filtersystem

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