JP2014147952A - 成形品の製造方法、鋳型形成用ワックス型の作成方法、ワックス材及びワックス型作成キット - Google Patents

成形品の製造方法、鋳型形成用ワックス型の作成方法、ワックス材及びワックス型作成キット Download PDF

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Abstract

【課題】アクセサリ等を製造する際に、熟練した作業者以外の者であっても、鋳型形成用のワックス型をより簡単かつ高い利便性をもって作成できること。
【解決手段】ワックス材によってワックス型を作成するワックス型作成工程と、前記ワックス型作成工程において作成されたワックス型から鋳型を形成する鋳型形成工程と、前記鋳型形成工程において形成された鋳型によって加工目標の原型を鋳造する鋳造工程と、前記鋳造工程において鋳造された前記加工目標の原型に仕上げ加工を施す仕上げ工程と、を含み、前記ワックス型作成工程は、前記ワックス材を溶融させて盛り付ける工程を含む成形品の製造方法とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクセサリ等の成形品の製造方法、鋳型形成用ワックス型の作成方法、ワックス材及びワックス型作成キットに関する。
従来より、アクセサリ等の成形品に関して、ワックスによってアクセサリ等の原型であるワックス型を作成し、このワックス型を用いて形成した鋳型によって、金属製のアクセサリ等を製造する技術が知られている。このような製造技術に関して、アクセサリにおいては、主にハードワックスと呼ばれるワックス材が用いられており、ブロック状のハードワックスを切削加工してワックス型が作成される。ワックス型を用いたアクセサリの製造技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開平09−140422号公報
しかしながら、ハードワックスを用いてワックス型を作成する場合、切削加工等の作業負担が大きく、また加工に失敗した場合に修復し難いことにより、熟練した作業者以外の、例えば一般人が手工芸により作成する場合に、簡単かつ高い利便性をもってワックス型を作成することが困難であった。
本発明の課題は、アクセサリ等を製造する際に、熟練した作業者以外の者であっても、鋳型形成用のワックス型をより簡単かつ高い利便性をもって作成することである。
上記課題を達成するために、本発明は、以下のような解決手段とした。
(1) ワックス材によってワックス型を作成するワックス型作成工程と、前記ワックス型作成工程において作成されたワックス型から鋳型を形成する鋳型形成工程と、前記鋳型形成工程において形成された鋳型によって加工目標の原型を鋳造する鋳造工程と、前記鋳造工程において鋳造された前記加工目標の原型に仕上げ加工を施す仕上げ工程と、を含み、前記ワックス型作成工程は、前記ワックス材を溶融させて盛り付ける工程を含むことを特徴とするアクセサリの製造方法。
本発明によれば、アクセサリ等を製造する際に、熟練した作業者以外の者であっても、鋳型形成用のワックス型をより簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るアクセサリの製造方法を示すフローチャートである。 ワックス型作成工程の作業状態を示す模式図である。 リング状に形成したワックス型3に、別途作成した花形のパーツ4のワックス型を接着したデザイン例を示している。 モデリング用ワックス材1によって形成された基本構成部材100の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る成形品の製造方法を示すフローチャートである。この実施の形態では、この成形品がアクセサリであり、指輪を製造する場合を例に挙げて説明する。
図1において、本実施形態に係るアクセサリの製造方法は、ワックス型作成工程(ステップS1)と、鋳型形成工程(ステップS2)と、鋳造工程(ステップS3)と、仕上げ工程(ステップS4)とを含む。
[ワックス型作成工程]
ワックス型作成工程では、本発明を適用した鋳型形成用ワックス型の作成方法によって、ワックス型を作成する。
図2は、ワックス型作成工程の作業状態を示す模式図である。
図2に示すように、本実施形態におけるワックスペン10には、電熱線等を備えた温度制御装置11が備えられており、ワックス型作成工程では、ワックスペン10のペン先がモデリング用ワックス材1の溶融温度以上の所定温度範囲に制御される。そして、作業者は、ワックスペン10のペン先(具体的には、後述する屈曲滞留部12)を、棒状あるいはブロック状等のモデリング用ワックス材1の供給用固体1Aに接触させる。すると、モデリング用ワックス材1が溶融し、モデリング用ワックス材1がペン先(屈曲滞留部12)に溶かし取られる。そして、作業者は、ワックスペン10のペン先(屈曲滞留部12)に滞留したワックスの液滴を、芯金棒等の盛り付け対象部材2に付着させながら盛り付けていく。このように盛り付けられたワックスは冷却されて固化し、盛り付け後の形状が保持される。なおワックスペン10は、作業に応じて形状等の異なる種々のペン先が用意されており、作業者によりペン先を交換可能に構成されている。これにより作業者は、作業、好み等に応じて、所望するペン先を使用してワックスペン10を使用することができる。これによりこの図2に示すワックスペン10のペン先は、1例を示すものである。
例えば、所望の直径を有する芯金棒の周囲にワックスの液滴を盛り付けて行くことで、必要とする内径を有するリング状のワックス型3(図3参照)が作成される。これによりアクセサリを製造する際に、熟練した作業者以外の者であっても、鋳型形成用のワックス型をより簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。
さらにこの実施形態において、モデリング用ワックス材1は、溶融して盛り付ける作業に適した材料特性を有している。これによりこの実施形態では、アクセサリを製造する際に、熟練した作業者以外の者であっても、鋳型形成用のワックス型をより一段と簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。またさらにこのモデリング用ワックス材1は、スパチュラ等の切削工具を使用して容易に切削することも可能であり、これにより盛り付けたワックスを切削により加工して簡易に所望の形状に加工することができ、これによっても一段と簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。
またこれらにより失敗しても修整して何度も作り直すことができ、これによっても一段と簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。なお、モデリング用ワックス材1の具体的な材料特性については、後に詳述する。
また、ワックス型作成工程では、ワックス型3にモデリング用ワックス材1をさらに盛り付けることや、別途作成したパーツのワックス型をモデリング用ワックス材1で接着すること等により、作業者の意図する種々のデザインを構成することが可能である。
図3は、リング状に形成したワックス型3に、別途作成した花形のパーツ4のワックス型を接着したデザイン例を示している。
別途作成されるパーツのワックス型については、モデリング用ワックス材1を盛り付けて作成することや、ハードワックスを切削して作成すること等が可能である。
[鋳型形成工程]
鋳型形成工程では、ワックス型作成工程で作成したワックス型3を、石膏に埋め込む。そして、石膏に熱を加えて焼き固めると共にワックス型3を溶融させ、溶融したワックスを外部に排出する。
これにより、焼き固められた石膏からなる鋳型が形成される。
[鋳造工程]
鋳造工程では、鋳型形成工程で形成された鋳型に溶融金属(例えば、白金、金、銀、銅あるいはこれらの合金等)を流し込み、冷却する。これにより、鋳型内のワックス型3が消失した空間にワックス型3と略同形の金属(加工目標であるアクセサリの原型)が形成される。そして、鋳型の石膏を破砕することによって、ワックス型と略同形の金属が取り出される。
[仕上げ工程]
仕上げ工程では、鋳造工程で取り出したワックス型と略同形の金属に歪み矯正、やすりがけ等の仕上げ加工を行い、アクセサリとして完成させる。
なお、仕上げ工程において、アクセサリに宝石を埋め込む等のさらなる加工を施すことも可能である。
[モデリング用ワックス材1の材料特性]
次に、本実施形態において用いるモデリング用ワックス材1の材料特性について説明する。
本実施形態において用いるモデリング用ワックス材1は、所定の材料特性(硬度、融点及び粘度)を有している。具体的に、モデリング用ワックス材1は、融点が63℃以上、67℃以下であり、これにより初心者でもワックス型を作成する作業性を十分に確保できるように構成される。具体的に融点が高い場合には、ワックスが硬くなり、これにより盛り付けたワックスを切削により加工する際の作業性が悪くなる。またこれとは逆に、融点が低い場合には、ワックス型を不注意に手にした際の変形等が発生し易くなる。
またさらにモデリング用ワックス材1は、JIS K2207:1996に規定の針入度試験による硬度が、10以上、21以下であり、これによっても初心者でもワックス型を作成する作業性を十分に確保できるように構成される。なお針の侵入距離0.1mmが針入度1である。また試験温度は20℃±2℃であり、おもりは250g、試験時間は5秒である。すなわちワックス硬度が高い場合には、盛り付けたワックスを切削により加工する際の作業性が悪くなる。またこれとは逆に、硬度が低い場合には、簡易に切削できるものの、変形し易くなり、これにより作業性が悪くなる。
より具体的に、モデリング用ワックス材1には、ハード、ミディアム、ソフトの3種類のワックスが用意されており、作業者の技量、好み、作成する作品等に応じて選択できるようになされている。この3種のワックスのうち、ハードは、融点が67℃、硬度が10以上、11以下に設定される。またミディアムは、融点が65℃、硬度が15以上、17以下に設定され、ソフトは、融点が63℃、硬度がこれにより20以上、21以下に設定される。これにより例えば気温等の作成条件により、さらには作成する作品、作業者の好み、技量により材料を選択して、より作業者の使い勝手、利便性を向上することができる。
なおこのような作業に供する材料に既存のいわゆるソフトワックスを適用することも考えられるが、このソフトワックスは常温(例えば20[℃]±15[℃])の範囲において硬度が低く、これにより少しの応力で形状が変化し、実用上、例えば一般人が手工芸により作成する場合に、形状を十分には保持できない。
これに対し、本実施形態におけるモデリング用ワックス材1は、常温の範囲において十分な硬度を有しているため、盛り付け後の作業中においても、形状を保持することが容易である。
また、モデリング用ワックス材1は、固化した状態から上記融点を超えた場合には、従来のハードワックスよりも粘度の低い液状体となる。
即ち、ハードワックスをワックスペンで溶かし取ろうとすると、糸を引いた状態となり、溶かし取ることが困難である。
これに対し、モデリング用ワックス材1の場合、ワックスペン10によって容易に溶かし取ることができる。
また、モデリング用ワックス材1は、従来のハードワックスよりも融点が低いことからも、溶かし取ることが容易である。
また、従来のハードワックスの場合、溶かし取ったワックスが固化し易いため、ワックスペンから盛り付け対象部材等に盛り付ける作業も困難である。
これに対し、モデリング用ワックス材1の場合、ワックスペン10に滞留している間も固化し難く、盛り付け対象部材2等に盛り付ける作業も容易である。
さらに、モデリング用ワックス材1は、盛り付け後においてもワックスペン10によって再度溶融させることができるため、ワックス型3の作成において誤って加工した場合であっても、誤った加工箇所を簡単に修正することができる。
またこのように溶かして盛り付けた後、切削加工する場合において、従来のハードワックスは硬度が高いことにより、加工に力を要し、このため作業に熟練を要することになる。これに対して既存のソフトワックスは、軟らかいことにより、切削加工対象部分以外の部位の変形等に充分に留意することが必要になる。しかしながらこのモデリング用ワックス材1によれば、このような切削加工の場合でも、従来に比して簡単かつ高い利便性を確保することができる。
[ワックスペン10の具体的構成]
次に、本実施形態におけるワックスペン10の具体的構成について説明する。
本実施形態におけるワックスペン10は、モデリング用ワックス材1が特有の材料特性を有することから、モデリング用ワックス材1を溶融させて盛り付けるために適した構成とされている。
具体的には、モデリング用ワックス材1の供給用固体1Aからワックスを溶かし取り易くする為に、ペン先の部材は、直径0.1mm〜1.5mm程度の線状とされている。さらに、溶かし取ったワックス材の液滴を滞留させ易くする為に、先端部は90度程度、屈曲している(以下、先端部の屈曲している部分を「屈曲滞留部12」と称する)。
また、ワックスペン10は、ペン先の温度をモデリング用ワックス材1の融点の温度範囲内に制御する温度制御装置11を備えている。温度制御装置11は、電熱線等の熱源と、熱源の出力を制御する制御部とを備え、熱源で発生した熱がペン先に伝達される構成となっている。
このような構成により、モデリング用ワックス材1の供給用固体1Aから少量ずつワックス材を溶かし取ることができると共に、溶かし取ったワックス材の液滴をワックスペン10の屈曲滞留部12に容易に保持することができる。また、ワックスペン10の屈曲滞留部12は、90度程度、屈曲した構造を有している。そのため、形状が直線状である場合に比べ、溶かし取られたワックスが、過熱された線状の部材に囲まれることから、ワックスペン10は、ワックスが固化し難い構造となっている。
そのため、ワックスペン10を用いることで、モデリング用ワックス材1を溶かし取って盛り付ける作業をより容易に行うことが可能となる。
以上のように、本実施形態におけるアクセサリの製造方法では、ワックス型作成工程において、モデリング用ワックス材1をワックスペン10によって溶融させ、ペン先に滞留したワックスの液滴を盛り付ける工程を経て、ワックス型3が作成される。
本実施形態において用いるモデリング用ワックス材1は、上記実施形態に示すように、ハードワックスとソフトワックスとの間の硬度、融点及び粘度を有している。また、ワックスペン10は、モデリング用ワックス材1の材料特性と適合する構成を有している。
そのため、本実施形態におけるアクセサリの製造方法では、ワックスペン10によってワックスを盛り付ける作業が容易である。また、誤って加工した箇所も、スパチュラにより切削したり、ワックスペン10によりワックスを盛り直したりして修正可能である。
したがって、アクセサリを製造する場合に、鋳型形成用のワックス型をより簡単かつ高い利便性をもって作成することが可能となる。
なお、上記実施形態においては、アクセサリの例として、指輪を製造する場合を例に挙げて説明したが、指輪以外であっても、ネックレスやイヤリングのチャーム、あるいは、ブローチ等の種々のアクセサリを製造することが可能である。
(変形例1)
上記実施形態においては、溶融したモデリング用ワックス材1を盛り付けることで、ワックス型3を形成する場合を例に挙げて説明した。
これに対し、モデリング用ワックス材1で、種々の形状の基本構成部材を予め形成しておき、基本構成部材を加工してワックス型3を形成することが可能である。
図4は、モデリング用ワックス材1によって形成された基本構成部材100の例を示す図であり、図4(a)は平打ちリング状、図4(b)は平板状、図4(c)は球状、図4(d)はブロック状、図4(e)は装飾部ベース付きリング状に構成された例を示している。なお、図4(d)における装飾部ベースは、リング状の部分における一部が、他の部分より径方向に厚く構成された「加工しろ」の部分である。
基本構成部材100は、形成される種々のワックス型3を想定して、モデリング用ワックス材1によって予め基本的な形状を構成した部材である。
作業者は、これらの基本構成部材100を使用することで、より簡単にワックス型3を形成することが可能となる。
例えば、平打ちリング状の基本構成部材100の場合、指輪のワックス型3の原型とすることができる。また平板状の基本構成部材100については、例えば油性ペンでデザイン(イニシャルなど)を下書きし、この下書きに基づいてワックスペン10で装飾を施し、スパチュラで切り取ることにより、シート状のチャームを簡単に作成することができる。
また、装飾部ベース付きリング状に構成された基本構成部材100を用いた場合、装飾部ベースに所望の図柄(例えば、どくろマークや花の紋様等)を描いたり、装飾部ベースを溶融あるいは切削によって立体的な形状(例えば、花や動物の形状等)に成形したりすることにより、リング部分と一体的に装飾を施した指輪のワックス型3とすることができる。
(変形例2)
上記実施形態では、モデリング用ワックス材1を盛り付ける場合、モデリング用ワックス材1を単体で用いてワックス型3を形成する場合を例に挙げて説明した。
これに対し、ハードワックスやソフトワックスを用いて形成されたワックス型に、モデリング用ワックス材1を盛り付けてワックス型3を形成することが可能である。
このような場合、ハードワックスやソフトワックスを用いて形成されたワックス型に対し、本実施形態におけるモデリング用ワックス材1を盛り付けることによる装飾を付加できるため、多様なワックス型を形成することが可能となる。
(変形例3)
本実施形態におけるモデリング用ワックス材1は、ハードワックスあるいはソフトワックスと融点及び粘度が異なることから、ワックスペン10の構成は、上述の通り、モデリング用ワックス材1に適したものとされている。
具体的には、ワックスペン10は、ペン先の温度をモデリング用ワックス材1の融点の温度範囲内に制御する温度制御装置11を備え、ペン先には屈曲滞留部12が形成されている。
これらモデリング用ワックス材1及びワックスペン10は、組み合わせて使用されることが想定されるため、これらをセットにしたワックス型作成キットとして提供することにより、本実施形態におけるワックス型3を作成する際の利便性を高めることができる。
なお、モデリング用ワックス材1及びワックスペン10に加え、種々の上記基本構成部材100をセットに加えたワックス型作成キットとしても良い。
この場合、本実施形態におけるワックス型3を作成する際の利便性をさらに高めることができる。
また上述の実施形態では、アクセサリを作成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばフィギア等の各種の成形品を作成する場合に広く適用することができる。
1 モデリング用ワックス材、1A 供給用固体、11 温度制御装置、12 屈曲滞留部、2 盛り付け対象部材、3 ワックス型、4 パーツ、100 基本構成部材

Claims (6)

  1. ワックス材によってワックス型を作成するワックス型作成工程と、
    前記ワックス型作成工程において作成されたワックス型から鋳型を形成する鋳型形成工程と、
    前記鋳型形成工程において形成された鋳型によって加工目標の原型を鋳造する鋳造工程と、
    前記鋳造工程において鋳造された前記加工目標の原型に仕上げ加工を施す仕上げ工程と、を含み、
    前記ワックス型作成工程は、前記ワックス材を溶融させて盛り付ける工程を含むことを特徴とする成型品の製造方法。
  2. 前記ワックス材は、融点が63℃以上、67℃以下であり、JIS K2207:1996に規定の針入度試験による硬度が、10以上、21以下であることを特徴とする請求項1に記載の成形品の製造方法。
  3. 前記ワックス型作成工程は、予め用意された形状の基本構成部材に、前記ワックス材を溶融させて盛り付ける工程を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の成形品の製造方法。
  4. 成形品の製造のための鋳型形成用ワックス型の作成方法であって、
    融点が63℃以上、67℃以下であり、JIS K2207:1996に規定の針入度試験による硬度が、10以上、21以下であるワックス材を溶融させて盛り付ける工程を含むことを特徴とする鋳型形成用ワックス型の作成方法。
  5. 成形品の製造のための鋳型形成用ワックス型の作成に用いるワックス材であって、
    融点が63℃以上、67℃以下であり、JIS K2207:1996に規定の針入度試験による硬度が、10以上、21以下であることを特徴とするワックス材。
  6. 成形品の製造のための鋳型形成用ワックス型の作成に用いるワックス型作成キットであって、
    融点が63℃以上、67℃以下であり、JIS K2207:1996に規定の針入度試験による硬度が、10以上、21以下であるワックス材と、
    先端部の温度を前記ワックス材の融点の温度範囲に制御する温度制御部を備え、前記先端部は屈曲した線状部材によって構成されるワックスペンと、
    を含むことを特徴とするワックス型作成キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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